5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2018年度11月のまとめ

健康

気温も低くなり水分補給を自らする姿が減ってきたので、室内遊びの時でも水分補給をするよう声をかけて促していった。手洗いも早く済ませたくて水だけで洗う子もいたので、手洗いの大切さを伝えて意識していけるよう配慮していった。

人間関係

お店やさんごっこの製作物決めや発表会の配役決めなどグループやクラスで話し合う機会を作った。たくさんの意見が出てまとめるのに困っているときは、保育者も子どもの様子をみながらアイデアを出して子どもたちで相談し決定できるよう援助いていった。お店やさんごっこでは、「○○ください」「何味がいいですか?」など様々な友だちや中学生とやりとりを楽しむことができた。

環境

小学校のマラソン大会応援に行った経験からマラソンごっこを遊びの中に取り入れ楽しんでいた。小学校の秋祭りにも参加させてもらい就学への楽しみや期待感が湧いてきたように感じた。

言葉

友だちと遊ぶ中で遊び方やルールを決めて楽しんでいる姿があるが、ルールを守らなかった、自分はこうしたいのにしてくれなかったなどのトラブルもみられた。強い口調で言ったり、押したりする姿もあったので、保育者も仲立ちしながら友だちに思いを伝えたい時にはどうしたらいいか、子どもたちと話し合う機会を設けていった。

表現

様々な楽器を用意し、興味のある楽器を使って遊びの中で友だちと音を合わせる楽しさや鍵盤ハーモニカで奏でる楽しさが感じられるようにしていった。それぞれの楽器の担当が決まると友だち同士で演奏してみる姿があった。発表会に向けて一人一人が自信をもって取り組めるように楽器遊びの時間を作り子どもたちの姿を認めていった。

食育

収穫したさつま芋を使ってスイートポテト作りを楽しんだ。作りながら芋の匂いに気付いたり、ゆでた芋の熱さや感触に気付いたり、クッキングする喜びを味わうことができた。アイアイの利用者の方と園のみんなの分を作ることを伝えると驚いていたが、「お寿司の形だよ」と丸めることも楽しんでいた。…

5歳ぞう組2018年度10月のまとめ

健康

運動会にむけて取り組んできたことが自信や意欲となり、行事後も積極的に縄跳びやリレーを取り入れて楽しんでいた。また、逆上がりにも挑戦する姿が多く見られた。行事当日だけでなくその後の様子も大切にし、できるようになった喜び、新しいことに挑戦する気持ちを育めるようにしていきたい。

人間関係

友だちが縄跳びや逆上がりが上達すると、「○○ちゃんができたよ」と一緒に喜んだり、保育者に知らせたりしていた。喜びを共有し、友だちへの関心を深めるとともに、自信や意欲につながるよう関わっていった。

リレーやボール遊びの中でチーム分けの際、話し合いがうまく進まず遊びが始まらないことがあった。必要に応じてリードすることで、自分たちで遊びを展開する楽しさ、相手の思いを受け入れる姿に繋げていった。

環境

戸外活動や芋ほりを通して、木の実や芋の形を観察し、友だちと大きさや色を比べて違いや似ているところを発見して楽しめるようにしていった。集めた木の実や園庭の落ち葉を使い、ケーキやごちそうを作って楽しむ姿も見られた。今後も季節の自然物に触れる機会を大切にして遊びを広げられるようにしていく。

言葉

手つなぎ鬼や大根抜きなど新しい遊びを取り入れることで興味を示し、友だちと誘い合って楽しんでいた。遊びを進めていく中で、相手への口調が強くなったり、些細なことでトラブルになったりすることもあった。お互いの思いを大切にし、言葉や伝え方をどのようにしたらよかったか考えられるように関わっていった。

表現

行事の中で楽しかったこと、嬉しかったことを絵画で表現する際、写真を使ったり、その時の様子を一緒に思い出したりして、イメージを広げて描けるように関わっていった。友だちの絵を参考にする姿も認めながら、自分で気づいたことも描けるように声をかけていった。

運動会で使用した曲に興味を示し、音楽に合わせて歌や踊りを楽しんでいた。興味関心を大切にし、踊りや歌を継続して楽しめるようにしていきたい。

食育

食事中に、横を向く、肘をつく、食器を持たないなどの姿が多く見られた。楽しく食事をする雰囲気を大切にしながら、意識するポイントに1つずつ取り組むことで、マナーを意識する姿が増えていった。

サツマイモの収穫では、土の感触や香り、芋の重さなど五感で楽しみ、自分たちで植えたものを収穫する喜びを味わえることができて良かった。…

5歳ぞう組2018年度9月のまとめ

健康

運動会を目標に縄跳びや組体操に親しみ、全身を使った動きを楽しめるようにしていった。個々の姿に合わせて声をかけ、やる気や自信に繋げられるように関わっていった。少しずつ手足の動き方を覚え、友だちと互いを認め合いながら上達する喜びを感じていた。

人間関係

チーム分けをすると、「○○くんと一緒がいい」、「自分はこの順番がいい」とトラブルになることがあった。自分たちで話し合う姿を大切にしながら、必要に応じて保育者がリードし、相談や協力することで思いを共有したり、解決策を考えたりできるように関わっていった。

環境

絵本やパネルシアター、歌を通して月に触れていった。「昨日はこんな形だった」など話題に上がることが増え、興味が広がっていった。今後も様々な形で触れて、伝統文化や季節の行事への興味を広げていけるようにしたい。

運動会にむけての活動の中で、物の重さや形の違い、順番に触れる機会を作っていった。気づきや違いを友だちと伝えあったり、自分なりに工夫したりして楽しんでいたので、今後も機会を大切にしていく。

言葉

運動遊びを通して、友だちの頑張りを言葉で認めたり、できるようになったことを一緒に喜んだりする姿が見られた。保育者も率先して声をかけ、思いを伝える大切さ、伝えてもらう喜びを感じられるようにしていった。

表現

色々な音楽に触れ、踊ったり歌ったりする機会を増やし、音楽に合わせて体を動かす楽しさを味わえるようにしていった。また、楽しんでいる様子、頑張っている姿を色々な方に見てもらうことで、認めてもらう喜び、もっとやりたいという意欲に繋がっていった。今後も、表現する楽しさを味わえるように関わり方を工夫していく。

食育

体を動かす時間が増えたことで、「今日のご飯何かな?」と楽しみにし、意欲的に食事をする姿に繋がっていった。また、午後からの活動を伝えることで目標となり、時間を意識して食べる姿もあった。今度も食事の時間が楽しみと思えるよう工夫していきたい。…

5歳ぞう組2018年度8月のまとめ

健康

室内にいてもしっかりと水分補給できるように声を掛けたり、活動の合間に水分補給の時間を設けていくことで、活動の合間には自ら水分補給をするようになった。熱中症にならないよう意識できていたように思う。プール遊びでは、広いプールになると潜ったり、バタ足をしたり、泳ぐことを思いっきり楽しんでいる姿があった。友だちの姿に刺激されて自ら挑戦する子もあり、子どもたちの頑張る姿に保育者も嬉しく感じた。

人間関係

プール遊びでは、友だちを誘って並んで泳いだり、友だちが顔付けしている姿を見てやってみようと挑戦してできるようになったり、潜れるようになったり、友だち同士の関わりの中で大きな成長がみられた。夏祭りごっこでは、友だちを誘い合って一緒に買い物したり、お財布の作り方を教え合ったり、友だちの気持ちに気が付いてあげられる姿があり、嬉しく思った。

環境

飼育しているかぶと虫やくわがた虫を触って遊んだり、世話をしたり関心を持って関わっている。「動かんくなったけんしんじゃった?」と心配そうにする声もあり、生命を大切にする気持ちが育っているように感じた。くわがた虫の種類を図鑑で調べていくと、他の夏の昆虫にも興味を持ってみる子もあった。

言葉

夏祭りや盆の休みなどの楽しかったことを保育者や友だちに嬉しそうに話す姿があった。共感したり、質問したりしながら聞くことで、思いが相手に伝わる喜びを感じられるように関わっていった。絵や文字を使って、ミニ絵本を作る姿やお手紙を書く姿があった。わからない文字があると保育者に聞いて書き、伝える楽しさを感じ遊びの中に取り入れていった。

表現

たこ焼きやさんや金魚すくい、かき氷屋さんなど、子どもたちと一緒に折り紙や家庭からの不用品などを使用して作り、夏祭りごっこを行った。「ジュースがいるね」など子どもたちから様々なイメージも出てきて、工夫して作る姿があった。夏祭りごっこでは、お店やさんとお客さんとの言葉のやりとりを楽しむ姿がありとても盛り上がった。目的を持つことで、製作する意欲も湧いてきたのではないかと思う。

食育

先月、畑の夏野菜を給食で提供してもらえたことが嬉しかったようで、今月も畑の夏野菜を収穫して食べることを喜んでいた。おくらで、スタンプ遊びをした。ネバネバする感触や種がたくさん入っていることなど、新たな発見があった。…

5歳ぞう組2018年度7月のまとめ

健康

活動前後の水分補給や室温調節を細目に行い、熱中症予防に努めていった。丁寧に伝えていくと友だち同士で声をかけあう姿が増えている。また、汗の後始末の大切さも伝えることで健康に過ごすことへの意識が高まっている。

プール遊びでは、環境設定が不十分で、全身で水を浴びる、顔つけをするなどの機会が少なかった。しっかりと環境を整え、夏ならではの遊びを十分に楽しめるようにしてきたい。

人間関係

生活の中で手洗いや玩具の片付けなど、丁寧に取り組んでいる姿を十分に認めることで、その姿に刺激され進んで取り組み、細かいところまで整理整頓する姿が増えていった。また、プールでの顔つけや、給食の野菜など苦手なことに対して、挑戦してみようとする姿も多いので、個々の姿を十分に認め、それを周囲にも伝えて、お互いに成長を感じられるようにしていきたい。

環境

夕立ちや雷などの自然事象に触れる機会がなかったので、機会がある時には観察して楽しめるようにしていきたい。また、高温の日が多く続いたことで、戸外での活動が、虫探しや栽培物の観察を十分に行うことができなかった。気候に合わせて自然物との関わりを楽しめるようにしていきたい。

言葉

夏祭りや花火大会、またラジオ体操の参加など、夏ならではの体験を嬉しそうに話す姿が多く見られた。聞き手である保育者や友だちが、共感したり、質問したりしていくことで、伝わる喜び、気持ちを共有する楽しさを味わえるようにしていった。遊びへの展開は、環境設定が不十分であったので、今後はしっかりと準備し楽しめるようにしていきたい。

表現

夏祭りに向けての踊りだけでなく、季節の歌に親しんでいった。また、歌詞の意味を丁寧に伝えたり、動きをつけて歌ったりしていくことで、リズムに合わせて体を動かす楽しさを味わえるようにしていった。

製作では、七夕や夏祭りにむけて、色水や染め紙など水や絵の具に繰り返し親しみながら、クラス全体で一つの作品を作る喜びを味わうことができた。

食育

夏野菜の収穫が連日できるようになり、生長や収穫への興味や期待がますます高まっている。収穫の際には、野菜ごとに重さを量り、より収穫への喜びを味わえるようにしていった。また、朝収穫した野菜をすぐに提供してもらったことで、食材や調理してくれた方への感謝を抱く良い体験となった。…

5歳ぞう組2018年度6月のまとめ

健康

虫歯予防集会で、歯磨きの仕方や歯の大切さについて子どもたちと確認していった。集会の後は、歯磨きすることを意識してしたり、歯ブラシの毛先が広がって磨きにくいことに気付いたり、保育者も歯磨きの大切さを伝えていき習慣となるように促していった。

人間関係

ぱんだぐみやきりんぐみと一緒に散歩に出掛けた。遊具の使い方をきりんぐみの友だちに伝えたり、道路を歩く時は年長児の方が道路側を歩いたり、様々な場面で年下の友だちに優しく接する姿がみられた。クラスの中では、友だちと二人あやとりをしたり、紙飛行機を作ったり、二人ので手遊びをしたりしてなどを楽しんでいた。友だちがやり方や作り方が分からないと、「教えてあげる」と声をかけ、できるようになった子も増え遊びが広がっていった。

環境

野菜が実り始めると、「水やりしていい?」と野菜の生長を楽しみにしていた。きゅうりの葉や実の感触がチクチクすることを知ったり、トマトの枝を水につけると根が出てくることを知ったり、様々な発見や驚きがあった。カタツムリの世話をしたり、てんとう虫の幼虫を見つけて観察したり、見つけた昆虫を図鑑で調べてみる子どももあった。昆虫や野菜を観察したり、世話をしていく中で大切に育てる気持ちを育てていきたい。

言葉

自分の思いを言葉で上手く表現することが難しかったり、友だちの言ったことも素直に受け入れることができなかったりする子あったので、保育者が仲立ちとなり、お互いの気持ちを聞き、こんな時はどうしたらよかったかな?と共に考えていった。

表現

夏祭りや七夕まつりに向けて、絵の具やはさみ、のり、折り紙などを様々な道具を使って製作を楽しんでいった。色の配色を工夫したり、友だちと協力して作ったりして、作品を飾っていった。夏祭りの踊りは、「たいこしたい」と子どもたちにも馴染み、楽しんで踊る姿があった。保育者も子どもたちの頑張っている姿を認めて、夏祭りに向っていけるよう盛り上げていった。

食育

畑で採れたきゅうりを給食時に出してもらうことで、いつも以上に野菜に関心を持ち食べる姿があった。虫歯予防集会では、強い歯になる食べ物などの話を聞いて、食べ物の栄養が体に繋がっていくことを知り、気にかけながら食べてみようとする姿があった。…

5歳ぞう組2018年度5月のまとめ

健康

園庭だけでなく、中学校や公園に行き、草花やカエル、バッタなどの虫に触れ、初夏の自然物に触れて楽しむことができた。今後も積極的に戸外に出て、体を動かしたり、探索遊びをしたりして楽しんでいきたい。

生活の流れは、イラストを見る習慣が身に付き、見通しをもって片付けや準備に取り組んでいる。個々の姿をしっかりと認め、次の活動への意欲に繋がるように関わっていった。

人間関係

異年齢児や地域の方との交流では、自分たちの経験を振り返ったり、年長児ならではの活動であることを伝えたりして、意欲や自信、思いやりに繋がるよう丁寧に活動を進めていった。相手の目線に合わせて声かけしたり、「2人も寝たよ」と嬉しそうに保育者に教えたりして、年少児のバイキングの盛り付けや午睡の手伝いに進んで向かう姿に繋がっている。これからも、意欲や満足感に繋がるよう丁寧に取り組んでいきたい。

環境

カタツムリなどの小動物の観察や世話、イモの苗や朝顔の種植えなど、動植物の様子や成長を観察する機会を大切にしていった。今後も動植物の観察や世話を通して、成長の喜びを味わったり、発見を楽しんだりしていきたい。

保育室では、遊びに夢中になり、玩具が散乱しても気づかないことが多い。ケガや玩具の破損に繋がることを知らせていくことで、自分たちで意識してまとめたり片づけたりする姿が増えていった。

言葉

こいのぼりや朝顔についてなど、季節の行事や活動にちなんだ絵本や紙芝居に触れ、イメージを広げて楽しめるようにしていった。また、お話タイムやぞう組タイムなど、絵本や保育者の話をじっくり聞く時間を作ることで、集中したり、理解を深めたりする姿が増えていった。今後も、色々な物語や話に触れ、聞く楽しさ、伝える喜びを味わえるように取り組んでいきたい。

表現

親しみのある曲や夏祭りに向けて曲に触れ、保育者も一緒にリズム遊びを楽しんでいった。保育室や園庭、ホールなど色々な場所で踊る機会を作ったり、振り付けで意識することをわかりやすく伝えたりすることで、意欲的に体を動かす姿が増えていった。楽しむ姿、積極的に踊る姿を認め、自信や意欲に繋がるように関わっていった。

食育

散歩中に田んぼの苗を観察したり、園庭の夏野菜の世話をしたりしながら、生長の喜びや楽しみを味わえるように声をかけていった。今後も野菜など身近な食材への興味や関心が高まるよう、活動を工夫していきたい。…

5歳ぞう組2018年度4月のまとめ

健康

戸外では、氷鬼やサッカーなどのルールのある遊びを友だちと誘い合って楽しんでいた。また、友だちの姿に刺激され、鉄棒やのぼり棒などに挑戦する姿も多く見られた。保育者も一緒に遊びを楽しんだり、挑戦する姿を認めたりして、体を動かす楽しさに共感していった。今後も十分に体を動かす機会を作り、様々な遊びを取り入れて楽しんでいきたい。

人間関係

友だちと声をかけあって好きな遊びを楽しみ、ブロックや工作など作ったものを見せ合うことで刺激を受け、自分でも作ろうと挑戦したり、作り方を聞いたりして関わりが深まっていた。自分でもやってみようとする姿、優しく関わろうとする姿を見守り、思いに共感していった。

環境

桜やチューリップなどの草花に触れたり、虫探しやカブトムシの幼虫の観察などを遊びに取り入れたりする機会を多くしていった。図鑑も手に取りやすいように環境を整えることで、観察時に手に取って楽しんでいる。今後も自然との関わりを大切にし、興味関心を広げられるようにしていきたい。

生活の流れは、時計やイラストを活用することで意欲的に行動する姿が多く見られる。今後も活動や生活の流れを丁寧に伝え、意欲的に活動に取り組めるようにしていきたい。

言葉

クラス全体で挨拶をする機会や、登降園時に保育者が積極的に声をかけることを大切にすることで、進んで保育者や友だちと挨拶をする姿が増えている。また、どのように挨拶をしたら嬉しいか、気持ち良いか全体で考える場面を作ることで、意識する姿も増えていった。

集団で話を聞く機会が多くなるが、集中力がなくなり、姿勢が崩れたり、最後まで話を聞くことができなかったりする姿が多いので、声をかけて姿勢や態度を意識できるようにしていきたい。

表現

カラーペンや色鉛筆などを整えることで、積極的に絵や文字を書いて楽しむ姿が多く見られた。引き続き、環境を整え、遊びが継続できるようにしていきたい。リズム遊びは、これまで親しんできた曲に触れることで、友だちや保育者と一緒に歌ったり、体を動かしたりして楽しさを感じていた。今後も、音楽が身近に感じられるよう色々な曲に触れて楽しんでいく。

食育

気の合う友だちとのだけでなく、自分のグループでの食事の機会を大切にすることで準備がスムーズになり、落ち着いて食事に向かえるようになってきた。また、全体的に友だちとの会話も楽しむ姿も多く見られる。引き続き、楽しく食事ができるよう工夫していきたい。また、夏野菜や植物の栽培を通して、食事や生き物の生長への興味関心を育めるようにしていきたい。…

5歳ぞう組2017年度3月のまとめ

健康

健康に過ごすために意識することを一緒に考える機会を持ってきた。手洗い、うがい、水分補給や体調、気候に合わせた衣服の調節、食事などへの意識が高まってきた。水分補給は、積極的に水分を摂ろうとしない子も多くいたが、繰り返し声をかけていくことで、活動の切り替えの時にはすすんで摂る姿が増えてきた。

縄跳び、大縄跳び、鉄棒、登り棒やドッチボールなどで遊ぶことを喜び、色々な体の動きに親しんだ。友だちに刺激を受けて挑戦し、できるようになるまで頑張る姿に共感し、喜びや自信に繋がるようにしていった。

人間関係

日々の生活の中で、友だちと一緒に取り組む活動や異年齢児や様々な年齢の人との関わる機会を多く作ってきた。役立ち感や満足感、協同する楽しさを感じることで友だちと過ごす楽しさが味わえるようにしていった。友だちが頑張っている姿や上手にできるようになっていったことを認める姿が多くみられるようになり、友だち同士の繋がりが深まっていった。

環境

生活の中で文字に触れ、時計を使って見通しを持って生活できるようにしていくと、

文字を使ってのやりとりや、時計を見て行動しようとすることが増えてきた。また、四季の変化に気付き自然物に触れ、季節の行事を取り入れていくことで関心を高めていくことができるように配慮していった。年度後半には、身の回りの環境を整えることへの意識が高まり、玩具の整理やトイレのスリッパを整えることも意識して丁寧にできるようになっていった。

言葉

人前では、緊張や不安から声が小さくなり自分の思いが上手く伝えられない子がいたが、話す機会を増やしていくことで自信を持って、自分の言葉で話せるようになってきた。行事での挨拶なども、相手に伝わるような話し方をする経験に繋がったと感じた。また、自分の感情を素直に表現できる雰囲気や相手の思いを受け止める姿を大切にし、感情にまかせた言葉が相手を傷つけることや、相手の話を聞くことの大切さにも気づけるように関わっていった。

表現

歌やダンスに親しみ、遊びの中で友だちと一緒に楽しむ姿が多く見られた。継続して楽しむ姿が見られ、運動会や発表会でも表現する機会を作っていくと自信を持って表現することができた。また、塗り絵や、ブロックを使った製作、体験画を描いたり、廃材を使った製作をしたりする中で、一人一人の表現力や発想を十分に認めていき、友だちに伝え合うことでより意欲的に丁寧に取り組む姿が増えていった。今年初めて取り入れた英語劇は、初めは戸惑う姿があったが台詞を覚えると、表情豊かに表現して楽しめるようになっていった。

食育

野菜の栽培や収穫、手作りおやつなど自分たちで作って食べる機会を通して、旬の野菜に関心を持ったり、作る楽しさ、食べる喜びを味わったりできるようにしていった。様々な形で食材に触れることで、食事への楽しみが増え、苦手な食材にも挑戦する姿が増え、自信に繋がっていった。また年度後半からは就学を意識し、食べ終わる時間を伝えることで見通しを持って食べようとする姿にも繋がっていった。…

5歳ぞう組2017年度2月のまとめ

健康

感染症の流行も治まり、元気に過ごすことができた。衣服の準備や調節を丁寧に伝えてきたので、自分で保護者に遊びに必要な衣服などを伝え、雪遊びや氷遊びなど冬ならではの活動を十分楽しむことができた。風の冷たさや日差しの温かさを感じ、自分で衣服の調節をしながら、遊びを継続して楽しめた。今後も体調や活動に合わせて衣服の調節をすることや水分補給をするなど体調管理への意識を高めていきたい。

人間関係

以前から計画していた2歳児クラスとのお店屋さんごっこをする機会を持つことができ、年下児を可愛がり、触れ合う楽しさを感じることができた。また午睡後の手伝いをすることも継続して役立ち感を感じている子も多い。今後も他クラスと連携して触れ合う機会を作り、年長児としての喜びや自信に繋げていきたい。

環境

季節の行事にちなんだ絵本や写真、塗り絵などを用意することで由来や色々な飾りに興味や関心が高まっていった。部屋の棚を増やしたことで、模様替えをしてコーナーで遊びを楽しむようになったが、玩具を入れ替えて環境を工夫することがうまくできなかったので、子どもの遊ぶ姿を見ながら替えて遊びが楽しめる環境を作っていきたい。

言葉

話を聞く時や話をする時の姿勢について繰り返し伝えているが、姿勢が崩れて、話し手に意識が向かわない姿がまだ多い。自分だったらどう聞いてほしいかなど考えて話を聞く時の姿勢を意識していきたい。また卒園式で歌う歌の歌詞について、どんな意味が込められているか伝えていった。

表現

食肉出前授業やオペレッタを観たことで、自分で感じたことや気づいたことをのびのびと言葉や絵で表現する姿が多く見られた。また行事に向けた製作や卒園製作をする機会も多かったが、製作することを喜び、自分でイメージを広げて、色彩なども工夫しながら楽しんでいた。一人一人の表現を受けとめ、表現する楽しさや伝わる喜びに共感していった。

食育

季節や行事にちなんだ食文化について伝えると関心を持ち、友だち同士で話題にする姿も見られた。また、小学校の給食見学を通して、小学校の給食を楽しみにする気持ちが持てたようだった。食事中、会話に夢中になる姿もまだ多くみられるので、友だちと声をかけ合い時間を意識して食べることができるようにしていきたい。…