5歳ぞう組2018年度7月のまとめ

健康

活動前後の水分補給や室温調節を細目に行い、熱中症予防に努めていった。丁寧に伝えていくと友だち同士で声をかけあう姿が増えている。また、汗の後始末の大切さも伝えることで健康に過ごすことへの意識が高まっている。

プール遊びでは、環境設定が不十分で、全身で水を浴びる、顔つけをするなどの機会が少なかった。しっかりと環境を整え、夏ならではの遊びを十分に楽しめるようにしてきたい。

人間関係

生活の中で手洗いや玩具の片付けなど、丁寧に取り組んでいる姿を十分に認めることで、その姿に刺激され進んで取り組み、細かいところまで整理整頓する姿が増えていった。また、プールでの顔つけや、給食の野菜など苦手なことに対して、挑戦してみようとする姿も多いので、個々の姿を十分に認め、それを周囲にも伝えて、お互いに成長を感じられるようにしていきたい。

環境

夕立ちや雷などの自然事象に触れる機会がなかったので、機会がある時には観察して楽しめるようにしていきたい。また、高温の日が多く続いたことで、戸外での活動が、虫探しや栽培物の観察を十分に行うことができなかった。気候に合わせて自然物との関わりを楽しめるようにしていきたい。

言葉

夏祭りや花火大会、またラジオ体操の参加など、夏ならではの体験を嬉しそうに話す姿が多く見られた。聞き手である保育者や友だちが、共感したり、質問したりしていくことで、伝わる喜び、気持ちを共有する楽しさを味わえるようにしていった。遊びへの展開は、環境設定が不十分であったので、今後はしっかりと準備し楽しめるようにしていきたい。

表現

夏祭りに向けての踊りだけでなく、季節の歌に親しんでいった。また、歌詞の意味を丁寧に伝えたり、動きをつけて歌ったりしていくことで、リズムに合わせて体を動かす楽しさを味わえるようにしていった。

製作では、七夕や夏祭りにむけて、色水や染め紙など水や絵の具に繰り返し親しみながら、クラス全体で一つの作品を作る喜びを味わうことができた。

食育

夏野菜の収穫が連日できるようになり、生長や収穫への興味や期待がますます高まっている。収穫の際には、野菜ごとに重さを量り、より収穫への喜びを味わえるようにしていった。また、朝収穫した野菜をすぐに提供してもらったことで、食材や調理してくれた方への感謝を抱く良い体験となった。

育児あれこれ