5歳ぞう組2017年度3月のまとめ

健康

健康に過ごすために意識することを一緒に考える機会を持ってきた。手洗い、うがい、水分補給や体調、気候に合わせた衣服の調節、食事などへの意識が高まってきた。水分補給は、積極的に水分を摂ろうとしない子も多くいたが、繰り返し声をかけていくことで、活動の切り替えの時にはすすんで摂る姿が増えてきた。

縄跳び、大縄跳び、鉄棒、登り棒やドッチボールなどで遊ぶことを喜び、色々な体の動きに親しんだ。友だちに刺激を受けて挑戦し、できるようになるまで頑張る姿に共感し、喜びや自信に繋がるようにしていった。

人間関係

日々の生活の中で、友だちと一緒に取り組む活動や異年齢児や様々な年齢の人との関わる機会を多く作ってきた。役立ち感や満足感、協同する楽しさを感じることで友だちと過ごす楽しさが味わえるようにしていった。友だちが頑張っている姿や上手にできるようになっていったことを認める姿が多くみられるようになり、友だち同士の繋がりが深まっていった。

環境

生活の中で文字に触れ、時計を使って見通しを持って生活できるようにしていくと、

文字を使ってのやりとりや、時計を見て行動しようとすることが増えてきた。また、四季の変化に気付き自然物に触れ、季節の行事を取り入れていくことで関心を高めていくことができるように配慮していった。年度後半には、身の回りの環境を整えることへの意識が高まり、玩具の整理やトイレのスリッパを整えることも意識して丁寧にできるようになっていった。

言葉

人前では、緊張や不安から声が小さくなり自分の思いが上手く伝えられない子がいたが、話す機会を増やしていくことで自信を持って、自分の言葉で話せるようになってきた。行事での挨拶なども、相手に伝わるような話し方をする経験に繋がったと感じた。また、自分の感情を素直に表現できる雰囲気や相手の思いを受け止める姿を大切にし、感情にまかせた言葉が相手を傷つけることや、相手の話を聞くことの大切さにも気づけるように関わっていった。

表現

歌やダンスに親しみ、遊びの中で友だちと一緒に楽しむ姿が多く見られた。継続して楽しむ姿が見られ、運動会や発表会でも表現する機会を作っていくと自信を持って表現することができた。また、塗り絵や、ブロックを使った製作、体験画を描いたり、廃材を使った製作をしたりする中で、一人一人の表現力や発想を十分に認めていき、友だちに伝え合うことでより意欲的に丁寧に取り組む姿が増えていった。今年初めて取り入れた英語劇は、初めは戸惑う姿があったが台詞を覚えると、表情豊かに表現して楽しめるようになっていった。

食育

野菜の栽培や収穫、手作りおやつなど自分たちで作って食べる機会を通して、旬の野菜に関心を持ったり、作る楽しさ、食べる喜びを味わったりできるようにしていった。様々な形で食材に触れることで、食事への楽しみが増え、苦手な食材にも挑戦する姿が増え、自信に繋がっていった。また年度後半からは就学を意識し、食べ終わる時間を伝えることで見通しを持って食べようとする姿にも繋がっていった。

育児あれこれ