健康
4月当初に休園期間もあり、戸外での遊びが少なったが少しでも出られる時は園庭で三輪車や鉄棒をし、公園の固定遊具でも腕の力を使って遊んでいた。ホールでの遊びが多く、ボール遊び(ドッヂボール・的あて・バスケット)を中心に巧技台での遊びや跳び箱も楽しんだ。跳び箱は怖がる子もいたが低くし、友だちと声を掛け合いながら自分の無理ない範囲で跳び方を変え怪我の無いように工夫していた。様々な道具ややり方を模索し、挑戦する気持ちをもっと引き出していきたい。
生活習慣は身についており、手洗い・歯磨き・うがいなど自分たちで気を付けて積極的に行っていたため、今後も褒めながら、大切さを伝えていく。
環境
散歩に出向くと、花や小さな生き物を見つけては優しくめでる姿があり、育てたいと持って帰ることもあった。育てるために図鑑で調べたり、家を作ったりして工夫をしていたが、何日か経つと「可哀想」「もう逃がそう」と外へ帰していた。育てる難しさや命の儚さにも直面することがあった。どうしたらよかったか、なにができるかをその都度問い、考える経験を大切にした。散歩ビンゴではいつも気にしなかった道路や店、自然の事象にも目を向けていた。今後も活動を広げ細かい物ごとに目を向ける機会を増やしていく。
言葉
友だちと発見したものや作った物などを話して楽しさを共有する姿があった。また当番活動で挨拶をしたり、みんなの前で質問に答えたりする機会も設けた。自分の話をする、話を聞く習慣を作り徐々に慣れて行けたらと思う。友だちと遊ぶ中でつい強い口調で謝ったり、意見を言ったりすることがあった。どう言ったらよいか、どのように言われたら傷つくか一緒に考えて言葉での解決をこれからも進めたい。部屋が変わってから平仮名や漢字のプリントを持ってやってみる子が多く、興味を示していた。新しいプリントも増やしていきたい。
人間関係
4月担任が変わったことで甘えていた子たちもいる。友だちと遊ぶことが遊びの中心になり、遊びに「やる!」「いれて」と積極的に仲間に入る姿が見られる。遊びの中でも時折、役割分担をしながら譲ったり自己主張したりと自分だけでなく相手の思いを聞く姿勢がある。言い合いになった際も友だちが第三者の目線になり仲介に入っていることが多く見られる。助け合いや思いやりは大切に、お節介になり過ぎないように一人ひとりの感じた事や葛藤を見守っていく。
ゲームやルール遊びなどの集団遊びを取り入れ、協力することや一緒に遊ぶことを楽しんでいた。会話が飛び交う環境が苦手な子への配慮も忘れずしていく。
表現
制作活動が盛んで、絵の具遊びを始め、花紙やリボンなどの素材遊びも自由に行い自分の好きなものを作っていた。鯉のぼりは切る・塗る・貼ると好きな形で参加し、模様付けを自由な発想でしていた。また廃材遊びも組み合わせ、家や家具を作って充実させていた。絵画よりも工作にが好きな子が多かった。
歌も毎週金曜日や片付けの際に流し歌っている為、月の歌や興味のある歌の覚えが早く、何度か歌うと慣れて楽しんでいる。歌う機会の他に、楽器に触れる機会も作ってリズム遊びや音遊びをしていきたい。…
健康
朝晩と日中の寒暖差だけでなく急に真冬の様な寒い日もあったが、大きく体調を崩す事もなく元気に過ごせた。花粉症の子たちは特に目の痒みに苦しんでいた。戸外から帰った時は衣服や髪に付着した花粉をはらったり、手洗いうがい以外に顔も洗い少しでも花粉の付着を減らす工夫を心掛けていった。また、気温に合わせて上着を着たり着なかったり、暑い日には自分で半袖半ズボンを用意したりと就学に向けての意識が芽生えてきていた。
上履きも保育者が声を掛けなくてもその場に応じて子ども同士で声を掛け合い脱ぐ事ができている。履く時は座らないと履けない子もいるので、なるべく立ったまま履ける様に個別に声を掛けていった。
人間関係
休園が明けようやく出席人数が増えていった。久し振りに登園してくる友だちとの再会を抱き合って喜んでいた。子ども同士の関係にも変化が見られ今まであまり遊ばなかった子たちが仲良く遊ぶ姿も見られる様になった。卒園式前「小学校楽しみだけどドキドキする~少し不安」といった会話が聞かれ、その後も保育者に甘えてくる子が多かったが、保育者に甘えを受け止めてもらう事で自信を持ちながら園生活を過ごせていた。
帰りの会で友だちの良い所を発表する様になり、友だちの良い所を見付けると同時に自分も友だちに優しくしようとする姿が多く見られる様になり、喧嘩もほとんどしなくなっていった。
環境
卒園式前日に皆でロッカーやお道具箱、部屋を綺麗に掃除した。年末の大掃除の時は自分の掃除が終わると遊んでいたのが、今回は保育者に「終わったよ。次何掃除すればいい?」と聞いたり自分で考え終わっていない友だちを手伝っていたり、皆が終わるまで遊ぶ子はいなかった等嬉しい成長が見られた。
卒園式後からホールでの生活になり、子ども達は「ホール組最高!」と言いながら楽しんでいた。また、乳児クラスが遊びに来ると保育者が声を掛けなくても上履きを脱いで一緒に遊び交流を楽しんでいた。また、ラQやパズルで遊びたい時はきりんの部屋にお邪魔させてもらい4歳児との交流も自然にできていた。
言葉
卒園式の思い出の言葉は、休園が続いてしまい一人ひとりの言葉ではなく皆で言う言葉にした。残念がっている子もいたが、皆が自信を持って言う事ができたので良かった。
証書をもらった後に、大きくなったら何になりたいかを言ったが、大きな声で言えなかった子達も、リハーサルの時4歳児に聞こえないと言われた事が悔しかった様で、卒園式では全員が大きな声で言う事ができとても立派だった。
大好きなお母さん達に感謝の手紙を書き、卒園式後に渡した。文は自分で考え、文字も50音表をみながら丁寧に書いていた。お世話になった先生方にも感謝の気持ちを書いて渡す事ができた。手紙を書く事で感謝する気持ちを持つ良い機会となった。
表現
卒園式の歌の歌詞の意味を話してから「いい歌だね」「皆がいなかったら保育園楽しくなかったね」「あひる組の時ママっていっぱい泣いたんだ~」等子ども同士の会話が聞かれる様になった。リズムにのって気持ちを込めて歌う子が日に日に多くなり、卒園式では皆で声を合わせ心を込め歌えていた。
テーブルを2台増やし、製作コーナーを充実させた事で子ども達が思い思いの作品を作り楽しめていた。また、300ピースのパズルも友だちと協力しながら集中し仕上げていた。…
健康
かつお・昆布・煮干し・干しシイタケの出汁の味比べをしてから給食の度「今日の出汁は昆布とかつおだな!」「かつおだけだと思うな」など、じっくり味わいながら汁物を食べている。給食の先生が食事の様子を見に来てくれると「先生今日の出汁は何?」と聞き正解すると喜んでいた。味比べをした事で、出汁を取ってから汁物を作ってくれている事が分かったと同時に味わいながら食べるようになり作ってくれる先生たちへの感謝の気持ちを持つ良い機会になった。
人間関係
コロナウィルス感染症による休園があり、なかなかみんなが揃わなかった事で久しぶりに会える友だちの時間を心から喜び楽しんでいた。ちょっとした口喧嘩になってもすぐに笑って仲直りできていて、同じ時間を過ごす事をより楽しみ、大切にしているように思えた。
環境
製作をした後に出たゴミを保育者が声を掛けなくても自分たちで気付き、ほうきとちりとりを持って綺麗に掃除をしている。一年を通してほうきとちりとりの使い方がとても上手になった。
秋に種を蒔いた野菜の収穫を終えた。カブは立派に育ったが他の野菜は子どもたちが想像していたよりとても細くて小さく上手く育たなかった。「ゴミ箱が大き過ぎたのかな?」「寒すぎて元気に育たなかったのかな?」と色々と考えていた。年間を通して野菜を育ててきた事で食育にも繋がり良かったと感じる。
言葉
帰りの会係の子どもたちが次の日の予定を伝えるようになった事で、子どもたちが自分で次の日の準備ができる子が増え自分自身で意識できるようになってきている。また、朝の会では自分のお気に入りの絵本を保育者に代わって読み聞かせをしている。保育者のようにすらすら読めなくても、みんな静かに最後まで聞いている。終わると「今度〇〇の本を読みたいな~」とみんなの前での読み聞かせを楽しみにしているので、来月も子どもたちによる読み聞かせをしていきたい。
表現
ひなまつり製作はある程度の材料は用意しておき、あとは子どもたちが自由に作っていった。一つの作品にこだわらず個性的な作品が仕上がり、この一年で子どもたちの力が確実に付いたと感じる事ができ嬉しかった。
卒園式の歌は、子どもたちが歌いたい歌に決めたので、日に日に上手に歌えるようになっている。今後は歌詞の意味も理解し、式当日は心を込めて歌いたい。…
健康
気温や湿度も下がる環境の中ではあったが、子どもたち自身で衣類の調節をし手洗いも子どもたち同士で声を掛け合いながら忘れずに行っていたお陰で、大きく体調を崩す事なく元気に園生活を送る事ができた。水分補給も担任が話した事を覚えていて「喉を潤さなくっちゃ!」と言いながら声を掛けなくても行えている。
縄跳びは友だちの影響もあり「跳べるようになりたい」と張り切って取り組んでいる。1回が2回・3回…と少しずつ跳べる回数が増えてきている。今後も子どもたちが前向きに取り組んでいける様な工夫をしていきたい。
人間関係
ぱんだ組とドッチボールの試合をして負けた事が悔しかったのか、勝つためにはどうしたら良いかみんなで作戦会議を開き意見を出し合っていた。友だちの意見に「いいね!」と言い、お互いを認め合いながら話し合う微笑ましい姿が見られた。
室内ではすごろくや将棋倒し、製作やアイロンビーズ等で楽しんでいる。
日直と係の活動が始まりみんなとても張り切っており、特に朝の会の係になるとグループのみんなが集まり「どんな質問をする?」と考え話し合い決めるのが楽しみになっていた。今月はみんなで話し合う機会が多かったが、トラブルもなく穏やかな雰囲気の中話し合えていて成長を感じる事ができた。
環境
今月は寒い日が続いたので帰る前にいくつかの容器に水を入れて、テラスと外に置いて帰り次の日凍っているか見るのが楽しみの一つになった。同じ場所でも凍っている物と凍ってない物があり「何でこっちの方が小さいのに固まってないのかな?」「大きいバケツの方が固まっているよ。何でかな?」「不思議だね」と自然の不思議さに首をかしげていた。
散歩先でも霜柱を見付け「これは大きいよ!」「こっちの方がもっと大きい」「冷たい」と子ども同士で盛り上がっていた。雪が降った日は足跡ひとつない園庭とテラスで雪あそびをする事ができ、冬ならではの自然を存分に楽しめた。雪だるまを作る時は大人が何も言わなくても小さい玉をまず作ってそれを転がして大きな玉を作っていた。さすが年長だなと感心した。これからも子ども達が様々な事を経験、体験できる環境を整えていきたい。
言葉
日直と係の仕事が始まり、子ども達は自分達の係の仕事に対して一人一人が意識を持って取り組んでいる。気付いた子がグループのみんなに声を掛けて話し合ったり仕事をしたりしている。話し合う時も誰か一人がではなく皆で意見を出し合い穏やかな雰囲気の中決められている。
帰りの会では、人前で発表する機会をつくれる様にしていった。小さい声になってしまう子もいたが人前でも自分の思いや考えを伝え相手に伝わる嬉しさを味わうと共に友だちの話を聞く大切さにも触れていった。
表現
自分だけのオリジナルのカルタを作った。文章を考えてそれに合った絵を描き出来上がったカルタでカルタ大会も行った。自分のカルタ一点狙いの子、一枚でも多くのカルタを取るのに必死な子等楽しい活動になった。
自分の顔も一つ一つ丁寧に作り貼っていく事で、絵では表現できない個性豊かな作品が完成した。
節分製作では、絵本を通して由来を聞きながら自分の心の中の鬼を想像する等してイメージを広げながら楽しんで作っていた。今後も表現する楽しさを味わえる活動をしていきたい。…
健康
鼻水や咳が出る子、熱が高くはないが出る子もいたが大きく体調を崩す子はいなかった。手があか切れになっている子もいるので、丁寧に手を拭く事の大切さも再確認していった。
また、水分を摂る回数も減ってきているので、活動の合間には全員が水分補給をできるように声を掛け、風邪予防を心掛けると共に個々の体調の変化にも気を配っていった。
家からお弁当箱を持って来てもらい、自分で給食を詰める経験をした。やはり毎日自分で配膳をしているだけあり、上手に手際良く詰める事ができていた。
短縄が上手に跳べる子が日に日に増え、今まであまり興味がなかった子も跳べる子が多くなっているのを見てチャレンジする姿が見られている。
人間関係
クラスの決め事や遊びは、友だち同士で話し合い進めていける事が多くなる。話し合っても自分で気持ちを主張しすぎる事も多かったが、少しずつ相手の思いを汲み取ろうとする姿が見られる。トラブルが起きてしまっても保育者が間に入らなくても子ども同士で解決しようとしたり誰かが仲介に入ったりしている。トラブルや怪我等があり友だちが泣いていると寄り添ってあげたり、助けてあげたり慰めてあげたりする姿が多く見られる。劇遊び発表会を経てクラスの団結力が一層強くなった様に思う。
環境
毎日給食後お当番がほうきで掃き、雑巾で拭き掃除を行っているので大分手際も良くなってきた。ちりとりの使い方も子ども同士で声を掛け合って教え合い上手になってきている。また、園庭の倉庫の砂を保育者が掃き出していると、子どもたちも一緒になって掃いていた。次の日からも汚れていると、率先してほうきを持ちきれいにしてくれていた。
年末にはみんなで分担して大掃除に取り組み、気持ちよく新年を迎えられるように雑巾やスポンジを使って床や机、椅子を拭いた。子どもから「さっぱりしたね~」という言葉が聞かれる。みんなで協力して綺麗にする心地よさを共感する事ができた。その気持ちを大切にしながら、部屋を綺麗に保つ気持ちを育てていきたい。
言葉
劇でセリフやナレーターを経験した事で自信も付き、みんなの前で話す際、今まで小さな声だった子も大きな声で話せる様になった。この経験を経て、子どもたちが中心になって進めていった冬のパーティーでは、司会や始めの言葉、終わりの言葉も子どもたちが立候補して話す言葉も考え文字を書き、それを見ながら大きな声で話していた。
近隣の小学校の1年生との交流が刺激になり、文字への興味が増していった様に思う。まだ文字に興味がない子もいるので、自分の名前が書ける様なプリント等を用意していき、就学までにはクラス全員が自分の名前を書けるように進めていきたい。
表現
劇遊び発表会の衣装は、自分の役のイメージを膨らませながら素敵な衣装が完成した。劇では自分の役、セリフ、ナレーターそれぞれ責任を持ち、堂々と演じていた。手話も歌いながら上手にできていた。小学生の前で発表した時は特に自信を持って演じていた様に見えた。自由遊びの時も劇の歌を口ずさみながら、時には替え歌を作って歌っていて日々の生活の中に劇がしみ込んでいる事が嬉しく思った。
散歩中に見つけた木の枝や木の実を使い、リースやお正月飾りを作った。子どもなりに工夫をし個性的な作品が出来上がった。今後も子どもの自由な発想を大切に様々な製作をしていきたい。…
健康
寒く乾燥して風邪や感染症が流行る季節になった。手洗いうがいの行い方を確認し、手があか切れになってきている子もいるので、丁寧に手を拭く事の大切さも再確認した。
また、水分を摂る回数も減ってきているので、活動の合間には全員が水分補給をできるように声を掛け、風邪予防を心掛けると共に個々の体調の変化にも気を配っていった。
一人一尾、秋刀魚をお箸を使って食べる活動を行った。給食の先生にお箸の正しい持ち方とどのようにしたら上手に食べられるのかをパネルシアターを見ながら確認した。皆器用に骨を取りながら食べることが出来た。内臓も美味しいと言って食べる子もいてとても良い経験ができた。
人間関係
先月に引き続き、一つの遊びを何人かで始めると自然にみんなが集まり、気付くとクラス全員が同じ遊びを楽しんでいる。特定の友だちだけではなく、色々な友だちと関わる機会が増えたことで遊びの幅が広がってきているように思える。
勤労感謝の日に、自分たちのまわりの働く人について考えてみた。父母や保育者、調理員などの身近な人の他に、散歩中で出会う町で働く人、商店街の人たち、自分たちの周りには沢山の
「働く人」がいることに気付いた。そこで、いつも美味しい給食を作ってくれている先生と給食の食材を毎日配達してくれる人たちにカードを作り、感謝の気持ちを伝えた。少し難しいかもしれないが、人と人とのつながりの大切さや社会の様々な人とのつながりに気付くことができるような活動を今後も考えていきたい。
環境
他のクラスの午睡中、園庭で遊ぶ事がきりん組のお気に入りの時間になっている。自分たちだけで遊ぶ園庭なので、三輪車やマット、縄跳び等好きなだけ好きな様に使えるのも楽しみのひとつのようだ。遊んだ後の片付けも皆で協力し合い、自分が使っていない玩具の片付けも率先してできる子が増えてきているように思える。給食の後の掃除は、当番の子が行っているが、ほうきとちりとりの使い方、雑巾のしぼり方も保育者が仕上げしぼりもしなくても良いくらい上手になってきている。ただ、拭くだけではなく汚れを見つけると落ちるまで拭く子もいて、就学に向けて良い経験になっているので今後も続けていきたい。
言葉
様々な場面で話し合う機会をつくっている。その中でしっかり自分の考えを伝えようとする姿が増えていった。自分の考えを主張するだけでなく友だちの考えに耳を傾けようとする姿もあった。中には思いを上手く伝えられない子もいたが、保育者がフォローすると安心して自分の思いを伝えられる姿も増えてきた。また、語彙が増えてきた中で、相手の気持ちを考えずに、思ったことを口に出してしまうこともある。言葉でのやり取りの中で相手の気持ちについても意識できるようにしていきたい。
表現
劇遊び発表会に向け、子どもたちから手話をしながら歌いたいという意見が出ただけあり、皆が意欲的に取り組み、時には友だちと動きを確認し合う姿も沢山見られた。普段から自由遊びの中に楽器に触れていたので合奏もスムーズに取り組めた。
劇の曲は、親しみやすかったのか自由遊び中も一人が口ずさむと周りの子も連動してみんなで熱唱して楽しんでいる。セリフやナレーターも良く覚え、友だちの動きを見てタイミングを合わせながら表現する楽しさを味わっている。衣装も、自分の役のイメージを膨らませ好きなように楽しみながら作る事が出来ていた。…
健康
気温が低い日が続いたかと思えば急に汗ばむような日もあったが、自分たちで上着を着たり、着替えて調節したりと自発的に行う事ができた。また、乾燥している日も多く水分をこまめに摂るよう声を掛けていく事で活動の合間に自らお茶を飲む事もできている。これから手洗い・うがい・水分補給をして風邪予防をしっかりしていきたい。
9月にまいた大根・人参・ごぼう・かぶは順調に育ってきている。芽が沢山出てきて保育者に教えてもらいながら間引きをした。どうして間引きが必要なのかも体験しながら行えた。肥料も「ご飯だよ」「大きくなってね」と声を掛けながらあげていて、今から食べられる事を楽しみにしている。
人間関係
運動遊びをみんなで協力し合いながらやり遂げた経験がきっかけとなり、鬼ごっこ・だるまさんがころんだ・ドッチボール・リレー等大人数で遊ぶ事が増えた。誰と遊びたいと友だちにこだわらず、この遊びに参加したいといったように、今まで関わりの少なかった友だちとも積極的に関わるようになり、遊びの幅が広がっている様子が見られる。
環境
散歩先では虫を見付けると、お散歩ブックを取り出し「この虫は○○だ!」と見比べてじっくり観察していた。また、どんぐりや落ち葉・木の枝を集めて食べ物に見立てたり、焚火やテントを作ったりと友だちと共有しながら遊んでいる。
ホールの大型ブロックを使い色々と工夫して大型遊具を作っている。車が出来上がった時は乗る事も押す事も楽しみ、乗っている友だちが落ちないようスピードを出し過ぎている時は「危ないよ」と子どもたち同士で声を掛け合ったり、車が壁にぶつからないように「ストップ」と掛け声をかけるなど工夫をして遊んでいた。乳児クラスが遊びに来た時は危ないので皆で協力して手際良く片付ける事もできている。
言葉
やっていい事、いけない事の区別が子どもたちの中で少しずつ気付いてきている。その為いけない事をしてしまった友だちに対して「ダメだよ!」「先生に言っちゃおう!」と注意するが、口調が強くなり、トラブルへと発展する事があった。今後は注意するだけではなく、何がいけないのかどのような言い方が良かったか等も一緒に考えながら伝えていきたい。
表現
ハロウィンに向けて幼児クラスで衣装を自由に作った。様々な材料の中から自分なりにイメージをふくらませ誰一人と困っている子はおらず、足りない物があれば保育者に声を掛け次々に想像以上の素敵な衣装が出来上がっていった。中には困っている年下児を手伝う微笑ましい姿も見られた。衣装を着て商店街を歩いた時は「ハッピーハロウィン!」と商店街の人たちに挨拶をする姿は、自分で作った衣装を見てもらえるのが嬉しくて仕方のないように見えた。お楽しみ会の衣装も自由に作っていきたい。…
健康
朝夕は涼しくなり鼻水が出る子はいたが、大きく体調を崩す子はおらず元気に過ごせた。保育者の働きかけがなくても、気温に応じて自分で羽織る物を着たりして衣服調節をする姿が見られた。歯磨きもようやく保育者が声を掛けなくても丁寧に行えるようになってきている。引き続き見守っていき、できていない子がいた時は声を掛けていきたい。
夏野菜も全て終わったので子どもたちと考えて大根、人参、ごぼう、カブを育てる事にし、種をまいた。夏野菜に引き続き野菜の生長を観察していきたい。
人間関係
運動あそびに向けて組体操を行っているが、子どもたちから「やりたい」と言っただけあって当初より皆がやる気で、友だちに立ち位置を教えたり、できない子がいると持ち場を交代してあげたり自分たちで考えて取り組めている。リレーもチーム分けは保育者がするが、走る順番は子どもたちでもめる事もなく話し合って決める事ができている。
先月に引き続きホールに乳児クラスが遊びに来ると、喜んでホールに行き腰をかがめて優しく声を掛け遊んであげる姿が見られる。
環境
クラスで飼っていたカブトムシが全て死んでしまい、他のクラスのカブトムシはまだ元気なのにどうしてきりん組のカブトムシは死んでしまったのかを、みんなで考えた事で生命の大切さを感じる事ができた。
また散歩に出かけた時は、どんぐりを拾ったり赤トンボを見付け追いかけたり、秋の自然の変化を感じ取る姿が見られた。今後も身近な自然に触れながら木々の葉の変化や、新たに育て始めた野菜の生長などに関心が持てるようにクラスで共有していきたい。
言葉
わんぱくだんシリーズの絵本が大好きで保育者が読み始めると、目の輝きが今までとは違う。この絵本がきっかけとなり、帰りにめだか文庫で絵本を借りて帰る事が多くなったように思う。今後も子どもたちが沢山の絵本に出会えるように読み聞かせの時間を大切にしていきたい。
自粛明け子どもたちの言葉が少し乱暴で友だちを傷つける事を言ってしまいトラブルになる事が度々あった。自分で気付いて「ごめんね」が言える事もあるが、保育者が仲介しないと解決できない事もあった。今後も言葉は優しさにも武器にもなる事を伝えていきたい。
表現
秋祭りに向け8月から作っていたお神輿は、グループ毎に協力して作ったモンスターボールや子どもたちが好きな時間に好きなポケモンを作った事で、子どもたちみんなが納得のいくお神輿が出来上がった。秋祭り当日、園の周りを一周した時の表情はとても誇らしげだった。
運動遊びに向けて、組体操やカラーガード、リレーなどに取り組んでいった。最初はできなかった事ができるようになっていき、演じる時の表情が回を重ねるごとに自信に満ちていった。また異年齢児に披露する事でより一層自信を持ち、人前で発表する楽しさを感じる事や、みんなで気持ちを合わせる事の大切さも感じる事ができた。12月のお楽しみ会への良いきっかけとなった。…
健康
先月に引き続き大きく体調を崩す事なく元気に過ごす事ができた。8月は熱中症アラートが出る程暑い日と雨の日も多く室内で過ごす事が多かった。その中ホールが空いている時は鬼ごっこ等をし、走り回り体を動かして良く遊んでいた。
散歩に出た時は、帰ってからシャワーをする等して快適に過ごせるように心掛けた。
夏野菜の収穫もそろそろ終わりになってきたが、自分達で育てお世話をした事で、今まで苦手だった野菜が食べられるようになった子も多い。引き続き食育として大根や人参等を育てていきたい。
人間関係
ホールに乳児クラスが遊びに来ると「遊んであげていい?」と言い、喜んでホールに行くと腰をかがめて優しく声を掛け、小さい子が遊べるように玩具を組み立て、それを壊されてもまた組み立てを嬉しそうに繰り返し、優しく穏かに遊んであげる姿が見られる。
室内で過ごす事が多かった事で、友だちとの仲が深まったように思う。ケンカをしても保育者が介入しなくても自分達で話し合い折り合いをつける事ができるようになってきているので、今後もなるべく見守るようにしていきたい。
環境
8月は水遊び、泥んこ遊びの他に泡あそびボディーペインティングも楽しんだ。ボディーペインティングは感触を嫌がる子もいたが、泡あそびは皆が楽しめていた。石けんと水の調合を考えながら泡を作り、泡立て器も上手に使いこなしまるで本物のクリームのように出来上がる子もいた。プラコップやストロー、バンダナ等も用意しておく事で洗濯遊びやお店屋さんごっこをしたり、汚れている壁やタイヤを泡できれいにする子もいたり、泡あそびが様々な遊びへと発展していた。歯ブラシは子ども同士で声を掛け合い、砂時計を見ながら丁寧に出来ているが、椅子の準備を忘れてしまうと歯ブラシをしながら歩き回ってしまう子もいるので椅子を忘れずに設定していきたい。
言葉
秋まつりに向けてお神輿を作る事になり、クラス全体で話し合う機会が多くなる。自分の思いや考えを適した言葉で伝えられる児もいれば、友だちの意見を聞き同調して終えてしまう児もいる。それぞれの思いを引き出していけるよう、意見を発しやすいような雰囲気をつくったり、考えに合った言葉を伝えたりするなどの援助をし、相互に伝え合い・聞く事ができる充実感を味わえるようにする。また、友だちの話を最後まで聞く大切さも繰り返し伝えていった。
表現
秋まつりのお神輿のモンスターボールは、グループごとに考え協力しながらそれぞれ個性的な作品が出来上がった。お神輿の回りに貼るポケモンもポケモン図鑑を見ながら描いて、描きあがったポケモンを嬉しそうに貼っていた。
組体操は、皆が意欲的に取り組み当初できなかったブリッジも何度かやるうちに全員ができるようになり、消極的だった子も自信が付いたようでとても活発になってきた。組体操で使う大太鼓を出した時、皆とても興味を示したので小太鼓、木琴も出し保育者がピアノを弾くと、曲に合わせて楽器を叩き、ピアニカも弾き始める子もいて自然に合奏になっていた。今後も様々な楽器に触れられるようにしていきたい。…
健康
他のクラスでRSウィルスが流行っていた時も軽い風邪症状の子はいたが、大きく体調を崩す事はなく過ごす事ができた。
戸外あそびで沢山汗をかいた後は、テラスで水あそびをしたりシャワーをしたり体を清潔に保つ気持ち良さを味わえるようにした。泥んこや水あそび、室内あそび中はどうしても水分補給を忘れがちなので保育者も一緒に水分補給をしたり、友だちと一緒に誘ったりして遊びの妨げにならないように個別に声かけをしていった。まだ暑い日が続くので、エアコンの温度調節をこまめに行いコロナウィルスの感染予防も忘れずに、換気や消毒にも十分に配慮していきたい。
人間関係
それぞれが自分の好きな事や得意な事が明確になってきて、それを周りの友だちが認めたりする様子が少しずつ見られるようになってきている。認められる事で自信がつき、友だちが困ったり、分からなくなっていると得意を活かし自発的に手伝おうとする姿が見られる。子どもたち同士で関わり合い育ち合う様子を見守り、必要な場面で保育者が援助していくようにする。
環境
幼虫の時から土を替えながら大切にしていたカブトムシが羽化して子どもたちの前に姿を現した数日後に園のご近所の方から沢山カブトムシを沢山頂き、毎日のようにエサを替えお世話をしているうちに、今まで虫が嫌いだった子たちも触れるようになった。それと同時にカブトムシをオモチャのように扱う姿が見られるようになり、みんなでカブトムシを扱う時はどうしたら良いかを話し合った。時間を決めたり雑に扱う友だちを注意したり、子ども達なりに考えて関われるようになってきている。
歯ブラシが雑になってきていたので、6歳児臼歯や歯の大切さの話をし、砂時計や椅子を活用し丁寧に歯ブラシをする環境を整えた。
言葉
年長になったので、七夕の短冊を自分で書いた。まだ字が書けない子は担任が作った50音表を貼ると、目の前に座って一文字一文字真剣な表情で書いていた。その事がきっかけとなり字に興味を示す子が増え、友だちや保育者と手紙のやり取りを楽しんでいる。
友だちを傷つけてしまう言葉や保育者に対して暴言を発する子に「やめた方がいいよ」「○○ちゃんかわいそうだよ」と子どもたち同士で注意できるようにもなってきているので、子ども同士のやり取りを大切にして見守っていきたい。
表現
活動前に曲に合わせて体操をしているが、男の子のほとんどの子が参加しない。参加したいけど少し恥ずかしいという様子の子が多いので今後も続けていき「踊りたい!」という気持ちになってくれるのを待とうと思う。
ピアニカの吹き口を準備すると興味を示し吹き始める。自由にピアニカの鍵盤をたたいて楽しむ子もいれば、曲をあっという間に弾けてしまった子もいる。弾ける子が友だちに教え、音階を紙に書いてそれを見ながら弾く子もいて日に日に曲を弾ける子が増えてきている。今後も様々な楽器に親しんでいけるようにしたい。…