5歳きりん組月のまとめバックナンバー

5歳きりん組2021年度11月のまとめ

健康

寒く乾燥して風邪や感染症が流行る季節になった。手洗いうがいの行い方を確認し、手があか切れになってきている子もいるので、丁寧に手を拭く事の大切さも再確認した。

また、水分を摂る回数も減ってきているので、活動の合間には全員が水分補給をできるように声を掛け、風邪予防を心掛けると共に個々の体調の変化にも気を配っていった。

一人一尾、秋刀魚をお箸を使って食べる活動を行った。給食の先生にお箸の正しい持ち方とどのようにしたら上手に食べられるのかをパネルシアターを見ながら確認した。皆器用に骨を取りながら食べることが出来た。内臓も美味しいと言って食べる子もいてとても良い経験ができた。

人間関係

先月に引き続き、一つの遊びを何人かで始めると自然にみんなが集まり、気付くとクラス全員が同じ遊びを楽しんでいる。特定の友だちだけではなく、色々な友だちと関わる機会が増えたことで遊びの幅が広がってきているように思える。

勤労感謝の日に、自分たちのまわりの働く人について考えてみた。父母や保育者、調理員などの身近な人の他に、散歩中で出会う町で働く人、商店街の人たち、自分たちの周りには沢山の

「働く人」がいることに気付いた。そこで、いつも美味しい給食を作ってくれている先生と給食の食材を毎日配達してくれる人たちにカードを作り、感謝の気持ちを伝えた。少し難しいかもしれないが、人と人とのつながりの大切さや社会の様々な人とのつながりに気付くことができるような活動を今後も考えていきたい。

環境

他のクラスの午睡中、園庭で遊ぶ事がきりん組のお気に入りの時間になっている。自分たちだけで遊ぶ園庭なので、三輪車やマット、縄跳び等好きなだけ好きな様に使えるのも楽しみのひとつのようだ。遊んだ後の片付けも皆で協力し合い、自分が使っていない玩具の片付けも率先してできる子が増えてきているように思える。給食の後の掃除は、当番の子が行っているが、ほうきとちりとりの使い方、雑巾のしぼり方も保育者が仕上げしぼりもしなくても良いくらい上手になってきている。ただ、拭くだけではなく汚れを見つけると落ちるまで拭く子もいて、就学に向けて良い経験になっているので今後も続けていきたい。

言葉

様々な場面で話し合う機会をつくっている。その中でしっかり自分の考えを伝えようとする姿が増えていった。自分の考えを主張するだけでなく友だちの考えに耳を傾けようとする姿もあった。中には思いを上手く伝えられない子もいたが、保育者がフォローすると安心して自分の思いを伝えられる姿も増えてきた。また、語彙が増えてきた中で、相手の気持ちを考えずに、思ったことを口に出してしまうこともある。言葉でのやり取りの中で相手の気持ちについても意識できるようにしていきたい。

表現

劇遊び発表会に向け、子どもたちから手話をしながら歌いたいという意見が出ただけあり、皆が意欲的に取り組み、時には友だちと動きを確認し合う姿も沢山見られた。普段から自由遊びの中に楽器に触れていたので合奏もスムーズに取り組めた。

劇の曲は、親しみやすかったのか自由遊び中も一人が口ずさむと周りの子も連動してみんなで熱唱して楽しんでいる。セリフやナレーターも良く覚え、友だちの動きを見てタイミングを合わせながら表現する楽しさを味わっている。衣装も、自分の役のイメージを膨らませ好きなように楽しみながら作る事が出来ていた。…

5歳きりん組2021年度10月のまとめ

健康

気温が低い日が続いたかと思えば急に汗ばむような日もあったが、自分たちで上着を着たり、着替えて調節したりと自発的に行う事ができた。また、乾燥している日も多く水分をこまめに摂るよう声を掛けていく事で活動の合間に自らお茶を飲む事もできている。これから手洗い・うがい・水分補給をして風邪予防をしっかりしていきたい。

9月にまいた大根・人参・ごぼう・かぶは順調に育ってきている。芽が沢山出てきて保育者に教えてもらいながら間引きをした。どうして間引きが必要なのかも体験しながら行えた。肥料も「ご飯だよ」「大きくなってね」と声を掛けながらあげていて、今から食べられる事を楽しみにしている。

人間関係

運動遊びをみんなで協力し合いながらやり遂げた経験がきっかけとなり、鬼ごっこ・だるまさんがころんだ・ドッチボール・リレー等大人数で遊ぶ事が増えた。誰と遊びたいと友だちにこだわらず、この遊びに参加したいといったように、今まで関わりの少なかった友だちとも積極的に関わるようになり、遊びの幅が広がっている様子が見られる。

環境

散歩先では虫を見付けると、お散歩ブックを取り出し「この虫は○○だ!」と見比べてじっくり観察していた。また、どんぐりや落ち葉・木の枝を集めて食べ物に見立てたり、焚火やテントを作ったりと友だちと共有しながら遊んでいる。

ホールの大型ブロックを使い色々と工夫して大型遊具を作っている。車が出来上がった時は乗る事も押す事も楽しみ、乗っている友だちが落ちないようスピードを出し過ぎている時は「危ないよ」と子どもたち同士で声を掛け合ったり、車が壁にぶつからないように「ストップ」と掛け声をかけるなど工夫をして遊んでいた。乳児クラスが遊びに来た時は危ないので皆で協力して手際良く片付ける事もできている。

言葉

やっていい事、いけない事の区別が子どもたちの中で少しずつ気付いてきている。その為いけない事をしてしまった友だちに対して「ダメだよ!」「先生に言っちゃおう!」と注意するが、口調が強くなり、トラブルへと発展する事があった。今後は注意するだけではなく、何がいけないのかどのような言い方が良かったか等も一緒に考えながら伝えていきたい。

表現

ハロウィンに向けて幼児クラスで衣装を自由に作った。様々な材料の中から自分なりにイメージをふくらませ誰一人と困っている子はおらず、足りない物があれば保育者に声を掛け次々に想像以上の素敵な衣装が出来上がっていった。中には困っている年下児を手伝う微笑ましい姿も見られた。衣装を着て商店街を歩いた時は「ハッピーハロウィン!」と商店街の人たちに挨拶をする姿は、自分で作った衣装を見てもらえるのが嬉しくて仕方のないように見えた。お楽しみ会の衣装も自由に作っていきたい。…

5歳きりん組2021年度9月のまとめ

健康

朝夕は涼しくなり鼻水が出る子はいたが、大きく体調を崩す子はおらず元気に過ごせた。保育者の働きかけがなくても、気温に応じて自分で羽織る物を着たりして衣服調節をする姿が見られた。歯磨きもようやく保育者が声を掛けなくても丁寧に行えるようになってきている。引き続き見守っていき、できていない子がいた時は声を掛けていきたい。

夏野菜も全て終わったので子どもたちと考えて大根、人参、ごぼう、カブを育てる事にし、種をまいた。夏野菜に引き続き野菜の生長を観察していきたい。

人間関係

運動あそびに向けて組体操を行っているが、子どもたちから「やりたい」と言っただけあって当初より皆がやる気で、友だちに立ち位置を教えたり、できない子がいると持ち場を交代してあげたり自分たちで考えて取り組めている。リレーもチーム分けは保育者がするが、走る順番は子どもたちでもめる事もなく話し合って決める事ができている。

先月に引き続きホールに乳児クラスが遊びに来ると、喜んでホールに行き腰をかがめて優しく声を掛け遊んであげる姿が見られる。

環境

クラスで飼っていたカブトムシが全て死んでしまい、他のクラスのカブトムシはまだ元気なのにどうしてきりん組のカブトムシは死んでしまったのかを、みんなで考えた事で生命の大切さを感じる事ができた。

また散歩に出かけた時は、どんぐりを拾ったり赤トンボを見付け追いかけたり、秋の自然の変化を感じ取る姿が見られた。今後も身近な自然に触れながら木々の葉の変化や、新たに育て始めた野菜の生長などに関心が持てるようにクラスで共有していきたい。

言葉

わんぱくだんシリーズの絵本が大好きで保育者が読み始めると、目の輝きが今までとは違う。この絵本がきっかけとなり、帰りにめだか文庫で絵本を借りて帰る事が多くなったように思う。今後も子どもたちが沢山の絵本に出会えるように読み聞かせの時間を大切にしていきたい。

自粛明け子どもたちの言葉が少し乱暴で友だちを傷つける事を言ってしまいトラブルになる事が度々あった。自分で気付いて「ごめんね」が言える事もあるが、保育者が仲介しないと解決できない事もあった。今後も言葉は優しさにも武器にもなる事を伝えていきたい。

表現

秋祭りに向け8月から作っていたお神輿は、グループ毎に協力して作ったモンスターボールや子どもたちが好きな時間に好きなポケモンを作った事で、子どもたちみんなが納得のいくお神輿が出来上がった。秋祭り当日、園の周りを一周した時の表情はとても誇らしげだった。

運動遊びに向けて、組体操やカラーガード、リレーなどに取り組んでいった。最初はできなかった事ができるようになっていき、演じる時の表情が回を重ねるごとに自信に満ちていった。また異年齢児に披露する事でより一層自信を持ち、人前で発表する楽しさを感じる事や、みんなで気持ちを合わせる事の大切さも感じる事ができた。12月のお楽しみ会への良いきっかけとなった。…

5歳きりん組2021年度8月のまとめ

健康

先月に引き続き大きく体調を崩す事なく元気に過ごす事ができた。8月は熱中症アラートが出る程暑い日と雨の日も多く室内で過ごす事が多かった。その中ホールが空いている時は鬼ごっこ等をし、走り回り体を動かして良く遊んでいた。

散歩に出た時は、帰ってからシャワーをする等して快適に過ごせるように心掛けた。

夏野菜の収穫もそろそろ終わりになってきたが、自分達で育てお世話をした事で、今まで苦手だった野菜が食べられるようになった子も多い。引き続き食育として大根や人参等を育てていきたい。

人間関係

ホールに乳児クラスが遊びに来ると「遊んであげていい?」と言い、喜んでホールに行くと腰をかがめて優しく声を掛け、小さい子が遊べるように玩具を組み立て、それを壊されてもまた組み立てを嬉しそうに繰り返し、優しく穏かに遊んであげる姿が見られる。

室内で過ごす事が多かった事で、友だちとの仲が深まったように思う。ケンカをしても保育者が介入しなくても自分達で話し合い折り合いをつける事ができるようになってきているので、今後もなるべく見守るようにしていきたい。

環境

8月は水遊び、泥んこ遊びの他に泡あそびボディーペインティングも楽しんだ。ボディーペインティングは感触を嫌がる子もいたが、泡あそびは皆が楽しめていた。石けんと水の調合を考えながら泡を作り、泡立て器も上手に使いこなしまるで本物のクリームのように出来上がる子もいた。プラコップやストロー、バンダナ等も用意しておく事で洗濯遊びやお店屋さんごっこをしたり、汚れている壁やタイヤを泡できれいにする子もいたり、泡あそびが様々な遊びへと発展していた。歯ブラシは子ども同士で声を掛け合い、砂時計を見ながら丁寧に出来ているが、椅子の準備を忘れてしまうと歯ブラシをしながら歩き回ってしまう子もいるので椅子を忘れずに設定していきたい。

言葉

秋まつりに向けてお神輿を作る事になり、クラス全体で話し合う機会が多くなる。自分の思いや考えを適した言葉で伝えられる児もいれば、友だちの意見を聞き同調して終えてしまう児もいる。それぞれの思いを引き出していけるよう、意見を発しやすいような雰囲気をつくったり、考えに合った言葉を伝えたりするなどの援助をし、相互に伝え合い・聞く事ができる充実感を味わえるようにする。また、友だちの話を最後まで聞く大切さも繰り返し伝えていった。

表現

秋まつりのお神輿のモンスターボールは、グループごとに考え協力しながらそれぞれ個性的な作品が出来上がった。お神輿の回りに貼るポケモンもポケモン図鑑を見ながら描いて、描きあがったポケモンを嬉しそうに貼っていた。

組体操は、皆が意欲的に取り組み当初できなかったブリッジも何度かやるうちに全員ができるようになり、消極的だった子も自信が付いたようでとても活発になってきた。組体操で使う大太鼓を出した時、皆とても興味を示したので小太鼓、木琴も出し保育者がピアノを弾くと、曲に合わせて楽器を叩き、ピアニカも弾き始める子もいて自然に合奏になっていた。今後も様々な楽器に触れられるようにしていきたい。…

5歳きりん組2021年度7月のまとめ

健康

他のクラスでRSウィルスが流行っていた時も軽い風邪症状の子はいたが、大きく体調を崩す事はなく過ごす事ができた。

戸外あそびで沢山汗をかいた後は、テラスで水あそびをしたりシャワーをしたり体を清潔に保つ気持ち良さを味わえるようにした。泥んこや水あそび、室内あそび中はどうしても水分補給を忘れがちなので保育者も一緒に水分補給をしたり、友だちと一緒に誘ったりして遊びの妨げにならないように個別に声かけをしていった。まだ暑い日が続くので、エアコンの温度調節をこまめに行いコロナウィルスの感染予防も忘れずに、換気や消毒にも十分に配慮していきたい。

人間関係

それぞれが自分の好きな事や得意な事が明確になってきて、それを周りの友だちが認めたりする様子が少しずつ見られるようになってきている。認められる事で自信がつき、友だちが困ったり、分からなくなっていると得意を活かし自発的に手伝おうとする姿が見られる。子どもたち同士で関わり合い育ち合う様子を見守り、必要な場面で保育者が援助していくようにする。

環境

幼虫の時から土を替えながら大切にしていたカブトムシが羽化して子どもたちの前に姿を現した数日後に園のご近所の方から沢山カブトムシを沢山頂き、毎日のようにエサを替えお世話をしているうちに、今まで虫が嫌いだった子たちも触れるようになった。それと同時にカブトムシをオモチャのように扱う姿が見られるようになり、みんなでカブトムシを扱う時はどうしたら良いかを話し合った。時間を決めたり雑に扱う友だちを注意したり、子ども達なりに考えて関われるようになってきている。

歯ブラシが雑になってきていたので、6歳児臼歯や歯の大切さの話をし、砂時計や椅子を活用し丁寧に歯ブラシをする環境を整えた。

言葉

年長になったので、七夕の短冊を自分で書いた。まだ字が書けない子は担任が作った50音表を貼ると、目の前に座って一文字一文字真剣な表情で書いていた。その事がきっかけとなり字に興味を示す子が増え、友だちや保育者と手紙のやり取りを楽しんでいる。

友だちを傷つけてしまう言葉や保育者に対して暴言を発する子に「やめた方がいいよ」「○○ちゃんかわいそうだよ」と子どもたち同士で注意できるようにもなってきているので、子ども同士のやり取りを大切にして見守っていきたい。

表現

活動前に曲に合わせて体操をしているが、男の子のほとんどの子が参加しない。参加したいけど少し恥ずかしいという様子の子が多いので今後も続けていき「踊りたい!」という気持ちになってくれるのを待とうと思う。

ピアニカの吹き口を準備すると興味を示し吹き始める。自由にピアニカの鍵盤をたたいて楽しむ子もいれば、曲をあっという間に弾けてしまった子もいる。弾ける子が友だちに教え、音階を紙に書いてそれを見ながら弾く子もいて日に日に曲を弾ける子が増えてきている。今後も様々な楽器に親しんでいけるようにしたい。…

5歳きりん組2021年度6月のまとめ

健康

歯科健診で先生から姿勢の大切さの話を聞いてから、食事中姿勢が悪い子がいると「ちゃんと前向いて食べた方が良いよ」と声を掛け合う姿が見られた。また、乳歯から永久歯に生まれ変わる時期なので、食後の歯ブラシを丁寧にするように度々声を掛けていった。早く遊びたくて雑になっている子が多いので、今後も丁寧に磨ける様な環境作りをしていきたい。

夏野菜は順調に生長しきゅうり、ナス、ピーマンは収穫し、給食の先生とどのように食べたいかを話をして調理してもらい美味しく食べている。

戸外遊びやホールでは、体を良く動かして遊ぶ。特に女の子の間では縄跳びがブームになっていて跳べるようになるまで諦めずに頑張る姿が見られる。適度に休息や水分を摂り、汗をかいた後はシャワーや水遊びなどして心地よく過ごせるようにした。

人間関係

どろんこや水遊びが始まり、どろんこでは大きな山を作ってトンネルや川作りをし、水遊びでは水のかけ合いをしながらどうしたら水がかからないか、どうしたら連続して水をかけられるかなど一緒の目的や目標をもって遊ぶ姿が多く見られた。保育者も必要に応じて遊びの中に入り遊びを盛り上げていった。今後も個々の思いや成長に十分に配慮し、友だちとの関わりや集団の中で過ごすことの楽しさを味わえるようにしていきたい。

環境

夏野菜の生長、観察を続けている。ナスとピーマンにアブラムシが付いている事にも子どもたちが気付き「てんとう虫を見つけて退治してもらおう」「カマキリも食べてくれるよ」とアイデアが出ていた。ぱんだ組から育てていたジャガイモも収穫した。小さな物も合わせて133個もあり皆大満足だった。

帷子川でカニを捕まえ、次に行った時にはクラゲが浮かんでいるのを見つけ保育者のリュックから図鑑を出してどのカニ、クラゲかを調べていた。最初にカニを捕まえた時は園に持ち帰ったが次の日には死んでしまっており、皆で話し合った事で命の大切さにも気付き、その気持ちを育んでいけるようにした。

言葉

カニが死んでしまった時皆で虫や生き物など捕まえた時どうしようかと話し合った。「捕まえても帰る時には逃がしてあげよう」と皆が納得のいく話し合いができた。またホールの時計が子どもの蹴ったボールが当たり壊れてしまった時も、ホールでボール遊びをするにはどうしたら良いかも話し合った。様々な場面で、どうしたら良いかを子どもたち同士で話し合う機会が多くなってきている。話し合うきっかけ作りや言葉が足りず理解が難しい子がいる時は介入するが、それ以外は子ども同士で話せるようになってきているので今後も見守っていきたい。

表現

自分たちで育てている夏野菜の観察画では、実を付けていなかった1回目よりも実がなってから描いた2回目の方が皆良く観察して描けていた。

時の記念日にちなみ時計を作った。部屋の時計を見ながら文字盤を真似して書いていた。書けない子がいると、子どもたち同士で教え合い世界で一つだけの素敵な時計に仕上げていた。

七夕飾りでは、保育者が見本で作っておいた作品を見ながら自分たちで工夫して作ったり、分からない時は保育者に聞きながら作った。

自由遊び中、自分の家から持ってきた廃材で様々な作品ができている。今後も子どもたちの自由な発想で作る楽しさを沢山経験していく環境を整えていきたい。…

5歳きりん組2021年度5月のまとめ

健康

天気の良い日は、登園後や夕方に積極的に園庭に出て体を動かして遊んだ。気温の高い日には、ホールで遊んだり、服装の調整や水分補給・活動時間などを配慮し快適にすごせるようにしていった。片道40分かけて行ったログハウスも、皆しっかりとした足取りで歩き「また行きたい!」と言う程楽しめていた。

環境

夏野菜の苗や種を植え、水やりや支柱を立てたり世話をする。日々生長していく野菜を見て、手で触ってみたり臭いを嗅いでみたりしながら野菜の違いや特徴に気付く。オクラは種を植え芽が出るまで予想以上に早く生長し、間引きの体験もできた。今後も生長への関心を継続していけるような活動を考えていきたい。

言葉

友だちとの関わりの中で、悪気はなくても乱暴な言葉を使うのが楽しく、友達に嫌な思いをさせてしまい、トラブルになる事がある。言葉の意味や言われた相手の気持ちを伝えていくようにしていくと、子ども同士で「そういう事言わない方がいいよ」「もうやめた方がいいよ」と声を掛ける姿が見られるようになった。今後も自分たちで気付き、解決できるよう、やり取りを見守りながら場面に合った援助をしていきたい。

人間関係

友だちと話がまとまらず、涙ぐみながらその場を離れた子に他児が近寄って「どうしたの?」と話しを聞くなど、遊びながらも友だちを気遣う様子や、友だちに強い口調で言い泣かせてしまった時も、謝ったり涙をふいてあげたり、自分でなんとかしようとする年長児らしい姿も見られた。
また、気の合う友だちと遊ぶ姿が見られるが、いつも一緒という訳ではなく「今は違う遊びをしたい」と離れていることもある。一緒に遊びたいと保育者に言いに来る子もいるが、周りを見渡して少しずつ他の遊びを見付けられるようになってきた。
また、遊びを楽しむ中で、いつも自分の思い通りにならず楽しく遊ぶためにはどうしたらよいかを保育者と一緒に考えていく中で、自分の気持ちに折り合いを付けたり、相手に寄り添っていく等に少しずつ気付く姿も見られるようになってきている。

表現

遠足に行く前と行った後、みんなで大きな模造紙に思い思いの絵を描き、共同で表現する楽しさを味わった。野菜の観察画では、実際に手で触れじっくり観察をし、細かい部分まで描けていた。
マーブリングでは、最初にやった子が保育者の代わりになってやり方を説明していた。
出来上がった模様を見て歓声と同時に笑みがこぼれ、何枚も楽しむ子もいた。…

5歳きりん組2021年度4月のまとめ

健康

年長になり張り切る姿が見られる。ホールも使えるようになり、ホールと部屋を自由に行き来して自分の好きな場所で好きな遊びをする。他のクラスが午睡中には園庭で遊んだり散歩にも出掛け体を良く動かして過ごしている。

給食はバイキング形式で自分の食べられる量を盛り付け、苦手な食材は自分で量を減らす等、調節している。

お米もお当番が朝研いでおり、協力しながら研いでいる姿が微笑ましい。

環境

夏野菜の栽培に向けて何を育てるかを保育者が話した時、子ども達で図鑑を持ってきて調べホワイトボードに書き出していた。栽培に使う土作りも子ども達と一緒に行った。その際プランターに入っていた土を出した時幼虫が沢山出てきてクラスで飼う事にした。何の幼虫かを図鑑を出し調べていた。今後も子ども達の調べたいという気持ちを大切にしていきたい。室内では子どもたちの興味の変化や動線を考えて状況に合わせた環境づくりをしている。子どもたちが楽しく過ごせる環境にしていきたい。

言葉

自分の思っていることを友だちや保育者に伝えている。また、質問を投げかけると自分なりに考え伝えようとしている。友だちとの会話の中で、まだ口調が強くなる時もあるが相手の気持ちをわかろうとする姿が見られるようになった。異年齢と過ごすことが多いため、お互いの言葉を吸収し以前より語彙が増えたように思う。

人間関係

少し緊張しながらも進級した事を喜び年長になった自覚が見られた。簡単なルールのある遊びを子ども同士で声を掛け合い楽しんでいるが時折ルールを守れない子がいると、トラブルになる事も度々あった。子ども同士のやり取りを見守りながら、解決できない時は仲裁に入り相手の気持ちを考える機会をつくるようにした。

園庭やホールで泣いている乳児クラスの子がいると、心配し側に近寄ってあやしてあげるなど優しく微笑ましい姿が多く見られた。今後も他のクラスと一緒に散歩に出かけ自然と関係が深まっていけるようにしたい。

表現

こいのぼり製作では、ビニールテープを自由に貼る作業は思いの外難しく、手や足時には友だちにも手伝ってもらいながら貼っていた。テープで区切られた所を絵の具で自由に塗った。色が混ざらないように工夫しながら塗る姿が見られた。今後も様々な素材、道具を使って色々な手法を試す事ができるよう、活動の提供を考えていきたい。…

5歳きりん組2020年度3月のまとめ

健康

基本的には目立った体調不良もなく、元気に登園している。手洗いうがいがきちんとできているためかなと感じる。暑く感じると自分で衣服を調節している姿がある。食事は、おかずをよく食べるようになった。気に入ったものはおかわりをして食べている。三食食品群の表を見ながら、役割に興味を持ち見て覚えるのを楽しんでいる。戸外ではドッジボールなどをよく行っている。ルールをきちんと守り楽しんでいる。投げ方やよけ方・キャッチの仕方などとても上手になった。先月まではなわとびブームだったが、今月に入ると鉄棒にチャレンジする子が多くなる。また、園庭が解放されてからは、登り棒に挑戦しどんどん登っていき嬉しそうにしている。

人間関係

友だちとよく遊んでいる。ごっこ遊びをしたり見立て遊びを楽しんでいる。友だちが困っていると、助けてあげたり、慰めてあげる姿が見られる。年度末に近づくと不安な気持ちを訴えて甘えが多くなる子が多かった。保育者に甘えを受け止めてもらいながら少しづつ落ち着いて過ごせるようになる。リーダー活動をすることで率先して動き友だちと声を掛け合いながら、協力して行う事ができている。戸外では他の保育園の同じ年の友だちとさりげなく交流する経験もできた。同じ小学校だねなどと喜んで話していた。

環境

暖かくなり、桜が咲き始め「きれいだねー!」「咲いてるよー!」と声にしながら、感動を友だちや保育者と共有している。また、桜の花びらを拾って袋に入れて集めたり自然を遊びに取り入れる姿がある。また、枝でBBQごっこするなど遊びを工夫している。3月中旬よりホールで過ごすようになった。普段遊ばなかった玩具で遊べるためとても喜び過ごしている。マットやトンネルなどを好きなように使い工夫している。その中で、危険な事など自分たちで判断しながら、子どもならではの遊びを行っている。危険なことが起きそうなときは友だち同士で声を掛け合っている姿がある。卒園式の用意を一緒に行う事で、普段使っている部屋をきれいにしようという気持ちになり積極的に行っていた。どうやったら汚れが消えるのかを考えながら取り組む子が多かった。

言葉

自分の思ったことを上手く使い会話を楽しみ、朝の会などで人前でも堂々と話している。今まで恥ずかしがっていた子もくり返し待つことで言えるようになった。卒園式の練習を通して、みんなと呼吸を合わせて言葉を言う経験をした。皆と合わせて言う事で気持ちを通じ合わせることができた。よって自信を持ち言えるようになった。字の読み書きはとても興味を持ち自分の字は上手く書けている。

表現

卒園式の歌は自分たちで選曲し、喜び上手に歌っていた。ダンスは好きな曲を、友だちと一緒に踊り楽しんでいる。製作は手先がとても器用になり、細かい作業も上手くなってきている。卒園式の飾りを自分たちで作り、飾ることができた。ここにこうやって貼ろうととても喜びながら自分の好きなようにつけることができていた。また、あとから行う子に「作り方教えてあげる!」と言い、教えてあげる姿が見られた。…

5歳きりん組2020年度2月のまとめ

健康

手洗いうがいは徹底しており自分で進んで行っている。手洗いの歌の歌詞をよく見ながら手を洗う姿が見られる。感染予防がきちんとできているからか、特に体調を崩すことなく元気に健康に毎日過ごしている。食事は食べる量が増えおかわりしながら食べている。苦手な物も挑戦しようという気持ちが見られている。また就学に向けて、食べる時間も意識するようになってきている。戸外では身体を動かし遊ぶことが多い。友だちと氷鬼をしたり、ドッジボール・だるまさんが転んだを楽しんでいる。先月までは縄跳びブームだったが、最近では鉄棒に挑戦している子が多い。手足の筋肉がついてきていると感じる。

人間関係

鉄棒など、できるようになった子が挑戦している子に教えてあげる姿が見られる。教え方も上手で自分の身になって考えて伝えることができるようになった。ぱんだ組とドッジボール対決をすることがきっかけで交流が見られている。自分より年下に優しくしてあげたいという気持ちが見られる様になった。乳児クラスとの交流は頻繁には出来ないが数名ずつで尋ねるなど工夫して楽しめている。クラス内では、思いやりが見られ、助けてあげる事や慰めてあげる事などが十分にできており、更には認めてあげる事も出来ていて気持ちよく過ごしている。インスタントカメラの活動のテーマを“人”にして行った。その活動を通して乳児クラスや普段関わらない保育者との交流にもなった。

環境

暖かい日に桜が咲いていて気付いた子が見たり落ちている花びらを拾い集めたりする姿が見られる。石ころに興味を持ち、集めたり地面に描ける石を見つけ描いてみたり大きさや綺麗さに気が付いて保育者や友だちと共有・共感を楽しんでいる。持ち帰り、室内で見立て遊びに発展していく様子も見られる。クラス移動・卒園に向けて掃除を子どもたちで行っている。「今までありがとうね」などと感謝の気持ちを表す子もいる。

言葉

子どもたち同士で造語や歌の替え歌などをして言葉遊びを楽しんでいる。特に反対言葉の替え歌をしていて言葉の勉強に繋がっているなと感じた。全体的にあったか言葉を言い気持ち良い雰囲気の中で過ごしている。保育者の話すことを真剣に聞きお家に帰り、家庭に伝えることができている。朝の会では、自分の気持ちや経験したことを上手に伝えることができている。伝える時もきちんと文章になっていうことができている。普段の散歩の時など、地域の方に元気に挨拶をして積極的に話し掛けたりしている。

表現

立体的な工作が好きで廃材を使いながら楽しんでいる。作るものは生活で必要な物や大人が使うようなものを作り、ごっこ遊びに使ったりしている。手先が随分と器用になり、細かいものも作れるようになった。絵の具などを好み筆の使い方などがとても上手になってきた。ダンスを引き続き好んでおりできる友だちを誘い何度も楽しんでいる。歌は季節の歌や、卒園式の歌を歌っている。歌声がきれいになり音を外さずに歌う子が多い。歌詞を覚えている子がリードして歌い、引っ張っていこうとする姿が見られる。…