5歳きりん組2022年度7月のまとめ

健康

気温の低い日は木陰の多い公園で高台に登ったり、茂みで動き回ったりして身体を動かした。またホールでも友だちと相撲や鬼ごっこをしていた。バスケットボールなどボールを扱う遊びが多く、様々なルールのゲームを通して、バランス感覚やコントロール力を競っていた。熱中症について対処などを話し、理解を深めていった。一番大切なのは水分補給を合言葉にして、自ら気をつけようとしていた。給食では育てた野菜もあり、食材そのものの味や食感を味わっていた。「つまみぐい」という言葉で野菜苦手な子も友だちと少しでも食べてみていた。以前より自分の食べられる量を把握してきている。

環境

暑い中でも泥遊びや水遊びを堪能できた。始めは水を出しかける単純な遊びが盛り上がっていたが、温泉づくりや水車タワーなど友だちと協力しながら、組み合わせる遊びにも発展した。

水関係で色水遊び、そこから色付きシャボン玉や炭酸遊びに意見が広がり、遊んでみてどうなるかなと好奇心や探求心が見られた。友だちの色と混ぜたり、匂いをかいだり全身で楽しみ五感を使っていた。カタツムリやダンゴムシの世話やをきっかけに、カブトムシの世話は戦わせて興奮しながらも思いやりを持っている。優しくと声はかけているが具体的なことをもっと話し合っていきたい。

言葉

友だちの前で話す経験や挨拶など当番活動で慣れてきたように思う。急な質問などは考えるのが難しいと感じる子がいる。朝の会の当番が今日頑張る仕事を考えていたが、4つのなかからカテゴリ別の選択制にして慣れて来たら自分で考えることに移していこうと思う。

友だちが話している時に大声で不適切なことを言ったり全く聞かなかったりという姿もある。集中できる環境づくりと聞く大切さを伝えていく。全員で話しを進めることも慣れ、意見を積極的に出していたり、自分はどうしようと意見を考えていたりした。その一方で関係ない話をハンス子もいる為、話の区切りや内容の確認を意識して子どもの思いをまとめていく。

人間関係

友だちの輪に自ら入って行く積極的な姿が見られ、それを快く受けている。友だちによっては、主に物の貸し借りで言い合いになる事が多く、長くなるにつれて口調が強くなり内容がずれ込むことがあった。保育者が途中から仲介し、それぞれの意見を整理していたが、同じような状況の時に友だちが第3者で介入しなだめたり、仲裁案を出したりしていた。また泣いている子がいたら駆けつけ外から見えないように守ったりティッシュで涙をふいたり優しく関わっていた。

また、遊びの延長で言葉や行動が本気になることがある。自分の言動を客観的に見れるように、相手がどう思うかを丁寧に、一緒に考えながら解決していく。

表現

七夕の吹き流し製作や後半のソルトペイントなど共同で制作をした。

自分の好きなように色付けをしていたが周りの友だちの絵をみて世界観を寄せている子もいた。ポスカや綿、ボンドなど前月とはまた違う素材や道具を楽しんだ。徐々に製作に興味のなかった子も「なにするの」と声を掛け様子を見るようになっている。

育児あれこれ