4歳あさがお組保育日誌バックナンバー

4歳あさがお組2018年度1月の保育日誌

1月7日(月)     晴     萩原

カレーの人参の皮むきをする。大きな人参を手にとりにおいを確かめたり撫でて「なんかゴツゴツしてる。このへこんでいるところはなんだろう。」と、臭覚、触覚を楽しいんでいる。家庭で皮むきの経験があるような子もいるようだったがほとんどのがピューラー使用は初めてとなる。数名ずつ使用方法や注意を伝えながら落ち着いて取り組めるようにした。左手の支え方が不安定になる時は保育者が補助し、皆で『自分で出来た!!』という

達成感が味わえることが出来た。

 

1月16日 (水)      晴     萩原

さくら組と一緒に日野中央公園へ散歩に出掛ける。昨日『長距離の散歩にでかけるよ』と、話しをしていたため、「もっと遠くの公園がいい」と、いう意見もあったが今日は「年下児をリードする立場」であることを感じると気持ちが切り替わった様だった。全員でかけっこやリレーで十分に身体を動かし、岩場や東屋でごっこ遊びをして楽しむ姿がみられた。皆でリレーなどをすることで「一緒に散歩する」ことの楽しさを更に深められたと感じる。冬ならではの薄氷や霜柱などをもっと堪能してみたい。

 

1月21日 (月)          晴     萩原

園庭ではいくつかの集団に分かれてごっこ遊びを楽しんでいる。女児は風呂マットを敷いて場を作りままごと遊びからお祭りごっこ(的あて)へと遊びが変化していく。又、男児は積まれたタイヤをバスケットゴールに見立てたゲームからタイヤ、風呂マットを使ったごっこ遊びへと変わるがイメージの共有に難しさを感じる。最近は男女に分かれてごっこ遊びをを展開していく場面が多く見られるようになってきた。興味の対象や好みの性差はあると思うが保育者の関わりを考え時にはそれぞれの遊びを大きく広げて皆でイメージが共有出来るようにしていきたい。又、イメージの相違からの衝突の際はお互いの言葉を聞き思いを言葉で伝える経験を重ねていきたい。

 

1月24日 (木)      晴      萩原

節分で使用する鬼の帽子を作る。先日絵の具で描いた作品を蛇腹折りにする。目の前の帽子に目、角、鼻、口を色画用紙を切って切り貼りしていく。自分の作品を見つめながらパーツの色、形、大きさに工夫が感じられる。出来上がると早速かぶり友だちと見せ合ったり、遊ぶ姿もみられた。どうすれば角がたつのかと試行錯誤している様子だった。どの子どももイメージに近いものになり喜んでいた。これからも満足できる制作遊びを工夫していきたい。…

4歳あさがお組2018年度12月の保育日誌

12月7日(金)    曇り    萩原

「明日は、やっとお楽しみ会だね。」と、子ども同士で楽しそうに話している。「パパ、ママ、おばあちゃんたちも見に来てくれるんだよ。」と、これまで以上に『見てもらう』ことに嬉しさの中の緊帳感を感じている様子が見られる。劇ごっこの中で「お客さんに聞こえるくらいの声でセリフを言おう。」と、話していたが子どもの中では「おおきな声」が意識されているようだった。家族の人が見に来てくれるなど「見られる」という意識も明日のお楽しみ会を前にして強くなってきている。のびのびと演じてくれたらと思う。

 

12月11日(火)   曇り    萩原

今日の『英語で遊ぼう』では、クリスマスをテーマにしたものだった。絵カードでクリスマスツリーやリース、サンタクロース…子どもたちに親しみのあるで、友だちどうし嬉しそうに話す姿がみられた。お楽しみ会に次いで期待を持っているクリスマス、子どもにとって興味深いものだった。講師が身振り手振りをつけることでよりイメージが伝わっていた。クリスマスの雰囲気が感じ取れる絵本や紙芝居を皆でイメージを共有し活動へと繋げていきたい。

 

12月19日(水)   晴れ    伊藤

3歳児と南公園へ散歩に出掛ける。大小の滑り台に大喜び、綱を渡るコーナーでは、バランスをとりながら挑戦する子が多くいた。傾斜のある所ではどんぐり拾いや木の幹に横たわっている子どもの姿があり、自然に触れ公園で遊べる時間を十分にとれるよう往復の時間にも余裕をもって行きたい。

 

12月25日(火)   晴れ    萩原

お楽しみ会後子どもたちにとって楽しみにしている『クリスマス』登園するなりプレゼントの話しや家族でパーティーをした話しなど楽しい会話が弾む中、幼児クラスでクリスマスの余韻を楽しみながら会食をする。今年は連休前にクリスマス制作を返し自宅で楽しめるようにしたので保育室が少し寂しく感じた。壁面や室内を子どものアイデアを活かした装飾が残せれば良かったと思う。…

4歳あさがお組2018年度11月の保育日誌

11月5日(月)    曇り時々雨    萩原

ひまわり組と一緒に冬野菜の種を購入に行く。みんなの意見をまとめ、ラディッシュと  小松菜を育てることに決める。店舗に冬野菜の取り扱いが少なかったので、事前にある程度子どもたちと決めていたが選ぶ範囲が狭くなってしまったので、次回は下見をしてから買い物に行くようにしたい。

帰り道に木の葉、みかん、柿の実の色付きの変化に気付き子どもたちの楽しそうに話す声が聞こえてきた。

 

11月12日(月)     曇り      萩原

いくつかのグループに分かれてごっこあそびやフラフープを使った見立て遊びなどゆったりとした遊びの多い中、跳び箱を出してみると3,4歳一緒になって楽しむ姿が見られた。

始めのうちは巧技台のようによじのぼって飛び降りていたが、手をついて跳ぶことを知らせると跳び箱の上に飛び乗る動きに変わっていった。出来る子どもの動きを見て、「やってみよう。」と、感じる子どもが出てきているので無理なく挑戦していきたいと思う。

 

11月20日(火)    晴れ      萩原

好きな楽器を選びリズム打ちをし、合奏ごっこをする。リズムに慣れてくるとみんなが

「音を合わせる」という意識が強くなってきているように感じる。打ち方の変化のあるものも見本の保育士を見つめて打ってみようとする意識が出てきて音がきれいに出るように

さまざまな楽器に触れる機会を通して各々が好きな楽器を選択できるように声をかけていきたい。

 

11月28日(水)    晴れ      萩原

避難訓練に参加する。園庭で遊んでいる時に放送が鳴り、初めてのチャイム音に直ぐに反応するが、その後の指示が聞きとりにくく保育士に視線を向けて指示を待ち鼻と口を覆って

行動することができる。園内での非常時の訓練は身に付いてきていると思うので散歩先での避難訓練も想定して行ってみようと思う。…

4歳あさがお組2018年度10月の保育日誌

10月 2日 (火)   晴れ      萩原

登園後遊戯、おみこし、リレーをする。遊戯では運動会当日に保護者に見てもらえる期待感が徐々に膨らんできて、踊りながら歌を口ずさんだり掛け声を大きく発するようになった。みんなで作ったかぶと虫の「みこし」に本物の赤とんぼが止まり、子どもたちの顔が一層輝いた。嬉しさと楽しさが徐々に増してきている。一人一人の気持ちを高めていけるよう声を掛けていきたい。

 

10月 12日 (金)  曇り      萩原

一昨日まで描いていた運動会の印象画のクレヨン画に絵の具で色付けをする。今回は八ツ切りサイズの紙を用意していたため絵の具で塗るスペースが小さくなったが、その分細かな部分まで意識して丁寧に塗っている子どもも多く、画用紙の上では色が混ざらないよう細かな部分にまで注意を丁寧に塗っている子どももいた。紙のサイズを大きくしたり絵の具の色を増やして次回に取り組みたい。

 

10月 19日 (金)  曇り時々雨   萩原

登園時からお弁当や水族館にいる魚の話題で期待が増していた。バスを降りると小雨が降っていたものの楽しんで園内を歩く姿が見られた。昨年の経験や家族で行っている子どもも多く水族館の楽しみを知っているようで、魚の名前は分からなくても特徴をとらえて

「フグじゃない?」「エビの仲間だよ」と、子ども同士話してみたり表示を読んでみようとする子もいた。今後の活動の中で更に魚や海の生き物へ興味や関心を深めていきたいと思う。

 

10月30日 (火)   晴れ      萩原

朝から良い天気に恵まれ子どもたちも友だちと期待の声を掛け合う姿がみられる。前回のジャガイモ掘りの経験もあり軍手の装備でも指の位置を確認しながら自分で着けられる子が増えた。畑に着くと芋の茎を目印にクラスの友だちや年長児、地域の方々に助けを求めて掘り出せたようで更に喜びが大きくなったようだ。

 

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4歳あさがお組2018年度9月の保育日誌

9月6日(木) 晴れ時々曇り 萩原

ひまわり組とリレーをする。前回は、バトンを受け取った後に立ち止まったり、どちらに走るか戸惑ったりする子もいた。しかし今回はスタートからゴール、待機までの流れがわかり、力いっぱい走った後に友達の応援にも気持ちが向かうようになる。遊戯では初めて園庭で行ない、スペースを広くとれることに喜び、身体を大きく動かして踊っている。活動への参加が控えめな子もいるので、皆で楽しめるよう援助していく。

 

9月10日(月) 曇り  萩原

運動会ごっこでパラバルーン、お神輿、遊戯、リレーをする。パラバルーンでは初めての動きもあったが、保育者の声掛けを聞いたり、周囲の動きを見たりしながら動くことができていた。遊戯では動きを覚えた子も多く、時おり友達と顔を見合わせながら表情良く踊る姿が見られる。運動会の様々な演目に取り組んだり、他学年の演技を見たりすることで運動会の全体的なイメージや雰囲気を把握することができたようだ。各演目で友達と一緒に安心して取り組むことができたり、意識して競う姿も見られるようになる。今後、さらに友達の存在を意識できるような活動を考えていく。

 

9月20日(木) 曇り時々雨  萩原

登園すると幼児の保育室全体がお祭りの雰囲気になっていることに気付き喜んでいる。身支度を終えると、早速たこ焼き屋の屋台に立ち、コンロとトングを使って焼く真似をしている。全体でお祭りごっこが始まると、お店屋さんの役をしたい子と買い物に行きたい子で自然と分かれていく。初めのうちは声掛けをするのに緊張したり戸惑ったりする姿もあったが、次第に慣れていき笑顔でお店屋さんのやりとりができるようになる。

多くの子どもが夏の間に経験した『お祭り』がテーマとなったことで、子どもたち自身もイメージを持ちやすかったと思う。やりとりを重ねていくうちに積極的になっていったり、自分のやりたいことを強く主張したりする姿が印象的だった。今回の遊びが更に発展していくことを期待する。

 

9月26日(水)雨  萩原

画用紙の端切れや廃材を使った制作に取り組む。初めのうちは保育者が『腕時計』を作ったのを見て、自分にも作って欲しいと求める子が多かったが、男児が真似て作ってみたのをきっかけに他児も自分で作るようになる。また、お神輿にかぶと虫以外の虫の仲間を飾ることを提案すると廃材などを使って蝶やセミなどの虫も作ってみる。年長児が廃材を使った工作をしているのをみたことで、制作遊びに興味を持ち始めている。まだ、「どんな材料を選んだらよいか」「どう使ったらよいか」と戸惑ったり考え込む子もいるが、少しずつイメージを形に近づけていっている。保育者も共に取り組み、楽しみながら子どものアイディアを引き出していきたい。

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4歳あさがお組2018年度8月の保育日誌

8月1日(水) 晴れ 小野

ひまわり組と一緒にプールに入る。最初にクラス対抗で水を掛け合って徐々に体を慣らしていく。その後、順番にビート板を使って泳ぐのを見せ合ったり、玩具を使って遊んだりして過ごす。水遊びが好きな子とゆっくりと水に慣れたい子がいる。それぞれに配慮があってこそ、『のびのびと遊ぶ』ということになると感じる。遊びのスペースや時間の区切り方、遊びの提供の仕方を工夫していく。

 

8月8日(水) 雨  萩原

お祭りごっこについての話し合いをする。先週末に園周辺の地域でお祭りが開催されていたこともあり、楽しかったことやおいしかったものなどを思い出しながら話している。その後の金魚作りでは、工程や出来上がりの形が『てるてる坊主』に似ている為、今日の台風を様子を見ながら「晴れますように」とお願いしたり、作品をごっこ遊びに加えながら遊んでいる。最近、5才児が廃材を使って制作遊びをしていることに興味を持っている。その姿を見て、持ってきた廃材を眺めて「これもお祭りごっこに使えるかな?」と工作をしてみる子もいる。イメージを引き出していけるよう援助していく。

 

8月14日(火) 晴れ 萩原

2~5才児が合同で過ごす。昨日は年下児への関わりや声掛けに緊張の様子が見られたが、一緒に過ごす中で少しずつ慣れてきている。遊びの中で積極的に声掛けをしたり、食事前にはエプロンをつける手伝いをしたりする姿も見られた。プールでも玩具の貸し借りをしながら、一緒にダイナミックに遊んでいる。5才児が積極的に2才児の手伝いをするようになり、その姿を見て4才児も真似をしながら関わろうとする。5才児は相手の様子を見ながら対応することができるが、4才児は「思い」はあるものの声掛けや関わりが一方的になる場面もあるので、関わろうとする姿を見守りながら、必要な時には仲立ちや援助をしていく。

 

8月31日(金)晴れ 萩原

8月の誕生会に参加する。4才児の誕生児は皆に祝ってもらうことを楽しみにしながら登園する。既に誕生日を迎えて5才になった子は「同じ5才になったね」と共に喜び合い、これから誕生日を迎える子はその姿を見て「あと何回(誕生会を)したら自分の順番になるのか?」と保育者に尋ねたり、数えてみたりしている。最近、数字や文字、数え方などへの興味が強くなっている。子どもたちにとって最も身近な数である「年齢」をきっかけにいろいろな数に興味を広げていけるよう、遊びや活動を考えていく。…

4歳あさがお組2018年度7月の保育日誌

7月5日(木) 曇り時々雨 萩原

七夕飾りを笹に飾り付ける。笹を見ると「これはパンダが食べるんだよね」とにおいを嗅いでみる子もいる。一人ずつ保育者と一緒に『織姫と彦星のモビール』『ちょうちん』『短冊』を結び付けていく。「うまく結べるかなぁ」と話す子もいたが、縄跳びを結ぶ時を思い出しながら試行錯誤しながら自分でやってみようとする。特に短冊への思いが強く、ほどけないようにきつく結びつける姿が印象的だった。「一回寝たら七夕の集会なんだよね」と期待を持っているので、楽しみながら七夕の由来などを知って欲しい。

 

7月11日(水) 晴れ 萩原

ひまわり組と一緒にプールに入る。水の掛け合いっこから始め、動物の真似っこ遊びをしながら少しずつ水面と近くなっていく。ワニ歩きでは緊張が見られる子もいたが、水が掛かることを怖がることもなくなりきって遊んでいる。その後は、ケチャップなどの空き容器を使って水鉄砲のように遊んだり、玩具すくいなどをして、それぞれのペースで楽しんでいる。これから、徐々に水の量を増やしていき、幼児ならではの水遊びやゲームに取り組んでいきたい。

 

7月20日(金) 晴れ 萩原

「今日は夏まつりだよね?何時に始まるの?」と登園した時から期待を膨らませ友達同士で話している。日中は『夏』からイメージするもので、壁におばけを飾って的当てをしたり、すいか割りごっこをする。すいか割りごっこでは、初めは目隠しに戸惑う子もいたが、友達の動きや楽しそうな表情を見て、慎重に試してみている。夏は特徴的なものが多く、イメージするものを聞くと海、プール、すいか、かき氷など次々とあげられる。イメージしたものを遊びへと繋げていけるよう工夫していく。

 

7月30日(月)曇りのち晴れ 萩原

先週までの暑さが一旦落ち着いたので、久しぶりに園庭に出て遊ぶ。子どもたちは外に出る準備をしながら「セミをつかまえよう!!」「カブトムシもいるかな?」と夏ならではの生き物との出会いに期待を持って話をしている。園庭に出ると日陰を探してアイスクリーム屋さんごっこをしたり、タイヤに掛けたブルーシートに溜まった雨水を、水路を作って流し出して遊んだりしている。遊んでいる中で2種類のセミが見つかり、2匹を比べながら細かいところまで観察する。皆の気持ちが満足すると話し合い、「誰にも捕まらないように、木の上のほうに放してあげよう」と決まり、園庭隅の木に放し、手を振ってお別れの言葉をかけている。部屋に戻ると「セミの絵を描きたい」という声があがり、思い思いのセミを描く。これまでは虫を集めることが満足だったが、小さな生き物の命を感じ大切にしようとする姿に成長を感じる。周囲のさまざまなものとの関わりの中で『感じる心』を育てていきたい。…

4歳あさがお組2018年度6月の保育日誌

6月4日(月) 晴れ 萩原

洋光台北公園へ散歩に出掛ける。前回、広場でバッタを見つけたことを思い出し、「また虫探しをしよう!!」「かけっこもしたいね」と公園での遊びに期待を膨らませる。公園に着くとアジサイを見て、色の違いや種類によって花のつき方が違うことに気付いている。広場で皆でリレーごっこをした後、虫探しやかくれんぼ、鬼ごっこをする。前回は長く伸びていた広場の草が刈られていた為、「虫がいなくなってしまったのではないか」と心配する子もいたが、いろいろな場所を探って小さなバッタを見つけると喜んで観察していた。次回は花や虫の図鑑を準備し出掛けたい。

6月18日(月) 曇り 萩原

園庭でそれぞれ好きな遊びをしていると「皆でリレーをしたい」と声があがる。保育者はラインを引く準備のみをし、これまでは保育者が行っていたチーム分けを子どもたちで話し合って進める。1回戦目は8名対4名での試合となる。走り終えた結果をうけ、2名が「人数差が大きい」と気付く。2回戦目では偶然、人数が均等になり僅差で勝敗が決まった。3回戦目では、走ることが得意な子が多数集まるチームができ、再び人数差が大きくなる。様々な経験を通して考えたり、思いを発言できる機会を増やしていく。

6月26日(火) 晴れ 萩原

栽培を始めた頃には勢いよく生長し、2本収穫できたきゅうりだが、葉や茎に虫がつき枯れてしまった。病気になってしまったきゅうりを今後どうするかの話し合いをする。「もう一度苗を買って育てる」という意見と「他に育てているインゲンと朝顔だけを育てていく」と言う意見があがり、結果、新しい苗を買って大切に育てることに決まる。当番活動の水やりも忘れないように声を掛け合うことになる。積極的に世話をしていた子は、枯れたきゅうりの処理について「もしかしたら元気になるかもしれないから、もう少し見てから抜く」と話す。子どもたちの大好きな虫も植物も同じ命があることを感じていけるよう、活動を見守っていく。

6月27日(水)晴れ 萩原

絵の具を使って描画を楽しむ。皆、初めのうちは慎重に色をおいたり、形を描いたりしているが、偶然絵の具の色が混ざったのをきっかけに、紙の上での混色や筆を振って絵の具を落とすアクションペイントにも発展する。虹のように色分けをし、鮮やかに描く子もいれば、3~4色の混色でどんな色ができるかを友達と予想しながら試してみる子もいる。絵の具ならではののびのび感も味わえた。今度はロール紙などの大きな紙での描画にも取り組んでみたい。…

4歳あさがお組2018年度5月の保育日誌

5月1日(火)晴れ  萩原

ひまわり組と一緒に夏野菜の苗の買い物に行く。友達と「野菜のお買い物だね」と話し、楽しみにしなが

ら歩いている。店では、たくさんの野菜の苗が子どもたちの目線の高さで並んでいた為、一つ一つじっくりと見比べている。持ち帰る時にも「たくさんキュウリができるかな」「どんなのがなるのかな」と期待を膨らませている。種から育てるインゲンと苗から育てるキュウリとで生長の違いに気付いていけるよう、世話の仕方も考えていく。

 

5月9日(水)雨  萩原

来週の野毛山動物園への遠足について、動物へ興味を持つとともにお弁当への期待も高まっている。「どんなお弁当を作ってもらう?」をテーマに、弁当箱型にした画用紙に自由に描いてみる。友達同士で「から揚げとハンバーグがいいな」「おにぎりにしてもらおう」「デザートにはいちごを入れてもらおう!!」と具体的なメニューを話しながら、楽しんで描いている。平面の画用紙ではなく、二つ折りにすることでお弁当のふたを開けるイメージが膨らみ、完成すると開け閉めをしたり食べる真似をしたりしてごっこ遊びも楽しんでいる。遠足に向けて、体調を整えつついろいろな面から期待を膨らませていく。

 

5月15日(火)晴れ  伊藤

さくら組と洋光台北公園に散歩に出掛ける。途中、桜の実が赤くなっていることやビワの実の大きさに気付き、教え合う姿がある。遠足に向けて広場にシートを広く敷いてみると、砂場用のカップや皿に木の枝や砂を詰めて弁当作りやピクニックごっこを楽しみ、お店屋さんごっこへと発展していく。園庭の玩具を持って行ったが、遊ぶ場所が変わることでいつもと違った遊びを見つけていたので、遊びの環境を変えることも大切だと感じる。

 

5月28日(月)曇り  萩原

ひまわり組と一緒に、そら豆の殻むきに取り組んでみる。活動の導入として、そら豆の種から実ができるまでの細かな生長の様子を写真で見ると、皆そら豆に興味を膨らませている。まず、5歳児が殻むきをするのを見てから取り組んでみると、同じように爪をたててみたり、筋を取ってみたりしながら丁寧に取り出して喜んで見つめている。自分で取り出したそら豆を並べて数を数えたり、友達と比べたりする姿もある。今回の活動が、調理に関わる初めての活動となる。これから、調理にも積極的に関わっていけるようにし、食の楽しみへ繋げていく。…

4歳あさがお組2018年度4月の保育日誌

4月2日(月) 晴れ 萩原

登園時から環境の変化に緊張している子や「あさがお組になったね」と青いクラスカラーの名札や帽子を友達と嬉しそうに見せ合う姿がある。『入園を祝う会』では、新しくあさがお組に入る友達を見つけると「あのこが〇〇くんだね」と喜び、0歳児の姿を見て「可愛いね」「赤ちゃんに優しくしてあげるんだ」と話す姿も見られる。会終了後、園庭に出ると年下児や新入園児に積極的に声を掛けている。いろいろな友達と関わっていけるよう、仲立ちや遊びの設定をしていく。

4月9日(月) 晴れ 萩原

クレヨン画で自分の顔を描き、当番表作りをする。描き始める前に、鏡で自分の顔を観察する子もいて「鼻の横にホクロがある」など細かい部分まで見て描こうとする。顔の土台をしっかりと塗った後は、それぞれ自由に表情を描いていく。実際の顔やパーツと同じ色を使う子もいれば、カラフルに描いて楽しむ子もいる。型にはまらず、自由に表現することを楽しめるよう活動の設定や援助をしていく。

4月19日(木) 晴れ 萩原

三丁目西公園へ散歩に行く。広場でかけっこやリレー、しっぽ取りゲームに取り組む。かけっこでは皆でゆったりとした気分で楽しむ雰囲気だったが、リレーやしっぽ取りゲームになると競争心が強くなり、大きく速く身体を動かそうとしている。かけっこから段階を踏んでルールを複雑にしていき、ゲーム感覚が高まっていくと同時に遊びへの意欲も高まっていったように感じる。これから、いろいろな『ルールのある遊び』に皆で取り組んでいく。

4月20日(金) 晴れ 萩原

ひまわり組と一緒に散歩に行く。日差しの強さや暑さを感じながら歩いている。周辺に目を向けるとたんぽぽが綿毛になっていたり桜の木が葉でいっぱいになったりしていることに気付く。公園ではたんぽぽやツツジなどの花を摘んで小さな花束を作ったり、5歳児が『服にくっつく葉っぱ』を洋服に貼り付けて顔を作ったりして楽しんでいるのを見て、同じ草を探し出して真似して楽しんでいる。帰り道では駅前アーケードでたくさんのこいのぼりを見て、こどもの日が近いことに気付く。年上児との関わりの中で自然や遊びへの気付きが広がっているので、今後も積極的に異年齢での交流をしていく。…