4歳あさがお組2018年度3月の保育日誌

3月5日(火) 晴れ  萩原

英語で遊ぼうでは、動物の絵カードを使って遊ぶ。犬やうさぎなどすでに馴染んでいる言葉や、キリン・イルカなどのこれまで何度か耳にして覚えた言葉では、カードを見るとすぐに自信をもって英語で発音する。サイなどの難しい単語では、講師の唇の動きをじっと観察して、同じように発音しようとしている。また、各動物の真似っこ遊びでは、その動物の特徴を捉えて生き生きと表現している。言葉を聞いて覚えるだけでなく、身体を動かした遊びから、興味を深めることができたと思う。クラスの活動や遊びでも、一つのものを深めたり広げたりできるよう援助していくことが大切だと感じる。

 

3月12日(火) 晴れ  萩原

たんぽぽ組と一緒に三丁目公園へ散歩に出かける。前回よりも声の掛け方や関わり方に戸惑いが小さくなり、歩くペースを考えつつ、声掛けをしながら歩いている。公園では『春探し』をし、小さな花を摘んだりテントウムシを見つけて間近で観察している。気付いたことを、クラスの友達だけでなく1歳児にも嬉しそうに伝える姿が見られる。

年下児との関わりが増える中で、その学年に応じた声の掛け方や対応の仕方が少しずつ身についてきている。年下児への優しさを認め、進級への期待へとつなげていく。

 

3月15日(金) 晴れ  萩原

お別れ会当日となり、登園から「ひまわりさんが喜ぶようにしようね」と友達同士と話し合う姿が見られる。会場設定の準備では、椅子の数などを「〇〇組は15人だから…」と丁寧に確認しながら進めていく。会の進行役としては、子ども一人一人がマイクを持って司会をする。緊張の見られる子もいたが、本物のマイクを持って皆の前に立つことに誇らしげな表情の子もいた。全員でのダンスや幼児でのゲームでも、とても生き生きと取り組んでいた。

これまでの準備では、進行や内容など子どもたちが主体となって話し合いを進めてきた。4歳児なりに『5歳児との思い出』を振り返って考えていることが分かり、大きな成長を感じた。会を終えた子どもたちには達成感も感じられ、良い日になったと思う。

 

3月29日(金)曇り  萩原

あさがお組最終日を園庭でのんびりとすごす。収穫時期をすぎた小松菜やラディッシュの葉を使ってままごとをしたり、ボール遊びをしたりしてそれぞれが好きな遊びに取り組む。園庭を広々と使えたので、子どもたちの意見で円形ドッジボールをする。ボールの投げ方も、相手を見据えて当てられるような投げ方に変わり、ゲームの楽しさを十分に味わいながら3回戦まで取り組むことができた。

個人や少人数グループでの遊びが多かったクラスだが、さまざまな活動・遊びを通して、友達や仲間と遊ぶ楽しさや充実感を味わえるようになったことに成長を感じる。来年度も、さまざまな活動を経験し、心身ともに大きく成長することを期待する。

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