4歳あさがお組保育日誌バックナンバー

4歳あさがお組2019年度5月の保育日誌

5月9日(木) 曇り 菊池

トマトのキュウリの苗を植える。苗を見せると「きのうかってきたのでしょ!」と、目を輝かせている。二人で1苗ずつ植える。「このくらい(掘れば)でいいかな」と慎重に穴を掘って苗を入れる。「ねっこつめたーい」「はっぱのにおいがする」など感じた事を言葉で表現する。今後も水やりや芽かきなど栽培に関わることで成長を楽しみに出来るようにしたい。

 

5月13日(月) 晴れ 本多

西公園へ行き、しっぽ取りゲームをする。しっぽを取る為に全力で走る子、取られないように逃げたり、しっぽが見えないように座わったりする子もいる。取ったしっぽの数を聞くと「〇〇ほんだよ」「とれなかった」「もっととりたい」の声が聞かれる。数を聞かれたことで数字に興味を持ったので今後も遊びや生活の中で数字に触れてゲームを楽しみたい。

 

5月21日(火) 雨 菊池

英語で遊ぼうの日だと伝えるととても喜ぶ。みんなで英語の歌に合わせて踊り、歌詞に“色”が出てくるとその色を着ている服を講師が指差ししてくれるので楽しくなってくる。

身体の部位を英語で教えて貰い講師と一緒に部位をタッチしながら楽しむ姿がある。日常の保育でも遊びの中で言葉を取り入れ興味や関心が持てるようにしていく。

 

5月27日(月) 晴れ 菊池

さくら組と手をつないで西公園に行く。間を空けないように気を付けながら歩き車が来ると保育者の声かけで端に寄ったりして止まる。公園では斜面を登ったり落ち葉をどけてドングリやだんごむしを探し嬉しそうに友だちに見せる。草の生えている方に行くとクモや青虫、バッタなど今まで見なかった夏の虫がいたり草が生長して迷路になっていたりと遊びが変化してきた。見た物を図鑑で調べたり写真を撮って見るなど興味を広げられるようにする。…

4歳あさがお組2019年度4月の保育日誌

4月5日(金) 晴れ 菊池

ひまわり組と手を繋ぎ洋光台南公園へ散歩に出掛ける。「あたたかいね」「さくらがあった!」など春の季節を感じられる声が聞こえる。運動場の周りを一周した後に遊具や斜面上りを楽しむ。ブランコでは、保育者に押してもらい大きく揺れること楽しんだり、大きな滑り台を滑ることを喜んだりする。散歩中、楽しそうに話をしながら歩く姿が見られるので、怪我、事故に気をつけながら子ども達と散歩を楽しめるようにしていきたい。

 

4月11日(木) 晴れ 本多

進級を祝う会に参加する。クラス紹介ではマイクを持ち嬉しそうに自分の名前を言う子や恥ずかしそうに保育者と一緒に言う子がいる。職員紹介では、クイズ形式で聞くと考えながら手を挙げ答える姿が見られる。2階テラスからこいのぼりが飾られていることに気がつくと嬉しそうに「こいのぼりだ!」「おおきいのはおとうさんだよね」など、声が聞こえる。

洋光台駅前のこいのぼり飾りを見に行ったり、こいのぼり制作を楽しんだりして「子どもの日の集い」に楽しく参加できるようにしていきたい。

 

4月17日(水) 曇り 菊池

洋光台西公園へ行き、尻尾取りゲームをする。ルールを理解しているので楽しみにしている子が多い。ゲームが始まり尻尾を取られるてしまうと、残念そうな表情を見せる。2回目は尻尾を付けず「尻尾を取る人になりたい」という子が数名いる。その後、遊具側へ移動し友達と順番に使って遊ぶ姿が見られる。「尻尾取りゲーム」楽しみにしている様子だったが、取られてしまうと楽しくなくなってしまう子もいるので「取られないようにするにはどうしたらいいか「次は取られないように」など、ゲームの楽しさを伝えられるように工夫をしていきたい。

 

4月22日(月) 晴れ 本多

あさがお組で育てる予定のナスとトマトとキュウリの苗を見に行く。道中、たんぽぽの花や綿毛を見つけると「たんぽぽあった!」「ふーってとばしたい」と笑顔を見せる。店に着き野菜や果物の苗の茎や葉を見て色や形の違いに気がつき伝えあう姿が見られる。その後、公園では鬼ごっこをして身体を動かす子や綿毛を探して飛ばし季節を感じられる遊びをする子もいる。実際に夏野菜の苗を見て、子ども達と一緒相談して育てる夏野菜(トマトとキュウリ)を決めることが出来てよかった。土作りや苗を植えるまでの準備も一緒に行えるようにしていきたい。

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4歳あさがお組2018年度3月の保育日誌

3月5日(火) 晴れ  萩原

英語で遊ぼうでは、動物の絵カードを使って遊ぶ。犬やうさぎなどすでに馴染んでいる言葉や、キリン・イルカなどのこれまで何度か耳にして覚えた言葉では、カードを見るとすぐに自信をもって英語で発音する。サイなどの難しい単語では、講師の唇の動きをじっと観察して、同じように発音しようとしている。また、各動物の真似っこ遊びでは、その動物の特徴を捉えて生き生きと表現している。言葉を聞いて覚えるだけでなく、身体を動かした遊びから、興味を深めることができたと思う。クラスの活動や遊びでも、一つのものを深めたり広げたりできるよう援助していくことが大切だと感じる。

 

3月12日(火) 晴れ  萩原

たんぽぽ組と一緒に三丁目公園へ散歩に出かける。前回よりも声の掛け方や関わり方に戸惑いが小さくなり、歩くペースを考えつつ、声掛けをしながら歩いている。公園では『春探し』をし、小さな花を摘んだりテントウムシを見つけて間近で観察している。気付いたことを、クラスの友達だけでなく1歳児にも嬉しそうに伝える姿が見られる。

年下児との関わりが増える中で、その学年に応じた声の掛け方や対応の仕方が少しずつ身についてきている。年下児への優しさを認め、進級への期待へとつなげていく。

 

3月15日(金) 晴れ  萩原

お別れ会当日となり、登園から「ひまわりさんが喜ぶようにしようね」と友達同士と話し合う姿が見られる。会場設定の準備では、椅子の数などを「〇〇組は15人だから…」と丁寧に確認しながら進めていく。会の進行役としては、子ども一人一人がマイクを持って司会をする。緊張の見られる子もいたが、本物のマイクを持って皆の前に立つことに誇らしげな表情の子もいた。全員でのダンスや幼児でのゲームでも、とても生き生きと取り組んでいた。

これまでの準備では、進行や内容など子どもたちが主体となって話し合いを進めてきた。4歳児なりに『5歳児との思い出』を振り返って考えていることが分かり、大きな成長を感じた。会を終えた子どもたちには達成感も感じられ、良い日になったと思う。

 

3月29日(金)曇り  萩原

あさがお組最終日を園庭でのんびりとすごす。収穫時期をすぎた小松菜やラディッシュの葉を使ってままごとをしたり、ボール遊びをしたりしてそれぞれが好きな遊びに取り組む。園庭を広々と使えたので、子どもたちの意見で円形ドッジボールをする。ボールの投げ方も、相手を見据えて当てられるような投げ方に変わり、ゲームの楽しさを十分に味わいながら3回戦まで取り組むことができた。

個人や少人数グループでの遊びが多かったクラスだが、さまざまな活動・遊びを通して、友達や仲間と遊ぶ楽しさや充実感を味わえるようになったことに成長を感じる。来年度も、さまざまな活動を経験し、心身ともに大きく成長することを期待する。…

4歳あさがお組2018年度2月の保育日誌

2月4日(月)    晴    萩原

金曜日に豆まき集会と家庭での豆まきを十分に楽しんだようで、登園すると友達や

保育者にその様子や思いを話している。クレヨンで豆まきでの印象に残った場面を描く。

「楽しかったけど怖かった!」と、話しながらまめの1粒まで丁寧に力強く描いている。

出来上がると3歳児にも見せて思いを伝えていた。「鬼」をテーマにした昔話を読んで欲しいという声もたくさんあるので、引き続き楽しんでいきたい。

 

2月13日(水)   曇    萩原

ひなまつりの由来の紙芝居を見てから制作を始める。人形の肌の色を紙芝居や写真、

絵本を見て改めて確認し、「白の画用紙で作りたい!」と、声が上がる。昨日から活動の始めにひなまつりの歌を唄っている。中でも女児は特に関心を示しているように感じる。節分から続く日本の伝統行事の意味、由来も知識として持っている子も多いように感じる。制作では、皆、イメージに近づける形をハサミで切れるようになってきている。切り張りの制作の経験を多く積んできた成果だと思う。

 

2月21日(木)   曇    萩原

幼児クラスでなかよし遠足に行く。2月からお弁当を持って遠足に行くことを楽しみにしていた子どもたち。朝からお弁当の中身の話しを嬉しそうにはなしている。天気が不安だったが、予定通り公園で元気にあそぶことができた。ゲームを異年齢のグループに分かれて楽しむことで「年下児を気遣う」という姿がみられ、やさしいこころが育っていることを感じた。これから異年齢児グループでの活動する機会を増やして「みんなで協力すればゲームでも良い結果がでる」ということを知らせていきたい。

 

2月28日(木)    雨   萩原

おわかれ会にむけての話し合いをする。昨年のお別れ会を思い出しながら各々が意見をだしている。皆で踊るダンスも「一緒に踊った『ダンゴムシ』のダンスがいいよ」と言ったり、

ランチョンマットに描く似顔絵も一人一人の顔を思い浮かべながら丁寧に描いている。以前に

話しをした時よりも話し合いへの参加の仕方や傾聴の気持ちがつよくなってきているように感じる。「自分たちでやっていこう!」と、いう気持ちを継続し、更に進級への期待に繋がっていけるよう援助していきたい。

 

 

 

 

 

 

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4歳あさがお組2018年度1月の保育日誌

1月7日(月)     晴     萩原

カレーの人参の皮むきをする。大きな人参を手にとりにおいを確かめたり撫でて「なんかゴツゴツしてる。このへこんでいるところはなんだろう。」と、臭覚、触覚を楽しいんでいる。家庭で皮むきの経験があるような子もいるようだったがほとんどのがピューラー使用は初めてとなる。数名ずつ使用方法や注意を伝えながら落ち着いて取り組めるようにした。左手の支え方が不安定になる時は保育者が補助し、皆で『自分で出来た!!』という

達成感が味わえることが出来た。

 

1月16日 (水)      晴     萩原

さくら組と一緒に日野中央公園へ散歩に出掛ける。昨日『長距離の散歩にでかけるよ』と、話しをしていたため、「もっと遠くの公園がいい」と、いう意見もあったが今日は「年下児をリードする立場」であることを感じると気持ちが切り替わった様だった。全員でかけっこやリレーで十分に身体を動かし、岩場や東屋でごっこ遊びをして楽しむ姿がみられた。皆でリレーなどをすることで「一緒に散歩する」ことの楽しさを更に深められたと感じる。冬ならではの薄氷や霜柱などをもっと堪能してみたい。

 

1月21日 (月)          晴     萩原

園庭ではいくつかの集団に分かれてごっこ遊びを楽しんでいる。女児は風呂マットを敷いて場を作りままごと遊びからお祭りごっこ(的あて)へと遊びが変化していく。又、男児は積まれたタイヤをバスケットゴールに見立てたゲームからタイヤ、風呂マットを使ったごっこ遊びへと変わるがイメージの共有に難しさを感じる。最近は男女に分かれてごっこ遊びをを展開していく場面が多く見られるようになってきた。興味の対象や好みの性差はあると思うが保育者の関わりを考え時にはそれぞれの遊びを大きく広げて皆でイメージが共有出来るようにしていきたい。又、イメージの相違からの衝突の際はお互いの言葉を聞き思いを言葉で伝える経験を重ねていきたい。

 

1月24日 (木)      晴      萩原

節分で使用する鬼の帽子を作る。先日絵の具で描いた作品を蛇腹折りにする。目の前の帽子に目、角、鼻、口を色画用紙を切って切り貼りしていく。自分の作品を見つめながらパーツの色、形、大きさに工夫が感じられる。出来上がると早速かぶり友だちと見せ合ったり、遊ぶ姿もみられた。どうすれば角がたつのかと試行錯誤している様子だった。どの子どももイメージに近いものになり喜んでいた。これからも満足できる制作遊びを工夫していきたい。…

4歳あさがお組2018年度12月の保育日誌

12月7日(金)    曇り    萩原

「明日は、やっとお楽しみ会だね。」と、子ども同士で楽しそうに話している。「パパ、ママ、おばあちゃんたちも見に来てくれるんだよ。」と、これまで以上に『見てもらう』ことに嬉しさの中の緊帳感を感じている様子が見られる。劇ごっこの中で「お客さんに聞こえるくらいの声でセリフを言おう。」と、話していたが子どもの中では「おおきな声」が意識されているようだった。家族の人が見に来てくれるなど「見られる」という意識も明日のお楽しみ会を前にして強くなってきている。のびのびと演じてくれたらと思う。

 

12月11日(火)   曇り    萩原

今日の『英語で遊ぼう』では、クリスマスをテーマにしたものだった。絵カードでクリスマスツリーやリース、サンタクロース…子どもたちに親しみのあるで、友だちどうし嬉しそうに話す姿がみられた。お楽しみ会に次いで期待を持っているクリスマス、子どもにとって興味深いものだった。講師が身振り手振りをつけることでよりイメージが伝わっていた。クリスマスの雰囲気が感じ取れる絵本や紙芝居を皆でイメージを共有し活動へと繋げていきたい。

 

12月19日(水)   晴れ    伊藤

3歳児と南公園へ散歩に出掛ける。大小の滑り台に大喜び、綱を渡るコーナーでは、バランスをとりながら挑戦する子が多くいた。傾斜のある所ではどんぐり拾いや木の幹に横たわっている子どもの姿があり、自然に触れ公園で遊べる時間を十分にとれるよう往復の時間にも余裕をもって行きたい。

 

12月25日(火)   晴れ    萩原

お楽しみ会後子どもたちにとって楽しみにしている『クリスマス』登園するなりプレゼントの話しや家族でパーティーをした話しなど楽しい会話が弾む中、幼児クラスでクリスマスの余韻を楽しみながら会食をする。今年は連休前にクリスマス制作を返し自宅で楽しめるようにしたので保育室が少し寂しく感じた。壁面や室内を子どものアイデアを活かした装飾が残せれば良かったと思う。…

4歳あさがお組2018年度11月の保育日誌

11月5日(月)    曇り時々雨    萩原

ひまわり組と一緒に冬野菜の種を購入に行く。みんなの意見をまとめ、ラディッシュと  小松菜を育てることに決める。店舗に冬野菜の取り扱いが少なかったので、事前にある程度子どもたちと決めていたが選ぶ範囲が狭くなってしまったので、次回は下見をしてから買い物に行くようにしたい。

帰り道に木の葉、みかん、柿の実の色付きの変化に気付き子どもたちの楽しそうに話す声が聞こえてきた。

 

11月12日(月)     曇り      萩原

いくつかのグループに分かれてごっこあそびやフラフープを使った見立て遊びなどゆったりとした遊びの多い中、跳び箱を出してみると3,4歳一緒になって楽しむ姿が見られた。

始めのうちは巧技台のようによじのぼって飛び降りていたが、手をついて跳ぶことを知らせると跳び箱の上に飛び乗る動きに変わっていった。出来る子どもの動きを見て、「やってみよう。」と、感じる子どもが出てきているので無理なく挑戦していきたいと思う。

 

11月20日(火)    晴れ      萩原

好きな楽器を選びリズム打ちをし、合奏ごっこをする。リズムに慣れてくるとみんなが

「音を合わせる」という意識が強くなってきているように感じる。打ち方の変化のあるものも見本の保育士を見つめて打ってみようとする意識が出てきて音がきれいに出るように

さまざまな楽器に触れる機会を通して各々が好きな楽器を選択できるように声をかけていきたい。

 

11月28日(水)    晴れ      萩原

避難訓練に参加する。園庭で遊んでいる時に放送が鳴り、初めてのチャイム音に直ぐに反応するが、その後の指示が聞きとりにくく保育士に視線を向けて指示を待ち鼻と口を覆って

行動することができる。園内での非常時の訓練は身に付いてきていると思うので散歩先での避難訓練も想定して行ってみようと思う。…

4歳あさがお組2018年度10月の保育日誌

10月 2日 (火)   晴れ      萩原

登園後遊戯、おみこし、リレーをする。遊戯では運動会当日に保護者に見てもらえる期待感が徐々に膨らんできて、踊りながら歌を口ずさんだり掛け声を大きく発するようになった。みんなで作ったかぶと虫の「みこし」に本物の赤とんぼが止まり、子どもたちの顔が一層輝いた。嬉しさと楽しさが徐々に増してきている。一人一人の気持ちを高めていけるよう声を掛けていきたい。

 

10月 12日 (金)  曇り      萩原

一昨日まで描いていた運動会の印象画のクレヨン画に絵の具で色付けをする。今回は八ツ切りサイズの紙を用意していたため絵の具で塗るスペースが小さくなったが、その分細かな部分まで意識して丁寧に塗っている子どもも多く、画用紙の上では色が混ざらないよう細かな部分にまで注意を丁寧に塗っている子どももいた。紙のサイズを大きくしたり絵の具の色を増やして次回に取り組みたい。

 

10月 19日 (金)  曇り時々雨   萩原

登園時からお弁当や水族館にいる魚の話題で期待が増していた。バスを降りると小雨が降っていたものの楽しんで園内を歩く姿が見られた。昨年の経験や家族で行っている子どもも多く水族館の楽しみを知っているようで、魚の名前は分からなくても特徴をとらえて

「フグじゃない?」「エビの仲間だよ」と、子ども同士話してみたり表示を読んでみようとする子もいた。今後の活動の中で更に魚や海の生き物へ興味や関心を深めていきたいと思う。

 

10月30日 (火)   晴れ      萩原

朝から良い天気に恵まれ子どもたちも友だちと期待の声を掛け合う姿がみられる。前回のジャガイモ掘りの経験もあり軍手の装備でも指の位置を確認しながら自分で着けられる子が増えた。畑に着くと芋の茎を目印にクラスの友だちや年長児、地域の方々に助けを求めて掘り出せたようで更に喜びが大きくなったようだ。

 

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4歳あさがお組2018年度9月の保育日誌

9月6日(木) 晴れ時々曇り 萩原

ひまわり組とリレーをする。前回は、バトンを受け取った後に立ち止まったり、どちらに走るか戸惑ったりする子もいた。しかし今回はスタートからゴール、待機までの流れがわかり、力いっぱい走った後に友達の応援にも気持ちが向かうようになる。遊戯では初めて園庭で行ない、スペースを広くとれることに喜び、身体を大きく動かして踊っている。活動への参加が控えめな子もいるので、皆で楽しめるよう援助していく。

 

9月10日(月) 曇り  萩原

運動会ごっこでパラバルーン、お神輿、遊戯、リレーをする。パラバルーンでは初めての動きもあったが、保育者の声掛けを聞いたり、周囲の動きを見たりしながら動くことができていた。遊戯では動きを覚えた子も多く、時おり友達と顔を見合わせながら表情良く踊る姿が見られる。運動会の様々な演目に取り組んだり、他学年の演技を見たりすることで運動会の全体的なイメージや雰囲気を把握することができたようだ。各演目で友達と一緒に安心して取り組むことができたり、意識して競う姿も見られるようになる。今後、さらに友達の存在を意識できるような活動を考えていく。

 

9月20日(木) 曇り時々雨  萩原

登園すると幼児の保育室全体がお祭りの雰囲気になっていることに気付き喜んでいる。身支度を終えると、早速たこ焼き屋の屋台に立ち、コンロとトングを使って焼く真似をしている。全体でお祭りごっこが始まると、お店屋さんの役をしたい子と買い物に行きたい子で自然と分かれていく。初めのうちは声掛けをするのに緊張したり戸惑ったりする姿もあったが、次第に慣れていき笑顔でお店屋さんのやりとりができるようになる。

多くの子どもが夏の間に経験した『お祭り』がテーマとなったことで、子どもたち自身もイメージを持ちやすかったと思う。やりとりを重ねていくうちに積極的になっていったり、自分のやりたいことを強く主張したりする姿が印象的だった。今回の遊びが更に発展していくことを期待する。

 

9月26日(水)雨  萩原

画用紙の端切れや廃材を使った制作に取り組む。初めのうちは保育者が『腕時計』を作ったのを見て、自分にも作って欲しいと求める子が多かったが、男児が真似て作ってみたのをきっかけに他児も自分で作るようになる。また、お神輿にかぶと虫以外の虫の仲間を飾ることを提案すると廃材などを使って蝶やセミなどの虫も作ってみる。年長児が廃材を使った工作をしているのをみたことで、制作遊びに興味を持ち始めている。まだ、「どんな材料を選んだらよいか」「どう使ったらよいか」と戸惑ったり考え込む子もいるが、少しずつイメージを形に近づけていっている。保育者も共に取り組み、楽しみながら子どものアイディアを引き出していきたい。

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4歳あさがお組2018年度8月の保育日誌

8月1日(水) 晴れ 小野

ひまわり組と一緒にプールに入る。最初にクラス対抗で水を掛け合って徐々に体を慣らしていく。その後、順番にビート板を使って泳ぐのを見せ合ったり、玩具を使って遊んだりして過ごす。水遊びが好きな子とゆっくりと水に慣れたい子がいる。それぞれに配慮があってこそ、『のびのびと遊ぶ』ということになると感じる。遊びのスペースや時間の区切り方、遊びの提供の仕方を工夫していく。

 

8月8日(水) 雨  萩原

お祭りごっこについての話し合いをする。先週末に園周辺の地域でお祭りが開催されていたこともあり、楽しかったことやおいしかったものなどを思い出しながら話している。その後の金魚作りでは、工程や出来上がりの形が『てるてる坊主』に似ている為、今日の台風を様子を見ながら「晴れますように」とお願いしたり、作品をごっこ遊びに加えながら遊んでいる。最近、5才児が廃材を使って制作遊びをしていることに興味を持っている。その姿を見て、持ってきた廃材を眺めて「これもお祭りごっこに使えるかな?」と工作をしてみる子もいる。イメージを引き出していけるよう援助していく。

 

8月14日(火) 晴れ 萩原

2~5才児が合同で過ごす。昨日は年下児への関わりや声掛けに緊張の様子が見られたが、一緒に過ごす中で少しずつ慣れてきている。遊びの中で積極的に声掛けをしたり、食事前にはエプロンをつける手伝いをしたりする姿も見られた。プールでも玩具の貸し借りをしながら、一緒にダイナミックに遊んでいる。5才児が積極的に2才児の手伝いをするようになり、その姿を見て4才児も真似をしながら関わろうとする。5才児は相手の様子を見ながら対応することができるが、4才児は「思い」はあるものの声掛けや関わりが一方的になる場面もあるので、関わろうとする姿を見守りながら、必要な時には仲立ちや援助をしていく。

 

8月31日(金)晴れ 萩原

8月の誕生会に参加する。4才児の誕生児は皆に祝ってもらうことを楽しみにしながら登園する。既に誕生日を迎えて5才になった子は「同じ5才になったね」と共に喜び合い、これから誕生日を迎える子はその姿を見て「あと何回(誕生会を)したら自分の順番になるのか?」と保育者に尋ねたり、数えてみたりしている。最近、数字や文字、数え方などへの興味が強くなっている。子どもたちにとって最も身近な数である「年齢」をきっかけにいろいろな数に興味を広げていけるよう、遊びや活動を考えていく。…