4歳あさがお組2018年度7月の保育日誌

7月5日(木) 曇り時々雨 萩原

七夕飾りを笹に飾り付ける。笹を見ると「これはパンダが食べるんだよね」とにおいを嗅いでみる子もいる。一人ずつ保育者と一緒に『織姫と彦星のモビール』『ちょうちん』『短冊』を結び付けていく。「うまく結べるかなぁ」と話す子もいたが、縄跳びを結ぶ時を思い出しながら試行錯誤しながら自分でやってみようとする。特に短冊への思いが強く、ほどけないようにきつく結びつける姿が印象的だった。「一回寝たら七夕の集会なんだよね」と期待を持っているので、楽しみながら七夕の由来などを知って欲しい。

 

7月11日(水) 晴れ 萩原

ひまわり組と一緒にプールに入る。水の掛け合いっこから始め、動物の真似っこ遊びをしながら少しずつ水面と近くなっていく。ワニ歩きでは緊張が見られる子もいたが、水が掛かることを怖がることもなくなりきって遊んでいる。その後は、ケチャップなどの空き容器を使って水鉄砲のように遊んだり、玩具すくいなどをして、それぞれのペースで楽しんでいる。これから、徐々に水の量を増やしていき、幼児ならではの水遊びやゲームに取り組んでいきたい。

 

7月20日(金) 晴れ 萩原

「今日は夏まつりだよね?何時に始まるの?」と登園した時から期待を膨らませ友達同士で話している。日中は『夏』からイメージするもので、壁におばけを飾って的当てをしたり、すいか割りごっこをする。すいか割りごっこでは、初めは目隠しに戸惑う子もいたが、友達の動きや楽しそうな表情を見て、慎重に試してみている。夏は特徴的なものが多く、イメージするものを聞くと海、プール、すいか、かき氷など次々とあげられる。イメージしたものを遊びへと繋げていけるよう工夫していく。

 

7月30日(月)曇りのち晴れ 萩原

先週までの暑さが一旦落ち着いたので、久しぶりに園庭に出て遊ぶ。子どもたちは外に出る準備をしながら「セミをつかまえよう!!」「カブトムシもいるかな?」と夏ならではの生き物との出会いに期待を持って話をしている。園庭に出ると日陰を探してアイスクリーム屋さんごっこをしたり、タイヤに掛けたブルーシートに溜まった雨水を、水路を作って流し出して遊んだりしている。遊んでいる中で2種類のセミが見つかり、2匹を比べながら細かいところまで観察する。皆の気持ちが満足すると話し合い、「誰にも捕まらないように、木の上のほうに放してあげよう」と決まり、園庭隅の木に放し、手を振ってお別れの言葉をかけている。部屋に戻ると「セミの絵を描きたい」という声があがり、思い思いのセミを描く。これまでは虫を集めることが満足だったが、小さな生き物の命を感じ大切にしようとする姿に成長を感じる。周囲のさまざまなものとの関わりの中で『感じる心』を育てていきたい。

育児あれこれ