3歳さくら組月のまとめバックナンバー

3歳さくら組2017年度3月のまとめ

健康

天気の良い日は散歩に行き、戸外で十分に体を動かして遊ぶ。気温が高い日が続き、汗をかくことが増えたためこまめな水分補給と衣服の調節をする。着脱を見守る際にできないところはさりげなく手伝い、自分でできたという喜びを感じられるようにする。花粉症の症状で鼻水が出たり目を痒がる子が出てくる。

人間関係

気の合う友達を誘ったり、少人数で楽しんでいるところに自主的に参加し小集団で遊びを展開して、ルールも自分たちで決めようとする姿が見られる。小さなトラブルなら自分たちで話し合い解決できる子もいる。様子を見守り、必要な時は保育者が仲立ちしていく。

環境

「卒園を祝う会」や「お別れ会」に参加し、年長児との別れに寂しさを感じたり、転園する子との別れを悲しむ姿が見られる。進級に備え、新しい保育室で過ごす。始めは戸惑う子もいたが、進級を楽しみにし、張り切る姿が見られる。子どもの変化を見守り、進級することに期待が持てるように工夫していく。

言葉

『なんでもバスケット』のゲームのルールを伝えるとほとんどの子はすぐに理解する。鬼になった子が皆に向かって質問をするルールだが、質問内容が思い浮かばない子には助言をする子も出てくる。言葉のやり取りを楽しんでいく。

表現

ひな祭り制作や桜の作品作りに積極的に取り組む。色や素材について興味を持ち、自分で選んで物づくりをおこなう積極性が出てくる。イメージを豊かに表現できるよう、そばで見守っていく。

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3歳さくら組2017年度2月のまとめ

健康

手洗い、うがい、アルコール消毒をして必要な生活習慣が身についてくる。咳や鼻水が出るがかめない為、保育者が声掛けをしてかむように促す。上着の調節をしながら、戸外でルールのある遊びやボールを使って体を動かして遊ぶ。簡単なルールのある遊びに興味があるので、ルールや順番を保育者と一緒に遊びながらルールを繰り返し伝えていく。

人間関係

ごっこ遊びやルールのある遊びを通して、異年齢で遊ぶ姿が多く見られるようになる。タイヤや風呂マットなど、4、5歳児の遊び方を真似して取り入れたり、砂場でご馳走を作って保育者に渡す。乳児クラスに兄弟児がいる子も多い為、手を引いて遊ぶ姿も見られる。できるようになったことだけでなく、他児に対してしてあげたことに保育者が気付いて意欲的に行えるような声掛けをする。

環境

遊びたい場所や使いたいものを考えて、自分たちで工夫し、3歳児室以外にも4歳児室でままごとやラキューなどをしたり、作った玩具を保育室に飾ったり、継続しながら遊ぶ。育てている“ほうれんそう”の生長を日々観察しながら収穫を楽しみにする。寒さに弱いことも知っている為、陽が落ちる前や寒い日には「お布団掛けてあげようね」と言って不織布をプランターに掛ける。引き続き収穫を楽しみにできるように一緒に観察していく。

言葉

遊びの中で、自分の思いを言葉にして伝えようとする姿が見られ、言葉のやりとりが増えるが、一方的に話す場面が見られるので、保育者が仲立ちをして互いの気持ちを知らせる。ゆったりとした雰囲気なので、気分が高揚することなく、落ち着いて話す。互いの気持ちが引き出せるような雰囲気作りや言葉掛けをしていく。

表現

ひな飾り作りで輪飾りやお雛様とお内裏様の顔を描く。雛人形を見ながら顔を描く。金の屏風は波折をするが日頃から広告折り紙で、リボンを作っているので、声掛けだけで折れる子もいる。制作が好きな子が多く、順番でひな飾りをしたが、さまざまな材料を用意し、作る楽しさを味わえるようにする。一人一人が自分のイメージ表現できるように見守っていく。…

3歳さくら組2017年度1月のまとめ

健康

丁寧に手洗いやうがい、アルコール消毒をするように声を掛ける。“なぜ手洗い・うがい”をするのかを話すと子どもたち同士で呼び掛け合う姿が見られる。寒い日が続くが、氷鬼やかけっこなど体を動かして温まると上着を脱いで調節する。保育室の温度調節や換気、湿度調節をして健康に、快適に過ごせるよう配慮する。

人間関係

4、5歳児が伝承遊びをしていると“コマ回し”や“羽根つき”に興味を持ち一緒に遊ぶ姿が見られる。回し方を聞き、教えてもらったことを実践して、更に友だちに教える。0、1歳児に靴を履かせようとする姿や入室の際に手を引いて保育室の前まで連れて行く姿もある。成長していく姿を認め自信が持てるように言葉やスキンシップで伝えていく。

環境

レゴブロック、ワミー、マグフォーマーなどの容器を小分けにすることでじっくり遊んだり、自分たちで好きな場所に運んだり、玩具を混ぜて楽しむ姿が見られる。作ったり、扱ったりする中で、数や大きさ、形に対する感覚を豊かにする。一人一人の遊びを見極めて玩具の入れ替えや棚の配置を工夫していく。

言葉

休み明けに、保育者や友だちに休日の過ごし方について話をする。“誰と”“どこで”などと質問をすると考えながら話をする。友だちと遊んでいる場面でも、思い思いに自分の言葉でどのような遊びをしたいか、何をしたいかなど伝える場面が増える。以前は、トラブルの際に、涙を流して話せなかった子も少しずつ言葉にするようになる。ゆったりとした雰囲気を作り、じっくりと聞ける環境づくりをする。

表現

4歳児と一緒に広告折り紙を使って、リボンや好きな形に折って楽しむ。散歩先で見つけた花や遊んでいる姿を保護者に見せたいということで「写真を撮って」と言うことが多くなる。自由に描いたり、つくったりすることを楽しみ、それをあそびに使ったり、飾ったりできるようにする。…

3歳さくら組2017年度12月のまとめ

健康

手洗いうがいは少しずつ習慣化してきてはいるが、まだ声掛けをしていく必要がある。リレーや鬼ごっこ、爆弾ゲームで身体を十分に動かし、薄着で過ごす。寒さで身体の動きが鈍くならないよう、今後も楽しく集団遊びに参加していく。

人間関係

お楽しみ会で合唱や、オペレッタを通し、みんなと一緒に力を合わせることの楽しさを味わったことで、集団ゲームにも積極的に参加する。また、異年齢児との関わりが増え、遊びを真似しながら自分なりの遊びを友だちと作ろうという姿が見られる。今後は自分の意見を言うだけでなく、友達の意見に耳を傾けられるように援助していく。

環境

毎日使っている玩具や保育室をきれいにして新年を気持ちよく迎える風習を伝えると、張り切って大掃除に参加する。ロッカーや道具箱、テーブルや椅子などを丁寧に水拭きすると、きれいになり気持ちが良いことを実感する。本棚を自分たちで整理したことで片付けに意識が高まる。遊び方が変化してきた為、変化に合わせて遊びに集中出来るように玩具の場所を変える工夫をすると共に、物を大切にする気持ちも育めるように関わる。

言葉

オペレッタを観たり演じたりすることで、口ずさんだり、遊びの中に取り入れてセリフのやり取りを楽しむ。また、年末の挨拶にも興味を持ち、気持ちよく最終日に挨拶して帰る事ができる。その反面、周りの反応を面白がり不適切な言葉を発し楽しむことがある為、見本となり言葉を置き換えていくようにする。

表現

お楽しみ会で、友だちと一緒に踊ったり歌ったりする楽しさを味わい、皆の前で発表する事で自信に繋がる。行事後も他のクラスのオペレッタや合奏を真似して楽しむ姿が多く見られる。子どもの表現や発想を大切にしていき、一人一人が思い切り表現できる雰囲気を作り、達成感を味わえるようにしていく。…

3歳さくら組2017年度11月のまとめ

健康

朝夕の寒暖差が感じられるようになるが、日中は、暖かい為、上着を着用しないで戸外へ出て“こおりおに”や“タイヤの山、アスレチック遊び”など体を動かして楽しむ。戸外から入室する時には、丁寧な手洗い・うがいを呼び掛け、風邪、感染症の予防をして、給食やおやつ前は、アルコール消毒をする。寒い日は、一緒に体を動かして温められるような遊びを取り入れていく。

人間関係

4、5歳児の遊びに興味を持って一緒に“こおりおに”や“爆弾ゲーム”“長縄”で遊び、交流を喜ぶ姿が見られる。思いの行き違いでトラブルに繋がることもあるので、ゆったりとした雰囲気の中でお互いの気持ちを伝えられるようにして、言葉に詰まった時には、思いを引き出せるような声掛けをしていく。ルールのあるあそびでは、友達と楽しく遊ぶためにルールがあることに気づけるように、状況に応じて保育者が間に入り遊び、保育者が遊ぶ中でルールを守る姿を示す。

環境

ブロックやラキュー、塗り絵など継続して遊びたい子が多いので、保育室に飾ることで翌日も楽しみに登園する。作ったものを保育室に飾ることで、登園時に保護者に見せて会話が弾んでいる様子。一つの遊びをじっくりとできるようにコーナー作りをして、遊びの発想が膨らむように工夫をしていく。

言葉

歌詞や絵本、紙芝居に出てくる言葉を覚えて、ごっこ遊びの中で用いて言葉のやりとりを楽しみ、4歳児や5歳児の劇ごっこのセリフや歌遊びにも興味があり、真似をする姿がある。絵本、紙芝居が好きな子が多いので繰り返しのある作品や面白さが伝わるものを用意し、イメージを抱きやすいように読む場所や読み方を工夫する。

表現

お楽しみ会の活動で劇ごっこを通して役になりきって表現する楽しさを味わう。音楽に合わせるだけでなく、登場する動物の動きを想像しながら体を動かす。4、5歳児の合奏を見て、楽器に興味を持ち、ピアノに合わせて思い思いに鳴らす。廃材などを使って想像したものを形にする楽しさや作り上げた達成感が味わえるように一人一人の姿や作品を認める。…

3歳さくら組2017年度10月のまとめ

健康

朝夕の気温の変化に、鼻水や咳が出始める子が増える。衣服の調整に気づけるよう働きかけ、一人一人の様子を見守り、具合が悪いときは自分から言葉で伝えるように促す。戸外では、リレーに興味を持ち始めたので、たくさん身体を動かし、元気なからだづくりもしていく。

人間関係

年中、年長児のリレーを観て、運動会後喜んでリングバトンを持って走る。今後も異年齢の交流を深めていく。また、仲のいい友だちができ一緒に同じ遊びを楽しむ姿も見られる。友達の事をよく見ていて助けようとしたり、「ダメなんだよ」と指摘する事が増える。楽しく遊ぶために、ルールや決まりがある事に気づけるように分かりやすく伝え、楽しい心地よさを味わえるようにしていく。

環境

散歩で街路樹の葉を見て色の変化に気付き、落ち葉や木の実を拾い集めて、大小や形を比べて並べて遊ぶ。子どもの気付きに共感しながら、より興味・関心を持てるような言葉を掛けたり、図鑑を置いたりする。

言葉

好きな絵本や紙芝居を「読んで」と持ってきて、セリフを一緒に言うなどして喜んで見ている。玩具の貸し借りをする時に口調が強くなる事があるので子ども同士の関わる様子を見守りながら、うまく言葉にできないときは保育者が代弁し優しい言い方を伝える。

表現

運動会の活動を通して皆の前で踊ってみせることに自信がついたように感じる。友だちと一緒に活動することの喜びを味わえるように保育者も共に体を動かしながら、楽しさを共有していく。今後、お楽しみ会に向けて友達と一緒に演じ表現する事が楽しいと思えるように工夫していく。…

3歳さくら組2017年度9月のまとめ

健康

猛暑日が続いたり、急に朝晩冷え込んだりと不安定な陽気ではあるが、元気に過ごしている。気温の変化に対応できるよう、タンスに半袖・長袖の着替えを用意してもらい、汗をかいたらシャワーをしたり自ら水分補給や着替えを行い、快適に過ごせるように働きかける。

人間関係

困っている子に声を掛けたり、積極的に保育者の手伝いをするようになった半面、友達の行動が気になり自分のことが終わらないうちに多児の行動を指摘する場面も出ている。子ども同士で関わる様子を見守りながら、相手の思いにも気付けるよう代弁したり共感したりしていく。運動会活動を通じ、異年齢との関わりが増えているので更に交流を深め、憧れの気持ちをふくらめていく。

環境

公園に出掛け、どんぐりやまつぼっくりを拾い、トンボやコオロギを追いかけて秋の自然を満喫している。また、長いツルを見つけて「うんとこしょ!」と友達と力を合わせて引っ張る様子が見られる。子どもの発見したことの驚きに共感し、より興味関心が持てる言葉がけをしていく。10月の芋ほりを楽しみに出来るよう盛り上げていく。

言葉

日付の言い方や、物によって数え方に違いがある事に興味がでてきて、“どうして?”“これは何て言うの?”と聞きにくることが増える。子どもの気付きを丁寧に受けて、より興味を広げる。

表現

運動会活動では、パラバルーンや遊戯など体を動かす事を楽しみ、絵本の「アントンせんせい」になりきり、ごっこ遊びが盛り上がる。人前に出ることを恥ずかしがる子もいるが、一人一人の参加の仕方に合わせて、保育者自身も体を動かしながら子どもたちと楽しさを共有する。…

3歳さくら組2017年度8月のまとめ

健康

雨の日が続き、室内で過ごすことが多く、湿度も高かった為、空気の入れ替えをして換気を心掛ける。マットやトンネルを使ってサーキットで体を動かして、音楽に合わせて踊る。鼻水や咳、便がゆるい子もいるが早めに受診してもらうことで長引かず元気に過ごす。夏の疲れや残暑で体調を崩す事も予想されるので思うので、一人一人の体調を把握し、活動と適度な休息をとり。様子により早めに対応する。

人間関係

4、5歳児の遊びや会話に興味を持ち、積極的に関わろうとする姿が見られるようになる。また、2歳児と一緒に過ごす中でお世話をして労わる気持ちが育まれる。夏期だけでなく、これからも一緒に過ごす時間を作り、互いの思いを受けとめながら相手の思いに気がつくような働きかけをする。

環境

夏期異年齢保育が始まり、2グループに分かれて過ごす。普段と違う保育室、保育者と過ごすということで緊張した表情も見られるが、次第に生活の流れが分かり、落ち着いて過ごせるようになる。夏期だけでなく一緒に過ごして関係を深め、互いに刺激し合えるようにする。

言葉

絵本や紙芝居で気に入った言葉があると真似して一緒に言う。好んで何度も読んでいる物語は内容をよく理解している為、『○○だよね』『○○が出てくるよ』などと話をし、背景に描かれている絵を見て『タコがいるよ』『おばけだ』などと興味が広がる。じっくりと絵を見せて読み、想像しやすいように工夫して読んでいく。自分の思いや感じたことを言葉や動作で伝えて楽しさを感じられるようにする。

表現

異年齢で廃材を使って虫作りをしたり、自身が虫に変身して公園へ行き、木につかまったり走って楽しむ。子どもたちの発想を認め、作ったり表現する事の喜びや楽しさを味わえるようにする。…

3歳さくら組2017年度7月のまとめ

健康

気温が高い日には、プールや色水遊び、泥遊びを楽しみ、汗をかいた時には、シャワーを浴び、着替えて快適に過ごす。熱中症や感染症などに留意して健康に配慮する。

人間関係

自分の思いを言葉にして伝えようとする姿が見られるが、まだ、口調が強くなり言葉より先に手が出ることもあるので、間に入り、落ち着いた雰囲気の中で言葉を添えながら自分の気持ちを伝えられるようにする。

環境

プールや着替えの支度方法が分かり、意欲的に行う。会話が盛り上がり、着替えの手が止まったり、着替え後の片付けが思い出せず、保育者に聞く姿があるが、一つ一つ丁寧に関わり、できたときには自信に繋がるように「綺麗に畳めたね」「〇〇できたね」等と声を掛けて意欲的に行えるようにする。

言葉

保育者の真似をして手遊びや絵本の読み聞かせをする姿が見られる。友達同士で会話のやりとりを楽しんだり、ごっこ遊びの中で役になりきって、やりとりを楽しむ。名前の文字に興味を持ち「〇〇の名前と一緒」という子がいる。「これは何て読むの?」と聞かれた時には迅速に答えられるようにして、更に興味が持てるように様々な絵本を用意して気付きに足を止める。

表現

夏まつりのできごとを発表した後に自由画帳にクレヨンで描く。イメージしたものを絵にすることが難しいようだが、遊びの中で粘土や廃材、広告折り紙を使ってイメージしたものを作る楽しさを味わえるように素材を用意し、じっくりと取り組めるよう環境を整える。…

3歳さくら組2017年度6月のまとめ

健康

大きく体調を崩すことなく元気に過ごす。日頃から裸足になって遊ぶ子が多く、水や泥で大胆に五感を使って遊ぶ姿が多く見られる。気温が高い日が多い為、水分補給をこまめにおこなう。

人間関係

友だち同士の関わりが増えてきたことで、思いの違いからトラブルになることが増える。興奮状態になり手が出そうになったときには、間に入り相手の気持ちを伝えたり、一緒に解決方法を考えていく。

環境

雨の日には他クラスとの交流を楽しんだり、大好きな粘土遊びや制作に取り組む。プール遊びが始まり、仕度の手順を繰り返し説明し、バックや着替え・タオルなどの置き場所を決め、覚えて自分で行えるようにしていく。

言葉

歌を歌ったり、歌詞をゆっくり伝えて質問に応えたりしながら、イメージを膨らませて覚えるように工夫する。友だちを遊びに誘ったり、給食時に友だちや保育者に身近な出来事を話したりするなど会話を楽しむ。

表現

七夕制作では、ペンやのりの使い方を思い出し、確認しながら意欲的に作る。完成すると友だちと作品を見せ合い、喜ぶ。プールの準備体操で子ども達の意見を聞きながら好きな踊りを取り入れていく。今後は夏野菜の収穫や夏の楽しい経験を印象画として描いていく。…