3歳さくら組2018年度9月のまとめ

健康

気温差があり鼻水や咳の出る子がいる。鼻水はこまめに拭き、咳が出たときには口に手を当てるように伝えて、午後、肌寒い時には衣類の調節をするなど、体調に留意する。また、遊びの中で、走る、跳ぶ、登る、片足バランスなどの運動を全身を使って楽しむようになり、友だちと見せ合ったり、競ったりする姿が見られるので、運動会競技に取り組んで楽しめるようにする。

人間関係

気の合う友だちと遊びを楽しむようになり、子どもたちで誘い合ったり、役柄を決めたりして遊びが広がり、楽しんでいる姿が見られる。異年齢児の遊びに興味を持ち、同じ遊具を持って傍で見ている子もいる。楽しむ様子を興味深く見るだけで、一緒に遊んでいる雰囲気になっているようで見守りながら、子どもたちの成長を育んでいきたい。

環境

幼児クラスで「おまつりごっこ」を開く。お囃子が聞こえてくると、気分が高まる様子が見える。自分たちで作った「かき氷」や「綿あめ」の店の子は、元気な声でお客さんを誘い、4,5歳児クラスのお店に行く子たちは、「たこやき」や「金魚すくい」を楽しむ。お店屋さんの仕組みにも興味を持つようになったので、お金の仕組みを伝えながらやり取りを楽しんでいく。

言葉

自分の気持ちを言葉にして相手に伝えるが、思うように受け入れてもらえないときは、嫌な言葉を言ってトラブルになることがある。また、思い違いからぶつかり合いとなることもあるが、すぐに仲直りして遊ぶ姿も見られるので、保育者は傍にいて様子を把握し、互いの気持ちを伝えながら援助していく。

表現

丸、三角、四角、を組み合わせて、好きな形を作り貼り合わせる。保育者の真似をする子もいるが、丸を並べて「シャボン玉」や四角を繋げて「電車」などと表現する。制作が苦手な子も、色とりどりの紙を並べて形を作り工夫した後は、クレヨンで書き込み、友だちと見せ合って喜ぶ姿が見られる。

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