3歳さくら組月のまとめバックナンバー

3歳さくら組2018年度6月のまとめ

健康

気温の高い日や激しい雨風の日があり、汗をかいた日にはこまめに着替えたり、シャワーをしたりして、快適に過ごせるようにする。戸外遊びでは日陰を選び、水分を摂りながら健康に留意していく。

人間関係

異年齢児と一緒に遊びたくて同じ遊具を持ち、近くに寄る姿がある。言葉や仕草を真似て喜ぶ姿があり、怪我には十分に注意しながら見守っていく。これからの行事や活動で、親しみと期待を持ちながら楽しめるような援助をしながら、子どもたちの成長を育んでいきたい。

環境

泥んこや水遊びを始めると、とても喜んでタライに浸かり全身で水の感触を味わう子もいるが、

濡れた衣類を肌で感じて違和感を持つ子もいるので、十分な場所で遊具を使い遊んだり、植物に水をあげたりするなどして、遊びを共感でき楽しめる雰囲気をつくる。

言葉

言葉数が増えてきて、経験したことや友だちとのやり取りを保育者に伝える姿がある。友だちの話を聞いて自分の思いを伝える子が増える。テレビの影響もあり言葉の数が増えてきて、面白い言葉を真似て友だちと笑い合う姿も見られるので、優しい言葉や、心地良い言葉を使えるように仲立ちをしていきたい。

表現

クレヨン画やはさみ、ビー玉転がし絵などを楽しむ。友だちの作品も気になり、再び手を加える子もいる。制作で経験したことを遊び感覚で何度でも楽しめるように環境を作っていく。…

3歳さくら組2018年度5月のまとめ

健康

戸外遊びを好み、木登りやかくれんぼ、広場での追いかけっこなどで身体を動かす。異年齢児と泥んこ遊びをすると裸足で砂や水の感触を味わい、はしゃぐ姿がみられる。活動後や食後にはシャワーを浴び、気持ち良さそうに過ごす。裸足で遊ぶ子が多いので、活動前には園庭の安全点検を行い、水分補給をしながら湿度や温度の上昇に気をつけていく。

人間関係

子ども同士の関わりが増えて、異年齢での関わりも意識するようになる。「なかよしグループ」の友だちを覚えて、活動を楽しみにする子もいる。園庭で遊ぶ時にもボール投げやのぼり棒、相撲などで一緒に楽しむことがある。保育者は子どもたちを見守りながら、成長を育んでいく。

環境

春に植えたピーマンの苗を見て、「ちいさなむしがいるよ」「はっぱがいっぱいあるのにピーマンないね」と感じたことを友達と話す姿がある。収獲を楽しみにしながら水やりをする子もいるので、「みんなが収穫できるようにたくさんなると良いね」と伝える。他クラスの苗も観察したり、収穫後には調理体験に繋げたりできるようにしていく。

言葉

玩具で欲しいものがあると、言葉で貸し借りが伝えられず力任せに手にしようとする子もいるので、トラブルになることがある。相手の気持ちに気づけるように話していくが、上手く言葉で伝えられないときには保育者が代弁し優しい言い方を伝え、遊びを共有できるようにしていく。

表現

遠足で行った動物園の印象画を描く。遠足を振り返り、お弁当や動物の姿を絵に描こうと、クレヨンの色を選びながら、真剣な表情がみられる。何度も友だちと見せ合ったり、真似したりする姿もあり、画用紙いっぱいに大きく描くようになる。これからは様々な画材を使い、表現を楽しんでいく。…

3歳さくら組2018年度4月のまとめ

健康

一人遊びの子もいるが、友だちや保育者の傍にいて安心しながら過ごす姿が見られる。登り棒に挑戦する子も多い、年長児に手足の運び方を教えてもらいながら上へ登ろうとする。気温の高い日もあり裸足で砂の感触を喜ぶ姿もあるので、事前に園庭点検を行い衣類の調節や水分補給をしながら、季節の変わり目に留意していく。

人間関係

新しい担任や新入園児と仲良く過ごすようになる。幼児クラスになり異年齢との関わりも増えてくるので、行事や活動を通して親しみを持ちながら楽しめるようにしていく。保育者は子どもたちを見守りながら、成長を育んでいく。

環境

年中組と隣の保育室にいるがまだ慣れずに関わる姿があまり見られないので、リズム遊びや異年齢活動などを一緒に楽しみ、行き来しながら遊ぶ姿が見られるようにしていく。ままごとやブロック遊び、釣りごっこなどを好むので、興味のある遊びに気づき、室内の環境設定をしていく。

言葉

経験したことを思い出しながら言葉にしたり、友だちの話を聞いて自分の思いを伝えたりする子が増える。テレビの影響もあり言葉の数が増えてきて、面白い言葉を真似て友だちと笑い合う姿も見られるので、優しい言葉や、心地良い言葉を使えるように仲立ちをしていく。

表現

砂場やブロックで、イメージした物を保育者と一緒に作り楽しむ姿が見られる。友だちとお店屋さんごっこを楽しみ、「いらっしゃいませ、何にしますか?」と役になりきる姿があるので、様々な素材を使いイメージしたり形にしたりして、ごっこ遊びを広げられるようにしていく。…

3歳さくら組2017年度3月のまとめ

健康

天気の良い日は散歩に行き、戸外で十分に体を動かして遊ぶ。気温が高い日が続き、汗をかくことが増えたためこまめな水分補給と衣服の調節をする。着脱を見守る際にできないところはさりげなく手伝い、自分でできたという喜びを感じられるようにする。花粉症の症状で鼻水が出たり目を痒がる子が出てくる。

人間関係

気の合う友達を誘ったり、少人数で楽しんでいるところに自主的に参加し小集団で遊びを展開して、ルールも自分たちで決めようとする姿が見られる。小さなトラブルなら自分たちで話し合い解決できる子もいる。様子を見守り、必要な時は保育者が仲立ちしていく。

環境

「卒園を祝う会」や「お別れ会」に参加し、年長児との別れに寂しさを感じたり、転園する子との別れを悲しむ姿が見られる。進級に備え、新しい保育室で過ごす。始めは戸惑う子もいたが、進級を楽しみにし、張り切る姿が見られる。子どもの変化を見守り、進級することに期待が持てるように工夫していく。

言葉

『なんでもバスケット』のゲームのルールを伝えるとほとんどの子はすぐに理解する。鬼になった子が皆に向かって質問をするルールだが、質問内容が思い浮かばない子には助言をする子も出てくる。言葉のやり取りを楽しんでいく。

表現

ひな祭り制作や桜の作品作りに積極的に取り組む。色や素材について興味を持ち、自分で選んで物づくりをおこなう積極性が出てくる。イメージを豊かに表現できるよう、そばで見守っていく。

 …

3歳さくら組2017年度2月のまとめ

健康

手洗い、うがい、アルコール消毒をして必要な生活習慣が身についてくる。咳や鼻水が出るがかめない為、保育者が声掛けをしてかむように促す。上着の調節をしながら、戸外でルールのある遊びやボールを使って体を動かして遊ぶ。簡単なルールのある遊びに興味があるので、ルールや順番を保育者と一緒に遊びながらルールを繰り返し伝えていく。

人間関係

ごっこ遊びやルールのある遊びを通して、異年齢で遊ぶ姿が多く見られるようになる。タイヤや風呂マットなど、4、5歳児の遊び方を真似して取り入れたり、砂場でご馳走を作って保育者に渡す。乳児クラスに兄弟児がいる子も多い為、手を引いて遊ぶ姿も見られる。できるようになったことだけでなく、他児に対してしてあげたことに保育者が気付いて意欲的に行えるような声掛けをする。

環境

遊びたい場所や使いたいものを考えて、自分たちで工夫し、3歳児室以外にも4歳児室でままごとやラキューなどをしたり、作った玩具を保育室に飾ったり、継続しながら遊ぶ。育てている“ほうれんそう”の生長を日々観察しながら収穫を楽しみにする。寒さに弱いことも知っている為、陽が落ちる前や寒い日には「お布団掛けてあげようね」と言って不織布をプランターに掛ける。引き続き収穫を楽しみにできるように一緒に観察していく。

言葉

遊びの中で、自分の思いを言葉にして伝えようとする姿が見られ、言葉のやりとりが増えるが、一方的に話す場面が見られるので、保育者が仲立ちをして互いの気持ちを知らせる。ゆったりとした雰囲気なので、気分が高揚することなく、落ち着いて話す。互いの気持ちが引き出せるような雰囲気作りや言葉掛けをしていく。

表現

ひな飾り作りで輪飾りやお雛様とお内裏様の顔を描く。雛人形を見ながら顔を描く。金の屏風は波折をするが日頃から広告折り紙で、リボンを作っているので、声掛けだけで折れる子もいる。制作が好きな子が多く、順番でひな飾りをしたが、さまざまな材料を用意し、作る楽しさを味わえるようにする。一人一人が自分のイメージ表現できるように見守っていく。…

3歳さくら組2017年度1月のまとめ

健康

丁寧に手洗いやうがい、アルコール消毒をするように声を掛ける。“なぜ手洗い・うがい”をするのかを話すと子どもたち同士で呼び掛け合う姿が見られる。寒い日が続くが、氷鬼やかけっこなど体を動かして温まると上着を脱いで調節する。保育室の温度調節や換気、湿度調節をして健康に、快適に過ごせるよう配慮する。

人間関係

4、5歳児が伝承遊びをしていると“コマ回し”や“羽根つき”に興味を持ち一緒に遊ぶ姿が見られる。回し方を聞き、教えてもらったことを実践して、更に友だちに教える。0、1歳児に靴を履かせようとする姿や入室の際に手を引いて保育室の前まで連れて行く姿もある。成長していく姿を認め自信が持てるように言葉やスキンシップで伝えていく。

環境

レゴブロック、ワミー、マグフォーマーなどの容器を小分けにすることでじっくり遊んだり、自分たちで好きな場所に運んだり、玩具を混ぜて楽しむ姿が見られる。作ったり、扱ったりする中で、数や大きさ、形に対する感覚を豊かにする。一人一人の遊びを見極めて玩具の入れ替えや棚の配置を工夫していく。

言葉

休み明けに、保育者や友だちに休日の過ごし方について話をする。“誰と”“どこで”などと質問をすると考えながら話をする。友だちと遊んでいる場面でも、思い思いに自分の言葉でどのような遊びをしたいか、何をしたいかなど伝える場面が増える。以前は、トラブルの際に、涙を流して話せなかった子も少しずつ言葉にするようになる。ゆったりとした雰囲気を作り、じっくりと聞ける環境づくりをする。

表現

4歳児と一緒に広告折り紙を使って、リボンや好きな形に折って楽しむ。散歩先で見つけた花や遊んでいる姿を保護者に見せたいということで「写真を撮って」と言うことが多くなる。自由に描いたり、つくったりすることを楽しみ、それをあそびに使ったり、飾ったりできるようにする。…

3歳さくら組2017年度12月のまとめ

健康

手洗いうがいは少しずつ習慣化してきてはいるが、まだ声掛けをしていく必要がある。リレーや鬼ごっこ、爆弾ゲームで身体を十分に動かし、薄着で過ごす。寒さで身体の動きが鈍くならないよう、今後も楽しく集団遊びに参加していく。

人間関係

お楽しみ会で合唱や、オペレッタを通し、みんなと一緒に力を合わせることの楽しさを味わったことで、集団ゲームにも積極的に参加する。また、異年齢児との関わりが増え、遊びを真似しながら自分なりの遊びを友だちと作ろうという姿が見られる。今後は自分の意見を言うだけでなく、友達の意見に耳を傾けられるように援助していく。

環境

毎日使っている玩具や保育室をきれいにして新年を気持ちよく迎える風習を伝えると、張り切って大掃除に参加する。ロッカーや道具箱、テーブルや椅子などを丁寧に水拭きすると、きれいになり気持ちが良いことを実感する。本棚を自分たちで整理したことで片付けに意識が高まる。遊び方が変化してきた為、変化に合わせて遊びに集中出来るように玩具の場所を変える工夫をすると共に、物を大切にする気持ちも育めるように関わる。

言葉

オペレッタを観たり演じたりすることで、口ずさんだり、遊びの中に取り入れてセリフのやり取りを楽しむ。また、年末の挨拶にも興味を持ち、気持ちよく最終日に挨拶して帰る事ができる。その反面、周りの反応を面白がり不適切な言葉を発し楽しむことがある為、見本となり言葉を置き換えていくようにする。

表現

お楽しみ会で、友だちと一緒に踊ったり歌ったりする楽しさを味わい、皆の前で発表する事で自信に繋がる。行事後も他のクラスのオペレッタや合奏を真似して楽しむ姿が多く見られる。子どもの表現や発想を大切にしていき、一人一人が思い切り表現できる雰囲気を作り、達成感を味わえるようにしていく。…

3歳さくら組2017年度11月のまとめ

健康

朝夕の寒暖差が感じられるようになるが、日中は、暖かい為、上着を着用しないで戸外へ出て“こおりおに”や“タイヤの山、アスレチック遊び”など体を動かして楽しむ。戸外から入室する時には、丁寧な手洗い・うがいを呼び掛け、風邪、感染症の予防をして、給食やおやつ前は、アルコール消毒をする。寒い日は、一緒に体を動かして温められるような遊びを取り入れていく。

人間関係

4、5歳児の遊びに興味を持って一緒に“こおりおに”や“爆弾ゲーム”“長縄”で遊び、交流を喜ぶ姿が見られる。思いの行き違いでトラブルに繋がることもあるので、ゆったりとした雰囲気の中でお互いの気持ちを伝えられるようにして、言葉に詰まった時には、思いを引き出せるような声掛けをしていく。ルールのあるあそびでは、友達と楽しく遊ぶためにルールがあることに気づけるように、状況に応じて保育者が間に入り遊び、保育者が遊ぶ中でルールを守る姿を示す。

環境

ブロックやラキュー、塗り絵など継続して遊びたい子が多いので、保育室に飾ることで翌日も楽しみに登園する。作ったものを保育室に飾ることで、登園時に保護者に見せて会話が弾んでいる様子。一つの遊びをじっくりとできるようにコーナー作りをして、遊びの発想が膨らむように工夫をしていく。

言葉

歌詞や絵本、紙芝居に出てくる言葉を覚えて、ごっこ遊びの中で用いて言葉のやりとりを楽しみ、4歳児や5歳児の劇ごっこのセリフや歌遊びにも興味があり、真似をする姿がある。絵本、紙芝居が好きな子が多いので繰り返しのある作品や面白さが伝わるものを用意し、イメージを抱きやすいように読む場所や読み方を工夫する。

表現

お楽しみ会の活動で劇ごっこを通して役になりきって表現する楽しさを味わう。音楽に合わせるだけでなく、登場する動物の動きを想像しながら体を動かす。4、5歳児の合奏を見て、楽器に興味を持ち、ピアノに合わせて思い思いに鳴らす。廃材などを使って想像したものを形にする楽しさや作り上げた達成感が味わえるように一人一人の姿や作品を認める。…

3歳さくら組2017年度10月のまとめ

健康

朝夕の気温の変化に、鼻水や咳が出始める子が増える。衣服の調整に気づけるよう働きかけ、一人一人の様子を見守り、具合が悪いときは自分から言葉で伝えるように促す。戸外では、リレーに興味を持ち始めたので、たくさん身体を動かし、元気なからだづくりもしていく。

人間関係

年中、年長児のリレーを観て、運動会後喜んでリングバトンを持って走る。今後も異年齢の交流を深めていく。また、仲のいい友だちができ一緒に同じ遊びを楽しむ姿も見られる。友達の事をよく見ていて助けようとしたり、「ダメなんだよ」と指摘する事が増える。楽しく遊ぶために、ルールや決まりがある事に気づけるように分かりやすく伝え、楽しい心地よさを味わえるようにしていく。

環境

散歩で街路樹の葉を見て色の変化に気付き、落ち葉や木の実を拾い集めて、大小や形を比べて並べて遊ぶ。子どもの気付きに共感しながら、より興味・関心を持てるような言葉を掛けたり、図鑑を置いたりする。

言葉

好きな絵本や紙芝居を「読んで」と持ってきて、セリフを一緒に言うなどして喜んで見ている。玩具の貸し借りをする時に口調が強くなる事があるので子ども同士の関わる様子を見守りながら、うまく言葉にできないときは保育者が代弁し優しい言い方を伝える。

表現

運動会の活動を通して皆の前で踊ってみせることに自信がついたように感じる。友だちと一緒に活動することの喜びを味わえるように保育者も共に体を動かしながら、楽しさを共有していく。今後、お楽しみ会に向けて友達と一緒に演じ表現する事が楽しいと思えるように工夫していく。…

3歳さくら組2017年度9月のまとめ

健康

猛暑日が続いたり、急に朝晩冷え込んだりと不安定な陽気ではあるが、元気に過ごしている。気温の変化に対応できるよう、タンスに半袖・長袖の着替えを用意してもらい、汗をかいたらシャワーをしたり自ら水分補給や着替えを行い、快適に過ごせるように働きかける。

人間関係

困っている子に声を掛けたり、積極的に保育者の手伝いをするようになった半面、友達の行動が気になり自分のことが終わらないうちに多児の行動を指摘する場面も出ている。子ども同士で関わる様子を見守りながら、相手の思いにも気付けるよう代弁したり共感したりしていく。運動会活動を通じ、異年齢との関わりが増えているので更に交流を深め、憧れの気持ちをふくらめていく。

環境

公園に出掛け、どんぐりやまつぼっくりを拾い、トンボやコオロギを追いかけて秋の自然を満喫している。また、長いツルを見つけて「うんとこしょ!」と友達と力を合わせて引っ張る様子が見られる。子どもの発見したことの驚きに共感し、より興味関心が持てる言葉がけをしていく。10月の芋ほりを楽しみに出来るよう盛り上げていく。

言葉

日付の言い方や、物によって数え方に違いがある事に興味がでてきて、“どうして?”“これは何て言うの?”と聞きにくることが増える。子どもの気付きを丁寧に受けて、より興味を広げる。

表現

運動会活動では、パラバルーンや遊戯など体を動かす事を楽しみ、絵本の「アントンせんせい」になりきり、ごっこ遊びが盛り上がる。人前に出ることを恥ずかしがる子もいるが、一人一人の参加の仕方に合わせて、保育者自身も体を動かしながら子どもたちと楽しさを共有する。…