3歳さくら組月のまとめバックナンバー

3歳さくら組2019年度4月のまとめ

健康

進級し環境が変わったことで、泣いたり戸惑いを感じたりする子もいるが、少しずつ新しい環境に慣れていくことで笑顔が増え、安心して生活できるようになる。乳児クラスと生活の流れが変わるので、わかりやすく見通しがもてるような声掛けをしていく。朝夕と日中で気温の変化が大きいので、気温に応じた衣服の調節ができるよう、タンスの衣類の確認・補充の声掛けをしていく。

人間関係

初めのうちは緊張や戸惑いの様子もうかがえたが、遊びを通して新しい担任や新入園児との関わりが増える。幼児クラスとなり、異年齢児との関わりも増えている。遊びや活動を通して関わりの楽しさを味わえるよう援助していく。

環境

3歳児室での生活に慣れていき、自分のことは自分でしようとする。生活の流れが把握しやすく、また動きやすいような動線を考え、室内の環境設定を工夫する。散歩では、草花や虫など春の自然に触れながら、のびのびと身体を動かして遊ぶ。安全に気をつけながら、いろいろな場所に出掛けて身近な自然に触れる機会を作る。

言葉

ごっこ遊びでやりとりをしたり、遊びの中で自分の思いを言葉で伝えようとする姿がみられる。時には、思いに合った言葉が見つからなかったり、うまく相手に伝わらなかったりすることから行動で示そうとする子もいるので、遊びの様子を見守り、仲立ちをしたり場面に合った言葉を伝えたりする。

表現

こいのぼり作りでは、クレヨンで自由に描いた物の上から絵の具で色を塗り、はじき絵をする。中には「クレヨンの絵が消えないよ」と、はじき絵の不思議に気づく子もいる。制作遊びに興味を持つ子が多いので、これからさまざまな制作の手法を取り入れていく。…

3歳さくら組2018年度3月のまとめ

健康

花粉症で鼻水や咳が出る子がいるが、こまめに鼻をかんだりうがいをしたりして心地良さを感じられるようにする。鉄棒で前回りや逆上がりを楽しむ友だちの様子を見て、やってみようとする子が増えてくる。何度も挑戦する子に、声を出して応援する姿も見られる。身体を動かし食欲も増して、給食を完食するようになる。ゆっくり噛んで、味わうように伝える。

人間関係

気の合う友だちに声を掛けて、遊ぶ約束をする姿が見られる。近くにいる友だちも、「いっしょにあそびたい」と伝えて遊びが広がり、ごっこ遊びや戦いごっこで一緒に身体を動かすようになる。言いたいことや感じたことを上手く相手に伝え、遊びが広がっていく姿を見て、怪我の無いように見守っていく。

環境

「卒園を祝う会」に向けて、歌やお祝いのことばを口にする。年長児を祝う気持ちと、自らも進級する気持ちを感じて、どんなことにも、「おにいさんだから」と張り切る姿がある。次年度へ期待を持つ姿が見られるので、気持ちに応えて環境を整えていかれるように、職員間で話し合っていく。

言葉

絵本やテレビの言葉を真似て、友だちと笑い合う姿がみられる。愉快に笑い合うときもあれば、嫌な気持ちになってトラブルになることもある。ふざけすぎて相手の気持ちに気づくことが難しくなるので、保育者は様子を把握してお互いの気持ちを仲立ちしながら援助していく。

表現

2歳児、4歳児クラスも一緒に、リズム遊びを楽しむ。跳んだり転がったりして、思ったまま、感じたままを自由に表現して楽しむ姿が見られる。音楽を聴いて自由に表現すると、運動が得意でない子も、友だちが楽しんでいる姿に笑顔が見られたので、やってみたいと思えるような工夫をしていく。…

3歳さくら組2018年度2月のまとめ

健康

暖かく活動しやすい日があると、自ら上着の調節をして薄着で過ごす。遠出の散歩に慣れ、異年齢児や保育者と季節を感じながら歩く。長い階段の登りでも、自分のペースでしっかりと進み、達成感を感じると笑顔が見られるようになる。調理体験では、苦手な葉物野菜の下ごしらえを行い、親しみを持ち食べる姿が見られる。栄養と健康の関わりが成長に大切なことを繰り返し伝えていく。

人間関係

年上児の遊びを見て興味を持ち、同じように遊びたくなる子が増える。廃材やラQ遊びでは、作ってもらって喜ぶ姿が見られ、園庭での戦いごっこや追いかけっこでは、一緒に身体を動かすようになる。言いたいことや感じたことが上手く伝わらない時には代弁したり、言葉を足したりして一緒に遊ぶ楽しさや喜びを感じられるようにしていく。

環境

育てた「ほうれん草」の収穫を行う。みんなで丁寧に洗い根を取ってから鍋で茹でると、気がついたことや疑問に思ったことを保育者に聞く姿が見られる。緑色の野菜が苦手な子もいるが、おいしく食べられたことを経験し、食への興味が出てくる。この経験を次年度クラスへ繋いでいかれるようにしていきたい。

言葉

絵本やテレビの言葉を真似て、友だちと笑い合う姿がみられる。愉快に笑い合うときもあれば、嫌な気持ちになってトラブルになることもある。相手の気持ちを聞き気づくことで、言葉を変えたり優しい口調で伝えたりするようになる。保育者は様子を把握してお互いの気持ちを仲立ちしながら援助していく。

表現

年長への卒園プレゼント作りで染紙をすると、絵の具が染まる様子をじっくり見ている子と、複数の色を何度も染めて色を確かめる子がいる。「えんぴつはどうやっていれるの?」「ねんちょうさんはよろこんでくれるかな?」と楽しみにしながら進めていく。「おくることば」や歌も覚えてくると、自らの進級も楽しみにする姿が見られ、毎日に期待をもって過ごせるようにする。…

3歳さくら組2018年度1月のまとめ

健康

冷たい風の吹く日も、戸外で元気に身体を動かして遊ぶ。かくれんぼやしっぽ取りゲームで身体を十分に動かしている。汗ばむと、自ら上着の調節をして薄着で過ごす。全体的に食欲も増してきて、給食を完食するようになる。ゆっくり噛んで、味わうように伝える。

人間関係

気の合う友だちに声を掛けて、遊ぶ約束をする姿が見られる。近くにいる友だちも「いっしょにあそびたい」と伝えて遊びが広がることもあるが、断られてしまう時もある。気持ちを切り替えられる子と、悔しくて手が出る子がいるので、お互いの気持ちを仲介しながら援助していく。

環境

当番活動が楽しみで、帰りの会では「あしたはがんばります」と張り切る気持ちを伝える。テーブルを拭いたり、玩具を片付けたりして、自らできることに自信を持って手伝う姿が見られる。カレンダーや時計を見て、活動の見通しが持てるように声を掛け援助していく。

言葉

休日の出来事を友だちや保育者に話そうとする。思いが上手く伝わらないときには言葉を考えて伝えようとし、友だちの思いに共感すると、お互い喜びながら会話も弾む。また文字や数字に興味をもち、読んだり描いたりする子もいるので、トランプやカルタを用意し、遊びの中で興味を広げられるようにする。

表現

曲を聴いて、うさぎやカンガルー、ぞうやカメ等の動物になりきる。跳んだり転がったりして、感じたままを自由に表現して楽しむ姿が見られた。運動が得意でない子も、友だちが楽しんでいる姿に笑顔が見られたので、やってみたいと思えるような工夫をしていく。…

3歳さくら組2018年度12月のまとめ

健康

手洗い講習を受けてから、丁寧に洗う習慣がつく。うがいはまだ声掛けをしていく必要がある。リレーやかくれんぼ、シッポ取りゲームで身体を十分に動かし、薄着で過ごす。寒さで身体の動きが鈍くならないよう、今後も楽しく集団遊びに参加していく。

人間関係

集団ゲームでは、勝敗を気にして初めは参加せず見ている子もいるが、友だちのはしゃぐ姿に誘われて楽しむ姿がある。異年齢児の遊びを真似しながら、自分なりの遊びを友だちと作ろうという姿が見られるようになってきたので、今後は自分の意見を言うだけでなく、友だちの考えも聞いて思いに気づけるように援助する。

環境

クラスで大掃除を行う。玩具やロッカー、道具箱、椅子や下駄箱を丁寧に水拭きすると、きれいになり気持ちが良いことを実感する。本棚を自分たちで整理したことで片付けに意識が高まる。成長発達に合わせて、遊びに集中出来るように玩具の場所を変える工夫をすると共に、物を大切にする気持ちも育めるように関わる。

言葉

休日の出来事を友だちや保育者に話そうとする。思いが上手く伝わらないときには言葉を考えて伝えようとし、友だちの思いに共感すると、お互い喜びながら会話も弾む。また文字や数字に興味をもち、読んだり書いたりする子もいるので、トランプやカルタを用意し、遊びの中で興味を広げられるようにする。

表現

お楽しみ会で友だちと一緒に歌ったり踊ったりする楽しさを味わい、皆の前で発表することで自信に繋がる。子どもの表現や発想を大切にしていき、今後も人前で表現する楽しさを感じられるようにする。…

3歳さくら組2018年度11月のまとめ

健康

戸外や保育室、廊下などで運動遊具を使い身体を動かす。バランスを取り歩いたり、跳んだり、転がったりする事に、自信を持って表現する姿が見られる。また、朝夕の気温が低くなり感染症も流行る時季なので、入室はうがい手洗いを丁寧に行えるように援助する。

人間関係

4歳児の遊びに興味を持ち一緒に遊ぶ姿が見られる。活発に身体を動かしてヒーローごっこを楽しむ子や、塗り絵やままごと遊びで会話や摸倣を楽しみながら遊ぶ子などいる。親しみやあこがれの気持ちが深まるように、さまざまな時間を共有できるように援助していく。

環境

行事に向けて活動する時間が多くなり、保育室を行き来して異年齢児との関わりも増えている。

興味を持った玩具を借りて遊びを広げることもあり、廊下では線路を組み立て延ばして電車遊びを楽しんでいる。保育室では、興味に合わせた玩具を揃えて、玩具棚の配置を工夫していく。

言葉

テレビや大人の言葉を真似て、不快な言葉を友だちに伝えることがある。愉快に笑い合うときもあれば、嫌な気持ちになってトラブルになることもあるので、相手の気持ちに気付けるように話していく。保育者は様子を把握してお互いの気持ちを仲介しながら援助していく。

表現

お楽しみ会では、一つの目標に向かいみんなで興味を持ち、取り組めるように配慮してきたので、手話や英語の歌、手遊びなどを大勢の保護者の前で自信をもって披露する姿が見られた。これからも英語の歌や手話などを取り入れて表現する楽しさを感じられるようにしていく。…

3歳さくら組2018年度10月のまとめ

健康

朝夕の気温差があり、鼻水や咳の出る子が増える。入室の際には、うがい手洗い、手洗い後のアルコール消毒も声を掛け合いながら行う。また、室内での活動時や午睡時には身体が温まると、動きにくくなったり、入眠しづらくなったりするので、衣類の調節を行い快適に過ごせるように配慮する。

人間関係

園庭に出る支度を始めると、靴を左右逆に履く子に「くつ、はんたいだよ」と教える子がいる。階段を降りるときにも、子どもたちの方から自然と、「おさないんだよ」「ころんだらけがをするよ」と声が上がり他者を思いやる心が育っていると頼もしさを感じる。異年齢児クラスとの関わりも増えているので、優しく関わる気持ちを育んでいく。

環境

秋の自然や果物、花を捜しながら散歩に行く。柿やみかんなど身近な果物をみつけると、「たべたことある」と喜ぶが、高い木に成るのに気づいて驚く姿がある。花の名前を保育者から聞いて覚えたり、木の実を拾ったりして観察する。自然物への興味や関心が広がるように、絵本や図鑑を持ち散歩に行く。

言葉

テレビや大人の言葉を真似て、友だちに接することがある。不快な言葉のときには、相手の気持ちに気付けるように話していく。トラブルになることもあるが、すぐに仲直りして遊ぶ姿もあるので、保育者は様子を把握してお互いの気持ちを仲介しながら援助していく。

表現

ペープサートで見た話を、イメージを作りながら自由に身体を動かす。動物になりきり、歩幅を広げて大きく歩いたり、つま先で跳んだり、腹這いで進んだりと全身を使って表現することを楽しむ。これからも、手遊びや歌を入れて劇ごっこを楽しんでいきたい。…

3歳さくら組2018年度9月のまとめ

健康

気温差があり鼻水や咳の出る子がいる。鼻水はこまめに拭き、咳が出たときには口に手を当てるように伝えて、午後、肌寒い時には衣類の調節をするなど、体調に留意する。また、遊びの中で、走る、跳ぶ、登る、片足バランスなどの運動を全身を使って楽しむようになり、友だちと見せ合ったり、競ったりする姿が見られるので、運動会競技に取り組んで楽しめるようにする。

人間関係

気の合う友だちと遊びを楽しむようになり、子どもたちで誘い合ったり、役柄を決めたりして遊びが広がり、楽しんでいる姿が見られる。異年齢児の遊びに興味を持ち、同じ遊具を持って傍で見ている子もいる。楽しむ様子を興味深く見るだけで、一緒に遊んでいる雰囲気になっているようで見守りながら、子どもたちの成長を育んでいきたい。

環境

幼児クラスで「おまつりごっこ」を開く。お囃子が聞こえてくると、気分が高まる様子が見える。自分たちで作った「かき氷」や「綿あめ」の店の子は、元気な声でお客さんを誘い、4,5歳児クラスのお店に行く子たちは、「たこやき」や「金魚すくい」を楽しむ。お店屋さんの仕組みにも興味を持つようになったので、お金の仕組みを伝えながらやり取りを楽しんでいく。

言葉

自分の気持ちを言葉にして相手に伝えるが、思うように受け入れてもらえないときは、嫌な言葉を言ってトラブルになることがある。また、思い違いからぶつかり合いとなることもあるが、すぐに仲直りして遊ぶ姿も見られるので、保育者は傍にいて様子を把握し、互いの気持ちを伝えながら援助していく。

表現

丸、三角、四角、を組み合わせて、好きな形を作り貼り合わせる。保育者の真似をする子もいるが、丸を並べて「シャボン玉」や四角を繋げて「電車」などと表現する。制作が苦手な子も、色とりどりの紙を並べて形を作り工夫した後は、クレヨンで書き込み、友だちと見せ合って喜ぶ姿が見られる。…

3歳さくら組2018年度8月のまとめ

健康

気温の高い日が続き、疲れからか熱の出る子もいたが、早めの受診やゆっくり身体を休めることですぐに回復し、元気に登園する。午睡時は部屋が冷え過ぎないように室温調整をこまめにして心地良く入眠できるようにする。午後も外気温が下がらない日には、室内で過ごすなどして体調に留意する。

人間関係

年中児に声を掛けられて、活動後の片付けやトイレ、手洗いなどを一緒に行うことが習慣になり、名前を呼び合う姿が見られるようになる。午睡前には一緒に布団を敷いたり、絵本の読み聞かせを楽しみにしたりする。これからも行事や活動で、親しみと期待を持ちながら楽しめるような関わりをしていき、子どもたちの成長を育んでいきたい。

環境

夏休みの友だちを気にして、登園してくることを心待ちにする。休みの日の印象深い出来事を話しながら、共感し合う姿が見られる。夏ならではの経験をしてきた子もいて、保育者や友だちの前で伝える子が多い。経験を聞きみんなの前で発言したい気持ちと恥ずかしい気持ちがあるが、みんなで聞き、共感し合えるようなゆったりとした場や時間を設けていく。

言葉

言葉数が増えてきて、友だちとの関わりを楽しむ子が増えてくるが、時には自分の気持ちを言葉にして相手に伝えても、上手くいかないときもある。保育者は傍にいて様子を把握し、互いの気持ちを伝えながら援助していく。

表現

音楽が聞こえると、ブロックで作ったマイクを持ちながら歌う姿が見られる。また、好きなアニメの歌を聴かせてくれる子もいる。保育者がダンスの曲に合わせて踊る姿を見て、笑う子もいれば、振りを真似する子もいて賑やかな時間を過ごす。楽しい雰囲気をつくっていく。…

3歳さくら組2018年度7月のまとめ

健康

気温の高い日が続き、プールや泥んこ遊びで快適に過ごす。衣類の着脱は保育者と一緒に行うが、自らやってみようとする子が増える。身体を動かして遊んだ後は、室温調節に気をつけて、室内でゆっくり過ごす。午後も外気温が下がらない日には、室内で過ごすなどして体調に留意する。

人間関係

年中児に声を掛けられて、活動後の片付けやトイレ、手洗いなどを一緒に行う。名前を呼ばれると嬉しそうに手を繋ぎ、促される姿が見られる。これからの行事や活動で、親しみと期待を持ちながら楽しめるような援助をしていき、子どもたちの成長を育んでいきたい。

環境

ピーマンがたくさん実り、みんなで収穫を楽しむ。嬉しそうに友だちと見せ合ったり、形や匂いに気づく子がいる。次の収穫に期待が持てるように、みんなで水やりをしたり、伸びた葉を取ったりして世話をし、取り除いた葉は、おままごとや色水遊びに使って楽しむ。植物にも命があり、こまめに世話をすることで実が成ることを伝えていく。

言葉

言葉数が増えてきて、休日の様子や身近な出来事を保育者に伝える子がいる。友だちの話を聞きながら共感したり、思いを言葉で返したりする。上手く言葉で伝えられない子もいるので、気持ちを汲み取とりながら、やり取りを楽しめるようにする。

表現

夏まつりを待ちわびて、ダンスや音頭を踊る。曲が聞こえてくると、自由に身体を動かし、何度も「もういっかいおどりたい」と踊ることを繰り返す。夏まつり当日は、恥ずかしそうにしながらも、身体を動かし手拍子をして楽しむ姿がみられた。これからも、いろいろな曲を用意して身体を動かし、楽しめるようにする。…