3歳さくら組2018年度2月のまとめ

健康

暖かく活動しやすい日があると、自ら上着の調節をして薄着で過ごす。遠出の散歩に慣れ、異年齢児や保育者と季節を感じながら歩く。長い階段の登りでも、自分のペースでしっかりと進み、達成感を感じると笑顔が見られるようになる。調理体験では、苦手な葉物野菜の下ごしらえを行い、親しみを持ち食べる姿が見られる。栄養と健康の関わりが成長に大切なことを繰り返し伝えていく。

人間関係

年上児の遊びを見て興味を持ち、同じように遊びたくなる子が増える。廃材やラQ遊びでは、作ってもらって喜ぶ姿が見られ、園庭での戦いごっこや追いかけっこでは、一緒に身体を動かすようになる。言いたいことや感じたことが上手く伝わらない時には代弁したり、言葉を足したりして一緒に遊ぶ楽しさや喜びを感じられるようにしていく。

環境

育てた「ほうれん草」の収穫を行う。みんなで丁寧に洗い根を取ってから鍋で茹でると、気がついたことや疑問に思ったことを保育者に聞く姿が見られる。緑色の野菜が苦手な子もいるが、おいしく食べられたことを経験し、食への興味が出てくる。この経験を次年度クラスへ繋いでいかれるようにしていきたい。

言葉

絵本やテレビの言葉を真似て、友だちと笑い合う姿がみられる。愉快に笑い合うときもあれば、嫌な気持ちになってトラブルになることもある。相手の気持ちを聞き気づくことで、言葉を変えたり優しい口調で伝えたりするようになる。保育者は様子を把握してお互いの気持ちを仲立ちしながら援助していく。

表現

年長への卒園プレゼント作りで染紙をすると、絵の具が染まる様子をじっくり見ている子と、複数の色を何度も染めて色を確かめる子がいる。「えんぴつはどうやっていれるの?」「ねんちょうさんはよろこんでくれるかな?」と楽しみにしながら進めていく。「おくることば」や歌も覚えてくると、自らの進級も楽しみにする姿が見られ、毎日に期待をもって過ごせるようにする。

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