5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2022年度5月のまとめ

健康

新型コロナウイルス感染症が流行し、一週間休みになった。新型コロナウイルス感染症対策のため、アルコール消毒の仕方や食事の時のパーテーションの仕方など変更したことを伝えると、それぞれが意識して行っていた。また、友だち同士で伝え合う姿もあった。保育者も気を付け、こまめな消毒を意識していった。

天候の良い日は積極的に散歩に出掛けたり、園庭で遊んだりした。子どもたちも思いきり身体を動かして戸外遊びを楽しんでいた。雨の日でも室内で転がしドッヂボールや巧技台などをして身体を動かす遊びを楽しめるようにしていった。

人間関係

友だちが困っていたり、泣いたりしていることに気づくと優しく声をかけて思いを聞いていた。トラブルになった時は相手の思いをなかなか受け入れられないこともあったが、落ち着くと相手の思いを受け入れ自分たちで話をしていた。保育者も仲立ちをするが、子ども同士のやりとりを大切にし、見守るようにしていった。

環境

園庭や散歩先で生き物を見つけると捕まえてじっくり観察を楽しんでいた。子どもの気付きに共感したり、一緒に図鑑で調べたりして興味を広げられるよう関わっていった。見つけた生き物を強く持ったり、引っ張ったりする姿があったため、優しく持つことや命の大切さを伝えていった。

言葉

友だちと一緒に遊ぶ中で「○○された。」「○○って言ってきた。」などと嫌だったことを保育者に伝える事が多かった。どうしたいのか思いを聞き、自分の思いを相手に伝えるように話したり、保育者も一緒に話をしたりして、友だち同士で言葉のやりとりができるようにしていった。

表現

好きなアニメやアーティストの歌を口ずさんだり、友だちと歌って楽しんだりしていた。活動中にBGMで流すと喜んで活動する姿もあった。歌うことが楽しめるよう、保育者のピアノの伴奏に合わせて歌う機会を作るが、大きな声で歌う姿が少なかった。歌のあそびを取り入れたり、子どもたちの好きな歌を皆で歌うようにしたりして、皆で一緒に歌う楽しさや気持ち良さを感じられるようにしていきたい。

こいのぼりの製作で切り紙をすると、自分なりの形を考えて作って楽しんでいた。自分で工夫したことを保育者に嬉しそうに話していたため、その姿を認めたり、他の子に紹介したりして自信に繋がるようにしていった。

食育

畑に植えた野菜に自分から進んで水やりをしたり、生長を喜んだりしていた。「もう少しで食べられそう。」と食べることを楽しみにする姿もあった。芽が出たり、小さな実ができたりした時は写真を撮って保育室に掲示し、クラス全体で生長を楽しみにできるようにしていった。…

5歳ぞう組2022年度4月のまとめ

健康

戸外遊びや散歩に出掛ける機会を多くもち、積極的に体を動かして遊べるようにしていった。手洗い、うがい消毒はその都度声をかけることで「消毒してなかった」「手洗ってくる」など進んでしようとする姿があった。寒暖差があるため、自ら衣服の調節を行ったり保育者の声かけで調節したりしながら健康に過ごせるようにしていった。

人間関係

好きな遊びを見つけて気の合う友だちを誘って、ままごとや折り紙、ラキューなどを楽しむ姿があった。自分の意見を持っている子が多く、お互いの意見がぶつかってトラブルになることもある。言葉でやりとりする姿を見守ったり、仲立ちしたりしていった。また、話を聞いてくれないと困る子の姿もあった。話を聞いてもらえないことは悲しい気持ちになることを伝え、友だちや保育者とのやり取りが楽しいと感じられる雰囲気を作るようにしていった。

環境

積極的に戸外や散歩に出掛ける機会をつくり、自然のなかで開放感を味わって遊べるようにしていった。特に虫探しに夢中になる姿があったため、ポケット図鑑を準備し、捕まえた虫を観察できるようにしていった。友だちと図鑑を見合い、「この虫の名前は○○だよ」「この虫は毒があるかも」など言葉のやりとりを楽しみながら、興味関心が深まっていっている。

言葉

畑に植える野菜決め、お当番のグループ名、お当番でやってみたいことなど子どもたちと相談し合う時間を多く持つようにして、言葉のやりとりができるようにした。友だちの前で言葉にして表現できている子や、恥ずかしくて言葉で伝えることが難しい子もいる。なぞなぞやクイズを取り入れて楽しみながら言葉のやりとりができるようにしていった。

表現

好きな音楽に合わせてダンスをしたり、季節の歌を口ずさんだりして表現することを楽しんでいる。子どもたちと一緒に手遊びを楽しみ、表現する楽しさが味わえるようにしていった。保育者も子どもの好きな曲を流す機会を作り、「ダンスしたい」「一緒に踊ろう」など友だちと一緒に踊って表現する楽しさを共有したり感じられるようにしたりしていった。

食育

畑の土を耕したり、草取りをしたりする中で野菜の栽培に興味関心が持てるようにしていった。また、畑で栽培する野菜を子どもたちと一緒に考えることで、野菜への興味関心が深まるようにしていった。給食の中に栽培している野菜を見つけて、「畑の野菜の生長が楽しみだね」「早く食べたいね」など期待が持てるような声掛けをしていった。…

5歳ぞう組2021年度3月のまとめ

健康

健康に過ごすためにどうすればいいか一緒に考えていくことで、水分補給や手洗いうがい、手指の消毒など意識して進んで行い、友だちにも声をかけあう姿も増えていった。また、天気の良い日は、戸外に出て遊ぶことを喜び、サッカーや大繩跳びなど友だちと誘い合って積極的に遊びに取り入れて楽しんでいた。また、鉄棒に友だちが挑戦する姿に刺激され挑戦したり、できるようになった喜びを十分に受け止めたりしながら、自信や意欲につながるように配慮していった。

人間関係

友だちと誘い合い、戸外で体を動かしたり、ルールのある遊びを取り入れたりしながら一緒に楽しむ姿が増えていった。子どもたち同士で意見を出し合い、遊びをすすめる楽しさや充実感を味わう中で、友だちと一緒に過ごす喜びや相手の良さに気付き、さらに繋がりが深まっていった。

環境

子どもたちの興味関心に合わせて、タブレットや図鑑を活用していった。将棋の本を繰り返し読み、ルールがわかると、友だちと一緒に将棋を楽しむようになり親しんでいた。また、戸外に散歩に出掛けた時にはつくしや桜のつぼみなど春を感じられるものを見つける姿があった。子どもたちの発見や気付きに共感し、春の訪れが感じられるように関わっていった。

言葉

卒園式に向けて、友だちと一緒に思い出の言葉を言ったり、一人で話したりする時には、自信を持ち堂々と発表する子が多くいた。なかには、恥ずかしさや不安から人前でうまく話せない子もいた。ゆっくりと時間をかけて親しんでいくことで、自分なりの言葉で表現できるようになり、卒園式でも自信を持って話すことができた。

表現

卒園式の歌を保育室でも親しみ、感謝の気持ちを持って歌えるようにしていった。「どうやったらお母さんたち嬉しいかな」と子どもたち同士で歌い方を話し合う姿も見られ、日を重ねるごとに表情豊かに表現する姿が増えてきた。一人一人の表現力や発想力、想像力を十分に認めたたり、友だちと共感したりする場も作ったりしながら、表現する楽しさや伝わる喜びを味わえるようにしていった。

食育

パーテーションを使用しての食事に慣れ、自分たちで用意し感染予防する姿が見られた。食事中の姿勢や箸の持ち方、お椀を持って食べるなど食事のマナーを意識して食べる子が増え、その都度姿を認め、自信に繋げていった。また、子どもたちと食べ終わりの時間を意識できるように決めることで、時計を意識して食べようとする姿が見られる。中には、苦手な食べ物があると箸が止まったり、食事のペースがゆっくりになったりする子もいた。食事量を調節するなど個別に声をかけ配慮していった。…

5歳ぞう組2021年度2月のまとめ

健康

雪が積もり、戸外で雪遊びを楽しんだ。寒さを感じる子もいたが、「雪だるま一緒に作ろう」「みんなですべり台づくりしよ」など誘い合い、一緒に身体を動かして遊ぶことで身体が温まる心地よさに共感していった。また、感染症対策のため、手洗いうがいだけでなく、こまめに水分補給をしたり、手指を消毒したりすることを伝え、自ら行えるように関わっていった。

人間関係

室内外共に集団遊びを取り入れたことで、普段は一緒に遊ぶことが少ない友だちともペアになることができた。「〇人チーム作ってね」など声をかけると、数を数えながら友だち同士で集まる姿も見られた。子どもたちだけでチームを作る姿を見守り、必要に応じて「〇人足りないよ」など声をかけていった。また、猛獣狩りやフルーツバスケット、椅子取りゲームなどを楽しむ中で、子どもたちから出たルールを追加して遊び、自分たちでルールを決めて遊ぶ楽しさが味わえるようにしていった。

環境

前半は節分にちなんだ製作や遊びを中心に楽しんでいった。集会を通して節分の由来や言葉の意味などに興味を持ち、節分が終わっても「西ってどっち?」など方位に関心を持つ子もいた。話題に出してクラス全体で親しめるようにしていった

後半には、ひなまつり製作に意欲的に取り組むなかで、「しゃくって何?」「なんでひなあられ食べるの?」など子どもたちの疑問があがった。子どもたちと由来や言葉の意味を一緒に調べ、興味や関心が深まるようにしていった。

言葉

卒園式の歌を保育室で歌うことを楽しんだ。歌詞を覚えると、リズムよく歌ったり、言葉の意味を保育者に聞いたりして、気持ちを込めて歌う姿が見られた。また、思い出の言葉をグループに分けて、集団の前で発言する場面を作った。話す時と聞く時の違いを丁寧に伝え、どのようにしたら相手に伝わるか、どのように聞いたら相手が喜ぶかなどを子どもたちと考えていった。自分の順番だと張り切ってしていても、聞く側になると姿勢が崩れる子もいるため、その都度相手の立場に立って考えられるように声をかけていった。

表現

ひなまつり製作では染め紙を楽しんだ。絵の具の色を子どもたちと一緒に決めたことで、様々な色の変化が見られたり、偶然できた模様を見て「ハートみたいだよ」とイメージを膨らませたりして楽しむ姿があった。工程がいくつもあったが、同じテーブルにいる友だちに「どうやってやった?」と尋ねながら作る姿も見られた。時間にゆとりをもって行うことで、それぞれが伸び伸びと表現することができていた。

食育

食肉出前授業でどのようにして肉が出荷されていくのかや牛肉や豚肉の大きさの違いを知ることができた。実際に食べることはできなかったが、家やお店、保育園で出てくるものも同じだということを伝えることで、命をいただくことのありがたさを学ぶことができた。また、給食に使われている食材にも興味をもち、身体の調子を整えるものなどを探して食べる姿もあり、食材への関心や理解を深められるように関わっていった。…

5歳ぞう組2021年度1月のまとめ

健康

健康に過ごすことが意識できるように、手洗いやうがい、手指の消毒を保育者と一緒に丁寧に行っていった。「消毒してなかった」「机の消毒をする」など、健康面や衛生面を意識して過ごそうとする姿が見られるようになっている。泡石鹸や消毒液などこまめに補充し健康に過ごせる環境を整えていった。また、天候や気温に留意しながら、戸外でサッカーや鬼ごっこなど体を思いきり動かしたり、雪が積もった時には率先して雪遊びをしたりして雪の感触を楽しむ姿が多く見られた。

人間関係

「〇〇を一緒にしよ」と友だちを誘ってサッカーや鬼ごっこを楽しむ姿がある。目標に向かって一緒に取り組む楽しさや達成できた時の喜びを共有する姿が多く見られ関わりが深まっている。紙に描いた絵をはさみで切り取り、自分たちでストーリーを考えながら遊びを展開する姿も見られた。自分たちで遊びを進める楽しさを味わう姿を十分に認めていった。また、トラブルが起きた時には見守ったり仲立ちをしたりしながら、お互いの意見や思いを伝え合い、お互いが納得できるまで話し合えるよう関わっていった。

環境

こま回しやすごろくなど正月ならではの遊びや、オセロや将棋などを楽しんでいった。特に将棋あそびは、入門書を保育者と一緒に見ながら楽しんでいたことで、他の子にも刺激となり「将棋したい」と興味関心が広がってきている。また、親子で将棋をして楽しんでいる家庭もあった。室内環境や玩具の環境を考えながら子どもの遊びや関わりが広がるよう工夫していく。

言葉

遊びや活動の中で、積極的に会話を楽しんでいる。見通しをもって活動ができるよう時計を見ながら活動の切り替えを知らせることで、「もうすぐ長い針が〇〇になるよ」と友だちに声をかけ活動の切り替えを言葉で伝える姿も見られる。時計を見ながら行動する姿だけでなく、友だちにも声をかけて知らせる姿も認めながら自信を持って行動できるよう関わっていった。

表現

興味を持っている曲の振り付けを覚えて、友だちや保育者と一緒に踊って表現することを楽しんでいる。また、友だちの前で踊る機会を作ると、照れながらも「上手だね」「よく覚えたね」と声をかけてもらい表現することや見てもらえたことを喜ぶ姿が見られた。節分製作では、紙袋を使って鬼のお面作りを楽しんだ。鬼の角の数、眉毛の形や大きさ、牙の大きさや生え方など一人一人考えながら表現していた。また、別の作り方でお面を作りたいという子もいたので、「作りたい」という思いを受け止め材料などを準備し環境を整えていった。

食育

食事中の姿勢や箸の持ち方、お椀を持って食べるなど食事のマナーを意識できるよう声をかけていった。また、就学を見据えて、食べ終わりの時間を意識できるように声をかけていくことで、自分なりに意識して食べようとする姿が見られる。中には、意識していても、苦手な食べ物があると箸が止まったり食事のペースがゆっくりになったりする子もいた。給食量を調節するなど個別に声をかけ配慮していった。…

5歳ぞう組2021年度12月のまとめ

健康

天気の良い日は積極的に戸外遊びを楽しんだ。戸外ではサッカーや氷鬼など体を使った遊びを好む子が多くいた。感染症予防のために手洗いうがいの大切さを伝えると、自分から積極的に行う姿も増えてきた。室内遊びの時には、水分を摂ろうとしない子がいるため、水分補給の大切さを伝えながら、保育者も率先して水分補給を行うようにした。

人間関係

中学生や高校生との交流では、積極的に関わる姿があった。親しくなり、甘えたい気持ちから抱っこを求めたり背中に乗りかかったりする姿も見られたため、相手の気持ちを考えて関われるよう声をかけていった。また、恥ずかしさから関わろうとしない子もいたため、仲の良い友だちと一緒に好きな遊びに誘ってみるなど、仲立ちしながら少しずつ親しみを持って関われるようにしていった。

環境

クリスマスに向けて製作を楽しみ、ツリーや雪だるまリースの飾り付けを楽しんだ。「顔はこんなのがいいかな」「これはどうかな」と自分で考えたり、友だちや保育者と意見を交わしながら飾り付けしたりして楽しんだ。年末にはクラスで大掃除を行い、自分の使うロッカーや床を整理した。「雑巾真っ黒になったよ」と積極的に掃除をしようとする姿があり、最後までやり切ろうする姿に感心した。

言葉

すごろくやカードゲームのルールなど分からない友だちに丁寧に言葉で説明する姿が見られた。一生懸命になるあまり、教える側同士で作り方などの言い合いになることもあったが、親切な気持ちを認め、相手のことを思った伝え方や友だちと意見を交わして遊びのルールを考えていく楽しさを伝えていくようにした。

表現

クリスマス関連の製作が盛り上がり、クリスマスツリーや雪だるまリース作りを楽しんだ。毛糸やポンポン、シール、紙皿など様々な素材を使ったことでいつもの製作よりもじっくりと考えながら作る姿が見られた。また、完成した作品を保育室全体に掲示したことで、友だちの作品を見て「これどうやった?」「こんなの描いてもかわいいね」など感想を伝えたり、技法を聞いたりする姿が見られた。今後も様々な素材に触れられるような製作活動を行っていきたい。

食育

クリスマスに家でどのようなものを食べたかや正月に食べる縁起のいいものなど冬の季節の行事に関連する食べ物の話題を普段の会話に取り入れていくことで、「食べてみたいな」と興味をもつ姿が見られた。散歩時には畑にある冬野菜にも注目し、興味をもてるようにしていった。…

5歳ぞう組2021年度11月のまとめ

健康

上着を着て遊んでいると体が温まり、上着を脱いで遊ぶ姿もあった。自分で気がついて体温や気温に合わせて衣服を調節する姿を認めるようにしていった。手洗い、うがい、水分補給を促しているが、特に水分補給を忘れてしまう子がいる。こまめに声掛け水分補給の必要性を伝えながら健康への意識を高められるようにしていった。

人間関係

発表会での役割が決まり、同じ役の友だちとセリフや動きを考えたり、友だちの役になりきったりして楽しむ姿が見られた。また、考えを主張するだけでなく、友だちの考えに耳を傾けようとする姿もあった。自分の思いを伝え合う場を作ったり、友だちの考え受け止めたりする姿を認めるようにしていった。

環境

園外保育雨天時の企画を室内で行い、スタンプラリーを楽しみながらひらがなに興味を持てるようにしたり、友だちと一緒に謎解きをしたりして楽しめるようにしていった。また、天気の良い日は、戸外に出てサッカーや鬼ごっこなど友だちと一緒に体を思いきり動かして遊べるようにしていった。保育者も遊びに参加して体を動かして楽しさを共有していった。

言葉

遊びを考えたり、発表会の役割を決めたり子どもたちと話し合う機会を多く作っていった。「これがやりたい」と主張する子もいるが、主張することが苦手な子もいる為保育者や友だちが仲立ちして考えや思いを伝えられるようにしていった。また、一度決めた事でも、考えが変わる場面があった為子どもと相談しながら思いに寄り添えるようにしていった。

表現

英語劇では、様々な役になりきることで一番したい役を選んで演じて楽しんでいた。歌は、簡単な手話をしたり自分たちで動きを考えたりしていた。また、楽器遊びでは好きな楽器の音を鳴らして楽しみ、友だちと音を重ねることを喜ぶ姿があった。楽器の使い方を丁寧に伝えながら、様々な楽器に触れて演奏を楽しめるようにしていった。

食育

さつま芋の収穫前に芋のつるを取りに行き芋ほりへの期待が膨らむようにしていった。また、おやつに蒸かし芋として提供された時は苦手な子も食べてみようとする姿もあった。草取りをしたことや、つるの処理したことなどを話しながらお世話することの大変さや難しさを振り返りながら食材に興味や関心が持てるよう声掛けをするようにしていった。…

5歳ぞう組2021年度10月のまとめ

健康

運動会終わってからも、園庭でリレーや大縄跳びなど継続して運動遊びに親しんでいた。縄跳びが跳べなかった子も跳べるようになり、上達する喜びを味わっていた。また、大縄跳びも人気の遊びとなり、友だちと一緒に体を動かして遊ぶことを楽しむ姿が増えていった。

人間関係

運動会に向けて、友だちの姿に刺激を受け、縄跳びやマット運動に挑戦する姿があった。上達する姿を見ながら、「すごい」「できたね」と一緒に喜んだり、保育者に伝えたりする姿があった。友だちと喜びを共有しながら、クラスで一体感を味わえるように関わっていった。また、園庭で繰り返しリレーを楽しむなかで、自分たちでチームをわけたり、人数が足りない時には2回走ったりと工夫して遊んでいる。スタート位置が段々前に出て走る距離が短くなったり、順番の前に走り出したりする姿があるが、その都度友だち同士で伝え合い楽しんでいる。

環境

天候が良い日には散歩に出掛け、秋の自然に触れられるようにしていった。月の後半からは気温も下がり、子どもたち同士で「もう冬かな」「寒くなって来たよね」など季節の移り変わりを意識して話す姿があった。読み聞かせなどで、季節の移り変わりに触れ、より興味が深まるように関わっていった。

言葉

友だちに積極的に会話を楽しんでいるが、運動会にむけての運動遊びの中で、勝敗にこだわるあまり、友だちに強い口調で話す姿が見られた。また、友だちが話をしようとする時に、話を遮って自分が話そうとする姿もあった。話を聞いてもらう嬉しさを味わうことや、相手に思いを伝える時は、どのような言葉や伝え方がよかったのか、一緒に考えることができるように関わっていった。

表現

行事の中で楽しかったこと、嬉しかったことを絵で表現していった。思い通りに表現できない子には、その時の様子を一緒に思い出したり、写真を見たりしてイメージできるように関わっていった。友だちの絵を真似して描く姿を認めながらも、自分で思い出したことを表現しようとする姿を認めていった。
楽器遊びでは、保育者のリズムに合わせて演奏する子や、ピアノやCDの音楽に合わせてリズムよく楽器を鳴らす子がいた。楽器に触れて遊べるよう置き場を広げたり、楽譜を用意したりして環境を整えていった。

食育

食事中は、友だちとの会話に夢中になり、横を向く、肘をついたまま食べる姿が多く見られた。「どういう風に座ったらいいかな」など声をかけ、食事中のマナーなど自分で意識できるように声をかけていった。また、食べ終わりの時間を示し、時間を意識して食べられるようにしていった。…

5歳ぞう組2021年度9月のまとめ

健康

戸外遊び、ダンスや組体操、リレー等に親しみ全身を使った動きを楽しめるようにしていった。自分なりに運動遊びの楽しさを見つけ、「リレーしたい」「ダンスしたい」色々な運動遊びに取り組み、友だちと一緒に楽しむ姿があった。子どもたちの頑張る姿を認め、できるようになったことを一緒に喜んで満足感や達成感を味わえるようにしていった。運動遊びをした後に、汗をたくさんかいていたので水分補給ができるようこまめに声を掛けていった。

人間関係

リレー、組体操・ダンス等の並び順を覚えて、「こっちに並ぶよ」と声を掛けて手を引いたり、「一緒に踊ろう?」と踊りに誘ったり、友だちを誘って一緒に遊ぶことを楽しんでいた。特に組体操では、組体操を知るために前年度のDVDを鑑賞して、「こんな技をしてみたい」と意見を出し合って技を決めることができていた。組体操を通して、友だちと技を綺麗に見せられるよう競い合ったり、友だちと協力して技を完成させたりと、できた喜びを認め自信につながるよう声を掛けていった。

環境

園庭で虫を探したり、散歩先の公園で虫を探したりして友だちと観察する姿が見られた。捕まえた虫の名前や飼育方法に興味を示し、虫の名前やえさについて保育者に尋ねる子もいた。保育者が「図鑑にあったかな~」と知らせると、「そうか!」と図鑑を広げて図鑑の写真と捕まえた虫を見比べながら調べていた。また、飼育方法の中でも、「えさは何って書いてある?」と尋ねたり「草とか葉っぱがいるでしょ?」と身近にある草花を集めたりして生き物や自然物に親しんでいた。更に興味関心が広がるよう、散歩の機会を多くして自然に触れられるよう心掛けていった。

言葉

椅子取りゲームやドッヂボールなど、ルールのある遊びを通して友だちと教え合う姿が増えてきた。運動遊びだけでなく、折り紙や製作の作り方で困った時に、「どうやってするの?」「教えて」「いいよ」「手伝ってあげる」などと子ども同士でやりとりができるようになってきた。また、お互いの思いがぶつかりトラブルになった時も、気づいた子が「どうしたの?」と声をかけ仲立ちをする姿もある。できる限り子ども同士のやり取りを大切にし、場合によって保育者が代弁しながらお互いの思いに気づけるよう配慮していった。

表現

運動会競技のダンスや組体操、リレーなどの活動を通して体で表現したり勝敗の感情を表現したりできるようにした。ダンスや組体操に取り組む姿をビデオ撮影して鑑賞できるようにした。ビデオで自分たちが演技する姿を見て、「かっこいい」「手が反対」等かっこよく表現する方法を考えたり、リレーで負けた悔しさを涙流して表現したりできるようになってきた。それぞれ表現の仕方は違っていても、認めたり受け止めたり共感したりしながら関わっていった。

食育

運動遊びや戸外遊びの機会を多く持つことで「お腹減った」「今日の給食なに?」と食べることを楽しみにする姿も多く見られた。会話に夢中になり、姿勢が崩れたり、手が止まったりすることもあったため、食事を楽しみながら時間も意識できるよう工夫して声かけしていきたい。…

5歳ぞう組2021年度8月のまとめ

健康

喉が渇く前に水分補給をすることや汗をかいたらタオルで拭く、着替えをするなど自分で進んで行う姿が増えてきた。その姿をしっかりと認め、健康に過ごすことへの意識を高めていけるようにしていった。感染症対策のため、水遊びだけになったが、色水、氷、泡などを使ったジュース遊びや保育者や友だちと水鉄砲やバケツに水を汲んでかけ合うなど、水に触れて遊ぶ楽しさを味わえるようにしていった。

人間関係

水遊びをするなかで、ジュース作りが盛り上がり、「この色どうやった?」「こうやったら○味みたいじゃない?」などと友だちと考えたり、工夫したりして遊びを進めていく姿が見られた。友だちと考えを伝え合いながら一緒にあそびを進めていく楽しさが味わえるようにやりとりを見守っていった。

環境

色水や泡、氷、泥などを使って遊べるように環境を整えることで、自分なりに試して遊ぶ姿があった。カップを重ねて色のグラデーションを表現したり、泡を浮かべたりして楽しむ姿もあった。また、飼育しているカブトムシに触れて、お世話をする姿が見られた。保育者も一緒に観察したり、生長を見守り話題に取り入れたりしながら、継続して関わっていけるようにしていきたい。

言葉

盆休みなどに体験したことを話す機会を作ると、休み中にしたことや遊びに行った思い出を友だちに伝える姿が見られた。友だちと共有できる話題では、共感したり「行ってみたい!」など期待したりしてやりとりを楽しむ姿があった。話が盛り上がってくると、友だちが話している途中でも、自分の思いを伝え始める子もいたため、最後まで聞く大切さを伝えていった。

表現

子どもたちが好きな曲を簡単にして楽譜を作ったことで、ピアノで弾いたり、楽器をリズムに合わせて鳴らしたりする姿があった。今後も子どもたちの興味ある曲などを取り入れて親しんでいけるようにしていきたい。また、水遊び前の準備運動にラジオ体操を取り入れたことで、毎朝「今日もする?」と興味を示し、体操することを楽しんでいた。楽しい雰囲気のなかで取り組めるように保育者も楽しんでいった。

食育

先月に引き続き、夏野菜の観察や世話を通して、生長や収穫の喜びを味わうことができた。収穫した野菜が給食に入っていると嬉しそうに食べる姿もあった。また、野菜を使ったスタンプでは、野菜を切ってできる形へ興味を持ちながら、楽しむことができてよかった。…