5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2023年度7月のまとめ

健康

夏風邪が流行り、鼻水や咳が出る子が多かったり、熱が出たりする子があった。いつもと表情や遊びの様子が違う時は、職員同士で連携を取り合い、こまめに検温をし、変化に迅速に気付けるようにしていった。また、汗をかいた時はシャワーをしたり、着替えたりし、清潔に保てるようにしていった。着替えが足りなくなる子もいたので、こまめに保護者に声をかけ、着替えの補充を行っていきたい。

人間関係

以上児クラスだけでなく、こぐまぐみとの交流の場も設けていった。ホールで一緒にダンスをしたり、午睡時には寝かしつけの手伝いに行ったりと、小さな子の世話をすることに役立ち感を覚えていた。今後も、異年齢での交流の場を設け、相手を思いやる姿を十分に認め、自信に繋げ、役立ち感を育てていたい。

環境

暑い日が続き、園庭での水遊びができず、小園庭や保育室で水遊びを楽しんでいった。身近な花を入れた色水で氷を作ったり、色水遊び、泡あそびをし、特製ジュースを作ったりして楽しんだ。今後は、泡遊びの泡を作ることから楽しみ、様々なごっこ遊びに発展させていきたいと思う。

言葉

友だちと遊ぶ中で、友だちに自分の思いを上手く伝えられず、怒鳴るような口調で話したり、保育者に訴えたりする姿があった。「どうしたかったのか」「相手にどうしてほしかったのか」を子どもたちの言葉から汲み取り、相手にどのように伝えたらよいのかを繰り返し伝え、仲立ちとなっていった。

表現

休日に祭りに行った子がたくさんおり、祭りで見た物、食べた物を様々な材料を使って表現する姿があった。また、野菜スタンプをした際は、オクラの形から花火を連想させ、花火の形を作っていく姿があった。子どもたちの"やってみたい"という気持ちを大切にし、表現する楽しさを共有していった。今後は、製作遊びを楽しむだけでなく、ごっこ遊びにも繫げていきたいと思う。

食育

夏野菜が成長し、毎日収穫できるようになった。順番に収穫を楽しみ、クラス全体に何の収穫をしたのか紹介し、喜びを共有していった。収穫した野菜を調理してもらい、給食に出してもらうと、普段は野菜が苦手な子も、「ぞうぐみが作った野菜だから、ちょっと食べてみる」「一口食べてみる」と言って、自分から食べてみようとする姿があった。また、少しだけでもなめてみようとする子もいた。一人一人の姿を十分に認め、次への意欲に繫げていった。…

5歳ぞう組2023年度6月のまとめ

健康

夏風邪が流行り、熱を出す子が多かった。普段と違う様子があれば、こまめに検温したり、保護者に園での様子を丁寧に伝えたりし、体調の変化に敏速に気付けるようにしていった。また、暑い日が続いたため、こまめに水分補給を促し、熱中症にも気を付けていった。

人間関係

異年齢交流をする機会が増え、園庭で一緒に遊んだり、午睡時に他クラスの友だちの背中をさすったりと、年下の友だちに優しく関わる姿があちこちで見られるようになった。「~してくれてありがとうね」「○○ちゃんが喜んでるね」などと、相手の思いを伝えながら、頼りにされる喜び、達成感が味わえるようにしていった。今後は、以上児クラスだけでなく、未満児クラスとの交流の機会も増やしていきたい。

環境

気温が高い日が多く、午後からは室内遊びが主であった。室内用鉄棒を設置すると、園庭では、あまり興味を示さなかった子どもたちも興味を示し、喜んで挑戦する姿があった。鉄棒の技のイラストを保育室に掲示することで、“自分はこの技ができる”と自信を持ったり、新しい目標にしたりして楽しむ姿があった。繰り返し、約束ごとを確認しながら、安全に遊べるよう配慮していった。

言葉

友だちの様子をよく見ており、「○○ちゃんが~しとった」と保育者に知らせたり、自分がされて嫌だったことを訴えにきたりする姿があった。保育者に伝えようとする姿や嫌な思いをしたことを受け止めながら、直接友だちに自分の思いを表現できるよう、繰り返し言葉にして伝えていった。

表現

音楽に合わせて歌ったり、踊ったりして楽しんだ。中学校の壮行会、アイアイの誕生会でダンスを披露したことで自信につながり、「次は(アイアイの誕生会)○○を歌おうよ」などと、子どもたちの方からリクエストが挙がるようになった。また、他クラスにも踊りを披露しに行き、楽しさを共有する姿もあった。今後も、様々な音楽に触れ、友だちと一緒に表現する楽しさにつなげていきたい。

食育

畑の野菜が少しずつ収穫できるようになり、給食室に嬉しそうに届けに行く姿があった。また、自分たちの育てたピーマンを湯がしたものが、炒め物のトッピングとして出てくると、普段野菜を食べたがらない子も興味を示し、食べてみる姿があった。野菜の収穫を通して、食べる喜びも味わうことができ、よかった。今後は、野菜スタンプも遊びに取り入れ、より野菜への興味・関心につなげていきたいと思う。…

5歳ぞう組2023年度5月のまとめ

健康

天候の良い日が多く、散歩に出かけたり、園庭で遊んだりと、たっぷりと体を動かして遊んだ。園庭では、友だちや保育者としっぽとりゲームやバナナ鬼、大縄跳びなど、ルールのある遊びを楽しむ姿があった。保育者も一緒に遊びに参加し、楽しさを共有することで、さらに遊びを盛り上げていった。

人間関係

中学校の壮行会でダンスを披露したり、高校生といちご収穫体験をしたり、アイアイの畑に苗植えに行ったりと、様々な形で地域交流があった。高校生との交流では、積極的に自分の名前を伝えたり、スキンシップをとったりし、嬉しそうに関わる姿があった。恥ずかしくて、関わるのに消極的な子もいたので、必要に応じて仲立ちとなりながら、やりとりを広げていった。

環境

園庭で捕まえたカナヘビや、園児が持ってきたクワガタを飼育し、観察を楽しんでいった。図鑑やタブレットで、何を食べるか、飼育方法などを調べると、「カナヘビ食べるかな?」と言いながら、虫探しを楽しみ、食べるところを興味深そうに観察する姿があった。カナヘビの扱いが乱暴になる子もいたので、繰り返し命の大切さを伝え、優しく関われるように声かけをしていった。

言葉

様々な行事を経験し、「~の時、楽しかったね」「楽しかったから、また一緒に~しよう」などと楽しさを共有したり、次の遊びに繋げたりする姿があった。また、活動や使った作品の写真を保育室に掲示することで、思い出を振り返ったり、余韻を楽しんだりしていた。保育者も一緒にやりとりを楽しみ、会話を盛り上げていった。

表現

音楽に合わせて様々なダンスを親しみ、その中から一曲を中学校の壮行会で披露した。中学生の前で踊ることを楽しみにしており、普段はあまりダンスを好んでしなかった子も、楽しそうに踊る姿があった。また、中学校でダンスを披露したことで、自信がつき、人前で表現することを喜ぶ姿も見られた。一人一人の姿を十分に認め、今後の意欲に繋げていった。

食育

米子高校でのいちご収穫体験を通して、さらに自分たちの畑を大切にしようとする姿が見られるようになった。園庭に出ると自主的に水やりをし、「おいしくなぁれ」「(お水)おいしい?」と語りかけたり、畑に生えた草を抜いたりしていた。子どもたちの姿を大切に見守り、「〇〇が実ったら、何にして食べようか?」などと会話をしながら、収穫や食べる楽しみに繋げていった。…

5歳ぞう組2023年度4月のまとめ

健康

戸外遊びや散歩に出掛ける機会を多くもち、積極的に体を動かして遊べるようにしていった。少し距離のある、成実保育園の先にこいのぼりを見に行ったり、公園で遊んだり、小学校の校庭の小山で遊んだりと、今まで行ったことのなかった場所に喜んで遊ぶ姿があった。日によっては20度を超える暑い日もあったため、半袖や薄手の長袖Tシャツに着替えるよう促したり、こまめに水分補給ができるようにしたりし、体調管理に気をつけていった。

人間関係

友だちと一緒に遊ぶ中で、自分の思いと異なることから、「もう○○ちゃんとは遊ばん」と言って拗ねたり、怒ったりしトラブルになることがあった。“自分はどうしたかったのか”子どもたちの思いに耳を傾け、“それをどういう風に伝えればよいのか”を一緒に考え、相手に自分の思いを伝える大切さ、相手の思いに耳を傾ける大切さを知らせていった。

環境

積極的に戸外や散歩に出掛ける機会をつくり、自然物と触れ合って遊べるようにしていった。特に虫探しに夢中になる姿が多く、用意しておいたポケット図鑑で、見つけた虫を探し写真と照らし合わせたり、虫の名前を調べたりする姿があった。また、脱皮中のダンゴ虫を見つけたことから、ダンゴ虫への興味が深まり、タブレットでダンゴ虫の脱皮について調べたり、何を食べるのかなどを調べたりして楽しむ姿があった。子どもたちの興味・関心を大切にし、写真に残して掲示をするなどし、連日楽しんでいった。

言葉

集会などのみんなが集まる場でも、積極的に手を挙げ、自分の思いを堂々と発表する姿があった。また、友だちが発表する時は、静かに話を聞くことや、聞く時の姿勢を繰り返し伝えることで、自分で気付き姿勢を正そうとする姿が見られるようになった。人前で発表する場に少しずつ慣れていけるよう、出欠をとったり、クイズを出したりし、発表する楽しさや、友だちの思いを聞く楽しさが味わえるようにしていった。

表現

朝の会で、歌を取り入れていった。初めは少し自信がなさそうに歌っていた子も、回数を重ねる度に、大きな声が出せるようになったり、体を揺らしながら楽しそうに歌ったりする姿が見られるようになった。歌だけでなく、ダンスも繰り返し一緒に楽しみ、表現することの楽しさを共有していった。

食育

給食時、野菜嫌いな子もいるが、少しだけ量を減らすことで、「あとこれくらいは食べてみる」と言って、苦手な物でも食べてみようとする姿があった。また、園庭の畑で育てたい野菜を尋ねると、ピーマン、きゅうり、トマトなど苦手な野菜を積極的に挙げる子もがいた。子どもたちの“やってみたい”という気持ちに寄り添いながら栽培物を決め、今後の楽しみに繋げていった。…

5歳ぞう組2022年度3月のまとめ

健康

就学に向けて、散歩に出かける機会を多く持ったり、園庭で体を思いきり動かしたりして、体力づくりを心がけながら開放感や春を感じられるようにしていった。また、気温が高くなる日も多くなったため、水分補給や衣服の調節を促しながら健康面に留意していった。

人間関係

戸外遊びでは、ばなな鬼ごっこやサッカーなど集団遊びを楽しむ姿が多かった。また、学童の保育室で過ごした際は、「いらっしゃいませ。何が食べたいですか?」「魚を下さい。」と料理屋さんごっこやお家ごっこをして友だちとの関わりを楽しんでいた。子どもたちの遊びが広がるよう参加したり、見守ったりしながら楽しんでいった。

環境

卒園式までの日数を数えて過ごすことで、「今日は10日だから明日は9日だね。」と自分たちでも数を数える姿があった。また、友だちと一緒に遊べることが少なくなっていることに気づき、手紙を書いてやり取りをする姿が増えてきた。手紙を受け取り、「ありがとう。返事書くね。」と手紙の返事を書いたり、絵を描いて渡したりする子が見られた。書きたい時に書けるよう白紙を準備したことで、積極的に手紙を書く姿が多く見られた。

言葉

卒園式の歌や「思い出の言葉」に自信を持って取り組めるよう歌い方や声量をその都度伝え、自分なりに意識する姿を認めていった。少しずつ自信が持てるようになると、友だち台詞も覚えて教えてあげたり、時には「上手に言えたね。」と友だちを褒めたりしてお互いの気持ちを高め合う姿があった。子どもたちの意欲や友だちに教える姿を褒め、年長児としての自覚や満足感を味わえるようにしていった。

表現

卒園式に向けた歌を喜んでうたう子が多かった。特に『ありがとうこころをこめて』の曲は、メロディや歌詞に親しみやすかったようで、遊びの中で口ずさむ子もいて歌う楽しさを様々な場面で味わっていた。また、伴奏に合わせて歌う姿もあった。「ピアノも歌も上手になったね」と子どもたちの姿にあわせて言葉で伝え、表現することを楽しいと感じられるようにしていった。

食育

就学に向けて食事の食べ終わりの時間を意識できるように声をかけていくと時計を確認しながら食べる姿があった。また、就学への期待感も高まり、自ら苦手な食材を食べようとする姿が多く見られるようになってきた。「食べてみたら食べられたわ。」「今日は早く食べ終わった。」と時間内に食べ終わったことや苦手なものが食べられたことを喜んでいた。時間内に食べ終われたことや、苦手なものを食べたことを十分に認め、食事意欲につながるようにしていった。…

5歳ぞう組2022年度2月のまとめ

健康

雪が積もると、戸外で雪だるま作りをしたり、滑り台作りをしたりして雪遊びを楽しんだ。寒さを感じる子もいたが、友だちに「すべり台作りしよう。」「雪だるま作ろう。」など誘い合い、寒さを忘れて楽しむことができていた。遊びを見守ったり一緒に身体を動かしたりして遊ぶことで身体が温まる心地よさに共感していった。

人間関係

製作活動や、集団遊びの中で、友だちと関わる機会や時には子ども同士で教え合う機会を作っていった。製作活動や折り紙をして遊ぶことを得意としている子に、保育者が「○○君が教えてほしいみたい。」と声をかけると、「いいよ。」と喜んで引き受け優しく教える姿があった。保育者の声かけがなくても自主的に教え合う姿も増えてきているため、褒めたり認めたりして友だちとの関わりが深まるよう見守っていった。

環境

水たまりの氷に気づき、「氷があるよ!」「みんな見て!」と水たまりの氷を発見した喜びを保育者や友だちに知らせて喜んでいた。また、氷を一か所に集め始める子の真似をしてみんなで氷集めが始まった。氷を手に握り「見て!氷って水になるよ。見といて。」と氷が解けて水に変化することに気づき、友だちや保育者に氷が解ける様子を見せていた。子どもの気づきを一緒に喜んだり、カップに水を入れて凍らせる提案をしながら自然事象に興味関心が深まるようにしていった。

言葉

「ありがとうこころをこめて」のサビをピアノで弾けるようになった子が、保育者や友だちに弾いて聞かせていた。弾けるようになった子に、「私にも教えて。」とピアノに興味関心をもったり、ピアノを弾く子と歌を歌う子に分かれて楽しんだりしていた。友だちの「教えて。」の声かけで、一生懸命教えたり、話を聞こうとしたりするなど友だちとのやり取りが深まっていた。

集会や朝の会では、話を聞く態度や姿勢が崩れやすい子がいるため、「ぺた、ぴん、とんはどうだったかな?」と意識できるよう声をかけていった。

表現

ひなまつり製作では染め紙を楽しんだ。絵の具の色を子どもたちと一緒に決めたことで、様々な色の変化が見られたり、偶然できた模様を見て「ハートみたいだよ」とイメージを膨らませたりして楽しむ姿があった。同じテーブルにいる友だちに「どうやってやった?」と尋ねながら作る姿も見られた。時間にゆとりをもって行うことで、それぞれが伸び伸びと表現することができていた。

食育

食肉出前授業で牛肉や豚肉の大きさの違いを知ることができた。また、節分の行事にまつわる食べ物の意味や由来を知り、家庭で由来や意味を話す子もいた。

給食に使われている食材にも興味をもち、身体の調子を整えるものなどを探して食べる姿もあり、食材への関心や理解を深められるように関わっていった。また、食べ終わる時間を子どもたちに知らせ、就学に向けて時間を意識して食事をするようにしていった。…

5歳ぞう組2022年度1月のまとめ

健康

天候の良い日は積極的に戸外に出て、身体を動かして遊んだ。上着を着て出ても「暑くなったから脱ぐ。」と上着を脱いだり「寒いけんやっぱり着る。」と上着を着たりして自分で衣服の調節をしていた。月末には大雪が降り、気温が低い日が続いたが体調を崩すことなく、皆元気に過ごしていた。咳や鼻水が出る子は特にこまめに体温を測り、体調の変化に気付けるようにしていった。

人間関係

友だちがトラブルになっていると「どうしたの?」「なんでそうなったの?」と声をかけ、子ども同士で解決しようとする姿が多かった。保育者は見守るようにし、子どもから声をかけられた時やなかなか解決しない時は仲立ちしたり、アドバイスをしたりしていった。

環境

雪が積もったり、水たまりが凍っていたりと、この時期ならではの自然に触れることができた。雪遊びでは保育者が作った雪山に登り、滑って遊ぶうちに「ツルツルになった。」「氷みたいだよ。」と変化に気付く子がいた。また、保育室でタライに雪を入れて雪遊びをした時には「雪が透明になっていく。」「雪がお皿の形に固まった。」と気付く子もいた。保育者も一緒に遊びながら子どもの気付きに共感し、雪遊びが楽しめるようにしていった。

言葉

書初めごっこでは、どの子も喜んでしていた。「うさぎ」と平仮名で書くことを伝えると「漢字で書きたい。」と漢字にも興味を持つ子がいたため、漢字の手本も書いた。また、年賀状を書いて楽しめるよう画用紙を用意したり、絵馬を書く機会を作ったりすると、どの子も意欲的に文字を書いていた。平仮名が分からない時はひらがな表を自分で用意して見ながら書く姿もあった。保育者に聞いてきた時には手を添えて一緒に書いたり、手本を書いたりして無理の無いように文字に親しみが持てるようにしていった。

表現

「お正月」や「凧の歌」「カレンダーマーチ」などいろいろな歌を朝の会やおやつ前に歌って楽しんだ。すぐにメロディーを覚え、ピアノに合わせて大きな声で歌ったり、遊んでいる時に口ずさんだりしていた。またピアノで好きな曲を弾いてみたいと言う子が増えてきて、保育者が紙に音を書くと何度も弾いて練習する姿があった。子どもたちが歌ったり演奏したりすることを楽しめるよう、いろいろな曲を取り入れていきたい。

食育

おせち料理や七草粥の意味、雑煮が住む地域によって違うことなどを伝えると、どの子も興味を持って聞き、知っていることを発言したり、疑問に思ったことを聞いたりしていた。絵本を読んだり、タブレットで見たりして、分かりやすく日本の伝統的な料理に触れられるようにしていった。…

5歳ぞう組2022年度12月のまとめ

健康

天気の良い日は積極的に戸外遊びを楽しんだ。戸外ではサッカーやばなな鬼など体を使った遊びを好む子が多くいた。外気温を気にして、自ら上着を着たり脱いだりして体温調節する姿も増えてきた。水分を摂ろうとしない子がいるため、水分補給の大切さを伝えながら、保育者も率先して水分補給を行い促していった。

人間関係

友だちと誘い合って、好きな遊びを楽しむ子が多かった。保育者にも積極的に声をかけて遊び始めると、「一緒に遊ぼう」「私もやりたい。」と他の遊びをしていた子も遊びに加わり大人数で遊ぶ場面もあった。子ども同士のやり取りを大切にしながら、保育者を通して多くの友だちと遊び、楽しむ機会を作れるようにしていった。

環境

毛糸と絵の具を使ってクリスマスツリーを表現する技法でクリスマス製作を楽しんだ。保育者の見本では興味を示さない子が多かった。興味を持った子が、素敵なツリーを作り、「きれいなツリーだね。」「ツリーに見えるね。」と盛り上がると、他の子も興味を示し皆で楽しむことができた。声かけを意識して子どもたちの製作意欲を高められるようにしていった。また、材料も多く準備して繰り返し楽しめるようにしていった。

言葉

カードゲームのルールや折り紙の折り方などを友だちに優しく説明する姿が見られた。一生懸命伝えるが、相手にうまく伝わらなくて強い口調になってしまったり、最後まで教えることを諦めてしまったりしてトラブルになる場面もあった。保育者が側で言葉を補ったり、伝わりやすいように簡単に説明したりしていった。また、友だちを思っての声かけや行動は、保育者が褒めたり認めたりしてお互いが気持ち良く遊べるようにしていった。

表現

発表会の劇遊びで楽しんだ「めっきらもっきらどおんどん」の小道具や大道具を室内に準備して自由に遊べるようにすると、友だちと誘い合って衣装を着たり椅子を運んできたりして劇遊びを楽しむ姿があった。役を自由に交代して「次は〇〇する」と一人一人が積極的に役になりきっていた。十分に楽しめるように、テーブルや椅子を動かして広いスペースを作って環境を整えていった。

食育

季節の行事に関連する食べ物の話題を普段の会話に取り入れて「食べてみたいな」と興味をもてるようにしていった。また、感染症対策をしながらバイキング給食を行い、自分で盛り付け自分の食べられる量を知ったり、好きな量だけ食べたりして食事意欲を高められるようにしていった。…

5歳ぞう組2022年度11月のまとめ

健康

気温が低くなった為か、喉を痛がったり、咳や鼻水が出たりする子がいた。こまめに体温を測ったり、子どもに体調を聞いたりして体調の変化に気付けるようにしていった。また、こまめな水分補給を促す声かけや、正しい手洗いの仕方を伝えて、健康に過ごすことを意識できるように関わっていった。

人間関係

発表会の劇の配役や、演奏する楽器が決まると、友だちと誘い合って一緒に台詞や音を合わせることを楽しんでいた。分からないことがあると保育者でなく友だちに聞くことが多く、友だち同士で思いを伝えて教え合う姿が多く見られた。友だちと一緒にする楽しさが感じられるよう保育者は見守り、必要な時のみ一緒にしていった。

環境

天候の良い日は積極的に戸外に出て遊んだ。散歩に出かけるといろいろな自然物を見たり触れたりすることができ、秋の自然を感じることができた。また、木の実を見つけると割って中身を見てみたり、匂いを嗅いでみたりする姿があった。子どもたちの気付きに共感したり、気付きを他の子にも伝えたりして秋ならではの自然が楽しめるよう関わっていった。

言葉

発表会で使用する小道具の提案をしたり、作っている途中で保育者や友だちに自分のイメージを伝えたりして、自分の思いを積極的に伝えていた。また、劇遊びや合奏、合唱の後に「○○くんの声が良く聞こえていた。」「〇〇のところが良かった。」など感想を言う子もいた。発表会の意欲にも繋がるよう、感じたことを発表する場を作ると、どの子も積極的に手を挙げて発言していた。発言に共感したり、聞き取りやすく発言する姿を認めたりして、思いを伝える楽しさを感じられるようにしていった。

表現

劇遊びでは、はじめは小さかった声も友だちと一緒に繰り返ししていく中で自信に繋がり、堂々と役になりきって台詞を言い、楽しむ姿が見られた。合奏や合唱では周りに合わせて演奏しようとしたり、優しい声で歌うよう意識したりし、自分なりに良い合奏、合唱になるようにする姿が見られた。子どもたちの姿を認めたり、具体的に良かったところを伝えたりして、表現する楽しさ、友だちと一緒にする楽しさが感じられるようにしていった。

食育

「今日の給食なに?」「いい匂いがする。」と給食の時間を楽しみにしていた。おかわりをする子も多く、皆、喜んで給食を食べている。

箸の持ち方や、食器を持って食べること、正しい姿勢で食べることなど、意識して食べようとするようになってきた。はじめは意識していても、だんだん姿勢が崩れ、肘をついて食べる子が多いため、正しい姿勢で食べている子を褒め他の子も意識できるようにしていった。…

5歳ぞう組2022年度10月のまとめ

健康

戸外遊びや室内遊びでは、意欲的に運動遊びに挑戦して体を思い切り動かして遊ぶ姿が多く見られた。特に鉄棒は、前回りができるようになったことをきっかけとして、逆上がりに挑戦したり、地球回りという技に挑戦したりするなど自信を持って挑戦する姿があった。また、気温の高低差を感じて自ら衣服を調節したり、水分補給をしたりして健康的に過ごせるよう知らせていくことで、意識して行動する姿が見られるようになってきた。

人間関係

サッカーに興味関心を持つ子が増え、男女が入り混じって遊ぶ姿がある。サッカーのルールを守ろうとするなかで、自分本位になってしまいトラブルになることがあった。保育者はお互いの思いを受け止めつつ、楽しくサッカーをするためのアドバイスや提案をしながらサッカーを継続して遊べるように関わっていった。蹴ったボールが友だちの体に当たってしまい、「ボールを当ててごめんね。」と声をかける姿も見られるようになってきた。戸外に出る機会を増やし、サッカーや鉄棒、大縄跳びなど友だちと一緒に遊ぶ機会を作り、関わりを深められるようにしていきたい。

環境

室内用の鉄棒を用意して、鉄棒ができるようにしたり、好きなキャラクターの折り紙をしたり絵を見て描いたりして遊びを楽しんでいた。また、友だちと一緒にLaQを使ってコマを作り、積木や玩具のケースを組み合わせてコマの台に見立てたり、積木で街に見立てたりするなど室内の玩具を工夫して楽しむ姿が見られるようになってきた。

言葉

友だちとの関わりの中で、思いを伝え合いながら、やりとりを楽しんでいる。しかし、自分の思いを通そうとして言葉がきつくなったり、友だちが嫌がる言葉を言ってトラブルになったりすることもあった。相手の思いを代弁したり、自分が言われて嫌な言葉やどんな風に言ったらいいかを一緒に考えたりしていった。

表現

絵本「めっきらもっきらどおんどん」の歌を歌ったり、絵本に登場する役になりきってごっこ遊びをしたりして楽しむ姿が見られるようになってきた。表現遊びが楽しいと感じられるように、絵本を繰り返し読み聞かせたり、一緒に歌を歌ったりして楽しさを感じられるようにしていった。

食育

お皿を持って食べるように声かけをしたり、箸の正しい持ち方を知らせたりして食事のマナーを意識して食べられるようにしていった。箸の正しい持ち方を意識して食べることは難しいため、その都度知らせたり保育者が手本を見せたりしていった。また、芋掘りを通してさつま芋の大きさや重さの違いに気づきながら楽しく参加することができていた。…