5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2022年度3月のまとめ

健康

就学に向けて、散歩に出かける機会を多く持ったり、園庭で体を思いきり動かしたりして、体力づくりを心がけながら開放感や春を感じられるようにしていった。また、気温が高くなる日も多くなったため、水分補給や衣服の調節を促しながら健康面に留意していった。

人間関係

戸外遊びでは、ばなな鬼ごっこやサッカーなど集団遊びを楽しむ姿が多かった。また、学童の保育室で過ごした際は、「いらっしゃいませ。何が食べたいですか?」「魚を下さい。」と料理屋さんごっこやお家ごっこをして友だちとの関わりを楽しんでいた。子どもたちの遊びが広がるよう参加したり、見守ったりしながら楽しんでいった。

環境

卒園式までの日数を数えて過ごすことで、「今日は10日だから明日は9日だね。」と自分たちでも数を数える姿があった。また、友だちと一緒に遊べることが少なくなっていることに気づき、手紙を書いてやり取りをする姿が増えてきた。手紙を受け取り、「ありがとう。返事書くね。」と手紙の返事を書いたり、絵を描いて渡したりする子が見られた。書きたい時に書けるよう白紙を準備したことで、積極的に手紙を書く姿が多く見られた。

言葉

卒園式の歌や「思い出の言葉」に自信を持って取り組めるよう歌い方や声量をその都度伝え、自分なりに意識する姿を認めていった。少しずつ自信が持てるようになると、友だち台詞も覚えて教えてあげたり、時には「上手に言えたね。」と友だちを褒めたりしてお互いの気持ちを高め合う姿があった。子どもたちの意欲や友だちに教える姿を褒め、年長児としての自覚や満足感を味わえるようにしていった。

表現

卒園式に向けた歌を喜んでうたう子が多かった。特に『ありがとうこころをこめて』の曲は、メロディや歌詞に親しみやすかったようで、遊びの中で口ずさむ子もいて歌う楽しさを様々な場面で味わっていた。また、伴奏に合わせて歌う姿もあった。「ピアノも歌も上手になったね」と子どもたちの姿にあわせて言葉で伝え、表現することを楽しいと感じられるようにしていった。

食育

就学に向けて食事の食べ終わりの時間を意識できるように声をかけていくと時計を確認しながら食べる姿があった。また、就学への期待感も高まり、自ら苦手な食材を食べようとする姿が多く見られるようになってきた。「食べてみたら食べられたわ。」「今日は早く食べ終わった。」と時間内に食べ終わったことや苦手なものが食べられたことを喜んでいた。時間内に食べ終われたことや、苦手なものを食べたことを十分に認め、食事意欲につながるようにしていった。…

5歳ぞう組2022年度2月のまとめ

健康

雪が積もると、戸外で雪だるま作りをしたり、滑り台作りをしたりして雪遊びを楽しんだ。寒さを感じる子もいたが、友だちに「すべり台作りしよう。」「雪だるま作ろう。」など誘い合い、寒さを忘れて楽しむことができていた。遊びを見守ったり一緒に身体を動かしたりして遊ぶことで身体が温まる心地よさに共感していった。

人間関係

製作活動や、集団遊びの中で、友だちと関わる機会や時には子ども同士で教え合う機会を作っていった。製作活動や折り紙をして遊ぶことを得意としている子に、保育者が「○○君が教えてほしいみたい。」と声をかけると、「いいよ。」と喜んで引き受け優しく教える姿があった。保育者の声かけがなくても自主的に教え合う姿も増えてきているため、褒めたり認めたりして友だちとの関わりが深まるよう見守っていった。

環境

水たまりの氷に気づき、「氷があるよ!」「みんな見て!」と水たまりの氷を発見した喜びを保育者や友だちに知らせて喜んでいた。また、氷を一か所に集め始める子の真似をしてみんなで氷集めが始まった。氷を手に握り「見て!氷って水になるよ。見といて。」と氷が解けて水に変化することに気づき、友だちや保育者に氷が解ける様子を見せていた。子どもの気づきを一緒に喜んだり、カップに水を入れて凍らせる提案をしながら自然事象に興味関心が深まるようにしていった。

言葉

「ありがとうこころをこめて」のサビをピアノで弾けるようになった子が、保育者や友だちに弾いて聞かせていた。弾けるようになった子に、「私にも教えて。」とピアノに興味関心をもったり、ピアノを弾く子と歌を歌う子に分かれて楽しんだりしていた。友だちの「教えて。」の声かけで、一生懸命教えたり、話を聞こうとしたりするなど友だちとのやり取りが深まっていた。

集会や朝の会では、話を聞く態度や姿勢が崩れやすい子がいるため、「ぺた、ぴん、とんはどうだったかな?」と意識できるよう声をかけていった。

表現

ひなまつり製作では染め紙を楽しんだ。絵の具の色を子どもたちと一緒に決めたことで、様々な色の変化が見られたり、偶然できた模様を見て「ハートみたいだよ」とイメージを膨らませたりして楽しむ姿があった。同じテーブルにいる友だちに「どうやってやった?」と尋ねながら作る姿も見られた。時間にゆとりをもって行うことで、それぞれが伸び伸びと表現することができていた。

食育

食肉出前授業で牛肉や豚肉の大きさの違いを知ることができた。また、節分の行事にまつわる食べ物の意味や由来を知り、家庭で由来や意味を話す子もいた。

給食に使われている食材にも興味をもち、身体の調子を整えるものなどを探して食べる姿もあり、食材への関心や理解を深められるように関わっていった。また、食べ終わる時間を子どもたちに知らせ、就学に向けて時間を意識して食事をするようにしていった。…

5歳ぞう組2022年度1月のまとめ

健康

天候の良い日は積極的に戸外に出て、身体を動かして遊んだ。上着を着て出ても「暑くなったから脱ぐ。」と上着を脱いだり「寒いけんやっぱり着る。」と上着を着たりして自分で衣服の調節をしていた。月末には大雪が降り、気温が低い日が続いたが体調を崩すことなく、皆元気に過ごしていた。咳や鼻水が出る子は特にこまめに体温を測り、体調の変化に気付けるようにしていった。

人間関係

友だちがトラブルになっていると「どうしたの?」「なんでそうなったの?」と声をかけ、子ども同士で解決しようとする姿が多かった。保育者は見守るようにし、子どもから声をかけられた時やなかなか解決しない時は仲立ちしたり、アドバイスをしたりしていった。

環境

雪が積もったり、水たまりが凍っていたりと、この時期ならではの自然に触れることができた。雪遊びでは保育者が作った雪山に登り、滑って遊ぶうちに「ツルツルになった。」「氷みたいだよ。」と変化に気付く子がいた。また、保育室でタライに雪を入れて雪遊びをした時には「雪が透明になっていく。」「雪がお皿の形に固まった。」と気付く子もいた。保育者も一緒に遊びながら子どもの気付きに共感し、雪遊びが楽しめるようにしていった。

言葉

書初めごっこでは、どの子も喜んでしていた。「うさぎ」と平仮名で書くことを伝えると「漢字で書きたい。」と漢字にも興味を持つ子がいたため、漢字の手本も書いた。また、年賀状を書いて楽しめるよう画用紙を用意したり、絵馬を書く機会を作ったりすると、どの子も意欲的に文字を書いていた。平仮名が分からない時はひらがな表を自分で用意して見ながら書く姿もあった。保育者に聞いてきた時には手を添えて一緒に書いたり、手本を書いたりして無理の無いように文字に親しみが持てるようにしていった。

表現

「お正月」や「凧の歌」「カレンダーマーチ」などいろいろな歌を朝の会やおやつ前に歌って楽しんだ。すぐにメロディーを覚え、ピアノに合わせて大きな声で歌ったり、遊んでいる時に口ずさんだりしていた。またピアノで好きな曲を弾いてみたいと言う子が増えてきて、保育者が紙に音を書くと何度も弾いて練習する姿があった。子どもたちが歌ったり演奏したりすることを楽しめるよう、いろいろな曲を取り入れていきたい。

食育

おせち料理や七草粥の意味、雑煮が住む地域によって違うことなどを伝えると、どの子も興味を持って聞き、知っていることを発言したり、疑問に思ったことを聞いたりしていた。絵本を読んだり、タブレットで見たりして、分かりやすく日本の伝統的な料理に触れられるようにしていった。…

5歳ぞう組2022年度12月のまとめ

健康

天気の良い日は積極的に戸外遊びを楽しんだ。戸外ではサッカーやばなな鬼など体を使った遊びを好む子が多くいた。外気温を気にして、自ら上着を着たり脱いだりして体温調節する姿も増えてきた。水分を摂ろうとしない子がいるため、水分補給の大切さを伝えながら、保育者も率先して水分補給を行い促していった。

人間関係

友だちと誘い合って、好きな遊びを楽しむ子が多かった。保育者にも積極的に声をかけて遊び始めると、「一緒に遊ぼう」「私もやりたい。」と他の遊びをしていた子も遊びに加わり大人数で遊ぶ場面もあった。子ども同士のやり取りを大切にしながら、保育者を通して多くの友だちと遊び、楽しむ機会を作れるようにしていった。

環境

毛糸と絵の具を使ってクリスマスツリーを表現する技法でクリスマス製作を楽しんだ。保育者の見本では興味を示さない子が多かった。興味を持った子が、素敵なツリーを作り、「きれいなツリーだね。」「ツリーに見えるね。」と盛り上がると、他の子も興味を示し皆で楽しむことができた。声かけを意識して子どもたちの製作意欲を高められるようにしていった。また、材料も多く準備して繰り返し楽しめるようにしていった。

言葉

カードゲームのルールや折り紙の折り方などを友だちに優しく説明する姿が見られた。一生懸命伝えるが、相手にうまく伝わらなくて強い口調になってしまったり、最後まで教えることを諦めてしまったりしてトラブルになる場面もあった。保育者が側で言葉を補ったり、伝わりやすいように簡単に説明したりしていった。また、友だちを思っての声かけや行動は、保育者が褒めたり認めたりしてお互いが気持ち良く遊べるようにしていった。

表現

発表会の劇遊びで楽しんだ「めっきらもっきらどおんどん」の小道具や大道具を室内に準備して自由に遊べるようにすると、友だちと誘い合って衣装を着たり椅子を運んできたりして劇遊びを楽しむ姿があった。役を自由に交代して「次は〇〇する」と一人一人が積極的に役になりきっていた。十分に楽しめるように、テーブルや椅子を動かして広いスペースを作って環境を整えていった。

食育

季節の行事に関連する食べ物の話題を普段の会話に取り入れて「食べてみたいな」と興味をもてるようにしていった。また、感染症対策をしながらバイキング給食を行い、自分で盛り付け自分の食べられる量を知ったり、好きな量だけ食べたりして食事意欲を高められるようにしていった。…

5歳ぞう組2022年度11月のまとめ

健康

気温が低くなった為か、喉を痛がったり、咳や鼻水が出たりする子がいた。こまめに体温を測ったり、子どもに体調を聞いたりして体調の変化に気付けるようにしていった。また、こまめな水分補給を促す声かけや、正しい手洗いの仕方を伝えて、健康に過ごすことを意識できるように関わっていった。

人間関係

発表会の劇の配役や、演奏する楽器が決まると、友だちと誘い合って一緒に台詞や音を合わせることを楽しんでいた。分からないことがあると保育者でなく友だちに聞くことが多く、友だち同士で思いを伝えて教え合う姿が多く見られた。友だちと一緒にする楽しさが感じられるよう保育者は見守り、必要な時のみ一緒にしていった。

環境

天候の良い日は積極的に戸外に出て遊んだ。散歩に出かけるといろいろな自然物を見たり触れたりすることができ、秋の自然を感じることができた。また、木の実を見つけると割って中身を見てみたり、匂いを嗅いでみたりする姿があった。子どもたちの気付きに共感したり、気付きを他の子にも伝えたりして秋ならではの自然が楽しめるよう関わっていった。

言葉

発表会で使用する小道具の提案をしたり、作っている途中で保育者や友だちに自分のイメージを伝えたりして、自分の思いを積極的に伝えていた。また、劇遊びや合奏、合唱の後に「○○くんの声が良く聞こえていた。」「〇〇のところが良かった。」など感想を言う子もいた。発表会の意欲にも繋がるよう、感じたことを発表する場を作ると、どの子も積極的に手を挙げて発言していた。発言に共感したり、聞き取りやすく発言する姿を認めたりして、思いを伝える楽しさを感じられるようにしていった。

表現

劇遊びでは、はじめは小さかった声も友だちと一緒に繰り返ししていく中で自信に繋がり、堂々と役になりきって台詞を言い、楽しむ姿が見られた。合奏や合唱では周りに合わせて演奏しようとしたり、優しい声で歌うよう意識したりし、自分なりに良い合奏、合唱になるようにする姿が見られた。子どもたちの姿を認めたり、具体的に良かったところを伝えたりして、表現する楽しさ、友だちと一緒にする楽しさが感じられるようにしていった。

食育

「今日の給食なに?」「いい匂いがする。」と給食の時間を楽しみにしていた。おかわりをする子も多く、皆、喜んで給食を食べている。

箸の持ち方や、食器を持って食べること、正しい姿勢で食べることなど、意識して食べようとするようになってきた。はじめは意識していても、だんだん姿勢が崩れ、肘をついて食べる子が多いため、正しい姿勢で食べている子を褒め他の子も意識できるようにしていった。…

5歳ぞう組2022年度10月のまとめ

健康

戸外遊びや室内遊びでは、意欲的に運動遊びに挑戦して体を思い切り動かして遊ぶ姿が多く見られた。特に鉄棒は、前回りができるようになったことをきっかけとして、逆上がりに挑戦したり、地球回りという技に挑戦したりするなど自信を持って挑戦する姿があった。また、気温の高低差を感じて自ら衣服を調節したり、水分補給をしたりして健康的に過ごせるよう知らせていくことで、意識して行動する姿が見られるようになってきた。

人間関係

サッカーに興味関心を持つ子が増え、男女が入り混じって遊ぶ姿がある。サッカーのルールを守ろうとするなかで、自分本位になってしまいトラブルになることがあった。保育者はお互いの思いを受け止めつつ、楽しくサッカーをするためのアドバイスや提案をしながらサッカーを継続して遊べるように関わっていった。蹴ったボールが友だちの体に当たってしまい、「ボールを当ててごめんね。」と声をかける姿も見られるようになってきた。戸外に出る機会を増やし、サッカーや鉄棒、大縄跳びなど友だちと一緒に遊ぶ機会を作り、関わりを深められるようにしていきたい。

環境

室内用の鉄棒を用意して、鉄棒ができるようにしたり、好きなキャラクターの折り紙をしたり絵を見て描いたりして遊びを楽しんでいた。また、友だちと一緒にLaQを使ってコマを作り、積木や玩具のケースを組み合わせてコマの台に見立てたり、積木で街に見立てたりするなど室内の玩具を工夫して楽しむ姿が見られるようになってきた。

言葉

友だちとの関わりの中で、思いを伝え合いながら、やりとりを楽しんでいる。しかし、自分の思いを通そうとして言葉がきつくなったり、友だちが嫌がる言葉を言ってトラブルになったりすることもあった。相手の思いを代弁したり、自分が言われて嫌な言葉やどんな風に言ったらいいかを一緒に考えたりしていった。

表現

絵本「めっきらもっきらどおんどん」の歌を歌ったり、絵本に登場する役になりきってごっこ遊びをしたりして楽しむ姿が見られるようになってきた。表現遊びが楽しいと感じられるように、絵本を繰り返し読み聞かせたり、一緒に歌を歌ったりして楽しさを感じられるようにしていった。

食育

お皿を持って食べるように声かけをしたり、箸の正しい持ち方を知らせたりして食事のマナーを意識して食べられるようにしていった。箸の正しい持ち方を意識して食べることは難しいため、その都度知らせたり保育者が手本を見せたりしていった。また、芋掘りを通してさつま芋の大きさや重さの違いに気づきながら楽しく参加することができていた。…

5歳ぞう組2022年度9月のまとめ

健康

運動会に向けて身体を動かして遊ぶ機会をつくり、いろいろな運動遊びを楽しんだ。友だちとダンスや組体操の動きを確認し合ったり、教え合ったりする姿が見られ、どの子も意欲的に参加していた。「今日は何するの?」「リレーしたい。」と運動会に向けて張り切っていた。夕方は室内用の鉄棒で遊ぶことを喜び、前回りや逆上がりなどいろいろな技に挑戦する姿があった。初めは怖がって回れなかった子も諦めず、繰り返し挑戦して、できるようになると自信を持って保育者や友だちに見せていた。安全面には十分に気をつけながら、子どもたちの意欲的な姿や楽しんでする姿を認め、自信に繋がるよう関わっていった。

人間関係

友だちとLaQでコマを作ってテーブルの上で回し、どちらが長く回っているのか勝負したり、人形を作ってごっこ遊びをしたりと、友だちと一緒に遊ぶことを楽しんでいた。その中で「ズルした。」「〇〇したらダメって言われた。」などトラブルになることも多く、言い合いになって涙が出る場面もあった。子どもたちで解決しようと話し合いをしている時は見守るようにし、保育者に言いに来た時には思いを受け止めながら、どうしたら良いのか一緒に考えていった。

環境

「〇分になったら片付けをしよう。」など、時計に興味を持てるように声をかけるようにしていった。子どもたちに“〇分”で声をかけた後に“長い針が〇”と付け加えて繰り返し伝えていくと、月末には“〇分”を覚えてきた子がいた。また、「〇分に〇〇をするためには、何分に片付けたらいいかな?」など、子どもたちが時間を考える場も作っていった。これからも子どもたちが時間に興味を持てるよう関わっていきたい。

言葉

組体操やダンスをして遊ぶ中で、友だちと教え合ったり、「○○ちゃん上手。」「○○くんかっこいいよね。」と友だちの姿を褒めたりする姿があった。「上手。」「合ってる合ってる。」と優しい言葉かけで教える姿が多くあり、感心した。また、リレーのチーム名や走順決めでは、それぞれが意見を出し合って決める姿があった。できるだけ子ども同士でやりとりができるようにし、意見がまとまらない時には声をかけるようにしていった。

表現

運動会に向けて、絵の具を使ったり、ちぎり絵をしたりして子どもたちのアイディアを活かして製作する機会をつくった。グループの中で「これがいいんじゃない?」「こうしてみよう。」と自分のイメージを伝えて作品にしていた。

ダンスでは、笑顔で楽しく踊る姿が多かった。子どもたちの好きな音楽を流し、自然と歌を口ずさんだり、自由に身体を動かしたりできる雰囲気を作るようにしていった。保育者も楽しさを共有し、一緒に踊って表現する楽しさを感じられるようにしていった。

食育

食べる時の姿勢を意識できるよう声をかけていった。箸の持ち方や、食器を持って食事をすること、背筋を伸ばして前を向いて食べるとおかずがこぼれにくいことを伝えると意識して食べるようになっていた。友だちとの会話に夢中になって食事が進まなかったり、姿勢が悪くなったりすることが度々あるため、楽しい食事の雰囲気を大切にしながら、これからも繰り返し伝えていきたい。…

5歳ぞう組2022年度8月のまとめ

健康

気温の高い日が続き、戸外での活動は制限されたが保育室やホールで巧技台やドッチボールなどをして体を動かして遊べるようにしていった。また、汗をかいたときにはシャワーをして汗を流したり水分補給をこまめに摂るよう声かけをしたりして健康に過ごせるようにしていった。特に熱中症の症状や危険性は繰り返し伝えてきたため、意識して水分を摂ったり、友だちや保育者にお茶を入れたりして健康に過ごそうとする姿が見られるようになってきた。

人間関係

LaQやUNOで遊ぶ子が多く、友だちと誘い合って楽しむ姿が増えてきた。また、LaQの作り方の本を見て作る時に、作り方が難しくて困る場面では「どうやって作るの?」「一緒に作ろう?」など友だちに教えてもらいながら進めていた。また、UNOの遊び方で困ると、「このカードは出せるよ。」「このカードは出せないよ。」など優しく伝え、じっくりと楽しむことができていた。遊ぶ姿を見守りながら必要に応じて声かけや仲立ちをしたり、お遊ぶ時間を調整したりして十分に楽しめるようにしていった。

環境

保育室内を広くして体を動かして遊べるようにしたり、子どものつぶやきや遊ぶ姿から保育遊具(室内用鉄棒)を購入したりして楽しく遊べる環境を作っていった。

鉄棒遊びは危険も伴うため、保育者が傍で見守ったり励ましたりして安全に楽しめるよう配慮していった。また、巧技台やドッヂボールの遊びが十分に楽しめるよう、遊ぶ機会を多く持ったり楽しく遊ぶ方法を子どもと考える場を設けたりしながら取り組んでいった。

言葉

なぞなぞを喜んでする子が多いため、毎日なぞなぞや言葉遊びをする機会を作ることで問題を聞いて答えを考えたり、友だちや保育者の前で発言したりして楽しみながら言葉に親しんでいった。また、好きなキャラクターやアニメの話題や興味のある話題など自由に会話できる雰囲気を作り、友だちや保育者と会話をする楽しさを感じられるようにしていった。

表現

子どもたちが好きな曲や聞きたい曲を知ったり、いつでも聞ける環境にしたりタブレットを使って好きな曲の踊りの振り付け動画を見たりして、体を動かす楽しさが感じられるような雰囲気を作っていった。また、保育者も一緒に振り付けを覚えて踊ることで曲に合わせて踊る楽しさや、友だちと一緒に振り付けを覚えて踊ったりする楽しさを共有し自信をもって表現できるように関わっていった。

食育

畑の野菜の(ピーマンとオクラ)を多く収穫でき、野菜のにおいを嗅いだり、野菜スタンプをしたりして、野菜の生長を楽しみにし収穫を期待できるようにしていった。収穫した野菜を給食で食べられるように調理してもらって食べられるようにして野菜に親しめるようにしたり、食への興味関心を深められるようにしていった。…

5歳ぞう組2022年度7月のまとめ

健康

水遊びでは、全身で水を浴びたり、泡や色水を作ったりして遊ぶことを楽しんでいた。気温が高く、熱中症警戒アラートが出ていたため、戸外での水遊びができない日がほとんどだった。巧技台やマットを使って室内でも思い切り身体を動かして遊ぶことができるようにした。換気をしっかりとしながら、熱中症に気をつけ、こまめな水分補給をするようにしていった。

人間関係

LaQやドミノ、カプラなど、友だちと一緒に同じものを作って楽しむ姿が多く見られるようになった。LaQでは一緒に作る中で、パーツを集める係、組み立てる係など役割分担をする姿も見られた。「あとで○○作ろう。」「○○作って。」などと友だちと誘い合って作ろうとしていた。また、友だちの作ったものを認める子もいた。友だちとのやりとりを見守ったり、保育者も一緒に楽しんだりしていった。

環境

片付けがスムーズにできるようになってきている。片付けの時に決まった音楽を流しているため、音楽が流れると自分であそびを切り上げて片付けをしている。自分なりに整理整頓をし、時間がかかっても最後までやりきる姿がある。また、手洗い場の掃除がしたいと保育者に声をかけ、積極的に隅々まできれいにしようとする子もいる。片付けや掃除を頑張っている姿を褒めて自信に繋げたり、全体にも知らせて他の子のやる気に繋がるようにしたりしていった。

言葉

保育者の全体への質問に対して、積極的に手を上げて発言していた。友だちと同じ内容でも自分なりに言葉を考えて発言をしていた。質問と答えがあっていない時があった時には、もう一度内容が分かりやすいように質問をしていった。また、小学校入学に向けて、語尾に「~です。」をつけるように伝えていった。

表現

白紙に好きな絵を描いたり、野菜スタンプ、フィンガーペイントをするとダイナミックにしたりと、それぞれが楽しむ姿があった。また、LaQでは、作り方の本を見ず、自分でイメージをして形を作っていく子もいた。「先生見て。」「○○作った。」などと保育者に見せた時や完成した時は、作品をしっかり認めていった。保育者自身も一緒にして楽しさを共有することで、製作や自分のイメージを表現することを楽しめるようにしていった。

食育

畑の野菜を収穫することを楽しみにし、収穫した野菜を喜んで給食室まで持って行っていた。育てた野菜が給食のメニューに出てくると「美味しい。」と嬉しそうに食べたり、苦手なものでも「味見してみる。」と食べてみようとしたりする姿もあった。今後も育てた野菜を収穫する楽しさ、味わう嬉しさを伝えていきたい。…

5歳ぞう組2022年度6月のまとめ

健康

天候が良い日が続き、戸外で体を動かして遊べるようにしていった。また、気温も高い日が多くなってきたため、こまめに水分補給をしたりマスクを外したりして活動するなど熱中症対策をしながら過ごせるようにしていった。暑い日には、シャワーをして汗を流すことで、汗をかいたら自発的にタオルで拭こうとする姿も見られるようになってきた。

人間関係

だるまさんが転んだ、椅子取りゲームなど簡単なルールのある遊びを楽しむ姿があった。特にだるまさんが転んだでは、クラス全員が参加し子ども同士でゲームを進めて楽しんでいた。鬼役になりたい子が多く、「タッチして」と呼び合っていた。しかし、“タッチしてもらえなかった“とトラブルになることもあったため、必要に応じて仲立ちしながら遊びが盛り上がるようにしていった。

環境

園庭のプランターで、ツマグロヒョウモンの幼虫を見つけ触ったり観察したりする子が増えてきたため、虫かごを用意して保育室で飼育できるようにした。また、子どもたちと図鑑を見て調べたり、成虫になった姿の写真を印刷して虫かごに張ったりして成長を見守っていった。さなぎや蝶になる様子を観察した後は、子どもたちと一緒に外に逃がすようにし、生き物の命の大切さにも気づけるようにしていった。

言葉

気の合う友だちと誘い合って、好きな遊びや好きな番組の話をして楽しんでいる。「先生○○ちゃんが泣いてる。」「○○ちゃんがぶつかってきた。」など、保育者に知らせたり、「もう仲直りした」と子ども同士でやり取りしたりする姿もあった。必要に応じて仲立ちをしたり見守ったりしながら言葉でやり取りができるようにしていった。

表現

片付けの時に流す曲が特に好きで、片づけながら歌詞を口ずさんだり振り付けを踊ったりして楽しんでいる。「先生“サチアレ“踊りたい」という子が多く、タブレットで振り付けを見られるようにすると、子どもたちが集まって踊りを真似て表現している。場所の取り合いになることもあるため、必要に応じて広いスペースを確保したり一緒に踊ったりして表現する楽しさを共有していった。

食育

歯磨き集会で虫歯の原因を知り、「甘いものは虫歯になるけんなー」と話しながら自分なりに歯磨きを丁寧にしようとする姿が見られた。また、夏野菜の収穫ができるようになり、毎朝「先生きゅうりがでかくなった」「トマトが真っ赤になっとる」と生長に期待して知らせる子もいた。一緒に収穫した野菜を給食室へ届け、給食の中の野菜を見て、「これ畑の野菜?」と期待したり、畑の野菜が入った給食を食べると「畑の野菜はおいしい」といつもよりも喜んで食べる姿多く見られた。…