5歳ぞう組2023年度11月のまとめ
健康
溶連菌感染症やインフルエンザが流行し、体調を崩す子が多かった。いつもと違う様子があればこまめに検温したり、園での様子をこまやかに保護者に伝えたりし、体調の変化に迅速に気付けるようにしていった。また、気温が下がると、水分補給を忘れがちであるため、今後も感染予防にこまめな水分補給を促していきたい。
人間関係
発表会の劇の配役や、演奏する楽器が決まると、友だちと誘い合って一緒に台詞や音を合わせることを楽しんでいた。わからないところや、自信がないところがあると、友だち同士で教え合ったり、繰り返し楽しんだりする姿があった。友だちと一緒にする楽しさが感じられるよう保育者は見守り、必要に応じて一緒に楽しんでいった。
環境
10月末に園外保育で花回廊に行き、木々の紅葉を見てから、紅葉に興味が出てきた。園庭の落ち葉を「これはオレンジ」「こっちは黄色」と色分けをしたり、砂で作ったケーキに紅葉した葉を乗せて飾りつけをしたりと、遊びの中に取り入れて楽しんでいた。子どもたちの作品を写真に残し、掲示することにより、発見や気付きを共有できるようにしていった。
言葉
発表会で行う劇遊びの壁画や小道具について、「どのようなものが必要か」、「何を作りたいか」などを話し合う場を大切にしていくことで、積極的に自分の思いを発表し、イメージを膨らませていた。また、山の絵の色付けの際には、園外保育で行った花回廊の紅葉を思い出し、「ここは山が黄色になったよ」「オレンジ色の葉っぱもいいんじゃない?」などと、自分の思いを伝え合い、やりとりを楽しむ姿があった。
表現
遊びの中で、様々な役になりきり友だちとセリフを言い合い、劇遊びを楽しむ姿があった。自分たちなりに役の気持ちになり、「そこはもっと元気がなさそうに言わなきゃ」「ハヤト(オオカミ役)足怪我しているんだから、走っちゃダメでしょう」など、アドバイスをし合い、さらに表現力を高めていた。一人一人の姿を十分に認め、楽しさを共有したり、自信につなげたりしていった。
食育
手作りおやつを、友だちがおいしそうに食べる姿に、自分も食べてみようと興味がわき、次第に「今日はおやつ何かな?」と楽しみにするようになった。また、旬の野菜等が入ったおやつが出ると、「これは何が入ってる?」と興味深そうに、友だちと食材を当てる姿もあった。おかわりができることも楽しみの一つのようで、喜んで食べる姿があった。子どもたちの好きな物、苦手な物を給食室とも連携をとり、より食事が楽しくなるように進めていきたいと思う。…