5歳ぞう組2022年度12月のまとめ

健康

天気の良い日は積極的に戸外遊びを楽しんだ。戸外ではサッカーやばなな鬼など体を使った遊びを好む子が多くいた。外気温を気にして、自ら上着を着たり脱いだりして体温調節する姿も増えてきた。水分を摂ろうとしない子がいるため、水分補給の大切さを伝えながら、保育者も率先して水分補給を行い促していった。

人間関係

友だちと誘い合って、好きな遊びを楽しむ子が多かった。保育者にも積極的に声をかけて遊び始めると、「一緒に遊ぼう」「私もやりたい。」と他の遊びをしていた子も遊びに加わり大人数で遊ぶ場面もあった。子ども同士のやり取りを大切にしながら、保育者を通して多くの友だちと遊び、楽しむ機会を作れるようにしていった。

環境

毛糸と絵の具を使ってクリスマスツリーを表現する技法でクリスマス製作を楽しんだ。保育者の見本では興味を示さない子が多かった。興味を持った子が、素敵なツリーを作り、「きれいなツリーだね。」「ツリーに見えるね。」と盛り上がると、他の子も興味を示し皆で楽しむことができた。声かけを意識して子どもたちの製作意欲を高められるようにしていった。また、材料も多く準備して繰り返し楽しめるようにしていった。

言葉

カードゲームのルールや折り紙の折り方などを友だちに優しく説明する姿が見られた。一生懸命伝えるが、相手にうまく伝わらなくて強い口調になってしまったり、最後まで教えることを諦めてしまったりしてトラブルになる場面もあった。保育者が側で言葉を補ったり、伝わりやすいように簡単に説明したりしていった。また、友だちを思っての声かけや行動は、保育者が褒めたり認めたりしてお互いが気持ち良く遊べるようにしていった。

表現

発表会の劇遊びで楽しんだ「めっきらもっきらどおんどん」の小道具や大道具を室内に準備して自由に遊べるようにすると、友だちと誘い合って衣装を着たり椅子を運んできたりして劇遊びを楽しむ姿があった。役を自由に交代して「次は〇〇する」と一人一人が積極的に役になりきっていた。十分に楽しめるように、テーブルや椅子を動かして広いスペースを作って環境を整えていった。

食育

季節の行事に関連する食べ物の話題を普段の会話に取り入れて「食べてみたいな」と興味をもてるようにしていった。また、感染症対策をしながらバイキング給食を行い、自分で盛り付け自分の食べられる量を知ったり、好きな量だけ食べたりして食事意欲を高められるようにしていった。

育児あれこれ