5歳ぞう組2022年度11月のまとめ

健康

気温が低くなった為か、喉を痛がったり、咳や鼻水が出たりする子がいた。こまめに体温を測ったり、子どもに体調を聞いたりして体調の変化に気付けるようにしていった。また、こまめな水分補給を促す声かけや、正しい手洗いの仕方を伝えて、健康に過ごすことを意識できるように関わっていった。

人間関係

発表会の劇の配役や、演奏する楽器が決まると、友だちと誘い合って一緒に台詞や音を合わせることを楽しんでいた。分からないことがあると保育者でなく友だちに聞くことが多く、友だち同士で思いを伝えて教え合う姿が多く見られた。友だちと一緒にする楽しさが感じられるよう保育者は見守り、必要な時のみ一緒にしていった。

環境

天候の良い日は積極的に戸外に出て遊んだ。散歩に出かけるといろいろな自然物を見たり触れたりすることができ、秋の自然を感じることができた。また、木の実を見つけると割って中身を見てみたり、匂いを嗅いでみたりする姿があった。子どもたちの気付きに共感したり、気付きを他の子にも伝えたりして秋ならではの自然が楽しめるよう関わっていった。

言葉

発表会で使用する小道具の提案をしたり、作っている途中で保育者や友だちに自分のイメージを伝えたりして、自分の思いを積極的に伝えていた。また、劇遊びや合奏、合唱の後に「○○くんの声が良く聞こえていた。」「〇〇のところが良かった。」など感想を言う子もいた。発表会の意欲にも繋がるよう、感じたことを発表する場を作ると、どの子も積極的に手を挙げて発言していた。発言に共感したり、聞き取りやすく発言する姿を認めたりして、思いを伝える楽しさを感じられるようにしていった。

表現

劇遊びでは、はじめは小さかった声も友だちと一緒に繰り返ししていく中で自信に繋がり、堂々と役になりきって台詞を言い、楽しむ姿が見られた。合奏や合唱では周りに合わせて演奏しようとしたり、優しい声で歌うよう意識したりし、自分なりに良い合奏、合唱になるようにする姿が見られた。子どもたちの姿を認めたり、具体的に良かったところを伝えたりして、表現する楽しさ、友だちと一緒にする楽しさが感じられるようにしていった。

食育

「今日の給食なに?」「いい匂いがする。」と給食の時間を楽しみにしていた。おかわりをする子も多く、皆、喜んで給食を食べている。

箸の持ち方や、食器を持って食べること、正しい姿勢で食べることなど、意識して食べようとするようになってきた。はじめは意識していても、だんだん姿勢が崩れ、肘をついて食べる子が多いため、正しい姿勢で食べている子を褒め他の子も意識できるようにしていった。

育児あれこれ