5歳ぞう組2022年度3月のまとめ

健康

就学に向けて、散歩に出かける機会を多く持ったり、園庭で体を思いきり動かしたりして、体力づくりを心がけながら開放感や春を感じられるようにしていった。また、気温が高くなる日も多くなったため、水分補給や衣服の調節を促しながら健康面に留意していった。

人間関係

戸外遊びでは、ばなな鬼ごっこやサッカーなど集団遊びを楽しむ姿が多かった。また、学童の保育室で過ごした際は、「いらっしゃいませ。何が食べたいですか?」「魚を下さい。」と料理屋さんごっこやお家ごっこをして友だちとの関わりを楽しんでいた。子どもたちの遊びが広がるよう参加したり、見守ったりしながら楽しんでいった。

環境

卒園式までの日数を数えて過ごすことで、「今日は10日だから明日は9日だね。」と自分たちでも数を数える姿があった。また、友だちと一緒に遊べることが少なくなっていることに気づき、手紙を書いてやり取りをする姿が増えてきた。手紙を受け取り、「ありがとう。返事書くね。」と手紙の返事を書いたり、絵を描いて渡したりする子が見られた。書きたい時に書けるよう白紙を準備したことで、積極的に手紙を書く姿が多く見られた。

言葉

卒園式の歌や「思い出の言葉」に自信を持って取り組めるよう歌い方や声量をその都度伝え、自分なりに意識する姿を認めていった。少しずつ自信が持てるようになると、友だち台詞も覚えて教えてあげたり、時には「上手に言えたね。」と友だちを褒めたりしてお互いの気持ちを高め合う姿があった。子どもたちの意欲や友だちに教える姿を褒め、年長児としての自覚や満足感を味わえるようにしていった。

表現

卒園式に向けた歌を喜んでうたう子が多かった。特に『ありがとうこころをこめて』の曲は、メロディや歌詞に親しみやすかったようで、遊びの中で口ずさむ子もいて歌う楽しさを様々な場面で味わっていた。また、伴奏に合わせて歌う姿もあった。「ピアノも歌も上手になったね」と子どもたちの姿にあわせて言葉で伝え、表現することを楽しいと感じられるようにしていった。

食育

就学に向けて食事の食べ終わりの時間を意識できるように声をかけていくと時計を確認しながら食べる姿があった。また、就学への期待感も高まり、自ら苦手な食材を食べようとする姿が多く見られるようになってきた。「食べてみたら食べられたわ。」「今日は早く食べ終わった。」と時間内に食べ終わったことや苦手なものが食べられたことを喜んでいた。時間内に食べ終われたことや、苦手なものを食べたことを十分に認め、食事意欲につながるようにしていった。

育児あれこれ