5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2022年度10月のまとめ

健康

戸外遊びや室内遊びでは、意欲的に運動遊びに挑戦して体を思い切り動かして遊ぶ姿が多く見られた。特に鉄棒は、前回りができるようになったことをきっかけとして、逆上がりに挑戦したり、地球回りという技に挑戦したりするなど自信を持って挑戦する姿があった。また、気温の高低差を感じて自ら衣服を調節したり、水分補給をしたりして健康的に過ごせるよう知らせていくことで、意識して行動する姿が見られるようになってきた。

人間関係

サッカーに興味関心を持つ子が増え、男女が入り混じって遊ぶ姿がある。サッカーのルールを守ろうとするなかで、自分本位になってしまいトラブルになることがあった。保育者はお互いの思いを受け止めつつ、楽しくサッカーをするためのアドバイスや提案をしながらサッカーを継続して遊べるように関わっていった。蹴ったボールが友だちの体に当たってしまい、「ボールを当ててごめんね。」と声をかける姿も見られるようになってきた。戸外に出る機会を増やし、サッカーや鉄棒、大縄跳びなど友だちと一緒に遊ぶ機会を作り、関わりを深められるようにしていきたい。

環境

室内用の鉄棒を用意して、鉄棒ができるようにしたり、好きなキャラクターの折り紙をしたり絵を見て描いたりして遊びを楽しんでいた。また、友だちと一緒にLaQを使ってコマを作り、積木や玩具のケースを組み合わせてコマの台に見立てたり、積木で街に見立てたりするなど室内の玩具を工夫して楽しむ姿が見られるようになってきた。

言葉

友だちとの関わりの中で、思いを伝え合いながら、やりとりを楽しんでいる。しかし、自分の思いを通そうとして言葉がきつくなったり、友だちが嫌がる言葉を言ってトラブルになったりすることもあった。相手の思いを代弁したり、自分が言われて嫌な言葉やどんな風に言ったらいいかを一緒に考えたりしていった。

表現

絵本「めっきらもっきらどおんどん」の歌を歌ったり、絵本に登場する役になりきってごっこ遊びをしたりして楽しむ姿が見られるようになってきた。表現遊びが楽しいと感じられるように、絵本を繰り返し読み聞かせたり、一緒に歌を歌ったりして楽しさを感じられるようにしていった。

食育

お皿を持って食べるように声かけをしたり、箸の正しい持ち方を知らせたりして食事のマナーを意識して食べられるようにしていった。箸の正しい持ち方を意識して食べることは難しいため、その都度知らせたり保育者が手本を見せたりしていった。また、芋掘りを通してさつま芋の大きさや重さの違いに気づきながら楽しく参加することができていた。…

5歳ぞう組2022年度9月のまとめ

健康

運動会に向けて身体を動かして遊ぶ機会をつくり、いろいろな運動遊びを楽しんだ。友だちとダンスや組体操の動きを確認し合ったり、教え合ったりする姿が見られ、どの子も意欲的に参加していた。「今日は何するの?」「リレーしたい。」と運動会に向けて張り切っていた。夕方は室内用の鉄棒で遊ぶことを喜び、前回りや逆上がりなどいろいろな技に挑戦する姿があった。初めは怖がって回れなかった子も諦めず、繰り返し挑戦して、できるようになると自信を持って保育者や友だちに見せていた。安全面には十分に気をつけながら、子どもたちの意欲的な姿や楽しんでする姿を認め、自信に繋がるよう関わっていった。

人間関係

友だちとLaQでコマを作ってテーブルの上で回し、どちらが長く回っているのか勝負したり、人形を作ってごっこ遊びをしたりと、友だちと一緒に遊ぶことを楽しんでいた。その中で「ズルした。」「〇〇したらダメって言われた。」などトラブルになることも多く、言い合いになって涙が出る場面もあった。子どもたちで解決しようと話し合いをしている時は見守るようにし、保育者に言いに来た時には思いを受け止めながら、どうしたら良いのか一緒に考えていった。

環境

「〇分になったら片付けをしよう。」など、時計に興味を持てるように声をかけるようにしていった。子どもたちに“〇分”で声をかけた後に“長い針が〇”と付け加えて繰り返し伝えていくと、月末には“〇分”を覚えてきた子がいた。また、「〇分に〇〇をするためには、何分に片付けたらいいかな?」など、子どもたちが時間を考える場も作っていった。これからも子どもたちが時間に興味を持てるよう関わっていきたい。

言葉

組体操やダンスをして遊ぶ中で、友だちと教え合ったり、「○○ちゃん上手。」「○○くんかっこいいよね。」と友だちの姿を褒めたりする姿があった。「上手。」「合ってる合ってる。」と優しい言葉かけで教える姿が多くあり、感心した。また、リレーのチーム名や走順決めでは、それぞれが意見を出し合って決める姿があった。できるだけ子ども同士でやりとりができるようにし、意見がまとまらない時には声をかけるようにしていった。

表現

運動会に向けて、絵の具を使ったり、ちぎり絵をしたりして子どもたちのアイディアを活かして製作する機会をつくった。グループの中で「これがいいんじゃない?」「こうしてみよう。」と自分のイメージを伝えて作品にしていた。

ダンスでは、笑顔で楽しく踊る姿が多かった。子どもたちの好きな音楽を流し、自然と歌を口ずさんだり、自由に身体を動かしたりできる雰囲気を作るようにしていった。保育者も楽しさを共有し、一緒に踊って表現する楽しさを感じられるようにしていった。

食育

食べる時の姿勢を意識できるよう声をかけていった。箸の持ち方や、食器を持って食事をすること、背筋を伸ばして前を向いて食べるとおかずがこぼれにくいことを伝えると意識して食べるようになっていた。友だちとの会話に夢中になって食事が進まなかったり、姿勢が悪くなったりすることが度々あるため、楽しい食事の雰囲気を大切にしながら、これからも繰り返し伝えていきたい。…

5歳ぞう組2022年度8月のまとめ

健康

気温の高い日が続き、戸外での活動は制限されたが保育室やホールで巧技台やドッチボールなどをして体を動かして遊べるようにしていった。また、汗をかいたときにはシャワーをして汗を流したり水分補給をこまめに摂るよう声かけをしたりして健康に過ごせるようにしていった。特に熱中症の症状や危険性は繰り返し伝えてきたため、意識して水分を摂ったり、友だちや保育者にお茶を入れたりして健康に過ごそうとする姿が見られるようになってきた。

人間関係

LaQやUNOで遊ぶ子が多く、友だちと誘い合って楽しむ姿が増えてきた。また、LaQの作り方の本を見て作る時に、作り方が難しくて困る場面では「どうやって作るの?」「一緒に作ろう?」など友だちに教えてもらいながら進めていた。また、UNOの遊び方で困ると、「このカードは出せるよ。」「このカードは出せないよ。」など優しく伝え、じっくりと楽しむことができていた。遊ぶ姿を見守りながら必要に応じて声かけや仲立ちをしたり、お遊ぶ時間を調整したりして十分に楽しめるようにしていった。

環境

保育室内を広くして体を動かして遊べるようにしたり、子どものつぶやきや遊ぶ姿から保育遊具(室内用鉄棒)を購入したりして楽しく遊べる環境を作っていった。

鉄棒遊びは危険も伴うため、保育者が傍で見守ったり励ましたりして安全に楽しめるよう配慮していった。また、巧技台やドッヂボールの遊びが十分に楽しめるよう、遊ぶ機会を多く持ったり楽しく遊ぶ方法を子どもと考える場を設けたりしながら取り組んでいった。

言葉

なぞなぞを喜んでする子が多いため、毎日なぞなぞや言葉遊びをする機会を作ることで問題を聞いて答えを考えたり、友だちや保育者の前で発言したりして楽しみながら言葉に親しんでいった。また、好きなキャラクターやアニメの話題や興味のある話題など自由に会話できる雰囲気を作り、友だちや保育者と会話をする楽しさを感じられるようにしていった。

表現

子どもたちが好きな曲や聞きたい曲を知ったり、いつでも聞ける環境にしたりタブレットを使って好きな曲の踊りの振り付け動画を見たりして、体を動かす楽しさが感じられるような雰囲気を作っていった。また、保育者も一緒に振り付けを覚えて踊ることで曲に合わせて踊る楽しさや、友だちと一緒に振り付けを覚えて踊ったりする楽しさを共有し自信をもって表現できるように関わっていった。

食育

畑の野菜の(ピーマンとオクラ)を多く収穫でき、野菜のにおいを嗅いだり、野菜スタンプをしたりして、野菜の生長を楽しみにし収穫を期待できるようにしていった。収穫した野菜を給食で食べられるように調理してもらって食べられるようにして野菜に親しめるようにしたり、食への興味関心を深められるようにしていった。…

5歳ぞう組2022年度7月のまとめ

健康

水遊びでは、全身で水を浴びたり、泡や色水を作ったりして遊ぶことを楽しんでいた。気温が高く、熱中症警戒アラートが出ていたため、戸外での水遊びができない日がほとんどだった。巧技台やマットを使って室内でも思い切り身体を動かして遊ぶことができるようにした。換気をしっかりとしながら、熱中症に気をつけ、こまめな水分補給をするようにしていった。

人間関係

LaQやドミノ、カプラなど、友だちと一緒に同じものを作って楽しむ姿が多く見られるようになった。LaQでは一緒に作る中で、パーツを集める係、組み立てる係など役割分担をする姿も見られた。「あとで○○作ろう。」「○○作って。」などと友だちと誘い合って作ろうとしていた。また、友だちの作ったものを認める子もいた。友だちとのやりとりを見守ったり、保育者も一緒に楽しんだりしていった。

環境

片付けがスムーズにできるようになってきている。片付けの時に決まった音楽を流しているため、音楽が流れると自分であそびを切り上げて片付けをしている。自分なりに整理整頓をし、時間がかかっても最後までやりきる姿がある。また、手洗い場の掃除がしたいと保育者に声をかけ、積極的に隅々まできれいにしようとする子もいる。片付けや掃除を頑張っている姿を褒めて自信に繋げたり、全体にも知らせて他の子のやる気に繋がるようにしたりしていった。

言葉

保育者の全体への質問に対して、積極的に手を上げて発言していた。友だちと同じ内容でも自分なりに言葉を考えて発言をしていた。質問と答えがあっていない時があった時には、もう一度内容が分かりやすいように質問をしていった。また、小学校入学に向けて、語尾に「~です。」をつけるように伝えていった。

表現

白紙に好きな絵を描いたり、野菜スタンプ、フィンガーペイントをするとダイナミックにしたりと、それぞれが楽しむ姿があった。また、LaQでは、作り方の本を見ず、自分でイメージをして形を作っていく子もいた。「先生見て。」「○○作った。」などと保育者に見せた時や完成した時は、作品をしっかり認めていった。保育者自身も一緒にして楽しさを共有することで、製作や自分のイメージを表現することを楽しめるようにしていった。

食育

畑の野菜を収穫することを楽しみにし、収穫した野菜を喜んで給食室まで持って行っていた。育てた野菜が給食のメニューに出てくると「美味しい。」と嬉しそうに食べたり、苦手なものでも「味見してみる。」と食べてみようとしたりする姿もあった。今後も育てた野菜を収穫する楽しさ、味わう嬉しさを伝えていきたい。…

5歳ぞう組2022年度6月のまとめ

健康

天候が良い日が続き、戸外で体を動かして遊べるようにしていった。また、気温も高い日が多くなってきたため、こまめに水分補給をしたりマスクを外したりして活動するなど熱中症対策をしながら過ごせるようにしていった。暑い日には、シャワーをして汗を流すことで、汗をかいたら自発的にタオルで拭こうとする姿も見られるようになってきた。

人間関係

だるまさんが転んだ、椅子取りゲームなど簡単なルールのある遊びを楽しむ姿があった。特にだるまさんが転んだでは、クラス全員が参加し子ども同士でゲームを進めて楽しんでいた。鬼役になりたい子が多く、「タッチして」と呼び合っていた。しかし、“タッチしてもらえなかった“とトラブルになることもあったため、必要に応じて仲立ちしながら遊びが盛り上がるようにしていった。

環境

園庭のプランターで、ツマグロヒョウモンの幼虫を見つけ触ったり観察したりする子が増えてきたため、虫かごを用意して保育室で飼育できるようにした。また、子どもたちと図鑑を見て調べたり、成虫になった姿の写真を印刷して虫かごに張ったりして成長を見守っていった。さなぎや蝶になる様子を観察した後は、子どもたちと一緒に外に逃がすようにし、生き物の命の大切さにも気づけるようにしていった。

言葉

気の合う友だちと誘い合って、好きな遊びや好きな番組の話をして楽しんでいる。「先生○○ちゃんが泣いてる。」「○○ちゃんがぶつかってきた。」など、保育者に知らせたり、「もう仲直りした」と子ども同士でやり取りしたりする姿もあった。必要に応じて仲立ちをしたり見守ったりしながら言葉でやり取りができるようにしていった。

表現

片付けの時に流す曲が特に好きで、片づけながら歌詞を口ずさんだり振り付けを踊ったりして楽しんでいる。「先生“サチアレ“踊りたい」という子が多く、タブレットで振り付けを見られるようにすると、子どもたちが集まって踊りを真似て表現している。場所の取り合いになることもあるため、必要に応じて広いスペースを確保したり一緒に踊ったりして表現する楽しさを共有していった。

食育

歯磨き集会で虫歯の原因を知り、「甘いものは虫歯になるけんなー」と話しながら自分なりに歯磨きを丁寧にしようとする姿が見られた。また、夏野菜の収穫ができるようになり、毎朝「先生きゅうりがでかくなった」「トマトが真っ赤になっとる」と生長に期待して知らせる子もいた。一緒に収穫した野菜を給食室へ届け、給食の中の野菜を見て、「これ畑の野菜?」と期待したり、畑の野菜が入った給食を食べると「畑の野菜はおいしい」といつもよりも喜んで食べる姿多く見られた。…

5歳ぞう組2022年度5月のまとめ

健康

新型コロナウイルス感染症が流行し、一週間休みになった。新型コロナウイルス感染症対策のため、アルコール消毒の仕方や食事の時のパーテーションの仕方など変更したことを伝えると、それぞれが意識して行っていた。また、友だち同士で伝え合う姿もあった。保育者も気を付け、こまめな消毒を意識していった。

天候の良い日は積極的に散歩に出掛けたり、園庭で遊んだりした。子どもたちも思いきり身体を動かして戸外遊びを楽しんでいた。雨の日でも室内で転がしドッヂボールや巧技台などをして身体を動かす遊びを楽しめるようにしていった。

人間関係

友だちが困っていたり、泣いたりしていることに気づくと優しく声をかけて思いを聞いていた。トラブルになった時は相手の思いをなかなか受け入れられないこともあったが、落ち着くと相手の思いを受け入れ自分たちで話をしていた。保育者も仲立ちをするが、子ども同士のやりとりを大切にし、見守るようにしていった。

環境

園庭や散歩先で生き物を見つけると捕まえてじっくり観察を楽しんでいた。子どもの気付きに共感したり、一緒に図鑑で調べたりして興味を広げられるよう関わっていった。見つけた生き物を強く持ったり、引っ張ったりする姿があったため、優しく持つことや命の大切さを伝えていった。

言葉

友だちと一緒に遊ぶ中で「○○された。」「○○って言ってきた。」などと嫌だったことを保育者に伝える事が多かった。どうしたいのか思いを聞き、自分の思いを相手に伝えるように話したり、保育者も一緒に話をしたりして、友だち同士で言葉のやりとりができるようにしていった。

表現

好きなアニメやアーティストの歌を口ずさんだり、友だちと歌って楽しんだりしていた。活動中にBGMで流すと喜んで活動する姿もあった。歌うことが楽しめるよう、保育者のピアノの伴奏に合わせて歌う機会を作るが、大きな声で歌う姿が少なかった。歌のあそびを取り入れたり、子どもたちの好きな歌を皆で歌うようにしたりして、皆で一緒に歌う楽しさや気持ち良さを感じられるようにしていきたい。

こいのぼりの製作で切り紙をすると、自分なりの形を考えて作って楽しんでいた。自分で工夫したことを保育者に嬉しそうに話していたため、その姿を認めたり、他の子に紹介したりして自信に繋がるようにしていった。

食育

畑に植えた野菜に自分から進んで水やりをしたり、生長を喜んだりしていた。「もう少しで食べられそう。」と食べることを楽しみにする姿もあった。芽が出たり、小さな実ができたりした時は写真を撮って保育室に掲示し、クラス全体で生長を楽しみにできるようにしていった。…

5歳ぞう組2022年度4月のまとめ

健康

戸外遊びや散歩に出掛ける機会を多くもち、積極的に体を動かして遊べるようにしていった。手洗い、うがい消毒はその都度声をかけることで「消毒してなかった」「手洗ってくる」など進んでしようとする姿があった。寒暖差があるため、自ら衣服の調節を行ったり保育者の声かけで調節したりしながら健康に過ごせるようにしていった。

人間関係

好きな遊びを見つけて気の合う友だちを誘って、ままごとや折り紙、ラキューなどを楽しむ姿があった。自分の意見を持っている子が多く、お互いの意見がぶつかってトラブルになることもある。言葉でやりとりする姿を見守ったり、仲立ちしたりしていった。また、話を聞いてくれないと困る子の姿もあった。話を聞いてもらえないことは悲しい気持ちになることを伝え、友だちや保育者とのやり取りが楽しいと感じられる雰囲気を作るようにしていった。

環境

積極的に戸外や散歩に出掛ける機会をつくり、自然のなかで開放感を味わって遊べるようにしていった。特に虫探しに夢中になる姿があったため、ポケット図鑑を準備し、捕まえた虫を観察できるようにしていった。友だちと図鑑を見合い、「この虫の名前は○○だよ」「この虫は毒があるかも」など言葉のやりとりを楽しみながら、興味関心が深まっていっている。

言葉

畑に植える野菜決め、お当番のグループ名、お当番でやってみたいことなど子どもたちと相談し合う時間を多く持つようにして、言葉のやりとりができるようにした。友だちの前で言葉にして表現できている子や、恥ずかしくて言葉で伝えることが難しい子もいる。なぞなぞやクイズを取り入れて楽しみながら言葉のやりとりができるようにしていった。

表現

好きな音楽に合わせてダンスをしたり、季節の歌を口ずさんだりして表現することを楽しんでいる。子どもたちと一緒に手遊びを楽しみ、表現する楽しさが味わえるようにしていった。保育者も子どもの好きな曲を流す機会を作り、「ダンスしたい」「一緒に踊ろう」など友だちと一緒に踊って表現する楽しさを共有したり感じられるようにしたりしていった。

食育

畑の土を耕したり、草取りをしたりする中で野菜の栽培に興味関心が持てるようにしていった。また、畑で栽培する野菜を子どもたちと一緒に考えることで、野菜への興味関心が深まるようにしていった。給食の中に栽培している野菜を見つけて、「畑の野菜の生長が楽しみだね」「早く食べたいね」など期待が持てるような声掛けをしていった。…

5歳ぞう組2021年度3月のまとめ

健康

健康に過ごすためにどうすればいいか一緒に考えていくことで、水分補給や手洗いうがい、手指の消毒など意識して進んで行い、友だちにも声をかけあう姿も増えていった。また、天気の良い日は、戸外に出て遊ぶことを喜び、サッカーや大繩跳びなど友だちと誘い合って積極的に遊びに取り入れて楽しんでいた。また、鉄棒に友だちが挑戦する姿に刺激され挑戦したり、できるようになった喜びを十分に受け止めたりしながら、自信や意欲につながるように配慮していった。

人間関係

友だちと誘い合い、戸外で体を動かしたり、ルールのある遊びを取り入れたりしながら一緒に楽しむ姿が増えていった。子どもたち同士で意見を出し合い、遊びをすすめる楽しさや充実感を味わう中で、友だちと一緒に過ごす喜びや相手の良さに気付き、さらに繋がりが深まっていった。

環境

子どもたちの興味関心に合わせて、タブレットや図鑑を活用していった。将棋の本を繰り返し読み、ルールがわかると、友だちと一緒に将棋を楽しむようになり親しんでいた。また、戸外に散歩に出掛けた時にはつくしや桜のつぼみなど春を感じられるものを見つける姿があった。子どもたちの発見や気付きに共感し、春の訪れが感じられるように関わっていった。

言葉

卒園式に向けて、友だちと一緒に思い出の言葉を言ったり、一人で話したりする時には、自信を持ち堂々と発表する子が多くいた。なかには、恥ずかしさや不安から人前でうまく話せない子もいた。ゆっくりと時間をかけて親しんでいくことで、自分なりの言葉で表現できるようになり、卒園式でも自信を持って話すことができた。

表現

卒園式の歌を保育室でも親しみ、感謝の気持ちを持って歌えるようにしていった。「どうやったらお母さんたち嬉しいかな」と子どもたち同士で歌い方を話し合う姿も見られ、日を重ねるごとに表情豊かに表現する姿が増えてきた。一人一人の表現力や発想力、想像力を十分に認めたたり、友だちと共感したりする場も作ったりしながら、表現する楽しさや伝わる喜びを味わえるようにしていった。

食育

パーテーションを使用しての食事に慣れ、自分たちで用意し感染予防する姿が見られた。食事中の姿勢や箸の持ち方、お椀を持って食べるなど食事のマナーを意識して食べる子が増え、その都度姿を認め、自信に繋げていった。また、子どもたちと食べ終わりの時間を意識できるように決めることで、時計を意識して食べようとする姿が見られる。中には、苦手な食べ物があると箸が止まったり、食事のペースがゆっくりになったりする子もいた。食事量を調節するなど個別に声をかけ配慮していった。…

5歳ぞう組2021年度2月のまとめ

健康

雪が積もり、戸外で雪遊びを楽しんだ。寒さを感じる子もいたが、「雪だるま一緒に作ろう」「みんなですべり台づくりしよ」など誘い合い、一緒に身体を動かして遊ぶことで身体が温まる心地よさに共感していった。また、感染症対策のため、手洗いうがいだけでなく、こまめに水分補給をしたり、手指を消毒したりすることを伝え、自ら行えるように関わっていった。

人間関係

室内外共に集団遊びを取り入れたことで、普段は一緒に遊ぶことが少ない友だちともペアになることができた。「〇人チーム作ってね」など声をかけると、数を数えながら友だち同士で集まる姿も見られた。子どもたちだけでチームを作る姿を見守り、必要に応じて「〇人足りないよ」など声をかけていった。また、猛獣狩りやフルーツバスケット、椅子取りゲームなどを楽しむ中で、子どもたちから出たルールを追加して遊び、自分たちでルールを決めて遊ぶ楽しさが味わえるようにしていった。

環境

前半は節分にちなんだ製作や遊びを中心に楽しんでいった。集会を通して節分の由来や言葉の意味などに興味を持ち、節分が終わっても「西ってどっち?」など方位に関心を持つ子もいた。話題に出してクラス全体で親しめるようにしていった

後半には、ひなまつり製作に意欲的に取り組むなかで、「しゃくって何?」「なんでひなあられ食べるの?」など子どもたちの疑問があがった。子どもたちと由来や言葉の意味を一緒に調べ、興味や関心が深まるようにしていった。

言葉

卒園式の歌を保育室で歌うことを楽しんだ。歌詞を覚えると、リズムよく歌ったり、言葉の意味を保育者に聞いたりして、気持ちを込めて歌う姿が見られた。また、思い出の言葉をグループに分けて、集団の前で発言する場面を作った。話す時と聞く時の違いを丁寧に伝え、どのようにしたら相手に伝わるか、どのように聞いたら相手が喜ぶかなどを子どもたちと考えていった。自分の順番だと張り切ってしていても、聞く側になると姿勢が崩れる子もいるため、その都度相手の立場に立って考えられるように声をかけていった。

表現

ひなまつり製作では染め紙を楽しんだ。絵の具の色を子どもたちと一緒に決めたことで、様々な色の変化が見られたり、偶然できた模様を見て「ハートみたいだよ」とイメージを膨らませたりして楽しむ姿があった。工程がいくつもあったが、同じテーブルにいる友だちに「どうやってやった?」と尋ねながら作る姿も見られた。時間にゆとりをもって行うことで、それぞれが伸び伸びと表現することができていた。

食育

食肉出前授業でどのようにして肉が出荷されていくのかや牛肉や豚肉の大きさの違いを知ることができた。実際に食べることはできなかったが、家やお店、保育園で出てくるものも同じだということを伝えることで、命をいただくことのありがたさを学ぶことができた。また、給食に使われている食材にも興味をもち、身体の調子を整えるものなどを探して食べる姿もあり、食材への関心や理解を深められるように関わっていった。…

5歳ぞう組2021年度1月のまとめ

健康

健康に過ごすことが意識できるように、手洗いやうがい、手指の消毒を保育者と一緒に丁寧に行っていった。「消毒してなかった」「机の消毒をする」など、健康面や衛生面を意識して過ごそうとする姿が見られるようになっている。泡石鹸や消毒液などこまめに補充し健康に過ごせる環境を整えていった。また、天候や気温に留意しながら、戸外でサッカーや鬼ごっこなど体を思いきり動かしたり、雪が積もった時には率先して雪遊びをしたりして雪の感触を楽しむ姿が多く見られた。

人間関係

「〇〇を一緒にしよ」と友だちを誘ってサッカーや鬼ごっこを楽しむ姿がある。目標に向かって一緒に取り組む楽しさや達成できた時の喜びを共有する姿が多く見られ関わりが深まっている。紙に描いた絵をはさみで切り取り、自分たちでストーリーを考えながら遊びを展開する姿も見られた。自分たちで遊びを進める楽しさを味わう姿を十分に認めていった。また、トラブルが起きた時には見守ったり仲立ちをしたりしながら、お互いの意見や思いを伝え合い、お互いが納得できるまで話し合えるよう関わっていった。

環境

こま回しやすごろくなど正月ならではの遊びや、オセロや将棋などを楽しんでいった。特に将棋あそびは、入門書を保育者と一緒に見ながら楽しんでいたことで、他の子にも刺激となり「将棋したい」と興味関心が広がってきている。また、親子で将棋をして楽しんでいる家庭もあった。室内環境や玩具の環境を考えながら子どもの遊びや関わりが広がるよう工夫していく。

言葉

遊びや活動の中で、積極的に会話を楽しんでいる。見通しをもって活動ができるよう時計を見ながら活動の切り替えを知らせることで、「もうすぐ長い針が〇〇になるよ」と友だちに声をかけ活動の切り替えを言葉で伝える姿も見られる。時計を見ながら行動する姿だけでなく、友だちにも声をかけて知らせる姿も認めながら自信を持って行動できるよう関わっていった。

表現

興味を持っている曲の振り付けを覚えて、友だちや保育者と一緒に踊って表現することを楽しんでいる。また、友だちの前で踊る機会を作ると、照れながらも「上手だね」「よく覚えたね」と声をかけてもらい表現することや見てもらえたことを喜ぶ姿が見られた。節分製作では、紙袋を使って鬼のお面作りを楽しんだ。鬼の角の数、眉毛の形や大きさ、牙の大きさや生え方など一人一人考えながら表現していた。また、別の作り方でお面を作りたいという子もいたので、「作りたい」という思いを受け止め材料などを準備し環境を整えていった。

食育

食事中の姿勢や箸の持ち方、お椀を持って食べるなど食事のマナーを意識できるよう声をかけていった。また、就学を見据えて、食べ終わりの時間を意識できるように声をかけていくことで、自分なりに意識して食べようとする姿が見られる。中には、意識していても、苦手な食べ物があると箸が止まったり食事のペースがゆっくりになったりする子もいた。給食量を調節するなど個別に声をかけ配慮していった。…