5歳ぞう組2022年度1月のまとめ

健康

天候の良い日は積極的に戸外に出て、身体を動かして遊んだ。上着を着て出ても「暑くなったから脱ぐ。」と上着を脱いだり「寒いけんやっぱり着る。」と上着を着たりして自分で衣服の調節をしていた。月末には大雪が降り、気温が低い日が続いたが体調を崩すことなく、皆元気に過ごしていた。咳や鼻水が出る子は特にこまめに体温を測り、体調の変化に気付けるようにしていった。

人間関係

友だちがトラブルになっていると「どうしたの?」「なんでそうなったの?」と声をかけ、子ども同士で解決しようとする姿が多かった。保育者は見守るようにし、子どもから声をかけられた時やなかなか解決しない時は仲立ちしたり、アドバイスをしたりしていった。

環境

雪が積もったり、水たまりが凍っていたりと、この時期ならではの自然に触れることができた。雪遊びでは保育者が作った雪山に登り、滑って遊ぶうちに「ツルツルになった。」「氷みたいだよ。」と変化に気付く子がいた。また、保育室でタライに雪を入れて雪遊びをした時には「雪が透明になっていく。」「雪がお皿の形に固まった。」と気付く子もいた。保育者も一緒に遊びながら子どもの気付きに共感し、雪遊びが楽しめるようにしていった。

言葉

書初めごっこでは、どの子も喜んでしていた。「うさぎ」と平仮名で書くことを伝えると「漢字で書きたい。」と漢字にも興味を持つ子がいたため、漢字の手本も書いた。また、年賀状を書いて楽しめるよう画用紙を用意したり、絵馬を書く機会を作ったりすると、どの子も意欲的に文字を書いていた。平仮名が分からない時はひらがな表を自分で用意して見ながら書く姿もあった。保育者に聞いてきた時には手を添えて一緒に書いたり、手本を書いたりして無理の無いように文字に親しみが持てるようにしていった。

表現

「お正月」や「凧の歌」「カレンダーマーチ」などいろいろな歌を朝の会やおやつ前に歌って楽しんだ。すぐにメロディーを覚え、ピアノに合わせて大きな声で歌ったり、遊んでいる時に口ずさんだりしていた。またピアノで好きな曲を弾いてみたいと言う子が増えてきて、保育者が紙に音を書くと何度も弾いて練習する姿があった。子どもたちが歌ったり演奏したりすることを楽しめるよう、いろいろな曲を取り入れていきたい。

食育

おせち料理や七草粥の意味、雑煮が住む地域によって違うことなどを伝えると、どの子も興味を持って聞き、知っていることを発言したり、疑問に思ったことを聞いたりしていた。絵本を読んだり、タブレットで見たりして、分かりやすく日本の伝統的な料理に触れられるようにしていった。

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