2歳こぐま組月のまとめバックナンバー

2歳こぐま組2018年度8月のまとめ

食事

食欲が落ち、ご飯が進まない子どもがいたので、「汁おいしいよ」「大きい口で沢山食べられたね」と保育者が声を掛けると、自ら進んで食べる姿が見られた。また、スプーンを使って食事をすることが苦手な子どもは、保育者がスプーンの持ち方を知らせ、自然とスプーンを使って食事ができるようにしていった。

排泄

布パンツで過ごす子どもが増え、タイミングが合うとトイレで排泄できる子どもも増えてきている。遊びに夢中になり失敗してしまう子どももいたが、「次はトイレでおしっこできたらいいね」と声を掛け、子どもの気持ちに寄り添いながら、自らトイレに行き排泄できるよう促していった。

健康

自分で衣服の着脱をする姿を見守りながら、必要に応じて保育者が援助し、無理なく着脱ができるよう見守っていった。また、子どもが着脱しやすいように服の向きや着方を伝えていくと、一人で着脱できる子どもが増えてきた。「自分でできた!!」という達成感が味わえるようにしていった。

睡眠

ゆったりと入眠できるよう保育者が側で見守ったり、体をさすったりすると安心して入眠する子どもがいた。室温を調節し、気持ち良く午睡につけるよう環境を整えていった。

身体発達

水あそびの回数を重ねるごとにダイナミックに水あそびを楽しんでいた。ワニさん泳ぎやバタ足など、体を使ったあそびを存分に楽しむ姿もあった。中には顔をつけたり、もぐったりする子どももいた。水あそびの楽しさに共感し、危険がないよう見守っていった。

情緒

ブロックやままごとあそびをする子どもの中には、「どうぞ」「いいよ」と言って自ら玩具を貸す優しい姿があった。一人あそびが多かった子どもも、友だちに誘われ一緒にあそびを楽しむなど、関わりも増えていった。保育者もあそびに加わり、やりとりを広げていった。

言葉

絵本の中に出てきたセリフを覚え、あそびの中でやり取りを楽しむ子どももいる。また、玩具を友だちから貸してもらう際、「ありがとう」と伝える子もあった。子どもの姿を褒めしっかりと認めていき、言葉で伝える大切さを、その都度伝えていくようにしていった。…

2歳こぐま組2018年度7月のまとめ

食事

全体的によく食べている。おかわりがあると張り切る姿もあり、ピカピカにした皿を見せ、「せんせ~おかわりちょうだい!」と言って、おかわりをして食べる子もいる。一方で暑さのせいか食欲が減り、水分ばかり摂ろうとし、食が進まない子もいる。保育者が側につき、「○○ちゃんも食べてるよ」「おいしいね~」などと言葉掛けをしながら、楽しい雰囲気の中で食事ができるよう進めていった。

排泄

紙パンツから布パンツに移行する子が増えた。保育者に促されるとトイレに行き上手に排尿できるが、自分で排尿間隔がわかりトイレに行く子は少ない。子どもたちの排尿間隔を把握し、声かけをしながら少しずつ自分で気づけるように進めていきたい。また、紙パンツを履いている子も、タイミングが合えばトイレで排尿できる子もいる。上手にできた時は十分に褒め、自信につなげていった。

健康

鼻水や咳が続く子がいる。また、夏風邪や中耳炎で熱が出る子もいた。普段より食べる量が少なかったり、熱が高めだったりしたときは、保護者に様子を伝え、体調の変化に敏速に気付けるようにしていった。

睡眠

水遊びで疲れるのか、給食が終わると遊ぼうとする子もおらず、すぐに入眠する。一人で眠る子が多いが、中には「せんせいトントンして」と言って、保育者が側に来ないとなかなか眠れない子もいる。一人一人が安心して眠れるよう、側についたり背中をさすったりし睡眠を促していった。

身体発達

水遊びが始まり、どの子も喜んで遊んでいる。プールの中で腹這いになりワニさん泳ぎをしたり、バタ足をしたりして、全身で水遊びを楽しんでいた。また、泡を立ててあそぶと、ままごと用のハンカチをゴシゴシと洗い、洗濯ごっこを楽しむ姿もあった。保育者のまねをしてギュッと絞り、洗濯ばさみではさんで干すところまで楽しんでいた。保育者も一緒にあそびを楽しみ、遊びを広げていった。

情緒

友だちが泣いていると保育者に知らせたり、ティッシュを持って行って涙を拭いてあげたりと、少しずつ友だちを思いやる姿が見られるようになった。また、友だちが作っていた玩具が壊れると、「○○ちゃんがなおしてあげる」と言って、一緒に作り直そうといする子もいた。子どもたち同士での関わり合いを大切に見守りながら、できないところはさり気なく援助し、友だちを助けてあげたという満足感を味わえるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子は、気の合う友だちとやり取りを楽しみながら遊んでいる。月齢の小さい子も言葉がぐんと増え、自分の使っていた玩具が取られそうになると「○○ちゃんの!」「かえして」と自分の思いを言葉にして伝えられる場面も出てきた。まだ、言葉よりも先に叩こうとしたり、咄嗟に言葉にできず、奇声を発して威嚇したりする姿もあるので、「~されたら嫌だったね」「~したら嫌だよって言おうね」など、思いを汲み取りながら、繰り返し言葉を代弁し伝えていった。…

2歳こぐま組2018年度6月のまとめ

食事

全体的に食べこぼしが少なく、上手に食べるようになってきたが、あそび食べをする子やいらなくなると席を立つ子がいた。側に付き「○○ちゃんが食べるところを見たいな~」と声を掛け、食べる意欲がもてるようにしていった。

排泄

便器に座るとタイミングが合い、紙パンツにでていても排尿できる子がいた。排尿できたときは褒め、自信につなげていった。また、布パンツに移行できそうな子は保護者に伝え、布パンツに移行していった。

健康

服が汚れていると「ぬれたー」と保育者に伝え、自分でロッカーに服を取りに行き着替えようとする子がいた。着替える様子を見守りながら、難しいときは声掛けやさり気なく援助し、自分で出来た喜びが味わえるようにしていった。

睡眠

自分で布団に入ると、静かに入眠する子もいれば、眠たくなくて隣の子や近くの子と話をする子がいた。眠っている子の妨げにならないよう側に付き、背中をさすったり子守唄を歌ったりし、気持ち良く入眠できるようにしていった。

身体発達

夏祭りの曲やアンパンマンの曲など、色々な曲を流し、たっぷりと全身を使って踊りを楽しめるようにしていった。また、ホールでは巧技台やハシゴ、一本橋などを使い運動あそびを楽しんだ。一本橋では、両手を広げてバランスを取って渡る子がいた。ジャンプ台では、勢いをつけて遠くへ飛ぼうとする子、保育者に手を持ってもらいジャンプする子と様々だった。怪我のないよう見守りながら、体を使ってあそぶ楽しさを味わえるようにしていった。

情緒

友だちがブロックを使って色々なものを作っていると、横から手を伸ばし壊そうとする子がいた。また、「貸して」が上手く言えず、友だちが使っている玩具を取ろうとしトラブルになることもあった。その都度声を掛け伝え方を知らせたり、思いを汲み取り代弁していった。

言葉

月齢の大きい子は、友だちが泣いていると「どうしたの?」「○○ちゃんこれが欲しかったの?」などと、友だちの気持ちを代弁して言う姿が見られるようになってきた。月齢の小さい子も、簡単な言葉で「やめて」「いやだ」などと、自分の気持ちを言えるようになってきた。子どもたちのやりとりを見守りながら、必要に応じて言葉を添え仲立ちとなっていった。…

2歳こぐま組2018年度5月のまとめ

食事

意欲的に食べ、「ピカピカになったよ」と嬉しそうに保育者に見せたり、何度もおかわりする姿があった。苦手なものがあると、遊び食べをしたり近くに座っている友だちと話し始めたりする子もいる。保育者が側について声を掛けながら少しでも食べられるよう配慮していった。

排泄

トイレに積極的に座る子が多く、タイミングが合えば排尿できる子が増えてきた。また、「おしっこでる」「うんちでる」と排泄を予告する子もいた。トイレで排泄できた時は十分に褒め、自信や意欲に繋げていった。

健康

気温が高く日差しの強い日もあり、水分補給を細目にしたり、戸外遊びの時間を調節したりと無理のないよう過ごしていった。食後におしぼりで口や手を拭くことを忘れている子もいたので、その都度知らせたり拭き方を伝えたりし、清潔にする気持ち良さを伝えていった。

睡眠

自分で布団に入り眠りにつく子がいる反面、眠たくなくて近くにいる友だちと話したり遊んだりする子もいる。先に眠っている友だちの妨げにならないよう、声を掛けたり子守唄を歌ったりし、安心して眠れるようにしていった。

身体発達

散歩に出掛けることを喜び、こいのぼりが上がっていると「おおきいね」「およいでるね」と毎回見ることを楽しみにしていた。散歩先ではカエルやてんとう虫などを見つけ捕まえたり、観察したりと小動物に関心を持って楽しんでいた。ホールでは巧技台などを使った遊びを用意し、思い切り体を動かして楽しんだ。

情緒

気の合う友だちを誘い、お医者さんごっこやままごとなどごっこ遊びを楽しむ姿があった。玩具や場所の取り合いなどトラブルの際には仲立ちとなり、お互いの気持ちを受け止めたり代弁しながら、あそびを楽しめるようにしていった。

言葉

友だちの名前を呼び合ったり、保育者に見たことや経験した出来事などを伝えたりする姿がある。ごっこ遊びが盛んになり、「いらっしゃいませ」「○○やさんです」などと子ども同士で言葉でのやりとりを楽しむ姿も多く見られた。子どもたちの言葉に耳を傾け、話すことの楽しさが味わえるように、言葉を添えて関わっていった。…

2歳こぐま組2018年度4月のまとめ

食事

慣れない環境、慣れない保育者の中での食事に戸惑い、涙が出る子や食事の途中で席を立つ子どもがいた。安心して食事ができるよう、慣れた保育者が側に着くようにし、さり気なく援助していった。意欲的に食べる子が多いが、中にはあそび食べをする子もいる。無理強いはせず、言葉掛けをしながら楽しい雰囲気の中食事ができるようにしていった。

排泄

布パンツで過ごす子は、「おしっこいく」と言って、進んでトイレに行く姿が増えてきた。また、トイレに積極的に座る子が多く、紙パンツが濡れていても、トイレに座るとタイミングよく排尿できる子もいる。「すごいね」「上手にできたね」と十分に褒め、自信につなげていった。

健康

気温差が激しいためか、鼻水が出たり咳が出たりと体調が優れない子が多かった。また、お腹の調子が悪い子も多く見られた。普段より表情が優れなかったり、食べる量が少なかったりと変わった様子があれば、こまめに検温したり、園での様子を保護者に伝え、子どもの体調の変化に敏速に気付けるようにしていった。

睡眠

体力がつき、なかなか眠たくならない子がいる。一方で進級して活動量が増え、疲れて布団に入るとすぐに眠る子もいる。先に眠っている子の妨げにならないよう、その都度声かけをし、一人一人に合わせた休息がとれるようにしていった。

身体発達

戸外あそびでは、散歩の距離がぐんとのび、しっかりとした足取りで歩けるようになった。また、かけっこが好きで農道でかけっこ遊びを繰り返し楽しんだ。室内遊びでは、プレートブロックで好きな形を作ったり、マグブロックをつなげて遊んだりと、手先を使った遊びを楽しんでいた。保育者も一緒に遊びを楽しみ、遊びを広げていった。

情緒

言葉が増え、友だちとやりとりをしながら遊ぶ姿があるが、自分の気に入らないことがあると、咄嗟に叩いたり奇声を発したりする姿が多く見られる。その都度言葉かけをし、「~したかったんだね」「やめてって言おうね」など気持ちを受け止め、また相手に言葉で伝えられるよう、仲立ちとなっていった。

言葉

気の合う友だちと、ごっこ遊びを楽しむ姿が見られる。中でも“お医者さんごっこ”が人気で「どこがいたいですか?」「おなかみせてくださいね」など言葉のやり取りも楽しんでいる。子どもたち同士でのやり取りを大切に見守りながら、必要に応じて仲立ちとなり、保育者も一緒にやり取りを楽しんでいった。…

2歳こぐま組2017年度3月のまとめ

食事

箸を使って食事をすることに喜びを感じ、苦手な食べ物に挑戦したり、食べる量が少なかった子は多くなっていった。保育者が箸の持ち方を伝えると自分で直そうとする姿が見られ子どもの様子を見守っていった。席を立たず最後まで一人で食事できるようになった子が増え、成長を感じた。

排泄

尿意、便意を感じると、自分から保育者に伝えてトイレに行く子どもが増えてきた。排泄後、自分でトイレットペーパーを使い拭く子どもの様子も見られた。保育者はその都度、子どもたちの姿を認め、声かけをしていき習慣になるように心掛けていった。排泄後には、手洗いをするように声をかけていき清潔に過ごせるようにしていった。

健康

おやつ後には紙ナプキンで口の周りを自分で拭くように声をかけ、拭き残しがある時には、保育者がさり気なく拭いて子どもが清潔に過ごせるようにしていった。自分でティッシュを使い鼻水を拭く姿も多く見られ、しっかりと褒めていった。食後の歯磨きでは、水を流したままにしていたり、歯ブラシを使って遊ぶ子どももいたので、保育者はその都度声をかけ、歯磨きの仕方を絵を使い伝えていった。

睡眠

布団に入ると一人で入眠する子どももいれば、布団の上を走り寝つくまでに時間がかかる子どももいた。子どもが安心して入眠することができるようにオルゴールの音楽を流したりと環境に配慮していった。また、布パンツで午睡する子どもが増えてきたので、トイレに行ってから眠るよう促していった。尿意を感じて目覚める子どもにはさり気なく声をかけてトイレに行くように促していった。

身体発達

天気のいい日には散歩に出掛けたり、農道でかけっこをして走ったりすることを喜んでいた。暖かくなり、つくしや草花、虫探しなど春をみつけたり、のびのびと体を動かす子どもの姿が見られた。室内では子どもたちが作ったドーナツやジュースを使ってレストランごっこをした。「いらっしゃいませ」や「1つください」など言葉のやりとりを楽しむ姿もあった。

情緒

友だちと一緒に遊ぶ中で、言葉のやりとりを楽しみ会話の中で遊びが膨らむこともあった。自己主張をすることも多くなり、トラブルに繋がってしまうこともあったが、保育者も側に寄り添い言葉がけをしていくことで、相手の気持ちに気づく子どもの姿も見られた。進級することを楽しみにしている姿も見られ、玩具の片付けや身の回りのことを積極的に行う子どももいた。

言葉

ごっこ遊びの中で、「何がいいですか?」「メロンジュースください」などの言葉のやりとりがあった。おおかみと七匹のこやぎの台詞を覚え、台詞を言ったりして子ども同士で言葉のやりとりが増えていった。オオカミの台詞の時には声を変えてみたりと工夫して遊ぶ姿も見られた。…

2歳こぐま組2017年度2月のまとめ

食事

苦手な食べ物も自分で食べてみようとしたり、途中で席を離れていた子も、食べられる量を一人で食べようとしたりする姿があった。以前から箸を使って食べている子は、ほとんどの子が最後まで箸を使って食べられるようになった。スプーンのみで食べていた子も、箸を使って食べてみようとする姿があるので、様子を見ながら箸とスプーンを使って食べられるようにしていった。

排泄

尿意や便意を感じると、自分からトイレに向かう姿が多くなった。あそびに夢中になると漏れてしまうことがあるので、活動前などに全体に声をかけてトイレに誘ったり、排尿間隔が短い子には個別に声をかけたりしながら配慮していった。トイレで便が出た時に、紙を使って自分で拭こうとする子もいた。

健康

寒い日が続き、インフルエンザにかかる子が多くいた。又、鼻水が出る子も多く、自分で拭いていけるよう声をかけたり、やり方を知らせたりしていった。給食後に歯みがきをすることにも慣れてきたが、歯ブラシをくわえたままの子や、水あそびになってしまう子もいたので、その都度声をかけて、磨いていけるようにしていった。

睡眠

布団に入り、一人で入眠する子どもも増えたが、なかなか寝付けずにあそびだしてしまう子もいた。一人で入眠することが難しい子の側に保育者がいるようにし、背中をさすって安心して入眠できるようにしていった。寒さの為か、午睡中に漏れてしまう子が増えたので、寝る前に再度トイレに誘ったり、個別に声をかけたりして配慮していった。

身体発達

雪が積もって晴れている日は、園庭に出て雪や冬の自然に触れてあそべるようにしていった。又、天候が悪いときでも、室内でたらいに入れた雪であそべるようにし、園庭とは違う雪のあそびを楽しんだ。製作活動では、絵の具スタンプやのりを使った製作などを楽しんだ。のり付けでは意欲的に楽しむ姿がみられ、のりの付け方もほとんどの子が分かり、丁寧に貼る姿があった。

情緒

子ども同士で誘い合い、数人の友だちであそぶ姿が多くなった。その中で自分の思いが通らなかったり、場所の取り合いになったりすることもあるが、保育者が仲立ちしながらお互いの思いを話して解決する姿もみられた。

言葉

ごっこあそびを楽しむ姿が多く、「いらっしゃいませ」「100円です」などと言葉のやりとりをしながらあそぶ姿があった。友だちが泣いていたり、困っていたりすると、「いけんねぇ」「嫌だったね」「大丈夫?」などと、気持ちに寄り添う言葉をかけてあげる姿がみられるようになった。…

2歳こぐま組2017年度1月のまとめ

食事

箸に興味の出る子が増えてきたので、箸とスプーンの両方を用意し食べやすい方で食べられるようにしていった。箸を使うことで大きくなった喜びを感じているようだ。「○○ちゃん食べられたね」と声をかけると「先生ぼくも見ててね」と自分で食べてみる姿もあった。子どもの姿をしっかりと褒めて自信となるように関わっていった。

排泄

自分で尿意、便意を感じてトイレに行き排泄できるようになった子も多くなってきた。「自分でトイレに行けたね」と子どもに声をかけ喜びを共有していった。一人一人の排尿間隔を考慮しながら声をかけ排泄へと促していった。トイレに行くのを嫌がっていた子もトイレに座ることができるようになりとても嬉しく思う。

健康

感染症も流行したので一人一人の健康状態を把握し、気になる時には検温をして早めに体調の変化に気づけるように心掛けていった。鼻水の多い子もいたが声を掛けると自分で鼻を拭く姿がある。拭ききれない時には援助し、清潔に保てるようにしていった。

睡眠

午睡時、おしっこの失敗が続く事もあったので布団に入る前にトイレにいくように声を掛けたり、目が覚めたらトイレに誘いかけたり、室温も調節していった。失敗した時は、布パンツで過ごすことが嫌にならないよう「きれいにしようね」などと、優しく声を掛けていった。

身体発達

朝の用意と帰りの身支度を自分でできるように取り組んだ。「○○ちゃんもしたい」と友だちのしている様子を見て自らやってみよう頑張る姿やかばんのチャックも自分で最後まで閉めることなど自分のことは自分でやってみようとする気持ちをとても嬉しく感じた。

情緒

友だちとのトラブルがあると、それを見ていた子が友だちの気持ちに気づいて注意してあげる姿もあった。言葉で言える時もあるが押したり、叩いたりすることもあったので「こんな時はこうしたらよかったよ」と、気持ちも汲んで伝えていくようにしていった。友だちの悲しい気持ちに気づいて優しく接してあげる姿はとても微笑ましく思った。

言葉

新しい絵本に興味を持ち、「これ読んで」と保育者や友だちと絵本を見ながら「私○○がすき」など会話を楽しんでいる。また、家での出来事を友だち同士や保育者に話したり、ごっこ遊びの中では必要な言葉を使って楽しげに会話したり、言葉でのやりとりが増えてきた。子どもの声にしっかりと耳を傾けて伝えたい気持ちを大切にしていくようにした。…

2歳こぐま組2017年度12月のまとめ

食事

箸で食事をする子どもが増えた。箸を使うことに喜びを感じ苦手な食べ物に挑戦したり、食べる量が少なかった子は多くなっていった。保育者が箸の持ち方を伝えると自分で直そうとする姿が見られ、子どもの様子を見守っていった。また、箸だけではなくスプーンも使えるようにしていき、子どもたちにあったペースで食事がとれるようにしていった。

排泄

トイレに行きたくなると、自分から保育者に伝えてトイレに行く子どもが増えてきた。排泄が終わると自分でトイレットペーパーを使い拭く子どもの姿もみられた。保育者はその都度、子どもたちの姿を認め声かけをしていき一人でできるようにしていった。

健康

おやつ後には紙ナプキンで口の周りを自分で拭くように声をかけ、拭き残しがある時には保育者がさり気なく拭いて子どもが清潔に過ごせるようにしていった。また、寒くなり鼻水が出る子どもが多くなってきた。保育者が声をかけると、鼻水が出ていることに気づきティッシュを使い鼻水を拭く姿も多く見られ、子どもたちの姿を認めていった。

睡眠

寒い日が続き、室内で快適に過ごせるように室温を調節していった。子どもが安心して入眠することができるようにオルゴールの音楽を流したりと環境に配慮していった。また、布パンツで午睡する子どもが増え、トイレに行ってから寝るように促していった。

身体発達

ホールで追いかけっこや橋渡りをして活発に体を動かして遊んだ。子どもたちは四つんばいになって進んだり、でんぐり返しをしたりとダイナミックに体を動かす子どもの姿が見られた。また、室内ではサンタクロース作りをして顔が描けるようになった子が多かった。四角い絵を描いた紙を用意すると弁当箱に見立て様々な食べ物を工夫して描く姿があった。様々な遊びを子どもたちが楽しめるよう室内あそびも工夫していった。

情緒

友だちと一緒に遊ぶ中で、言葉のやりとりを楽しみ話の中で遊びが広がっていくこともあった。自己主張をすることも多くなりトラブルに発展してしまうこともあった。保育者も側に寄り添い言葉がけをしていくことで相手の気持ちに気付いたり、玩具の貸し借りができるようになったり、一緒に友だちと同じ玩具を使って遊ぶことを楽しめるなど友だちとの関わりが深まっていった。

言葉

遊びの中で言葉のやりとりを楽しみ、協力して1つのものを完成させる姿が増えた。絵本にでてくる言葉を真似たり、エプロンを着けてエプロンシアターをしたりと遊びの中で言葉のやりとりを楽しんだ。友だちの発した言葉に反応して、同じ言葉を話して面白さを一緒に共有していく姿も見られ子どもたちの遊びも発展していった。…

2歳こぐま組2017年度11月のまとめ

食事

箸を使って食べる子が増え、「上手につかめたよ」と嬉しそうに箸を使う姿があった。箸でつかみにくいおかずはスプーンを使って食べられるようスプーンも準備し、無理なく食べていけるようにしていった。スプーンを使う時も、三点持ちを意識できるよう声をかけたり、手を添えたりしながら正しく持てるようにしていった。苦手な物も、保育者に見てもらいながら自分で食べようとし、意欲的に食べる姿も増えてきた。

排泄

自分からトイレに行ったり、「おしっこでそう」と保育者に伝えたりする子が増えてきた。自分からはトイレに行こうとしない子も、保育者に誘われてトイレに座ってみると排尿できる子もいるので、一人一人の排尿間隔を職員同士で確認し、個々に合わせてトイレに誘うようにしていった。

健康

日によって寒暖差が激しく、鼻水や咳が出る子が多かった。鼻水が出ている子には、ティッシュを使って鼻水をふき取るように伝えて、自分で拭いていけるように声をかけていった。給食後にうがいをすることが習慣づいてきて、保育者が声をかけなくても自分からうがいをしようとする姿があった。

睡眠

寝る時に静かな音楽をかけて、落ち着いた雰囲気の中で午睡ができるようにしていった。一人では入眠できない子には、側で背中をトントンしたり、さすったりしながら安心して寝られるようにしていった。又、午睡中布パンツを履いて寝る子もいるので、寝る前にトイレに誘うようにしていった。

身体発達

天気の良い日は、「晴れてるからお散歩行けるよ」と毎朝保育者に伝える子が多く、意欲的に戸外へ出る姿があった。土手では斜面を登ったり、勢いよく下ったりし、身身体を動かしてあそぶことを楽しんでいた。又、農道でかけっこをしながら、長い距離の散歩も楽しめるようになり、体力もついてきたと感じた。室内では、のり付けの製作や、パズルや粘土など、手先を使ったあそびを楽しむ姿が多くなってきた。

情緒

気の合う友だちを誘い合い、ごっこ遊びを楽しむ姿が増えてきた。段ボールのパタパタで周りを仕切り、家を作って、何人かでやりとりしながらあそんでいた。その際に、場所の取り合いになったり、自分の思いを通そうとしてトラブルになったりする姿があり、「ピンポンってしてお家にいれてもらおうか」などと言葉でもやりとりできるよう伝えていった。

言葉

友だちがブロックで何か作っていると、子ども同士教えあったり、「上手だね」と褒めあったりする姿がみられた。お話のストーリーを覚えていて、「トントントン、お母さんですよ」などとお話しの中での会話でやりとりしてあそぶ姿もあった。…