2歳こぐま組月のまとめバックナンバー

2歳こぐま組2018年度2月のまとめ

食事

苦手な食べ物を自分から食べてみようとする子や、「全部ピカピカに食べられるよ!」と言って完食する子が多くいた。最後まで箸を使って食べられる子も増えてきた。スプーンのみで食べていた子も、箸を使って食べてみようとする姿があったので、意欲を大切にしながら持ち方を伝えていき、無理なく箸へ移行できるようにしていった。

排泄

尿意や便意を感じると、自分からトイレに向かう姿が多くなった。遊びに夢中になると漏れてしまう子もいるので、活動前などに声をかけてトイレに誘ったり、排尿間隔が短い子には個別に声をかけたりするなど配慮していった。また、トイレで便が出た時に、紙を使って自分で拭こうとする子もいた。自分でしようとする姿を十分に認め、自信に繋げていった。

健康

インフルエンザなどの感染症にかかる子が多くいた。家庭と連携を取りながら一人一人の健康状態を把握し、体調の変化に気をつけていった。また、鼻水が出る子も多くいたので、やり方を伝えながら、自分で拭く事ができるよう援助していった。給食後に歯みがきをする事にも慣れてきたが、歯ブラシをくわえたまま遊んでいる子や、水あそびになってしまう子の姿も見られたので、危険のないようその都度声を掛けていった。

睡眠

布団に入ると一人で入眠できる子が多い。中には、「先生こっちに来て」と保育者を呼ぶ子もいたので、安心して入眠できるよう側につき、背中をさすったり優しく声をかけたりしていった。布パンツで寝る子も増えてきたので、寝る前に再度トイレに誘ったり、個別に声をかけたりして配慮していった。

身体発達

遊戯室では、梯子や巧技台、マットなどを使ったミニアスレチックで体を動かして遊んだ。両手両足をしっかりと使って、梯子の坂をのぼったり高さのある巧技台にのぼったりして遊んでいた。慣れてくるとだんだん動きもダイナミックになっていったので、危険のないよう側で見守りながら、子どもたちの動きに合わせて遊具を移動させていき色々な動きを楽しめるよう工夫していった。保育室では、パズルや粘土遊びなど、指先を使った遊びをじっくり楽しむ姿が多く見られる。遊びを十分に楽しめるよう環境を整えていった。

情緒

子ども同士で誘い合い、数人の友だちと一緒に遊ぶ姿が多くなってきた。思いを伝え合いながらやりとりを楽しむ姿が見られるが、思いが通らなかったり場所の取り合いになったりすることもあった。保育者が仲立ちしながらお互いの思いを代弁すると、納得し解決する姿もみられた。

言葉

絵本や紙芝居などの物語に出てくるセリフや言葉のフレーズを覚え、遊びの中に取り入れながらごっこ遊びを楽しむ姿が多く見られた。一人が役になりきって遊びを始めると、次々に加わり、大勢で声を合わせながらセリフを言って楽しんでいた。保育者も遊びに加わり、イメージを共有しながら言葉のやりとりをし、遊びを盛り上げていった。また、子どもたちの好きな物語を繰り返し読み、さらにイメージが膨らんでいくようにした。…

2歳こぐま組2018年度1月のまとめ

食事

箸で食べる事に慣れ、少しずつ箸を使う人数も増えてきた。その中で、いらなくなると箸であそぶ子もいたので、危険のないよう食べる様子を見守りながら、その都度声を掛け箸の使い方を伝えていった。また、スプーンで食べる子の中にも箸に興味をもつ子がいるので、様子を見ながら無理なく進めていきたい。

排泄

日中布パンツに移行した子が多くなり、自分の間隔でトイレに行こうとする子が増えてきた。トイレで排尿出来た時は褒め、自信に繋げていった。また、あそびに夢中になると漏れる子がいたので、様子を見ながらトイレに誘っていった。一日中紙パンツの子も、紙パンツに出てない事があったので、様子を見ながら布パンツを準備してもらうよう保護者に伝えていった。

健康

寒暖差が激しく、咳、鼻水が出る子が多かった。また、感染症にかかる子も多かったので、細目に検温するなど体調の変化に気を付け、その都度保護者に伝えていった。

衣服の着脱や靴、靴下を脱いだり履いたりと、自分でできるようになった子が増えてきた。自分でしようとする姿を見守りながら、必要な時はさり気なく手を添え援助していった。

睡眠

布団に入ると、一人で入眠する子が多かった。その中で、咳が多く途中で目が覚める子がいた。頭を少し高くし呼吸をしやすくするなど、配慮していった。

身体発達

巧技台を使ってジャンプをする際、高さを高くすると両手両足を使い自分の力で登ろうとする子が殆どだった。危険のないよう側に付き様子を見守りながら、必要に応じて手を添え援助していった。また、指先も器用になり30~45ピースのパズルでも一人で完成する子が多かった。中には、分からない所は友だちに聞き、友だち同士で完成させる子もいた。友だち同士でのやり取りを見守りながら、トラブルになりそうな時は仲立ちとなっていった。

情緒

言葉数が増え、トラブルになると「やめて」と言える子が増えてきた中で、言葉より先に友だちを叩いたり押したりしてしまう子もいた。あそぶ様子を見守り、必要に応じて仲立ちとなっていった。また、自分の気持ちを伝えることができた時は褒め、自信に繋げていった。

言葉

かるたを通じて平仮名に興味をもち、かるたに書いてある平仮名を見て「あ!○○ちゃんのゆだ!」などと言う子が増えてきた。他にも、車のナンバーに書いてある平仮名を読む子もいた。絵本やかるたを通じて更に興味がもてるように声を掛けていった。…

2歳こぐま組2018年度12月のまとめ

食事

箸を使って食べる子が増えていく中で、途中から箸であそぶ子もいた。怪我のないようその都度箸の使い方を伝え、食べる様子を見守っていった。また、友だちが箸を使う姿を見て、「○○も箸使う!」と保育者にアピールする子がいた。まだ上手く箸を持てない子もいたので、その都度手を添え持ち方を伝えていった。

排泄

半数以上の子が布パンツに移行した。一日中布パンツの子や日中だけ布パンツの子もいる。自分の間隔でトイレに行く子もいれば、保育者が声を掛けトイレに向かう子もいる。中には、間に合わず漏れる子がいたので、「大丈夫だよ。綺麗にしようね」と声を掛け、綺麗にしていった。

また、紙パンツの子もトイレで排尿出来る子が増えてきた。布パンツに移行出来そうな子は保護者に伝え、布パンツを用意してもらうよう声を掛けていった。

健康

服が汚れると自分で着替えようとする子や、保育者に汚れているかを尋ねる子もいた。自分で着替える中で、服の裏表が分かるようになり、着た後反対だと分かると「せんせいー!これはんたい?」と保育者に尋ねる子がいた。他にも、「これこっち?」と裏表を保育者に尋ねる子もいた。「凄いね!よく分かったね!合ってるよ!」などと声を掛け、自信に繋げていった。

また、寒暖差で体調を崩し、鼻水や咳が出る子がいた。鼻水を拭いたり体温を測るなど、体調の変化に気を付けていった。

睡眠

布団の中に入ると、一人で入眠する子が多かった。中には、中々寝付けず眠れない子がいた。側で見守ったり、背中をさすったりして、気持ち良く入眠出来るようにしていった。

身体発達

ピースが多いパズルが出来るようになったり顔の輪郭やパーツを描けるようになったりと、手先が器用になってきた子が増えてきた。また、のりを使ったあそびも好んでする姿もあった。難しいパズルを増やしたり以上児からプリズモなどの玩具を借りたりし、手先を使ったあそびが楽しめるようにしていった。

また、巧技台やはしご、一本橋などを組み合わせて囲いのようにすると、喜んであそぶ姿が見られた。最初はゆっくりと渡っていても、慣れてくると少しスピードを上げて渡ろうとする子もいたので、安全面に配慮しながら、必要に応じて援助していった。

情緒

言葉で伝えることができるようになり、トラブルになると自分の気持ちを相手に伝えようとする子が増えてきた。その中で、上手く伝えられず友だちを押したり叩いたりする子もいた。友だちとあそぶ様子を側で見守り、お互いの気持ちを受け止め、仲立ちをしていった。

言葉

月齢の小さい子も言葉数が増え、自分の思いを相手に伝えようとする子が増えてきた。その中で、上手く伝える事が出来ない時もあるので、耳を傾け思いを代弁し、言葉のやり取りが楽しめるようにしていった。…

2歳こぐま組2018年度11月のまとめ

食事

箸で食事をする子どもが増えた。箸を使うことに喜びを感じ苦手な食べ物にも挑戦する姿が多くなった。箸の正しい持ち方を伝えると自分で直そうとする姿が見られたので、子どもの様子を側で見守っていった。また、スプーンも準備しておき、子どもに合ったペースで食事がとれるようにしていった。

排泄

トイレに行きたくなると、自らトイレに行き排泄をする子どもが増えた。排泄が終わると自分でトイレットペーパーを使い拭く姿も見られた。保育者はその都度、子どもの姿を見守り一人でできるよう声を掛けていった。

健康

食後に、服が汚れた事に気が付くと自ら服を選んで着替えをする姿があった。汚れた服をそのままにしている子どもには声を掛け、服をまとめられるよう側に寄り添いながらやり方を伝えていった。

睡眠

一人で睡眠する子どもが増えた。なかなか眠りにつけれない子どもには、側に寄り添いながら背中をさすり、安心して入眠できるようにしていった。なかには、布パンツで午睡する子どももいたので、トイレに行ってから寝るように促していった。また、暖房をつかって室温を調整しながら環境を整えていった。

身体発達

子どもたち同士で会話を楽しみながら、プリズモやピンアートを使って、手先を動かし集中してあそぶ姿があった。また、お絵描きでは顔を描くことができる子どもが多くなった。粘土あそびでは、手のひらの上でこねていくとアンパンマンなどのキャラクターを上手く表現する子どももいた。想像が膨らみあそびが盛り上がるよう声をかけていった。

情緒

友だちと一緒にあそぶ中で、言葉のやり取りを楽しみあそびが盛り上がる姿も見られた。玩具の貸し借りの際に、「かして」「いいよ」と上手くやり取りができることもあれば、貸してもらえず、トラブルになることもある。保育者も側に寄り添い言葉かけをしていき、自らの気持ちを伝えたり相手の気持ちに気づいたりできるように関わっていった。

言葉

ひらがなに興味を示す子が多く、かるたあそびに夢中だった。かるたあそびをする中で読み手のセリフを覚え、言葉のやり取りを楽しんでいた。なかには、難しい発音の言葉がある時は、保育者と一緒に読んだり、繰り返し伝えたりし、ゆったりとかるた遊びを楽しんでいった。また、友だちの発した言葉に反応して、同じ言葉を覚え繰り返し口ずさむなどあそびを発展していく姿があった。…

2歳こぐま組2018年度10月のまとめ

食事

4~6名程度、スプーンと併用して、箸を使って食べるようになった。箸を使うことが嬉しくて、一層張り切って食べられるようになった。また、以前は野菜が苦手で、食べようとしなかった子が、少しずつ自分で食べようとする姿も増えてきた。一口食べられたことが自信となり、続けて食べる姿もある。「お野菜食べられてすごいね~」「おいしいね~」などと言葉掛けをしながら、子どもたちの意欲を認め、自信につなげていった。

排泄

一日中布パンツで過ごせる子が増えた。日中布パンツで過ごす子も、半数以上となった。トイレに行きたい間隔が自分でわかるようになり、進んでトイレに向かう姿が多い。布パンツに移行したばかりの子は、遊びに夢中になると漏れてしまい、自分のタイミングでトイレに向かうことは難しい子もいる。一人一人の排尿間隔を把握しながらトイレに誘い、無理なく進めていった。

健康

一日の気温差が著しく、登園時には裏起毛の服を着てくる子もいた。昼間になると、室内の気温はぐんと上がり、汗をかいてあそぶ姿もあるので、保護者と連携を取りながら、衣服が調節できるよう、薄手の衣服を用意してもらった。また、胃腸炎で休む子もいた。普段より食事が進まなかったり、便がゆるかったりしたときは保護者に伝え、体調の変化に敏速に気付けるようにしていった。

睡眠

戸外遊びでたっぷりと体を動かした後は、給食が終わるとすぐに布団に横になり、一人で入眠する姿がある。また、「せんせ~トントンして」と保育者を呼び、保育者が側についたり、背中をさすったりすることで安心して入眠する子もいた。心地よく眠れるよう、窓を開けたりエアコンを付けたりしながら室温を調節していった。

身体発達

体力がつき、戸外遊びではぐんと散歩ルートが伸びた。また、兄弟の運動会に出席した子が多く、かけっこ遊びが人気だった。保育者がすずらんテープでゴールを作ると、何度も繰り返しかけっこ遊びを楽しんでいた。

お絵描きをすると、アンパンマンや顔が描けるようになった子もおり、自分の描きたいものを少しずつ絵で表現できるようになった。「上手に描けたね~」と言葉掛けをし、子どもの楽しい気持ちに共感していった。

情緒

気の合う友達とあそぶ中で、自分の思いが通らないと怒鳴り声をあげたり、押したりする姿があった。「○○ちゃんは~したかったんだね」と子どもの思いを汲み取りながら、「でも○○ちゃんは~したかったんだって」と相手の思いも伝え、相手の思いにも気付けるよう仲立ちとなっていった。

言葉

月齢の小さい子もぐんと言葉が増え、自分の思いを言葉にして伝える姿が増えてきた。散歩中、友だちと手をつないで歩くと隣の友だちと、家庭でのできごとや、散歩中見たもの、気付いたことなどを楽しそうに話す姿もあった。子どもたち同士でのやり取りを大切に見守りながら、保育者も一緒にやり取りを楽しんでいった。…

2歳こぐま組2018年度9月のまとめ

食事

食べこぼしは少なくなってきたが、いらなくなると席を立とうとする子や手が止まってしまう子がいた。様子を見ながら、スプーンを口に運んだり優しく声を掛け、少しでも食べることが出来るよう配慮していった。また、以前は野菜が苦手だった子が、少しずつ食べることが出来るようになってきた。少しでも食べられた時は褒め、自信に繋げていった。

排泄

布パンツに移行する子が増えたり一日中布パンツで過ごす子など、布パンツで過ごす子が増えてきた。一人一人の間隔を把握しながら、トイレに誘っていった。

紙パンツの子も、トイレでタイミングが合うと排尿する子や、紙パンツに出ておらずトイレで成功する子もいた。様子を見ながら、布パンツに移行出来そうな子は保護者に伝え、布パンツを用意してもらうよう伝えていった。

健康

アデノウイルスが流行し、休む子が多かった。特に目の充血からなる子が多かったので、一人一人の様子を見守り目が充血している時は看護師に相談し、受診をしてもらうよう保護者に伝えていった。

服が汚れていると、自分から着替えようとする子が多かった。自分で着替えようとする姿を見守り、難しい時は手を添え援助し、自分で出来た喜びが感じられるようにしていった。

睡眠

布団に入ると、一人で入眠する子が増えてきた。中々眠れない子もいたので、優しく背中をさするなどをし、安心して眠れるよう配慮していった。

身体発達

少しずつ体力が付き、長距離でも歩けるようになってきた。様子を見ながら、散歩コースを考えていきたい。

巧技台を使ってアスレチックのように組み立てると、自分で歩いて渡ろうとする子や保育者に手を握ってもらい渡っていく子など、様々だった。時々ふざけてあそぼうとする子がいたので、危険のないようその都度伝えていき、安全面に配慮していった。

情緒

噛みつき・ひっかきは少なくなってきたが、トラブルになるとカッとなり、言葉より先に友だちを押したり叩いたりする子がいた。その都度互いの思いを汲み取り受け止めながら、仲立ちとなっていった。

言葉

月齢の小さい子も少しずつ言葉が出始め、自分の思いを伝えようとする姿が見られるようになってきた。保育者も言葉を添え、言葉のやり取りが楽しめるようにしていった。また、友だちとの言葉のやり取りを見守り、必要に応じて仲立ちとなっていった。…

2歳こぐま組2018年度8月のまとめ

食事

食欲が落ち、ご飯が進まない子どもがいたので、「汁おいしいよ」「大きい口で沢山食べられたね」と保育者が声を掛けると、自ら進んで食べる姿が見られた。また、スプーンを使って食事をすることが苦手な子どもは、保育者がスプーンの持ち方を知らせ、自然とスプーンを使って食事ができるようにしていった。

排泄

布パンツで過ごす子どもが増え、タイミングが合うとトイレで排泄できる子どもも増えてきている。遊びに夢中になり失敗してしまう子どももいたが、「次はトイレでおしっこできたらいいね」と声を掛け、子どもの気持ちに寄り添いながら、自らトイレに行き排泄できるよう促していった。

健康

自分で衣服の着脱をする姿を見守りながら、必要に応じて保育者が援助し、無理なく着脱ができるよう見守っていった。また、子どもが着脱しやすいように服の向きや着方を伝えていくと、一人で着脱できる子どもが増えてきた。「自分でできた!!」という達成感が味わえるようにしていった。

睡眠

ゆったりと入眠できるよう保育者が側で見守ったり、体をさすったりすると安心して入眠する子どもがいた。室温を調節し、気持ち良く午睡につけるよう環境を整えていった。

身体発達

水あそびの回数を重ねるごとにダイナミックに水あそびを楽しんでいた。ワニさん泳ぎやバタ足など、体を使ったあそびを存分に楽しむ姿もあった。中には顔をつけたり、もぐったりする子どももいた。水あそびの楽しさに共感し、危険がないよう見守っていった。

情緒

ブロックやままごとあそびをする子どもの中には、「どうぞ」「いいよ」と言って自ら玩具を貸す優しい姿があった。一人あそびが多かった子どもも、友だちに誘われ一緒にあそびを楽しむなど、関わりも増えていった。保育者もあそびに加わり、やりとりを広げていった。

言葉

絵本の中に出てきたセリフを覚え、あそびの中でやり取りを楽しむ子どももいる。また、玩具を友だちから貸してもらう際、「ありがとう」と伝える子もあった。子どもの姿を褒めしっかりと認めていき、言葉で伝える大切さを、その都度伝えていくようにしていった。…

2歳こぐま組2018年度7月のまとめ

食事

全体的によく食べている。おかわりがあると張り切る姿もあり、ピカピカにした皿を見せ、「せんせ~おかわりちょうだい!」と言って、おかわりをして食べる子もいる。一方で暑さのせいか食欲が減り、水分ばかり摂ろうとし、食が進まない子もいる。保育者が側につき、「○○ちゃんも食べてるよ」「おいしいね~」などと言葉掛けをしながら、楽しい雰囲気の中で食事ができるよう進めていった。

排泄

紙パンツから布パンツに移行する子が増えた。保育者に促されるとトイレに行き上手に排尿できるが、自分で排尿間隔がわかりトイレに行く子は少ない。子どもたちの排尿間隔を把握し、声かけをしながら少しずつ自分で気づけるように進めていきたい。また、紙パンツを履いている子も、タイミングが合えばトイレで排尿できる子もいる。上手にできた時は十分に褒め、自信につなげていった。

健康

鼻水や咳が続く子がいる。また、夏風邪や中耳炎で熱が出る子もいた。普段より食べる量が少なかったり、熱が高めだったりしたときは、保護者に様子を伝え、体調の変化に敏速に気付けるようにしていった。

睡眠

水遊びで疲れるのか、給食が終わると遊ぼうとする子もおらず、すぐに入眠する。一人で眠る子が多いが、中には「せんせいトントンして」と言って、保育者が側に来ないとなかなか眠れない子もいる。一人一人が安心して眠れるよう、側についたり背中をさすったりし睡眠を促していった。

身体発達

水遊びが始まり、どの子も喜んで遊んでいる。プールの中で腹這いになりワニさん泳ぎをしたり、バタ足をしたりして、全身で水遊びを楽しんでいた。また、泡を立ててあそぶと、ままごと用のハンカチをゴシゴシと洗い、洗濯ごっこを楽しむ姿もあった。保育者のまねをしてギュッと絞り、洗濯ばさみではさんで干すところまで楽しんでいた。保育者も一緒にあそびを楽しみ、遊びを広げていった。

情緒

友だちが泣いていると保育者に知らせたり、ティッシュを持って行って涙を拭いてあげたりと、少しずつ友だちを思いやる姿が見られるようになった。また、友だちが作っていた玩具が壊れると、「○○ちゃんがなおしてあげる」と言って、一緒に作り直そうといする子もいた。子どもたち同士での関わり合いを大切に見守りながら、できないところはさり気なく援助し、友だちを助けてあげたという満足感を味わえるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子は、気の合う友だちとやり取りを楽しみながら遊んでいる。月齢の小さい子も言葉がぐんと増え、自分の使っていた玩具が取られそうになると「○○ちゃんの!」「かえして」と自分の思いを言葉にして伝えられる場面も出てきた。まだ、言葉よりも先に叩こうとしたり、咄嗟に言葉にできず、奇声を発して威嚇したりする姿もあるので、「~されたら嫌だったね」「~したら嫌だよって言おうね」など、思いを汲み取りながら、繰り返し言葉を代弁し伝えていった。…

2歳こぐま組2018年度6月のまとめ

食事

全体的に食べこぼしが少なく、上手に食べるようになってきたが、あそび食べをする子やいらなくなると席を立つ子がいた。側に付き「○○ちゃんが食べるところを見たいな~」と声を掛け、食べる意欲がもてるようにしていった。

排泄

便器に座るとタイミングが合い、紙パンツにでていても排尿できる子がいた。排尿できたときは褒め、自信につなげていった。また、布パンツに移行できそうな子は保護者に伝え、布パンツに移行していった。

健康

服が汚れていると「ぬれたー」と保育者に伝え、自分でロッカーに服を取りに行き着替えようとする子がいた。着替える様子を見守りながら、難しいときは声掛けやさり気なく援助し、自分で出来た喜びが味わえるようにしていった。

睡眠

自分で布団に入ると、静かに入眠する子もいれば、眠たくなくて隣の子や近くの子と話をする子がいた。眠っている子の妨げにならないよう側に付き、背中をさすったり子守唄を歌ったりし、気持ち良く入眠できるようにしていった。

身体発達

夏祭りの曲やアンパンマンの曲など、色々な曲を流し、たっぷりと全身を使って踊りを楽しめるようにしていった。また、ホールでは巧技台やハシゴ、一本橋などを使い運動あそびを楽しんだ。一本橋では、両手を広げてバランスを取って渡る子がいた。ジャンプ台では、勢いをつけて遠くへ飛ぼうとする子、保育者に手を持ってもらいジャンプする子と様々だった。怪我のないよう見守りながら、体を使ってあそぶ楽しさを味わえるようにしていった。

情緒

友だちがブロックを使って色々なものを作っていると、横から手を伸ばし壊そうとする子がいた。また、「貸して」が上手く言えず、友だちが使っている玩具を取ろうとしトラブルになることもあった。その都度声を掛け伝え方を知らせたり、思いを汲み取り代弁していった。

言葉

月齢の大きい子は、友だちが泣いていると「どうしたの?」「○○ちゃんこれが欲しかったの?」などと、友だちの気持ちを代弁して言う姿が見られるようになってきた。月齢の小さい子も、簡単な言葉で「やめて」「いやだ」などと、自分の気持ちを言えるようになってきた。子どもたちのやりとりを見守りながら、必要に応じて言葉を添え仲立ちとなっていった。…

2歳こぐま組2018年度5月のまとめ

食事

意欲的に食べ、「ピカピカになったよ」と嬉しそうに保育者に見せたり、何度もおかわりする姿があった。苦手なものがあると、遊び食べをしたり近くに座っている友だちと話し始めたりする子もいる。保育者が側について声を掛けながら少しでも食べられるよう配慮していった。

排泄

トイレに積極的に座る子が多く、タイミングが合えば排尿できる子が増えてきた。また、「おしっこでる」「うんちでる」と排泄を予告する子もいた。トイレで排泄できた時は十分に褒め、自信や意欲に繋げていった。

健康

気温が高く日差しの強い日もあり、水分補給を細目にしたり、戸外遊びの時間を調節したりと無理のないよう過ごしていった。食後におしぼりで口や手を拭くことを忘れている子もいたので、その都度知らせたり拭き方を伝えたりし、清潔にする気持ち良さを伝えていった。

睡眠

自分で布団に入り眠りにつく子がいる反面、眠たくなくて近くにいる友だちと話したり遊んだりする子もいる。先に眠っている友だちの妨げにならないよう、声を掛けたり子守唄を歌ったりし、安心して眠れるようにしていった。

身体発達

散歩に出掛けることを喜び、こいのぼりが上がっていると「おおきいね」「およいでるね」と毎回見ることを楽しみにしていた。散歩先ではカエルやてんとう虫などを見つけ捕まえたり、観察したりと小動物に関心を持って楽しんでいた。ホールでは巧技台などを使った遊びを用意し、思い切り体を動かして楽しんだ。

情緒

気の合う友だちを誘い、お医者さんごっこやままごとなどごっこ遊びを楽しむ姿があった。玩具や場所の取り合いなどトラブルの際には仲立ちとなり、お互いの気持ちを受け止めたり代弁しながら、あそびを楽しめるようにしていった。

言葉

友だちの名前を呼び合ったり、保育者に見たことや経験した出来事などを伝えたりする姿がある。ごっこ遊びが盛んになり、「いらっしゃいませ」「○○やさんです」などと子ども同士で言葉でのやりとりを楽しむ姿も多く見られた。子どもたちの言葉に耳を傾け、話すことの楽しさが味わえるように、言葉を添えて関わっていった。…