2歳こぐま組2019年度5月のまとめ

食事

スプーンや手づかみで意欲的に食べ、おかわりをする子が多かった。一方で、まだ遊びたいという思いから食事の途中に席を離れてしまう子や、苦手な食材があると遊び食べをする子もいた。保育者が側に付き、一人一人のペースで楽しく食べられるように配慮していった。

排泄

トイレに座って排尿できる子や排尿間隔が長い子が増えた。中には「おしっこでる」「うんち」などと言って、排泄を予告することができる子もいた。トイレで排泄ができたり、予告することができたりしたときは、しっかりと褒め、自信へと繋げていった。また、家庭と連絡し合い、布パンツへと移行する子もいたため、一人一人のタイミングを見てトイレへと誘うようにしていった。

健康

日中と朝晩の気温差があり、咳や鼻水、熱が出るなど体調を崩す子がいた。朝の受け入れ時に家庭での様子をしっかりと聞き取り、一人一人の体調の変化に留意していった。また、気温が高く日差しが強い日が続いたため、室温の調節や、こまめな水分補給をしていった。

睡眠

給食後に自分で布団へ向かい入眠する子、眠気はあるものの、遊びたいという思いから、なかなか眠ることができない子など様々だった。無理強いはせず、タイミングを見計らって午睡に誘うようにしていった。また、先に眠っている子の睡眠の妨げにならないよう、状況に合わせてその都度声かけもしていった。

身体発達

天候の良い日は戸外に出かけ、草花を摘んだり、虫を探したりして楽しんだ。ダンゴムシなどの小さな虫を見つけると、潰さないようにそっと指先でつまむことができる姿があった。室内では、三角マットを組み替えて作ったすべり台を登り降りしたり、ボールを投げたりなど、思いきり体を動かして楽しんだ。危険のないよう注意して見守りながら保育者も遊び、楽しさを共有していった。

情緒

気の合う友だちと集まり、同じ遊びを楽しむ姿があるが、その反面で、嫌なことがあったり思いが上手く伝わらなかったりすると強い口調で言い合いになる時もあった。トラブルの際は、お互いの気持ちを受けとめたり代弁したりして、仲立ちとなっていった。

言葉

覚えた歌を口ずさんだり、経験したことを相手に話したりする姿が見られた。子どもたちの言葉に耳を傾け、保育者も一緒に歌って楽しさを共有したり、会話に参加したりして、言葉でやりとりすることの楽しさがさらに味わえるようにしていった。

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