2歳こぐま組月のまとめバックナンバー

2歳こぐま組2019年度6月のまとめ

2歳こぐま組2019年度6月のまとめ

食事

全体的によく食べている。黙々と食べ進め、「ピカピカになったよ!」と言って、保育者に知らせる子がいる。一方で、食事中立ち歩いたり遊び始めたりする子もいる。保育者が側につき、「おいしいね」などと言葉掛けをしながら、楽しい雰囲気の中で食事ができるよう進めていった。

排泄

紙パンツから布パンツに移行する子が増えた。保育者に促されトイレで排尿できる子もいれば、自分で排尿間隔がわかりトイレに行く子もいる。子どもたちの排尿間隔を把握し、声かけをしながら無理なく進めていった。また、紙パンツを履いている子も、タイミングが合えばトイレで排尿できる子もいる。上手にできた時は十分に褒め、自信につなげていった。

健康

急な気温の変化の中、比較的に元気に過ごしている子が多かったが、中には鼻水や咳が出始める子もいた。子どもたちの体調の変化に迅速に対応できるよう家庭との連絡を密に行っていった。また、気温や湿度の変化に応じて、エアコンをつけるなどして室内の温度を調節したり、こまめに水分をとったりしていった。

睡眠

給食が終わると遊ぼうとする子もいたが、保育者が側に付くと安心して布団に入り眠りにつく姿が見られた。背中をさすったり、子守歌をうたったりしながら安心して入眠できるように関わっていった。

身体発達

戸外では散歩に出かけたり、園庭で走ったりして過ごした。体力や集中力が付いてきており、長い距離でも歩くこともできるようになっていった。また、靴を履いたり帽子を被ったりと身の回りのことを自分でしようとする子の姿も多く見られた。室内では三角マットを重ねて滑り台にしたり、ジャンプしたりして体を動かして遊んだ。巧技台やはしごなども使い室内でも十分に体を動かせるように安全を確保しながら環境を整えていった。

情緒

友だちが泣いていると保育者に知らせたり、「どうしたの」と声をかけたりと少しずつ友だちを思いやる姿が見られるようになった。また、遊びに入りたそうに見ている子がいると「一緒に遊ぼうよ」「おいでよ」などと言う子の姿も見られた。子どもたち同士での関わり合いを大切にし見守りながら、仲立ちが必要な時には、さり気なく援助して関わっていった。。

言葉

気の合う友達とやり取りを楽しみながら遊んでいる子が多い。月齢の小さい子も言葉がぐんと増えてきている。玩具を取られたり、叩かれたりなどの咄嗟の出来事にも少しずつ言葉が出てくるようになっているが、先に手が出てしまうことが多くみられる。「嫌だよってお話ししてみようか」などと声をかけたり、仲立ちをしたりして子どもたちの思いが言葉で伝え合えるように関わっていった。…

2歳こぐま組2019年度5月のまとめ

2歳こぐま組2019年度5月のまとめ

食事

スプーンや手づかみで意欲的に食べ、おかわりをする子が多かった。一方で、まだ遊びたいという思いから食事の途中に席を離れてしまう子や、苦手な食材があると遊び食べをする子もいた。保育者が側に付き、一人一人のペースで楽しく食べられるように配慮していった。

排泄

トイレに座って排尿できる子や排尿間隔が長い子が増えた。中には「おしっこでる」「うんち」などと言って、排泄を予告することができる子もいた。トイレで排泄ができたり、予告することができたりしたときは、しっかりと褒め、自信へと繋げていった。また、家庭と連絡し合い、布パンツへと移行する子もいたため、一人一人のタイミングを見てトイレへと誘うようにしていった。

健康

日中と朝晩の気温差があり、咳や鼻水、熱が出るなど体調を崩す子がいた。朝の受け入れ時に家庭での様子をしっかりと聞き取り、一人一人の体調の変化に留意していった。また、気温が高く日差しが強い日が続いたため、室温の調節や、こまめな水分補給をしていった。

睡眠

給食後に自分で布団へ向かい入眠する子、眠気はあるものの、遊びたいという思いから、なかなか眠ることができない子など様々だった。無理強いはせず、タイミングを見計らって午睡に誘うようにしていった。また、先に眠っている子の睡眠の妨げにならないよう、状況に合わせてその都度声かけもしていった。

身体発達

天候の良い日は戸外に出かけ、草花を摘んだり、虫を探したりして楽しんだ。ダンゴムシなどの小さな虫を見つけると、潰さないようにそっと指先でつまむことができる姿があった。室内では、三角マットを組み替えて作ったすべり台を登り降りしたり、ボールを投げたりなど、思いきり体を動かして楽しんだ。危険のないよう注意して見守りながら保育者も遊び、楽しさを共有していった。

情緒

気の合う友だちと集まり、同じ遊びを楽しむ姿があるが、その反面で、嫌なことがあったり思いが上手く伝わらなかったりすると強い口調で言い合いになる時もあった。トラブルの際は、お互いの気持ちを受けとめたり代弁したりして、仲立ちとなっていった。

言葉

覚えた歌を口ずさんだり、経験したことを相手に話したりする姿が見られた。子どもたちの言葉に耳を傾け、保育者も一緒に歌って楽しさを共有したり、会話に参加したりして、言葉でやりとりすることの楽しさがさらに味わえるようにしていった。…

2歳こぐま組2019年度4月のまとめ

食事

友達と食べる楽しさを十分に感じながら食べる様子が見られる。嫌いなものも友達の食べる姿を見て食べようとする姿があるが、食べさせてもらいたい子もあるので、一人一人の様子を見ながら、食事を楽しめるようにしていった。

排泄

保育者に促されてトイレにむかい、排泄できる子が多くなっている。紙パンツに出ていない子もいるので、一人一人の排尿感覚を把握しながら時間で誘うようにしていった。出たことに気付き自分からパンツを着替える子もあったので、気づいたことをしっかり認めながら、快適に過ごせるように配慮を怠らないようにしていった。

健康

鼻水が出たり咳が出たりする子がいたが、大きく体調を崩すこともなく登園していた。戸外遊びをした後は、「泡、泡する。」と、石鹸で手を洗うことを自ら伝える子も多く見られた。手を洗っているときに、袖がぬれたり、水遊びになったりする子もあったので、洗い方を伝えていった。

睡眠

一人一人寝るタイミングが違うので、その子に合わせて声をかけ安心して眠れるようにしていった。また、保育者が側に付き歌を歌ったり、背中をさすったりしながらゆったりと関わりながら過ごしていった。

身体発達

天気の良い日が多く、散歩や園庭で存分に体を動かして遊ぶことができた。散歩に出かけるときには、かけっこや探索活動が楽しめる安全な場所へ行くことを心掛け、開放感を味わえるよう保育者も一緒に楽しんでいった。室内遊びでは、プレートブロックやパズルなど指先を使った遊びをとりいれていった。

情緒

進級を喜び、身の回りのことを自分しようとする姿が見られるが、まだ、不安な事や甘えたい気持ちもあり、気持ちの変化が多く見られる。一人一人の気持ちをしっかり受けとめながら、ゆったりと関わり安心して過ごせるように心掛けていった。

言葉

ごっこ遊びやなりきり遊びを通して友達と会話のやり取りを楽しんでいた。「変わりありません。」「よろしくお願いします。」など、日々の生活を真似て楽しんだり、保育者になりきって、エプロンシアターや絵本の読み聞かせをしたりして楽しんでいた。子ども同士の言葉のやり取りを見守ったり、一緒に会話を楽しんだりしていった。…

2歳こぐま組2018年度3月のまとめ

食事

箸を使って食事をすることに喜びを感じ、以前は苦手だった食べ物にも挑戦し、完食できる子が増えてきた。保育者が箸の持ち方を伝えると、自分で直そうとする姿が見られたので、上手に持てた時は十分に褒めていき自信に繋がるようにしていった。また、いらなくなると箸を咥えてあそぶ子がいたので、怪我のないようその都度声を掛け、使い方を伝えていった。

排泄

尿意、便意を感じると、自分からトイレに行く子が増えてきた。排泄後、自分でトイレットペーパーを使いお尻を拭く子の様子も見られた。中には、排泄の後始末が一人で不安な子どももいたので、さり気なく援助していった。保育者はその都度、子どもたちの姿を認め、声かけをしていき習慣になるようにしていった。排泄後には、手洗いをするように声をかけていき清潔に過ごせるようにしていった。また、日中布パンツで過ごせる子も多くなってきた。あそびに夢中になってなかなかトイレにいけない時にはさり気なく声を掛け、トイレに行くことが出来るよう促していった。トイレでの排泄が出来た時には十分に褒め、習慣になるようにしていった。

健康

給食後やおやつ後には、紙ナプキンで口の周りを自分で拭くように声をかけ、拭き残しがある時には、保育者がさり気なく拭いて子どもが清潔に過ごせるようにしていった。自分でティッシュを使い鼻水を拭く姿も多く見られたので、その都度声を掛けしっかりと褒めていった。食後の歯磨きでは、水を流したままにする子や、歯ブラシを咥えてあそぶ姿もあったので、保育者はその都度声をかけていき、歯磨きの仕方を伝え習慣になるようにしていった。

睡眠

布団に入ると一人で入眠する子や、保育者が側に寄り添うことで、眠りにつく子がいた。オルゴールの音楽を流すことで、安心して眠りにつく子もいたので、安心して入眠できるよう環境に配慮していった。また、布パンツで午睡する子が増えてきたので、トイレに行ってから眠るよう促していった。尿意を感じて目覚める子にはさり気なく声をかけ、トイレで排尿できた時には十分に褒め、自信に繋げていった。

身体発達

天気のいい日には散歩に出掛けたり、農道でかけっこをして走ったりすることを喜んでいた。暖かくなり、つくしや草花など春の訪れを感じ、のびのびと体を動かす子どもの姿が見られた。室内では、手先が器用になった子どもの姿がよく見られた。ピースの多いパズルを完成させたり、粘土で作りたいものを立体的に表現できたりするようになった。イメージしたものを表現できた時には十分に褒め、自信に繋がるようにしていった。

情緒

自己主張をすることも多くなり、トラブルに繋がってしまうこともあったが、保育者が仲立ちとなり言葉掛けをしていくことで、相手の気持ちに気づく子どもの姿も見られた。進級することを楽しみにしている姿も見られ、玩具の片付けや身の回りのことを積極的に行う子もいたので、その姿を十分に褒めていき自信に繋げていった。

言葉

絵本に登場する主人公の台詞を覚え、友だちとごっこあそびを楽しむ姿が見られた。友だちとのやり取りの中で、言葉が上手く伝わらずトラブルになりそうなこともあったので、保育者は側で見守り、必要に応じて言葉を代弁し一緒に思いを伝えていった。…

2歳こぐま組2018年度2月のまとめ

食事

苦手な食べ物を自分から食べてみようとする子や、「全部ピカピカに食べられるよ!」と言って完食する子が多くいた。最後まで箸を使って食べられる子も増えてきた。スプーンのみで食べていた子も、箸を使って食べてみようとする姿があったので、意欲を大切にしながら持ち方を伝えていき、無理なく箸へ移行できるようにしていった。

排泄

尿意や便意を感じると、自分からトイレに向かう姿が多くなった。遊びに夢中になると漏れてしまう子もいるので、活動前などに声をかけてトイレに誘ったり、排尿間隔が短い子には個別に声をかけたりするなど配慮していった。また、トイレで便が出た時に、紙を使って自分で拭こうとする子もいた。自分でしようとする姿を十分に認め、自信に繋げていった。

健康

インフルエンザなどの感染症にかかる子が多くいた。家庭と連携を取りながら一人一人の健康状態を把握し、体調の変化に気をつけていった。また、鼻水が出る子も多くいたので、やり方を伝えながら、自分で拭く事ができるよう援助していった。給食後に歯みがきをする事にも慣れてきたが、歯ブラシをくわえたまま遊んでいる子や、水あそびになってしまう子の姿も見られたので、危険のないようその都度声を掛けていった。

睡眠

布団に入ると一人で入眠できる子が多い。中には、「先生こっちに来て」と保育者を呼ぶ子もいたので、安心して入眠できるよう側につき、背中をさすったり優しく声をかけたりしていった。布パンツで寝る子も増えてきたので、寝る前に再度トイレに誘ったり、個別に声をかけたりして配慮していった。

身体発達

遊戯室では、梯子や巧技台、マットなどを使ったミニアスレチックで体を動かして遊んだ。両手両足をしっかりと使って、梯子の坂をのぼったり高さのある巧技台にのぼったりして遊んでいた。慣れてくるとだんだん動きもダイナミックになっていったので、危険のないよう側で見守りながら、子どもたちの動きに合わせて遊具を移動させていき色々な動きを楽しめるよう工夫していった。保育室では、パズルや粘土遊びなど、指先を使った遊びをじっくり楽しむ姿が多く見られる。遊びを十分に楽しめるよう環境を整えていった。

情緒

子ども同士で誘い合い、数人の友だちと一緒に遊ぶ姿が多くなってきた。思いを伝え合いながらやりとりを楽しむ姿が見られるが、思いが通らなかったり場所の取り合いになったりすることもあった。保育者が仲立ちしながらお互いの思いを代弁すると、納得し解決する姿もみられた。

言葉

絵本や紙芝居などの物語に出てくるセリフや言葉のフレーズを覚え、遊びの中に取り入れながらごっこ遊びを楽しむ姿が多く見られた。一人が役になりきって遊びを始めると、次々に加わり、大勢で声を合わせながらセリフを言って楽しんでいた。保育者も遊びに加わり、イメージを共有しながら言葉のやりとりをし、遊びを盛り上げていった。また、子どもたちの好きな物語を繰り返し読み、さらにイメージが膨らんでいくようにした。…

2歳こぐま組2018年度1月のまとめ

食事

箸で食べる事に慣れ、少しずつ箸を使う人数も増えてきた。その中で、いらなくなると箸であそぶ子もいたので、危険のないよう食べる様子を見守りながら、その都度声を掛け箸の使い方を伝えていった。また、スプーンで食べる子の中にも箸に興味をもつ子がいるので、様子を見ながら無理なく進めていきたい。

排泄

日中布パンツに移行した子が多くなり、自分の間隔でトイレに行こうとする子が増えてきた。トイレで排尿出来た時は褒め、自信に繋げていった。また、あそびに夢中になると漏れる子がいたので、様子を見ながらトイレに誘っていった。一日中紙パンツの子も、紙パンツに出てない事があったので、様子を見ながら布パンツを準備してもらうよう保護者に伝えていった。

健康

寒暖差が激しく、咳、鼻水が出る子が多かった。また、感染症にかかる子も多かったので、細目に検温するなど体調の変化に気を付け、その都度保護者に伝えていった。

衣服の着脱や靴、靴下を脱いだり履いたりと、自分でできるようになった子が増えてきた。自分でしようとする姿を見守りながら、必要な時はさり気なく手を添え援助していった。

睡眠

布団に入ると、一人で入眠する子が多かった。その中で、咳が多く途中で目が覚める子がいた。頭を少し高くし呼吸をしやすくするなど、配慮していった。

身体発達

巧技台を使ってジャンプをする際、高さを高くすると両手両足を使い自分の力で登ろうとする子が殆どだった。危険のないよう側に付き様子を見守りながら、必要に応じて手を添え援助していった。また、指先も器用になり30~45ピースのパズルでも一人で完成する子が多かった。中には、分からない所は友だちに聞き、友だち同士で完成させる子もいた。友だち同士でのやり取りを見守りながら、トラブルになりそうな時は仲立ちとなっていった。

情緒

言葉数が増え、トラブルになると「やめて」と言える子が増えてきた中で、言葉より先に友だちを叩いたり押したりしてしまう子もいた。あそぶ様子を見守り、必要に応じて仲立ちとなっていった。また、自分の気持ちを伝えることができた時は褒め、自信に繋げていった。

言葉

かるたを通じて平仮名に興味をもち、かるたに書いてある平仮名を見て「あ!○○ちゃんのゆだ!」などと言う子が増えてきた。他にも、車のナンバーに書いてある平仮名を読む子もいた。絵本やかるたを通じて更に興味がもてるように声を掛けていった。…

2歳こぐま組2018年度12月のまとめ

食事

箸を使って食べる子が増えていく中で、途中から箸であそぶ子もいた。怪我のないようその都度箸の使い方を伝え、食べる様子を見守っていった。また、友だちが箸を使う姿を見て、「○○も箸使う!」と保育者にアピールする子がいた。まだ上手く箸を持てない子もいたので、その都度手を添え持ち方を伝えていった。

排泄

半数以上の子が布パンツに移行した。一日中布パンツの子や日中だけ布パンツの子もいる。自分の間隔でトイレに行く子もいれば、保育者が声を掛けトイレに向かう子もいる。中には、間に合わず漏れる子がいたので、「大丈夫だよ。綺麗にしようね」と声を掛け、綺麗にしていった。

また、紙パンツの子もトイレで排尿出来る子が増えてきた。布パンツに移行出来そうな子は保護者に伝え、布パンツを用意してもらうよう声を掛けていった。

健康

服が汚れると自分で着替えようとする子や、保育者に汚れているかを尋ねる子もいた。自分で着替える中で、服の裏表が分かるようになり、着た後反対だと分かると「せんせいー!これはんたい?」と保育者に尋ねる子がいた。他にも、「これこっち?」と裏表を保育者に尋ねる子もいた。「凄いね!よく分かったね!合ってるよ!」などと声を掛け、自信に繋げていった。

また、寒暖差で体調を崩し、鼻水や咳が出る子がいた。鼻水を拭いたり体温を測るなど、体調の変化に気を付けていった。

睡眠

布団の中に入ると、一人で入眠する子が多かった。中には、中々寝付けず眠れない子がいた。側で見守ったり、背中をさすったりして、気持ち良く入眠出来るようにしていった。

身体発達

ピースが多いパズルが出来るようになったり顔の輪郭やパーツを描けるようになったりと、手先が器用になってきた子が増えてきた。また、のりを使ったあそびも好んでする姿もあった。難しいパズルを増やしたり以上児からプリズモなどの玩具を借りたりし、手先を使ったあそびが楽しめるようにしていった。

また、巧技台やはしご、一本橋などを組み合わせて囲いのようにすると、喜んであそぶ姿が見られた。最初はゆっくりと渡っていても、慣れてくると少しスピードを上げて渡ろうとする子もいたので、安全面に配慮しながら、必要に応じて援助していった。

情緒

言葉で伝えることができるようになり、トラブルになると自分の気持ちを相手に伝えようとする子が増えてきた。その中で、上手く伝えられず友だちを押したり叩いたりする子もいた。友だちとあそぶ様子を側で見守り、お互いの気持ちを受け止め、仲立ちをしていった。

言葉

月齢の小さい子も言葉数が増え、自分の思いを相手に伝えようとする子が増えてきた。その中で、上手く伝える事が出来ない時もあるので、耳を傾け思いを代弁し、言葉のやり取りが楽しめるようにしていった。…

2歳こぐま組2018年度11月のまとめ

食事

箸で食事をする子どもが増えた。箸を使うことに喜びを感じ苦手な食べ物にも挑戦する姿が多くなった。箸の正しい持ち方を伝えると自分で直そうとする姿が見られたので、子どもの様子を側で見守っていった。また、スプーンも準備しておき、子どもに合ったペースで食事がとれるようにしていった。

排泄

トイレに行きたくなると、自らトイレに行き排泄をする子どもが増えた。排泄が終わると自分でトイレットペーパーを使い拭く姿も見られた。保育者はその都度、子どもの姿を見守り一人でできるよう声を掛けていった。

健康

食後に、服が汚れた事に気が付くと自ら服を選んで着替えをする姿があった。汚れた服をそのままにしている子どもには声を掛け、服をまとめられるよう側に寄り添いながらやり方を伝えていった。

睡眠

一人で睡眠する子どもが増えた。なかなか眠りにつけれない子どもには、側に寄り添いながら背中をさすり、安心して入眠できるようにしていった。なかには、布パンツで午睡する子どももいたので、トイレに行ってから寝るように促していった。また、暖房をつかって室温を調整しながら環境を整えていった。

身体発達

子どもたち同士で会話を楽しみながら、プリズモやピンアートを使って、手先を動かし集中してあそぶ姿があった。また、お絵描きでは顔を描くことができる子どもが多くなった。粘土あそびでは、手のひらの上でこねていくとアンパンマンなどのキャラクターを上手く表現する子どももいた。想像が膨らみあそびが盛り上がるよう声をかけていった。

情緒

友だちと一緒にあそぶ中で、言葉のやり取りを楽しみあそびが盛り上がる姿も見られた。玩具の貸し借りの際に、「かして」「いいよ」と上手くやり取りができることもあれば、貸してもらえず、トラブルになることもある。保育者も側に寄り添い言葉かけをしていき、自らの気持ちを伝えたり相手の気持ちに気づいたりできるように関わっていった。

言葉

ひらがなに興味を示す子が多く、かるたあそびに夢中だった。かるたあそびをする中で読み手のセリフを覚え、言葉のやり取りを楽しんでいた。なかには、難しい発音の言葉がある時は、保育者と一緒に読んだり、繰り返し伝えたりし、ゆったりとかるた遊びを楽しんでいった。また、友だちの発した言葉に反応して、同じ言葉を覚え繰り返し口ずさむなどあそびを発展していく姿があった。…

2歳こぐま組2018年度10月のまとめ

食事

4~6名程度、スプーンと併用して、箸を使って食べるようになった。箸を使うことが嬉しくて、一層張り切って食べられるようになった。また、以前は野菜が苦手で、食べようとしなかった子が、少しずつ自分で食べようとする姿も増えてきた。一口食べられたことが自信となり、続けて食べる姿もある。「お野菜食べられてすごいね~」「おいしいね~」などと言葉掛けをしながら、子どもたちの意欲を認め、自信につなげていった。

排泄

一日中布パンツで過ごせる子が増えた。日中布パンツで過ごす子も、半数以上となった。トイレに行きたい間隔が自分でわかるようになり、進んでトイレに向かう姿が多い。布パンツに移行したばかりの子は、遊びに夢中になると漏れてしまい、自分のタイミングでトイレに向かうことは難しい子もいる。一人一人の排尿間隔を把握しながらトイレに誘い、無理なく進めていった。

健康

一日の気温差が著しく、登園時には裏起毛の服を着てくる子もいた。昼間になると、室内の気温はぐんと上がり、汗をかいてあそぶ姿もあるので、保護者と連携を取りながら、衣服が調節できるよう、薄手の衣服を用意してもらった。また、胃腸炎で休む子もいた。普段より食事が進まなかったり、便がゆるかったりしたときは保護者に伝え、体調の変化に敏速に気付けるようにしていった。

睡眠

戸外遊びでたっぷりと体を動かした後は、給食が終わるとすぐに布団に横になり、一人で入眠する姿がある。また、「せんせ~トントンして」と保育者を呼び、保育者が側についたり、背中をさすったりすることで安心して入眠する子もいた。心地よく眠れるよう、窓を開けたりエアコンを付けたりしながら室温を調節していった。

身体発達

体力がつき、戸外遊びではぐんと散歩ルートが伸びた。また、兄弟の運動会に出席した子が多く、かけっこ遊びが人気だった。保育者がすずらんテープでゴールを作ると、何度も繰り返しかけっこ遊びを楽しんでいた。

お絵描きをすると、アンパンマンや顔が描けるようになった子もおり、自分の描きたいものを少しずつ絵で表現できるようになった。「上手に描けたね~」と言葉掛けをし、子どもの楽しい気持ちに共感していった。

情緒

気の合う友達とあそぶ中で、自分の思いが通らないと怒鳴り声をあげたり、押したりする姿があった。「○○ちゃんは~したかったんだね」と子どもの思いを汲み取りながら、「でも○○ちゃんは~したかったんだって」と相手の思いも伝え、相手の思いにも気付けるよう仲立ちとなっていった。

言葉

月齢の小さい子もぐんと言葉が増え、自分の思いを言葉にして伝える姿が増えてきた。散歩中、友だちと手をつないで歩くと隣の友だちと、家庭でのできごとや、散歩中見たもの、気付いたことなどを楽しそうに話す姿もあった。子どもたち同士でのやり取りを大切に見守りながら、保育者も一緒にやり取りを楽しんでいった。…

2歳こぐま組2018年度9月のまとめ

食事

食べこぼしは少なくなってきたが、いらなくなると席を立とうとする子や手が止まってしまう子がいた。様子を見ながら、スプーンを口に運んだり優しく声を掛け、少しでも食べることが出来るよう配慮していった。また、以前は野菜が苦手だった子が、少しずつ食べることが出来るようになってきた。少しでも食べられた時は褒め、自信に繋げていった。

排泄

布パンツに移行する子が増えたり一日中布パンツで過ごす子など、布パンツで過ごす子が増えてきた。一人一人の間隔を把握しながら、トイレに誘っていった。

紙パンツの子も、トイレでタイミングが合うと排尿する子や、紙パンツに出ておらずトイレで成功する子もいた。様子を見ながら、布パンツに移行出来そうな子は保護者に伝え、布パンツを用意してもらうよう伝えていった。

健康

アデノウイルスが流行し、休む子が多かった。特に目の充血からなる子が多かったので、一人一人の様子を見守り目が充血している時は看護師に相談し、受診をしてもらうよう保護者に伝えていった。

服が汚れていると、自分から着替えようとする子が多かった。自分で着替えようとする姿を見守り、難しい時は手を添え援助し、自分で出来た喜びが感じられるようにしていった。

睡眠

布団に入ると、一人で入眠する子が増えてきた。中々眠れない子もいたので、優しく背中をさするなどをし、安心して眠れるよう配慮していった。

身体発達

少しずつ体力が付き、長距離でも歩けるようになってきた。様子を見ながら、散歩コースを考えていきたい。

巧技台を使ってアスレチックのように組み立てると、自分で歩いて渡ろうとする子や保育者に手を握ってもらい渡っていく子など、様々だった。時々ふざけてあそぼうとする子がいたので、危険のないようその都度伝えていき、安全面に配慮していった。

情緒

噛みつき・ひっかきは少なくなってきたが、トラブルになるとカッとなり、言葉より先に友だちを押したり叩いたりする子がいた。その都度互いの思いを汲み取り受け止めながら、仲立ちとなっていった。

言葉

月齢の小さい子も少しずつ言葉が出始め、自分の思いを伝えようとする姿が見られるようになってきた。保育者も言葉を添え、言葉のやり取りが楽しめるようにしていった。また、友だちとの言葉のやり取りを見守り、必要に応じて仲立ちとなっていった。…