0歳りす組月のまとめバックナンバー

0歳りす組2017年度9月のまとめ

食事

中期食、後期食、完了リズム、完了食へ移行する子がおり、一人一人の食べるペースに合わせ、無理なく移行できるようにしていった。手づかみや、スプーンで意欲的に食べる子が多く「上手だね」「おいしいね」と声をかけながら楽しく食事が出来る様にしていった。

排泄

月齢が大きい子の中には「ちっち」と言ったり、パンツを触ったりし、排便を知らせようとする子がおり、「すごいね、出たの分かったね」「教えてくれてありがとう」など言葉かけをし、排便が分かったことや伝えられたことに自信がもてるようにしていった。

健康

9月後半から、RSウィルスや熱で体調を崩し欠席する子が多かったので、普段の様子を把握し、家庭と看護師と連携をとりながら、体調の変化に留意しすぐに対応できるようにしていった。また、おむつかぶれ、虫さされなどの肌トラブルも引き続き見られたので、気をつけて見ていくようにしていった。

睡眠

月齢の大きい子は布団に横になり、背中をなでたり、子守唄を歌ったりすると眠ることが出来る子が多くなってきた。抱っこしてほしいと訴えている時には気持ちに寄り添い、抱っこしたり優しく声をかけたりし、安心して入眠できるようにしていった。

身体発達

月齢の大きい子は、散歩に出た際、保育者と一緒に手をつなぎ、順番に歩く事を楽しんだ。月齢の小さい子は、ハイハイ、つかまり立ちやつたい歩きなど、手足を動かして楽しんでいた。

活動の変わり目には、音楽をかけ、体全体を動かし体操をして楽しんだ。

情緒

友だちの持っている玩具が気になり取ろうと手を伸ばす場面が何度かあった。「ほしかったね」「貸してだったね」と気持ちを大切にしながら怪我につながらない様に見守っていった。

新入園児が入園し、慣れない環境で涙が出てしまう子には、出来るだけ保育者が寄り添い、ゆったりと関わりながら信頼関係を築いていった。

言葉

月齢の大きい子の中には、自分の欲求を言葉で伝えようとしたり、絵本や手遊びに合わせ言葉を発する子が多くなってきた。月齢の小さい子も喃語で保育者とやり取りを楽しんだり、名前を呼ばれると、笑顔で返したりと言葉に慣れ親しんでいった。…

0歳りす組2017年度8月のまとめ

食事

中期食、完了リズム、完了食へ移行する子がおり、一人一人の食べる様子に合わせ、無理なく移行できるようにしていった。手づかみ食べで意欲的に食べる子が多く、「おいしいね」と声をかけながら見守り、食材をすくったスプーンを皿に置いてみるなどスプーンでの食事にも興味を持てるようにしていった。

排泄

月齢が大きい子の中には「ちっち」と言ったり、パンツを触ったりし、排便を知らせようとする子がおり、「すごいね、出たの分かったね」「教えてくれてありがとう」など言葉かけをし、排便が分かったことや伝えられたことの満足感を感じられるようにしていった。

健康

休み明けに体調を崩す子が何人かいたので、普段の様子を把握して家庭と連携をとりながら、体調の変化に留意しすぐに対応できるようにしていった。また、おむつかぶれなどの肌トラブルも引き続き見られたので、気をつけて見ていくようにしていった。

睡眠

月齢の大きい子は布団に横になり、背中をなでたり、子守唄を歌ったりすると眠ることが出来る子が多くなってきた。抱っこしてほしいと訴えている時には気持ちに寄り添い、抱っこしたり優しく声をかけたりし、安心して入眠できるようにしていった。

身体発達

月齢の大きい子は、ハイハイマットの上り下りなど活発に動いて楽しむ姿があった。水あそびではビッグバスの中でハイハイの体勢になってみたり、両手両足を大きく動かし水しぶきを上げたりし、ダイナミックに体を動かした遊びを楽しんでいた。月齢の小さい子は、つかまり立ちやつたい歩きなど活発に動き、水遊びでも座った体勢で両手や足を動かして体を動かし楽しんでいた。危険のないよう側で見守りながら体を動かす遊びを楽しめるようにしていった。

情緒

友だちの持っている玩具が気になり取ろうと手を伸ばす場面が何度かあった。「ほしかったね」「貸してだったね」と気持ちを代弁し、保育者が仲立ちとなりながら友だちとの関わりが楽しめるようにしていった。水あそびでは、徐々に水に慣れあそびがダイナミックになり、水の心地よい感触を喜ぶ姿があった。

言葉

月齢の大きい子の中には「うわー」「ぱちん」など保育者が絵本で読む言葉を真似して言おうとする子がいた。真似して楽しみやすいように聞き取りやすい読み方をするなどしていった。月齢の小さい子は友だちや保育者に向かって声を出す姿が見られ、同じように声を出しながら関わりを楽しんでいった。…

0歳りす組2017年度7月のまとめ

食事

初期食が始まった子、中期食、後期食、完了食の子、それぞれが一人ひとりのペースで食事を楽しむ姿があった。休み明けなど給食前に眠くなる子もいたので、無理強いはせず、寝て起きてから食べるなど対応をし、楽しく食事をとれるようにしていった。

排泄

ずりばいなど自分で移動できるようになった子はおむつ交換の際、体をひねって早くあそびたいと訴える子がいた。「きれいになって気持ちいいね」など声をかけながら気持ちよさが味わえるようにしていった。また、便がゆるくなる子も多かったので、看護師や家庭と連携をとりながら便や肌の様子に留意していった。

健康

暑い日が続き汗をたくさんかくので、午睡後汗をかいていたら衣服を着替える、水分補給をしっかりする、室温湿度をこまめに確認し調節するなどし、快適に過ごせるようにしていった。気温差などにより体調を崩しやすい時期なので一人ひとりの体調に配慮し、咳や鼻水など体調の変化を保護者に伝えていった。また、おむつかぶれやあせもなどが出る子もいたので肌の様子も気をつけて見ていった。

睡眠

まとまった時間眠ることが出来る子が多かった。安心して入眠できるよう、優しく背中をなでたり、抱っこで子守唄を歌うなどしていった。また、午前睡をし眠くない子や早く目が覚めた子はフロアのスペースであそべるよう環境を整え、見守っていった。

身体発達

月齢の大きい子は、一人歩きで三角マットの上り下りをするなど活発に動いてあそんでいた。マットやソフト積み木を用意し、安全にあそべるようそばで見守りながら、上り下りなどの体を動かした活動が楽しめるようにしていった。月齢の小さい子も、ずりばいで移動できるようになり活発に動いて探索活動を楽しんでいた。

情緒

自分より月齢の小さい友だちの頭をなでたり、友だちと手をつなごうとしたりする姿があった。友だちと楽しく関われるようそばで見守っていった。水あそびでは、初めての水の感覚に戸惑う子もいたが徐々に慣れ、どの子にも笑顔が見られた。「気持ちいいね」など声をけ、心地よさや楽しさが味わえるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子は、絵や人形を指さし「わんわん」「にゃんにゃ」「ぱんまん」など動物やキャラクターの名前を言って楽しんでいた。月齢の小さい子は、抑揚のついた喃語を発したり、繰り返し声を発し気持ちを伝えようとしていた。保育者も同じように声や言葉を発するなどし、言葉や声を発することの楽しさが感じられるようにしていった。…

0歳りす組2017年度6月のまとめ

食事

一人ひとりの子どもの体調や家庭での食事の様子をしっかりと把握し、初期食の開始や中期食Ⅰから完了リズムへの移行を行った。登園前の授乳時間やミルク量によっては、給食室に離乳食の再調理を依頼して、お腹の空く時間に出来立ての食事が提供できるようにしていった。食欲旺盛な子が多く、スプーンや手づかみで楽しそうに食べる姿が見られた。また、まだ自分で食べ物を口に運ぶことの出来ない子たちも、口の中が空っぽになると「あー」と声を発して催促をするなど、賑やかで楽しい時間となった。

排泄

寝返りやハイハイが出来るようになった子たちが、すぐに体制を変えておむつ交換マットの上から逃げ出そうとする可愛らしい姿が見られるようになった。一人歩きの安定してきた子たちは、紙パンツやズボンをはく際に、順番に片足を上げて穴に足を通すようになり、スムーズに行えるようになってきた。

健康

手足口病が流行したため何日も欠席する子が多くあり、さみしい日が続いた。登園をしてきた子の中にも、体に熱を感じて検温を行うと38度を超えていたり、午睡後に高熱になっていたりする場合があったため、日ごろの様子と違うところはないかなど特に気をつけていった。休み明けの受入れの際には、家庭での様子をしっかりと確認し、無理なく楽しく遊べるように気をつけていった。

睡眠

月齢の大きな子と小さな子とでは時間帯がずれていたが、しっかりと遊びお腹がいっぱいになると、機嫌よく布団に入って寝そべっていた。中には自分で子守唄を歌いながら眠りにつく子もあった。また、途中で目が覚めても、保育者の姿を確認すると安心して、再び目を閉じてまとまった時間眠り、機嫌よく布団から起き出してくる姿があった。

身体発達

散歩車に揺られるとすぐに眠っていた子どもたちも、しっかりと目を開けて周りの景色や友だちの様子を見て散歩を楽しめるようになった。月齢の大きな子たちは、歩行が安定して靴を履いて歩くことを喜んでいた。テラスや散歩先では、夢中になって歩きまわる姿が見られた。危険の内容に見守りながら、存分に探索活動が出来るようにしていった。月齢の小さな子たちも、寝返りや寝返り返りを繰り返してフロアを移動したり、腕の力が強くなり、ずり這いでバックをして進んだりと、全身を使って遊んでいた。

情緒

信頼関係が築かれはじめ、病気での長い休み明けでも、安心して保育者に体をゆだねてきていた。十分にスキンシップを図り、甘えられる喜びを味わえるようにしていった。一日を通して情緒が安定していて、大きな声で笑って楽しさや嬉しさを表現するようになってきた。また、「ホール遊びがしたい。」と扉の前に並んで立ってアピールをするなど、保育者に欲求を伝える可愛らしい姿も見られた。言葉 絵本や手遊びを楽しみながら、簡単な言葉を発して喜ぶ姿が見られた。遊びの中で、指差しや喃語で伝えようとする思いをしっかりと受け止めて、「○○だね。」「上手に言えたね。」などと声をかけて話すことの楽しさを伝えていった。…

0歳りす組2017年度5月のまとめ

食事

どの子も大きな口を開けて離乳食や完了食を喜んで食べるが、食べている途中で眠たくなったり、口を開けなくなったりする子もいた。無理強いせず、「おいしいね」など言葉掛けをしながら、一人ひとりのペースで楽しく食事がとれるようにしていった。月齢の大きい子はスプーンを使い自分で食べようとする姿も多くなってきたので、必要な時は手を添えながら、自分で食べられる達成感を味わえるようにしていった。

排泄

おむつ交換の際、早くあそびたくて、体を反らしたり寝返りをしようとしたりする子がいた。「きれいになったね」と声を掛け、おむつ交換の気持ち良さが感じられるようにしていった。

健康

咳、発熱など、体調を崩す子が多かった。家庭としっかり連携を取り、いつもとの様子の違いに迅速に気付き、対応していけるようにしていった。また、体調不良で何日か休んでいた子が登園する時は、家庭での様子をしっかりと把握できるようにし、園での体調にも留意していった。気温が高い日が多かったので、室温や湿度、衣服の調節をし、快適に過ごせるようにしていった。

睡眠

ほとんどの子が新しい環境に慣れ、ぐっすりと一定時間眠ることができるようになってきた。月齢の大きい子の中には「ねんね」と自分の布団に寝転がろうとする子もおり、優しく背中をなでるなど安心して入眠できるようにしていった。身体発達 月齢の大きい子は、一人歩き、伝い歩き、ハイハイで活発に動いて遊ぶ姿が見られた。ハイハイマットを用意すると、一人歩きやハイハイで繰り返し上り下りを楽しんでいた。月齢の小さい子はどの子も寝返りができるようになり、頻繁に寝返りをして楽しむ姿があった。それぞれの月齢の子がたっぷりと動き遊べるように、スペースを十分に確保するなど環境を整えていった。

情緒

友だちに興味が出始め、側に寄って笑いかけたり、頭や顔を触ろうとする場面もあった。友だちと関わりたい気持ちを大切にしながら、怪我につながらないよう側で見守っていった。また、慣れない職員が入ると人見知りをし、涙が出る子もおり、優しく声を掛けたり抱っこをし、安心して過ごせるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子は、手遊びに合わせ声を出したり、「ばいばい」「どじょ」「ばぁ」など友だちに簡単な言葉で話しかけて楽しむ子が多くなってきた。月齢の小さい子は、保育者を見つけると話しかけるように大きな声を出す姿があった。トラブルに繋がらないよう側で見守ったり、優しく語りかけ、やり取りが楽しめるようにしていった。…

0歳りす組2017年度4月のまとめ

食事

環境の変化に不安を感じて、思うようにおやつや離乳食が食べられない子があったが、保育者の抱っこや膝の上で、ゆっくりゆっくりと食べることが出来た。「美味しいね」「モグモグ上手だね」などと声を掛けながら、また、涙が出る時には歌を唄うなどして、安心して食べられるようにしていった。哺乳瓶を嫌がってミルクが飲めない子は、スプーンで一口ずつ飲みすすめていった。月の後半には、どの子も一人で椅子に座って、意欲的に食べる姿が見られるようになった。

排泄

ミルクや離乳食がリズムよく食べられるようになると、自然と排泄リズムも出来てきた。下痢が流行してからは、一日に何度も排泄をする子があったため、気持ちよく遊んだり食事をしたりできるようにこまめにオムツのチェックをしていった。

健康

クラス内で下痢が流行し、欠席する子が多くあった。症状の長期化や嘔吐により、体重の減少がみられる子があり心配をした。看護師の指導の下、排泄後のお尻洗浄や紙オムツの処理方法などに注意を払い、感染が拡大しないように努めた。朝の受入れの際には、家庭での症状しっかりと確認し、食事や水分量の確保などに気をつけながら保育を行っていった。

睡眠

月齢差が大きいため、睡眠リズムがバラバラであった。環境の変化に敏感な子は、抱っこやおんぶで眠れても布団になかなか降りられなかったり、眠れても短時間で目覚めてしまったりすることが多くあった。歌をうたったり、背中や頭を優しくなでたりして安心して眠れるようにしていった。また、何回かに分けて睡眠時間を確保するなど、一人ひとりのリズムに合わせてしっかりと休息出来るようにしていった。

身体発達

保育者や部屋の様子に慣れてくると、月齢の大きな子たちは盛んに一人歩きやハイハイ、伝い歩きをして探索活動を楽しんでいた。月齢の小さな子たちも、プレイジムで遊んだり、寝返りやずり這いを楽しんだりしていた。床に散らばった玩具をこまめに片付けて転倒を防いだり、興味のある玩具を少し離れた場所に置いて伝い歩きや一人歩きを促したりしていった。

情緒

慣れない環境や保育者に不安を覚え、涙が止まらない子が多くあった。保育者と体が離れることを恐れて、しっかりとしがみついて離れることが出来なかったり、友だちが側によることを拒んだりする姿が見られた。一人ひとりの子どもが満足できるまで、出来るだけ同じ保育者がゆったりと関わりながら信頼関係を築いていった。月末には、笑顔で保育者や友だちと関わりながら遊ぶ姿が見られるようになった。ホールやテラスなど部屋以外の場所にも少しずつ慣れ、いろいろな場所で遊びを楽しめるようにしていった。

言葉

「マンマ」「バイバイ」「めっ」などの言葉を発し、自分の欲求や思いを言葉で伝えようとする子が多くある。月齢の小さな子たちも、喃語で保育者と会話を楽しんだり、名前を呼ばれると笑顔を返したりして言葉に慣れ親しんでいった。…

0歳りす組2016年度3月のまとめ

食事

3月に入り、全員が完了食になった。月齢の大きい子は、こぼしながらも意欲的に食べている。中には保育者にスプーンを差し出し食べさせてほしいと訴えたりする子もいた。保育者がスプーンに手を添えてみたり、「モグモグだよ!おいしいね」と声をかけて無理なく楽しく食事できるようにしていった。完了食になったばかりの子は食材を手づかみで意欲的に食べようとする姿があった。

排泄

月齢の大きい子は紙パンツが濡れたり、便が出たりするともぞもぞしたり、ズボンに手を当てるなど動作や表情などで知らせる子もいた。「しっこ出たのすごいね」など褒めながら紙パンツの交換をし、気持ちよさを感じられるようにしていった。

健康

発熱などで休む子もいたが、大きな体調の崩れもなく、元気に過ごしていた。一人ひとりの体調に留意し、室温の調節をしたり、鼻水が出たらその都度拭き取るようにしてきれいになった心地よさが感じられるようにしていった。また、乾燥からの肌トラブルもあるので、肌の様子も気をつけて見ていった。

睡眠

給食を食べ終わると、自分の布団に自ら横になる姿が多く見られた。保育者が側につくと、安心して入眠する子もいる。また途中で目が覚める子も背中をさするとまた眠ることができ、まとまった時間ぐっすり眠れるようになった。

身体発達

月齢の大きい子は、歩行がしっかりしてきた。散歩に出かけた時は、保育者と手をつないで長い距離を歩く子もいた。月齢の小さい子も靴を用意してもらうと、広場をゆっくり歩いて喜ぶ姿もあった。また音楽に合わせてダンスをしたり、ホールで追いかけっこなどをして体を動かして楽しめるようにしていった。クレヨンを持って紙に描いたりシールを貼るなど手先を使った遊びも楽しんでいった。

情緒

月齢の小さい子に玩具を持って行ってあげる子や、泣いている友だちの頭をなでたりと友だちと関わる姿がよく見られた。また、友だちの遊びを真似て側で遊ぼうとする子もいたが、友だちに遊びを邪魔されると「やー(いや)」など言葉で伝えようとする姿もあった。子どもの思いを代弁しながら同じ玩具を用意したりして見守り楽しく関われるようにしていった。

言葉

二語文が多く出てくるようになってきた。「ワンワンおった」「ブッブーだよ」など言葉にしたり、保育者の話し言葉を聞いて真似をして楽しむ子もいたので、ゆっくりと話しかけていきやり取りを楽しんでいった。
月齢の小さい子はスキンシップをとりながら、発する喃語に答えたりしていき発語につながるように関わっていった。…

0歳りす組2016年度2月のまとめ

食事

中期食Ⅱだった3名が後期食へと移行し、手づかみで意欲的に食べていた。コップや汁椀飲みが出来たり、スプーンを口に運んだりする姿も見られ成長を感じた。
体調不良のため食欲が湧かない子や、生活リズムが整わず給食時間に眠たくなる子があった。日ごろの食事量と比べてどの程度食べているか、好き嫌いから愚図っているのではないかなどを検討し、残食とするのか、または午睡後に食べ直すのかを決めていった。クラス懇談会や送迎の際に保護者に説明をして理解いただいた。

排泄

木浴室にあるオマルや、うさぎ組のトイレに強い興味を示していたので、便座に座って排泄を促した。成功した子はいなかったが、嬉しそうに便座に座って「しー。しー。」とささやく声がとても可愛らしかった。やってみようとする意欲を大切にして、引き続きトレーニングをしていきたい。

健康

園内でインフルエンザが流行したが、クラスの子は一人も罹患しなかった。また、胃腸炎により下痢が長く続く子があったが、他の子に感染することはなく、症状も徐々に快方へと向かっていった。咳や鼻水などの風邪症状はどの子にもみられた。いずれの場合も、保育者が感染経路とならないように気を配ったり、食事量や睡眠時の様子を保護者に細かく伝えたりして、感染の拡大や重症化しないように努めた。

睡眠

月齢の小さい3名が、3月中に完了食へと移行することを目標において、睡眠の時間帯が大きい子たちに近づくようにリズムを作っていった。短時間の睡眠を繰り返していた子が、1時間~1時間半程度、大きい子たちと同じ時間帯に眠れるようになった。
半数以上の子が、布団に入ると一人で静かに眠れるようになった。残りの子たちも優しく背中を擦るとすぐに入眠出来ていた。目覚めも良く、起き上がると笑顔で保育者の元へと駆け寄って来ていた。

身体発達

ソフト積み木のトンネルの上によじ登ったり、ハイハイマットの階段を立って昇り降りをしたりと、手足の筋力やバランス感覚が育ってきた。友だちと競うように挑戦することで、色々なことが出来るようになった。
伝い歩きやハイハイが出来るようになり、より活発に遊べるようになった。
個々の体調や発達に合わせて、楽しく体を動かせるように遊びを設定していった。

情緒

進級に向けて、環境の変化に対応できるよう、クラスチェンジの木曜日以外にも積極的に部屋移動を行い、うさぎ組の環境に慣れるよう努めた。友だちとの関わりを楽しめるように、保育者も一緒に遊びながら「かして」「どうぞ」などと気持ちを代弁していった。
夕方になって、友だちが少なくなって淋しい様子の時には、しっかりと抱きしめたり、膝の上で絵本を楽しんだりして、十分にスキンシップを図り、安心して迎えを待てるように努めた。

言葉

1歳6か月を過ぎた子たちが、言葉への興味や話そうとする意欲がとても深かった。友だちが保育者に話しかける様子を見ていて、自分もついて言葉を真似たり、絵本の内容や歌を口ずさんだりする姿がよく見られるようになった。中には、「痛い」、「だめ」などと感覚や感情を言い表せる子どももいる。
単調で、繰り返し語りかけるような内容の絵本や紙芝居を選び、楽しみながら言葉の習得が出来るように努めた。…

0歳りす組2016年度1月のまとめ

食事

意欲的に給食を食べる姿が多く見られた。その中で保育者にスプーンを差し出し食べさせてほしいと訴えたり、苦手な食材などがあると食べようとしない姿もあった。保育者がスプーンに手を添えてみたり、「モグモグだよ!おいしいね」「お皿ピカピカ」と声をかけて無理なく楽しく食事できるようにしていった。離乳食の子は「あーうー」と声を出し早く食べたいと催促したり、食材を手づかみで意欲的に食べようとする姿があった。

排泄

月齢の大きい子は保育者のそばに来て、ズボンに手を当て動作や表情などで知らせる子もいた。「しっこ出たのすごいね」など褒めながら紙パンツの交換をし、気持ちよさを感じられるようにしていった。

健康

より一層寒くなり鼻水や咳、熱の出る子が見られた。一人ひとりの体調に留意し、室温の調節をしたり、鼻水が出たらその都度拭き取るようにしていった。また、乾燥からの肌トラブルもあるので、肌の様子も気をつけて見ていった。

睡眠

午睡時には、自分の布団に入り横になる姿が多く見られた。どの子も背中をさすると落ち着いて入眠し、一定の時間ぐっすりと寝ていた。寒い時期なので、室温を調整し気持ちよく寝られるようにした。

身体発達

月齢の大きい子は、気温が低かったり、雪が降るなどして室内であそぶことが多いので、保育室の中で広いスペースを作り音楽に合わせ体を動かしたり、ホールに出てマットやソフトカラー積み木のでこぼこ道を歩いたりして、体を使ったあそびを十分に楽しめるようにしていった。クレヨンを持って紙に描いたりシールを貼るなど手先を使った遊びも楽しんでいった。

情緒

月齢の小さい子に玩具を持って行ってあげる子や、泣いている友だちの頭をなでたり、笑い合いながら同じあそびを楽しんだりと友だちと関わる姿がよく見られた。関わる中で玩具の取り合いになったり、顔を触ろうとする姿も多く、「貸して、だったね」「可愛いだね」など声をかけながら見守り楽しく関われるようにしていった。

言葉

「まんま」「わんわん」から「ママがいい」など少しづつ二語文が出てくるようになってきた。ままごと遊びをする中で、保育者も一緒に簡単な言葉でのやり取りを楽しめるように関わっていった。
月齢の小さい子はスキンシップをとったり発する喃語に答えたりし、発語につながるように関わっていった。…

0歳りす組2016年度12月のまとめ

食事

初期食だった3名が中期食Ⅰに、中期食Ⅱだった1名が後期食へと移行した。
職員体制を充実したことにより、朝の離乳食を15分程度早く食べ始めることが出来るようになった。空腹すぎて機嫌を損ねたりすることなく、味わって食べていた。
好き嫌いが出始め、特定の具材や味付け、食感が苦手で、一度口に入れても吐き出してしまったり、皿やトレーを手で押しのけてアピールをしたりする姿が見られた。保育者が美味しそうに食べる真似をしたり、優しく声掛けをしながら、一口でも多く食べられるように努めた。また、どうしても食べられない時には、好きなおかずや汁のおかわりを用意し、まずは「食事が楽しい気持ち」や「満足感」が味わえるようにしていった。

排泄

排泄後に沐浴室を指で差し示したり、紙パンツに手を当てて、保育者に知らせる姿が多く見られるようになった。「教えてくれてありがとう」「かしこいね」などと声掛けをしながら、伝えられた喜びを感じられるようにしていった。
オマルの用意をしていたが、数回しかトライすることが出来なかったことが残念である。

健康

嘔吐の罹患があった。早急な処理と室内換気を心掛け、集団感染にならないように努めた。別に、鼻水・鼻づまり、中耳炎や眼病になる子もあったため、こまめに手洗いを行い、清潔な手で優しく清拭を行っていった。
朝の受入れの際には、服薬状況や家庭での症状を確認し、日中を無理なく過ごせるように、看護師と相談しながら保育を行った。

睡眠

月齢の大きい子と小さい子の睡眠リズムが逆転していた。また、小さい子たちは、短時間で目覚めてしまうことが多くあった。オルゴールをならしたり、背中や頭を優しくなでたりして良質の睡眠がとれるようにしていった。
体調不良や生活リズムの乱れから、給食時間前に眠くなる子があった。無理はせず、スペースを確保してゆっくりと眠れるようにしていった。

身体発達

散歩車を降りて、保育者と手を繋いで数百メートル歩いたり、ホールで追いかけっこをしたりと、しっかりとした歩行や駆け足が出来るようになった。
つかまり立ちが出来るようになったり、お座りの姿勢から前屈して遠くにある玩具を手に取って遊ぶようになった。
個々の体調や発達に合わせて、楽しく体を動かせるよう色々な遊びを取り入れた。

情緒

体調不良により情緒の不安定な子が数名あった。友だちとのふれあいが苦痛と見受けられる場合には、畳スペースを利用するなどして少人数での保育を行い、笑顔で過ごせるよう配慮をしていった。
絵描きやブロックなどを一緒に行いながら、優しく声を掛け、ゆったりとした気持ちで遊べるよう心掛けた。

言葉

4月、5月生まれの子たちの言葉の習得が顕著であった。「抱っこ」「もっかい(もう一回)」「シュッシュッポッポ」など、欲求や遊びの楽しさを言葉で伝えられるようになった。
動物や友だちの名前に興味を持ち、指を差して「なんていう名前なの?」と保育者に尋ね、一生懸命覚えて声にしようとする姿が見られた。
発語が出来ない子たちも言葉をよく理解していて、保育者の声掛けに応じて側に集まったり、玩具の片づけを行ったりしていた。…