0歳りす組月のまとめバックナンバー

0歳りす組2018年度7月のまとめ

食事

離乳食を移行し、完了リズムの子どもも増えたため、食べる際、ゆったり関わる事が出来た。月齢の大きい子は、スプーンで食べようとしたり、コップも上手に持って飲んでいる子もいた。それぞれのペースで、無理のない様に進めて行った。

排泄

おむつ交換に誘うと、自ら保育者のところに来る子がいた。清潔に過す心地よさが感じられるような関わりを重ねていった。パンツやズボンをはく際には、足を上げようとする子も見られ始めた。意欲を認め、スキンシップを取りながらおむつ交換をしていった。

健康

発熱や嘔吐・下痢など、体調を崩す子がいた。体調をしっかりと把握し、普段の様子と異なる部分があれば、看護師と連携し関わっていった。鼻水が出る子が多かったので、こまめにふき取って過ごせるようにした。空調にも気を配り、水分も摂るようにしていった。

睡眠

午前午後と二回寝る子、お昼に一回寝る子、日中何度か寝る子とさまざまだった。安心して入眠できるよう、関わっていった。月齢の大きい子の中には、自分で布団に行くがなかなか入眠できない子もいた。スキンシップをとったり抱っこをしたりして安心して寝られるように工夫した。

身体発達

一人で立って歩く子、ずり這い、ハイハイからつかまり立ちなど動くスピードも速くなってきた。3か月の子は横向きになり、寝返りをしようとする姿が見られるようになってきた。

ボールを投げたり、蹴ったり、ソフト積木から飛んだりする子もあり活発に動けるようになり、安全に遊べるよう環境を整えていった。

情緒

保育者や友だちに玩具を渡したり、受け取ったりして喜ぶ子がいた。「ありがとう」「どうぞ」など言葉を添えるととても嬉しそうにし、やりとりを繰り返し楽しんでいった。友だちにも興味が出てきて友だちがいるところへ寄って行ったり、体や頭を触ったり、向かい合っておしゃべりを楽しむように喃語を発したりすることもあった。

7月から入園した新入園児は泣く事も多かったが、側に寄り添い安心して過ごせるよう関わっていった。

言葉

「わんわん」「まんま」「ばっばい(ばいばい)」「たっち」など少しずつ言葉も聞かれるようになってきた。子どもたちの言葉や喃語に、優しく丁寧に応え、一人一人の思いを大切にし、言葉のやりとりをした。…

0歳りす組2018年度6月のまとめ

食事

6月から入園の新入園児は、離乳食で口が開きにくかったり座って食べられなかったりしたが、後半にはベビーチェアに最後まで座って食べられるようになった。ミルクは、日によって飲みにくそうなときもあったので、ミルクの温度に気をつけたり、ペースに合わせたりして、少しずつ飲めるように関わった。

排泄

おむつ交換に誘うと、自ら保育者のところに来る子がいた。清潔に過す心地よさが感じられるような関わりを重ねていった。パンツやズボンをはく際には、足を上げようとする子も見られ始めた。意欲を認め、スキンシップを取りながらおむつ交換をしていった。

健康

発熱や嘔吐・下痢など、体調を崩す子がいた。体調をしっかりと把握し、普段の様子と異なる部分があれば、職員同士で連携し関わっていった。鼻水が出る子が多かったので、こまめにふき取って過ごせるようにした。ふき取ることを嫌がる子もいたが、優しく声掛けをしながら対応していった。

睡眠

午前午後と二回寝る子、お昼に一回寝る子、日中何度か寝る子とさまざまだった。安心して入眠できるよう、関わっていった。月齢の大きい子の中には、自分で布団に行くがなかなか入眠できない子もいた。スキンシップをとったり抱っこをしたりして安心して寝られるように工夫した。

身体発達

一人で立てるようになったり、ずり這い、ハイハイからつかまり立ちなど動くスピードも速くなってきた。

カップを打ち合わせたり、型はめの玩具に興味をもったりと、手先を使った遊びも少しずつできるようになり、取り入れていった。

情緒

保育者や友だちに玩具を渡したり、受け取ったりして喜ぶ子がいた。「ありがとう」「どうぞ」など言葉を添えるととても嬉しそうにし、やりとりを繰り返し楽しんでいった。友だちにも興味が出てきて友だちがいるところへ寄って行ったり、体や頭を触ったり、向かい合っておしゃべりを楽しむように喃語を発したりすることもあった。

言葉

「わんわん」「まんま」「ばっばい(ばいばい)」「たっち」など少しずつ言葉も聞かれるようになってきた。子どもたちの言葉や喃語に、優しく丁寧に応え、一人一人の思いを大切にし、言葉のやりとりをした。…

0歳りす組2018年度5月のまとめ

食事

離乳食にも慣れ、喜んで食べる姿があり、手づかみや指でつまんで食べている子もいる。体調が優れない子は、家庭と連携を図り、離乳食の形態をかえるなどの対応をした。またミルクの子も乳首のサイズを変えるなどし、無理のない様、進めていった。

排泄

仰向けでのおむつ交換を嫌がる子がいるため、玩具を持たせたり、気持ちよくなるような声かけをし、不快感のない事を知らせる様にしていった。

健康

朝晩の気温差もあり、咳や鼻水が出る子がいた。こまめに鼻を拭き取ったり、衣類の調整、空調にも気をつける様にしていった。

発熱、嘔吐、下痢の際は、看護師と連携を取り、対応していった。

睡眠

眠たくなると泣いて訴えたり、目をこすったりする姿が見られたので、その都度、安心して入眠できるよう抱っこやラックで対応していった。最初は物音で目覚める子も多くいたが、徐々に一定時間の睡眠が取れるようになってきた。

身体発達

歩行が安定している子は、室内を行き来していた。はいはいができるようになった子は、保育者が移動をする方向に、はいはいで移動しようとしていた。つかまり立ちから伝い歩きをしたい子もいるが、まだ不安定なので保育者は側につき、安全に体を動かして遊べるよう環境を整えていった。月齢の小さい子は、寝返りや、お座りができる様になり、気に入った玩具を回転して取り、握ったり、感触を楽しんだりしていた。

情緒

環境に慣れ、登園時も泣くが事なく落ち着いて過ごせるようになった。担任以外の職員が対応すると泣いたりする事もあったので、一人一人安心して過ごせるよう、職員同士連携をとっていくようにした。

友だちが抱っこされていると焼きもちを焼き、泣く子もいたが、落ち着くよう声かけをし、順次抱っこをして安心する環境を作っていった。

言葉

繰り返しのある言葉の絵本を好み、真似をして「あ~あ~」まぁ~まぁ~」などの喃語を発していた。

「バイバイ」と言うと、手でバイバイをして見せる子もいる。

絵本や手遊びを通じて、言葉を引き出せる様、配慮していった。
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0歳りす組2018年度4月のまとめ

食事

最初は食べたり飲んだりが難しかったが、一対一での関わりを持ち、無理のないように進めていくようにした。家庭との連携を図り、子どもの様子を知り、園でも対応していくと、徐々に食べられる量やミルクを飲む量が増えていった。

排泄

おむつ交換を嫌がる子はいないが、遊びたくて仰向けでのおむつ交換で体勢を変えようとする子がいた。好きな体勢で転倒など危険のないよう進めていくようにした。排便の際には、沐浴室で体を洗うことに抵抗があったり、泣いたりする子がいた。安心できるような言葉掛けで援助し、清潔に過ごす心地よさが味わえるように関わった。

健康

環境の変化からか、熱、鼻水、咳が出る子がいた。体調が優れない日は、ミルクの飲みが少ないなどの様子もあったので、家庭と連携を取り合い、体調を考慮して過ごすようにしていった。食事後の着脱や、鼻水を拭く事を嫌がる子がいた。コミュニケーションを取りながら、援助をしていった。

睡眠

眠たくなると泣いて訴えたり、目をこすったりする姿が見られたので、その都度、安心して入眠できるよう抱っこやラックで対応していった。最初は物音で目覚める子も多く、その日の様子を保護者に伝え連携していけるようにした。徐々に一日の睡眠リズムが整い、安定して過ごせるようになった子も増えた。

身体発達

歩行が安定している子は、室内を行き来していた。はいはいができるようになった子は、保育者が移動をする方向に、はいはいで移動しようとしていた。つかまり立ちから伝い歩きをしたい子もいるが、まだ不安定なので保育者は側につき、安全に体を動かして遊べるよう援助した。月齢の小さい子は、寝返りをし、腹這いで遊んだり、持てなかった玩具が持てるようになり、握って遊んだりしていた。

情緒

4月当初は新しい環境に慣れず、泣いていたが、少しずつ慣れてくると、登園時も泣くが事なく落ち着いて過ごせるようになった。担任以外の職員が対応すると泣いたりする事もあったので、一人一人安心して過ごせるよう、職員同士連携をとっていくようにした。

言葉

保育者が「いないいない」と声をかけると、「ばあ」と応えることや、保育者の言葉の中でも擬音を模倣することがあった。また、「んくー」「あっあー」など喃語を発していた。丁寧に喃語に応え、コミュニケーションをとれるようにしていった。
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0歳りす組2017年度3月のまとめ

食事

最初は意欲的に食べているが、途中で食材を手で握ってみたり、混ぜてみたりとあそぼうとする子もいた。「にんじん大臣だね」とエプロンシアターに出てくる野菜のキャラクターの名前を伝えたり、「おいしそうだね」と声かけをしたりしながら、楽しく食事を摂れるようにしていった。咀嚼をあまりせず飲み込もうとする子もいたので、「ガジガジ」と噛む真似をし、しっかり咀嚼して食べられるようにしていった。

排泄

紙パンツを替え始めると、自分でズボンや紙パンツの着脱をしようとする子が多かった。月齢の大きい子の中には排便があると「うんち」「ちっち」と保育者に言葉や仕草で排便を伝える子も何人かいた。「教えてくれてありがとう」「出たのが分かったの、すごいね」と伝えられたことを認め、紙パンツの交換をし気持ちよさが感じられるようにしていった。

健康

下痢、嘔吐がはやり、体調を崩す子が何人かいた。普段の様子をしっかり把握し、便や体調に留意し、家庭や看護師と連携しながらすぐに対応できるようにしていった。また、朝夕と日中の気温差から鼻水が出る子が多く、こまめに拭き取るようにしていった。

睡眠

給食が終わると、自分の布団に自ら横になる姿が多く見られた。保育者が側につくと、安心して入眠する子が多く、途中で目が覚める子も背中をさするとまた眠ることができ、まとまった時間ぐっすり眠れるようになった。

身体発達

月齢の大きい子は、走ったりジャンプをしたりと体を動かしたあそびを存分に楽しむ姿があった。月齢の小さい子も一人歩きができるようになり、どの子も保育室やホールを喜んで歩いていた。音楽を流すと、体を揺らしたり、保育者を真似て手足を動かして踊ったりと、思い思いに体を動かして楽しんでいた。

情緒

泣いている友だちがいると頭をなでたり、友だちの側で同じあそびを楽しんだりと友だちと関わる姿がよく見られた。使いたい、自分が今使っている、と自分の気持ちをしっかり出せるようになってきて、玩具を取りあったり、叩こうとしたりする場面も増えてきた。トラブルになりそうな時は側で見守りながら、必要な時は気持ちを代弁し、側で見守っていった。

言葉

色の名前、動物の名前など、様々な単語に興味を持ち、保育者の言葉を真似る姿があった。真似して言いやすいようにゆっくりと話したり、絵本を指さしながらどんな言葉なのか分かりやすいようにしたりしていった。月齢の小さい子も声で意思表示をしようとする姿が多く、「嫌だったね」「読んで、だったね」など保育者が言葉にしながら発語に繋がるようにしていった。…

0歳りす組2017年度2月のまとめ

食事

月齢の大きい子はスプーンを使って上手に食べる姿があり、月齢の小さい子も手づかみだが上手に口に運んで食べている。しかし、嫌いなものが残ってしまうと、食べ物で遊びだしたり、席を立ってしまう子、寝てしまう子もいるので、子どもに寄り添い、無理強いをせず、食べれる子は一緒に手を添えて食べたり、午睡後に食べたりした。

排泄

新年度に向けて、おまるに慣れる練習を始める。最初のうちは出なくても座るだけで満足していたが、回数を重ねることで上手にできる子が増えていった。「すごいね、でたね。」と成功したことに自信がもてるようにしていった。また、月齢の小さい子は大きい子を真似て、自分で着脱をしようとする姿があった。自分でしようとする気持ちを大切にしながら、出来ないところは手助けしていった。

健康

感染症が流行したにもかかわらず、体調を崩す子は少なかったが、鼻水が出る子が多くいたため、こまめに鼻水を取り、空調の温度調整にも気を配り、子どもたちの様子を把握しながら、看護師や家庭と連携をとっていった。

睡眠

どの子も自分の布団に入り、背中をなでたり、子守唄を歌ったりすると眠ることができるようになった。抱っこしてほしいと訴えている時には気持ちに寄り添い、抱っこしたり優しく声をかけたりし、安心して入眠できるようにしていった。

身体発達

室内では、ハイハイマット・三角マットを使い、上り下りをしたり、つかまり立ちやつたい歩きをしたり、中にはジャンプをする子もいた。またホールでは、かけっこをし、りすぐみから玄関までなんども往復して体を動かし楽しんでいった。

ほとんどの子どもたちが歩けるようになったが、まだ不安定な子もいるため、使わない玩具を片付け、足元に気をつけ環境を整えていった。

情緒

月齢の大きい子は、友だちと遊べるようになった。その分、思いが伝わらず、たたいたり噛もうとする様子が見られ、保育者が仲立ちとなり、怪我につながらないように見守り、楽しく遊べるようにしていった。小さい子は友だちに興味をもち、指で顔をつつくため、口、目にはいらないよう気をつけてみていった。

言葉

「せんせい」「○○ちゃん」と名前を呼びあったり、絵本をみてそのものを言葉で表したり、絵本や手遊びに合わせ言葉を発しながら、一緒に楽しむこともできるようになった。月齢の小さい子も、大きい子を見て言葉にしようと大きな声を出して楽しむ姿があった。…

0歳りす組2017年度1月のまとめ

食事

完了食や離乳食をどの子も意欲的に食べる姿があった。食べさせてほしいと声で訴えたり、スプーンを握ったまま反対の手で手づかみで食べたりする場面もあった。食べたいという気持ちや自分で食べたいという意欲を大切にしながら、スプーンを一緒に持ってすくってみたり、自分で食べやすいように皿の位置を移動したりしていった。

排泄

保育者が紙パンツを出すと、月齢の大きい子は近くに寄り、自分でズボンや紙パンツの着脱が出来る子が増えてきた。「上手に脱げたね」などの声かけをしながら自信に繋がるようにしていった。また、おまるを用意すると座りたがる子が多く、トイレでの排泄や進級に向けて座ることに無理なく慣れるようにしていった。月齢の小さい子も紙パンツを替える際は足を上げ、替えようとする姿があった。

健康

より一層寒くなり、体調を崩したり肌トラブルがあったりするが子が見られた。体調や肌の様子などに留意し、室温の調節をし、鼻水が出たらその都度拭き取るようにしていった。また、長期の休み明けでもあったので、体調の様子をしっかり把握し、家庭と密に連携を取るようにしていった。

睡眠

午睡の前になると「ねんね」と言い、布団に自ら横になる姿が多かった。どの子も背中をさすると落ち着いて入眠し、一定の時間ぐっすりと寝ていた。寒い時期なので、室温や掛け布団を調整し気持ちよく寝られるようにしていった。

身体発達

月齢の小さい子も歩ける子が多くなり、保育者と手をつないで歩いたり、一人歩きでホールや保育室の端から端まで歩いたりして楽しむ様子が見られた。月齢の大きい子は三角マットから下のマットへジャンプして楽しむ場面が多く見られた。危なくないよう環境を整え、体を動かしたあそびを楽しめるようにしていった。

情緒

「○○ちゃん」と友だちの名前を呼ぶ子も多く、友だちの頭をなでたり、笑い合いながら隣で同じあそびを楽しんだりと友だちと関わる姿がよく見られた。関わる中で玩具の取り合いになったり、顔を触ろうとする姿も多く、「貸して、だったね」「可愛いだね」など声をかけながら見守り、友だちと楽しく関われるようにしていった

言葉

発する単語が増えた子が多く、中には二語文で保育者に気持ちを伝えようとする子も数名いた。自分で絵本をめくりながら「これは?」と尋ねる姿があり、「くま、だね」「りんご、だよ」と保育者が伝えながら、発語に繋がるようにしていった。…

0歳りす組2017年度12月のまとめ

食事

完了食の子が増え、手づかみやスプーンで意欲的に食べる姿があった。食べ終わった食器を保育者に差し出す子がいたので「ありがとう、空っぽだね」と声をかけ、食べる楽しさを感じられるようにしていった。また、完了食の子や離乳食の子も苦手なものが出ると顔を背けたり頭を振ったりする姿があった。無理強いはせず、少しでも食べることができた時には「すごいね」と自信に繋がるような声かけを心がけた。

排泄

保育者が交換マットを用意すると、自分から交換マットへ来て自分でパンツを脱ごうとする子がいた。自分でしようとする気持ちを受け止めながら、難しい所は援助していった。排便があるとパンツを触り保育者のもとに来て知らせる姿が見られた。保育者に伝えようとする姿をその都度、褒めていった。

健康

月齢の大きい子の中には、自分で食事後に手や口を拭こうとする子がいた。できない部分は手を添えながら、きれいにする気持ちよさを感じられるようにしていった。また、気温差が激しく体調を崩す子が多くいたので、こまめに検温をしていきながら体調の変化に気を付けていった。

睡眠

布団に入り保育者に手を握ってもらったり、背中をさすってもらったりすると安心して眠ることができるようになった。また、途中で目が覚めてしまう子がいたので、遊ぶスペースと眠るスペースに分けて過ごせるように環境を整えた。

身体発達

月齢の大きい子は、デイジーブロックや型はめなど手先を使った遊びを夢中になって遊ぶ姿が見られた。保育者は遊ぶスペースを分け、楽しむことができる環境を作っていった。月齢の小さい子では歩くことができる子や伝い歩きを楽しむ子が多く見られた。歩く楽しさに共感していきながら、手を繋いで一緒に歩き、歩く楽しさを感じられるようにしていった。

情緒

友だちのことが気になり、隣で同じ遊びをしようとしたり、手を繋ぎ歩いたりして楽しむ姿が見られた。ただ、玩具の取り合いや、気持ちが伝わらず引っ張ったり噛もうとしたりする場合があるので、保育者が仲立ちとなり、一緒に楽しめるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子では保育者の言葉を真似して楽しむ子や「どうぞ」と玩具を渡してやりとりを楽しむ子がいた。保育者は伝わる楽しさが感じられるような声かけをしていった。月齢の小さい子の中には保育者の言葉に合わせおじぎや体を動かして楽しむ子がいた。「ありがとうだね」と保育者も話ながらおじぎをし、やりとりの中から発語に繋がるようにしていった。…

0歳りす組2017年度11月のまとめ

食事

離乳食や完了リズムの子は手づかみだが意欲的に食べたり、完了食の子もスプーンを使って上手に食べる姿があった。早く食べたいあまり、噛まずに飲み込もうとする子には、「もぐもぐだよ」「かみかみするよ」と声かけし、保育者が食べる真似をして見せた。また、早く食べ終えた子に「ピカピカだね」「すごいね」など褒め、食べることに自信が持てるように声かけし、それを見て他の子どもたちもがんばって食べようとする姿も見られた。

排泄

月齢が大きい子の中には「ちっち」と言ったり、パンツを触ったりし、排便・排泄を知らせようとする子がおり、「すごいね、出たの分かったね」「綺麗にしようね」など言葉かけをし、排便・排泄が分かったことや伝えられたことに自信がもてるようにしていった。その際、自分で着脱をしようとする姿があった。自分でしようとする気持ちを大切にしながら、出来ないところは手助けしていった。

健康

日中の気温差や気温が日によって変化するため、体調を崩す子や咳や鼻水が出る子が多くいた。こまめに鼻水を取り、空調の温度調整にも気を配り、子どもたちの様子を把握し、看護師や家庭と連携をとっていった。

睡眠

どの子も布団に入り、背中をなでたり、子守唄を歌ったりすると眠ることが出きるようになってきた。抱っこしてほしいと訴えている時には気持ちに寄り添い、抱っこしたり優しく声をかけたりし、安心して入眠できるようにしていった。

身体発達

月齢の大きい子は、散歩に出た際、保育者と一緒に手をつなぎ、順番に歩く事を楽しみ、広場や公園で思いっきり体を動かして楽しんだ。月齢の小さい子も、全員つかまり立ちが出来るようになり外の景色を楽しむことが出来るようになった。

室内では、ハイハイマット・三角マットを使い、上り下りをしたり、つかまり立ちやつたい歩きをしたり、「わぁお」の曲をかけ、体全体を動かし楽しんでいった。

情緒

月齢の大きい子は、友だちと遊ぶ姿があり、玩具の貸し借りを子ども同士でしたりしている。だだ思いが伝わらず、噛んだりひっかいたりする場合があるため、保育者が仲立ちとなり、怪我につながらないように見守り、楽しく遊べるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子の中には、自分の欲求を言葉で伝えようとしたり、絵本や手遊びに合わせ言葉を発したりし、言葉数が増えてきた。月齢の小さい子も絵本や手遊びを通じて喃語を発したり、大きい子を見て言葉にしようと大きな声を出している姿があった。絵本を手に取りやすい環境を作り、保育者とのやり取りから発語につながるようにしていった。…

0歳りす組2017年度10月のまとめ

食事

離乳食や完了食を大きな口を開け意欲的に食べる姿があった。中にはあまり噛まずに飲み込もうとする子も何人かいたので、「ガジガジだよ」「もぐもぐ」と声をかけたり、保育者が噛む真似をしたりし、しっかり咀嚼して食べられるようにしていった。また、見た目などがあまり好きではなく、なかなか食べ始めない子もいたので、保育者が食べる真似をしたり、食べ物の歌を歌ったりし、楽しい雰囲気の中無理なく食べられるようにしていった。

排泄

排尿や排便があると「ちっち」と言ったり、紙パンツを押さえたりし、保育者に排尿、排便を伝えようとする子が増えてきた。月齢の小さい子も排便があると泣いて気持ち悪さを伝えようとする姿があった。紙パンツの交換の際に「綺麗になったね」など声をかけ、気持ち良さが感じられるようにしていった。

健康

咳や鼻水が出る子が多く、朝夕と日中の気温差も大きかったため体調を崩す子も多かった。また、入院などの長期の休み明けの子も数名おり体調を崩しやすいので、家庭との連携を密にし、こまめに検温をするなど体調に留意し過ごしていった。気温が低くなり、乾燥などの肌トラブルのある子もいたので、看護師や家庭と連携をとりながら肌の様子などもしっかりと見ていくようにしていった。

睡眠

どの子もまとまった時間ぐっすりと寝られるようになった。日々の気温差が激しいので、室内の温度やかけるものを調節し、快適に寝られるようにしていった。咳や鼻水で寝苦しそうにする子もいたため、布団の下にタオルケットを挟むなどして頭を高くしたり、子守唄を歌ったりし、安心してゆったりと寝られるようにしていった。

身体発達

散歩では、月齢の大きい子は靴を履き、保育者と手をつないで歩いたり、南部体育館の広場や公民館裏などで歩いて散策を楽しんだ。以前よりも長い距離をしっかりと歩くことが出来る子が多くなった。月齢の小さい子の中には散歩車の中で長い時間つかまり立ちをし、外の景色を楽しむ子もいた。

室内では“できるかな”の絵本に合わせて体を動かしたり、マットを積極的に使い体を動かしたあそびを楽しんでいった。

情緒

友だちに関心を示す子が多く、月齢の大きい子は手をつなごうと自分の手を差し出し、手をつないで歩く姿がよく見られた。月齢の小さい子は友だちの使っている玩具が気になり、取ろうと手を伸ばす姿があった。「貸してだね」など気持ちを代弁し、仲立ちとなりながらあそびを楽しめるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子は、保育者が言った単語を真似ようと声を出したり、絵本を開き「バナナはどれ?」「りんごはどこ?」など質問を投げかけると指さしで応えたりし楽しんだ。中には「はっぱ」と言い棚の上にある葉っぱを指さし、「とって」と二語文を話そうとする子もおり「上手に言えたね」「葉っぱ取ってだったね」と気持ちを言葉で伝えられたことを認め、自信につながるようにしていった。月齢の小さい子は、喃語を大きな声で話して楽しむ姿が多く、友だちに玩具を取られそうになると声を出して嫌だと訴える場面もあった。「返して、だったね」など保育者が言葉にしながら、発語につながるようにしていった。…