0歳りす組月のまとめバックナンバー

0歳りす組2016年度3月のまとめ

食事

3月に入り、全員が完了食になった。月齢の大きい子は、こぼしながらも意欲的に食べている。中には保育者にスプーンを差し出し食べさせてほしいと訴えたりする子もいた。保育者がスプーンに手を添えてみたり、「モグモグだよ!おいしいね」と声をかけて無理なく楽しく食事できるようにしていった。完了食になったばかりの子は食材を手づかみで意欲的に食べようとする姿があった。

排泄

月齢の大きい子は紙パンツが濡れたり、便が出たりするともぞもぞしたり、ズボンに手を当てるなど動作や表情などで知らせる子もいた。「しっこ出たのすごいね」など褒めながら紙パンツの交換をし、気持ちよさを感じられるようにしていった。

健康

発熱などで休む子もいたが、大きな体調の崩れもなく、元気に過ごしていた。一人ひとりの体調に留意し、室温の調節をしたり、鼻水が出たらその都度拭き取るようにしてきれいになった心地よさが感じられるようにしていった。また、乾燥からの肌トラブルもあるので、肌の様子も気をつけて見ていった。

睡眠

給食を食べ終わると、自分の布団に自ら横になる姿が多く見られた。保育者が側につくと、安心して入眠する子もいる。また途中で目が覚める子も背中をさするとまた眠ることができ、まとまった時間ぐっすり眠れるようになった。

身体発達

月齢の大きい子は、歩行がしっかりしてきた。散歩に出かけた時は、保育者と手をつないで長い距離を歩く子もいた。月齢の小さい子も靴を用意してもらうと、広場をゆっくり歩いて喜ぶ姿もあった。また音楽に合わせてダンスをしたり、ホールで追いかけっこなどをして体を動かして楽しめるようにしていった。クレヨンを持って紙に描いたりシールを貼るなど手先を使った遊びも楽しんでいった。

情緒

月齢の小さい子に玩具を持って行ってあげる子や、泣いている友だちの頭をなでたりと友だちと関わる姿がよく見られた。また、友だちの遊びを真似て側で遊ぼうとする子もいたが、友だちに遊びを邪魔されると「やー(いや)」など言葉で伝えようとする姿もあった。子どもの思いを代弁しながら同じ玩具を用意したりして見守り楽しく関われるようにしていった。

言葉

二語文が多く出てくるようになってきた。「ワンワンおった」「ブッブーだよ」など言葉にしたり、保育者の話し言葉を聞いて真似をして楽しむ子もいたので、ゆっくりと話しかけていきやり取りを楽しんでいった。
月齢の小さい子はスキンシップをとりながら、発する喃語に答えたりしていき発語につながるように関わっていった。…

0歳りす組2016年度2月のまとめ

食事

中期食Ⅱだった3名が後期食へと移行し、手づかみで意欲的に食べていた。コップや汁椀飲みが出来たり、スプーンを口に運んだりする姿も見られ成長を感じた。
体調不良のため食欲が湧かない子や、生活リズムが整わず給食時間に眠たくなる子があった。日ごろの食事量と比べてどの程度食べているか、好き嫌いから愚図っているのではないかなどを検討し、残食とするのか、または午睡後に食べ直すのかを決めていった。クラス懇談会や送迎の際に保護者に説明をして理解いただいた。

排泄

木浴室にあるオマルや、うさぎ組のトイレに強い興味を示していたので、便座に座って排泄を促した。成功した子はいなかったが、嬉しそうに便座に座って「しー。しー。」とささやく声がとても可愛らしかった。やってみようとする意欲を大切にして、引き続きトレーニングをしていきたい。

健康

園内でインフルエンザが流行したが、クラスの子は一人も罹患しなかった。また、胃腸炎により下痢が長く続く子があったが、他の子に感染することはなく、症状も徐々に快方へと向かっていった。咳や鼻水などの風邪症状はどの子にもみられた。いずれの場合も、保育者が感染経路とならないように気を配ったり、食事量や睡眠時の様子を保護者に細かく伝えたりして、感染の拡大や重症化しないように努めた。

睡眠

月齢の小さい3名が、3月中に完了食へと移行することを目標において、睡眠の時間帯が大きい子たちに近づくようにリズムを作っていった。短時間の睡眠を繰り返していた子が、1時間~1時間半程度、大きい子たちと同じ時間帯に眠れるようになった。
半数以上の子が、布団に入ると一人で静かに眠れるようになった。残りの子たちも優しく背中を擦るとすぐに入眠出来ていた。目覚めも良く、起き上がると笑顔で保育者の元へと駆け寄って来ていた。

身体発達

ソフト積み木のトンネルの上によじ登ったり、ハイハイマットの階段を立って昇り降りをしたりと、手足の筋力やバランス感覚が育ってきた。友だちと競うように挑戦することで、色々なことが出来るようになった。
伝い歩きやハイハイが出来るようになり、より活発に遊べるようになった。
個々の体調や発達に合わせて、楽しく体を動かせるように遊びを設定していった。

情緒

進級に向けて、環境の変化に対応できるよう、クラスチェンジの木曜日以外にも積極的に部屋移動を行い、うさぎ組の環境に慣れるよう努めた。友だちとの関わりを楽しめるように、保育者も一緒に遊びながら「かして」「どうぞ」などと気持ちを代弁していった。
夕方になって、友だちが少なくなって淋しい様子の時には、しっかりと抱きしめたり、膝の上で絵本を楽しんだりして、十分にスキンシップを図り、安心して迎えを待てるように努めた。

言葉

1歳6か月を過ぎた子たちが、言葉への興味や話そうとする意欲がとても深かった。友だちが保育者に話しかける様子を見ていて、自分もついて言葉を真似たり、絵本の内容や歌を口ずさんだりする姿がよく見られるようになった。中には、「痛い」、「だめ」などと感覚や感情を言い表せる子どももいる。
単調で、繰り返し語りかけるような内容の絵本や紙芝居を選び、楽しみながら言葉の習得が出来るように努めた。…

0歳りす組2016年度1月のまとめ

食事

意欲的に給食を食べる姿が多く見られた。その中で保育者にスプーンを差し出し食べさせてほしいと訴えたり、苦手な食材などがあると食べようとしない姿もあった。保育者がスプーンに手を添えてみたり、「モグモグだよ!おいしいね」「お皿ピカピカ」と声をかけて無理なく楽しく食事できるようにしていった。離乳食の子は「あーうー」と声を出し早く食べたいと催促したり、食材を手づかみで意欲的に食べようとする姿があった。

排泄

月齢の大きい子は保育者のそばに来て、ズボンに手を当て動作や表情などで知らせる子もいた。「しっこ出たのすごいね」など褒めながら紙パンツの交換をし、気持ちよさを感じられるようにしていった。

健康

より一層寒くなり鼻水や咳、熱の出る子が見られた。一人ひとりの体調に留意し、室温の調節をしたり、鼻水が出たらその都度拭き取るようにしていった。また、乾燥からの肌トラブルもあるので、肌の様子も気をつけて見ていった。

睡眠

午睡時には、自分の布団に入り横になる姿が多く見られた。どの子も背中をさすると落ち着いて入眠し、一定の時間ぐっすりと寝ていた。寒い時期なので、室温を調整し気持ちよく寝られるようにした。

身体発達

月齢の大きい子は、気温が低かったり、雪が降るなどして室内であそぶことが多いので、保育室の中で広いスペースを作り音楽に合わせ体を動かしたり、ホールに出てマットやソフトカラー積み木のでこぼこ道を歩いたりして、体を使ったあそびを十分に楽しめるようにしていった。クレヨンを持って紙に描いたりシールを貼るなど手先を使った遊びも楽しんでいった。

情緒

月齢の小さい子に玩具を持って行ってあげる子や、泣いている友だちの頭をなでたり、笑い合いながら同じあそびを楽しんだりと友だちと関わる姿がよく見られた。関わる中で玩具の取り合いになったり、顔を触ろうとする姿も多く、「貸して、だったね」「可愛いだね」など声をかけながら見守り楽しく関われるようにしていった。

言葉

「まんま」「わんわん」から「ママがいい」など少しづつ二語文が出てくるようになってきた。ままごと遊びをする中で、保育者も一緒に簡単な言葉でのやり取りを楽しめるように関わっていった。
月齢の小さい子はスキンシップをとったり発する喃語に答えたりし、発語につながるように関わっていった。…

0歳りす組2016年度12月のまとめ

食事

初期食だった3名が中期食Ⅰに、中期食Ⅱだった1名が後期食へと移行した。
職員体制を充実したことにより、朝の離乳食を15分程度早く食べ始めることが出来るようになった。空腹すぎて機嫌を損ねたりすることなく、味わって食べていた。
好き嫌いが出始め、特定の具材や味付け、食感が苦手で、一度口に入れても吐き出してしまったり、皿やトレーを手で押しのけてアピールをしたりする姿が見られた。保育者が美味しそうに食べる真似をしたり、優しく声掛けをしながら、一口でも多く食べられるように努めた。また、どうしても食べられない時には、好きなおかずや汁のおかわりを用意し、まずは「食事が楽しい気持ち」や「満足感」が味わえるようにしていった。

排泄

排泄後に沐浴室を指で差し示したり、紙パンツに手を当てて、保育者に知らせる姿が多く見られるようになった。「教えてくれてありがとう」「かしこいね」などと声掛けをしながら、伝えられた喜びを感じられるようにしていった。
オマルの用意をしていたが、数回しかトライすることが出来なかったことが残念である。

健康

嘔吐の罹患があった。早急な処理と室内換気を心掛け、集団感染にならないように努めた。別に、鼻水・鼻づまり、中耳炎や眼病になる子もあったため、こまめに手洗いを行い、清潔な手で優しく清拭を行っていった。
朝の受入れの際には、服薬状況や家庭での症状を確認し、日中を無理なく過ごせるように、看護師と相談しながら保育を行った。

睡眠

月齢の大きい子と小さい子の睡眠リズムが逆転していた。また、小さい子たちは、短時間で目覚めてしまうことが多くあった。オルゴールをならしたり、背中や頭を優しくなでたりして良質の睡眠がとれるようにしていった。
体調不良や生活リズムの乱れから、給食時間前に眠くなる子があった。無理はせず、スペースを確保してゆっくりと眠れるようにしていった。

身体発達

散歩車を降りて、保育者と手を繋いで数百メートル歩いたり、ホールで追いかけっこをしたりと、しっかりとした歩行や駆け足が出来るようになった。
つかまり立ちが出来るようになったり、お座りの姿勢から前屈して遠くにある玩具を手に取って遊ぶようになった。
個々の体調や発達に合わせて、楽しく体を動かせるよう色々な遊びを取り入れた。

情緒

体調不良により情緒の不安定な子が数名あった。友だちとのふれあいが苦痛と見受けられる場合には、畳スペースを利用するなどして少人数での保育を行い、笑顔で過ごせるよう配慮をしていった。
絵描きやブロックなどを一緒に行いながら、優しく声を掛け、ゆったりとした気持ちで遊べるよう心掛けた。

言葉

4月、5月生まれの子たちの言葉の習得が顕著であった。「抱っこ」「もっかい(もう一回)」「シュッシュッポッポ」など、欲求や遊びの楽しさを言葉で伝えられるようになった。
動物や友だちの名前に興味を持ち、指を差して「なんていう名前なの?」と保育者に尋ね、一生懸命覚えて声にしようとする姿が見られた。
発語が出来ない子たちも言葉をよく理解していて、保育者の声掛けに応じて側に集まったり、玩具の片づけを行ったりしていた。…

0歳りす組2016年度11月のまとめ

食事

完了食の子が増え、手づかみやスプーンで意欲的に食べる。スプーンを使って食べたいが、思うようにできず訴える姿もあったので、手を添えながらさりげなく援助し、自分でできた喜びが味わえるようにしていった。離乳食の子も完了食の子も、味の好みが出てきて、苦手な物には首を振ったり、口から出す姿があった。無理強いはせず、「おいしいね」など声かけをしながら、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしていった。

排泄

紙パンツに便が出る前や、尿が出た時ズボンを下げるような姿があった。「おしっこ出たかな?」「気持ち悪かったね」などと聞き、排せつのサインを促していくような声かけをしながら、きれいになった心地良さを伝えていった。また、おむつ交換の際、早く動きたくて交換するのを嫌がる子もいた。玩具を持たせたり、優しく語りかけながら、素早く交換するようにしていった。

健康

鼻水や咳が出る子が多く、体調を崩す子が多かった。いつもより咳が多かったり、食事のペースがゆっくりだったりと、普段と違う様子があれば職員同士で声を掛け合い、こまめに検温をし、体調の変化に気付けるようにしていった。

睡眠

月齢の大きい子は一定の時間ぐっすりと眠ることができる。月齢の小さい子は、眠りが浅く20~30分くらいで目が覚めてしまう子もいるので、抱っこをしたり、優しく体をさすったりしながら、安心して眠れるようにしていった。

身体発達

歩けるようになった子が増え、歩行での移動を楽しむ姿が見られる。天気のいい日には散歩に出かけて広場で歩いたり、追いかけっこなどをして体を動かして楽しむことが出来た。また、一人で立っちをし、7~8歩前に出るようになった子や、ハイハイで移動する子はそばについて見守り危険のない環境を整えるようにしていった。手先を使った遊びのデイジーブロックや型はめ玩具に興味を持って遊べるようになった。保育者も一緒に楽しみ、遊びの幅を広げていった。

情緒

友だちの持っている玩具に興味があり、玩具を引っ張り、取ろうとする姿がある。保育者が仲立ちとなりながら、「一緒なのがあるよ」と同じ玩具を用意したり、「かして」と言葉にして伝え、思いを代弁していった。月齢の小さい子は、欲求を泣いて訴える姿が多くなった。甘えや要求を受け止め、抱っこしたり優しく語りかけたりしながら安心出来るようにしていった。

言葉

月齢の大きい子は、言葉を真似て話す子が増え、歌の簡単なフレーズを一緒に歌ったり、絵本の内容を覚えていて、言葉を発しながら楽しむ姿がよく見られるようになった。月齢の小さい子も、喃語が盛んになり、気になるものがあると「だだだ~」「んまんま~」などと大きな声を出してアピールする。「~だね」「○○ちゃんも~ほしかったの」など、気持ちを汲み取りながら、言葉にして伝えていった。…

0歳りす組2016年度10月のまとめ

食事

離乳食の始まっていなかった3名も、家庭と連携して初期食を開始した。並んで座る友だちに手を伸ばしてみたり、保育者とやりとりをしたりしながら、楽しそうに食べている。
中期食・後期食の子は、保育者を真似てモグモグと口を動かして咀嚼し、ゴックンが出来ると保育者ににっこりと笑いかけ、身を乗り出して次の一口を催促している。
完了食の子たちは、給食時間をとても楽しみに待っており、椅子に座るとしっかりとスプーンを握って、美味しそうに食べている。完食できる子も多い。

排泄

月齢の小さな子たちは、おむつが汚れると気持ち悪くてぐずってアピールをし、おむつ替えの際のスキンシップを楽しんでいる。お腹や足をマッサージすると声をあげて笑ったり、手を伸ばして保育者の頬に触れたりして喜んでいる。
1歳を過ぎた子たちは、うんちが出ると保育者にアピールをする子もあり、声を掛けると嬉しそうに沐浴室に歩いて行く。自分で足を上げ下げして、おむつやズボンの脱ぎ着がスムーズに行えるようになった。

健康

園内でウィルス性の疾患が流行し、クラス内でも感染が認められた。1名は中耳炎を併発し、入院をすることとなった。ほぼ全員に咳・鼻水の症状がみられ、全員揃って登園する日が数えるほどしかなかった。
朝の受入れの際に、前夜の家庭での症状を確認し、降園時には、保護者に口頭で、日中の様子を普段より詳しく伝えるよう心掛けた。

睡眠

月の前半は、日中は、空調を使用するほど室内が高温になったが、真夏とは異なってすぐに快適になり、寝つきが良いように思われた。また、ぐっすりと眠れるため寝起きが良く、ニコニコと笑顔で保育者の元へと布団を抜け出てきて、好きな玩具や絵本を手に取り、おやつや離乳食までの間を落ち着いて過ごしていた。

身体発達

天候に恵まれ、よく散歩に出掛けた。体育館の広場では、靴を履いての散策を楽しんだ。最初は違和感で歩けない子や、つま先が引っ掛かって転びそうになる子があった。しかし、回を重ねていくうちに、靴に慣れ、しっかりとした足取りで歩けるようになった。
月齢の小さな子たち全員が、寝返り出来るようになった。仰向けやうつ伏せでキョロキョロと周りを見渡したり、好きな姿勢で玩具で遊んだりと、機嫌よく過ごせる時間が増えてきた。離乳食のスタートに向けて、保護者と連携しながらお座りの練習も行った。

情緒

玩具や場所の取合いなど、友だちとの関わりのなかで、泣いたり怒ったりする場面が目立った。「貸して」「どうぞ」などと仲立ちをして、やり取りを楽しめるよう配慮した。
朝夕の心細くなる時間帯に、子どもたちの好きな手遊びや絵本、曲に合わせて体を動かすなどを意識して行い、楽しい雰囲気づくりに努めた。

言葉

散歩中の犬を指さして「ワンワン!」と発する、保育者に手を伸ばして「抱っこ」と甘えるなど、言葉で伝えようとする場面が増えてきた。
手遊びや絵本に興味を持って、じっくりと聴ける子が多いので、体の部位や身近な動物の出てくるものを意識して取入れた。また、棚に貼ってある布の絵柄を見て、「猫はどこかな?」「鳥さんは?」などと話しかけると探して見つけ出し、指で示しながら「ニャンニャン」と答えるなど、楽しみながら言葉を習得していた。…

0歳りす組2016年度9月のまとめ

食事

新たに3名が移行し、クラスの半数以上の子が完了食となった。はじめは手づかみで食べていた子も、優しく声掛けをしながら手を添えてスプーンを口に運んでいくうちに、しっかりとスプーンを握り意欲的に食べる姿が見られた。
離乳食の子も、小皿から具材を上手につまんで口に運び、意欲的に食べようとする姿が見られた。コップや汁椀で飲むことも徐々に上達し、ゴクゴクと音を立ててむせずに飲めるようになった。

排泄

園での排便の回数や時間帯が固定されてきた。普段より回数が多い・少ない・柔らかいなど、体調不良の兆しを見過ごさないように意識しながらおむつ交換を行った。
月齢の小さい子どもたちも、ニコニコと笑顔でおむつ交換時のスキンシップを喜び、きれいになった後は、機嫌よくミルクを飲んでいた。
健康 咳や鼻水が出る子が多く、ウィルス性の疾患が流行った。こまめに検温をしたり、食欲や、機嫌の変化など、普段と比べて変わりないか、気を付けながら見守っていった。
室内遊びでも、しっかりと体を動かすことを意識して遊び、体力づくりを図った。

睡眠

月齢の大きな子は、ほとんどがぐっすりと一定時間眠れるようになってきた。午前睡の多かった子も、後半はしっかりと給食を食べてから機嫌よく入眠する姿が見られた。空調を利用して室内の温度を調節したり、目が覚めた時は背中をさするなどして、安心して十分な睡眠がとれるよう配慮していった。
月齢の小さな子と大きな子とでは睡眠リズムが逆転することが多かったため、棚やソファを利用してスペースを区切って保育者が見守り、それぞれの睡眠を妨げないよう配慮した。

身体発達

気温や体調を見ながら、テラスで遊んだり散歩に出かけて、戸外遊びを楽しんだ。それぞれの子が、楽しみながらしっかりと体を動かして遊べるよう遊びを工夫した。
月齢の小さい子も、寝返りやずりばいが盛んになり、体を動かして楽しそうにあそんでいた。しっかりと足先で床を蹴り、手で突っ張れるよう、フロアマットを取り払うなど環境を整えていった。

情緒

担任の異動があり、人見知りをする子は、涙が出たり、ミルクや離乳食が思うようにすすまないことがあった。気持ちを受け止め、優しく抱っこをしたり、授乳を交代したり、一対一で関わったりし、安心して過ごせるようにしていった。
自我が強くなり、玩具や場所を求めて大きな声を出したり、手で払いのけようとする仕草が見られた。「ここにもあるよ。」「かして、だね。」などと優しく声を掛け、気持ちを受け止めていった。

言葉

お気に入りの絵本が出来て、場面に合わせて「ワンワン」「マンマ」「ばあっ」など、意味のある言葉を発音する子が増えてきた。また、発語はしなくとも「手」「足」「肩」「頭」などの名称と体の部位が一致し始め、保育者の声に応じて手で触れて示す子もある。「上手に言えたね」「そうだね、○○だね」など、一人ひとりの言葉や仕草に受け応えをし、言葉のやりとりを楽しんだり、興味を持てるようにしていった。…

0歳りす組2016年度8月のまとめ

食事

暑さによる食欲減退を考慮しながら、個々の健康状態に合わせて離乳食、完了食を進めていった。自分で食べたい気持ちを大切にし、手づかみで食べられる物は皿に取り分けたり、よくかんで食べられるよう「かみかみね」など声をかけながら楽しい雰囲気のなかで食事ができるようにしていった。また、スプーンやコップを使おうとしているときは、手を添えたりして援助していき少しずつ慣れていくようにしていった。

排泄

おむつ交換の時には、「気持ち悪かったね」「きれいにしようね」と優しく言葉を掛けていき、気持ちよさが感じられるようにしていった。便の回数が多くお尻がかぶれている子には、気を付けて早めのおむつ交換をするようにしていった。

健康

温水あそび、沐浴の前に体調の確認をしていき、無理強いせず少しずつ水に親しんで楽しめるようにしていった。。あそびの後は水分の補給をしたり室温に気をつけ快適に過ごせるようにしていった。

睡眠

温水あそびや暑さからの疲れもあり、食べながら眠くなる子もいた。それぞれの生活リズムを把握し眠いサインを見逃さず、その日の状況に合わせて睡眠がとれるよう配慮していった。

身体発達

沐浴や温水あそびで心地よい水の感触に慣れ、玩具を使って楽しむことが出来た。はいはいや、伝い歩き、一人歩きと動きが活発になってきたので、十分に動けるようなスペースを確保し移動運動が自由に楽しめるよう見守りながら安全な環境を整えていった。

情緒

見慣れない人を見て不安になり泣いたりする子には、安心できるよう身近な大人を支えにしながら抱っこしたり、やさしく声をかけていき気持ちを和らげるようにしていった。周りの子と同じような物を持ったり遊びをしようとするようになってきた。保育者が仲立ちになり、ほかの子とのかかわり方を知らせ、楽しい雰囲気で遊べるようにしていった。

言葉

好きな絵本や歌を保育者と一緒に繰り返し楽しみながら、絵と言葉が結びついて発語につながるように関わっていった。指をさして「あーあー」「うーうっ」などのおしゃべりに応えていき、「○○だね」とやり取りや会話を楽しめるようにしていった。…

0歳りす組2016年度7月のまとめ

食事

完了食に移行した子どもたちの中でも、生活リズムが不安定で、給食前に入眠し、午睡後に給食からおやつと続けて食べる姿があった。それぞれのリズムに合わせて、快く、しっかりと咀嚼し、食べられるよう努めていった。
入所間もない子どもたちについては、家庭と連携を図りながら、ミルクの量や間隔等を調整し、その子のペースで飲めるようすすめていった。

排泄

おむつ交換時には、目と目を合わせて優しく声掛けをし、おむつ交換を心地よいものと感じられるよう、十分にスキンシップを図った。
それぞれの排泄リズムが整い、排泄後にはアピールをするように保育者へすがる姿がみられた。

健康

発熱や咳、鼻水が出る子が多かった。機嫌や食事の食べ具合など普段と様子が異なるときは、こまめに検温をして、体調不良の兆しが覗えた際には、保護者へと伝えながら対応していった。

睡眠

咳や鼻水、鼻詰まりの症状により、夜間の睡眠時間の確保が難しかったこどもがあった。早めに午睡へと促し、夕方にも睡眠時間を確保するなど、一日トータルでの睡眠時間量に気をつけていった。

身体発達

誕生日を迎えた子どもたちが、競うように一人歩きの歩数を伸ばす姿があった。一人歩きの安定してきた子どもたちが、不安定な足場でもバランスを取りながら楽しく遊べるよう、意識して環境構成を行っていった。

情緒

それぞれにお気に入りの手あそび歌が出来てきて、歌が始まると自然と遊びの手を止めて、保育者の周りへと集うようになった。保育者の身振りを真似て、「上手だね。」と褒められると拍手をして喜ぶ姿があった。
友だちが褒められと一緒に喜び、笑顔で拍手をするなど、友だちへの関心や共感が持てるよう、「○○ちゃん、すごいね!」などと微笑み話しかけていった。

言葉

欲求を指さしで訴える子どもに、「〇○がいいの?」と、意識して言葉にして返すことで、言葉の発達に努めていった。
喃語で話す中で、時折話す単語を積極的に拾い上げ、オウム返しをすることで語彙の習得に繋げていった。…

0歳りす組2016年度6月のまとめ

食事

離乳食から完了食に移行した子や、初期食から中期食、中期食から後期食へと移行し、スプーンや手づかみで意欲的に食べる姿が見られるようになってきた。授乳では、体調不良や離乳食でお腹一杯になったからか、途中でミルクを欲しがらない子もいた。時間を少し空けたり、一人ひとりのペースで無理のない量を飲むように進めていった。

排泄

おむつ交換や便が出てお尻を洗う際に、嫌がって泣いたり、早く遊びたくて寝返りをしたりする子がいた。保育者とスキンシップをとったり、「綺麗にしようね」「気持ちいいね」など優しく声かけをしながら、綺麗になる心地良さを知らせていった。

健康

発熱や咳、鼻水が出る子が多かった。機嫌や食事、ミルクの量など普段と様子が異なるときは、こまめに検温をして、体調の変化に気をつけ、一人ひとりの健康状態をしっかりと把握し、対応していった。

睡眠

ほとんどの子が一定時間ぐっすり眠ることができるようになってきた。物音や咳などで目が覚めてしまう子もいたので、安心して眠れるよう背中をさすったり、子守唄をうたったりして関わっていった。

身体発達

月齢の大きい子は、一人歩きができるようになったり、つかまり立ちから手を離して一人立っちをする子も増えてきた。月齢の小さい子も、ずり這いやハイハイで移動して活動範囲が広がってきた。棚の配置を変えてスペースをつくったり、ホールで遊んだり、広い場所で活動ができるように配慮していった。

情緒

手あそび歌やペープサートをすると、体を弾ませたり、手を叩いたりして楽しむ姿が見られるようになった。繰り返し手あそび歌などをして、スキンシップをとったり、一緒に体を揺らしたりして、楽しさを共感していった。

言葉

保育者が食事の準備をしている姿を見て、「マンマ」という子や、友だちや保育者に手を振ったり、「バーバー」という子もいる。「マンマ食べようね」「バイバイだね」など言葉を重ねたりしながら優しく語りかけ、やりとりを楽しんでいった。…