0歳りす組月のまとめバックナンバー

0歳りす組2016年度11月のまとめ

食事

完了食の子が増え、手づかみやスプーンで意欲的に食べる。スプーンを使って食べたいが、思うようにできず訴える姿もあったので、手を添えながらさりげなく援助し、自分でできた喜びが味わえるようにしていった。離乳食の子も完了食の子も、味の好みが出てきて、苦手な物には首を振ったり、口から出す姿があった。無理強いはせず、「おいしいね」など声かけをしながら、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしていった。

排泄

紙パンツに便が出る前や、尿が出た時ズボンを下げるような姿があった。「おしっこ出たかな?」「気持ち悪かったね」などと聞き、排せつのサインを促していくような声かけをしながら、きれいになった心地良さを伝えていった。また、おむつ交換の際、早く動きたくて交換するのを嫌がる子もいた。玩具を持たせたり、優しく語りかけながら、素早く交換するようにしていった。

健康

鼻水や咳が出る子が多く、体調を崩す子が多かった。いつもより咳が多かったり、食事のペースがゆっくりだったりと、普段と違う様子があれば職員同士で声を掛け合い、こまめに検温をし、体調の変化に気付けるようにしていった。

睡眠

月齢の大きい子は一定の時間ぐっすりと眠ることができる。月齢の小さい子は、眠りが浅く20~30分くらいで目が覚めてしまう子もいるので、抱っこをしたり、優しく体をさすったりしながら、安心して眠れるようにしていった。

身体発達

歩けるようになった子が増え、歩行での移動を楽しむ姿が見られる。天気のいい日には散歩に出かけて広場で歩いたり、追いかけっこなどをして体を動かして楽しむことが出来た。また、一人で立っちをし、7~8歩前に出るようになった子や、ハイハイで移動する子はそばについて見守り危険のない環境を整えるようにしていった。手先を使った遊びのデイジーブロックや型はめ玩具に興味を持って遊べるようになった。保育者も一緒に楽しみ、遊びの幅を広げていった。

情緒

友だちの持っている玩具に興味があり、玩具を引っ張り、取ろうとする姿がある。保育者が仲立ちとなりながら、「一緒なのがあるよ」と同じ玩具を用意したり、「かして」と言葉にして伝え、思いを代弁していった。月齢の小さい子は、欲求を泣いて訴える姿が多くなった。甘えや要求を受け止め、抱っこしたり優しく語りかけたりしながら安心出来るようにしていった。

言葉

月齢の大きい子は、言葉を真似て話す子が増え、歌の簡単なフレーズを一緒に歌ったり、絵本の内容を覚えていて、言葉を発しながら楽しむ姿がよく見られるようになった。月齢の小さい子も、喃語が盛んになり、気になるものがあると「だだだ~」「んまんま~」などと大きな声を出してアピールする。「~だね」「○○ちゃんも~ほしかったの」など、気持ちを汲み取りながら、言葉にして伝えていった。…

0歳りす組2016年度10月のまとめ

食事

離乳食の始まっていなかった3名も、家庭と連携して初期食を開始した。並んで座る友だちに手を伸ばしてみたり、保育者とやりとりをしたりしながら、楽しそうに食べている。
中期食・後期食の子は、保育者を真似てモグモグと口を動かして咀嚼し、ゴックンが出来ると保育者ににっこりと笑いかけ、身を乗り出して次の一口を催促している。
完了食の子たちは、給食時間をとても楽しみに待っており、椅子に座るとしっかりとスプーンを握って、美味しそうに食べている。完食できる子も多い。

排泄

月齢の小さな子たちは、おむつが汚れると気持ち悪くてぐずってアピールをし、おむつ替えの際のスキンシップを楽しんでいる。お腹や足をマッサージすると声をあげて笑ったり、手を伸ばして保育者の頬に触れたりして喜んでいる。
1歳を過ぎた子たちは、うんちが出ると保育者にアピールをする子もあり、声を掛けると嬉しそうに沐浴室に歩いて行く。自分で足を上げ下げして、おむつやズボンの脱ぎ着がスムーズに行えるようになった。

健康

園内でウィルス性の疾患が流行し、クラス内でも感染が認められた。1名は中耳炎を併発し、入院をすることとなった。ほぼ全員に咳・鼻水の症状がみられ、全員揃って登園する日が数えるほどしかなかった。
朝の受入れの際に、前夜の家庭での症状を確認し、降園時には、保護者に口頭で、日中の様子を普段より詳しく伝えるよう心掛けた。

睡眠

月の前半は、日中は、空調を使用するほど室内が高温になったが、真夏とは異なってすぐに快適になり、寝つきが良いように思われた。また、ぐっすりと眠れるため寝起きが良く、ニコニコと笑顔で保育者の元へと布団を抜け出てきて、好きな玩具や絵本を手に取り、おやつや離乳食までの間を落ち着いて過ごしていた。

身体発達

天候に恵まれ、よく散歩に出掛けた。体育館の広場では、靴を履いての散策を楽しんだ。最初は違和感で歩けない子や、つま先が引っ掛かって転びそうになる子があった。しかし、回を重ねていくうちに、靴に慣れ、しっかりとした足取りで歩けるようになった。
月齢の小さな子たち全員が、寝返り出来るようになった。仰向けやうつ伏せでキョロキョロと周りを見渡したり、好きな姿勢で玩具で遊んだりと、機嫌よく過ごせる時間が増えてきた。離乳食のスタートに向けて、保護者と連携しながらお座りの練習も行った。

情緒

玩具や場所の取合いなど、友だちとの関わりのなかで、泣いたり怒ったりする場面が目立った。「貸して」「どうぞ」などと仲立ちをして、やり取りを楽しめるよう配慮した。
朝夕の心細くなる時間帯に、子どもたちの好きな手遊びや絵本、曲に合わせて体を動かすなどを意識して行い、楽しい雰囲気づくりに努めた。

言葉

散歩中の犬を指さして「ワンワン!」と発する、保育者に手を伸ばして「抱っこ」と甘えるなど、言葉で伝えようとする場面が増えてきた。
手遊びや絵本に興味を持って、じっくりと聴ける子が多いので、体の部位や身近な動物の出てくるものを意識して取入れた。また、棚に貼ってある布の絵柄を見て、「猫はどこかな?」「鳥さんは?」などと話しかけると探して見つけ出し、指で示しながら「ニャンニャン」と答えるなど、楽しみながら言葉を習得していた。…

0歳りす組2016年度9月のまとめ

食事

新たに3名が移行し、クラスの半数以上の子が完了食となった。はじめは手づかみで食べていた子も、優しく声掛けをしながら手を添えてスプーンを口に運んでいくうちに、しっかりとスプーンを握り意欲的に食べる姿が見られた。
離乳食の子も、小皿から具材を上手につまんで口に運び、意欲的に食べようとする姿が見られた。コップや汁椀で飲むことも徐々に上達し、ゴクゴクと音を立ててむせずに飲めるようになった。

排泄

園での排便の回数や時間帯が固定されてきた。普段より回数が多い・少ない・柔らかいなど、体調不良の兆しを見過ごさないように意識しながらおむつ交換を行った。
月齢の小さい子どもたちも、ニコニコと笑顔でおむつ交換時のスキンシップを喜び、きれいになった後は、機嫌よくミルクを飲んでいた。
健康 咳や鼻水が出る子が多く、ウィルス性の疾患が流行った。こまめに検温をしたり、食欲や、機嫌の変化など、普段と比べて変わりないか、気を付けながら見守っていった。
室内遊びでも、しっかりと体を動かすことを意識して遊び、体力づくりを図った。

睡眠

月齢の大きな子は、ほとんどがぐっすりと一定時間眠れるようになってきた。午前睡の多かった子も、後半はしっかりと給食を食べてから機嫌よく入眠する姿が見られた。空調を利用して室内の温度を調節したり、目が覚めた時は背中をさするなどして、安心して十分な睡眠がとれるよう配慮していった。
月齢の小さな子と大きな子とでは睡眠リズムが逆転することが多かったため、棚やソファを利用してスペースを区切って保育者が見守り、それぞれの睡眠を妨げないよう配慮した。

身体発達

気温や体調を見ながら、テラスで遊んだり散歩に出かけて、戸外遊びを楽しんだ。それぞれの子が、楽しみながらしっかりと体を動かして遊べるよう遊びを工夫した。
月齢の小さい子も、寝返りやずりばいが盛んになり、体を動かして楽しそうにあそんでいた。しっかりと足先で床を蹴り、手で突っ張れるよう、フロアマットを取り払うなど環境を整えていった。

情緒

担任の異動があり、人見知りをする子は、涙が出たり、ミルクや離乳食が思うようにすすまないことがあった。気持ちを受け止め、優しく抱っこをしたり、授乳を交代したり、一対一で関わったりし、安心して過ごせるようにしていった。
自我が強くなり、玩具や場所を求めて大きな声を出したり、手で払いのけようとする仕草が見られた。「ここにもあるよ。」「かして、だね。」などと優しく声を掛け、気持ちを受け止めていった。

言葉

お気に入りの絵本が出来て、場面に合わせて「ワンワン」「マンマ」「ばあっ」など、意味のある言葉を発音する子が増えてきた。また、発語はしなくとも「手」「足」「肩」「頭」などの名称と体の部位が一致し始め、保育者の声に応じて手で触れて示す子もある。「上手に言えたね」「そうだね、○○だね」など、一人ひとりの言葉や仕草に受け応えをし、言葉のやりとりを楽しんだり、興味を持てるようにしていった。…

0歳りす組2016年度8月のまとめ

食事

暑さによる食欲減退を考慮しながら、個々の健康状態に合わせて離乳食、完了食を進めていった。自分で食べたい気持ちを大切にし、手づかみで食べられる物は皿に取り分けたり、よくかんで食べられるよう「かみかみね」など声をかけながら楽しい雰囲気のなかで食事ができるようにしていった。また、スプーンやコップを使おうとしているときは、手を添えたりして援助していき少しずつ慣れていくようにしていった。

排泄

おむつ交換の時には、「気持ち悪かったね」「きれいにしようね」と優しく言葉を掛けていき、気持ちよさが感じられるようにしていった。便の回数が多くお尻がかぶれている子には、気を付けて早めのおむつ交換をするようにしていった。

健康

温水あそび、沐浴の前に体調の確認をしていき、無理強いせず少しずつ水に親しんで楽しめるようにしていった。。あそびの後は水分の補給をしたり室温に気をつけ快適に過ごせるようにしていった。

睡眠

温水あそびや暑さからの疲れもあり、食べながら眠くなる子もいた。それぞれの生活リズムを把握し眠いサインを見逃さず、その日の状況に合わせて睡眠がとれるよう配慮していった。

身体発達

沐浴や温水あそびで心地よい水の感触に慣れ、玩具を使って楽しむことが出来た。はいはいや、伝い歩き、一人歩きと動きが活発になってきたので、十分に動けるようなスペースを確保し移動運動が自由に楽しめるよう見守りながら安全な環境を整えていった。

情緒

見慣れない人を見て不安になり泣いたりする子には、安心できるよう身近な大人を支えにしながら抱っこしたり、やさしく声をかけていき気持ちを和らげるようにしていった。周りの子と同じような物を持ったり遊びをしようとするようになってきた。保育者が仲立ちになり、ほかの子とのかかわり方を知らせ、楽しい雰囲気で遊べるようにしていった。

言葉

好きな絵本や歌を保育者と一緒に繰り返し楽しみながら、絵と言葉が結びついて発語につながるように関わっていった。指をさして「あーあー」「うーうっ」などのおしゃべりに応えていき、「○○だね」とやり取りや会話を楽しめるようにしていった。…

0歳りす組2016年度7月のまとめ

食事

完了食に移行した子どもたちの中でも、生活リズムが不安定で、給食前に入眠し、午睡後に給食からおやつと続けて食べる姿があった。それぞれのリズムに合わせて、快く、しっかりと咀嚼し、食べられるよう努めていった。
入所間もない子どもたちについては、家庭と連携を図りながら、ミルクの量や間隔等を調整し、その子のペースで飲めるようすすめていった。

排泄

おむつ交換時には、目と目を合わせて優しく声掛けをし、おむつ交換を心地よいものと感じられるよう、十分にスキンシップを図った。
それぞれの排泄リズムが整い、排泄後にはアピールをするように保育者へすがる姿がみられた。

健康

発熱や咳、鼻水が出る子が多かった。機嫌や食事の食べ具合など普段と様子が異なるときは、こまめに検温をして、体調不良の兆しが覗えた際には、保護者へと伝えながら対応していった。

睡眠

咳や鼻水、鼻詰まりの症状により、夜間の睡眠時間の確保が難しかったこどもがあった。早めに午睡へと促し、夕方にも睡眠時間を確保するなど、一日トータルでの睡眠時間量に気をつけていった。

身体発達

誕生日を迎えた子どもたちが、競うように一人歩きの歩数を伸ばす姿があった。一人歩きの安定してきた子どもたちが、不安定な足場でもバランスを取りながら楽しく遊べるよう、意識して環境構成を行っていった。

情緒

それぞれにお気に入りの手あそび歌が出来てきて、歌が始まると自然と遊びの手を止めて、保育者の周りへと集うようになった。保育者の身振りを真似て、「上手だね。」と褒められると拍手をして喜ぶ姿があった。
友だちが褒められと一緒に喜び、笑顔で拍手をするなど、友だちへの関心や共感が持てるよう、「○○ちゃん、すごいね!」などと微笑み話しかけていった。

言葉

欲求を指さしで訴える子どもに、「〇○がいいの?」と、意識して言葉にして返すことで、言葉の発達に努めていった。
喃語で話す中で、時折話す単語を積極的に拾い上げ、オウム返しをすることで語彙の習得に繋げていった。…

0歳りす組2016年度6月のまとめ

食事

離乳食から完了食に移行した子や、初期食から中期食、中期食から後期食へと移行し、スプーンや手づかみで意欲的に食べる姿が見られるようになってきた。授乳では、体調不良や離乳食でお腹一杯になったからか、途中でミルクを欲しがらない子もいた。時間を少し空けたり、一人ひとりのペースで無理のない量を飲むように進めていった。

排泄

おむつ交換や便が出てお尻を洗う際に、嫌がって泣いたり、早く遊びたくて寝返りをしたりする子がいた。保育者とスキンシップをとったり、「綺麗にしようね」「気持ちいいね」など優しく声かけをしながら、綺麗になる心地良さを知らせていった。

健康

発熱や咳、鼻水が出る子が多かった。機嫌や食事、ミルクの量など普段と様子が異なるときは、こまめに検温をして、体調の変化に気をつけ、一人ひとりの健康状態をしっかりと把握し、対応していった。

睡眠

ほとんどの子が一定時間ぐっすり眠ることができるようになってきた。物音や咳などで目が覚めてしまう子もいたので、安心して眠れるよう背中をさすったり、子守唄をうたったりして関わっていった。

身体発達

月齢の大きい子は、一人歩きができるようになったり、つかまり立ちから手を離して一人立っちをする子も増えてきた。月齢の小さい子も、ずり這いやハイハイで移動して活動範囲が広がってきた。棚の配置を変えてスペースをつくったり、ホールで遊んだり、広い場所で活動ができるように配慮していった。

情緒

手あそび歌やペープサートをすると、体を弾ませたり、手を叩いたりして楽しむ姿が見られるようになった。繰り返し手あそび歌などをして、スキンシップをとったり、一緒に体を揺らしたりして、楽しさを共感していった。

言葉

保育者が食事の準備をしている姿を見て、「マンマ」という子や、友だちや保育者に手を振ったり、「バーバー」という子もいる。「マンマ食べようね」「バイバイだね」など言葉を重ねたりしながら優しく語りかけ、やりとりを楽しんでいった。…

0歳りす組2016年度5月のまとめ

食事

授乳時にミルクの間隔に留意することで、生活リズムを整えることが出来た。離乳食は家庭との連絡を密にし、子ども一人ひとりのペースに合わせて進めていった。また手づかみで食べられるようになった子には、皿に取り分けたりして自分で持って食べようとする姿を見守り、必要に応じて介助していった。

排泄

やさしい声かけとともに着替えやオムツ交換をしてもらい、きれいになった気持ち良さが感じられるようにしていった。便の回数が多くお尻がかぶれている子には、気を付けて早めのおむつ交換をするようにしていった。

健康

気温が高くなり汗ばむ日が多かったので、汗をかいている時は衣服の調節をしていった。熱や感染症などで体調を崩す子が多かったので、一人ひとりの健康状態を把握しこまめに検温するなど体調の変化に対応していった。

睡眠

一人ひとりの睡眠のリズムを大切にしながら、抱っこやラックなどを使って気持ちよく入眠出来るようにしていった。眠りが浅くすぐに目覚める子もいるので、保育者が側に付き背中をさすったりしていき、安心して眠れるように配慮していった。

身体発達

腹ばいからずりばいをするようになったり、つかまり立ちから数歩ずつ歩けるようになったりと、動きがさかんになってきた。玩具がちらかっている時は片付けをしていき、危険のないよう見守りながら安全な環境を整えていった。

情緒

日差しや気温に留意しながら散歩やテラスに出て、外気にふれる機会をもち風の心地よさや、景色を眺めたりして楽しんでいった。
友達と関わろうとする気持ちが出てきた。保育者が仲立ちとなって友達との関わりをつなげていくようにしていった。

言葉

名前を呼んだりあやしたりすると声を出して笑ったり、玩具を持って遊びながら喃語を発して喜んでいる時は、優しく声を掛けたりして喃語に応えていき気持ちのやり取りを楽しんでいった。
手あそび歌やペープサートなどのふれあいあそびなどを喜び保育者と一緒に繰り返し楽しめるように関わっていった。…

0歳りす組2016年度4月のまとめ

食事

4月当初は、新しい環境に慣れず、離乳食の時間に涙が出る子もいた。保育者が抱っこをしたり、膝の上に座ると落ち着いて食べられる姿もあった。時間をずらしながら一対一でゆったりと関わり、安心して食事に向かえるようにした。ミルクの味や哺乳瓶に慣れず、ミルクが進まない子もいたので、無理強いはせず、スプーンで少しずつ慣らしていった。

排泄

便が出て、沐浴室にシャワーをしに行くと、不安になり涙が出る姿があった。「大丈夫だよ」「きれきれしようね」などと優しく言葉をかけながら、素早くきれいにし、きれいになった心地よさを知らせていった。

健康

新しい環境で疲れが出て、熱が出たり、胃腸炎になったりする子がいた。いつもより熱が高めだったり便がゆるかったりと、いつもと違う様子があれば、こまめに検温をし、体調管理に気付けるようにしていった。

睡眠

慣れない環境で、短時間で目が覚めたり、抱っこから布団に降ろそうとすると、不安で涙が出る子がいた。一人ひとりの生活リズムに合わせて、ゆったりと関わり、落ち着いた環境の中で眠れるようにしていった。

身体発達

ハイハイやつかまり立ち、伝い歩きで探索活動を楽しむ。寝返りを繰り返して保育室を移動する子や、一人歩きが出来そうな子もいたりと、発達段階に幅があるので、保育室の仕切りなどを開放し、広いスペースを設け、それぞれが伸び伸びと身体を動かして遊べるようにしていった。

情緒

眠たくなったり、お腹が空いたりすると、大きな声で泣き、訴える姿がある。また、時々思い出したように涙が出る子もいた。それぞれの気持ちを汲み取り、不安な気持ちを受け止めながら、優しく抱きしめ、欲求を満たしていった。

言葉

機嫌良く遊べる時間が増え、月齢の小さい子は「あーあー」「うーうー」など、喃語を発して遊ぶ姿があった。また、月齢の大きい子は、保育者の言葉を理解し、“ばんざい”や“バイバイ”など言葉と仕草が一致する子もいた。子どもの発する喃語をゆったりと受け止め、優しく言葉を返していった。…

0歳りす組2015年度3月のまとめ

食事

3月の頭から、全員が完了食になった。こぼしながらも自分でコップやお椀を持ち、意欲的に食事をする。手づかみ食べが主の子も多いが、保育者が手を添えながら一緒にスプーンを握り、スプーンでの食事にも慣れていけるようにしていった。

排泄

紙パンツが濡れたり、便が出たりすると、「ちっち」「うんち出た」など股を押さえて、保育者に知らせる姿があった。「きれいにしようね」などと声をかけながら紙パンツを交換し、きれいになった心地よさを知らせていった。
うさぎぐみの部屋に行くと、トイレに興味を示し喜んでトイレに座る。子どもたちの意欲を大切にし、「ちっちでるかなぁ?」「上手に座れたね」など言葉をかけ、楽しみながら進めていった。

健康

発熱などで休む子もいたが、大きな体調の崩れもなく、元気に過ごしていた。鼻水が出ると、鼻を指差して知らせたり、ティッシュに手を伸ばしたりし自分で拭こうとする姿もあった。「鼻水出たね」「きれきれしようね」と言葉にして伝えながら、きれいに拭き取り、きれいになった心地よさが味わえるようにしていった。

睡眠

給食を食べ終わると、自分の布団に自ら横になる姿が多い。保育者が側につくと、安心して一人で入眠する子や、背中をさすると安心して入眠する子もいる。また、途中で目が覚める子もあったが、保育者が背中をさするとまた眠ることができ、まとまった時間ぐっすりと眠れるようになった。一人ひとりの生活リズムに合わせて、ゆったりと睡眠がとれるようにしていった。

身体発達

ほとんどの子が歩けるようになり、広いスペースを嬉しそうに歩いて移動する。また、保育者と手を繋いで散歩に出掛け、長い距離をしっかりとした足取りで歩く子もいた。月齢の小さい子も靴を用意してもらうと、広場をゆっくりと歩いて喜ぶ姿もあった。歩行がまだ不安定な子もいたので、怪我のないよう側で見守りながら、子どもたちの楽しい気持ちに共感していった。

情緒

友だちの持っている玩具が気になり、取ろうとしたり、友だちの遊びを真似て同じように遊ぼうとしたりする姿があった。友だちに遊びを邪魔されると「だめー」「や(いや)」など言葉で伝えようとする姿もあったので、子どもの思いを代弁しながら同じ玩具を用意したり、「○○ちゃんにも一個貸せて」など、言葉にして伝えていった。

言葉

二語文が多く出るようになり、戸外に出掛けると「花きれいね~」「ワンワンおった」など見たものを言葉にして伝える。保育者の言葉を真似て、繰り返すことを楽しむ子もいたので、ゆっくりと話しかけ一人ひとりのやり取りを楽しんでいった。また、指差しをして自分の思いを伝えようとする子もいた。子どもの思いを汲み取りながら、「~があったね」「~がほしかったんだね」など、言葉にして伝えていった。…

0歳りす組2015年度2月のまとめ

食事

ほとんどの子が完了食へ移行し、意欲的に食べようとする子が多く見られた。その中で、苦手な食材があると口に入れようとしなかったり、食材を無理に口に入れようとする子がいたので、「モグモグしてからだよ」「ごっくんしてからだよ」などと声をかけながら、楽しく食事が出来るようにしていった。

排泄

紙パンツが濡れると手でおさえ「ちっち」と保育者に訴える子や、紙パンツを替えようとすると自ら紙パンツを取りに来る子がいた。「ちっちって言えたね」「自分で来れたね」などと声をかけ、気持ち良さを感じられるようにしていった。
健康 感染症が流行し、発熱や咳・鼻水などで休む子が多く見られた。一日の体調の様子を細かく保護者に伝えたり、鼻水が出たらその都度拭き取るなど、一人ひとりの体調の変化に気を付けながら過ごしていった。

睡眠

咳や鼻水などで中々眠れず、途中で目が覚めてしまう子がいたので、頭を少し高めにしたり背中をさするなどをし、一定時間ぐっすりと眠れるようにしていった。

身体発達

一人歩きが安定し自ら歩いたり、数歩歩く事が出来るようになった子が多く見られた。室内であそぶ事が多いので、保育室とホールを活用し体を使ったあそびを十分楽しめるようにしていった。また、型はめやお絵描きなど指先を使ったあそびも取り入れていき、より楽しめるようにしていった。

情緒

「○○ちゃん」と友達の名前を呼んだり、友達に玩具を貸そうとする子など、友達に関わろうとする姿が見られた。その中で、玩具の取り合いになり手や口が出る姿が見られたので、「貸してだよ」「ここにもあるよ」などと声をかけながら見守り、楽しく関われるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子は、絵本に出てくる単語を一緒に言ったり保育者の言葉を真似てみたりと、単語を話すことを楽しむ姿が見られた。月齢の小さい子も「マンマ」や「パンマン(アンパンマン)」など、少しずつ言葉を発する姿も見られるようになってきたので、丁寧に言葉を返しやりとりを楽しめるようにしていった。…