0歳りす組2017年度12月のまとめ

食事

完了食の子が増え、手づかみやスプーンで意欲的に食べる姿があった。食べ終わった食器を保育者に差し出す子がいたので「ありがとう、空っぽだね」と声をかけ、食べる楽しさを感じられるようにしていった。また、完了食の子や離乳食の子も苦手なものが出ると顔を背けたり頭を振ったりする姿があった。無理強いはせず、少しでも食べることができた時には「すごいね」と自信に繋がるような声かけを心がけた。

排泄

保育者が交換マットを用意すると、自分から交換マットへ来て自分でパンツを脱ごうとする子がいた。自分でしようとする気持ちを受け止めながら、難しい所は援助していった。排便があるとパンツを触り保育者のもとに来て知らせる姿が見られた。保育者に伝えようとする姿をその都度、褒めていった。

健康

月齢の大きい子の中には、自分で食事後に手や口を拭こうとする子がいた。できない部分は手を添えながら、きれいにする気持ちよさを感じられるようにしていった。また、気温差が激しく体調を崩す子が多くいたので、こまめに検温をしていきながら体調の変化に気を付けていった。

睡眠

布団に入り保育者に手を握ってもらったり、背中をさすってもらったりすると安心して眠ることができるようになった。また、途中で目が覚めてしまう子がいたので、遊ぶスペースと眠るスペースに分けて過ごせるように環境を整えた。

身体発達

月齢の大きい子は、デイジーブロックや型はめなど手先を使った遊びを夢中になって遊ぶ姿が見られた。保育者は遊ぶスペースを分け、楽しむことができる環境を作っていった。月齢の小さい子では歩くことができる子や伝い歩きを楽しむ子が多く見られた。歩く楽しさに共感していきながら、手を繋いで一緒に歩き、歩く楽しさを感じられるようにしていった。

情緒

友だちのことが気になり、隣で同じ遊びをしようとしたり、手を繋ぎ歩いたりして楽しむ姿が見られた。ただ、玩具の取り合いや、気持ちが伝わらず引っ張ったり噛もうとしたりする場合があるので、保育者が仲立ちとなり、一緒に楽しめるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子では保育者の言葉を真似して楽しむ子や「どうぞ」と玩具を渡してやりとりを楽しむ子がいた。保育者は伝わる楽しさが感じられるような声かけをしていった。月齢の小さい子の中には保育者の言葉に合わせおじぎや体を動かして楽しむ子がいた。「ありがとうだね」と保育者も話ながらおじぎをし、やりとりの中から発語に繋がるようにしていった。

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