20.子どもを寝かしつける

子どもは無理矢理寝かしつけようとしても無理です。子どもも大人も、眠くなった時にはすぐ眠りにつけます。何時に必ず!!ではなく、眠くなった時を見計らって眠りに誘うようにすると意外と早く簡単に眠ってしまいます。

どうやって眠くなった時を見つけるか?

  • ①眠そうな顔
  • ②目がしょぼしょぼ
  • ③あくびが頻発
  • ④活発に動いていた子が、あまり動かなくなった
  • ⑤足の裏が熱くなってきた時(これがポイント)

この⑤は起きている時と眠っている時に働く神経系が交代するために起きてきます。寝かしつけたい時間が近づいてきたら、時々足の裏に触って、熱くなってきていないか確かめて見て下さい。 波がありますので、うまくタイミングが合えば簡単に熱くなった時が見つけられます。 熱くなってきたらすぐに寝かしつけて見て下さい、大体うまく行くと思います。このようなときに刺激をすると再び目が輝いてきます。眠くなったなと思ったらさっさと寝かしつけることが肝心です。
また、兄弟姉妹がいる場合、たまたま一緒に眠くなることはあり得ますが、通常は別々の時間に眠くなることの方が多いと思います。眠くなった子から寝付かせる、一度眠り込んだらすぐに深い睡眠に入ってしまうので簡単には起きないはずです。
当然のことですが、夜になったら、興奮するようなことをしないで、眠気が気易いように配慮することは必要です。

早寝早起きにこだわる必要はありませんが、なるべく規則正しい方が身体には良いと考えられています。大体同じような時間に寝入って同じような時間に起きるようした方がよいでしょう。

足の裏が冷たい時はまだ眠くない時で、昼間起きている時に働く神経が活発な徴候です。

この眠くない時に、ただ暗くする、布団に無理に入れる、静かにしているのみでは中々眠ってくれません。時々聞きますが、眠らせようとして2時間頑張ったが眠ってくれず、つい怒ってしまった・・・・

これは、子どもから見ればいじめられているようなもの、でもお母さんから見ても貴重な時間が過ぎていき、やらなければならないことが出来ず、やはりある意味困った状態。

眠らせるには、やはり、タイミング!! と考えて下さい。