3歳さくら組2019年度2月のまとめ

健康

日中は暖かい日もあり、身体を動かして遊ぶとぽかぽかと温まっていくことに気付く。遊びや天候によっては上着を脱いだりして調節している。散歩先の公園など広いスペースを使って、身体を大きく動かして遊べるよう活動を考えていく。

大きく体調を崩すことはないが、鼻水がでる子が多い。鼻水が出ていることに自分で気付き、鼻かみができるような声掛けをしていくとともに、清潔にすることの心地よさや大切さに気付けるよう援助していく。

人間関係

5歳児の卒園について話をすると、優しくしてもらったことや一緒に遊んだことなどを思い出し、寂しさを感じる子もいる。卒園児にプレゼントを作ることを提案すると「感謝の気持ちを伝えよう」と、5歳児をどのように喜ばせるかを考えている。3歳児なりに卒園児へのさまざまな想いを抱いていることが感じられる。卒園までの期間に遊びや活動で積極的に関わりをもち、卒園を祝い進級に期待をもつ気持ちに繋げていく。

環境

冷え込みが強くなった日の翌日に、以前準備していた水の入った容器に氷が張っていることに気付く。初めは氷の冷たさやツルツルと滑る感触を味わい、その後は、容器による形の違いに気付いたり厚さを比べたりしている。十分に氷の美しさや不思議を楽しんだ後には、ままごとなどに取り入れて遊ぶ。季節ごとの自然に触れ、それを遊びに取り入れられるよう工夫をしていく。

言葉

遊びの中で自分の思いを積極的に伝えようとする子が増えるが、反面、相手の勢いで自己を表出できず我慢したり保育者に仲立ちを求める子もいる。遊びや関わりの様子を見守り、場面によって仲立ちや代弁をして「お互いに思いがある」ことに気付いて聞くことができるような援助をしていく。

表現

ひな飾りの制作では、さまざまな種類の紙を使用する。お花紙を使っての花の土台作りでは、その薄さに驚き、透かして見たり撫でてみたりして感触を楽しんでいる。また、破れやすいことにも気付き、立ちあげる時には指先を使ってゆっくりとつまみ上げ丁寧に扱っている。さまざまな素材に触れる中で、形・色・長さ・やわらかさなどの違いに気付き、イメージに合ったものを選択し表現できるよう豊富に準備しておく。

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