3歳さくら組2019年度12月のまとめ

健康

戸外から戻った時には手洗いを意識して行うものの、水の冷たさが気になるのか雑になりやすい。また、うがいは難しく、口に水を含んだだけで終わってしまう子が多い。看護師による手洗い講習や絵本・紙芝居などを通して、手洗い・うがいの大切さを分かりやすく伝えていく。

戸外遊びで鬼ごっこやサッカー、マラソンごっこをしたり、遠くの公園に散歩にでかけたりして身体を存分に動かして遊ぶ。身体が温まるのを感じて、上着を脱ぐ子もいる。これから、寒さが増していくが、様々な活動や遊びを通して身体を動かす心地よさを感じられるようにする。

人間関係

気の合う友達と誘いあいながら、いくつかの集団に分かれて遊びが展開されているが、時には遊びの途中から加わろうとする子が仲間に入れずに保育者に仲立ちを求めることもある。保育者が仲立ちや代弁をして互いの思いを伝えつつ、皆で共有しやすい集団遊びの提供も考えていく。

環境

遠出の散歩に出るようになる。周囲の自然から本格的な冬への季節の変化を感じたり、住宅や店舗の装飾で年末の様子を知ることができたりするので、長距離の歩行も楽しむことができている。今後もさらに距離を伸ばしていきながら、自然物を取り入れた遊びや様々な遊具に挑戦し、子どもの興味や成長発達を促す遊びを取り入れていく。

言葉

経験したことや考えたことを、保育者や友達に伝えようとする場面が多くなる。思いが伝わりにくい時には、知っている言葉で補ったり置き換えたりしながら一生懸命に伝え、それが伝わった時には互いに喜びを感じている。様々な人との会話や絵本・紙芝居にたくさん触れることで言葉をさらに増やしていき、会話の楽しさが味わえるように援助していく。

表現

おたのしみ会での活動では、ごっこ遊びを通して友達と一緒に表現する楽しさを味わう。初めのうちは見られることで緊張する子も多かったが、友達同士でいいところや頑張っているところを褒めあったり、年上児の活動を見て刺激を受けたりして、少しずつ自信をもち表現するようになる。おたのしみ会が終わった後も、様々なごっこ遊びが展開されているので、子どものもつイメージを大切にしさらに遊びを深めていけるよう援助していく。

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