3歳さくら組2019年度1月のまとめ

健康

看護師による手洗い指導を受け、手洗いの大切さを知る。手には見えないウィルスが手に付着していることがわかると、掲示された『上手な手洗い』のポスターを確認しながら丁寧に洗おうとする。また、戸外遊びの後のガラガラうがいも『魔法のうがい』と呼び、やってみようとする。感染症が増える時期なので、手洗い・うがいをしっかりと行い習慣として身につけられるよう援助していく。

4・5歳児と一緒に、片道30分程かかる公園へ行く散歩が増える。長距離を歩き、さらに公園では鬼ごっこやリレー・かけっこなどで身体を動かしたり、年上児の取り組みを見て大型の固定遊具にも挑戦してみようとする。しっかりと安全を確認し、存分に身体を動かして遊べるようにする。

人間関係

散歩では、年上児にリードされて安心して歩き、会話を楽しんだり周囲の発見を伝えあったりしている。2歳児と一緒の散歩ではこれまでとは違いリードする立場となり、緊張したりどう関わって良いのか戸惑う姿も見られたが、年上児にしてもらったことを思い出しながら同じように関わってみようとする。担任間で連携をとり、様々な学年の児と関わりを持ち、『育ち合い』ができるよう援助していく。

環境

当番活動を始めると、順番で当番がまわってくることを心待ちにしながら、意欲的に取り組んでいる。食事前のテーブル拭きや配膳の手伝いなど、保育者に「もっとお手伝いある?」と声を掛けながらできる事を探してしようとする。子どもの意欲を大切にし、できることを増やし、できた時には達成感や充実感が味わえるようにする。

言葉

子ども新年会でカルタ遊びを経験し、文字に興味を持ち始める子がいる。また、年上児や保育者が札を読むのをじっくりと聞き、そこからイメージするものを手掛かりにして札をとろうとする子もいる。遊びの中で楽しみながら文字や数字に興味をもつことができるよう、玩具や遊びの提供を考えていく。

表現

鬼のお面作りでは、土台のみ準備しておき、顔のパーツは色画用紙を切り貼りして作っていく。イメージした形をその通りに切っていく子もいれば、細かく切ったものの中からイメージに合ったものを選んだり組み合わせて作りあげていく子もいる。中にはハサミの持ち方が不安定な子もいるので、安全で扱いやすい持ち方を伝えつつ、作る楽しさを十分に味わえるよう援助していく。

育児あれこれ