2歳こぐま組2023年度10月のまとめ

健康

気温の変化により体調を崩し、鼻水や咳が出ている子がいた。鼻水が出た時には不快感に気が付いて、自分でティッシュをとって拭き取る姿や、保育者に「ティッシュとって」と言葉で思いを伝える姿が見られた。朝夕の気温差が激しい日が多かったため、衣服の調節や室温に配慮していった。また、食事の前や戸外から戻った時の手洗いの際には、「手を洗ってバイキン、バイバイしよう!」「ピカピカになったね」などと声をかけ、清潔になることの気持ち良さを感じられるようにした。

人間関係

「〇〇ちゃんと一緒に遊びたい」「一緒にあそぼう」などと、友だちを誘って一緒に遊ぶ姿が見られた。一緒に遊びたい気持ちと1人で集中して遊びたい気持ちが嚙み合わず、涙が出ることもあった。保育者が仲立ちとなり、それぞれが落ち着いて話せる環境を整えたり、思いを代弁したりして配慮していった。

環境

園庭や小園庭で遊んだり、散歩に出かけたりして戸外遊びを楽しむことができた。どんぐり、ススキなどに触れ、秋の自然を感じることができた。また、サツマイモ、カボチャ、柿などの作物に実際に触れる機会を設け、触ったり、においをかいだりして観察をした。「重たいね」「ツルツルしてる」と感じたことを言葉で友だちや保育者に伝える姿があった。子どもたちの気付きをまわりの友だちに伝えたり、楽しさや嬉しさに共感したりして認めていった。

言葉

気の合う友だちとお店屋さんごっこをする中で店員役とお客さん役に分かれて、「いかがですか」「○○ください」などとやりとりをする姿があった。また、数を数えたり、アルファベットをみてABCの歌をうたったりと、様々に興味が広がっている。一緒に歌を歌ったり、英語の歌を流したりして子どもたちの興味に合わせて遊びを展開していった。

表現

「〇〇の音楽流して」などと言葉で思いを伝え、保育者にリクエストし音楽に合わせて歌ったり体を動かしたりする姿が多く見られた。また、戸外遊びでドングリを見つけると「どんぐりころころ」と秋の歌を友だちと一緒に歌って楽しむ姿もあった。保育者も一緒に歌ったり踊ったりして、表現する楽しさを味わえるようにしていった。

食育

友だちが箸を使って食事をする姿を見て、「箸つかいたい」と意欲を見せる子が多くいた。やってみたい気持ちを受け止めながら、正しい持ち方や、まっすぐ椅子に座って食べること、皿をもって食べることなどを伝え、食事のマナーを意識できるようにしていった。また、「これはピーマンかな」「おいもがはいってるね」などと食材に興味を持ち、話す姿もあった。子どもたちの言葉を受け止め、興味がさらに深まるように声かけをしていった。

育児あれこれ