1歳うさぎ組月のまとめバックナンバー

1歳うさぎ組2017年度11月のまとめ

食事

「にんじんだいじんあった!」と自分たちの好きな話の登場人物に見立てて食べようとしたり、「これはなぁに?」と食材に興味を持って食べようとしたりする姿があった。

また、ピカピカになった皿を見せ、「見て!ピカピカだよ」と嬉しそうに話す姿があった。「きれいに食べられたね」「すごいね」などと言葉をかけ、子どもたちの嬉しい気持ちに共感していった。

排泄

紙パンツが濡れておらず、トイレに誘うとタイミングよく排尿できる子がいる。「すごいね」「上手だったね」などと声かけをし、自信へとつなげていった。

月齢の小さい子も、トイレに誘うと喜んで座る姿があった。「シーシーでるかな?」と声かけをし、楽しみながら進めていった。

健康

気温の変化が大きく、鼻水や咳が出る子が多く、熱が出る子もいた。顔つきがいつもと違ったり、いつもより食べが少なかったりしたときは、職員同士で声を掛け合い、こまめに検温し、体調管理に気をつけていった。

また、厚着にならないよう、衣服の調節もしていった。

睡眠

給食を食べ終わると、すぐに布団に入り眠る子や、なかなか眠たくならない子がいた。先に眠っている子や、眠たい子の妨げにならないよう、言葉掛けをしゆっくりと体が休められるようにしていった。

身体発達

誘導ロープを使った散歩に慣れ、天気の良い日は積極的に散歩に出掛けた。月齢の大きい子は、長い距離でもしっかりとした足取りで歩けるようになった。

また、南部体育館の広場や農道ではかけっこをして楽しんだ。保育者も一緒になって体を動かし、楽しさを共感していった。

情緒

友だちが泣いていると、優しく頭をなでてあげる子や、「○○ちゃんが泣いてる」と保育者に知らせてくれる子がいた。

一方で、「やめて」という言葉よりも先に、友だちを押したり、叩いたりする姿もあった。

子どもたちの気持ちを汲み取りながら、「いやだったね」と共感したり、「やめてって言おうね」など、気持ちを代弁していった。

言葉

友だちの持っている玩具が貸してほしい時には、「かして」「かわって」などと声を掛けられる子が増えてきた。

また、声を掛けられた子も「いいよ」「あとでね」などと言葉を返し、子ども同士でのやり取りができるようになってきた。

子ども同士での関わりを大切に見守りながら、保育者も言葉を重ね、必要に応じて気持ちを代弁していった。…

1歳うさぎ組2017年度10月のまとめ

食事

「おいしい」と保育者に伝えながら意欲的に食べている。お皿が綺麗になると「ピカピカ」と嬉しそうに保育者に見せる姿があった。「ピカピカだね」「すごいね」と言葉掛けをしながら楽しい雰囲気で食事ができるようにしていった。

排泄

タイミングが合うとトイレで排尿できたり、月齢の小さい子もトイレに座りたいと指をさしてアピールすることが増えてきた。上手く排尿ができた時は十分に褒め自信や意欲につなげていった。今後も子どもの様子を見ながら無理なくトイレに誘っていきたい。

健康

鼻水が出たことを保育者に知らせる姿がみられるようになってきた。「出たって言えたね」などと声を掛けたり、その姿を十分に認めていった。また、季節の変わり目で朝夕と日中の気温差のためか体調を崩す子が多くみられた。こまめに検温したり水分補給するなど体調にも気を配っていった。

睡眠

保育者が側につき背中を優しくさすると安心して入眠したり一人でも寝ることができるようになった。また、家庭と連携しながら一人一人に合わせて睡眠時間を調節していった。

身体発達

誘導ロープを使って上手に歩けるようになり、月齢の大きい子はどんぐり山まで、月齢の小さい子は南部体育館まで行くことができた。散歩に出掛けたときはかけっこをしてたくさん体を動かしていった。室内あそびでは、絵を描いたりこぐまぐみからパズルを借りてやってみたりと指先を使ったあそびを多く取り入れた。

情緒

ままごとを好み、友だちと楽しみながら自然と触れ合う姿がある。玩具や場所の取り合いなどトラブルになったときは仲立ちとなりお互いの気持ちを受け止めたり代弁したりしながらあそびを楽しめるようにしていった。

言葉

言葉数が増え、子ども同士でやりとりを楽しみながらあそぶ姿がみられるようになった。見たもの聞いたものを保育者に伝える姿もあり、子どもたちの言葉に耳を傾け「そうだね」と応えたり伝える楽しさを味わえるようにしていった。…

1歳うさぎ組2017年度9月のまとめ

食事

食事の時間を楽しみにし、意欲的に食べている。月齢の大きい子の中には食材の人参を見てエプロンシアターを思い出し「にんじんだいじん」「にんじんだいじんおったよ!」などと言いながら、嬉しそうに食べる姿があった。他の食材の名前も言いながら「美味しいよ」と声をかけていき食べてみようとする気持ちがもてるよう関わっていった。

排泄

タイミングが合うとトイレで排尿出来る子が増えてきた。うまく排尿出来たときにはしっかりと褒め、自信につながるようにしていった。オムツ交換時には無理なくトイレに誘っていったりして、一人一人の間隔を把握していくようにしていった。

健康

鼻水が出たことを保育者に知らせたり、自分で衣服の脱ぎ着をしようとする姿がみられるようになってきた。子どもの行動を認め、言葉かけをしていきながら、さりげなく手を添えていき出来た時には褒めて満足感が味わえるようにしていった。

睡眠

散歩や外あそびで日中しっかりと活動し、しっかりと食べ、心地良さそうに眠りについている。一人ひとりの睡眠のリズムも安定し、一定時間しっかりと眠っている。室内の温度を調節し、心地よく眠れるよう環境を整えていった。

身体発達

月齢の大きい子は初めて園庭まで誘導ロープを持って歩いた。上手に歩けるので次の日から南部体育館に行き、広場で追いかけっこなどしたりして体をいっぱい動かして遊ぶことが出来た。月齢の小さい子は広場で楽しみながらあそびの中で時々誘導ロープを持って歩いていくようにしていきたい。散歩のコースを変えていきながら無理のないよう少しずつ距離を延ばしていきたい。

情緒

ごっこあそびをする姿が少しずつ増え、人形をおんぶしたり手提げ袋にいっぱい玩具を入れて「いってきます」と手を振ったり、園庭では砂でごちそうを作り「どうぞ」「食べていいよ」と保育者や友だちと楽しんでいる姿が見られるようになった。やり取りが楽しめるよう保育者も一緒にあそびに加わり、盛り上げていった。

言葉

散歩に出かけると「カエルおったよ」と指差したり「ちょうちょおいでおいで」「ワンワンいるかな」など、気づいたものを言葉にして伝える子が増えてきた。子どもの言葉に耳を傾け、やり取りしながら一緒に発見を楽しんでいった。…

1歳うさぎ組2017年度8月のまとめ

食事

スプーンや手づかみで意欲的に食べる子が多かった。給食の中に、エプロンシアターや絵本に出てくるキャラクターと同じ野菜が出てくると「ピーマンマン」「にんじんだいじん」と言って喜んで食べる姿があった。「ピーマンマンいたね」「おいしいね」と声をかけながら楽しい雰囲気の中で食事が出来るようにしていった。

排泄

自分から排泄を予告する子が少しずつ増えてきた。出る前に知らせる子や出た後に知らせる子がいるが、知らせてくれたことを十分に認め、自信につなげていった。自分からトイレに座る子やタイミングが合うと排泄できる子もいるので、今後も子どもの様子を見ながら無理なくトイレに誘っていきたい。

健康

手足口病などの感染症が流行ったり、軟便などの症状が出る子がいた。子どもの顔色や機嫌、皮膚の状態などを観察し、体調の変化を職員間でしっかりと把握していった。体調の変化があったときには、看護師と連携しながらすぐに対応していった。

睡眠

水あそびの疲れからか、布団に入るとすぐに眠りにつく姿があった。中には早く眠たくなる子もおり、個々に合わせて午睡がとれるようにしていった。また、暑い日が続いていたので、快適に午睡ができるよう、室内の温度調節をしていった。

身体発達

全身を使って豪快に水あそびを楽しむ子が多かった。ビッグバスの中で腹這いになると、泳ぐように体を揺らしたり、友だちと一緒にバタ足をして思いきり水しぶきをあげて喜んでいた。危険のないように見守りながら、楽しい気持ちに共感したり声を掛けたりして水あそびを盛り上げていった。

情緒

月齢の小さい子もだんだんと自己表現ができるようになり、思うようにならないと大きな声を出したり、たたいたりする姿が見られるようになってきた。気持ちを受け止めながら相手の思いも伝えていき、友だちとの関わりが楽しめるよう仲立ちをしていった。

言葉

月齢の大きい子は、短い文を話したり、友だちや保育者との会話を楽しむ姿が増えてきた。月齢の小さい子も保育者の言葉をよく分かっており、返事をしたり身振り手振りと共に「あった」「これ」など、単語で気づいた事など、知らせる姿があった。子どもの言葉に耳を傾けながら、丁寧に受け答えしていった。…

1歳うさぎ組2017年度7月のまとめ

食事

スプーンを使ったり、手づかみで食べたりする姿が見られた。中には、苦手なものがあり食事が進まなかったり、口から出したりする姿も見られた。「すごいね」「おいしいよ」等、進んで食事が出来るように声かけをし食べることが出来た時には褒め、喜びに共感しながら楽しい食事を心掛けていった。

排泄

トイレに興味を持ち意欲的に行く子が多く、タイミングが合えばトイレでの排泄が出来る子もいた。「すごいね」「上手にできたね」などと声を掛け、トイレで排泄が出来た嬉しさを一緒に味わい、自信や意欲が高まるようにしていった。

健康

水遊びの疲れからか、体調を崩す子が多くみられた。こまめな検温や、水に長くつからないようにしたり、病み上がりの子は早く上げるようにしたりと一人一人の体調に気を付け、体調の優れないときや熱のあるときは看護師に連絡や相談をし、連携していった。また、こまめな水分補給や温度の調節などにも気をつけていった。

睡眠

自分から布団に横になり、保育者が側につくと安心して入眠する子が多かったが、中には眠りの浅い子や、なかなか寝られない子がいた。優しくさすったり、抱っこしたり、その子に合った対応をし、安心して眠れるようにしていった。

身体発達

水遊びが始まり、タライの中で水の感触を味わいながら、ゆったりと遊ぶ子やビッグバスの外側から容器で水を汲み、体にかけて水の感触を楽しむ子もいた。少し慣れてくると、ビッグバスの中で腹這いになったり、バタ足をするなど、体を大きく動かして遊ぶ子の姿も見られるようになってきたので危険のないよう見守りながら、そっと水をかけたり、玩具などを用意し水遊びを楽しめるようにしていった。

情緒

友だちへの興味や関心が高まり、玩具や場所の取り合いでのトラブルや自分の思いを伝えようと友だちに手を伸ばす姿がみられた。それぞれの思いを受け止め、「貸してだよ」「使いたかったんだよね」など、保育者が思いを代弁し、仲立ちをしていった。

言葉

言葉も少しずつ増え、友だちの名前や保育者を先生と呼ぶ子が増えてきた。CDや保育者の歌声に合わせてうたを口ずさんだり、月齢の小さい子は喃語で思いを伝えようとしたり、知っている物の名前で簡単な単語をつぶやく姿がみられた。子どもたちの一つ一つの言葉を受け止めながら、応答的な関わりを繰り返し、言葉でのやりとりの楽しめるようにしていった。…

1歳うさぎ組2017年度6月のまとめ

食事

スプーンや手づかみで意欲的に食べ、「おいしい」と笑顔を浮かべながら保育者に伝える子がいた。「おいしいね」と応えたり、意欲的に食べる姿を褒め、楽しく食事ができるよう声を掛けていった。

排泄

トイレに興味を持ち、友だちが座っている様子を見て自分も座りたいと指をさして積極的に行こうとする子が増えてきた。タイミングが合えばトイレで排泄できるときもある。トイレで排泄できたときは十分に褒め自信や意欲につなげていった。

健康

咳・鼻水、熱がでたり感染症にかかり体調を崩す子どもが多くいた。体調の変化に気を付け、こまめに検温や水分補給をしたり職員間や看護師・家庭と連携をとるなどして対応していった。

睡眠

食事が終わると自分の布団に横になり、保育者が側で背中をさすると落ち着いて眠りについていた。また、気温が高い日が続いたので気持ち良く午睡ができるよう室内の温度を調節していった。

身体発達

月齢の小さい子は歩行がしっかりし、月齢の大きい子の後をついて歩いたり、さかんに探索活動を楽しんでいる。三角マットのすべり台を作ると、様々な体勢で滑り降りたりジャンプして飛び降りたりと楽しんでいた。危険がないよう保育者が側で支えたり見守ったりしていった。

情緒

友だちのあそびを見て真似をしたり、一緒にあそぶ姿があった。同じものが使いたいという思いから玩具の取り合いになる場面もあったが、その都度「こっちにもあるよ」「かしてだね」と保育者が気持ちを言葉にし仲立ちをしていった。また、友だちが泣いていると頭を撫でてあげる優しい姿も見られたので、その姿を認めながら子どもたちのやりとりを見守っていった。

言葉

友だちの名前を覚え、指差して「○○ちゃん」と名前を言う子が多く見られた。「そうだね、○○ちゃんだね」と応えたり、「すごいね、言えたね」と十分に褒め、自信につなげていった。また、知っている曲を口ずさんだり、見たものを言葉で保育者に伝える姿もあり、子どもたちの言葉に耳を傾け、やりとりを楽しんでいった。…

1歳うさぎ組2017年度5月のまとめ

食事

スプーンや手づかみで意欲的に食べる。食べながら「おいちい」と一人が言うと他の子も「おいちい」と言いながら、喜んで食べる姿も見られた。「おいしいね」「食べれたね」など一人ひとりに合った声掛けをしたり、そっと手を添えたりしていき楽しく食べられるようにしていった。

排泄

保育者がトイレに誘うと、先に座っている友だちを見て興味を持ちトイレに座る子が増えてきた。タイミングが合えばトイレで排泄出来たり、「チッチ」と手で押さえながら知らせる子もいた。「すごいね」と十分に褒め、自信や次の意欲につなげていけるようにかかわっていった。

健康

咳、鼻水や熱が出る子も多く、家庭と様子を伝えあったり、体調の様子に留意して過ごしていった。日中気温の高い日が多かったので、快適に過ごせるように室温を調節したり、水分補給をこまめにしたりしていった。睡眠 布団に横になり一人で入眠する子、保育者が側で背中をさすったりすると安心して眠る子もいる。戸外で体をしっかり動かして遊びぐっすり眠れるようになった。中には早く目が覚める子もいるので、遊んで過ごせるように環境を整えていった。

身体発達

月齢の小さい子は歩行がしっかりしてきてさかんに探索活動を楽しんでいる。まだ歩けない子は這ったり伝い歩きをしているが、時々一人で立ち2~3歩足を前に出せるようになってきた。月齢の大きい子は、散歩先や遊戯室でかけっこしたり、マットの斜面を使ってジャンプしたりして活発に体を動かして楽しむことが出来た。

情緒

友達の持っている玩具が気になり取り合いをしたり、押したりする様子が見られた。玩具の数を調節したり、「こっちにもあるよ」「○○ちゃんと一緒だね」など保育者が気持ちを言葉にし仲立ちとなりながら、友達と楽しく関われるようにしていった。

言葉

散歩に出かけると「わんわん」「タイタイ」など指差しながら、たくさんの言葉が聞かれた。また保育者と一緒に歌を口ずさんだり、二語文を話したりして子どもたち同士でのやり取りも見られるようになってきた。子どもたちの言葉にじっくりと耳を傾け、保育者も一緒にやり取りを楽しんでいった。…

1歳うさぎ組2017年度4月のまとめ

食事

スプーンや手づかみなどで意欲的に食べる子が多かった。「おいしい」と言いながら食べたり、友だちが食べている様子を見て食事が進む子もいる。「おいしいね」と言葉を返したり意欲的に食べる姿を十分に認め、楽しい雰囲気の中で食事が出来るようにしていった。朝起きるのが早かったりまだ園でのリズムに慣れず、食事の前に眠たくなってしまう子もいたので、一人ひとりに合わせて早めに給食を食べたり、起きてから食べたりするなど対応をしていった。

排泄

オムツ交換時には「きれいにしようね」などと声をかけながら、しっかりスキンシップを取り関わっていった。また、トイレに興味を持ち、座ってみようとする子もあった。気持ちを受け止めその都度対応するとともに、排泄できた時だけでなく、できなかった時にも座ってみようとする姿を認め、褒めていった。

健康

新しい生活の疲れからか、熱や下痢などで体調を崩す子がいた。下痢は長引く子もいたので、家庭と連携を密に取りながら食事などにも気を付けていった。体調の変化を感じた時には、検温や水分補給をしたり、看護師と連携を取って早目に対応するようにしていった。

睡眠

進級児は給食を食べ終わると自ら布団に横になり、保育者が側につき背中をさすると安心して入眠している。新入園児の中には、不安からか午睡の時間になると涙が出る子がいた。不安そうにしている時には、抱っこやおんぶをしたり、優しく声を掛けていきながら、安心できるよう配慮していった。また、午前中に眠たくなる子もいたので、午前睡をするなど一人ひとりの様子を見ながら、無理のない生活リズムで過ごせるようにしていった。

身体発達

歩行ができる子、伝い歩きの子、ハイハイの子など様々な姿がある。月齢や発達に応じて遊びや活動を分け、安全に過ごせるようにしていった。歩行ができる子は、散歩の時に保育者と手をつないで、歩いての散歩も楽しんだ。伝い歩きやハイハイの子ものびのびと体を動かせるように、ホールでマットあそびやリズムあそびなどを楽しんだ。部屋ではひもとおしや洗濯バサミつけなど、指先を使った遊びも少しずつ取り入れていった。

情緒

新入園児は、初めての環境に涙が出る子がほとんどだった。不安やさみしい気持ちをしっかりと受け止めて抱っこやおんぶなどをしながら、1対1でゆったりと関わるようにしていった。少し慣れてくると、泣いている友だちや月齢の小さい子に、玩具を貸してあげたり頭をなでたりして関わろうとする子の姿が見られるようになった。関わりたい気持ちを大切に見守っていった。

言葉

保育者が歌をうたうと知っている歌詞を一緒に口ずさんだり、保育者の言葉を聞き真似たりして楽しんでいた。月齢の小さい子も機嫌よく喃語を発する姿が多く見られた。発語につながるよう、ゆっくりと声に出したり、言葉を重ねていきながら繰り返しやりとりを楽しんでいった。…

1歳うさぎ組2016年度3月のまとめ

食事

4月当初からスプーンや手づかみで意欲的に食べる姿が多かったが、中には保育者が食事をスプーンで口元まで運ぶのを待っている子もいた。保育者が手を添え、一緒にスプーンを使うなどして関わっていくと、次第に自分でスプーンを使って食べる姿がみられるようになった。全部食べることが出来たり、苦手な物を食べることが出来た時は、「おいしかったね」「すごいね」と声掛けをし、その姿を十分に認め、更なる意欲に繋がるように関わっていった。

排泄

喜んでトイレへ行く姿が多く、秋頃から段々と排尿出来る子が増えた。中には排便もする事が出来る子もいた。排尿や排便ができた時は職員間で伝え合い、クラス全体で「できたね」と褒めたり、保護者の方にも伝えるなどして、園でも家庭でも、出来た事の喜びを共有していった。

健康

春から秋頃までは、感染症などで体調を崩す子が多かったが、冬頃から落ち着き、鼻水や咳は出るものの、元気に登園する姿が増えてきた。気温の変化などに注意し、室温の調節や衣服の調節を行っていった。また、こまめに検温も行い、一人ひとりの体調に気を付けていった。

睡眠

4月当初は新入園児が多かった事もあり、不安からか、なかなか落ちついて入眠することが出来ない子が多かった。保育者が側で背中をさすったり、歌を歌ったりし、安心出来るよう心掛けていった。6月頃からは段々と一人寝が出来る子が増えてきた。あそびに夢中で入眠までに時間がかかる子もいたが、その子が眠くなったタイミングで午睡に誘うなどして対応していった。

身体発達

4月は歩行が完成していない子も多くいたが、しっかりと歩く事が出来るようになった。体力も付き、長距離での散歩も楽しめるようになってきた。一人ひとり歩幅が違うため、誘導ロープを握って歩く並び順に配慮していった。秋頃からはパズルに興味があり、繰り返し楽しむ姿が見られた。初めは6~8ピースのパズルを楽しんでいたが、段々と20ピースのパズルに挑戦する子が見え始め、自分の力だけで完成させることが出来る子もいた。分からないところは保育者と一緒に完成するまで取り組んでいた。

情緒

友だちと関わって遊ぶ子が多くなり、気の合う友だち同士で遊ぶ姿が見られるようになったが、思い通りにならないと友だちを叩いてしまったり、泣いたりして訴える子がいた。お互いの気持ちを受け止めながら、思いを代弁したり仲立ちをし、関わりを楽しめるようにしていった。

言葉

喃語で思いを伝える子が多かったが、次第と言葉でのやり取りが増えていった。子どもたちの言葉に耳を傾け、一緒に会話するなどし、言葉でのやり取りの楽しさを伝えていった。…

1歳うさぎ組2016年度2月のまとめ

食事

おかわりをする子が増え、意欲的に食べている。食べる事に夢中になると手づかみが多くなる姿もあるので「上手に食べれるね」「スプーン使って見せて」などと声を掛け、さりげなく伝えていった。食後の口拭きも自分でする姿が増えてきたので、意欲を認めしっかりと褒めていった。

排泄

おむつ交換時にトイレにいく事に大分慣れ、中には自分から「ちっち行く」と言って意欲的な姿もある。ズボンや紙パンツの着脱など自分でしている時にはしっかりと見守っていった。また、出来ない時にはさりげなく援助したり、自分で出来そうなところは「これは出来るかな?」と促しながら関わっていった。

健康

室内でもしっかり動いて遊び、中には汗をかく姿もあったので脱水にならないよう活動の合間に水分補給をしたり、厚着になり過ぎないよう気を付けていった。また、鼻水や咳が出る子が多かった。園での体調の様子をしっかり伝えたり、家庭での様子も聞きながら連絡を取り合っていった。

睡眠

保育者が側に付くと安心して眠りにつく子、また、体力が付いてきて眠たくなるのに時間が掛かる子がいた。室内での活動も多かったので、午前中のあそびについて考え、十分に体を動かし心地よく午睡が出来るよう配慮していった。

身体発達

カエルやカニなどの動物になりきって“よーいどん”をすると保育者の動きをよく見て面白そうに真似をする姿があった。また以前は難しそうだった後ろ歩きや両足とびもなどの動きも真似をして挑戦したり、出来る子が増え成長を感じた。今後も十分に体を動かすあそびに誘っていきたい。

情緒

友だちの真似をし帽子やエプロンを着け、同じ格好をしてみたり、ブロッックで友達と似たような形を作ってみようとする姿があった。友だちの真似をして遊ぶ中で「おいで」と気の合う友だちを呼んだりし関わり合いが増えてきた。中には玩具の取り合いになる場面もあったので、遊びをしっかり見守り仲立ちとなっていった。

言葉

簡単な単語でやり取りする子、二語文が話せる子など、様々な姿がある。自分の思いがしっかりとあるがうまく表現出来ず、涙が出たり苛立つ姿があった。思いを聞くと「うん」「ちがう」などと、簡単な言葉で意思を伝える事が出来るので、思いを汲み取り代弁していった。…