1歳うさぎ組月のまとめバックナンバー

1歳うさぎ組2016年度1月のまとめ

食事

スプーンを使って上手に食べる子が増え、全部食べ終わると「ピカピカ。」と食器を見せて喜ぶ子もおり、その気持ちに共感し十分に褒め、次の食べる意欲につなげていった。食材に興味を持ち、「これは?」と保育者に聞いたり、する子もおり、「にんじんだよ。」、「かぼちゃだよ。」など、会話のやりとりをしながら楽しんで食事ができるようにしていった。

排泄

トイレに誘うとほとんどの子が嫌がらずにいったり、「おしっこいく。」と保育者に知らせ自分からトイレにいき、タイミングが合えば排尿できる子が増えてきた。ズボンや紙パンツを自分で着脱しようとする子もおり、「こっちに足入れるんだよ。」など声かけしながら一緒にしていった。できたときには「できたね。」「はけたね。」など、一緒に喜び自信につなげていけるようにしていった。

健康

鼻水や咳をする子が多くなり、「はなでた」などと伝え、ティッシュで自分で拭く姿もあった。保育者同士連携を取り合い、一人ひとりの体調の変化に気をつけ、こまめに検温をしたり衣服の調整をするなど配慮した。

睡眠

なかなか寝付けない子もいたが、一人ひとりのリズムに合わせて見守っていった。保育者が側につき背中をさすったり、オルゴールをかけたりして、安心して眠れるような環境にしていった。

身体発達

天候の悪い日が多く、室内で飛び箱やマット、大型ソフト積み木などを使い体を動かしてあそべるようにしていった。飛び箱からジャンプしたり、マットで前転、大型ソフト積木でバランスをとって歩いてみたりなど繰り返し楽しむ姿が見られた。安全にあそべるように保育者が側について見守っていった。又、パズルや型はめなど指先を使った玩具を多く取り入れてあそんだ。初めは保育者と一緒に楽しんでいた子も一人で出来るようになり、保育者に嬉しそうに見せていた。

情緒

友だちを誘い一緒にあそぶ姿が多く見られるようになった。友だちと一緒の玩具が欲しくて取り合いになったりして、押したり、叩いたりすることもあるので、トラブルになりそうなときは、保育者が仲立ちしていき、お互いの気持ちを代弁していった。

言葉

月齢の大きい子は「○○ちゃん、いっしょにあそぼ。」「○○ちゃん、一緒いこうか。」と友だち同士で名前を呼び合ったり、会話をして楽しむ姿が見られる。月齢の小さい子も片言や喃語で思いを伝えようとする子もおり、子どもたちの言葉に耳を傾け言葉のやりとりを楽しめるようにしていきたい。…

1歳うさぎ組2016年度12月のまとめ

食事

スプーンや手づかみで意欲的に食べていた。手づかみで食べようとする子に「スプーンがあるよ」と声をかけるとスプーンを手に持ちすくって食べる姿があった。「上手にすくえるね」「おいしいね」など声をかけ、スプーンを使えたことの喜びや食事の楽しさが感じられるようにしていった。

排泄

紙パンツ交換時に保育者がトイレへ誘うと自分でズボンや紙パンツを脱ごうとする子が多く、トイレに座ると排尿出来る子もいた。トイレで排尿することが出来た子には「おしっこでたね、すごいね」と声かけをし、次の意欲へと繋げていった。

健康

感染症にかかり、体調を崩したり、嘔吐する子がいた。体調の変化に気を付け、こまめに検温をしたり、職員間や看護師、家庭と連携をとるなどして対応していった。また、嘔吐の対処などすぐにできるようにしていった。体調を崩して休んでいた子が登園した時も無理なく過ごせるよう配慮していった。

睡眠

保育者がそばに付くことで安心してすぐ入眠出来る子、なかなか眠ることが出来ない子など様々だった。なかなか眠ることが出来ない子には、子守唄を歌ったり、優しく背中をさするなど、安心して入眠出来るよう配慮していった。また、快適に寝られるよう室温も調節していった。

身体発達

ホールや南部体育館の広場など広い場所に行くとたくさん走ってあそぶ姿があった。また、音楽を流すと保育者を真似て体を動かしたり、ジャンプして楽しんでいた。身体をしっかり動かしてあそぶことが出来るよう、環境を整えていった。

情緒

友だちと同じあそびを楽しんだり、友だちに興味を示す姿が多く見られた。その中で、自分の思いが上手く伝わらないときに友だちを叩いたり押したりする場面があった。「いやだったね」「かしてだね」と保育者が気持ち受け止めて代弁し、仲立ちとなっていった。

言葉

保育者や友だちの言うことを真似てみたり、絵本の一部を真似て言ってあそんでいた。月齢の大きいの中には友だちとの会話を簡単な文章で楽しむ子もいた。月齢の小さい子同士で喃語で会話を楽しむ姿もあった。保育者も一緒に会話を楽しみながら、言葉を話す楽しさが味わえるようにしていった。…

1歳うさぎ組2016年度11月のまとめ

食事

食べ終わったお皿を「ピカピカ」と言って保育者に見せたり、「あつまれして」と保育者に伝え、食べ物を残さず綺麗に食べようとする姿が多く見られた。「いっぱい食べたね」「すごいね」などと声掛けをし、食べられたことへの嬉しい気持ちに共感していった。

排泄

排泄に誘うと積極的にトイレに座る子が多く、タイミングが合うと排尿出来る子もいた。また、自分で紙パンツやズボンを着脱する姿が多く見られた。「自分でやりたい」という気持ちを尊重し、側で見守ったり、さりげなく援助していった。遊びに夢中でトイレへ行くことを嫌がる子には無理強いはせず、様子を見ながら誘っていった。

健康

朝夕と日中の気温差からか、鼻水や咳が出る子が多かった。また、乾燥から肌が荒れる子もいた。体調が優れなさそうな子には検温を行ったり、肌が荒れている子には塗り薬を塗布するなどして対応した。状況に応じて看護師にも相談をしていった。

睡眠

快適に眠れるよう、衣服や肌着の調節をしていった。時々、ぐっすり眠れなかったり、途中で泣きながら起きる子もいたため、優しく声掛けをしたり、体をさするなどして、十分に午睡が出来るよう一人ひとりに寄り添いながら対応していった。

身体発達

誘導ロープに慣れ始めた子から少しずつ散歩に誘っていった。しっかりと握って歩くことができる姿が多かったが、中には興味が惹かれるものを道中に見つけると咄嗟に手放してしまう姿も見られたため、安全に充分注意しながら散歩を楽しんでいった。

情緒

気の合う友だちと一緒に遊びを楽しむ姿があった。玩具の取り合いや、自分の思いが上手く伝わらずトラブルに繋がる場面もあったため、気持ちを代弁するなどして保育者が仲立ちとなったり、言葉で相手に伝える事をさりげなく知らせていった。

言葉

友だちや保育者の名前を呼んだり、知っている単語が増え、友だち同士や保育者との会話を楽しむ姿が増えてきた。また、気に入った歌を口ずさんで楽しんだりもしていた。子どもたちの言葉に耳を傾けたり、一緒に歌ったりするなど、より言葉に親しめるようにしていった。…

1歳うさぎ組2016年度10月のまとめ

食事

食事前の手洗いもほとんどの子が、自分から手洗い場に向かって手を洗い、ペーパーで手を拭きゴミ箱に捨てるという姿があり、自分でという意欲を大切にしながら援助していった。食べ終わったお皿を満足そうに保育者に見せる子もおり、「たくさん食べたね」「ピカピカだね」などと言葉かけをし認めていった。

排泄

友だちがトイレに行くと真似して行こうとしたり、ほとんどの子が嫌がらずに座りタイミングが合えば排泄できる子が増えてきた。しっかりと褒め自信になるようにしたり、職員同士にも伝えたりし、みんなで喜び合えるようにしていった。これからも無理強いやあそびの妨げにならないよう、一人ひとりのペースに合わせて誘っていきたいと思う。

健康

朝夕は少しずつ寒くなってきたが、天気の良い日はまだ日中あたたかく汗をかく時もあるので、衣服を調節し快適に過ごせるようにしていった。又、鼻水や咳が出る子が多く、発熱する子もいた。家庭との連絡を密にし、体調の変化に気を付け、見守っていくようにした。鼻水が出ている時に「鼻。」と鼻水が出ていることを保育者に伝えてくれる子もおり、こまめに拭き取り、きれいになった気持ち良さが味わえるようにしていった。

睡眠

気温の変化に応じて室温や衣類、寝具の調節をし、快適に眠れるようにしていった。又、個人差によって寝始める時間や起きる時間などが違うので、一人ひとりに合わせて言葉かけや体をさすったりしながら、快適に寝たり、起きたりできるようにしていった。

身体発達

月齢の大きい子中心に少しずつ誘導ロープを持ち、歩いて散歩に出掛けた。手を離さずしっかりと誘導ロープを持つ姿が増え、一人ひとりを十分に認めて次への意欲に繋げていった。中には、途中で疲れてきたりして誘導ロープを離してしまう子もいるので、安全に配慮しながら楽しい散歩になるようにしていきたい。

情緒

友だちと一緒に同じ玩具で遊ぼうとしたり、友だちの遊びに興味を持つ姿が増え関わって遊ぶ姿も増え微笑ましかった。玩具や場所の取り合いなどでトラブルになることもあったので、お互いの気持ちを受け止めながら仲立ちとなり、友だちと関わる楽しさが味わえるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子は「○○ちゃんは?」と友だちの名前を呼んだり、保育者に二語文で話したりする子が増えてきた。月齢の小さい子も喃語から単語を発する姿が見られる。片言や喃語で保育者や友だちに思いを伝えようとする姿が増え、子どもたちの言葉にゆっくりと耳を傾け聞いたり、側で見守ったりし、言葉のやりとりが楽しめるようにしていった。…

1歳うさぎ組2016年度9月のまとめ

食事

食事の時間を楽しみにし、意欲的に食べている。月齢の大きい子の中には食材を見て「これは?」と尋ね、興味を持つ姿もある。食材の名前をさりげなく伝えていったり、意欲的に食べる姿を見守りながら「スプーンが使えるかな?」などと声を掛けていき、上手く使えている時にはしっかりと褒め、自信につながるよう関わっていった。

排泄

タイミングが合うとトイレで排尿出来る子が少しずつ増え、排尿出来ると嬉しそうな姿があった。オムツ交換時には無理なくトイレに誘っていきながら、一人ひとりの排尿間隔が掴めるよう、今後もしっかりと見守っていきたい。

健康

鼻水が出たことを保育者に知らせたり、食事の後など自らおしぼりで顔を拭こうとする姿が少しずつみられるようになってきた。子どもの行動を認め、言葉かけをしていきながら、清潔にすることの気持ちよさが伝えられるよう関わっていった。

睡眠

散歩や外あそびで日中しっかりと活動し、しっかりと食べ、心地良さそうに眠りについている。一人ひとりの睡眠のリズムも安定し、一定時間しっかりと眠っている。室内の温度を調節し、心地よく眠れるよう環境を整えていった。

身体発達

散歩に向け、ホールや南部体育館の広場などで誘導ロープを持て歩いた。初めはなかなか上手く歩けなかったが、楽しみながら歩けるようあそびの中で時々取り入れていき、少しずつ上手く歩けるようになってきた。今後、短い距離の散歩から無理なく誘導ロープを使っていきたい。

情緒

ごっこあそびをする姿が少しずつ増え、紙袋に玩具や絵本を入れての買い物ごっこや、園庭では砂でごちそうを作り「どうぞ」「食べていいよ」と保育者や友だちと関わりながらあそんでいる。やり取りを楽しめるよう保育者もあそびに参加し、盛り上げていた。

言葉

散歩に出かけると気になるものを「あれは?」と指差したり「ちょうちょ」「葉っぱ」「ワンワン」などと、気づいたものを言葉にして伝える姿があった。子どもの言葉に耳を傾け、やり取りしながら一緒に発見を楽しんでいった。…

1歳うさぎ組2016年度8月のまとめ

食事

どの子も意欲的に食べていた。手づかみで食べている子もスプーンを近くに置くと使ってみようとする姿があった。エプロンシアターや絵本に出てくるキャラクターと同じ野菜が出てくると「ピーマンマン」「にんじんだいじん」など喜ぶ場面もあった。「にんじん大臣いたね」「おいしいね」と声をかけながら楽しく食べられるようにしていった。

排泄

タイミングが合うとトイレで排泄できる子もおり、「できたね」と声をかけながら出来たことを共に喜び、次の意欲につなげていった。また、おむつに便やおしっこが出ると保育者の近くで股を押さえたり「うんちでた」と知らせる子もおり、「気持ち悪かったね」「出たの分かったね」など声をかけ出る感覚を意識できるようにしトイレでの排泄に繋がるようにしていった。

健康

突然の嘔吐や軟便などの症状が出る子が数名いた。また、とびひやあせもなどの肌トラブルのある子もいた。家庭や看護師と連携をとりながら子どもの様子に留意しすぐに対応できるようにしていった。

睡眠

水あそびの疲れからか、布団に入るとすぐに眠りにつく姿が多かった。中には早く眠くなる子もおり、個々に合わせて午睡がとれるようにしていった。また、暑い日が続いていたので、快適に午睡ができるように室内の温度調節をしていった。

身体発達

の子も水あそびを全身で楽しんでいた。3つのビッグバスを行き来し自分で跨いで中に入ったり、友だちの姿を真似してビッグバスの中で腹ばいやバタ足をしてみようとする場面もあった。ビッグバスの中でフープのトンネルをくぐる姿もあった。「上手だね」「おもしろいね」と声をかけながら体を動かしたあそびを楽しめるようにしていった。

情緒

お盆休み明けに気持ちの切り替えがすぐに出来ず、不安な表情をする子や、朝の登園時に涙する子がいた。気持ちが不安定な子には、寂しい気持ちに寄り添い、じっくりと関われるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子は、二語文や簡単な単語で友だちと会話を楽しむ姿が見られた。保育者や友だちが言った言葉を真似て楽しむ子もいた。月齢の小さい子も返事をしたり喃語や「あった」「やだ」など短い言葉で伝えようとする姿があった。丁寧に受け答えをするようにし、やり取りを楽しめるようにしていった。…

1歳うさぎ組2016年度7月のまとめ

食事

スプーンや手づかみで意欲的に食べるが、苦手なものはなかなか進まなかったり、口から出す姿がみられた。「大きいお口ができるかな」、「おいしいね」など優しく声掛けをし、食べてみようと思えるよう援助したり、食べられたことを共に喜びながら関わっていった。

排泄

トイレに興味を持つ子が多く、タイミングが合うとトイレで排泄出来る子もいた。「おしっこ出たね」「すごいね」などと声を掛け、トイレで排泄出来た喜びを一緒に味わい、自身や意欲に繋がるようにしていった。

健康

水あそびの疲れからか、体調を崩す子が多かった。こまめに検温をするなど一人ひとりの体調に気を付け、熱があるときは看護師に連絡や相談をし、連携していった。また、気温が高い日が続いたため、水分補給もこまめに行っっていった。

睡眠

自分から布団に横になり、保育者が側に付くと安心して入眠する子が多かったが、中にはなかなか寝られず、涙が出たり、遊び始める子もいた。その子に合った対応をし、安心して眠れるように配慮していった。

身体発達

水あそびが始まり、月齢の大きい子はビッグバスの中で腹這いになったり、バタ足をするなど、体を大きく動かしてあそぶ姿が多かった。月齢の小さい子は、タライなどの中で水の感触を味わいながら、ゆったりとあそぶ姿が見られた。危険がないよう見守りながら、子どもたちが水に親しめるようにしていった。

情緒

友達への興味や関心が高まり、自分の思いを伝えようとして友達へと手を伸ばしたり、玩具や場所の取り合いでのトラブルがみられた。それぞれの子どもたちの思いを受け止め、「○○したかったんだよね」、「貸してだよ」など、保育者が子どもの思いを代弁し、仲立ちをしていった。

言葉

月齢の大きい子は、保育者や友達の名前を呼んだり、CDや保育者の歌声に合わせて歌を口ずさむ姿があった。月齢の小さい子も喃語で思いを伝えようとしたり、「ピーマン」、「アンパンマン」など、簡単な単語をつぶやく姿がみられた。子どもたちの言葉に耳を傾け、「○○だね」などと声を掛け、言葉でのやりとりの楽しさを味わえるようにしていった。…

1歳うさぎ組2016年度6月のまとめ

食事

“グリーンマントのピーマンマン”や“やさいのパーティおおさわぎ”に登場する野菜のキャラクターを気に入り、給食に野菜が出てくると興味を持って食べてみようとする姿があった。「これは○○だよ」などと食材の名前をさりげなく伝えていきながら関わっていった。

排泄

便器に座りたい子、そうではない子と様々な姿がある。一人ひとりの様子を見て、おむつ交換をし、気持ち良くなったことを伝えていった。また、トイレに誘ってみて、タイミングが合えば排泄出来る子もおり、出来た時は「やったね、すごいね」などと、一緒に喜んで自信につなげていった。

健康

気温が高い日が多く、外で活動するときなどしっかりと水分補給をしたり、活動時間なども考え無理なく過ごせるようにしていった。また、汗をかく子が増えたので、着替えをするなど清潔に過ごせるようにしていった。

睡眠

自分の布団を見つけるとすすんで入りに行き、保育者が側に付き、背中をさすると落ち着いて眠りについていた。新入園児の中には泣いて目覚める子もいるので、不安な気持ちに寄り添い1対1で関わっていった。

身体発達

月齢の大きい子の中には保育者が支えると鉄棒にぶら下がれる子や、1人で低い鉄棒にぶら下がれる姿があった。また低い跳び箱を用意すると、両足跳びが出来る子もいた。月齢の低い子は片足ずつで跳び箱の段差の上り下りを楽しんでいた。梅雨の時期、室内の活動時にも十分に体を動かせるようあそび方を考えていった。

情緒

友だちのあそびをよく見ていて真似をしたり、同じ玩具を使ってみようとする姿があった。同じ物が使いたいという思いから、玩具の取り合いになる場面もあったので、玩具の数を揃えていった。また、友だちと一緒でうれしい気持ちに寄り添い、温かく見守っていった。

言葉

月齢の大きい子の中には「せんせい」とはっきり保育者を呼ぶ子が増えてきた。まだ喃語もあまり話さない子もいるので、やりとりの中で仕草や表情から気持ちを読み取って、言葉で代弁しながら、発語を引き出せるよにしていきたい。…

1歳うさぎ組2016年度5月のまとめ

食事

スプーンや手づかみで意欲的に食べるが、苦手なものは食べ始めるのに時間がかかったり、口から出す姿もあった。「食べれたね」「おいしいね」など食べられたことを共に喜びながら一人ひとりに合った声掛けをし、楽しく食べられるようにしていった。

排泄

トイレに誘うと興味を持つ子が多く、タイミングが合えばトイレで排泄出来る子もいた。「すごいね」と十分に認め、自信や次の意欲につなげていけるように言葉をかけていった。月齢の小さい子も「きれいにしようか」と声をかけるとかごから自分の紙パンツを探そうとする様子があった。「きれいになったね」とおむつ交換で気持ち良くなったことを伝えていった。

健康

咳や鼻水が出る子も多く、家庭と様子を伝えあったり、体調の様子に留意して過ごしていった。気温の高い日が多かったので、快適に過ごせるように室温を調節したり、水分補給をこまめにしたりしていった。汗をかいた時には衣服を替えるなどの調節もしていった。

睡眠

布団に横になり、保育者が側で背中をさすったりすると安心して眠る子が多い。新入園児も園生活に慣れてきて、保育者が背中をさすると眠ることができたり、ぐっすりと眠れるようになる子もいた。中には早く目が覚める子もいるので、遊んで過ごせるように環境を整えていった。

身体発達

月齢の大きい子は走ったり、段差を登ったり、ジャンプしたりと活動がダイナミックになってきた。園庭や散歩に出かけ体をしっかり動かしたあそびを楽しんでいった。月齢の小さい子も伝い歩きや歩いての移動が多く見られるようになってきた。まだ歩行が不安定な子も多いので、危険がないように気をつけて見守っていった。

情緒

友達に興味を持ち、顔を触ろうとしたり、友達の使っている玩具に手を伸ばす様子も見られた。「○○ちゃんだね」「一緒にあそぼだったね」と保育者が気持ちを言葉にし仲立ちとなりながら、友達と楽しく関われるようにしていった。

言葉

月齢の大きい子は、手遊びの歌を保育者と一緒に歌ったり、二語文を話したりする子がいた。月齢の小さい子も「あー」と声を出したり、喃語で伝えようとする姿があった。「おはなだね」「ぞうさんだね」と保育者が具体的な言葉にしながらやり取りを楽しめるようにしていった。…

1歳うさぎ組2016年度4月のまとめ

食事

自分からスプーンや手づかみで意欲的に食べている。手づかみで食べている時にもスプーンを渡すと、自分ですくってみようとする姿があった。また、1口分すくって渡すと口に運ぶ様子もあったので「上手にできるね」などとしっかりと褒めたり、声かけをしながらさりげなく援助していった。

排泄

オムツ交換時には「きれいにしようね」などと声をかけたり、しっかりスキンシップを取りながら関わっていった。また、トイレに誘うと、興味を持って座ってみようとする姿があった。排泄出来なくても「すごいね」「上手だったね」などと、座ってみようとする姿を認め、褒めていった。

健康

新しい生活の疲れからか、熱や下痢などで体調を崩す子がいた。体調に変化を感じた時には、検温や水分補給をしたり、看護師と連携を取って早目に対応していった。また、こまめな換気や玩具の水拭きなど、衛生面にも配慮していった。

睡眠

進級児は保育者が、側につき背中をさすると安心して入眠している。新入園児の中には、不安からか午睡の時間になると涙が出る子がいたり、入眠してもすぐに泣いて目覚める姿があった。不安そうにしている時には、抱っこやおんぶをしたり、優しく声を掛けていきながら、安心できるよう配慮していった。また、午前中に眠くなる子もいたので、午前睡をするなど一人ひとりの様子を見ながら、無理のない生活リズムで過ごせるようにしていった。

身体発達

歩行ができる子、伝い歩きの子、ハイハイの子など、様々な姿がある。月齢や発達に応じて散歩先を考え、活動を分けていった。歩行が出来る子は、自分で歩いて小園庭まであそびに行ったり、散歩の時も順番で保育者と手をつないで、歩いての散歩も楽しんだ。月齢の小さい子もあそびの中で自由に活動範囲が広がるよう、ホールでマットあそびや、リズムあそびなど体を動かすことを楽しんだ。

情緒

新入園児は、初めての環境で不安からか泣く子がほとんどだった。進級児の中にも不安で泣く子がいた。不安やさみしい気持ちをしっかりと受け止め、なるべく1対1で関わるようにしたり、抱っこやおんぶなどをし、落ち着いてからあそびに誘っていった。

言葉

短い言葉で自分の思いを伝えようとする姿もあるが、まだ言葉がうまく出ず、表情や身振り手振り、泣いて表現する子もいる。子どもの思いを汲み取り、どうしたかったのか、言葉で代弁しながら関わっていった。…