1歳うさぎ組月のまとめバックナンバー

1歳うさぎ組2019年度4月のまとめ

食事

新しい環境に不安を感じ、一人で椅子に座ることや自分で食べることが難しい子があった。保育者の膝の上に座ることで安心したり、スプーンに手を添えることで大きな口を開けたりして食べることができた。食べようとする姿を十分に認め、楽しい雰囲気の中で食事をとれるようにしていった。また、園でのリズムに慣れず、食事の前に眠くなってしまう子もあった。早めに食べたり、起きてから食べたりしながら、無理なく過ごせるよう対応をしていった。

排泄

オムツ交換時には「きれいにしようね」などと声をかけ、気持ち良さが感じられるようにしていった。状況を察して自分でズボンを脱ぐ子や、トイレに座ってみようとする子もいた。意欲的な気持ちをしっかりと受け止め、その都度対応していった。また、排泄できた時だけでなく、できなかった時にも座ってみようとする姿を認めて褒め、次回に繋がるようにしていった。

健康

新しい生活の疲れや不安定な気候などから体調を崩し、月の後半にはクラスの半数近くが欠席する日が二週間近く続いた。細目に鼻を拭ったり、水分補給や検温をしたりしながら、また、家庭や園での様子を密に伝え合い、体調の変化に気をつけていった。

嘔吐時には、換気及び玩具、保育室の消毒などを行って二次感染の予防に努めた。

睡眠

進級児は給食を食べ終わると布団に横になり、保育者が側で背中をさすると安心して眠る姿があった。新入園児の中には、園でのリズムに慣れず、午前睡をしたり、不安からか午睡の時間になると涙が出たりする子がいた。一人一人のペースで、質の良い睡眠が確保できるように環境を整えたり、抱っこやおんぶ、優しい声かけをしたりしながら安心して入眠できるようにしていった。

身体発達

歩行ができる子、伝い歩きの子、ハイハイの子など様々な姿があった。どの子も伸び伸びと遊べるよう、使っていない玩具を片付けたり、少人数に分かれたりしながら、環境を整えて安全に過ごせるようにしていった。晴れた日には散歩やテラスなど積極的に戸外遊びを行い、歩く、這う、触れる、感じるなどしながら探索活動を楽しめるようにしていった。雨の日や夕方には、ホールで三角マットの上り下りや、保育室で風船遊びやダンスを楽しんでいった。

情緒

新入園児も少しずつ環境の変化に慣れ、登園時は涙が出ても、抱っこやおんぶで安心をして遊びはじめることができる子が多かった。特定の保育者を後追いする子もあったが、不安な気持ちをしっかりと受け止め、一対一での関わりを深めていくことで安心をして、他の保育者とも食べたり、遊んだりできるになった。

進級児たちは、友だちと関わって遊びたい姿が見られ、名前を呼んで微笑んだり、手を繋いで歩こうと誘ったりしていた。トラブルに繋がりそうな場面では仲立ちとなり、友だちとの関わりを楽しめるようにしていった。

言葉

歌や手遊び、絵本の読み聞かせを喜び、保育者の言葉を真似たり、歌ったりする姿が多く見られた。気に入った話や歌が終わると、「もっかい(もう一回)」と欲求を言葉で伝えようとする姿があった。また、発しなくとも保育者の言葉を理解し、「○○しよう」と声をかけると頷いたり、イヤイヤをしたりして応える姿があった。…

1歳うさぎ組2018年度3月のまとめ

食事

苦手だった食材も少しずつ食べれるようになり、中には「おかわりちょうだい」と意欲的に食べる子も多かった。保育者が側につくことで、落ち着いて食事が摂れる子も増えた。特定の保育者を求め涙が出る子もいたが、子どもの気持ちに寄り添いながら言葉掛けをし、楽しい雰囲気の中食事が摂れるようにしていった。

排泄

「うんちでる」「おしっこでる」と便意や尿意を伝える子も増え、中には自分からトイレに行き排泄する子もいた。排泄できた時にはクラス全体で「すごいね」と褒めたり、保護者の方にも伝えるなどして、園でも家庭でも出来たことの喜びを共有していった。あそびに夢中になりトイレに行くことを嫌がる子には、「これが終わったら行こうか」などと声を掛け、無理強いすることがないようトイレに誘っていった。

健康

感染症も落ち着き、咳や鼻水は出るものの、元気に登園する姿が増えてきた。暖かい日が多かったので、室温の調節をこまめに行い、厚着にならないよう衣服の調節をしていった。

睡眠

保育者が側につくと、安心して独り寝ができる子が増えてきた。一方で、だんだんと体力がついてきて、布団に入ってからもなかなか眠れない子もいた。その子の好きな歌を歌ったり優しく背中をさすったりして、安心して入眠できるよう心掛けていった。

身体発達

天気の良い日は散歩に出掛け、戸外あそびを楽しんだ。月齢の大きい子はしっかりと歩くことができるようになったので、長い距離の散歩が楽しめるよう行き先を工夫していった。パズルに興味を持つ子が多く、じっくりと集中して楽しむ姿が見られた。わからないときはさり気なく手を添えたり、あっという間に完成させる子はピースの多いものに挑戦したりと、それぞれの子どもの姿に合わせて楽しめるようにしていった。

情緒

友だちと関わってあそぶ子が多くなり、それぞれ気の合う友だち同士であそぶ姿が見られた。思い通りにならず叩いてしまったり、泣いて訴えたりする子もいたが、すぐに気持ちを切り替えてあそびに向かう姿も見られた。お互いの気持ちをしっかりと受け止め、思いを代弁したり仲立ちしたりして友だちとの関わりを楽しめるようにしていった。

言葉

しっかりと会話できる子が増えてきた。お母さん役、子ども役になりきり「かわりないです」「おむかえくるからね」とごっこあそびを楽しむ姿も見られた。月齢の小さい子の中にも、友だちの名前がわかり、名前を呼んであそびに誘う子も多かった。言葉で相手に伝わったことの喜びを共有しながら、言葉を使う楽しさが味わえるようにしていった。…

1歳うさぎ組2018年度2月のまとめ

食事

「お皿ピカピカにできるよ」と言ってスプーンで意欲的に食べたり、空になった食器を見せ、「全部食べられたよ」と嬉しそうに知らせる姿があった。「すごいね、全部食べられたんだね」と声を掛け、喜びに共感していった。

中には、遊びに夢中になり、なかなか給食を食べ始めることができない子もいたが、無理強いはせず、その子のタイミングをみて食事に誘うようにしていった。

排泄

トイレに座り、排尿や排便ができる子が増えてきた。中には、「おしっこ出る」「うんち」と言って尿意や便意を知らせることができる子もいた。トイレで排泄ができたり、尿意や便意を知らせてくれたときにはその姿を認め、「上手にできたね」「教えてくれてありがとう」と声をかけてしっかりと褒め、自信へと繋げていった。また、トイレで排泄できて嬉しい気持ちにも共感していった。

健康

鼻水や咳、熱が出る子、下痢をする子など様々だった。家庭での様子をしっかりと聞いたり、園での体調の様子も伝えたりして、連絡を取り合っていった。また、保育者同士で子どもの様子を伝え合い、それぞれが把握していった。

睡眠

保育者が側につき、背中をさすったり、優しい声で歌を歌ったりすると安心して入眠する子がほとんどだったが、中には体力がつき、眠くなるまでに時間がかかる子もいた。無理強いすることなく、落ち着いた雰囲気の中で、その子のペースで入眠することができるよう、ゆったりと関わっていった。

身体発達

天候が良く暖かい日には散歩に出掛けた。月齢の小さい子も随分と体力がついてきて、長い距離もしっかりと歩く事ができるようになってきた。また、南部体育館の広場では、かけっこをしたり、しゃぼん玉を追いかけたりして楽しんだ。保育者も一緒に体を動かし、楽しい気持ちを共有していった。

情緒

友だちが泣いていると、「どうしたの?」と優しく声を掛けて心配したり、頭を撫でたりして、友だちを思いやる姿が見られた。その一方で、上手く自分の思いが伝えられなかったときは、友だちを叩いてしまう姿もあった。子どもたちの思いを受け止め、「○○したかったんだね」と保育者が気持ちを代弁し、仲立ちとなっていった。

言葉

月齢の大きい子は、しっかりと会話をすることができる子が増え、保育者や友だちと言葉のやりとりを楽しむ姿が見られた。月齢の小さい子は、2語文や3語文で自分の思いを伝える姿が多く見られるようになってきた。子どもたち一人一人の言葉に耳を傾けたり、保育者も会話に参加したりして、言葉でやりとりすることの楽しさを味わえるようにしていった。…

1歳うさぎ組2018年度1月のまとめ

食事

月齢の大きい子だけでなく、月齢の小さい子もスプーンを使って食べようとする姿が増えてきた。また、見た目や味があまり好みではなく、なかなか進まない子がいた。「おいしそうだね」と声を掛けたり、野菜などの食材が出てくる絵本やエプロンシアターなどをあそびに取り入れ、食材に親しめるようにしたりしながら、無理なく食事を摂れるようにしていった。

排泄

トイレに座り、タイミングが合うと排泄できる子がいた。排泄できた時には一緒に喜び、自信や意欲につなげていった。寒くなってきたため、トイレに座ったり、紙パンツの交換をしたりするのを嫌がる姿もあった。無理強いせず、タイミングを見てトイレや紙パンツの交換に誘うようにしていった。

健康

鼻水や咳をする子が多くなり、鼻を指差して「はなでた」などと伝え、ティッシュを持って拭く姿も見られるようになった。こまめに拭き取り、気持ち良く過ごせるようにしていった。体調を崩しやすい時期なため、家庭と連携をとりながら体調の変化に留意していった。

睡眠

保育者が側についたり、背中をさすったりすると安心して入眠する姿があった。子守唄を歌ったり、室温や明るさなどを調節しながら快適に眠れるように配慮していった。

身体発達

天候の良い日は、園庭や南部体育館の広場に出かけ、ボールを蹴ってあそんだり、シャボン玉を追いかけたりしながら、十分に体を動かしてあそべるようにしていった。また、室内でマットや巧技台などを使い、体を動かしたあそびを楽しんだ。ボタンつけやブロック、シール貼り、パズルなどの指先を使ったあそびに興味を持つ子も多かった。自分でやりたいという意欲を大切にしながら、必要な時は手を添え、できた達成感や満足感を味わえるようにしていった。

情緒

友だちとやり取りをしながら、ごっこ遊びをする姿が多かった。遊びの中で「おいで」「○○くん」と気の合う友だちを呼んだり、手をつないで歩く姿も増えてきた。友だちと関わる中で玩具の取り合いになることもあったので、保育者が仲立ちとなりながら友だちとの関わりを楽しめるようにしていった。

言葉

単語や簡単な文など、言葉で気持ちを表現したり、友だちや保育者とやり取りを楽しんだりする姿がとても多かった。子ども同士のかかわりが深まるように、保育者もあそびに加わりながら子どもたちの話に耳を傾け、言葉のやりとりの楽しさが味わえるようにしていった。…

1歳うさぎ組2018年度12月のまとめ

食事

スプーンを使い意欲的に食べる子が多く、「ピカピカなったよ」ときれいに食べた器を見せ、完食できる子も増えてきた。食事の途中で席を立ち歩き出す子もいたが、無理強いすることのないよう声を掛けていき、楽しい雰囲気の中食事ができるようにしていった。

排泄

保育者がトイレへ誘うと、自分でズボンや紙パンツを脱ごうとする子が増えてきた。タイミングが合うとトイレで排尿する子も多く、中には「うんちでる」と保育者に伝え、排便できた子もいた。排尿や排便ができたときには十分に褒め、次への意欲へと繋げていった。

健康

咳や鼻水が出る子が多くいた。「はな」と保育者に鼻水が出たことを伝えたり、「ティッシュ」と言ってティッシュが欲しいことを伝え、自分で拭く子もいた。自分でしようとする姿を見守りながら、拭き残しがあればさり気なく拭くようにし、清潔にすることの気持ち良さを伝えていった。

睡眠

給食後、自分で布団に横になりすぐに入眠できる子、保育者が側に付くことで安心して入眠できる子、なかなか眠ることができない子など様々だった。一人一人の姿に合わせて、子守唄を歌ったり優しく背中をさすったりしながら、安心して入眠できるようにしていった。

身体発達

天気の良い日は積極的に戸外へ出掛け、散歩や園庭でのあそびを楽しんだ。園庭では、自分で蹴ったボールを走って追いかけたり、鉄棒にぶら下がったり、のびのびと体を動かしてあそぶ姿が見られた。「やってみよう」という意欲を大切にしながら、安全にあそべるよう保育者が側につき見守っていった。

情緒

気の合う友だちと誘い合って一緒にあそんだり、友だちのあそびを真似しながらあそんだりと、友だちと関わってあそぶ姿が多くみられた。自分の思いが伝わらず、押したり叩いたりする場面もあったが、気持ちを受け止めながら仲立ちをしていった。

言葉

知っている歌を大きな声で歌ったり、絵本を開き自分の言葉で声に出して読んだりして楽しむ姿が見られた。月齢の小さい子の中にも、友だちの名前を呼ぶ子も増えてきている。子どもたちの言葉に耳を傾け、保育者も一緒に歌ったり、言葉を添えたりしながらやり取りを楽しんでいった。…

1歳うさぎ組2018年度11月のまとめ

食事

スプーンを使い意欲的に食べる子が多かったが、中には、苦手な食材をお茶に混ぜてみたり、床に落としたりする姿があった。無理強いはせず、楽しい雰囲気の中で食事できるようにしていった。また、苦手な食材を少しでも食べられた時は「すごいね、食べられたね」「おいしかったね」などと声をかけ、十分に褒めていった。

排泄

トイレに興味を持つ子が多く、排泄に誘うとトイレに座ってみようとする姿があった。また、タイミングが合うとトイレで排尿や排便ができる子も増えてきた。排尿や排便が出来たときは「すごいね、おしっこできたね」「うんちがでたね」などと声をかけ、次の自信や意欲につながるようにしていった。

健康

気温が低い日が増え、鼻水や咳が出るなど、体調を崩す子が多くいた。朝の受け入れ時などに、保護者から子どもの様子をしっかりと聞き、一人一人の体調の変化に留意していった。また、厚着で汗をかいてしまう子が数名いたため、その都度衣服の調節や室温の調節を行っていった。

睡眠

給食後、すぐに自分の布団で横になり入眠する子、なかなか眠くならない子がいた。保育者が側につき、優しく背中をさすったり、声をかけたりしながら、一人一人のタイミングで入眠できるよう、ゆったりと関わっていった。

身体発達

誘導ロープでの散歩にも慣れ、天気の良い日は積極的に散歩に出掛け、少しずつ長い距離も歩けるようになってきた。子どもたち一人一人の体力に合わせて散歩の行き先を決め、無理なく楽しめるようにしていった。また、室内ではマットを使って段差を作り、ジャンプするなど体を動かして遊べるように工夫していった。

情緒

友だちが泣いていると優しく頭を撫でたり、「大丈夫?どうしたの?」と心配そうに声をかけたりする姿があった。また、中には、「○○ちゃんが泣いてる」と保育者に知らせてくれる子もいた。「優しいね」「ありがとう」と声を掛け、友だちを思いやる姿を十分に認めていった。

言葉

月齢の小さい子も言葉数が増え、1~3語分で自分の思いを伝える姿が多く見られた。月齢の大きい子は、しっかりと会話できる子が増え、以前経験したことや自分の思いを長い文で伝えられるようになってきた。子どもたちの言葉に耳を傾け、保育者も一緒にやりとりをしながら、会話する楽しさが味わえるようにしていった。…

1歳うさぎ組2018年度10月のまとめ

食事

難しいところはさり気なく手を添えて、より食べる意識を引き出せるように声掛けや援助をした。又、お茶や牛乳のおかわりが欲しく、コップを机に打ち付ける子がいた。気持ちを汲み、水分が摂れるように促した。

離乳食は、手づかみで食べることに興味がある子もいるが、保育者の介助がほとんどの子もいた。コップやお椀に手を添えるなど、子どもが無理なくできるところを援助し見守っていくと、自分でしてみようとする子もいた。

排泄

排泄の有無を伝える子はまだいないが、おむつ交換や沐浴に誘うと自ら向かう子がいた。ゆったりと関わりを持ち、着脱にも興味が持てるように援助した。

健康

衣服の調整をこまめにし、快適に過ごせるようにした。寒暖差から鼻水の出る子がいた。「鼻水が出たね」と声をかけると、鼻に指を当てたり指さしをしたりすることがあった。丁寧なやりとりの中で、清潔に過ごす心地よさが味わえるようにしていった。以前は、拭き取ろうとすると嫌がっていた子が、嫌がることなく援助を受けることがあった。

睡眠

ベビーラックで午睡していた子も、一定の時間を布団で寝られるようになってきた。月齢の大きい子は、自分の布団を探して横になったり、掛け布団を自分でかけようとしたりすることもあった。意欲を認め、難しいところは援助し見守った。また、SIDS予防の対策を意識し、職員間で声を掛け合い睡眠チェックを行った。

身体発達

高低差のあるところを好み、自分で移動して遊ぶ姿が多くあった。また、月齢の小さい子から大きい子まで共通して探索活動が盛んなため、安全な環境を整えていった。手指を使った遊びでは、一人一人ができるようになったことには言葉で認め、職員間でも成長が共有できるようにした。

情緒

子どもの様子を見ながら、涙が出るとき甘えたいときには、抱っこや一対一でたっぷりと時間をかけて甘えられるようにしていき、安心して過ごせるよう情緒の安定を図っていった。また、友だち同士の関わりも少しずつ見られるので、保育者も一緒に遊びの中に入って楽しい雰囲気の中でやりとりができるようにした。

言葉

指さしで気持ちを伝えようとすることが多くなった。丁寧に受け答えをし、発語を促せるような関わりを心掛けた。保育者の問いかけに、「うん」と答え、やりとりを積極的に楽しむ子もいた。…

1歳うさぎ組2018年度9月のまとめ

食事

月齢の大きい子の中には、「みてピカピカ!」と空になった器を得意そうに保育者に見せる姿があった。「すごいね」「ピカピカだね」などとやり取りをしながら、満足感が味わえるようにしていった。手づかみ食べからスプーンを使い意欲的に食べる子も増え、手を添えて援助しながら自分で食べようとする気持ちがもてるよう関わっていった。

排泄

トイレに誘うと、進んで便器に座ろうとする姿が多く見られた。月齢の大きい子の中には、家のトイレで排便できる子も見られる。タイミングが合うとトイレで排尿できる子も増え、上手く排尿できた時にはしっかりと褒め、自信に繋がるようにしていった。

健康

感染症の流行で、体調を崩す子が多かった。一人一人の体調の変化をよく観察し、それぞれの子どもたちの様子を職員間でしっかりと把握していった。外あそびから帰った後や食事前には、「ばい菌バイバイしようね」などと無理なく手洗いができるよう声かけをし、清潔に過ごせるようにしていった。

睡眠

一人一人の睡眠のリズムも安定し、一定時間しっかりと眠っている。なかなか寝付けない子には、抱っこをしたり一緒に絵本を読んだりして、安心して眠りにつけるよう配慮していった。

身体発達

園庭やホールで、あそびの中楽しみながら誘導ロープを持って歩くことができた。月齢の大きい子は南部体育館でも持って歩くことができたので、散歩のコースやあそびの中で、無理のないよう少しずつ距離を延ばしていきたい。

情緒

ごっこあそびをする子どもの姿が多く見られた。保育者の真似をしてエプロンシアターを演じたり、ブロックや食材の玩具を皿に乗せ、「食べていいよ」「ハンバーガー」と保育者や友だちと一緒に食べることを楽しんだりする姿があった。「おいしいね」「ごちそうさま」など保育者も一緒にやり取りを楽しみ、あそびを盛り上げていった。

言葉

散歩に出掛けると「ブーブーきた!」「わんわんいるかな」などと指を差し、気づいたものを言葉にして伝える子が増えてきた。子どもの言葉に耳を傾け、やり取りをしながら一緒に発見を楽しんでいった。…

1歳うさぎ組2018年度8月のまとめ

食事

スプーンや手づかみで意欲的に食べる姿が多く見られた。中には、「先生、見て」と言って大きな口を開けて食べたり、空になった皿を見せたりしてアピールする子もいた。「大きなお口だね」「おいしいね」などと声をかけたり、「いっぱい食べられたね」と、食べることができた嬉しさに共感したりして、楽しい雰囲気の中で食事ができるようにしていった。

排泄

トイレに興味を持つ子が多く、どの子も座ってみようとする姿が見られた。月齢の大きい子は、タイミングが合うとトイレで排尿したり排便したりすることができる子もいた。月齢の小さい子は、紙パンツに便が出た際に、紙パンツを押さえたり「うんち出た」と言葉で知らせてくれたりする姿があった。トイレで排泄できたときや、紙パンツに便が出たことを知らせてくれたときは、知らせてくれたことを十分に褒め、次への自信に繋げていった。

健康

色のついた鼻水が出る子や、とびひになる子が多く見られた。子どもたちの体調の変化に気を付け、こまめに鼻水を拭いたり検温をしたりしていった。また、着替えなどの際には皮膚の状態も観察し、それぞれの子どもたちの様子を職員間でしっかりと把握していった。

睡眠

保育者が側につき優しく声かけをしたり背中をさすることで安心して入眠する。中には、布団に横になり一人で入眠することができる子もいる。気温が高い日が続き、午睡中に汗をかく子が多く見られたため、こまめに室温の調節を行い、快適な温度の中でぐっすりと眠れるよう配慮していった。

身体発達

ビックバスの中に勢いよく入り、手足を動かしてダイナミックに遊ぶ子が多かった。また、水面を思いきり叩いて大きく水しぶきをあげたり、友だち同士で水をかけ合ったりして楽しむ姿が見られた。保育者も一緒に水あそびに参加し、楽しさを共有しつつ、職員の配置をしっかりと確認して危険のないようにしっかりと見守っていった。

情緒

友だちと遊ぶ中で、自分の思いが上手く言葉で伝えられず、咄嗟に噛もうとしたり、大きな声を出したりして思いを訴える子の姿が見られた。その都度、「○○だったんだね」などと保育者が思いを受け止めたり、代弁したりして仲立ちとなっていった。

言葉

月齢の大きい子は友だちや保育者との会話を楽しむ姿が増え、中には短い文を話すことができる子も見られるようになってきた。また、月齢の小さい子も、1~2語文などの簡単な言葉でやりとりをする姿が見られた。一人一人の言葉に耳を傾け、保育者もやりとりに参加して、会話の楽しさが更に味わえるようにしていった。…

1歳うさぎ組2018年度7月のまとめ

食事

スプーンや手づかみで意欲的に食べる姿が多く見られた。中には、茶碗の端に残った米粒を最後まで食べようとし、スプーンを保育者の手渡して「集まれして」と要求する子もいた。「おいしかったね」「ピカピカになったね」などと声をかけ、食べられたことを十分に認めたり、喜びに共感していった。

排泄

トイレに興味を持ち、座ってみようとする子が多かった。タイミングが合うとトイレで排尿することができる子もいた。「おしっこ出たね」「すごいね」と声をかけ、出来たことを十分に褒め、次の自信や意欲へと繋げていった。

健康

水遊びの疲れからか、発熱や下痢などで体調を崩す子が多く見られた。家庭と様子を伝え合ったり、看護師に相談したりなどして連携をとり、一人一人の体調の変化に気を付けていった。また、気温が高かったため、こまめに水分補給や室温の調節を行っていった。

睡眠

布団に横になり、保育者が側で背中をさすると安心して入眠する。中には、入眠に時間がかかる子も見られたが、優しく子守唄を歌うなどして落ち着いた雰囲気作りを心掛けていった。また、時々早く目が覚めてしまう子もいたため、絵本を読んだりなど、あそんで過ごせるように工夫していった。

身体発達

水遊びが始まり、ビッグバスやタライの中に入ったり、ペットボトルやカップで水を汲んで自分の体にかけるなど、水の感触を味わって楽しむ子が多かった。中にはビッグバスの中で腹這いになり、バタ足をして大きく水しぶきをあげるなど、ダイナミックにあそぶ子もいた。危険がないようにしっかりと見守り、保育者も一緒にあそびを楽しんでいった。

情緒

気の合う友だち同士で一緒にあそぶ姿が見られるようになってきたが、同じあそびを楽しむ中で玩具や場所の取り合いになることもあった。「貸してだったね」「この場所が良かったんだね」など、保育者が思いを代弁し、仲立ちをしていった。

言葉

言葉が段々と増え、友だちや自分、保育者の名前を呼ぶ子が見られるようになってきた。また、CDや保育者の歌に合わせて、知っている歌を口ずさんだり、月齢の大きい子たちは友だち同士で簡単な会話を楽しんだりする姿も見られた。子どもたちの言葉にしっかりと耳を傾け、保育者も会話に参加するなどして、言葉でのやりとりを楽しめるようにしていった。…