3歳うさぎ組月のまとめバックナンバー

3歳うさぎ組2018年度6月のまとめ

言葉

遊びの中で「入れて」と言うが「ダメ」と友だちから言われるとトラブルになり、泣きながら保育士に訴えてくる場面があった。その都度仲立ちをして理由を聞き、相手の気持ちを考える時間や楽しく遊べる方法を一緒に考えた。また、トラブルに気づいた子が「どうしたの?」と声を掛ける場面も少しずつ見られるようになってきた。

環境

時計の数字の横にシールを貼り、玩具の片付け時間を「長い針がキャンディーシールになったらお片付けスタートね。」とあらかじめ伝えると意識しながら遊ぶ子が増え、みんなで「綺麗にしよう!」と友だちと一緒に集め整理整頓をする姿が見られた。片付けが終わると、クラス全員が「ピカピカになった!」と笑顔で喜んでいた。

表現

うさぎ組になって初めて自分の顔を描いた。画用紙に輪郭を大きく描き「目、鼻、口はどこにあるかな?」「何色かな?」と問い掛けながら、伸び伸びと描く事をテーマに取り組んだ。また、以前から楽しみにしていたハサミの一本切りにも挑戦した。持ち方を説明すると真剣に聞き、慎重に切る姿が見られた。

健康

泥んこ遊びの日を楽しみにしていた。遊ぶ前の着替えも、自分で着脱し「握手・こんにちは・仲良し半分こ」と口ずさみながらたたむ姿が見られた。砂場では、砂場に大きな穴を掘り、水を入れその中に入り楽しんでいた。また、そこから「川を作ろう!」「長くしてつなげよう!」と友だちと協力しながら作り、遊びを展開させていた。

人間関係

友だちと関わる事の楽しさを感じながら遊ぶ場面がたくさん見られた。生活の中で、保育者の手伝いも進んで行う子が増えた。給食の時間になると、自分のやるべき事を終わらせ、みんなの為に配膳する姿が見られた。異年齢の関わりでは、午睡後、着脱の手伝いをしてくれ、名前を呼ばれると嬉しそうな表情を見せ「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」と親しみを持ちながら関わる姿が見られた。…

3歳うさぎ組2018年度5月のまとめ

言葉

遊びの中で「貸して」「入れて」など、遊びに必要な言葉を使いながら友だちと関わる姿が見られた。しかし、物の貸し借りにおいてスムーズにいかずトラブルになる事があり、時に衝動的に手が出てしまう時もあった。「どうして?」と理由を聞くが、上手く伝えることができない。また、強い口調で答えてしまう姿が見られた為、互いの気持ちを受け止めながらどのような言葉や話し方をすると気持ち良く遊べるかを一緒に考えた。

環境

室内では、好きな遊びを見つけそれぞれのコーナーで楽しんでいた。玩具の片付けでは、友だちと一緒に集め整理整頓をし、大きな布を畳む時は、二人で両端を持って角をあわせながら丁寧に行うなど協力し合う場面も見られるようになった。片付けが終わると「お部屋が綺麗になった」と喜び、心地良さを感じていた。

表現

制作活動では、「私のワンピース」の絵本を題材にクレパスの感触を味わいながら、うさぎの型に自由に顔や洋服を描いた。初めての折り紙では、うさぎときつねを折った。画用紙にどのような場面かをイメージしながら貼り、あいているスペースに思い思いに絵を描いた。飾ってある作品を保護者と見ながら、楽しそうに説明している姿がみられた。

健康

戸外遊びでは、のぼり棒や木登り、ボール遊びなど身体をたくさん動かして遊んでいる。水分補給がいつでもとれるようにテラスに用意し、保育者の声掛けや自ら気付いてお茶を入れ飲んでいた。遊びに夢中になると、自分から尿意を知らせず漏らしてしまうことがある為、様子を見ながらさりげなく声を掛けていく。また、活動前にはトイレに誘うなど心地良く過ごせるよう援助していく。

人間関係

友だちと共通の目的を持って楽しく遊んでいた。新入園児も、クラスの友だちの名前を

覚え、遊びを通して自分を表現しながら関わる姿が徐々に見られるようになった。遊びの中においては、保育士を真似て模倣遊びを楽しんでいた。にこにこまん活動が始まり、

年上のお兄さんお姉さんに対して「カッコイイ」「優しくしてくれて嬉しかった」という言葉が聞かれ、憧れを持ち始めたようである。…

3歳うさぎ組2018年度4月のまとめ

言葉

自分の思いや、家庭での出来事を保育者に伝えようとしている。保育者、友だちに対して、自分の思いを聞いて欲しい気持ちが強く、大きな声を出す姿が多く見られる。

模倣遊びのなかで、乱暴な言葉が多く見られトラブルになった際には、言葉と同時にまだ手が出てしまう。トラブルの際は、言葉で伝えていけるように繰り返し伝えていく。

環境

新しい保育室、新しい保育者に大きな抵抗はなく、笑顔で過ごす事ができている。園生活や環境の変化にも慣れルールや約束事を一つ一つ伝えていく事で少しずつ身についてきた。子どもたちからも気づきの言葉が聞かれるようになっている。戸外遊びは、ありやだんご虫、春の草花などに触れた遊びを楽しんでいる為、虫かごなども用意していきたい。

表現

粘土やぬり絵に興味を示し、集中して遊んでいる。幼児クラスから自分のクレヨンと自由画帳をもらうことができ、自分のマークが貼ってあることを喜んでいた。自分のイメージした物や人を描いて、何を書いたか保育士や友だちに伝えている。

リズム遊びは、ピアノの音に合わせて色々な動物に変身し、それぞれの特徴のある動きを表現している。

健康

大きく体調を崩すことなく元気に登園している。

鼻水が出ていても気にしない様子が見られる為、保育士が声を掛け、その都度ティッシュで拭きながら快・不快を感じていけるようにしていく。戸外遊び、排泄後の手洗いでは水の出し過ぎや、ペーパータオルを多くとりすぎてしまうので丁寧に繰り返し伝えていきたい。

人間関係

気の合う友だちと共通の遊びを楽しんでいる。その際、玩具の貸し借りや、自分のしたい事と友だちのしたい事が噛み合わず、トラブルになる事や、遊びの中に入れてあげるあげない等も多い。保育者に気持ちを代弁してもらうことで、少しずつ相手の気持ちを知り、納得する姿が見られる。新入園児は、友だちの名前を覚え、呼ぶようになる子もいる。他の子の遊びに興味を示し、少しずつ遊びの輪の中に入る姿が見られるようになってきた。…

3歳うさぎ組2017年度3月のまとめ

言葉

次の日の活動など事前に話したことを、簡単なことであればしっかりと覚えていて活動への意欲になっている。

友だちとのトラブルもある中で、何が嫌だったのかなど言葉でやりとりする姿が見られるようになった。

環境

自分たちで植えたチューリップや園庭の桜が咲いたことや虫が出てきたことの発見を喜び、匂いを嗅いだり、触れたりしながら楽しんでいる。

新クラスへの移行をし、新しい保育室で過ごすことに期待を示している。玩具などの物の使い方についても丁寧に使おうとしている。

表現

久しぶりのリズムあそびでは、「運動会でやったね」など振り返りながら楽しんでいた。上のクラスが行っているスキップやギャロップなどの動きを見たり、実際にやってみるなかで、楽しさと難しさを感じていた様子。

健康

咳や鼻水は数名見られるが、アレルギー性のもので、各家庭で必要に応じて薬を服用しているため全体的には落ち着いている。日中の気温が上昇してきたことで、暑さを感じると「脱いでいい?」と確認しては上着を脱いだり、水分補給をして調節している。

人間関係

気の合う友だちとの遊びを楽しんでいる。手を出されたことを保育士に訴えてくることが目立っていたが、手を出された子も原因を作っていることがほとんどで、その時はなぜ手を出されたのかを考えられるように伝えていった。…

3歳うさぎ組2017年度2月のまとめ

言葉

「きのう、○○と○○したんだ~」と言葉を繋げて会話を楽しめるようになってきている。

「○○すればいいんじゃない?」と考えて、提案する姿も見られる。しかし面白おかしく、友だちを言葉で傷つけてしまうこともあるので、子ども同士の会話を見守りつつ声を掛けていく。

環境

玩具の使い方は、まだ玩具を片付けずに他の遊びに移ってしまうので引き続き声を掛けていく。ヒヤシンスの花が咲くと、「みてみて~!おはなさいているよ」「いろがちがうね」

などと観察し、発見を楽しんでいた。咲いた花を見て、「○○いろのおはながいいな~」自由に楽しみながら描く姿が見られた。

表現

ブロックを積み重ねて、大きな家を作ったり、ブロックの穴に三角巾を通してベルト作り、腕に三角巾を巻き付け、ストールのようにしてみたりといろいろな遊び方を考えて楽しんでいる。また、雛祭り制作では顔のパーツを意識して描く姿が見られた。洋服は、コーヒーフィルターに水性ペンで自由に模様を描いて水を筆で滲ませると、「いろがまざってるね」と楽しんでいた。

健康

インフルエンザA型の感染もおさまり、元気に登園してくる子どもたちが多かった。鼻水や咳が続いている子がまだいるため、外遊びでは寒い時上着を着るように声を掛けていった。感染症が流行りやすい時期なので、家庭での様子や保育園での様子を共有していく。

人間関係

子ども同士の関わりが多く見られ、関わりが深くなってきたからこそトラブルになってしまうことも。子ども同士の関わりを大切にし、トラブルが大きくなるようであれば声を掛けている。友だちの話を聞けるようになってきたので、子ども同士で解決できることもある。…

3歳うさぎ組2017年度1月のまとめ

言葉

「昨日○○するって言ってたよね」など前日に話したことを覚えていることも多く、翌日する活動のイメージができ、期待を高めることができている。過去・現在・未来の区別が少しずつできるようになってきている。友だちとの言葉でのやりとりが増えている中で、乱暴な言葉がまだまだ多いので正しい言葉が使えるようにしていく。

環境

いろいろな遊びに取り組む姿があるが、玩具を出しっぱなしで次の遊びに入る子が多い。片付けてから次の遊びにはいれるようにしたい。また、ハサミや色鉛筆の扱い方についてもその都度、使う前に子どもと確認しているが、「終わったらしまう」という行動にまだ声かけが必要なので、習慣となるようにしていきたい。

表現

ハサミやテープを使って紙を好きな形に切ったり、貼ったり、そこに色や模様を塗ったりして楽しんでいる。紙や粘土で作った作品を飾ると満足した表情を見せている。また、保育士が作ったものを見ると真似して作ってみようとする姿も多い。

健康

日中は上着を自ら脱ぐ子が多く、戸外で走ったりして思い切り体を動かして遊んでいる。戸外遊び後の手洗い・うがいは習慣付いてきたがトイレ後の手洗いが疎かになってきた。肺炎、リンゴ病が落ち着いてきたが、中旬頃よりインフルエンザが出ると一気に欠席児が増えた。感染予防の為、他クラスとの接触を控えた。

人間関係

それぞれ気の合う友だちができ関わりを楽しんでいる。ブロックなどの組み立て方が上手になったことで使いたいものも多くなり、それを巡ってトラブルになることがあるが別の子が注意をしたり、話を聞こうとしたりしている。関係が深まってきている。…

3歳うさぎ組2017年度12月のまとめ

言葉

友だち同士で会話する事を楽しみ、友だちの話しにも耳を傾けている。気になったことは、

保育者に質問をし『なぜ』『どうして』と子どもたちで考えるようになってきた。友だちの言った言葉に反応し、悪い言葉は使ってはいけない事も伝えたりしている。

環境

正月制作のコマ作りでは、家庭で使う紙皿やストローなど身近な物を使った。何を使うか物を見せて質問すると、『ストロー!』『お家で使ったことあるよー』と知っている子が多かった。身近な物で作る楽しさを感じ、自分で作った物で遊ぶ楽しさを感じていた。

表現

おたのしみ会の思い出の絵を描いた時は、自由に線を描いたり自分の顔や家族の顔を描いたりし、楽しかったことや嬉しかったことを絵に表現していた。顔を描くときは、目や鼻、口の位置を把握して描く子が多かった。

健康

りんご病やマイコプラズマ肺炎にかかる子どもが見られた。鼻水や咳が続いている子も多く

、体調の変化に気を付けて観察した。インフルエンザが流行ってくる時期になり、外遊びの時には暖かい格好をし手洗い、うがいを忘れずにするよう声を掛けた。

人間関係

友だちが保育園を休んでいると、『○○ちゃんは?』『きょう○○くんいないね』などと友だちを気にする姿が見られる。片付けをする際は、友だちが使った物を一緒に片付け、協力し合っていた。…

3歳うさぎ組2017年度11月のまとめ

言葉

自分の気持ちを丁寧な言葉で伝えようとしているが、まだ言葉と同時に手が出てしまう時には、言葉で伝えることの大切さを話している。子どもたち同士での会話が多くなり、色々な会話を楽しみながら友だちと関わっている。

環境

芋堀りの時に獲れたつるを使ってリースを作り、好きな飾りを自分で選び、リースに飾り付けをした。リースに飾りが付くと、「できたよ~」と友だちと嬉しそうに見せ合っていた。

表現

おたのしみ会の劇遊びでは、自分の役になりきり楽しむ姿が見られた。何回か行っていくと自然に台詞を覚え、自由遊びの時にも、こぶたの歌をうたい表現する事を楽しんでいた。

 健康

風邪や感染症にかかり休む子も見られたが、しっかりと手洗いうがいをし元気に過ごす子どもたちであった。咳や鼻水が続いている子が多いので、衣服の調節に気をつけ子どもの体調を見ていく。

人間関係

友だちの事を気にかけ、声を掛ける優しい姿が見られる。友だちへの思いやりを少しずつ持てるようになってきた。玩具の貸し借りも子どもたち同士でスムーズにし楽しく遊べる事が増えたと感じる。…

3歳うさぎ組2017年度10月のまとめ

言葉

乱暴な言葉遣いは聞かれなくなった。友だち同士での会話のやりとりが増えた分、自分の思いや話を聞いてほしい気持ちが強く、互いに声が大きくなってしまうということがクラス全体で見られる。自分の話を聞いてもらえる喜びを大事にしつつ、相手の話を聞くということも伝えている。

環境

玩具など物の使い方が雑になることが多いので物の使い方を伝えている。戸外では、秋の自然が感じられるようになり、ドングリや落ち葉、木の実など意欲的に触れている。

表現

運動会当日を迎え、泣く子もいたが競技が始まると、笑顔が戻り、堂々と体を動かしていた。保護者に格好いい姿を見てもらおうと意欲的な姿が見られた。制作面では、自分のイメージを絵にしたり、ブロックや粘土で立体的に表現できるようになってきた。

健康

運動会やバス遠足など大きな行事のあとで疲れからか熱を出したり、体調を崩す子が多かった。一日を通して気温が下がってくると共にインフルエンザなどの感染症が増えてくる時期になってくるのでさらに、手洗い・うがいを丁寧にできるようにしていきたい。

人間関係

気の合う友だちとの遊びや関わりを楽しんでいる。自分でできることが増えてきた中で友だちができないと手伝おうとする姿が見られるようになってきた。友だちができずに困っている姿や泣いている姿に対しての気付きも増えてきた反面、自分の思いも強く、気持ちの衝突も多い。…

3歳うさぎ組2017年度8月のまとめ

言葉

「この前○○したんだ」「あと○回寝たら○○するんだ」と過去や未来のことを交えた会話がよく聞かれるようになった。時には自分の思いが通らないときに手が出ることもあるが保育士や友だちとの会話を日々楽しんでいる。逆に話したい思いが強く、保育士の話しを遮ってしまうことが増えてきたので人の話を聞くということを伝えている。

環境

子どもたちなりに思い思いの遊びを楽しむ中で、各遊びのコーナーの使い方が雑になる事が多い。部屋を走り回ったり、その横で色鉛筆を持って移動するなど危険な場面もみられるので、遊びの中でのルールがある事をその都度伝えている。

表現

「にこにこまん」でリズムあそびや、体操、遊戯など体を使った遊びを楽しんだ。回を重ねるにつれて動きや掛け声など覚えてくると子どもたちの中で自信がつき、動きが大きくなった。また体操やリズムあそびを通して運動会への期待も出てきている。

健康

夏の疲れの為、発熱や嘔吐など長引きはしなかったが見られた。前半元気だった子も後半にかけて天気の崩れや気温の変動からか咳、鼻水が出てきている。運動会に向けて体調を整えていきたい。

人間関係

「○○しよう?」と友だち同士で誘い合い、日々の遊びを楽しんでいた。一人一人、気の合う友だちとの関わりが深まってきた。新しく入園した友だちにも興味を示し、話しかけたり一緒に遊ぼうとする姿が見られる。身の回りの事を手伝ってくれる姿もあるが、加減がわからず、関わり方が荒くなることもあるので、手伝おうとする姿は認めつつも力加減について伝えていきたい。…