3歳うさぎ組2018年度5月のまとめ

言葉

遊びの中で「貸して」「入れて」など、遊びに必要な言葉を使いながら友だちと関わる姿が見られた。しかし、物の貸し借りにおいてスムーズにいかずトラブルになる事があり、時に衝動的に手が出てしまう時もあった。「どうして?」と理由を聞くが、上手く伝えることができない。また、強い口調で答えてしまう姿が見られた為、互いの気持ちを受け止めながらどのような言葉や話し方をすると気持ち良く遊べるかを一緒に考えた。

環境

室内では、好きな遊びを見つけそれぞれのコーナーで楽しんでいた。玩具の片付けでは、友だちと一緒に集め整理整頓をし、大きな布を畳む時は、二人で両端を持って角をあわせながら丁寧に行うなど協力し合う場面も見られるようになった。片付けが終わると「お部屋が綺麗になった」と喜び、心地良さを感じていた。

表現

制作活動では、「私のワンピース」の絵本を題材にクレパスの感触を味わいながら、うさぎの型に自由に顔や洋服を描いた。初めての折り紙では、うさぎときつねを折った。画用紙にどのような場面かをイメージしながら貼り、あいているスペースに思い思いに絵を描いた。飾ってある作品を保護者と見ながら、楽しそうに説明している姿がみられた。

健康

戸外遊びでは、のぼり棒や木登り、ボール遊びなど身体をたくさん動かして遊んでいる。水分補給がいつでもとれるようにテラスに用意し、保育者の声掛けや自ら気付いてお茶を入れ飲んでいた。遊びに夢中になると、自分から尿意を知らせず漏らしてしまうことがある為、様子を見ながらさりげなく声を掛けていく。また、活動前にはトイレに誘うなど心地良く過ごせるよう援助していく。

人間関係

友だちと共通の目的を持って楽しく遊んでいた。新入園児も、クラスの友だちの名前を

覚え、遊びを通して自分を表現しながら関わる姿が徐々に見られるようになった。遊びの中においては、保育士を真似て模倣遊びを楽しんでいた。にこにこまん活動が始まり、

年上のお兄さんお姉さんに対して「カッコイイ」「優しくしてくれて嬉しかった」という言葉が聞かれ、憧れを持ち始めたようである。

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