2.手足口病

ウイルスによる風邪みたいなもの。
今のところ、数種類のウイルスによって起きることが分かっている。
手のひら、足の裏、口の中に2~5mmくらいの発疹が出る。
発疹はすこし膨らんでいるものが多いが、平坦なものもある。
色は少し赤みがかって、中には膨れて白っぽく見えるものもある。
手背や足背にもでることがあるが、ここにでるのは赤みがかっているのが多い。
その他の場所にも出ることがあるが多くはない。
はじめに書いた、手のひら、足の裏が診断する決め手。

熱が出るのは10人に一人くらいか。

困るのは、口の中の発疹がひどくなって痛みがでると、食べたり飲んだりが出来なくなること。 口の中に発疹が出来た時は、塩辛いもの、酸っぱいもの、熱いもの、固いものは避ける。 一般的に良いものは、冷たくて、軟らかくて、甘いものが良い。ただし、下痢が一緒になっている時は、冷たくないものにする。

最近、脳炎になることがあるという話があるが、今ひとつハッキリしない。
保育園、幼稚園、学校は行っても良いが、食べにくくなっている時は止めた方がよい。
ウイルスの感染症なので大人でも免疫がなければ罹る、子どもよりやや重く、手足がむくんだりすることがある。