4歳ぱんだ組月のまとめバックナンバー

4歳ぱんだ組2021年度11月のまとめ

健康

鼻水、軽い咳が出始め、欠席する子もいたが、長引くことはなく元気に登園してきている。午睡をする子は隣のぺんぎん組へ行き午睡。午睡をしない子は、保育室・ホール等で過ごしている。又、その日の体調によって、午睡の有無の判断をしている子もいる。体力も付いては来ているが、それぞれの体調に合わせて行きたい。戸外では鬼遊びや長縄、リレーなど身体を良く動かして遊んでいる。手洗いうがいは習慣づいている。寒さも本格的になるので乾燥、水分補給、室内外の温度差にも配慮していく。

人間関係

友だちと、様々な遊びを考え、一緒会話をしながら過ごす事が楽しくて仕方がない様子。ケンカもするが、話をしたり、謝ったりすることで仲直りして又遊び出す。お楽しみ会のそれぞれのグループで、セリフを考えたり、一緒にセリフを言い合う姿も見られる。異年齢と一緒の活動も増え、散歩に行ったり、自由遊びで遊んだり関わり合いが増えてきた。小さい友だちに泣かれてしまいどうしたら良いか困ったり、仲良くなって名前を呼び合い同じ遊びをしたり、色々な経験をしている姿が見られる。あまり介入せず様子を見守っていきたい。

 環境

散歩で秋の自然を楽しみ、木の実、枝、落ち葉の色や大きさに興味を持ち拾って友だちと比べたり、それを使ってごっこ遊びを楽しんだ。又、バッタやちょうちょを追いかけ、素手で捕まえてその様子をみて楽しむ姿もみられた。園にあるものを大切に使う事を子どもと一緒に話したり、SDGsの絵本を見ながら、考え過ごしている。みんなで過ごす場所を、みんなで心地よく過ごせるよう整えていくようにしたい。

 言葉

朝行っているお絵描きゲームの中で、ひとりひとりが皆の前で何かしら発言している。恥ずかしそうな子は友達や保育者と発言している。描いた絵に対して子どもたちなりのやり取りを楽しんでいる。こんなやりとりが自信につながり、明日は自分がやりたいと言ってくる。今後もおもしろい言葉遊び、ゲームをしながらやり取りを楽しみたい。

 表現

お楽しみ会へ向けた発表ごっこ。始めは恥ずかしかったけれど、大きな声で発表するのは気持ちいい。一度、発表ができると、自信になり、大きな声で話せる様になってくる。人前に立つことが恥ずかしい子も、友だちの励ましで恥ずかしがりながらもだんだん笑顔が見られるようになってくる。本番もいつもの姿が見られると良いなと思う。

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4歳ぱんだ組2021年度10月のまとめ

健康

軽い咳、鼻水の出る子が数人。鼻水は自分で気付きティッシュで自ら拭く子、手で拭ってしまう子もまだいる。気付くように声をかけ、気持ち良くすっきりした状態で遊べるように見守っている。手洗い、うがいは習慣化してきているが、急いでいる時は雑になりがち。歯磨きも合わせて鏡の前で確認しながら落ち着いて取り組むように見守っている。戸外では日々元気に身体を動かし、自分ですすんで水分を良く摂っている。寒暖の差が大きくなるこの時期、調節しやすい上着を用意してもらい自分で考え着脱するよう働きかけていく。

人間関係

様々な活動を通し、色々な友だちと関わりながら活動してみると、いつもの友だち以外の子とのやり取りも出てきている。また、異年齢と過ごす活動、時間を取り入れることで、今まで知らなかった子の名前を覚えたり、優しく手を取って誘ったりする姿がみられるようになった。まだぎこちないやり取りの子もいるが、今後も交流をしながら、自然に新しい友だち関係を広げられるようなきっかけを作っていきたい。

環境

部屋の棚配置やおもちゃの入れ替えをする。他クラスとの活動によって、その都度、棚などを動かして導線を工夫している。保育室全体を使っての活動を取り入れ、玩具だけでなく、自分たちで作った物で遊ぶ機会を取り入れた。それにより、友だちと会話を楽しみながら製作を楽しみ、更に工夫し発展させている姿がみられる。秋・冬の行事に合わせこれからも室内環境は安全に使いやすく楽しくなる工夫をしていきたい。

言葉

友だちとの会話が楽しくて仕方がない様子。生活の中のやりとりはもちろん、仲良しと遊ぶ時の声の大きさが楽しい事を物語っている。仲良しの間柄とはいえ、あまり感じの良い言葉ではない言葉を発することも多い。それをかっこいいと思い真似する時もあるので、その都度言葉の大切さを伝えている。発した言葉を、みんなが心地よく感じられるように丁寧に伝えていきたい。又その場に合った、声の大きさを気にかけられるように伝えて行きたい。

表現

運動あそび参観のバルーンは大成功。家の人が見ている中、一人一人がいつもと変わらない状態で日々の姿を見てもらえたと思う。ひとつの活動がまた大きな成長になり次へのステップになっていく。12月にあるお楽しみ会が楽しみ。秋はいろいろなイベントが盛りだくさん。ハロウィンの小物、衣装を様々な素材、道具を自由に選び使い、異年齢と一緒にイメージをふくらませ、かわいい仮装となった。そこからつながり、眼鏡づくり、お面づくり、そして、お化け屋敷&迷路づくりへとイメージが広がっていった。お化け屋敷&迷路作りでは、いつも製作に関わらない子も参加してそれぞれの思いや考えを形にしようとしていた。出来上がると、誰かに見てもらいたい、招待したいという気持ちから、園長先生や他の先生を誘いに行くという行動力も発揮。これからもそれぞれの「やりたい」を形に出来るように、提案したり、見守ったりしていきたい。…

4歳ぱんだ組2021年度9月のまとめ

健康

感染が拡大していることもあり、何が大切か、どうして必要かを話し、手洗い・うがいをしっかり行い過ごした。暑さも落ち着き、散歩に最適な日も多く、子どもたちと行先を決め、散歩にでかけた。公園では、季節を感じながら、身体を十分に動かし遊ぶことが出来た。季節の変わり目・乾燥するこの時期。咳が出始めたり、体調を崩しやすくなるので、こまめな給水と休息を心掛けたい。

人間関係

普段の遊びや行事を通し、友だちとのつながりが濃くなってきている。それぞれの気持ちや意見を伝えながら遊びを広げていっている。

喧嘩もするが、お互いの思いを確認しながら納得する事もあれば気持ちがあふれ出し悔しくて泣く事もある。

環境

緊急事態宣言が延長されたこと、園で濃厚接触者が出た事での休園・登園自粛により、登園人数が少なく4.5歳児が合同で過ごし、幼児クラスとしても関わりが多かった数日。知らなかった子の名前を覚えたり、気にかける姿が見られる。9月からお昼寝をぺんぎん組で行っている。すでに寝ている所にいく事で、入眠も早い。午睡をしない子は、ぱんだ組で過ごしている。今後も、出来る範囲で、関わっていきたい。

言葉

朝、たわいもない話から始まり、常に楽しい会話が飛び交っている。様々な言葉を覚え、キツイ言葉、あまり使ってほしくはない言葉を発する事もある。その都度、言われたらどんな気持ちになるか、どうして使わない方がよいか等を話し合っている。

散歩に出かけ、出会う人、園に来たお客様にも自然に挨拶する姿が常に見られ、気持ちが良い。又、話しかけ色々な情報を聞き友だちにも話している。

表現

自分のイメージを様々な形で表現している。身体を使ったり、製作ではハサミを使って切ったりセロテープで付けたり等。それを友だちと共有して更に表現を広げている。運動会遊びでは、室内でも縮小した遊びとして、友だちと遊ぶ姿が見られる。秋まつりのお店屋さんごっこの品物は、子どもたちが考え、一つの物から次々とイメージをふくらませ別の物を作り、当日の自分たちの身につけるものへと発展し楽しんだ。

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4歳ぱんだ組2021年度8月のまとめ

健康

高温の日が続くようになり外出は控えなくてはならない日が続くが、体調は落ち着いている。水遊びを毎日行っていることで、午睡する子も多かった。身体を休めたことで、陽が陰ってくる午後の外遊びも元気に遊ぶことが出来た。水分を細目に取り、汗をかいた活動後にはシャワーをする事で、気持ちよく過ごせるように配慮した。自分で気が付くようなさりげない働きかけと見守りを今後もしていきたい。

人間関係

気の合う友だち数人で「おにきめ」をして簡単なゲームを楽しんでいる。その小さいグループがどんどん大きくなり、ほぼ全員でおにごっこをして遊び始めることもある。近くにいる友だちの遊びに興味を魅かれ仲間に加わったり、ぬけたり…自分で選び遊んでいる。先月と同様に危なくないようなら近くで見守り、時に気持ちの橋渡しをする言葉かけをしながら、互いのやり取りや周りの友だちの仲介のきっかけになるように見守っていきたい。

環境

おもちゃの片付けはなかなか丁寧にできないこともあるが、友だちと協力して片付けようとしている。製作が好きで、紙やテープを使うことが多いが描いたものをそのままにしてしまうことが多かったり、無駄にしてしまうこともあるので、その都度伝えて大切に使えるようにしていきたい。本棚が新しくなり、絵本が入れやすくなった。絵本はとても大切に扱っている様子も見られるので、引き続き一緒に大切にしていきたい。

言葉

室内環境上、声が反響するようで、子どもたちも元気でにぎやかだ。声に気持ちが表れ、相手への関わり方も変わってしまうこともあり、みんなで気にかけ心地よいやりとりをしたい。状況にあった話しや、かわいい言葉を使ったり、やりとりが楽しい。相手への気持ちをふまえ、たくさん絵本を読んだり、色々なうたを歌ったり、言葉あそびや会話をしながらあそんでいきたい。

表現

秋まつりへ向けて、おみさやさんごっこの品物を製作する。お店屋さんにもなりたいという子どもたちの気持ちもあって、どちらも楽しめる事に、喜んでいる。ひとりひとりイメージが豊富で、保育士の予想、準備していたことよりはるかに面白い物が出来上がった。次々と作り上げ「もっとやりたい」と物足りないほどだった。また、広いスペースでの身体を使った遊びでも曲に合わせ動き出し、汗だくで子どもと共に保育士も一緒に楽しんだ。来月に向け、楽しんでいきたい。…

4歳ぱんだ組2021年度7月のまとめ

健康

全体的には大きく体調を崩すことなく過ごせた。7月中旬に乳児クラスでRSウイルスが流行し、それに伴い2.・3人が熱で欠席するが、ひどくならずに完治して登園することができている。気温によって、外で遊んだり水遊びをしたり、雨上がりの時間を見計らって散歩に出掛けたり等この時期ならではの遊びを楽しみながら身体を動かして過ごすことが出来た。汗をかいたり衣服が汚れた時は、「着替える」と言う子も増えてきている。8月は更に高温な日が考えられるので、室内の温・湿度管理、水分補給をしっかりしていく。

人間関係

気の合う同士の少数グループで遊ぶ姿が多くなる。メンバーが固定してしまうこともあるがゲームをする時や戸外ではいつもと違うメンバーとのやりとりも見られる。生活の中で、準備に戸惑っているこがいると、手伝ってあげたり教えてあげる様子も見られる。口げんかや玩具の取り合いもあるが、周囲の友だちが必ず様子を見ていて、保育士に伝えにきたり、当事者たちに客観的に子どもが整理した内容を言って仲介しようとする姿が増えた。子ども同士のやりとりを近くで見守っていると保育士の仲介なしで解決するときもある。今後もこのようなやりとりを大切に見守るようにしたい。

環境

朝の受け入れは、ぺんぎん組やホール、園庭など様々な場所で行っている。それぞれの場所で好きな遊びを友だちと楽しんでいる。水遊びや泥遊びも本格的に始まり、少しでも水に触れる事で、心地よさを感じ、身体もすっきりし気持ちの良い状態で着替え食事することができている。水遊び後の着替える際には、室温を高めにしたり、遊び始めたら低くしたり、普段の室内遊びとは別にその時の状況も考慮しながら切り替えている。暑い夏の過ごし方を子どもたちに知らせ、快適に過ごせるようにしていく。

言葉

友だちとの会話も盛んになり様々な言葉がとびかっている。時々、ふざけすぎる言葉を口にしてしまうこともあり、食事中などにふさわしくない発言に子どもたちも気付き、お互いに注意し合う姿も見られる。又、戸外では出会う人に挨拶をしたりちょっとした会話を楽しんだりと気持ちの良いやり取りもみられる。絵本や紙芝居、保育者の話の中で、分からない言葉や気になる言葉があると聞いてくることも多く、興味をもつ姿もみられる。生活の中で、その時々にあった言葉を知らせたり、子どもたちと一緒に考えていきたいと思う。

表現

朝、歌をうたうことを習慣化しようと取り組んでいる。始めは数人だけだったが、人数が増えることで合わさる歌声の心地よさを感じつつあり、子どもたちの歌をうたおうとする気持ちが変わってきている。歌の歌詞はわかりやすく絵を描いたり、パネルにしたりと視覚からも覚えられるように工夫している。今月末から毎週金曜日に、幼児での歌の集会も始まり、これからたくさんの歌声が聞かれるようになるのではと思う。今後、歌に楽器などを加えながら、様々な表現活動を一緒に楽しんでいきたい。…

4歳ぱんだ組2021年度6月のまとめ

健康

汗ばむ陽気になり、自分で「のどかわいたー」とお茶を飲みに行き水分補給をしている。水分をあまりとらない子には、声を掛け、少しずつでも飲むように促している。服が汚れたり、濡れたりした時には、自ら「きがえる!」と言いにくる子もいるが、汗をかいたので着替えるという意識はまだない。戸外でたくさん遊んで汗をかいた後は、こちらから声を掛け促していくようにしたい。手洗いうがい、歯磨きは、なぜするのか理由を話し合い、習慣化できるようにしたい。気温、湿度を調節して清潔に心地よく過ごせるようにすると共に、暑さ対策をしっかりして戸外遊びも楽しみたい。また、午後の過ごし方も工夫する。

人間関係

友だちとの楽しい遊びの中で、気持ちが高ぶり、興奮し過ぎてしまうことがある。その都度、止めるタイミングを考慮し、危険のないように見ている。いまだ手が出ることもあるが、互いの気持ちを知り、譲れない気持ち、でも、自分の悪い所もわかっていて譲ったり、それぞれが葛藤しながら関わる姿が見られる。喧嘩になると、集まり話を聞いたりお互いの意見を出しながら、自分たちで解決しようとする姿も見られる。その時々の様子を見守り、応援していきたい。

環境

好きな遊び、得意な事を存分に発揮できるよう、室内では製作に必要な物、戸外では長縄やボールを準備して遊べるようにしている。それぞれの遊びを、自分たちで満足いくやり方で交替しながら遊ぶ姿も見られる。梅雨に入り、室内では、ルールのあるゲームを楽しんでいる。少しずつルールを変えてみたり、新しいゲームを用意したりしながら、一緒に楽しんでいきたい。

言葉

登園するとすぐに友だちの所に行き、話をし始め楽しそうだ。遊び、生活の中で、友だちの気持ちを考え、言葉にしてみたり、説明したりしながら保育士の介入なく仲直りをする時もあり、子どもだけのやり取りの時間を取って見守っている。また、どんな時も、自分の気持ちをためらわずに言い出せる雰囲気づくりに気をつけ子どもを見ていく。

表現

身近な道具や材料・廃材を使って何かを作ることが楽しいようで、それぞれのイメージをふくらませ、取り組んでいる。はさみを使った製作では、おぼつかない手つきながらも、意欲的に取り組んでいるので近くで見守り、手の動かし方がうまくいかないと訴えてくる時にはコツを知らせている。自分の作品に愛着があり、大切に持ち帰る姿が見られる。身体表現では音楽に合わせた動きをしたり、ゲームでルールのある遊びを楽しんでいる。…

4歳ぱんだ組2021年度5月のまとめ

環境

押し入れの下を遊び場にしたことで、様々なごっこ遊びを楽しんでいる。子どもたちにとって居心地の良い空間となっている。ぬり絵や、白い紙等自由に使えるよう準備し、色鉛筆やペンを使って楽しんでいる。又、小さな鉛筆削りを数個準備したことで、自分たちで楽しみながら行っている。新しい玩具で工夫して色々な物を作り楽しむ傍ら、今までの玩具を工夫し発展させて遊ぶ姿も見られる。様子を見て、さりげなくきっかけを作っていきたい。

人間関係

気の合う友だちと小さな集団で遊び込む中で、自己主張や意見をぶつけ合い喧嘩になることもあるが、思いを受け止めながら仲立ちをすると、気持ちを切り替え再び仲よく遊び始めている。言葉で伝える大切さをその都度丁寧に伝えていくようにしたい。異年齢児と園庭や散歩での交流では、小さい子への言葉がけや接し方に気付く良い機会となり、興味をもつ子が増えてきている。

健康

その日の天候や気温によって、戸外に出かける時間を調節したり、遊び始める前に水分補給をしたり、休む時間を設けるなどして、体調を崩すことなく戸外でも元気に遊ぶことができた。今後も温湿度を考慮して一人一人の様子を把握しながら体調管理をしていく。また肌トラブルの多い時期なので、家庭と連絡を取り合い早めに対処していくようにする。

表現

初めてのバス遠足の絵を描く。会話を楽しみながら自由な雰囲気の中で、何かにこだわることなく好きな物が自由に描けていた。こいのぼり製作では子どもたちの好きな時、好きなタイミングで作り、出来上がったこいのぼりに愛着をもつ事が出来た。今後も楽しくイメージを共有しながら自分なりの表現ができるような環境を作っていく。

言葉

年度当初は言葉にできない思いから喧嘩で手が出てしまい泣き出したりする子も多かったが、子ども同士で話合い納得して折り合いをつける姿も少しずつ見られるようになる。日々の絵本の読み聞かせの中で、色々な言葉に興味をもち「どういうこと?」「なんていういみ?」と聞いてくる事が増えてきた。引き続き、たくさんの絵本の読み聞かせを行っていきたい。…

4歳ぱんだ組2021年度4月のまとめ

環境

進級してしばらくは、嬉しさから落ち着かない日も多かったが、生活の流れがわかり、少しずつ落ち着き始めている。玩具を種類別に分けコーナーを作り、それぞれ好きな玩具で友だちと遊んでいる。戸外遊びではさまざまな公園に出掛け、ダンゴ虫やあり、木の実や葉っぱで友だちとごっこ遊びを楽しんでいる。今後も自然物に親しみを持てるよう触れ合える機会を多くしていきたい。

人間関係

気の合う友だちと小集団でごっこ遊びやブロックの組み立てなどで仲良く遊び込む姿が多い。思いがぶつかり合い喧嘩になることも多いが、保育者が気持ちを受け止め仲立ちをして互いの思いを伝えると、再び笑顔で遊び出す。時には子どもたち同士で解決しようとする姿も見られる。少しずつ自分の言葉で思いを伝え、子ども同士で互いの気持ちがわかり合えるよう働きかけていく。

健康

体調を崩すことなく元気に過ごす。肌寒い日は上着をはおる等、子どもたちが気付いて調節する姿が見られた。活発になり汗を多くかくので、今後も子ども自身が暑さや寒さ等、陽気の変化に気付けるよう言葉がけをしながら衣服の調節を行えるよう保護者にも協力をお願いしていく。

表現

こいのぼり製作はこいのぼりの形の色画用紙を子どもたちが選び、ペンやクレヨン、紙を貼る等、数ややり方を決めず自由にそれぞれ自分だけのこいのぼり作りを楽しんだ。紙粘土に絵の具を混ぜる活動では、色の変化や感触を味わって何とも言えない声があがっていた。これからも、それぞれが好きな時間、好きなタイミングで色々な表現遊びを楽しんでいきたい。

言葉

自分の思いや気付いたことを言葉にでき、遊びの中で子ども同士の会話を盛んに楽しんでいる。やり取りの中で、相手が不快に思う言葉や乱暴な言葉を使っていることもあるので、側で見守りながら声をかけたり仲立ちをしたりして、心地良い関わりが出来るよう援助していく。読み聞かせは長めの話も楽しみながら集中しているので子どもの興味のありそうな話を用意していく。…

4歳ぱんだ組2020年度3月のまとめ

健康

今年初めて発症したという花粉症の子が数人いた。皆、早期に受診し薬を服用したためひどくならずに登園できた。お散歩の時には自分で考えてマスクを着用している。戸外では症状を気にせず元気に身体を動かして友だちとドッジボール、リレー、探索を楽しんでいる。

体力もつき、遠出の散歩も嬉しいようでしっかり歩き、午睡を必要とする子も減った。たっぷり遊び、食事をおかわりして楽しみ、お箸にチャレンジしたり苦手だった食材に挑戦してみたりと進級への期待、喜びを素直に行動にしている。

人間関係

友だちとの関わりの中、自分の主張や友だちの様子を伝えに来るだけでなく、友だちから見られる自分の姿、評価をほんの少し気付いたり、気に留めたりするようになってきたようだ。自分の思いを伝えたにも関わらす咎められたりすると気にすることもあるが、間違いを認め再び関係づくりをしたり仲直りをしたりして、また遊び出そうとする姿があちこちで出てきている。様々な思い、葛藤を経験しこの先の良い土台となることを願いそっと見守っている。

環境

新きりん組に移動し、広くなった部屋で過ごすことになったが、雰囲気も声のおおきさも落ち着いてきた。自分たちでも気付き「なんか静かになったね。」などと話している。遊びもコーナーでゆったり遊べている。いつでも好きな材料、道具、新しい玩具そしてお気に入りの玩具で遊べるこの空間を気に入っているようだ。片付けもきちんと整頓して分類したり配置したりしている。

言葉

卒園式の送辞や贈る歌をしっかり覚え、皆で協力して言う姿が年長に近づいたな…と感じられる。思ったことを的確に言葉にしたり、卒園に際しては「なんか涙が出そうな気持ちになるね」と素直に言葉にしている。一人ひとりがはっきり物怖じせずに意見を言え、明るく朗らかになった。素敵な進級だと嬉しく感じる。

表現

桃の節句では、伝統行事の意味を知り、折り紙や雛人形を丁寧に作っていた。家に帰ってからも同じように作ってみたり、家族との話題にしたりと楽しんでいた様子だった。

また、卒園の言葉や贈り物は、皆で意欲的にアイデアを出し合って決めた。制作はプレゼントする側のうきうきする気持ちも楽しんでいるようで「ひみつにしておこう。」「びっくりさせよう。」と言い、ひとつひとつの工程を大切に取り組んでいる。出来上がった贈り物を満足気に眺めうっとりする笑顔から達成感が伺える。…

4歳ぱんだ組2020年度2月のまとめ

健康

月半ばから発熱の子が数人出たが、広がらずに回復する。登園後の手洗い、うがいは習慣化し定着しつつある。日中の活動は必ず戸外で体を動かして遊んでいる。時に遠出の散歩もあり、お弁当を楽しみにし、おかわりもよくする。自分の食事量を考えてよそっている。あらゆる面での挑戦意欲が見られ、苦手なものを少し口にしてみたり、できなかったことにチェレンジしたりと、進級し年長児となる勇気、頑張り、そしてワクワクしながら張りきる姿が見られる。

人間関係

多くの子がルールのある遊び、ゲームを理解し、守って遊ぶ面白さが一層楽しくなり、気の合う友だちや新しい関わりの中で繰り広げられている。友だちの考えた楽しそうなことを真似して一緒にやり始めたり、互いに良い所をほめ、認め合う。その心地よさから、また関わりが深く広がっていく。今月は年長児との交流も存分に楽しんだ。ドッジボールやリレーで一緒に遊びながら、決まりや雰囲気作りを教えてもらったりと学び合っている。言葉にしなくても大切なことを受け継いでいるようだった。

環境

朝、夕の自由遊び時などに使う玩具、ハサミなどいくつかあったが、どこにあるかを覚え、使い方、片付け方と同時に管理の仕方も少しずつできてきた。まだまだ個人差はあるが、一緒に遊ぶ子同士で「ここにしまってね。」「あそこにあるよ。」と声を掛けあっている。また、日中の活動や切り替え時などの遊びかけた玩具や使っていた物の一時的な置き場、そして一日の終わりに近づく時の保管場所も自然と友だち同士でそうなっていったのか決まっているようで、関心深く見守っている。

言葉

子ども同士の関わりと同時に言葉が少し変わってきたように感じる。自分中心で話すことから、ちゃんと友だちの気持ち、意見を聞く姿勢ができてきて、友だちから見られる自分の評価も気になるようだ。意見を受け止めるということで、気付きや同調、関心の言葉が出たり、大人っぽい推理をしたりと保育士も今まで以上に真剣に真面目に話しに向き合う。この話し合いが満足するようで、良い時間となっている。

表現

2月も様々な作り物や遊びの中で工夫して面白いことを考え楽しんだ。今まで使っていた玩具も少し変わった組み合わせ方をしてみると、またそこから、次の発想につながる。「こんなふうになった!」と数人で作り上げる“ピタゴラス動物園”や雛人形作りでは自然と集まった年長、年少児らと色や小物のアイデアを出し合い、一緒にやってみる。偶然出来た色合いに嬉しくなったり、出来上あがりを想像して会話が弾む。また、お別れの言葉、歌は一緒に考え、決めると「なんだか涙が出るような気持ちになるね。」と子どもがつぶやいたり、心もちゃんと育っているように感じる。…