健康
月の前半は体調の崩れる子は少なかったが、下旬ごろからインフルエンザと胃腸炎になる子が増え欠席者が半数以上の日もあった。再度、手洗いうがいのやり方を呼び掛けていく。
少しずつ、気温があがり暖かい日が増えてきた。戸外に出る時は、上着を着ているが「あつい」と言ってすぐに脱いでいる。少しずつ、衣服で対応調節ができるように声掛けを行っていく。また、その際に肌着をズボンの中にいれるなどの身だしなみチェックも出来るように楽しい雰囲気の中行っていく。
環境
少しずつ時計を見て行動している姿が見られる。「もう(とけいの)ながいはり3だよ」と子ども同士で声を掛けあっている。片付けも、玩具の入れ方や片づける場所をそれぞれ考えている。
異年齢で過ごすことが増え、使っていい玩具など保育者に確認したり自分たちで棚の上に置いたりなど理解している。また、遊びの工夫も見られる。
年長が大縄跳びをして遊んでいるのを見て、真似してやると3歳児から「すごい」と言われ午後の園庭遊びなどでは、競い合っている。今後も、刺激を受けながら過ごし遊びが広がるようにしていきたい。
言葉
集団遊びでの子ども同士のちいさなトラブルは未だ見られるが、「きいてほしい、○○がいやでやっちゃった」と自分の気持ちを伝えて解決している。保育者が仲立ちをして解決することもあるが、子ども同士のやり取りを大切に見守っていきたい。子ども同士で、解決した後は個々に声を掛けて気持ちに寄り添いながら次の遊びが、気持ちよく始められるようにしていく。
人間関係
異年齢同士で過ごす事が増えてきて、年下の子に対しても優しく声を掛けることが慣れてきている。異年齢同士の遊びにも、自然と遊びに参加して遊びの展開をリードしていたりルールを簡単に変えたりして遊んでいる。年長さんに贈る歌を練習すると年長に対しての意識が出てきて、子ども同士「○○はかっこわるいよ!」と声を掛け合って頑張っている。一人ひとりが、無理なく過ごせるように、様子を伺いながら声を掛けていく。
表現
年長に贈るプレゼントに使う物を製作に取り入れた。画用紙に模様を付けるやり方にマーブリングを提案すると、水を溜めた容器に絵の具を垂らすだけで幻想的な模様になり全員が、夢中になって行っていた。容器は机に1つだけだったがそれぞれのグループに分かれて順番を決めてスムーズに作成していた。完成した作品は100枚以上だった。プレゼント用に使う以外の作品は、自由時間で使えるようにするとお手紙用にしたり、花を作ったりと工夫が見られた。今後も子どもたちの好きな事や興味が出た物で遊びが広がるようにしていく。…
健康
お正月休み明け、全体的に体調をくずさず登園していた。長期休みという事もあり、「ままは?」と寂しくなる子もいた。ゆったりとした雰囲気の中安心して過ごせるように1対1の対応を心掛けた。1月の中旬ごろから、本格的に寒さを感じて冷え込む日が続いた。戸外へ促すが、寒さのためからか出たがらない子がほとんどだった。外に出ると遊び込んではいるので、ボール遊びや歩き散歩など興味がでるように声がけを工夫していく。また、水分補給を忘れる事が多いので、子ども同士声を掛け合い、感染対策が行えるように湿度計などを使っていく。
環境
朝のホールでの遊びや、午後の園庭遊びなどで年長が遊んでいる姿をよく見て実際に自分たちも挑戦して遊んでいる。ボール遊びでは、蹴る遊びから投げる遊びに変わり投げ方やキャッチの仕方など保育者と一緒にやりながら覚えていっている。園庭で、行った氷実験(バケツに水をいれたらどうなるのか)結果は、なにも起きらずに終わったがタイヤの溝にあった氷を発見すると霜柱と硬さなどを比べている姿が見られた。
言葉
お正月遊びで行ったかるた遊びでは、複数の子が興味を示して遊んでいる。文字が早く読めない子などもいるが絵を覚えたり、友だちに教えてもらったりしながら楽しんでいる。
友だち同士のトラブルの時に、ふざけて嫌なことを言うことが増えてきた。「ごめんね」を言われてもその言葉に怒ることもあるので、難しい。その都度、子どもたちに問いかけどんな言葉掛けがいいのかなど一緒に考えていけるようにしたい。
人間関係
友だちとの遊びが楽しく、登園してすぐに誘い合って過ごしている。お正月遊びのひとつ「かるた」で遊ぶ姿に何人も集まり気がつくと大人数で遊んでいる。他の遊びに対しても、同じ姿が見られるようになり、更に遊びが盛り上がっている。異年齢交流では、年下の子にやさしく声を掛け積極的に手を繋ぐなどの姿が見られるだけでなく、追いかけっこやかくれんぼなどでも声を掛けて遊ぶ姿が見られるようになってきた。引き続き、子どもたちの様子を伺いながらいい刺激を受けながら過ごしていけたらと思う。
表現
節分集会に合わせて、鬼のお面を作る。絵の具と紙皿を用意して興味を示した子から作っていった。ハサミを使ってこまかく切れるようになってきたので、顔のパーツはそれぞれが鬼をイメージして角や目をつけていくと個性豊かな鬼が完成していった。
来月から、お別れ会・卒園式に向けて歌の練習を行っていく予定。どのように歌うと聞きやすいのかかっこいいのかなど子どもたちが実際に歌っている声を聞いてもらいながらきりん組へ感謝の気持ちを伝えられたらと思う。…
健康
月の中旬頃から、嘔吐・下痢をする子が増え給食の量を減らすなど本調子ではなかった。感染症への意識が少しズずつ身に付き、外から戻ってきたときの手洗いやうがいなど習慣化してきている。
昼食のやり方を食べる前に量を減らしたり増やしたりするやり方に変えると、自分の食べられる量を理解しようと日によって差はあるが調節している。食べられずに困っている時もあるが、無理のないようにし楽しい雰囲気で食べられる様にしていく。
環境
散歩先など、公共のルールも自然と覚え地域の方に挨拶し、信号がない横断歩道では保育者が伝えなくても渡る前に止まり左右確認して保育者と渡っている。
自由遊びの時、園庭よりもホールを好む子が多く外に出たがらない。霜柱や氷が出てきているので、季節ならではの変化や発見ができるように絵本や声掛けをしていく。
年末に、4歳児クラスを掃除すると「きれいにしたのに」と片付けることに熱が入っている。
言葉
遊んでいるなかで、ふざけて相手に嫌な気持ちを伝える子。自分に気が付いてほしくて言葉が強くなる子。手などがでなくなった反面、言葉の強さが見られる。その都度、相手がどんな気持ちになるのか、自分が言われたらどんな気持ちになるのかを一人ひとりの気持ちを受け止めながら伝えていく。戸外に出ると、自然と地域の方に挨拶をしている姿が見られるようになってきた。
人間関係
お楽しみ会が終わり、友だち関係が更に深まってきた。遊びの展開などにも変化が見られ、遊び込んでいる。保育者は、時に一緒に遊びに参加しながら怪我がないように見守っている。年長とのリレー対決には、実際に見てルールを覚えていった。対戦では惜しくも負けてしまったが負けた悔しさがさらに意欲を高め「れんしゅうする!」と気合がはいっている。子どもたちが興味を示す遊びに耳や目を向けて楽しめるようにしていく。
表現
お楽しみ会後にも、「れんしゅうもうしないの?」と曲を流し振り付けをかえてみるなど楽しんでいる姿が見られた。他クラスに発表したいとの要求があったが、体調不良の子が増えてしまい中止に。様子を伺いながら、進めていく。
12月の歌を歌う際に楽器を使い表現している子が増えてきた。1月はお正月だが、簡単に音がでる楽器を用意してリズム遊びが楽しめるようにしていく。また、楽器の使い方も一緒に伝えながら安全に遊べるように全員で確認していく。…
健康
季節の変わり目で、乾燥する時期になってきた。咳・鼻水が出始めている。
咳が出る子は、お茶を飲みに行くなどの行動が見られるようになってきた。鼻水は常に出ている子もいるが、こまめに拭いて活発に過ごしている。
午睡について、以前は13時過ぎから寝ていたが体力もついてきたので13時半過ぎの午睡にして行っている。眠たくないと寝ない子もいるが、その日の体調に合わせて行っていきたい。戸外に出ると、寒い日でも氷鬼や鉄棒をして身体をよく動かして遊んでいる。
これからの季節、寒さが本格的になるので、乾燥・室内外の温度差などにも配慮していく。
環境
戸外に出ると、落ち葉や木の実に興味を示して採集したり落ち葉を投げ合ってみたりと楽しんでいる。イコット広場に行くと珍しいカマキリを見つけ興味津々になって観察していた。持ち帰りたいと言った子もいるがカマキリのお腹が大きくなっていることに気がつき「あかちゃんいるかも」と命に対して考える姿が見られるようになってきた。部屋の机や棚をその時の活動や子どもたちの状況に合わせて替えてみると、気分転換にもなり遊び込めるようになってきた。今後も、子どもたちの行動や様子に合わせて環境設定を行っていく。
言葉
お楽しみ会でなにを発表するのか決める時など、何をしたいのかどんな役を入れたいのかそれぞれが意見を出して決めていた。照れたり恥ずかしがったりしてなかなか発言できないない子もいるが、自分のタイミングで保育者に伝えているので、今は見守りながら安心して発言できるようにしていく。友だちとのやりとりで、思い通りにいかないと相手に対して嫌な事を伝えてしまうことが増えてきた。その都度、声を掛けて相手がどんな気持ちになるのか確認しながら快くやり取りが行えるように近くで見守っていく。
人間関係
人間関係がさらに広がってきている。遊びのルールや約束事をその時遊んでいる友だち同士決めて遊び始めている。気持ちのぶつかり合いで、喧嘩になることもあるがその時に、話をして仲直りをしている。中々気持ちが切り替えられずに端で涙ぐむ子もいるが、気持ちを受け止めると再び遊び出している。お楽しみ会では、自分たちで考えて進めている。年長との合同制作では好きな様にさまざまな題材を組み合わせて作る子や年長さんが作っている姿を真似して作る子など刺激を受けながら自由に制作を行うことが出来たと思う。今後も、いろいろな経験が出来るように交流を行っていく。
表現
お楽しみ会に向けて、役同士で集まりどんな風に発表したいのか演じ方や曲までも自分たちで決めていた。ダンスの振り付けも、保育士が決めた振り付けは納得がいかず「こうしたい、ほんものみたいに!」と保育者と相談して決めていった。歌なども、始めは小さな声で歌っていた子も少しずつ歌詞を覚えて自信がついてくると大きな声で歌う姿が見られるようになってきた。…
健康
気温が下がり、寒い日が増えてきた。寒い日は、上着を着て戸外に出ているがすぐに汗をかいて脱いでいる。また、帰園後などに衣服で体温調節をする姿が見られるようになってきた。乾燥する季節になってきて、肌を痒がる子もいるのでこまめにワセリンを塗って対応している。乾燥から咳をする子もいるので、引き続き水分補給を忘れずに声がけを行っていく。
体力さらについてきて、長い散歩道でもそんなに疲れる様子がない。一人ひとりの午睡時間を考慮しながら少しづつ遊ぶ活動時間を伸ばしていく。
環境
気温が下がり、室内遊びを好む子が多くなってきた。保育者が「なにしたい?」など問いかけると、それぞれ考えて、想像を膨らませている。戸外に出た時に、トンボやコオロギを見つけて「もうあきだね」と友だち同士自然物探しを楽しんでいる。危険な植物も増えてきているので、図鑑やイラストを使い遊ぶ前などは必ず声を掛けて安全に過ごせるようにしていく。
言葉
友だち関係が広がってきているなか、トラブルになることも多くなってきた。強い言葉も出てきているが最後は謝っているので保育者は、怪我の無いように見守っている。仲立ちを行う時は、本児の気持ちを受け止めながら相手の気持ちを伝えている。年長が行っている「ちくちく言葉」「ぽかぽか言葉」を真似して友だちに教えている事もある。
どんな言葉が相手が喜ぶのか、嫌がるのか再確認していきたい。
人間関係
運動会を通して、人間関係が広がってきている。また、氷鬼など一つの遊びに10人以上参加するなど集団遊びに興味を示して参加する子が増えてきた。時折、保育者も参加して楽しさを共有しさらに遊びが盛り上がるように関わっている。異年齢交流でも、集団遊びに年下の子が参加しても、自然と交流が出来ている。年長との関わりでは、遊び方を真似して端の方で遊ぶ姿が見られる。今後も、人間関係が広がるように環境設定などを工夫していきたい。
表現
運動会では、緊張からの「やりたくない」気持ちがでてきていたが、お母さんやお父さんの顔を見て、頑張る姿が見られた。
制作遊びでは、不思議に思ったことを制作に繋がるように題材などを用意した。今月は、色鉛筆の芯に興味を示して「みずにつけたらどうなるの?」と色水遊びが始まる。室内ということもあったので、水道だけの活動になったが、ペットボトルに芯を入れて色がでてくる瞬間を楽しんでいた。…
健康
全体的に体調の崩れなく過ごしている。
暑さも落ち着き、外遊びも快適に遊べる季節になってきた。長袖を着て過ごすが、追いかけっこなどの運動遊びをしてすぐに汗をかくなど活発に過ごしている。汗をかいても着替える意識は身についていないが、「あせかいた…」と不愉快そうにしていることもあるので、引き続きその都度声を掛けていく。
季節の変わり目で体調を崩れやすい時期でもあるので、うがいや手洗い。そして一人ひとりの休息を心がけていく。
環境
給食の時間を少しずつ、遅めにしていくと入眠時間が14時過ぎになってきた。起きる時間は15時だが1時間弱の睡眠時間でも目覚めも良い。家庭との連絡を取りながら一人一人の睡眠時間を調節していく。
戸外に出られた日には、秋の自然物探しや寝っ転がりゴロゴロして気持ち良さそうに日向ぼっこをする姿も見られた。イコット広場に行くと、何種類ものバッタが沢山いた。大きさや色まで様々なバッタを獲り、熱心に観察する。保育園に持ち帰り、飼育することになると、保育者が問いかける前に、「つちとえさがひつよう!」と子どもたちで話し合いお世話を頑張っている。これからの季節、危険な植物や虫が増えてくるので遊ぶ前に約束事など確認して安全に過ごせるようにしていく。
言葉
自分の気持ちを伝えられる子が増えてきた。みんなの前で意見をだすことに抵抗がある子も保育者の近くに行き、「○○にるす」と伝えに来てくれる。一人一人の発言の仕方やタイミングを大切にしていきながら、安心して思いを伝えられるように落ちついた雰囲気を心がけていく。
友だち同士のやり取りでは、嘘を伝えることも増えてきた。おふざけで終わることもあるが、相手に嫌な思いをさせるような言葉も出てきているので、子どもたちと何が嬉しい言葉なのか、どんな言葉が嫌な言葉なのか確認していく。
人間関係
友だちとのやり取りでは、トラブルになる事もあるが保育者が仲立ちをしなくても解決している。お互いの顔を見て、謝るのではなく頭をなでて仲直りしている子もいる。ごめんねを伝えることも大切だが、子どもたちなりの仲直りが出来ているので見守っていく。
表現
・秋祭りでは、染め物で作ったはちまきを身に付けるだけでなく、「ようふくつくる」とカラーポリ袋をつかって洋服を作っていた。売り手側の時は、「いらっしゃい!」と大きな声でお客さんを呼び込んでいた。
・染め物遊びでは、玉ねぎの皮を使ってはちまきを作る。全員が参加して、玉ねぎの煮汁の匂いや色の変化を体験することができた。ゴムを巻いて模様を付ける時は、なかなかきつく結べずに苦戦していたが自分が満足するまで行っていた。今後も子どもたちの発見や気が付きから製作に繋げられるように仕掛けや題材準備をしていく。…
健康
お盆期間は、新型コロナウイルスの感染者が増え欠席する子が多かった。復帰後は、生活リズムを少しずつ戻しながら一人ひとりの休息時間やタイミングを意識した。また、うがいや手洗いの大切さを子どもたちと確認しながら行うと歌を歌いながら楽しい雰囲気の中行う事ができた。少しずつ気温が下がり秋を感じることも増えてきた。気温の変化で体調が崩れないように衣服調節を行いながら健康的に過ごせるようにしていく。
環境
長い休み明けは、登園時に不安になり保護者から離れないこともあったが遊び始めるといつものように友だちと好きな遊びをして落ち着いていた。創作遊びが大好きなクラスではあるが、守っておく玩具が棚の上にいっぱいになり散らかっていたり空き箱や折り紙で作った物がそのままになっていたりするので、作った物をどうするのか子どもたちと確認しながら大切に使っていくことを伝えていく。
言葉
室内では、大きな声を出して発散することがある。周りの子も一緒になって楽しんでいる。様子を伺いながら声の大きさを伝えている。欠席者が多かった期間は、幼児合同で過ごした。年少に対して「○○やろうか?」と優しく声を掛けている。年上に対しては、かわいい言葉を使い甘える姿もあった。いろんな歌や絵本を読んで楽しく言葉遊びを楽しんでいきたい。
人間関係
お盆期間中、幼児合同で過ごすことが多かった。異年齢との関わりに始めは戸惑う姿も見られたが少しずつ慣れ、年少には遊びを教えたり年長からは遊びを教わったりとやり取りを楽しんでいた。復帰した友だち同士、再会を喜び興奮しすぎてトラブルになることもある。気持ちを落ち着けるような声掛けを意識して、気持ち良く友だち同士のやり取りが行えるようにしていく。
表現
8月2日に開催された横浜の花火大会を見た子が「はなびやりたい!」と花火制作が始まる。絵の具、紙コップ、クレヨンを出してそれぞれ好きなやり方で花火を表現できるようにした、すると、全員が参加して好きなやり方で表現する。「えのぐはいやだけどくれよんはいい」と無理なく制作を行う事が出来た。9月の初めに予定されているバス遠足を楽しみにしている子が多く、カラーポリ袋で魚を作りクラスに飾った。来月には秋祭りもあるので、沢山の人と楽しく関わりながら過ごしていきたい。…
健康
月の始めは、咳や熱欠席者が多かった。暑い日が続き、散歩に出掛けることが減ってきているが、園庭で泥遊びやテラスで水遊びなど夏ならではの遊びをして楽しんでいる。食事では、気温が高いこともあり食欲が低下する子もいた。食欲がなかった子は、特に注意して様子を見た。今後も、家庭連絡をこまめにとりひとりひとりの体調を把握して対応できるようにしていきたい。
環境
朝の時間や夕方の時間でも、外の気温に気を付けて園庭やホールで過ごしている。30分でも身体を動かすとスッキリするのか、その後のクラスでの自由遊びでは机上遊びをして遊び込んでいる。
水遊びや泥遊びでは、全身びっしょりになって水の掛け合いを楽しむ子もいたり濡れや汚れを嫌がったりする子もいた。月の後半から、水遊びに飽きてくる子も増えてきたので水遊び用の玩具を工夫していく。
言葉
思い通りにいかないと、言葉と一緒に手が出ることもある。周りの子が気付き、仲立ちをしている。「○○されていやだったんだよね?」「こうすればいいんじゃない?」その後に「そっか!」と仲直りをして再び遊び始める。そのような姿をみて成長を感じている。相手に気持ちを伝えられなかった時は、保育者に近くの子が状況など伝え解決している。なるべく保育者は、子どもたちが気持ちを伝えやすいように子どもと確認していきながら仲立ちを行っていきたい。
人間関係
複数人の子とルールのある遊びをして楽しんでいる。異年齢との交流では、年少の前だとお兄さんお姉さんの様に遊び方を教える。また、得意げにダンスを踊る姿が見られた。年長の前では照れながらも甘えていて可愛らしい姿が見られる。同年齢では、譲る、誤るが難しいこともあり気持ちの葛藤がある。一人一人の気持ちを受け止めると共に、気持ちを伝えやすいような雰囲気を心がけていく。
表現
段ボールや空き箱を用意すると、壊して楽しむ子、画用紙やテープを貼ってごっこ遊びで使う子に分かれ遊んでいる。クレヨンと絵の具を使った花火製作では、一つの方法で花火を表現するのではなく、いくつかの方法で表現すると全員が製作に参加していた。園庭で行った色水遊びでも、色の変化に興味を示して「あかとあおでむらさきだ!」と異なる色を混ぜていた。他には、水の量で色を作る子もいた。これからも泡遊びやボディーペインティングなど夏ならではの遊びを取り入れ楽しんでいきたい。…
健康
戸外だけでなく、ホールで身体をちょっとでも動かすと汗ばむことがほとんど。暑い日には、テラスで全身水浸しになるほど水遊びを楽しみ快適に過ごしている。水遊びをしていると、あまりお茶を飲む子が少ないため水分補給の声掛けをこまめに行い熱中症にならないよう充分に気を付けた。月の後半から、下痢・嘔吐になる子が増え欠席が続いた。今後も、ひとりひとりの体調を把握して体調の変化に気が付けるようにしいきたい。
環境
水栽培で育てていた野菜を土に植え替えると、それぞれの野菜に新たなる成長が見られた。水やりをしていると「はっぱがおおきくなってる!」など、成長した野菜を見て喜んでいる。また、カタツムリから卵が産まれて、さらにお世話に熱が入っている。暑い日が続き、室内遊びや水遊びが増えてきた。室内遊びでは、得意なことや好きな遊びがひろがるように題材を用意したり子どもたちと思いを確認しながら過ごすことができた。ルールのある遊びを楽しんでいる様子も見られるため、少しずつルールを変えたり新しいゲームを用意したりと一緒に楽しんでいきたい。
言葉
ルールの遊びを楽しむ中で、意見のぶつかりが見られる。自分がどうしたいのか、何をして遊びたいのかそれぞれが思いを伝え集団遊びを楽しんでいる。意見が多重してまとまらない時もあるが、保育者が代弁やひとつずつ意見をまとめていくと「そっか!」とそこからは子ども同士で遊んでいる。自分の思いが、言えるような雰囲気づくりや声掛けを意識していきたい。
人間関係
戦いごっこで気持ちが高ぶり、トラブルになることがある。保育者は、怪我がおきないように近くで見守っている。子ども同士でトラブルを解決していることもあるが、相手に嫌な思いをさせても謝れなかったり譲れなかったりと葛藤しいている様子も見られる。さまざまな気持ちを受け止めながら仲立ちを行っていきたい。
表現
ひとりひとり、同じ制作物をつくるのではなく一つの作品を、全員で協力して作る事を意識した。その一つとして、七夕制作は絵の具が嫌な子は笹飾りをしたり、彦星・織姫の着物ににじみ絵を貼ったりと役割分担をするとそれぞれがやりたいことを集中して行う姿が見られた。完成した作品を廊下やクラスの出入れ口に飾り「きれいだね」「かわいいね」と職員や保護者に声を掛けられると嬉しそうだ。興味がない子も、その声を聞いてやることもあるため今後も、子どもが興味を示していることを制作に繋げていきたい。…
健康
咳や熱で欠席する子や、気温や気圧の変化で体調をくずす子が続いた。
休み明けは、朝の受け入れ時や時折「ままがいい」と涙を見せる事もあったがスキンシップをとりコーナーを分け安心して過ごせるようにを工夫した。
これからの季節、汗をかくとが増えてくる。体をたくさん動かした後には、シャワーで汗を流すなど快適に過ごせるようにしていく。また、熱中症にも十分注意してこまめの水分補給を心がけていく。
環境
給食からまわってきた、小松菜を一枚一枚向き始めた。向き終えた小松菜を見て「これをうえたらどうなるの?」と疑問が生まれ水栽培が始まった。それと同時に、歩き散歩で捕まえたカタツムリも育てることになりお当番制で行っている。キャベツや人参からは芽が出て「にんじんからくさがでるの?」と観察を楽しんでいる。写真やイラストを使い、興味や関心がさらに広がるようにしていきたい。
言葉
子ども同士の会話のやり取りでは、相手に何かを伝える時、「それいったらかなしいよ」と第三者の子が保育者のように仲立ちをしている。少しずつではあるが、相手がどんな気持ちになるのかを考えながら、自分の気持ちを伝えている子も増えてきている。相手に嫌な言葉を伝えてしまったときは、保育者の所にきて「○○ちゃんが、ばかって言っちゃったの!」と泣いてくる事もある。気持ちを受け止め、友だちと気持ちよくやり取りが行えるように援助していく。
人間関係
休み明けは、友だちとの再会を喜び合いじゃれ合うようにスキンシップをとっていた。
いつも同じメンバーで遊ぶことが多いが、小集団と小集団が一緒になり、集団遊びが広がってきている。友だちとのつながりが広がると、トラブルになる事もあるが「こっちにしよう!」と子ども同士が提案し合い終始楽しんでいる。
表現
5月の中旬ごろ、水性マジックで紙に絵を描くと「これみずにけたらどうなるの?」と疑問を持つ子がいた。そこで「やってみる?」と、水に付けるとただぐちゃぐちゃになるだけだった。日を改めて霧吹きに替えてにじみ絵を行うときれいに色がにじみ、紙ににじむ瞬間を楽しめた。今後も、様々な題材を用意して、子どもの疑問や発見から制作に繋げられたらと思う。…