4歳ぱんだ組2022年度2月のまとめ

健康

月の前半は体調の崩れる子は少なかったが、下旬ごろからインフルエンザと胃腸炎になる子が増え欠席者が半数以上の日もあった。再度、手洗いうがいのやり方を呼び掛けていく。

少しずつ、気温があがり暖かい日が増えてきた。戸外に出る時は、上着を着ているが「あつい」と言ってすぐに脱いでいる。少しずつ、衣服で対応調節ができるように声掛けを行っていく。また、その際に肌着をズボンの中にいれるなどの身だしなみチェックも出来るように楽しい雰囲気の中行っていく。

環境

少しずつ時計を見て行動している姿が見られる。「もう(とけいの)ながいはり3だよ」と子ども同士で声を掛けあっている。片付けも、玩具の入れ方や片づける場所をそれぞれ考えている。

異年齢で過ごすことが増え、使っていい玩具など保育者に確認したり自分たちで棚の上に置いたりなど理解している。また、遊びの工夫も見られる。

年長が大縄跳びをして遊んでいるのを見て、真似してやると3歳児から「すごい」と言われ午後の園庭遊びなどでは、競い合っている。今後も、刺激を受けながら過ごし遊びが広がるようにしていきたい。

言葉

集団遊びでの子ども同士のちいさなトラブルは未だ見られるが、「きいてほしい、○○がいやでやっちゃった」と自分の気持ちを伝えて解決している。保育者が仲立ちをして解決することもあるが、子ども同士のやり取りを大切に見守っていきたい。子ども同士で、解決した後は個々に声を掛けて気持ちに寄り添いながら次の遊びが、気持ちよく始められるようにしていく。

人間関係

異年齢同士で過ごす事が増えてきて、年下の子に対しても優しく声を掛けることが慣れてきている。異年齢同士の遊びにも、自然と遊びに参加して遊びの展開をリードしていたりルールを簡単に変えたりして遊んでいる。年長さんに贈る歌を練習すると年長に対しての意識が出てきて、子ども同士「○○はかっこわるいよ!」と声を掛け合って頑張っている。一人ひとりが、無理なく過ごせるように、様子を伺いながら声を掛けていく。

表現

年長に贈るプレゼントに使う物を製作に取り入れた。画用紙に模様を付けるやり方にマーブリングを提案すると、水を溜めた容器に絵の具を垂らすだけで幻想的な模様になり全員が、夢中になって行っていた。容器は机に1つだけだったがそれぞれのグループに分かれて順番を決めてスムーズに作成していた。完成した作品は100枚以上だった。プレゼント用に使う以外の作品は、自由時間で使えるようにするとお手紙用にしたり、花を作ったりと工夫が見られた。今後も子どもたちの好きな事や興味が出た物で遊びが広がるようにしていく。

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