4歳ぱんだ組月のまとめバックナンバー

4歳ぱんだ組2021年度6月のまとめ

健康

汗ばむ陽気になり、自分で「のどかわいたー」とお茶を飲みに行き水分補給をしている。水分をあまりとらない子には、声を掛け、少しずつでも飲むように促している。服が汚れたり、濡れたりした時には、自ら「きがえる!」と言いにくる子もいるが、汗をかいたので着替えるという意識はまだない。戸外でたくさん遊んで汗をかいた後は、こちらから声を掛け促していくようにしたい。手洗いうがい、歯磨きは、なぜするのか理由を話し合い、習慣化できるようにしたい。気温、湿度を調節して清潔に心地よく過ごせるようにすると共に、暑さ対策をしっかりして戸外遊びも楽しみたい。また、午後の過ごし方も工夫する。

人間関係

友だちとの楽しい遊びの中で、気持ちが高ぶり、興奮し過ぎてしまうことがある。その都度、止めるタイミングを考慮し、危険のないように見ている。いまだ手が出ることもあるが、互いの気持ちを知り、譲れない気持ち、でも、自分の悪い所もわかっていて譲ったり、それぞれが葛藤しながら関わる姿が見られる。喧嘩になると、集まり話を聞いたりお互いの意見を出しながら、自分たちで解決しようとする姿も見られる。その時々の様子を見守り、応援していきたい。

環境

好きな遊び、得意な事を存分に発揮できるよう、室内では製作に必要な物、戸外では長縄やボールを準備して遊べるようにしている。それぞれの遊びを、自分たちで満足いくやり方で交替しながら遊ぶ姿も見られる。梅雨に入り、室内では、ルールのあるゲームを楽しんでいる。少しずつルールを変えてみたり、新しいゲームを用意したりしながら、一緒に楽しんでいきたい。

言葉

登園するとすぐに友だちの所に行き、話をし始め楽しそうだ。遊び、生活の中で、友だちの気持ちを考え、言葉にしてみたり、説明したりしながら保育士の介入なく仲直りをする時もあり、子どもだけのやり取りの時間を取って見守っている。また、どんな時も、自分の気持ちをためらわずに言い出せる雰囲気づくりに気をつけ子どもを見ていく。

表現

身近な道具や材料・廃材を使って何かを作ることが楽しいようで、それぞれのイメージをふくらませ、取り組んでいる。はさみを使った製作では、おぼつかない手つきながらも、意欲的に取り組んでいるので近くで見守り、手の動かし方がうまくいかないと訴えてくる時にはコツを知らせている。自分の作品に愛着があり、大切に持ち帰る姿が見られる。身体表現では音楽に合わせた動きをしたり、ゲームでルールのある遊びを楽しんでいる。…

4歳ぱんだ組2021年度5月のまとめ

環境

押し入れの下を遊び場にしたことで、様々なごっこ遊びを楽しんでいる。子どもたちにとって居心地の良い空間となっている。ぬり絵や、白い紙等自由に使えるよう準備し、色鉛筆やペンを使って楽しんでいる。又、小さな鉛筆削りを数個準備したことで、自分たちで楽しみながら行っている。新しい玩具で工夫して色々な物を作り楽しむ傍ら、今までの玩具を工夫し発展させて遊ぶ姿も見られる。様子を見て、さりげなくきっかけを作っていきたい。

人間関係

気の合う友だちと小さな集団で遊び込む中で、自己主張や意見をぶつけ合い喧嘩になることもあるが、思いを受け止めながら仲立ちをすると、気持ちを切り替え再び仲よく遊び始めている。言葉で伝える大切さをその都度丁寧に伝えていくようにしたい。異年齢児と園庭や散歩での交流では、小さい子への言葉がけや接し方に気付く良い機会となり、興味をもつ子が増えてきている。

健康

その日の天候や気温によって、戸外に出かける時間を調節したり、遊び始める前に水分補給をしたり、休む時間を設けるなどして、体調を崩すことなく戸外でも元気に遊ぶことができた。今後も温湿度を考慮して一人一人の様子を把握しながら体調管理をしていく。また肌トラブルの多い時期なので、家庭と連絡を取り合い早めに対処していくようにする。

表現

初めてのバス遠足の絵を描く。会話を楽しみながら自由な雰囲気の中で、何かにこだわることなく好きな物が自由に描けていた。こいのぼり製作では子どもたちの好きな時、好きなタイミングで作り、出来上がったこいのぼりに愛着をもつ事が出来た。今後も楽しくイメージを共有しながら自分なりの表現ができるような環境を作っていく。

言葉

年度当初は言葉にできない思いから喧嘩で手が出てしまい泣き出したりする子も多かったが、子ども同士で話合い納得して折り合いをつける姿も少しずつ見られるようになる。日々の絵本の読み聞かせの中で、色々な言葉に興味をもち「どういうこと?」「なんていういみ?」と聞いてくる事が増えてきた。引き続き、たくさんの絵本の読み聞かせを行っていきたい。…

4歳ぱんだ組2021年度4月のまとめ

環境

進級してしばらくは、嬉しさから落ち着かない日も多かったが、生活の流れがわかり、少しずつ落ち着き始めている。玩具を種類別に分けコーナーを作り、それぞれ好きな玩具で友だちと遊んでいる。戸外遊びではさまざまな公園に出掛け、ダンゴ虫やあり、木の実や葉っぱで友だちとごっこ遊びを楽しんでいる。今後も自然物に親しみを持てるよう触れ合える機会を多くしていきたい。

人間関係

気の合う友だちと小集団でごっこ遊びやブロックの組み立てなどで仲良く遊び込む姿が多い。思いがぶつかり合い喧嘩になることも多いが、保育者が気持ちを受け止め仲立ちをして互いの思いを伝えると、再び笑顔で遊び出す。時には子どもたち同士で解決しようとする姿も見られる。少しずつ自分の言葉で思いを伝え、子ども同士で互いの気持ちがわかり合えるよう働きかけていく。

健康

体調を崩すことなく元気に過ごす。肌寒い日は上着をはおる等、子どもたちが気付いて調節する姿が見られた。活発になり汗を多くかくので、今後も子ども自身が暑さや寒さ等、陽気の変化に気付けるよう言葉がけをしながら衣服の調節を行えるよう保護者にも協力をお願いしていく。

表現

こいのぼり製作はこいのぼりの形の色画用紙を子どもたちが選び、ペンやクレヨン、紙を貼る等、数ややり方を決めず自由にそれぞれ自分だけのこいのぼり作りを楽しんだ。紙粘土に絵の具を混ぜる活動では、色の変化や感触を味わって何とも言えない声があがっていた。これからも、それぞれが好きな時間、好きなタイミングで色々な表現遊びを楽しんでいきたい。

言葉

自分の思いや気付いたことを言葉にでき、遊びの中で子ども同士の会話を盛んに楽しんでいる。やり取りの中で、相手が不快に思う言葉や乱暴な言葉を使っていることもあるので、側で見守りながら声をかけたり仲立ちをしたりして、心地良い関わりが出来るよう援助していく。読み聞かせは長めの話も楽しみながら集中しているので子どもの興味のありそうな話を用意していく。…

4歳ぱんだ組2020年度3月のまとめ

健康

今年初めて発症したという花粉症の子が数人いた。皆、早期に受診し薬を服用したためひどくならずに登園できた。お散歩の時には自分で考えてマスクを着用している。戸外では症状を気にせず元気に身体を動かして友だちとドッジボール、リレー、探索を楽しんでいる。

体力もつき、遠出の散歩も嬉しいようでしっかり歩き、午睡を必要とする子も減った。たっぷり遊び、食事をおかわりして楽しみ、お箸にチャレンジしたり苦手だった食材に挑戦してみたりと進級への期待、喜びを素直に行動にしている。

人間関係

友だちとの関わりの中、自分の主張や友だちの様子を伝えに来るだけでなく、友だちから見られる自分の姿、評価をほんの少し気付いたり、気に留めたりするようになってきたようだ。自分の思いを伝えたにも関わらす咎められたりすると気にすることもあるが、間違いを認め再び関係づくりをしたり仲直りをしたりして、また遊び出そうとする姿があちこちで出てきている。様々な思い、葛藤を経験しこの先の良い土台となることを願いそっと見守っている。

環境

新きりん組に移動し、広くなった部屋で過ごすことになったが、雰囲気も声のおおきさも落ち着いてきた。自分たちでも気付き「なんか静かになったね。」などと話している。遊びもコーナーでゆったり遊べている。いつでも好きな材料、道具、新しい玩具そしてお気に入りの玩具で遊べるこの空間を気に入っているようだ。片付けもきちんと整頓して分類したり配置したりしている。

言葉

卒園式の送辞や贈る歌をしっかり覚え、皆で協力して言う姿が年長に近づいたな…と感じられる。思ったことを的確に言葉にしたり、卒園に際しては「なんか涙が出そうな気持ちになるね」と素直に言葉にしている。一人ひとりがはっきり物怖じせずに意見を言え、明るく朗らかになった。素敵な進級だと嬉しく感じる。

表現

桃の節句では、伝統行事の意味を知り、折り紙や雛人形を丁寧に作っていた。家に帰ってからも同じように作ってみたり、家族との話題にしたりと楽しんでいた様子だった。

また、卒園の言葉や贈り物は、皆で意欲的にアイデアを出し合って決めた。制作はプレゼントする側のうきうきする気持ちも楽しんでいるようで「ひみつにしておこう。」「びっくりさせよう。」と言い、ひとつひとつの工程を大切に取り組んでいる。出来上がった贈り物を満足気に眺めうっとりする笑顔から達成感が伺える。…

4歳ぱんだ組2020年度2月のまとめ

健康

月半ばから発熱の子が数人出たが、広がらずに回復する。登園後の手洗い、うがいは習慣化し定着しつつある。日中の活動は必ず戸外で体を動かして遊んでいる。時に遠出の散歩もあり、お弁当を楽しみにし、おかわりもよくする。自分の食事量を考えてよそっている。あらゆる面での挑戦意欲が見られ、苦手なものを少し口にしてみたり、できなかったことにチェレンジしたりと、進級し年長児となる勇気、頑張り、そしてワクワクしながら張りきる姿が見られる。

人間関係

多くの子がルールのある遊び、ゲームを理解し、守って遊ぶ面白さが一層楽しくなり、気の合う友だちや新しい関わりの中で繰り広げられている。友だちの考えた楽しそうなことを真似して一緒にやり始めたり、互いに良い所をほめ、認め合う。その心地よさから、また関わりが深く広がっていく。今月は年長児との交流も存分に楽しんだ。ドッジボールやリレーで一緒に遊びながら、決まりや雰囲気作りを教えてもらったりと学び合っている。言葉にしなくても大切なことを受け継いでいるようだった。

環境

朝、夕の自由遊び時などに使う玩具、ハサミなどいくつかあったが、どこにあるかを覚え、使い方、片付け方と同時に管理の仕方も少しずつできてきた。まだまだ個人差はあるが、一緒に遊ぶ子同士で「ここにしまってね。」「あそこにあるよ。」と声を掛けあっている。また、日中の活動や切り替え時などの遊びかけた玩具や使っていた物の一時的な置き場、そして一日の終わりに近づく時の保管場所も自然と友だち同士でそうなっていったのか決まっているようで、関心深く見守っている。

言葉

子ども同士の関わりと同時に言葉が少し変わってきたように感じる。自分中心で話すことから、ちゃんと友だちの気持ち、意見を聞く姿勢ができてきて、友だちから見られる自分の評価も気になるようだ。意見を受け止めるということで、気付きや同調、関心の言葉が出たり、大人っぽい推理をしたりと保育士も今まで以上に真剣に真面目に話しに向き合う。この話し合いが満足するようで、良い時間となっている。

表現

2月も様々な作り物や遊びの中で工夫して面白いことを考え楽しんだ。今まで使っていた玩具も少し変わった組み合わせ方をしてみると、またそこから、次の発想につながる。「こんなふうになった!」と数人で作り上げる“ピタゴラス動物園”や雛人形作りでは自然と集まった年長、年少児らと色や小物のアイデアを出し合い、一緒にやってみる。偶然出来た色合いに嬉しくなったり、出来上あがりを想像して会話が弾む。また、お別れの言葉、歌は一緒に考え、決めると「なんだか涙が出るような気持ちになるね。」と子どもがつぶやいたり、心もちゃんと育っているように感じる。…

4歳ぱんだ組2020年度1月のまとめ

健康

お正月休み明けも、皆体調を崩さず元気に登園した。咳や鼻の出る子も少ない。冬の寒さが増す時期だが、体力がついてきているのだと思う。天候が許す限り、日に一回は戸外に出て、お正月遊びの羽根つきや自分で作った凧あげ、そして長縄やドッジボールと身体を動かしている。一緒に遊んでいると大人でさえうっすら汗をかくほどで、上着を脱ぎ動きやすくなり、ますます活発になる。ほとんどの子が午睡をせず、昼食後はパズル、折り紙、自由工作等、静の遊びを楽しんでいる。

人間関係

先月に続き、新しい友だち関係が広がっているようで、思いついた遊びを近くに居合わせた子と一緒に始めたり、いままでとは関わりが少なかった男子と女子が一緒に遊んだりしている。午前中楽しく過ごすと、午後もまた続きをする約束をして、食後から夕方も再開して楽しんでいる。時に仲間に加われず口論にもなるが、このやりとりには条件を提示し合って「○分になったらいい?」「いいよ」など互いに譲歩し合う姿もある。そして時計を見ながら周りの子の公平な目線の元で一緒に遊びだしている。

環境

先月の模様替えから、3歳児が良く来るようになり、リラックスして遊んでいる。そこに4歳児も自然に一緒に遊ぶ。片付けはさすが4歳児。てきぱきと始めることが身に付いてきて、自分が遊んでいない玩具もどんどん整理していく。細かい切り紙の片付けも要領よく、安心して見守っていられる。ハサミやカード(トランプ)の扱いも上手くなり、自由に使える場所に置くようにした。ルールを意識し、ますます片付けが上手くいっている。子どもが考えて行動してみる選択肢に自ずとついてくる責任感のような感覚。そういうことか!と思った。

言葉

お当番になった子が “一芸を披露する”というダジャレやクイズ形式は今月も続き、集団遊びをする時もしっかり意見を出し合う姿に繋がっていったようだ。どの子もまじめに、そして恥ずかしがったりしても言う時は言う!きつい言い方や大人っぽい言葉に、互いに高揚したり、はっと気づいたり、そして吹き出したりするが、4歳児の素直な心と本心の声を出すといい。傷つけてしまったり、悲しい時は皆が聞いていて、ちゃんと言ってくれる。それを受け止め、認めたり謝ったりして育っていく。友だちのことも認め、褒めあい大きく豊かになっていく。

表現

年が明け、季節の制作を楽しんだ。凧、福笑い、文字カード(ひらがなカード遊び)干支折紙…などなどコーナーに分かれて準備しておくとやりたいことを選んでお正月遊びで使うものを作った。作りながら出来上がりを想定してサイズや色を選んだり、友だちと比べ合ったりしてワイワイにぎやかだった。文字カードは見本を示しておくと「字は書けないよ」と言っていた子が「やってみたい」と言って挑戦し、失敗しても、一緒に作っている子が「そんなの大丈夫だよ」と気にしない素敵な一言を贈り、暖かな雰囲気に包まれた。…

4歳ぱんだ組2020年度12月のまとめ

健康

軽い風邪症状、お腹の風邪が数人入れ替わりで欠席したが、長く続くことはなかった。ニュースなどでも見聞きし、感染症への意識は高く、登園時の手洗い、外から戻った時の手洗い・うがいなど、習慣化している。

冬至や季節の話しにも関心を示し、食事時の食材ボードを活用して話題にあがる。新しいトレーを使っての食事準備にも慣れつつある。戸外で身体を使った遊びを存分に楽しみ、昼食は個々のペースでおかわりし、片付け方も整理されてきているところだ。たっぷり遊び、しっかり食べ、健康な体作りをしていく。

人間関係

行事があるたびに面白いこと、遊びを工夫し、一緒に遊ぶ友だちも変わってきた。男女一緒に数人で人形遊び、鬼ごっこなど、ルールや約束を守り楽しんでいる。そんな時は、ケンカになってもそこに居合わせた子ども同士で意見を言い合ったり、仲介したりして考えて判断し、保育士の出ていくことなく解決していることも増えてきた。頼もしく見守っているが、時に折り合いがつかない事もあり、子どもの意見を聞き、少し事態を整理する助け舟を出すと、双方で気付いたりして過ちを認めあったりして遊びだしている。

環境

活動、劇遊びに合わせ室内模様替えをした。3歳児室との仕切り棚が低くなり、見通しも良く、更にあそびが行き来しやすくなった。製作などは自由に場所を移したり、食事では相席したりと楽しい雰囲気だった。季節の作品は今月も室内に飾ると嬉しそうで、持ち帰ることも楽しみにしていた。コーナー分けで変わったりしてもお気に入りの場所は変わらず、仲良しが集まったり、安らぐ場になっているのか、入れ代わり立ち代わりでそこで遊ぶ子どもの笑顔と声が明るい。

言葉

先月からのダジャレブームは続いていて、面白いことの発展のさせ方もまた面白い。言葉は友達の心に入り込み温かくなったり、時に冷たい涙に変わることもあるが、一人ひとりが自分の思いや考えを具体的にはっきり伝えられるようになってきている。困っていることを伝えに来て、近くで聞いていた子が、さりげなく助けている、戸外では地域の人に自然に挨拶する等人との関わりが豊かになってきているように感じる。

表現

友だちと一緒に何かすることを楽しんでいる。劇ごっこでは長い台詞や踊りを覚え、次第に声が大きく出せるようになり、「今日も劇やる?」と意欲的だった。家の人や他のクラスの前で演じたり、見てもらうことが嬉しく、頑張る姿は胸が熱くなった。自由遊び時のごっこ遊びでも、悪役をやってはふざけ合い、面白い展開を繰り広げている。季節の制作ではイメージをふくらませ、友達との合作を楽しみ、出来上がった作品に付けして、それを身につけてみたり飾ったりして、更に創造力をふくらましている。…

4歳ぱんだ組2020年度11月のまとめ

健康

鼻水、軽い咳は出ているが大きな体調の崩れなく今月も元気に過ごせた。午睡をしなくても夕方に眠くなったり、機嫌が悪くなったりする子も減り、体力がついてきている。戸外ではいろいろな鬼ごっこや長縄跳び、ドッジボールなど身体を良く動かし楽しんだ。手洗いうがいはやや雑だが、習慣づいてきた。寒さも本格的になり乾燥にも気を付け、水分補給、室内外の温度差・湿度にも配慮していく。

人間関係

先月同様よく遊びよくケンカし、また仲直りして遊び出す。クラス内の友だち関係は劇ごっこと絡んで新しい関りの姿も見られる。異年齢と一緒の活動も増え、散歩に行ったり、食事をしたり自由遊びでも行き来が増えた。ぎこちない関りもあれば、名前を呼び合い仲良く同じ遊びをしている姿もある。あまり介入せずゆったり見守っていきたい。

環境

散歩で秋の自然を楽しみ持ち帰った木の実、枝、落ち葉の制作で室内には可愛いオブジェがならんだ。雑然となりがちな時もあるが、一つ一つ自分の作品を覚えていて手に取り遊ぶこともあり、壊さないように気を付け楽しんだ。生活の動線は事あるごとに見直し、子どもと一緒に考えたりしながら安全に動けるようにした。快適な室内環境を整えていくようにする。

言葉

今月もお当番活動をはじめ、ひとりひとりが皆の前で何かしら発言してみることに挑戦。クイズ、ものまね、ダジャレを日ごとに自分で考え、思いついたことを言ってみたり、恥ずかしそうな子は友達と一緒にやってみたりしている。友だちの言った事に笑顔で返し受け入れる姿が良い。こんなやりとりが自信につながっていくようだ。劇ごっこの台詞も友だちと言ってみたり、大きな声を出してみることも楽しんでいる。来月もおもしろい言葉遊び、やり取りを楽しみたい。

表現

なんといっても劇あそびの表現活動。恥ずかしいけれど“この役をやりたい”と言う気持ちでいっぱい。自分なりに考えて表情を作ったり振りを付けて動いたり…。人前に立つことが恥ずかしい気持ちがよく伝わってくるが、皆で一斉に踊り出すとサビの部分では歌声も大きくなり、大はしゃぎだ。本番はどうなるか…。来月のホームページをお楽しみに!…

4歳ぱんだ組2020年度10月のまとめ

健康

軽い咳、鼻水の出る子が数人。鼻水は自分で気付きティッシュで自ら拭く子、手で拭ってしまう子もまだいる。気付くように声を掛け、耳にひびかずにすっきりかむよう知らせているところである。手洗い、うがいは習慣化してきているが、雑になりがち。歯磨きも合わせて鏡の前で確認しながら落ち着いて取り組むように見守っている。戸外では日々元気に身体を動かすので水分を良く摂っている。寒暖の差が大きくなるこの時期、調節しやすい上着を用意してもらい自分で考え着脱するよう働きかけていく。

人間関係

クラス内ではグループメンバー替えをしたり自由席にしたり、色々な友だちと関わりながら活動してみると、いつもきまっている友だち以外の子とのやり取りも出てきている。また、異年齢と過ごす活動、時間を多く持つようにすると、思いの外楽しんで手を取り、各部屋を自由に行き来し、給食時も相席で楽しめているようだ。まだぎこちないやり取りの子もいるが、今後もこのような活動を沢山しながら、自然に新しい友だち関係を広げられるようなきっかけを作っていくようにする。

環境

部屋の棚配置やおもちゃの入れ替えをする。新鮮な感じで多クラスとの活動によっても行き来がしやすい様に、都度、棚など動かして動線工夫している。玩具は以前使っていたものを又懐かしそうに手に取り、夢中になっている。大好きな玩具でも長いこと出してあると飽きてくるのか、久しぶりの玩具に集中し、発展していくところに成長も見られる。秋・冬の行事に合わせこれからも室内環境は安全に使いやすく楽しくなる工夫をしていく。

言葉

生活の中のやりとりはもちろん、仲良しと遊ぶ時の声の大きさが楽しい事の証で、鼻歌から声をあわせ一緒に口ずさんだり、絵本のあらすじを先取りして言ってみたりと面白いことへのアンテナは常にはたらき、見たことや思いついたことを知らせに来てくれる。一緒に笑い、時にふざけすぎて窘めることにもなるが、‘リラックスして思ったことを言ってみることが大切’をモットーに皆が自由に声を出す。その声が皆で心地よく感じられると良いが。これからはもっと、恥ずかしがらず恐れず皆の前で言ったりやったりの経験をしていきたい。

表現

運動あそび参観のバルーンは大成功。少し恥ずかしく、でも家の人の見ているなか、一人一人が一生懸命演じ、誇らしげだった。ひとつの活動がまた大きな成長になり次へのステップになる。お楽しみ会はどうなるかな…と楽しみ。秋はいろいろなイベントが盛りだくさん。ハロウィンの小物、衣装を様々な素材、道具を自由に選び使い、異年齢と一緒にイメージをふくらませ、かわいい仮装となった。ここでも恥ずかしい時には保育士も一緒になり堂々と皆に見せ、各クラスをまわり、やり取りを楽しむひとときとなった。終えた後の「あーおもしろかった」…この一言が良い。…

4歳ぱんだ組2020年度9月のまとめ

健康

9月は雨天が多かったが、雨の合間に外出したり、地区センターで身体を動かし発散、気分転換した。帰園するとシャワーでさっぱりする。シャワーの支度、後始末も日に日にスムーズになり、気持ち良く過ごす。午前中よく動き、遊び、昼食のおかわりがすすんで足りなくなるくらいだ。午睡はほとんどの子が眠らず、落ち着いた遊びでゆったりとその時間を過ごすことが習慣のようになってきている。後半は一日の中での気温差が大きくなり、鼻水、軽い咳の子も出てきた。空気も乾燥してくるので、水分補給を意識的にして、手洗い、うがいも丁寧にしていくようにする。

人間関係

元気良く活発な子、いつも静かな遊びを好む子と個性いろいろだが、クラス全体的に落ち着いてきたように感じる。少人数、気の合う同士で遊びだし、「入れて」「いいよ」「今はダメ」そしてケンカ…と繰り返し人間関係の土台となる学びの時間を過ごしている。ケンカにおいては、すぐに手や足の出るようなことは減り、周りにいる友だち同士で解決しようと話し合ったり、仲介しようとしたり、本当に困って伝えにきたりと考えながら行動している。そんな時間を大事に見守っていく。

環境

季節の変わり目、生活や遊び方が変わる時、室内の模様替え、導線を考え直したり、玩具を変えたりする。そんな時期になり、手洗い・うがいに適したコップ置き場、それに玩具棚の配置変えでスペースがあいた場所ができた。子どもたちはすぐに「この隅っこの場所がいい」「こっちの方、広くなったね」と入りこんだり、寝そべってみたり。少し変えただけで新しい面白いことを考えつき遊びの中で楽しんでいる。活動によっても、移動させ、ちょっとした変化を楽しんでいく。

言葉

ひと月ひと月と心が開けていくのか、一人一人の発語、おしゃべりが増えている。よく話す子は勿論、今まで口数の少なめなおとなしい子もポツリポツリと、そして笑顔が多くなり、他愛もないおしゃべりを楽しんでいる。戸外に行くと道を行き交う人、地区センターの人への挨拶も次第に恥ずかしがらずはっきりした声でするようになり、朝や帰りの挨拶にしても自然に声に出る。特別に行儀のよい言葉でなくても当たり前の普段の言葉で「おはよう」「ばいばい」「ごめんね」「ありがと」、この四文字の言葉がとても心地よい。すっと続けていきたい。

表現

制作では、秋祭りに向け品物作りをしたり、散歩で興味や親しみが大きくなってきた季節の自然物等を作ってみたりした。常に何かしら楽しいことを考えついたり、友だちとおそろいで作り飾ったりすることを楽しんでいる。トンボ制作もし、トンボは月の歌でもあるのでその歌声もひときわ高く生き生きとしていた。また歌と言えば、誰かが聞き留めた一節から、かわいい替え歌が広がり、皆で少しずつ変化をつけながら楽しんでいる。どこかで披露できる機会を作りたいとはりきっている。バルーンでは一人一人が同じ形を作り上げていく過程も楽しみ、見に来てもらえることも楽しみにし、かっこよく見られるようひとつひとつの動きを意識して動き、日に日に自信に満ちてきていい表情をしている。…