1歳あひる組月のまとめバックナンバー

1歳あひる組2022年度2月のまとめ

食事

先月同様給食時に食材を見たり触ったり匂いを嗅いで楽しむ。また、栄養士の先生がその日の食材を、はてなボックスに入れて「何が入っているかな?」とクイズをしてくれた。出てきた野菜を自分のお皿の中から見つけると「あったー!」「一緒~!」と嬉しそうな姿が見られる。

また、午前中の活動時間が伸びた事で食事量も増えてきている。副菜を残す子は多いが一口食べてみると美味しいのが分かって完食することもあり、子どもたちの食べる意欲を感じる。

今後も食べる楽しさや美味しさを共有できるよう関わっていく。また、無理なく食事のマナーも伝えていきたい。

睡眠

体力がついてきたり、まだ寝ずに遊びたかったりする子が増え、好きな玩具を見つけ遊ぶ姿が見られる。無理なく布団に誘うように関わるが、午睡のタイミングがずれてしまうと、布団から出たがらないなど起床時にすっきり起きられない姿も多い。絵本を読んだり日中の楽しかった話をしたりしながらリラックスできる時間を作りさり気なく睡眠を促していく。

排泄

排尿間隔が長くなり、オムツが濡れていないことが多くなる。保育者の声掛けや自分から意欲的に便座に座り、タイミングが合うと排尿に成功する子が増え、保育者と一緒に成功を喜ぶ。その姿を見て今までトイレに全く興味を示さなかった子が意欲的にトイレに行く姿も見られる反面今まで排尿に成功していた子が面倒になってか誘っても行きたがらなくなってきている。今後も無理なく個々に合わせて声を掛けていきたい。

健康

先月に続き咳や鼻水が続いている。こまめに体調観察を行い、保護者と情報を共有していくようにした。鼻水が出るとそのままだった子も「鼻出たら拭こうね。拭くと気持ちがいいね」と拭きかたを伝えながら、きれいになった気持ちよさを共感していくうちに、自ら保育者のティッシュを取りにきて拭いたり、友だちに「鼻」と知らせたりする姿が見られた。今後もこまめに換気をし、室温や湿度に留意しながら健康に過ごせるようにしていく。

身体発達

散歩では友だちと手を繋ぎ歩く経験を沢山した。その日によって友だちと手を繋ぎたくなかったり、繋ぐ友だちにこだわったり、帰路は疲れてしゃがみ込んで疲れが見られたりすることもあるので、無理のない距離や子どもの思いに寄り添い友だちと歩く楽しさを感じられるようにする。コンビカーもスピードを出して乗る子が多くなったが、周りの様子を見ながら友だちにぶつかりそうになると両足を踏ん張り止まれるようになる。鉄棒にぶら下がったり、少し高さのある場所からジャンプしたり、指先を使って小さなシールを張ったりレゴブロックやBブロックを組み立てて遊んだりすることを楽しんでいるので指先、走る、跳ぶ、上る、下りるなど全身を使った遊びを取り入れ身体発達を育んでいく。

情緒

自分の思うようにできない気持ちを受け止め、共感したり援助したりすることで、気持ちを表せるように関わり、伝わった喜びを感じられるようにする。友だちが困っていると声を掛ける場面が多く見られるので、子ども同士のやり取りを見守り思いやりを持って関われるように、時には仲立ちをしていく。
言葉
語彙が増え言葉も明瞭になってきて、友だちの名前を呼んだり自分の気持ちを単語や言葉で伝えようとしたりする。友だちと気持ちがぶつかり大きな声が出るような時はそれぞれの思いを受け止め「一緒に」「順番だね」ができるように仲立ちをし、言葉による気持ちの伝え合いができるように援助していく。…

1歳あひる組2022年度1月のまとめ

食事

給食時に食材を見たり触ったり匂いを嗅いで楽しむ。「ながい」「みどり」「これとおんなじ」等、興味を示し言葉が増えている。子ども同士が刺激し合い苦手な食材に挑戦し口に入れる姿が見られる。

パンやどんぶりなどでは苦手な子どもに白米を用意していたが随分と減り数名をのぞいて食べるようになっている。苦手な食材、食事量に変化は見られるが子どもたちの食べる意欲を感じる。言葉がけや遊びの中で楽しんで食事が出来るように工夫していく。

睡眠

着替えを終え布団に入るまでに玩具で遊ぶ姿はあるが一人で布団に入り入眠する子がいる。自らの布団で絵本を読み満足してから眠ることを子ども同士が真似しあっている。午睡後に布団を畳むことを楽しんでいる姿が増えたので意欲を尊重していく。咳や鼻水の影響で寝苦しそうな子が多い。そのため体勢や室温の調整などに配慮し快適に眠れるように工夫していく。

排泄

便座に座る事に積極的な子は多いが、オムツが濡れても気にしない子もいる。トイレに行きたいとどこでもズボンやおむつを脱ぐ子がいるので、わかりやすく適切な場所で脱ぐ事を伝えていく。便座に座っての排尿に成功する子もいるのでできたことを褒め、子どもの自信に繋げていく。

全員が自分のマークを覚える事や、午睡後のオムツ替えが習慣付いてきた子は友だちの様子を見てオムツを持ってくる等の姿があるので、来年に向け意欲を失わないようにしていく。

健康

子どもの頬が赤くなるなど乾燥が目立つので空気清浄機の水を補充したり、乾燥を保護者にも共有をしてワセリンを塗り保湿を行っている。戸外との寒暖差などで咳や鼻水が続いている。鼻水が出た時に袖で拭う子はこまめな衣服の交換やティッシュを渡して拭くなどを行っている。手洗いでは手に石鹸を付けるもののそのまま水で流す子がほとんどなので保育士が見本となり手洗いを見せたり、上手な子を褒める事で刺激になるなど関わっていく。

身体発達

来年に向けてバギーを使用しない散歩を取り入れている。バギーにのりたがる子や長距離を歩けない子、友だちと手を繋ぐことが苦手な子など様々なので子どもの様子に合わせた戸外の活動を行っている。園庭や室内で車を走らせる際は上手にバランスを取るようになってきた。気分が上がりスピードが出ると転ぶ危険性があるので怪我に配慮しながら楽しい気持ちを損なわない言葉掛けを行っていく。

情緒

自我の芽生えが出てきて怒ったり、不満そうな表情をする子が目立つ。体調不良などから保育士に甘えるなどが多いので子どもの不安や苛立つ気持を受け止め安心できるように関わっていく。少人数で過ごすことで子どもが落ち着き過ごしているので、全員が一斉に活動することを減らすなど工夫をして環境を用意していく。

言葉

子ども同士で会話を楽しむなど言葉の獲得を感じる。その時の子どもの興味に合わせて遊びなどを取り入れる事で歌詞をはっきりと歌ったり自分の意思を言葉で示している。自分の意思を言葉で主張するようになったので、子ども同士の関わりを見守りつつゆっくりとわかりやすく気持ちを代弁して伝えていく。単語、2語文のみを話す子がほとんどだったが徐々に2語文、3語文が増えているので会話をすることの楽しさを感じられるように工夫していく。…

1歳あひる組2022年度12月のまとめ

食事

朝おやつは、「いらない」とはっきりと意思表示する子に関しては、気持ちを尊重するようにしているが、出来るだけ水分は摂るように声をかけ促している。昼食は意欲的に食べ、ご飯、おかず、汁、果物どれもおかわりする子が多いので、おかわりの量を増やしてもらい満足感を味わえるようにしている。決まった食材だけを食べる子もいるので、食べてみたいという気持ちが芽生えるような声かけをしていく。食事前に調理室から届く野菜を見たり触ったりして楽しんでいる。鼻につけて匂いを嗅いだりじっと見つめたりして「どこに入っているのかな?」と興味を示す姿が多い。苦手なものでも野菜に触れることで一口食べてみることが増えている。

睡眠

個々の入眠ペースに合わせ安心して入眠しできるようにし、室温が高くなりすぎないようにエアコンを一時的に消すなどし調節している。また、咳込んで寝苦しい様子が見られた時には、上半身を少し高くして寝かせるようにし、熟睡できるように配慮した。引き続き、午睡中の一人一人の体勢や呼吸を丁寧に把握していく。活動や個々の体力に合わせ入眠時間を少しづつ遅くしていく。

排泄

排泄前に便意や尿意を知らせ、意欲的にトイレにいく姿も見られるが、オムツが重くなるほど濡れていても、全く気にしないで遊んでいる様子も見られる。一人一人の状態に合わせて、おむつ交換やトイレトレーニングを行っていく。尿意を知らせられたり、トイレで排泄できた時には、嬉しい気持ちに共感し、十分に褒めることで意欲に繋げていくようにしている。ズボンや紙パンツの着脱は多くの子が取り組もうとし、「じぶんで」と頑張り、「できた」と喜んでいる。意欲的な姿を認め、褒めながら見守っていくようにする。また、家庭との連携を図っていく。

健康

年末頃から発熱・嘔吐・下痢などによる欠席が多くなった。鼻水、咳が出ている子は引き続き多くいたので、個々の体調に合わせ活動時間・場所など考えながら過ごした。空気の乾燥を感じるようになったので、こまめに水分補給をし、肌荒れにはワセリンを塗布するなどして快適にすごせるようにする。室内の湿度、換気にも留意している。

 身体発達

友だちと手をつないで散歩することを楽しめるようになる。歩行がしっかりしてきて転ぶことも少なくなった。公園や広場で身近な自然に触れながら、いろいろな物に興味を持って探索する姿が見られた。「むっくりくまさん」や「鬼ごっこ」等を保育者や友だちと楽しむ姿も見られるようになってきた。段差を両足ジャンプで飛び降りることができる子も増えた。室内でも体を十分に動かせる遊びを工夫して、寒い冬も元気に過ごしていきたい。

情緒

気の合う友だちと一緒に遊ぶことを、「楽しい」と感じ始めている。また友だちとの遊びを邪魔されたくないという思いから、手や口が出てしまうことがあった。楽しそうな遊びに自分も入りたくて、強引に入り込もうとしてトラブルになってしまうことも多く、保育者はそれぞれの遊びを保障しつつ、気持ちに寄り添いながら仲立ちを行っていきたい。また泣いている友だちに寄り添い優しく頭をなでたり、「大丈夫?」と声を掛ける姿も見られるようになってきた。

言葉

言葉で出来事や自分の思いを伝えようとする姿が、多く見られるようになる。伝えようとする言葉を丁寧に聞き取り、伝わる心地よさを味わえるようにして、安心してゆっくりと話が出来るような環境作りを心掛けるようにしている。絵本や手遊びでの応答を楽しみながら、言葉の獲得に繋げていきたい。

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1歳あひる組2022年度11月のまとめ

食事

食べたい子は自ら手を洗い椅子に座り、順次食べている。

好き嫌いがはっきりしているがスプーンや手掴みで良く食べており、好きな物は何度もおかわりをして沢山食べている。先月と同じく野菜が苦手な子が多い。だが、給食と一緒にくる野菜を見たり触ったり匂いをかいだりする事で少しずつ興味を示し、一口だけでも食べてみようとする姿が見られる。味が分かるとそのまま食べ続ける子もいる。食べている途中から立ち歩こうとするが声掛けをすると再び食べ始める事が出来る。これからも無理のないよう一人ひとりのペースに合わせながら落ち着いた雰囲気の中で食事が楽しいと感じられるようにしていく。

睡眠

体力向上と共に遊びたい気持ちも一層出てきて、入眠する時間が遅くなってきた。

好きな絵本を持って、自分の布団に入る子が多い。安眠出来る音楽を聴きながら保育者にトントンされ、落ち着いて入眠している。

また、眠りも深くなってきているが、季節の変わり目からか咳で目覚めが早くなる事が続く子も見られた。今後も様子を見ながら場所を変えて落ち着いて眠れるようにしていく。

排泄

遊びの方が楽しく、誘っても行きたがらない子が増えてきたが、無理強いはせず見守っていると、自分からトイレに行く姿が見られる。全体的にオムツやズボンの着脱に積極的に取り組む姿が増えてきた。排尿の有無に関わらず、便座に座り満足する子もいるので、その気持ちを受けとめて寄り添っている。引き続き気付けたこと、伝えられた事等褒めていき、トイレトレーニングに繋がるようにしていく。便座に座って排尿できる子も増えてきており、達成感を感じられるような声掛けを行う。

健康

気温の差が激しく、その都度適した服装で戸外に出るようにしている。上着を自分で着ようとする子も増えてきている。体調不良での欠席後や、受診してからの登園の際には保護者との情報共有をしっかり行っていく。

手を洗う際石鹸を付けすぐに水で流してしまう子もいる為保育者も一緒に洗ったり、手を添えたりしながら洗うようにしていく。

水分補給をこまめに設けているが、涼しくなったからかあまり飲まなくなってきている。少しでも飲めるように促していく。

身体発達

高月齢児は手を繋ぎたい相手に「つなごう」と手を差し出して誘う姿が見られる。手を離そうとする事もある為、「お手々繫いで行こうね」と話をその都度している。低月齢児の足取りも安定してきている。歩くのに疲れると座り込んだり、抱っこを求める姿も見られるが、歩く事を楽しんでいる。異年齢の子たちとも笑顔で手を繋ぐ。身体操作が巧みになってきて、階段上りでは手すりを掴んで登るのも安定し、ボールプールの出入りも保育者の補助なしで跨げるようになってきた。公園で追いかけっこをしたり、段の上り下りを楽しんだりする姿も増えている。

情緒

自己主張がより一層強くなってきた。思いの通らないことや嫌な出来事があると大きい声や手が出たり泣いたりする姿がある。保育者とのスキンシップで落ち着き、気持ちに寄り添ってその子に応じた言葉がけをしていきたい。友だちへの興味もたくさん出て来ており、友だちの遊びや玩具が気になり取り合いも増えているが、「かして」と言えるようにもなってきている。玩具の貸し借りだけでなく、同じ遊びを共有したりする姿も見られるようになってきている。玩具の数やいろいろな遊びのコーナーを工夫することで、子どもが満足し、落ち着き、安心して過ごせるようにしていきたい。

言葉

高月齢児は見立て・つもり遊びやごっこ遊びの中で友だちと関わってを楽しむ姿が少しずつ見られるようになってきている。また、身振り手振りや片言の言葉で自分の意志を周りに伝えられるようになってきている。低月齢児も発語も少しずつ見られる。単語をはっきりと伝えたり出来るようになる。真似っこも随分楽しめるようになってきて、オウム返しをしている。今後も、その時の子どもの思いに寄り添いながら、言葉のやり取りを楽しんでいきたい。…

1歳あひる組2022年度10月のまとめ

食事

食べたい子は自ら手を洗い椅子に座り順次食べている。

スプーンや手掴みで良く食べており、好きな物はおかわりをよくしている。先月と同じく野菜が苦手な子が多い。だが、給食と一緒にくる野菜を見たり触ったり匂いをかいだりする事で少しずつ興味を示し、一口だけでも食べてみようとする姿が見られる。味が分かるとそのまま食べ続ける子もいる。これからも無理のないよう一人ひとりのペースに合わせながら楽しい雰囲気の中で食事をしていく。また、絵本などを通して、野菜などにも興味を持てるようにしていく。

睡眠

体力向上と共に遊びたい気持ちも一層出てきて、入眠する時間が遅くなってきた。

好きな玩具を持って、自分の布団に入る子が多い。安眠出来る音楽を聴きながら保育者にトントンされ、落ち着いて入眠している。

また、眠りも深くなってきているが、季節の変わり目からか咳で目覚めが早くなる事が続く子も見られた。今後も様子を見ながら場所を変えて落ち着いて過ごせるようにする。

排泄

遊びの方が楽しく、誘っても渋る子が増えてきた。無理強いはせず見守っていると、自分からトイレに行く子がいたり、「オムツ替えようか」と保育者に声をかけられると、うんと頷く姿が見られたりする。全体的にオムツやズボンの着脱に積極的に取り組む姿が増えてきた。排尿の有無に関わらず、便座に座り満足する子もいるので、その気持ちを受けとめて寄り添っている。引き続き気付けたこと、伝えられた事等褒めていき、トイレトレーニングに繋がるようにしていく。

健康

秋が深まり長袖を着て過ごす子が増えた。暖かい日にはまだ虫に刺されることがあるので、その都度対応していく。咳鼻水に加えて、目やにが出る子どもが増えてきた。体調不良での欠席後や、受診してからの登園の際には保護者との情報共有をしっかり行っていく。

手を洗う際石鹸を付けすぐに水で流してしまう子もいる為保育者も一緒に洗ったり、手を添えたりしながら洗うようにしていく。

身体発達

散歩の際に、「歩きたい」という子が更に増えてきた。高月齢児は手を繋ぎたい相手に「いっしょにつなごう」と手を差し出して誘う姿が見られる。手を離そうとする事もある為、「お手々繫いで行こうね」と話をその都度している。低月齢児も体力向上に伴い足取りも安定してきている。身体操作が巧みになってきて、階段上りでは手すりを掴んで登るのも安定し、ボールプールの出入りも足を跨がせるようになってきた。公園で追いかけっこをしたり、段の上り下りを楽しんだりする姿も増えている。

情緒

自己主張がより一層強くなってきた。思いの通らないことや嫌な出来事があると大きい声や手が出たり泣いたりする姿がある。保育者とのスキンシップで落ち着き、気持ちに寄り添ってその子に応じた言葉がけをしていきたい。友だちへの興味もたくさん出て来ており、友だちの遊びや玩具が気になり取り合いも増えているが、「かして」と言えるようにもなってきている。玩具の数やいろいろな遊びのコーナーを工夫することで、子どもが満足し、落ち着き、安心して過ごせるようにしていきたい。

言葉

高月齢児は見立て・つもり遊びやごっこ遊びの中で友だちと会話を楽しむ姿が少しずつ見られるようになってきている。低月齢児も発語が豊かになってきている。真似っこも随分楽しめるようになってきて、オウム返しをしている。今後も、その時の子どもの思いに寄り添いながら、言葉のやり取りを楽しんでいきたい。…

1歳あひる組2022年度9月のまとめ

食事

食事のスペースをオープンにした事で保育者がテーブルや椅子の準備を始めると、食べたい子は自ら手を洗い椅子に座り順次食べる。

スプーンや手掴みで良く食べる。野菜が苦手な子が多いが、給食と一緒にくる野菜を見たり触ったり匂いをかいだりする事で少しずつ興味を示し、一口だけでも食べてみようとする姿が見られ、味が分かるとそのまま食べ続ける子もいる。これからも無理のないよう一人ひとりのペースに合わせながら楽しい雰囲気の中で食事をしていく。

睡眠

食後、自分の布団を見付け嬉しそうに横になる子や、自分の布団に絵本やアンパンマンの人形を持ってきて、保育者にトントンさせながら安心して入眠する子など、一人ひとりが安心して心地よく眠れるような雰囲気づくりをしている。

また、早目に起床する子もいるので、様子を見ながら場所を変えて落ち着いて過ごせるようにする。

排泄

友だちがトイレへ行く姿を見て、イレに興味を持つ子もいる。一人ひとりの成長に合わせトイレへ誘ったり新しいオムツに取り替えたりしながら、気持ち良く過ごせるようにする。

また、排尿・排便の際指さしで教える子や自らオムツを持ってきて伝える子もいる。気付けたこと、伝えられたことを十分に褒めて、トレーニングに繋がるようにしていく。

健康

RSや発熱による欠席が多かった。朝晩や日によっての寒暖差もあるため、家庭と園での様子を伝え合いながら体調の変化に気を付けていく。

また、残暑が厳しい日はシャワーを浴びて気持ち良く過ごせるようにした。

手を洗う際石鹸を付けすぐに水で流してしまう子もいる為保育者も一緒に洗ったり、手を添えたりしながら洗うようにしていく。

身体発達

友だちや異年齢児・保育者と手をつなぎ散歩に出かける。手を離して歩こうとする時もある為、少人数ずつ出かけ手をつないで歩くことを楽しんでいる。

コンビカーの乗り方も大胆になり、スピードを出して乗ることもあるため、転倒しケガをしないよう声を掛けながら見守っていく。

情緒

自我が芽生え思い通りにいかないことや、嫌なことがあると怒ったり手が出たり泣いたりする姿がある。保育者とのスキンシップや友だちが頭を撫でてくれたりすることで落ち着く。

友だちの遊びや使っている物が気になり取り合いになることがあるが、保育者が仲立ちをしたり玩具の数に気を配ったりしながら友だちとの関わり方を伝えていく。

言葉

自分の思いを伝えようと喃語や片言・仕草で伝えようとしている。「〇〇ちゃん泣いてるね」「どうしたの?」と友だちへの関心も強くなってきている。言葉としては出ない子も頭を撫でたり顔を覗き込んだりして気持ちを表現している姿が見られるので、関わりを大切に見守るようにした。…

1歳あひる組2022年度8月のまとめ

食事

どの子も食べることが大好きで、保育者が給食準備をする姿を見て手を洗い始めたり椅子に座る子が多かった。まだ遊びたい子は満足するまで遊び、自分で遊びの区切りをつけてから食事をしていた。高月齢児は、苦手な野菜など友だちが食べる姿を見て食べようとしていた。一口食べて「美味しいね」と美味しさが分かるとおかわりをするする子も増えてきた。

低月齢児は、手づかみが主だがスプーンにも興味を持ち交互に使って、意欲的に食べていた。友だちと一緒に楽しい雰囲気の中で食事をしている。一人一人の食べ具合を見ながら、丁寧な介助をしていきたい。咀嚼が少ない子には傍で「かみかみ」と身振りで伝えていった。少しずつ咀嚼回数が増えてきている。

睡眠

夏の疲れや水遊びなどで、食事中に眠たくなる子や自分から布団に横になって体を休めていた。

生活リズムも整い、眠たくなると泣いていた子やおんぶしたいと言っていた子も、安心して入眠することができるようになった。

また、寝付くまでは、絵本を見たり保育者や友だちとお話ししながら笑い合ったりしながら、ゆったりした時間を過ごしていた。

排泄

部屋にトイレがあることに興味を持つ子が増える。友だちがトイレに行くと、その姿を見てズボンやオムツを自分で脱ぎだし行こうとする様子が見られるようになってきた。トイレで出なくても便座に座わって満足していた。

トイレで成功した子は、「おしっこでたね!」と嬉しそうにし、保育者に褒められると喜んでいた。

個人差が大きいので、無理なくトイレットトレーニングを進めていく。また、個々に応じて排尿間隔やタイミングを把握していくようにしていきたい。

健康

体調を崩す子が多かったり熱中症警戒アラートが出ていたりした。外に出られない時は、ホールなど広いスペースで運動遊びをしながら体を動せるように工夫をする。また、汗をかいた際は、シャワーでさっぱりし快適に過ごせるようにすると同時にあせもなどの肌トラブルの予防に努めた。

熱中症に注意しこまめな水分補給ができるように心掛けた。

鼻水が出ると「ハナ」と保育者に知らせティッシュで拭こうとする姿が見られるようになった。

水遊びなどで疲れた時は、十分に体が休まるようにゆったりした環境をつくるようにした。

身体発達

歩行が安定し、行動範囲も広がってきた。散歩では、「歩きたい」気持ちが芽生え、友だちや保育者と手を繋いで散歩を楽しめるようになってきた。順番に歩いたり距離を延ばしたりしながら、歩き散歩を楽しめるようにしていきたい。

水遊びではタライの水をバケツで汲んだり、シャベルですくったりしながら楽しんでいた。また、顔や頭に水がかっても泣かずに、全身で水遊びを楽しんでいた。また、氷や絵の具、片栗粉など、感触あそびも楽しむ。それぞれの素材の違いを味わっていた。ホールで平均台や滑り台などダイナミックな遊びや積み木を高く重ねたり、ブロックを横につなげたり静かな遊びを楽しんでいた。「アイスクリームだよ。おにぎり」と見立て遊びにも発展する。

情緒

登園時に泣いていた子も手を振って、お母さんやお父さんを見送る姿が見られた。保育者とスキンシップややり取りを楽しんだり、自分の思いを言葉や態度で表現したり受け止めてもらいながら、満足して過ごしている。高月齢児は友だちとの関わりも増えてきて、玩具や場所の取り合いが増えてきたので、お互いの思いを受けとめて仲立ちをしている。低月齢児は友だちへの興味を示すようになり、友だちのしている遊びの輪に加わろうとする姿が出てきた。また、何でも「やりたい」気持ちが芽生えてきて、保育者もその気持ちを尊重し温かく見守りながら応える。自己主張がはっきりし思い通りにいかない時は、泣く、拒否するなど、感情的になる時期でもあるため、情緒の安定を図る。

言葉

高月齢は、簡単な言葉や動作のやり取りができ、「すごい」と思ったことや感じたことを言葉で表現する。友だちや保育者が共感することで喜んでいた。

絵本など言葉の繰り返しのある絵本を通して、言葉を覚えたり、真実でない出来事を本当のよう伝えたりする(見たこと、想像したこと)。

低月齢は、簡単な言葉掛けや指示がわかるようになると、楽しさを声に出したり、思いを通そうと力強い声で訴えたり、身振りや手振りで思いを表現していた。また、発語も盛んになり覚えた言葉を繰り返し楽しむ姿が見られるようになる。…

1歳あひる組2022年度7月のまとめ

食事

食事に意欲的な子が多い。自分でスプーンを持ちすくうことは難しく、スプーンを差し出し手伝って欲しいと意思表示する。保育士の介助があると意欲的に口に運ぶ。野菜への好き嫌いが目立つ様になり残食が増えている。食事中に大きな声を出し遊びだす子がいる。誤飲に繋がるので注意し、危険なことをわかりやすく伝える。一人の保育士がおかわりをするため動くことで落ち着いた環境で食事ができているので今後も続けていく。

 睡眠

午睡前着替えを行っているが、稀に水遊びが始まり食事中に眠くなりそのまま入眠する子がいる。体力が付き入眠が遅くなっている子もいるのでそれぞれの子どものペースに合わせて関わっていく。午睡時に休息が取れるよう冷房を使用し快適に眠れる環境を用意している。咳き込んでなかなか寝付けない子には背中に布団を入れる等対応し快適な睡眠に繋げていく。

排泄

排尿を自ら知らせオムツを持ってくる子が増えている。便座に座り排尿をすることに自信を持ち楽しんでいるので、十分に褒め子どもの気持ちを尊重する。友だちをまねて座りたがる子が増えているので座れたことを褒め無理なく便座に座ることを勧めていく。オムツを変えたがらない子には排尿した時の不快感を伝え、清潔感を感じられるように関わっていく。

健康

鼻水、咳は変わらず継続している。アデノウイルスや手足口病の子等欠席が多かった。欠席後登園するが体調が改善せず発熱する子がいて出席が半分の日もあった。保護者とも連携し合い保育者間で子どもの表情や行動に十分目を向け体調の変化に配慮していく。

子ども同士が刺激し合い着脱や食具を使用するなどする姿が見られる。保育者は十分に褒め子どもの意欲を尊重していく。

身体発達

今までつかまり立ちをしていた子が歩くようになった。それぞれの動きが活発になることで怪我が増えるので周りの環境に十分に配慮し安全な環境を試行錯誤している。日中に動き足りず部屋を走りまわる子がいるので滑り台などの運動遊びを用意し体を動かせる環境を用意していく。製作遊びを好む子が多く紙を破いたりシールを貼り、はがすことを楽しんでいる。十分に遊びを楽しめるよう指先を使う玩具や製作遊びを積極的にしていきたい。

情緒

母子との分離時泣く子は、日中に気にかけスキンシップを取っていた。自分の感情を表に出そうとする子が増えたので、受け止め安心できる雰囲気づくりをしていく。子ども同士で関り楽しそうに笑い合い楽しそうに遊ぶ姿がよくると同時に手が出やすくなっている。夕方には甘えから抱っこを求める子が多い。保育者が側により落ち着いて遊べるように関わっていく。

言葉

子ども同士でコミュニケーションを取ろうとする姿が見られる。好きな絵本のフレーズを読みきかせに合わせて話したり、歌ったりする。動物の写真を見て鳴き声で話し真似をする。子ども同士興味を持ち、名前を覚え読んだりする。「やや」「まだ」等と意思表示をする姿が見られる。喃語ではあるが大人の真似をして会話をするようにする。子どもたちが好きな絵本や手遊びで楽しみながら言葉に触れていく。…

1歳あひる組2022年度6月のまとめ

食事

手づかみや食具を使い意欲的に食べている。保育者の介助を待つ子もいる。スプーンを口に運ぶと口を開けよく食べている。好き嫌いが出てきて残食も増えてきたが、食べる量は、全般に増えており、食事に対する意欲が高い。子どもの様子を見ておかわりを追加したり、具材を切ってもらったりしている。今後も保育者の適度な声掛けや援助で安心して食事ができるようにする。

睡眠

食後の着替えが終わった後、自ら布団に行き横になるようになってきた。しばらく室内を歩き回り満足してから寝る子もいる。おんぶを求める子もいるので子どもの要求に合わせて入眠出来るようにしている。低月齢の子どもたちも体力がついてきたため、眠りにつく時間が遅くなってきた。その日の体力や気分に合わせ、子ども一人ひとりが安心できる午睡の仕方を考え関わっていく。

 排泄

排尿するとオムツを押さえて「ちっち」と保育者に教えてくれる子が出てきた。また午睡明けにオムツが濡れていない子が数名いる。便座に座るとトイレで排尿できることもある。その時には十分に褒めて自信に繋げていく。また、オムツに出ていても友だちがトイレに入る姿を見て座りたがる子もいる。その時は気持ちを尊重し座れたことの嬉しさを共有する。オムツ替えをこまめに行い、濡れている不快感や替えた時の気持ち良さ、清潔感を感じられるようにする。

健康

6月 アデノウィルスによる欠席児が出る。また高熱や目の赤み、目ヤニ、下痢、嘔吐での欠席も多かった。登園してからも咳や鼻水の症状が長引き、午睡時に咳き込む子が多かった。3~5名ずつ順番に欠席するような状態が続いた。体調に合わせて遊ぶ場所や活動内容を変えて工夫した。検温を正確に行い、担任間での体調に関する情報を周知していく。

着脱では自分でズボンを履けるようになったきた。高月齢児は靴も自分で履く。意欲を受けとめさりげなく援助をしながら出来た喜びに共感していく。

身体発達

低月齢の子も伝い歩きや膝歩きが始まり移動距離が伸びてきた。高月齢児は散歩の際に「歩きたい」と主張をする子が多く、目的地まで保育者と手を繋ぎよく歩いている。

。巧技台やマットでの運動遊びも活発に行い、よじ登ったりジャンプをしたり転がったりして体を動かしている。シール遊びでは大きいシールなら自分で剥がして貼っている。指についても、もう片方の手でゆっくりとはがす。指先を使う玩具や製作遊びも積極的にしていきたい。

情緒

保育者との関わりが深まり、登園時も安心して抱っこを求め遊び始める子が増えた。保育者が側で一緒に遊ぶことで落ち着き集中している。不安や戸惑っている姿があれば見逃さずスキンシップをとって安心する雰囲気づくりをしていく。友だちとの関わりも増えてきて顔を見合わせて笑い合ったりしている。気の合う友だちができ始め登園すると駆け寄っていく姿も見られるようになってきた。」

 言葉

表情や行動で感情を伝え、自分の気持ちを表現している。また保育者の真似をして一語文を話したり、手遊びを歌ったりする。電車の事を「しゃ」と語尾を取り話す。保育者を介して友だちにも積極的に話しかけ「~だね」「~なの」と見た事を言葉にしている。絵本は乗り物や電車の物が人気。ゆったりとした雰囲気の中で一緒に絵本を読んだり会話をしたりしていく。自分の名前を呼ばれると「はーい」と返事をしたり友だちの名前を呼んだりするようになってきた。…

1歳あひる組2022年度5月のまとめ

食事

スプーンで上手に口に運ぶ子もいる。また、手掴みと併用が多いが、自ら意欲的に食べる子がほとんどである。好きな物は「おかわり!!」「もっと!」等と意思表示をしておかわりをしよく食べているが、中には口の中に次々に入れてしまう子もいるので、詰め込み過ぎない様に十分に気を付けていきたい。また、苦手な物は無理させずに見守っている。引き続き、食べる意欲を引き出し、楽しい雰囲気で食事ができる様に心掛けていく。

 睡眠

園生活に慣れ、食後の着替えが済むと保育者と自分の布団に向かう流れが出来てきた。当初はおんぶではないと寝られなかった子も、布団で横になりトントンで寝られるようになってきている。個々の様子を見つつ、トントンやおんぶで気持ち良く入眠出来るようにしている。また、早く目覚めてしまった子の環境も工夫し整えていく。

排泄

排尿、排便など表情や仕草で伝えようとする子もいる。また、「おしっこでた?」と聞かれると「うん」「ううん」と答える子もいる。オムツのぬれている不快感を言葉のやりとりの中で知らせていくとともに、パンツやズボンの着脱も個々に合わせ丁寧に関わり働きかけていく。汗をかく季節になるのでかぶれなどスキンケアに配慮する。

健康

汗ばむような暑い日や肌寒い日もあり寒暖差が大きい月だった事もあってか、鼻水や咳が出ている子が多く午睡時咳き込んで起きてしまう子もいた。皆少しずつ保育園生活に慣れ、泣いていることはあってもそれぞれのリズムで過ごせる様になってきている。日によって、冷房や除湿を使用し室温、湿度の調節をしつつ、夏物衣類の切り替えを連絡し、スキンケアや水分調節をしながら快適に過ごせる様にしていく。

身体発達

発達や月齢により動きには差はあるが、他児に興味を示して一緒に手を繋いで歩いたり、保育者と追いかけっこをして走ったりして遊ぶ姿も見られるようになってきている。つたい歩きの子も玩具につかまり移動したり、ハイハイで移動したりしながら自分で行きたい場所に行き遊びを楽しんでいる。

 情緒

新しい環境にも慣れてきて保育者を見ると「先生」と挨拶のように抱きついてきたり、甘えてきたりすることが増えてきている。出す声も大きくなり、保育者と触れ合いながらはしゃいで遊んでいる。新入園児も自分が出せるようになり、友だちと玩具や場所の取り合いをする姿が見られる。お互いの気持ちを代弁し思いを受け止めながら関わり方を知らせていく。

言葉

言葉としては不明瞭な部分が多いが気持ちや感じたことを言葉にしようとする姿が見られる。また喃語や仕草で気持ちを伝えようとしている。

絵本の読み聞かせや手遊びに合わせて喃語や一語文を発したりする子多く見られた。子どもが伝えようとする姿を見守り、優しく語り掛けながら声を発することの楽しさを感じられるようにして、応答的に関わることで子どもの発語に繋がるように心掛けていく。…