1歳あひる組月のまとめバックナンバー

1歳あひる組2023年度5月のまとめ

食事

食事の時間が楽しみな子が多く、保育者が支度を始めると自分からエプロンを持ち、席に着く子が多い。食事中も手づかみで食べる子、スプーンを使って食べる子と様々である。野菜が苦手な子が多いので、野菜を手に取り身近に感じながら自分から食べる意欲を持てるように配慮していく。

睡眠

ほとんどの子が布団に横になり、トントンで入眠できるようになった。まだ朝寝が必要な子もいるので、個々に合わせて休息を取れるようにしている。睡眠時間はまだ子によりばらつきが見られるが、短い睡眠時間でもすっきりと目覚めることができている。物音に敏感な子もいるので、布団の位置を配慮し、ゆっくりと休息を取れるようにしていく。

排泄

まだ尿意や便意を感じることは難しいが、排便したことを伝えてくれる子も中にはいて、自分でオムツやおしりふきを持って来てくれることもある。気温も高い日がありオムツの中が蒸れやすいので、こまめにオムツを交換して、清潔に保てるように心がけている。

健康

発熱、手足口病などの感染症が流行り欠席が多い日が続いた。感染が広がらないように、こまめに玩具を拭いて、適宜、換気するようにした。体温チェックもこまめに行い、体調に変化がないか確認し、保護者と情報共有した。咳、鼻水が出ている子が多いので、口周りや鼻周りを清潔に保つように配慮した。気温が高くなり、汗をかきやすくなるので衣服を調節し、体調管理に努めていく。

身体発達

まだハイハイの子もいるが、歩行が移動手段の子がほとんど。散歩では友だちと手を繋いで歩いている。小さな段差に登りたがり、バランスを取って歩く姿がある。ハイハイの子もつかまれる場所があれば、つかまり立ちをして片手でバランスを取っている。歩いたり、走ったりと全身を使って遊ぶことができている。

情緒面

体調を崩す子が多く、病み上がりの登園時には泣いている子が多かった。また、体調がすっきりせず、グズグズしている時間が長い子も見られる。
それぞれ好きな遊びを見つけて遊んでいる時には笑顔も見られていた。新生活に徐々に慣れてきて、落ち着いて過ごす時間が増えてきている。

言葉

保育者の話をよく理解している様子が見られる。散歩に行こうと伝えると下駄箱に向かうことができる。高月齢児は簡単な言葉のやり取りを楽しんでいる。言葉が話せなくても、保育者の問いかけに反応したり、名前を呼ばれて振り返ったりと笑顔での反応が多い。絵本や歌を通して、簡単な単語を理解できるように配慮していきたい、…

1歳あひる組2023年度4月のまとめ

食事

全体的に完食をする子が多く、良く食べていておかわりも多くしていた。手づかみで食べる子、食具を使う子と個人差はあるが、意欲的に食べている。空腹を感じ、落ち着いた雰囲気の中で食事ができるようにし、必要に応じて介助しながら食べる楽しさを味わえるように心掛けていく。

睡眠

進級園児は、保育者にトントンしてもらい安心して入眠している。新入園児は当初、布団に横になると、ママを思い出し泣く子もいたが、徐々に泣かないで入眠できるようになっていった。しかし、ちょっとした物音で起きてしまう子が多くいるため、午睡後に疲れが残っていないか注意して見ていく。睡眠時間に個人差はあるが、気持ちよく目覚められるように環境を整えていく。

排泄

オムツが濡れていると気付く子は、保育者に知らせたり自分でオムツを取ってきたりする姿が見られる。オムツ替えの時は、自分の手足を使って脱ぎ履きできるように援助し、保育者と一緒にズボンを履きながら自分で出来たという自信が持てるように心掛けをしている。こまめに排泄がないか確認して、気持ちよく過ごせるように心掛けた。

健康

新しい環境や季節の変わり目で、鼻水や咳が出ている子が多かったが、大きく体調を崩すことなく元気に過ごしている。気温が高い日には、水分補給をこまめに行ったり、一人ひとりの健康状態や天候を把握しながら、薄手の服に着替えたり、上着を着たり配慮していく。

身体発達

歩きたい気持ちもあり、保育者と手を繋いで歩くことを楽しむ。ハイハイや伝い歩きをしている子も、立ち上がり視野が広がることを喜んでいる。天気の良い日は積極的に戸外へ行き、ボール遊びや追いかけっこをして、身体をたくさん動かす活動をし、室内でもホールや廊下を使って、楽しく身体を動かせるようにしていった。

情緒面

新入園児は、初めての環境に泣いている子が多かったが、1週間ほど経つと落ち着いて過ごす事が出来る子が増えていった。好きな遊びを楽しみ、笑顔も多く見られた。引き続き、不安な様子がないか注意して見ていく。進級園児は、新しい環境に不安を感じ、特定の保育者から離れないことがあった。遊びから他の保育者と関わりを持つことで、笑顔も多く見られるようになった。

言葉

名前を呼ばれたことに反応し、笑顔を見せている。散歩時、電車や車などを指差し、「電車!」「バイバイ。」と手を振り、喃語ではあるが、自分の思いを声に出し保育者へ伝えようとする姿が見られる。一人ひとりの子どもたちの思いを受け止めながら、保育者が言葉を代弁し丁寧に関わっていく。…

1歳あひる組2022年度3月のまとめ

食事

好き嫌いなどメニューによって残していたが、苦手な物を食べる友だちの姿を見て、以前よりも意欲的に食べようとすることが増えていき、保育者に褒めてもらい喜んでいた。高月齢児の子は、スプーンやフォークを上手に使い食べることができていた。

また、窓の外に向けて座ってみたり、ちゃぶ台でおやつを食べたりするなどし、楽しい雰囲気で食べられるように今後もしていきたい。

睡眠

体力がつき寝つきに時間が掛かる子もいたが、午睡の静かな雰囲気づくりをすることで、絵本を見るなど一人静かに遊びながら、眠くなると布団に寝そべっていた。抱っこやおんぶを求めた時は、気持ちを受け止めてもらうと安心して眠っていた。

一定時間十分に眠れると機嫌よく目覚めていた。うつ伏せ寝になりやすい子は、今後も横向きや仰向けにしこまめに態勢を変えていく。

排泄

進級先の2階のトイレに誘うとやる気を出し、積極的に便座に座る子が何人かいた。

おむつが汚れていても気にしない子もいるが、その都度「汚れているから替えようね」と言葉を聞いて自分でおむつを出していた。個人差はあるが、出ることを保育者に知らせ少しの間我慢もできる子もいる。排尿間隔を把握し、布パンツに移行できるように様子を見ながら無理なく進めていけるようにしていきたい。

健康

子どもたちの体調の変化に気をつけながら、こまめな触診や視診をしていく。また、手洗いや玩具、身の回りの消毒を徹底する。

食事中の席は、飛沫予防のために席を離したり対面しないようにしたりと工夫する。

換気をこまめにし室温や湿度に気を付けながら、快適に過ごせるようにする。

身体発達

園庭で追いかけっこや砂遊びなどをして身体を動かして遊び過ごしていた。また、散歩では手をつないで寄り道しながらも歩くことを楽しんでいた。

巧技台から両足ジャンプや階段上りのように足を交互に使う。ボールを転がすことから上投げ、下投げをして楽しんでいた。製作では、手を使ってひな人形や鬼の顔に目や鼻を貼る。顔のパーツがどこの位置にあるか理解している子たちが多かった。パズルも好んで楽しんでいた。

情緒面

気の合う友だちと一緒に同じ遊びを共有することを喜んだり、保育者や年上の友だちの行動を真似したりして楽しんでいた。また、年上の友だちから優しくしてもらうことを喜び、自分より小さい子には玩具を貸してあげたりお世話をしようとしたりする心の成長も感じた。

自己主張もはっきりし言葉や仕草・態度で表現する。自分の思う通りにいかず泣いたり、怒ったりしてトラブルになることもあるが、その子その子に理由があることを理解し、気持ちを受けとめていくことで、気持ちの切り替えるきっかけになっていた。

言葉

低月齢児も一語文、二語文を話すようになり、はっきりと聞き取れる言葉も増えてきた。語彙が全体的に増え、それに伴い友だちとのごっこ遊びも何人かでのやり取りが見られる。

自分の名前や保育者の名前もよく呼ぶようになり、やりたいことや嫌な事を簡単な言葉で表している。

高月齢児は、経験した出来事や想像したことを言葉にして、本当にあったかのように話して会話を楽しんでいた。

好きな絵本を繰り返し読んだり、気に入った歌を機嫌よく歌ったりする姿が多く見られた。…

1歳あひる組2022年度2月のまとめ

食事

先月同様給食時に食材を見たり触ったり匂いを嗅いで楽しむ。また、栄養士の先生がその日の食材を、はてなボックスに入れて「何が入っているかな?」とクイズをしてくれた。出てきた野菜を自分のお皿の中から見つけると「あったー!」「一緒~!」と嬉しそうな姿が見られる。

また、午前中の活動時間が伸びた事で食事量も増えてきている。副菜を残す子は多いが一口食べてみると美味しいのが分かって完食することもあり、子どもたちの食べる意欲を感じる。

今後も食べる楽しさや美味しさを共有できるよう関わっていく。また、無理なく食事のマナーも伝えていきたい。

睡眠

体力がついてきたり、まだ寝ずに遊びたかったりする子が増え、好きな玩具を見つけ遊ぶ姿が見られる。無理なく布団に誘うように関わるが、午睡のタイミングがずれてしまうと、布団から出たがらないなど起床時にすっきり起きられない姿も多い。絵本を読んだり日中の楽しかった話をしたりしながらリラックスできる時間を作りさり気なく睡眠を促していく。

排泄

排尿間隔が長くなり、オムツが濡れていないことが多くなる。保育者の声掛けや自分から意欲的に便座に座り、タイミングが合うと排尿に成功する子が増え、保育者と一緒に成功を喜ぶ。その姿を見て今までトイレに全く興味を示さなかった子が意欲的にトイレに行く姿も見られる反面今まで排尿に成功していた子が面倒になってか誘っても行きたがらなくなってきている。今後も無理なく個々に合わせて声を掛けていきたい。

健康

先月に続き咳や鼻水が続いている。こまめに体調観察を行い、保護者と情報を共有していくようにした。鼻水が出るとそのままだった子も「鼻出たら拭こうね。拭くと気持ちがいいね」と拭きかたを伝えながら、きれいになった気持ちよさを共感していくうちに、自ら保育者のティッシュを取りにきて拭いたり、友だちに「鼻」と知らせたりする姿が見られた。今後もこまめに換気をし、室温や湿度に留意しながら健康に過ごせるようにしていく。

身体発達

散歩では友だちと手を繋ぎ歩く経験を沢山した。その日によって友だちと手を繋ぎたくなかったり、繋ぐ友だちにこだわったり、帰路は疲れてしゃがみ込んで疲れが見られたりすることもあるので、無理のない距離や子どもの思いに寄り添い友だちと歩く楽しさを感じられるようにする。コンビカーもスピードを出して乗る子が多くなったが、周りの様子を見ながら友だちにぶつかりそうになると両足を踏ん張り止まれるようになる。鉄棒にぶら下がったり、少し高さのある場所からジャンプしたり、指先を使って小さなシールを張ったりレゴブロックやBブロックを組み立てて遊んだりすることを楽しんでいるので指先、走る、跳ぶ、上る、下りるなど全身を使った遊びを取り入れ身体発達を育んでいく。

情緒

自分の思うようにできない気持ちを受け止め、共感したり援助したりすることで、気持ちを表せるように関わり、伝わった喜びを感じられるようにする。友だちが困っていると声を掛ける場面が多く見られるので、子ども同士のやり取りを見守り思いやりを持って関われるように、時には仲立ちをしていく。
言葉
語彙が増え言葉も明瞭になってきて、友だちの名前を呼んだり自分の気持ちを単語や言葉で伝えようとしたりする。友だちと気持ちがぶつかり大きな声が出るような時はそれぞれの思いを受け止め「一緒に」「順番だね」ができるように仲立ちをし、言葉による気持ちの伝え合いができるように援助していく。…

1歳あひる組2022年度1月のまとめ

食事

給食時に食材を見たり触ったり匂いを嗅いで楽しむ。「ながい」「みどり」「これとおんなじ」等、興味を示し言葉が増えている。子ども同士が刺激し合い苦手な食材に挑戦し口に入れる姿が見られる。

パンやどんぶりなどでは苦手な子どもに白米を用意していたが随分と減り数名をのぞいて食べるようになっている。苦手な食材、食事量に変化は見られるが子どもたちの食べる意欲を感じる。言葉がけや遊びの中で楽しんで食事が出来るように工夫していく。

睡眠

着替えを終え布団に入るまでに玩具で遊ぶ姿はあるが一人で布団に入り入眠する子がいる。自らの布団で絵本を読み満足してから眠ることを子ども同士が真似しあっている。午睡後に布団を畳むことを楽しんでいる姿が増えたので意欲を尊重していく。咳や鼻水の影響で寝苦しそうな子が多い。そのため体勢や室温の調整などに配慮し快適に眠れるように工夫していく。

排泄

便座に座る事に積極的な子は多いが、オムツが濡れても気にしない子もいる。トイレに行きたいとどこでもズボンやおむつを脱ぐ子がいるので、わかりやすく適切な場所で脱ぐ事を伝えていく。便座に座っての排尿に成功する子もいるのでできたことを褒め、子どもの自信に繋げていく。

全員が自分のマークを覚える事や、午睡後のオムツ替えが習慣付いてきた子は友だちの様子を見てオムツを持ってくる等の姿があるので、来年に向け意欲を失わないようにしていく。

健康

子どもの頬が赤くなるなど乾燥が目立つので空気清浄機の水を補充したり、乾燥を保護者にも共有をしてワセリンを塗り保湿を行っている。戸外との寒暖差などで咳や鼻水が続いている。鼻水が出た時に袖で拭う子はこまめな衣服の交換やティッシュを渡して拭くなどを行っている。手洗いでは手に石鹸を付けるもののそのまま水で流す子がほとんどなので保育士が見本となり手洗いを見せたり、上手な子を褒める事で刺激になるなど関わっていく。

身体発達

来年に向けてバギーを使用しない散歩を取り入れている。バギーにのりたがる子や長距離を歩けない子、友だちと手を繋ぐことが苦手な子など様々なので子どもの様子に合わせた戸外の活動を行っている。園庭や室内で車を走らせる際は上手にバランスを取るようになってきた。気分が上がりスピードが出ると転ぶ危険性があるので怪我に配慮しながら楽しい気持ちを損なわない言葉掛けを行っていく。

情緒

自我の芽生えが出てきて怒ったり、不満そうな表情をする子が目立つ。体調不良などから保育士に甘えるなどが多いので子どもの不安や苛立つ気持を受け止め安心できるように関わっていく。少人数で過ごすことで子どもが落ち着き過ごしているので、全員が一斉に活動することを減らすなど工夫をして環境を用意していく。

言葉

子ども同士で会話を楽しむなど言葉の獲得を感じる。その時の子どもの興味に合わせて遊びなどを取り入れる事で歌詞をはっきりと歌ったり自分の意思を言葉で示している。自分の意思を言葉で主張するようになったので、子ども同士の関わりを見守りつつゆっくりとわかりやすく気持ちを代弁して伝えていく。単語、2語文のみを話す子がほとんどだったが徐々に2語文、3語文が増えているので会話をすることの楽しさを感じられるように工夫していく。…

1歳あひる組2022年度12月のまとめ

食事

朝おやつは、「いらない」とはっきりと意思表示する子に関しては、気持ちを尊重するようにしているが、出来るだけ水分は摂るように声をかけ促している。昼食は意欲的に食べ、ご飯、おかず、汁、果物どれもおかわりする子が多いので、おかわりの量を増やしてもらい満足感を味わえるようにしている。決まった食材だけを食べる子もいるので、食べてみたいという気持ちが芽生えるような声かけをしていく。食事前に調理室から届く野菜を見たり触ったりして楽しんでいる。鼻につけて匂いを嗅いだりじっと見つめたりして「どこに入っているのかな?」と興味を示す姿が多い。苦手なものでも野菜に触れることで一口食べてみることが増えている。

睡眠

個々の入眠ペースに合わせ安心して入眠しできるようにし、室温が高くなりすぎないようにエアコンを一時的に消すなどし調節している。また、咳込んで寝苦しい様子が見られた時には、上半身を少し高くして寝かせるようにし、熟睡できるように配慮した。引き続き、午睡中の一人一人の体勢や呼吸を丁寧に把握していく。活動や個々の体力に合わせ入眠時間を少しづつ遅くしていく。

排泄

排泄前に便意や尿意を知らせ、意欲的にトイレにいく姿も見られるが、オムツが重くなるほど濡れていても、全く気にしないで遊んでいる様子も見られる。一人一人の状態に合わせて、おむつ交換やトイレトレーニングを行っていく。尿意を知らせられたり、トイレで排泄できた時には、嬉しい気持ちに共感し、十分に褒めることで意欲に繋げていくようにしている。ズボンや紙パンツの着脱は多くの子が取り組もうとし、「じぶんで」と頑張り、「できた」と喜んでいる。意欲的な姿を認め、褒めながら見守っていくようにする。また、家庭との連携を図っていく。

健康

年末頃から発熱・嘔吐・下痢などによる欠席が多くなった。鼻水、咳が出ている子は引き続き多くいたので、個々の体調に合わせ活動時間・場所など考えながら過ごした。空気の乾燥を感じるようになったので、こまめに水分補給をし、肌荒れにはワセリンを塗布するなどして快適にすごせるようにする。室内の湿度、換気にも留意している。

 身体発達

友だちと手をつないで散歩することを楽しめるようになる。歩行がしっかりしてきて転ぶことも少なくなった。公園や広場で身近な自然に触れながら、いろいろな物に興味を持って探索する姿が見られた。「むっくりくまさん」や「鬼ごっこ」等を保育者や友だちと楽しむ姿も見られるようになってきた。段差を両足ジャンプで飛び降りることができる子も増えた。室内でも体を十分に動かせる遊びを工夫して、寒い冬も元気に過ごしていきたい。

情緒

気の合う友だちと一緒に遊ぶことを、「楽しい」と感じ始めている。また友だちとの遊びを邪魔されたくないという思いから、手や口が出てしまうことがあった。楽しそうな遊びに自分も入りたくて、強引に入り込もうとしてトラブルになってしまうことも多く、保育者はそれぞれの遊びを保障しつつ、気持ちに寄り添いながら仲立ちを行っていきたい。また泣いている友だちに寄り添い優しく頭をなでたり、「大丈夫?」と声を掛ける姿も見られるようになってきた。

言葉

言葉で出来事や自分の思いを伝えようとする姿が、多く見られるようになる。伝えようとする言葉を丁寧に聞き取り、伝わる心地よさを味わえるようにして、安心してゆっくりと話が出来るような環境作りを心掛けるようにしている。絵本や手遊びでの応答を楽しみながら、言葉の獲得に繋げていきたい。

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1歳あひる組2022年度11月のまとめ

食事

食べたい子は自ら手を洗い椅子に座り、順次食べている。

好き嫌いがはっきりしているがスプーンや手掴みで良く食べており、好きな物は何度もおかわりをして沢山食べている。先月と同じく野菜が苦手な子が多い。だが、給食と一緒にくる野菜を見たり触ったり匂いをかいだりする事で少しずつ興味を示し、一口だけでも食べてみようとする姿が見られる。味が分かるとそのまま食べ続ける子もいる。食べている途中から立ち歩こうとするが声掛けをすると再び食べ始める事が出来る。これからも無理のないよう一人ひとりのペースに合わせながら落ち着いた雰囲気の中で食事が楽しいと感じられるようにしていく。

睡眠

体力向上と共に遊びたい気持ちも一層出てきて、入眠する時間が遅くなってきた。

好きな絵本を持って、自分の布団に入る子が多い。安眠出来る音楽を聴きながら保育者にトントンされ、落ち着いて入眠している。

また、眠りも深くなってきているが、季節の変わり目からか咳で目覚めが早くなる事が続く子も見られた。今後も様子を見ながら場所を変えて落ち着いて眠れるようにしていく。

排泄

遊びの方が楽しく、誘っても行きたがらない子が増えてきたが、無理強いはせず見守っていると、自分からトイレに行く姿が見られる。全体的にオムツやズボンの着脱に積極的に取り組む姿が増えてきた。排尿の有無に関わらず、便座に座り満足する子もいるので、その気持ちを受けとめて寄り添っている。引き続き気付けたこと、伝えられた事等褒めていき、トイレトレーニングに繋がるようにしていく。便座に座って排尿できる子も増えてきており、達成感を感じられるような声掛けを行う。

健康

気温の差が激しく、その都度適した服装で戸外に出るようにしている。上着を自分で着ようとする子も増えてきている。体調不良での欠席後や、受診してからの登園の際には保護者との情報共有をしっかり行っていく。

手を洗う際石鹸を付けすぐに水で流してしまう子もいる為保育者も一緒に洗ったり、手を添えたりしながら洗うようにしていく。

水分補給をこまめに設けているが、涼しくなったからかあまり飲まなくなってきている。少しでも飲めるように促していく。

身体発達

高月齢児は手を繋ぎたい相手に「つなごう」と手を差し出して誘う姿が見られる。手を離そうとする事もある為、「お手々繫いで行こうね」と話をその都度している。低月齢児の足取りも安定してきている。歩くのに疲れると座り込んだり、抱っこを求める姿も見られるが、歩く事を楽しんでいる。異年齢の子たちとも笑顔で手を繋ぐ。身体操作が巧みになってきて、階段上りでは手すりを掴んで登るのも安定し、ボールプールの出入りも保育者の補助なしで跨げるようになってきた。公園で追いかけっこをしたり、段の上り下りを楽しんだりする姿も増えている。

情緒

自己主張がより一層強くなってきた。思いの通らないことや嫌な出来事があると大きい声や手が出たり泣いたりする姿がある。保育者とのスキンシップで落ち着き、気持ちに寄り添ってその子に応じた言葉がけをしていきたい。友だちへの興味もたくさん出て来ており、友だちの遊びや玩具が気になり取り合いも増えているが、「かして」と言えるようにもなってきている。玩具の貸し借りだけでなく、同じ遊びを共有したりする姿も見られるようになってきている。玩具の数やいろいろな遊びのコーナーを工夫することで、子どもが満足し、落ち着き、安心して過ごせるようにしていきたい。

言葉

高月齢児は見立て・つもり遊びやごっこ遊びの中で友だちと関わってを楽しむ姿が少しずつ見られるようになってきている。また、身振り手振りや片言の言葉で自分の意志を周りに伝えられるようになってきている。低月齢児も発語も少しずつ見られる。単語をはっきりと伝えたり出来るようになる。真似っこも随分楽しめるようになってきて、オウム返しをしている。今後も、その時の子どもの思いに寄り添いながら、言葉のやり取りを楽しんでいきたい。…

1歳あひる組2022年度10月のまとめ

食事

食べたい子は自ら手を洗い椅子に座り順次食べている。

スプーンや手掴みで良く食べており、好きな物はおかわりをよくしている。先月と同じく野菜が苦手な子が多い。だが、給食と一緒にくる野菜を見たり触ったり匂いをかいだりする事で少しずつ興味を示し、一口だけでも食べてみようとする姿が見られる。味が分かるとそのまま食べ続ける子もいる。これからも無理のないよう一人ひとりのペースに合わせながら楽しい雰囲気の中で食事をしていく。また、絵本などを通して、野菜などにも興味を持てるようにしていく。

睡眠

体力向上と共に遊びたい気持ちも一層出てきて、入眠する時間が遅くなってきた。

好きな玩具を持って、自分の布団に入る子が多い。安眠出来る音楽を聴きながら保育者にトントンされ、落ち着いて入眠している。

また、眠りも深くなってきているが、季節の変わり目からか咳で目覚めが早くなる事が続く子も見られた。今後も様子を見ながら場所を変えて落ち着いて過ごせるようにする。

排泄

遊びの方が楽しく、誘っても渋る子が増えてきた。無理強いはせず見守っていると、自分からトイレに行く子がいたり、「オムツ替えようか」と保育者に声をかけられると、うんと頷く姿が見られたりする。全体的にオムツやズボンの着脱に積極的に取り組む姿が増えてきた。排尿の有無に関わらず、便座に座り満足する子もいるので、その気持ちを受けとめて寄り添っている。引き続き気付けたこと、伝えられた事等褒めていき、トイレトレーニングに繋がるようにしていく。

健康

秋が深まり長袖を着て過ごす子が増えた。暖かい日にはまだ虫に刺されることがあるので、その都度対応していく。咳鼻水に加えて、目やにが出る子どもが増えてきた。体調不良での欠席後や、受診してからの登園の際には保護者との情報共有をしっかり行っていく。

手を洗う際石鹸を付けすぐに水で流してしまう子もいる為保育者も一緒に洗ったり、手を添えたりしながら洗うようにしていく。

身体発達

散歩の際に、「歩きたい」という子が更に増えてきた。高月齢児は手を繋ぎたい相手に「いっしょにつなごう」と手を差し出して誘う姿が見られる。手を離そうとする事もある為、「お手々繫いで行こうね」と話をその都度している。低月齢児も体力向上に伴い足取りも安定してきている。身体操作が巧みになってきて、階段上りでは手すりを掴んで登るのも安定し、ボールプールの出入りも足を跨がせるようになってきた。公園で追いかけっこをしたり、段の上り下りを楽しんだりする姿も増えている。

情緒

自己主張がより一層強くなってきた。思いの通らないことや嫌な出来事があると大きい声や手が出たり泣いたりする姿がある。保育者とのスキンシップで落ち着き、気持ちに寄り添ってその子に応じた言葉がけをしていきたい。友だちへの興味もたくさん出て来ており、友だちの遊びや玩具が気になり取り合いも増えているが、「かして」と言えるようにもなってきている。玩具の数やいろいろな遊びのコーナーを工夫することで、子どもが満足し、落ち着き、安心して過ごせるようにしていきたい。

言葉

高月齢児は見立て・つもり遊びやごっこ遊びの中で友だちと会話を楽しむ姿が少しずつ見られるようになってきている。低月齢児も発語が豊かになってきている。真似っこも随分楽しめるようになってきて、オウム返しをしている。今後も、その時の子どもの思いに寄り添いながら、言葉のやり取りを楽しんでいきたい。…

1歳あひる組2022年度9月のまとめ

食事

食事のスペースをオープンにした事で保育者がテーブルや椅子の準備を始めると、食べたい子は自ら手を洗い椅子に座り順次食べる。

スプーンや手掴みで良く食べる。野菜が苦手な子が多いが、給食と一緒にくる野菜を見たり触ったり匂いをかいだりする事で少しずつ興味を示し、一口だけでも食べてみようとする姿が見られ、味が分かるとそのまま食べ続ける子もいる。これからも無理のないよう一人ひとりのペースに合わせながら楽しい雰囲気の中で食事をしていく。

睡眠

食後、自分の布団を見付け嬉しそうに横になる子や、自分の布団に絵本やアンパンマンの人形を持ってきて、保育者にトントンさせながら安心して入眠する子など、一人ひとりが安心して心地よく眠れるような雰囲気づくりをしている。

また、早目に起床する子もいるので、様子を見ながら場所を変えて落ち着いて過ごせるようにする。

排泄

友だちがトイレへ行く姿を見て、イレに興味を持つ子もいる。一人ひとりの成長に合わせトイレへ誘ったり新しいオムツに取り替えたりしながら、気持ち良く過ごせるようにする。

また、排尿・排便の際指さしで教える子や自らオムツを持ってきて伝える子もいる。気付けたこと、伝えられたことを十分に褒めて、トレーニングに繋がるようにしていく。

健康

RSや発熱による欠席が多かった。朝晩や日によっての寒暖差もあるため、家庭と園での様子を伝え合いながら体調の変化に気を付けていく。

また、残暑が厳しい日はシャワーを浴びて気持ち良く過ごせるようにした。

手を洗う際石鹸を付けすぐに水で流してしまう子もいる為保育者も一緒に洗ったり、手を添えたりしながら洗うようにしていく。

身体発達

友だちや異年齢児・保育者と手をつなぎ散歩に出かける。手を離して歩こうとする時もある為、少人数ずつ出かけ手をつないで歩くことを楽しんでいる。

コンビカーの乗り方も大胆になり、スピードを出して乗ることもあるため、転倒しケガをしないよう声を掛けながら見守っていく。

情緒

自我が芽生え思い通りにいかないことや、嫌なことがあると怒ったり手が出たり泣いたりする姿がある。保育者とのスキンシップや友だちが頭を撫でてくれたりすることで落ち着く。

友だちの遊びや使っている物が気になり取り合いになることがあるが、保育者が仲立ちをしたり玩具の数に気を配ったりしながら友だちとの関わり方を伝えていく。

言葉

自分の思いを伝えようと喃語や片言・仕草で伝えようとしている。「〇〇ちゃん泣いてるね」「どうしたの?」と友だちへの関心も強くなってきている。言葉としては出ない子も頭を撫でたり顔を覗き込んだりして気持ちを表現している姿が見られるので、関わりを大切に見守るようにした。…

1歳あひる組2022年度8月のまとめ

食事

どの子も食べることが大好きで、保育者が給食準備をする姿を見て手を洗い始めたり椅子に座る子が多かった。まだ遊びたい子は満足するまで遊び、自分で遊びの区切りをつけてから食事をしていた。高月齢児は、苦手な野菜など友だちが食べる姿を見て食べようとしていた。一口食べて「美味しいね」と美味しさが分かるとおかわりをするする子も増えてきた。

低月齢児は、手づかみが主だがスプーンにも興味を持ち交互に使って、意欲的に食べていた。友だちと一緒に楽しい雰囲気の中で食事をしている。一人一人の食べ具合を見ながら、丁寧な介助をしていきたい。咀嚼が少ない子には傍で「かみかみ」と身振りで伝えていった。少しずつ咀嚼回数が増えてきている。

睡眠

夏の疲れや水遊びなどで、食事中に眠たくなる子や自分から布団に横になって体を休めていた。

生活リズムも整い、眠たくなると泣いていた子やおんぶしたいと言っていた子も、安心して入眠することができるようになった。

また、寝付くまでは、絵本を見たり保育者や友だちとお話ししながら笑い合ったりしながら、ゆったりした時間を過ごしていた。

排泄

部屋にトイレがあることに興味を持つ子が増える。友だちがトイレに行くと、その姿を見てズボンやオムツを自分で脱ぎだし行こうとする様子が見られるようになってきた。トイレで出なくても便座に座わって満足していた。

トイレで成功した子は、「おしっこでたね!」と嬉しそうにし、保育者に褒められると喜んでいた。

個人差が大きいので、無理なくトイレットトレーニングを進めていく。また、個々に応じて排尿間隔やタイミングを把握していくようにしていきたい。

健康

体調を崩す子が多かったり熱中症警戒アラートが出ていたりした。外に出られない時は、ホールなど広いスペースで運動遊びをしながら体を動せるように工夫をする。また、汗をかいた際は、シャワーでさっぱりし快適に過ごせるようにすると同時にあせもなどの肌トラブルの予防に努めた。

熱中症に注意しこまめな水分補給ができるように心掛けた。

鼻水が出ると「ハナ」と保育者に知らせティッシュで拭こうとする姿が見られるようになった。

水遊びなどで疲れた時は、十分に体が休まるようにゆったりした環境をつくるようにした。

身体発達

歩行が安定し、行動範囲も広がってきた。散歩では、「歩きたい」気持ちが芽生え、友だちや保育者と手を繋いで散歩を楽しめるようになってきた。順番に歩いたり距離を延ばしたりしながら、歩き散歩を楽しめるようにしていきたい。

水遊びではタライの水をバケツで汲んだり、シャベルですくったりしながら楽しんでいた。また、顔や頭に水がかっても泣かずに、全身で水遊びを楽しんでいた。また、氷や絵の具、片栗粉など、感触あそびも楽しむ。それぞれの素材の違いを味わっていた。ホールで平均台や滑り台などダイナミックな遊びや積み木を高く重ねたり、ブロックを横につなげたり静かな遊びを楽しんでいた。「アイスクリームだよ。おにぎり」と見立て遊びにも発展する。

情緒

登園時に泣いていた子も手を振って、お母さんやお父さんを見送る姿が見られた。保育者とスキンシップややり取りを楽しんだり、自分の思いを言葉や態度で表現したり受け止めてもらいながら、満足して過ごしている。高月齢児は友だちとの関わりも増えてきて、玩具や場所の取り合いが増えてきたので、お互いの思いを受けとめて仲立ちをしている。低月齢児は友だちへの興味を示すようになり、友だちのしている遊びの輪に加わろうとする姿が出てきた。また、何でも「やりたい」気持ちが芽生えてきて、保育者もその気持ちを尊重し温かく見守りながら応える。自己主張がはっきりし思い通りにいかない時は、泣く、拒否するなど、感情的になる時期でもあるため、情緒の安定を図る。

言葉

高月齢は、簡単な言葉や動作のやり取りができ、「すごい」と思ったことや感じたことを言葉で表現する。友だちや保育者が共感することで喜んでいた。

絵本など言葉の繰り返しのある絵本を通して、言葉を覚えたり、真実でない出来事を本当のよう伝えたりする(見たこと、想像したこと)。

低月齢は、簡単な言葉掛けや指示がわかるようになると、楽しさを声に出したり、思いを通そうと力強い声で訴えたり、身振りや手振りで思いを表現していた。また、発語も盛んになり覚えた言葉を繰り返し楽しむ姿が見られるようになる。…