1歳あひる組月のまとめバックナンバー

1歳あひる組2022年度4月のまとめ

食事

進級園児は、好きな食べ物をよく食べて、おかわりも多くしていた。新入園児は、食べることに意欲的な姿が見られる。スプーンを使う子もいたが、手づかみで食べる子もいた。必要に応じて介助しながら食べる楽しさを味わえるように心掛けていく。

空腹を感じ、落ち着いた雰囲気の中で食事ができるようにしていく。

睡眠

進級園児は、保育者に寝かしつけてもらい安心して入眠する。

新入園児は、まだ睡眠のリズムが安定していないこともあり、活動中に入眠する子もいた。おんぶや布団で安心して入眠する姿が見られる。睡眠時間に個人差はあるが、気持ちよく目覚められるように環境を整えていく。

排泄

自分の手足を使って脱ぎ履きできるように援助し、保育者と一緒にズボンを履きながら自分で出来たという自信が持てるように言葉がけをしている。また、一人ひとり丁寧に言葉かけをし、自分でズボンの上げ下ろしをするなどの意欲が芽生えるように働きかけていく。

健康

新しい環境や季節の変わり目で、鼻水や咳が出ている子が多かったが、全体的に元気に過ごしている。新入園児は、環境の変化による疲れもあると思うので体調の変化に気を付けていく。室内室外問わず水分補給をこまめに行い配慮した。一人ひとりの健康状態や天候を把握しながら快適に過ごせるようにしていく。

身体発達

歩きたい気持ちもあり、保育者と手を繋いで歩くことを楽しむ。しゃがんだり飛び跳ねたりしながら、身体を動かす楽しさを感じて遊んでいる。ハイハイや伝い歩きをしている子も、立ち上がり視野が広がることを喜んでいる。天気の良い日は積極的に戸外へ行き、身体をたくさん動かす活動をしていく。室内でもホールや廊下を使って、楽しく身体を動かせるようにしていく。

情緒面

進級園児は、新しい環境に不安を感じ、特定の保育者から離れないことがあった。遊びから他の保育者と関わりを持つことで、笑顔も多く見られるようになった。新入園児は、初めての環境に泣くが、抱っこやおんぶで寄り添うことで、安心して遊ぶ姿が見られるようになった。

言葉

名前を呼ばれたことに反応し、笑顔を見せている。

中には、友だちの名前を言ってみたり、保育者の言葉を真似したりしながら、言葉のやり取りを楽しんでいた。また、自分の思いを声に出し保育者へ伝えようとする姿が見られた。

一人ひとりの子どもたちの思いを受け止めながら、保育者が言葉を代弁し丁寧に関わっていく。…

1歳あひる組2021年度3月のまとめ

食事

好き嫌いなどメニューによって残していたが、苦手な物を食べる友だちの姿を見て「○○も~見ててね!」と意欲的に食べようとし、保育者に褒めてもらい喜んでいた。高月齢児の子は、スプーンやフォークを上手に使いほとんど最後まで食べることができていた。また、「いただきます」「ごちそうさま」と挨拶する子も見られたため、習慣になっていけたらと思う。

窓の外に向けて座ってみたり、ちゃぶ台でおやつを食べたりしながら、楽しい雰囲気づくりも引き続き行っていく。

睡眠

体力がつき寝つきが悪い子もいたが、午睡の静かな雰囲気づくりをすることで、絵本を見るなど一人静かに遊びながら、眠くなると布団に寝そべっていた。抱っこやおんぶを求めた時は、気持ちを受け止めてもらうと安心して眠っていた。

一定時間十分に眠れると機嫌よく目覚めていた。うつ伏せ寝になりやすい子は、横向きや仰向けにしこまめに態勢を変えていく。

排泄

進級先の2階のトイレに誘うとやる気を出し、積極的に便座に座っていた。

おむつが汚れていても気にしない子もいるが、その都度「汚れているから替えようね」と言葉を聞いて自分でおむつを出していた。個人差はあるが、出ることを保育者に知らせ少しの間我慢もできる子もいる。排尿間隔を把握し、布パンツに移行できるように様子を見ながら無理なく進めていく。

健康

感染症の流行で休園することも多く、子どもたちの体調の変化に気をつけながら、こまめな触診や視診をしていく。また、手洗いや玩具、身の回りの消毒を徹底する。

食事中の席は、飛沫予防のために席を離したり対面しないようにしたりと工夫する。

換気をこまめにし室温や湿度を気を付けながら、快適に過ごせるようにする。

身体発達

休園期間中は、園庭やテラスで鬼ごっこやかくれんぼ、ストライダーをして活発に体を動かしていた。また、散歩では手をつないで寄り道しながらも歩くことを楽しんでいた。

巧技台から両足ジャンプや階段上りのように足を交互に使う。ボールを転がすことから上投げ、下投げをして楽しんでいた。製作では、手先を使ってひな人形や鬼の顔に目や鼻を貼る。顔のパーツがどこの位置にあるか理解していた。パズルも好んで楽しんでいた。

情緒面

休園から久しぶりに登園し泣いてしまう子もいたが、すぐに気持ちを切り替えて遊び始めていた。また、気に入った友だちと一緒に同じ遊びを共有することを喜んだり、保育者や年上の友だちの行動を真似したり、追いかけっこやかくれんぼなど遊びを教えてもらい楽しんでいた。年上の友だちから優しくしてもらうことを喜び、自分より小さい子には玩具を貸してあげたりお世話をしようとしたりと心面も成長したと感じた。

自己主張もはっきりし言葉や仕草・態度で表現する。自分の思う通りにいかず泣いたり、怒ってトラブルになることもあるが、その子その子に理由があることを理解し、気持ちを受けとめていくことで、気持ちの切り替えるきっかけになっていた。

言葉

低月齢児も一語文、二語文を話すようになり、はっきりと聞き取れる言葉も増えた。語彙が全体的に増え、それに伴い友だちとのごっこ遊びも何人かでのやり取りが見られる。

自分の名前や保育者の名前もよく呼ぶようになり、やりたいことや嫌な事を簡単な言葉で表している。

高月齢児は、経験した出来事や想像したことを言葉にして、本当にあったかのように話して会話を楽しんでいた。

好きな絵本を繰り返し読んだり、気に入った歌を機嫌よく歌ったりする姿が見られた。…

1歳あひる組2021年度2月のまとめ

食事

休園期間が続いていたため、友だちと距離を取って食べることもあった。食具を使って意欲的に好きな物から食べている。使いこなせる喜びからかお茶もスプーンで飲むことがある。主菜を食べようとしない時はご飯と混ぜることで食べる。保育者の食材紹介には「ここだよ」と積極的に答え、料理の中の食材を触ってみて興味を持ち始めている為、食育の活動も行っていきたい。

睡眠

子どもによっておんぶや抱っこで眠る子もいるため気持ちや状況に応じながら心地よく眠れるようにしている。

少人数で保育者がそばについている事が多かった。来月からは人数も増えるため、眠りやすい環境を考え整えながら状況に応じて援助していきたい。

排泄

寝起きにオムツが濡れていない子はトイレに行き成功する。保育者に見守られ、褒められることで笑顔が見られる。タイミングを見ながら夕方も誘っている。座るだけの子も気持ちを大切にし、満足してトイレに慣れるようにする。

健康

休園で全員揃うことがなかったが、登園していた子たちは特に熱などもなく元気に過ごす。

午睡時に乾燥で咳がでたり、頬が赤くなったりする。また手足なども乾燥で掻いている子もいるため、こまめにワセリンを塗り保湿に気を付けている。

身体発達

体の使い方がうまくなり、巧技台やマットの階段、滑り台等で全身運動を楽しむ。

ダンスでも様々なポーズをとって楽しんでいる。

散歩では高月齢児は遠くの公園まで散歩に行く事が出来た。低月齢児は歩くことに抵抗がある子もいるが、手を繋いで近くの公園にいき、走ったり散策遊びをしたりしている。回数を重ねていき、友だちと歩く楽しさを感じられるようにする。

情緒面

休みが重なった後も機嫌が悪い子は少なく、少人数で穏やかに過ごしていた。遊びの際、今までトラブルになっていたことも譲り合う姿がみられ、人数が少ないことでの居心地の良さや、遊びやすさを感じていた。多くなっても保育者とのスキンシップをとりながら安心できる雰囲気づくりをする。

言葉

低月齢児も一語文、二語文を話すようになり、はっきりと聞き取れる言葉も増えた。語彙が全体的に増え、それに伴い友だちとのごっこ遊びも何人かでのやり取りが見られる。

自分の名前や保育者の名前もよく呼ぶようになり、やりたいことや嫌な事を簡単な言葉で表している。紙芝居や絵本の問いかけにも積極的に答える。…

1歳あひる組2021年度1月のまとめ

食事

朝おやつに限らず、「いらない」と主張する姿が増え、個々の気持ちを尊重するようにしている。介助を嫌がり自分で食べようとする姿も増えたので、見守りながら食事を楽しめるようにしている。

野菜が苦手な子も、実際の食材を手に取り匂いや感触を確かめることで、メニューに興味や関心を持っていた。また、友だちが食べる姿に影響され「○○も食べてみる」と自ら口に入れて食べようとする姿が多く見られるようになる。

まだまだ手づかみ食べの子もいるが、スプーンやフォークを交互に使って意欲的に食べている。

睡眠

年末年始明けでは、生活リズムが乱れ午睡ができず夕方に寝ぐずりすることがあった。無理なく少しずつ生活リズムを整えていくようにした。

体力も付き布団に入ってもすぐに寝付けない子がいるが、一人一人のリズムに合わせて、保育者が側について安心して入眠できるようにしている。また、うつぶせの体位癖のある子には十分注意し、体位を仰向けに直すよう引き続き気をつけていく。室温・湿度に気をつけ、心地よい眠りが取れるようにした。

排泄

個々の排尿間隔を知り、おむつ交換やトイレトレーニングを行っていく。尿意を知らせてトイレで排泄できた時には、一緒に喜び褒めることで意欲に繋げていくようにしている。ズボンなどの簡単な着脱はほとんどの子ができる(必要に応じて援助しながらやる気を認めていくようにしている)

意欲的な姿を認めつつ無理なく進めていけるようにしていく。

健康

咳や鼻水、発熱など体調を崩す子が多く見られた。体調の変化に気をつけ、触診や検温をこまめに行なって配慮している。また、感染症が流行る時期でもあるため、手洗いの徹底や換気、消毒をし対応に努めている。

鼻水が出ると「出たよ」と保育者に教えててくれる子や保育者から「鼻水出たからきれいにしようね」との言葉で気付き、拭いてもらって気持ちよく過ごせるようにした。頬や手がカサカサしている時は、保湿クリーム(ワセリン)を湿布し、肌のケアに努めていく。引き続き、健康面に留意していきたい。

身体発達

登る下りる、両足でジャンプするなど全身を使った遊びを楽しんでいた。また、パズルなどにも興味を持ち友だちと一緒にパーツをはめることができるようになる。粘土をちぎったり丸めたり指先を使った遊びも楽しんでいた。

平均台や巧技台を活用し、バランス感覚の必要な遊びを行った。全く怖がらず行おうとする子や、保育者と手をつないでスタートする子など様々である。徐々にバランス感覚が養われ、スムーズに渡っていけるようになってきている。登る下りる、両足でジャンプするなど全身を使った遊びを楽しんでいた。また、パズルなどにも興味を持ち友だちと一緒にパーツをはめることができるようになる。粘土をちぎったり丸めたり指先を使った遊びも楽しんでいた。引き続き、室内でも体を十分に動かせる遊びを工夫して、楽しんで過ごしていきたい。

情緒

自分の思いが通じず、怒ったり泣いたりと気持ちの葛藤が見られる。その都度、気持ちに寄り添い満足して過ごせるようにしている。

友だち同士で共通の遊びを楽しめるようになった反面、強引に遊びの輪の中に入りトラブルになる。邪魔されたくない気持ちだったり、一人で遊びたかったりとそれぞれの気持ちを受けとめながら仲立ちし、双方の遊びを保障できるようにする。

言葉

いろんな言葉に興味を示し、友だちや保育者の言葉を真似して楽しんでいた。また、言葉の理解がができるようになり、自分の思いや出来事を言葉で伝えようとする姿も増えてきた。

気持ちが上手く言葉にできない時は、気持ちを代弁しながら言葉が引き出せるように関わっていく。

引き続き、日々の生活の中や遊びを通して言葉のやり取りを楽しみ、温かく見守っていく。また、言葉で伝えようとしている時は、丁寧に応答しながら関わりを大切にする。…

1歳あひる組2021年度12月のまとめ

食事

戸外や室内で体を良く動かし遊ぶことでお腹が空くようで、給食を心待ちにしている子が多い。食事前や食事中に調理前の野菜に触れ、「次はあたし!!」「もっと触りたい」「匂いした!」と口々に言いながら嬉しそうにしている。「これに入っているよ」「食べてみよう!」等と言いながら、積極的に食べる姿もある。少しずつ食材に興味を持ってきている様子である。今後も栄養士と連携を取り、様々な食材に親しめるようにして行きたい。また、手づかみ食べが減り食具を使って食べるようになる。遊び食べをする子はまだいるものの全体的にはよく食べるようになる。食後に自分の口や手を拭く子が増えた。「きれいに出来たね」と十分に褒めながら仕上げをするようにしている。

睡眠

入眠前に「寝たくない!!」と全身で訴えたり、興奮してなかなか眠る気分にならない子が多くなる。自己主張が強い時期なので、主張を受けとめながらスキンシップを取ったり個々で時間をずらしたりしながら、気持ちよく安心して入眠が出来るようにしていく。落ち着くと、好きな本を持って来て読んでもらったり、好きなぬいぐるみを抱っこしながら安心して入眠している。睡眠時間は安定しある程度の一定した時間は入眠している。

排泄

トイレに興味を持つ子が多く、「トイレ!」と言い、便座に座る経験が出来ている。便座で排尿が見られたら、「ママに言う!」と出たことを喜びに感じる様子が見られる。また、オムツに排尿が出たら「ちっち!」「うんち!」と言ったりオムツを手で触り合図で保育者に伝える子が多くなる。排尿間隔も広くなってきた。今後も個々の膀胱の発達や意欲の合わせ、家庭と連携を取りながらトイレトレーニングを進めて行きたい。

健康

鼻水や咳が出ている子が多かったが、目立った感染症もなく元気に過ごしている。鼻水が出た際は保育者の持っているティッシュを取りに行き自分で拭こうとする姿もある。今後も戸外の気温や天気に気をつけながら、戸外遊びの調節していく。

身体発達

散歩では歩き散歩を好む子が多くなる。友だちや保育者と手を繋いで、しっかりとした足取りで歩くようになる。公園では走り回ったり段差に登ったりして体を動かしている。バランス力がついてきたと感じる。室内では、滑り台や巧技台で遊んでいる。階段上りも喜び足腰使った遊びを十分に楽しんでいる。

情緒

自己主張がさらに強くなり、自分の気持ちを全力で現すことが出来ている。嫌なものは嫌!これがしたい!と言葉や仕草で伝えている。保育者に受け止めてもらい、上手く切り替えながら、保育者と安定した関係に中で喜怒哀楽を表現し受けとめてもらいながら、安心して過ごしている。

言葉

言葉の数が増え、長い文章もよく話すようになる。友だちと「次は〇〇しよう!」「これは〇〇じゃない?」「いっしょに遊ぼう!」などと会話を十分に楽しんでいる。保育者の話す言葉を良く聞いて真似して話す子が多い。今まで、喃語だった子たちも、少しずつ言葉が出てきている。自分の気持ちや、経験を様々な言葉で懸命に伝えようとする。言葉が出てきたこともあり、手遊びや歌もはっきりとした言葉で、よく歌うようになる。…

1歳あひる組2021年度11月のまとめ

食事

食事前の手洗いを「お手々、綺麗にしよう」「そうだねー」と子どもたち自身が進んで行う姿が見られた。好き嫌いがはっきりしている。好きな物は何度もおかわりをして沢山食べている。苦手な物は食べないことはあるが、「先生、見ててね」と言い食べるところを見せている。保育者が褒めると何度も「見ててね」と言い完食する子も見られる。また、使われている食材を見たり触れたりした後に食べることもある。引き続き、落ち着いた雰囲気の中で食事が楽しいと感じられるようにしていく。

睡眠

先月と同じく体力向上と共に遊びたい気持ちも一層出て、入眠がゆっくりになっている。保育者に絵本を読んでもらったり、トントンされたりして入眠している。寒くなってきたからか、起きた後も布団でゴロゴロして過ごす姿も見られる。引き続き、ゆったりとした雰囲気の中で入眠出来るようにしていく。

排泄

遊びの方が楽しく、トイレに行くことを嫌がることがあるが、「オシッコ」「トイレ行く」と自分から進んでトイレに行く姿も多く見られる。排尿の有無に関わらず、便器に座ることで「出来たー」と笑顔で言ったり、満足そうな表情をしたりする子も多く見られるので、その気持ちを受けとめて寄り添い自信に繋げていけるよう今後も働きかけていく。

健康

寒い日が続くようになったので、戸外では上着を着てから行くようになった。咳鼻水・目やににが出ているだけでなく、便がゆるい子が増えてきた。体調不良での欠席後や、受診してからの登園の際には保護者との情報共有をしっかり行っていく。

身体発達

園と公園との往復共に歩ける子どもも増えた。歩くのに疲れると座り込んだり、抱っこを求めたりする姿も少なくなってきた。異年齢の子たちとも笑顔で手を繋ぎ歩く。ボールを相手に投げる、キックし追いかけるという動きも楽しみ遊ぶ。身体操作が巧みになってきて、階段上りでは手すりを掴んで登るのも安定し、中には階段を下りるのも安定している子たちがいる。公園では追いかけっこをしたり、段の上り下りを楽しむ姿も増えている。

情緒

先月と同じく自己主張がより一層強くなってきた。思いの通らないことや嫌な出来事があると大きい声や手が出たり泣いたりする姿がある。保育者とのスキンシップで落ち着き、気持ちに寄り添ってその子に応じた言葉がけを今後もしていく。友だちへの興味もたくさん出て来ており、友だちの遊びや玩具が気になり取り合いも増えているが、「かして」と言えるようにもなってきている。玩具の数やいろいろな遊びのコーナーを工夫することで、子どもたち同士で遊びを作り交流している姿が多く見られるようになった。今後も子どもたちが満足し、落ち着き、安心して過ごせるようにしていきたい。また、子どもの遊びを見守るのをより一層行っていく。

言葉

高月齢の子たちは「○○ちゃん、遊ぼう」「○○君と遊びたい」と子どもたち同士での言葉を交わして交流している。また、ごっこ遊びや見立て遊びを通して会話を行っており、言葉のやり取りをしながら、遊びを子どもたち同士で深めている。低月齢児も発語が豊かになってきて、二語文も出てきており、保育者や友だちとの言葉のやり取りを楽しむ姿が多く見られる。今後も生活の中で言葉のやり取りを楽しめるように働きかけていく。…

1歳あひる組2021年度10月のまとめ

食事

食前の手洗いや、保育者の手遊びも楽しみにする姿が見られる。食欲旺盛で、内容によってはおかわりが足りなくなる程よく食べている。好き嫌いが一層強くなり苦手なものは拒否することもあるが、保育者に「みててね!」と呼び掛けて食べる姿も見られる。満足すると自分でエプロンを外してごちそうさまをしている。引き続き、落ち着いた雰囲気の中で食事が楽しいと感じられるように努めていく。

睡眠

体力向上と共に遊びたい気持ちも一層出てきて、入眠がゆっくりになってきた。保育者に絵本を読んでもらったり、側について身体をさすってもらったり、子守唄を歌ってもらったりして、ゆったりとした雰囲気の中で入眠している。過ごしやすい気候も手伝い、眠りも深くなってきているが、咳で目覚めが早くなる事が続く子も見られた。

排泄

遊びの方が楽しく、誘っても渋る子が増えてきた。無理強いはせず見守っていると、自分からトイレに来たり、「オムツ替えようか」と保育者に声をかけられると、うんと頷く姿が見られる。全体的にオムツやズボンの着脱に積極的に取り組む姿が増えてきた。排尿の有無に関わらず、便座に座り満足する子もいるので、その気持ちを受けとめて寄り添っている。引き続き気付けたこと、伝えられた事等褒めていき、トイレトレーニングに繋がるようにしていく。

健康

秋が深まり長袖を着て過ごす子が増えた。暖かい日に虫刺されがまだ見られるので、その都度対応していく。咳鼻水に加えて、目やにが出る子どもが増えてきた。体調不良での欠席後や、受診してからの登園の際には保護者との情報共有をしっかり行っていく。

身体発達

散歩の際に、「歩きたい」という子が更に増えてきた。高月齢児は手を繋ぎたい相手に「いっしょにつなごう」と手を差し出して誘い、思いが叶うと微笑み合う姿が見られる。手を離そうにする事もある為、「お手々繫いで行こうね」と話をその都度している。低月齢児も体力向上に伴い足取りも安定してきて、喜んで歩く姿が増えてきた。園と公園との往復共に歩ける子どもも増えてきたが、歩くのに疲れると座り込んだり、抱っこを求めるので気持ちを受けとめている。ボールを相手に投げる、キックし追いかけるという動きも楽しみ遊ぶ。身体操作が巧みになってきて、階段上りでは手すりを掴んで登るのも安定し、ボールプールの出入りも足を跨がせるようになってきた。公園で追いかけっこをしたり、段の上り下りを楽しむ姿も増えている。

情緒

自己主張がより一層強くなってきた。思いの通らないことや嫌な出来事があると大きい声や手が出たり泣いたりする姿がある。保育者とのスキンシップで落ち着き、気持ちに寄り添ってその子に応じた言葉がけをしていきたい。友だちへの興味もたくさん出て来ており、友だちの遊びや玩具が気になり取り合いも増えているが、「かして」と言えるようにもなってきている。玩具の数やいろいろな遊びのコーナーを工夫することで、子どもが満足し、落ち着き、安心して過ごせるようにしていきたい。

言葉

高月齢児は見立て・つもり遊びやごっこ遊びの中で友だちと会話を楽しむ姿が少しづつ見られるようになってきている。低月齢児も発語が豊かになってきて、二語文も出てきている。真似っこも随分楽しめるようになってきて、オウム返しをしたり、好きな手遊びや歌は、「もう1かい!」とリクエストして、何度も楽しんでいる。ブロックやピタゴラス、お絵描きなど自分の作った物を「〇〇みたい」と見立てて、保育者に伝えて喜んでいる。その時の子どもの思いに寄り添いながら、言葉のやり取りを楽しんでいきたい。…

1歳あひる組2021年度9月のまとめ

食事

食事を楽しみにしている姿が見られる。自分で食具を持ち食べる子がほとんどで、時折甘えたい時には保育者に食具を渡し食べさせてほしい意を伝えていた。副菜や汁ものの野菜の具を残しがちだが、友だちが食べているのをみて1口自ら食べる。また保育者の声掛けで「食べてみようかな」という気持ちになる事もあった。引き続き、落ち着いた雰囲気の中で食事が楽しいと感じられるように努めていく。

睡眠

体力がついてきて低月齢児も少しずつ眠くなる時間がゆっくりになっており、遊びたい気持ちも出てくる。保育者の側で横になると安心して眠るため気持ちを受けとめながらゆったりとした時間になるように雰囲気づくりをしていく。

特定の保育者と眠りたがっていた子もどの保育者でも眠れるようになった。その中で物や場所、人へのこだわりがある子もいるため、その子に応じた眠りやすい環境を整えていきたい。

排泄

トイレに行きたがる子が減った様子。「オムツ替えようか」と保育者に声をかけられると、自分で箱からもってくる姿がよく見られる。

排尿、排便の際オムツを指差し伝える子、「うんちでた」と言う子もいる。気付けたこと、伝えられた事等褒めていき、トイレトレーニングに繋がるようにしていく。間隔の長い子は気持ちを聞きながらトイレに誘っていく。

健康

9月に入ってから急に涼しい気温、汗ばむ気温に変動する事が増えた。子どもにより体温が違うため衣服の調整を心掛けた。来月の天候や気温を見て引き続き快適に過ごせるようにしていく。

蚊に刺される事もあったため、散歩前には虫よけスプレーを夏に引き続き行っている。この時期も公園の様子を見て配慮していく。

乾燥からか咳が目立つ子が増えてきている。午睡の際には気にかけ、体勢やSIDS確認を徹底していく。

身体発達

散歩の際に、以前よりも「歩きたい」という子が増えてきた。高月齢児は「この子と繋ぎたい」という気持ちも持ちながら、友だちと繋ぐ・保育者と繋ぐことをしながら少人数で歩いている。手を離しあるきたそうにする事もある為、安全のことも伝えながら声掛けをしていく。低月齢児も様子をみて高月齢児や保育者と手を繋いで歩くことを楽しんでいる。公園までの片道程度を歩き、歩くのに疲れると座り込む、抱っこを求める。歩き散歩の機会を設け、一緒に歩く楽しさを感じていく。

ボールを相手に投げる、キックし追いかけるという動きも楽しみ遊ぶ。幼児クラスを見て小さな縄跳びやタイヤの山にも興味を持っている子が多い。保育者の補助で安全の元たくさん室内でも園庭でも身体を動かしていく。

情緒

自我の芽生えが著しい。自分のしたいこと、やって欲しい事をそれぞれの方法で表現し、伝えている。思いの通らないことや嫌な出来事があると大きい声や手が出たり泣いたりする姿がある。保育者とのスキンシップで落ち着き、声掛けも耳に入るため、ゆっくりとその子に応じた言葉がけをしていきたい。友だちへの興味もたくさん出て来ており、友だちの遊びや玩具が気になり取り合いも増えている。「大丈夫?」と気づかう場面がみられるが、自己主張も出来ている。玩具の数やいろいろな遊びのコーナーを工夫することで、子どもが満足し、落ち着き、安心して過ごせるようにしていきたい。

言葉

低月齢児は自分なりの言葉で友だちや保育者に話しかけている。また言葉がだんだんと出て来ており、はっきりとした一語文を話す子も増えてきた。保育者の真似をして語尾だけ言ってみている。高月齢児ははっきりとした言葉で保育者に問いかけたり、問いかけに応えたりする。簡単な言葉遊びも楽しむ。保育者の言葉の意味も理解して反応している。

丁寧な言葉遣いを心がけ、子どもの気持ちを代弁しながら言葉での伝い合いに繋げていく。…

1歳あひる組2021年度8月のまとめ

食事

どの子も食べることが大好きで、保育者が給食準備をする姿を見て、手を洗い始める子が多かった。まだ、遊びたい子は満足するまで遊び、自分で遊びの区切りをつけてから食事をしていた。

高月齢児は、苦手な野菜など友だちが食べる姿を見て食べようとしていた。一口食べて「美味しいね」と美味しさが分かるとおかわりをするする子も増えてきた。

低月齢児は、手づかみが主だがスプーンにも興味を持ち交互に使って、意欲的に食べていた。また遊び食べの子もいるが、ある程度して満足すると、自分でエプロンを外して「ごちそうさま」をしていた。友だちと一緒に楽しい雰囲気の中で食事をしている。一人一人の食べ具合を見ながら、丁寧な介助をしていきたい。

睡眠

夏の疲れや水遊びなどで、食事中に眠たくなる子や自分から布団に横になって体を休めていた。

生活リズムも整い、眠たくなると泣いていた子やおんぶしたいと言っていた子も、安心して入眠することができるようになった。

また、寝付くまでは、絵本を見たり保育者や友だちとお話ししながら笑い合ったりしながら、ゆったりした時間を過ごしていた。

排泄

部屋にトイレがあることに興味を持つ子が増える。友だちがトイレに行くと、その姿を見てズボンやオムツを自分で脱ぎだし行こうとする様子が見られるようになってきた。トイレで出なくても便座に座わって満足していた。

トイレで成功した子は、「おしっこでたね!」と嬉しそうにし、保育者に褒められると喜んでいた。

個人差が多いので、無理なく進めながらトイレットトレーニングを進めていく。また、個々に応じて排尿間隔やタイミングを把握していくようにしていきたい。

健康

体調を崩す子や天候がイマイチで(熱中症アラートなど)、外に出られない時は、ホールなど広いスペースで運動遊びや階段上りを楽しみながら体を動せるように工夫をする。また、汗をかいた際は、シャワーでさっぱりし快適に過ごせるようにすると同時にあせもなどの肌トラブルの予防に努めた。

熱中症に注意しこまめな水分補給ができるように心掛けた。

鼻水が出ると「ハナ出たよ」と保育者に知らせティッシュで拭こうとする姿が見られるようになった。

水遊びなどで疲れた時は、十分に体が休まるようにゆったりした環境をつくるようにした。

身体発達

歩行が安定し、行動範囲も広がってきた。散歩では、「歩きたい」気持ちが芽生え、友だちや保育者と手を繋いで散歩を楽しめるようになってきた。来月も順番に歩いたり距離を延ばしたりしながら、歩き散歩を楽しめるようにしていきたい。

水遊びではタライの水をバケツで汲んだり、シャベルですくったりしながら楽しんでいた。また、顔や頭に水がかっても泣かずに、全身で水遊びを楽しんでいた。また、氷や絵の具、片栗粉、スライムなど、感触あそびも楽しむ。それぞれの素材の違いを味わっていた。また、階段上りも人気で3階まで到着するまで上り下りを繰り返していた。ホールで平均台や滑り台などダイナミックな遊びや積み木を高く重ねたり、ブロックを横につなげたり静かな遊びを楽しんでいた。「アイスクリームだよ。おにぎり」と見立て遊びにも発展する。

情緒

登園時に泣いていた子も今では「いってらっしゃい」と手を振って、お母さんやお父さんを見送る姿が見られた。保育者とスキンシップややり取りを楽しんだり、自分の思いを言葉や態度で表現したり受け止めてもらいながら、満足して過ごしている。高月齢児は友だちとの関わりも増えてきて、玩具や場所の取り合いが増えてきたので、お互いの思いを受けとめて仲立ちをしている。低月齢児は友だちへの興味を示すようになり、友だちのしている遊びの輪に加わろうとする姿が出てきた。また、何でも「やりたい」気持ちが芽生えてきて、保育者もその気持ちを尊重し温かく見守りながら応える。自己主張がはっきりし思い通りにいかない時は、泣く、拒否するなど、感情的になる時期でもあるため、情緒の安定を図る。

言葉

高月齢は、簡単な言葉や動作のやり取りができ、「すごい」と思ったことや感じたことを言葉で表現する。友だちや保育者が共感することで喜んでいた。

絵本など言葉の繰り返しのある絵本を通して、言葉を覚えたり、真実でない出来事を本当のよう伝えたりする(見たこと、想像したこと)。

低月齢は、簡単な言葉掛けや指示がわかるようになると、楽しさを声に出したり、思いを通そう力強い声で訴えたり、身振りや手振りで思いを表現していた。また、発語も盛んになり覚えた言葉を繰り返し楽しむ姿が見られるようになる。…

1歳あひる組2021年度7月のまとめ

食事

手掴みと、食具を併用して意欲的に食べている。食具の扱いが難しい時は、「やって!」と言って保育者に差し出し、手伝って欲しい意思表明をする。おかわりをテーブルごとに用意して保育者が腰を据えて立ち歩かずすぐにおかわりをあげることで、より落ち着いた雰囲気の中で食事を出来ている。

睡眠

保育者が側にいると落ち着いて自分で入眠したり、絵本を自分の布団に持って来て保育者に読んでもらってから、自分のタイミングで入眠したり出来るようになってきた。水遊びが始まり、心地よい疲れを感じる様で午睡時間が全体的に長くなってきた。その日の体力や気分に合わせ、子ども一人ひとりが安心できる午睡の仕方を考え関わっていく。

排泄

尿間隔が長い子が数人いる。尿意便意の他に、トイレそのものに興味を持ち行きたいと意思表示をする子も見られる。排尿が無くても、トイレに行きたい気持ちを伝えられた事を認めたり十分に褒めたりして自信に繋げている。オムツ替えをこまめに行い、濡れている不快感や換えた時の清潔感を感じられるようにする。

健康

7月前半はRSウイルスが流行して咳や熱の子が増え、後半も急な高熱による病欠が多かった。玩具や室内の清掃や消毒を一層徹底した。登降園時に保護者と体調についての情報共有を密に行った。体調に合わせて遊ぶ場所や活動内容を変えるなど工夫した。着脱への意欲が全体的に高まり、低月齢児も自分でズボンを履いてみようとするようになってきた。自分でやりたい気持ちをを受けとめさりげなく援助をしながら出来た喜びに共感し、次への意欲に繋げていく。

身体発達

全体的に散歩の際に「歩きたい」主張をする子が増えてきて、目的地まで保育者と手を繋ぎよく歩いている。低月齢児も体調や機嫌を見ながら歩く機会を作ると、喜んでいる。階段上りは速度が速い子が後から来る子に向かって「おーい!」と呼びかける姿が見られるようになってきた。バランスストーンの道の上を歩いたり、飛び石の昇り降りも楽しめるようになってきた。感触遊びで氷や寒天も取り入れると、興味を示して触ったり、茶碗に入れて混ぜたりして楽しむ。

情緒

保育者との関わりが一層深まり、自分の思いをより強く表すようになってきた。高月齢児は友だちとの関わりも増えてきて、玩具や場所の取り合いが増えてきたので、お互いの思いを受けとめて仲立ちをしている。低月齢児は友だちへの興味を示すようになり、友だちのしている遊びの輪に加わろうとする姿が出てきた。

言葉

表情や行動に加えて、言葉でも自分の気持ちを表現している。低月齢児は一語文の発語が増えてきている。高月齢児は「○○ちゃん来たね」など、二語文を話す子が増えてきた。友だちの登降園時に「おはよう」「バイバイ」と話しかけている。絵本は挿絵を指差して保育者に伝えたり、文章を覚えて真似して呟いたりして楽しんでいる。気に入った絵本は、「もう一回!」と何度も要求して楽しんでいる。

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