0歳ちゅーりっぷ組月のまとめバックナンバー

0歳ちゅーりっぷ組2022年度5月のまとめ

食事

給食が配膳されると指さしをしたり、喃語を発したりして食事を楽しみにする様子が見られる。発達に合わせて、手掴みや保育者の介助でよく食べる。咀嚼の様子など一人一人の様子に合わせ、「もぐもぐ、ごっくん」など声をかけて食べられるようにする。

睡眠

高月齢児は午睡のみとなり、一定時間眠る。一人一人の子どもの生活リズムを保証し、安心して睡眠がとれるように環境を整える。気温や温度に合わせて、快適な睡眠が取れるようにしていく。

排泄

スキンシップや歌をうたいながら、オムツ替えをする。歩行する子どもは、トイレに興味を持ち、声を掛けると進んでトイレへ行く姿も見られるようになる。汗をかきやすい季節になるので、オムツが汚れたら取り替えて、気持ち良く過ごす。

健康

気温差もあり、鼻水や咳の症状が続く子が多い。気温や日差しを考慮して、テラスや日陰で外気浴を楽しむ。水分補給をし、些細な変化を見逃さず、登降園時に保護者と一日の様子を伝え合い、一人一人が健康に過ごせるようにする。

身体発達

這い這いや伝い歩きで、玩具を取りに行ったり探索したりする。気に入った玩具に手を伸ばして指や手でしっかり握り、転がしたり、投げてみたり思い思いの方法で楽しむ。歩行の始まった子もいるので、転倒に気を付け、十分に動ける空間を作り安全な環境を作る。

情緒面

園での生活や担任に慣れ、安心した表情や笑顔を見せて過ごす。気に入った玩具に触れて一人遊びを楽しんだり、周りの子と一緒にハイハイや掴まり立ち、一人歩きをしたりして行動範囲を広げる。引き続き、生理的欲求を満たし一人一人の気持ちに寄り添い、安心して過ごせるようにしていく。

言葉

喃語を発して、自分の思いを伝えようとしたり、保育者とコミュニケーションをとろうとしたりする。「手を洗おうね」の保育者の言葉や行動を見て、水道に集まったり、「バイバイ」の声掛けに、手を振ったりする仕草を見せるようになる。要求や思いに丁寧に対応していくことで、喃語を育んでいく。…

0歳ちゅーりっぷ組2022年度4月のまとめ

食事

椅子に座り、食事をする。保育者がスプーンを近づけると、口を開けて咀嚼をする。家庭と連絡を取り合い、一人一人のペースで落ち着いて食事をしていけるようにする。

睡眠

一人一人の生活リズムに合わせて、睡眠をとる。安心して眠れる環境を整えたり、十分に眠れず目覚めたときは、やさしい歌声やスキンシップをとったりして再眠できるように関わる。

排泄

一人一人の様子に合わせて、オムツ替えをする。きれいになる心地よさが伝わるように「気持ちいいね」など声掛けをしたり、スキンシップを取ったりしながら丁寧に優しく関わっていく。

健康

風邪や気温の変化で、発熱や鼻水、咳の症状が見られる。気温の変化が大きい時期でもあるので、保護者と連携を取りながら、健康観察をこまめにしていく。

身体発達

つかまり立ちや腹這い、お座りをして玩具に触れて遊び、一人歩きや伝い歩きをして探索活動を楽しむ。天気の良い日は、バギーに乗って園庭を散歩したり、テラスで外気に触れたりして、心地良く過ごす。立ちたい、動きたい気持ちを大切にして、丁寧に関わっていく。

情緒面

新しい環境の中で、不安な表情を見せることもあったが、徐々に保育園生活に慣れて来て、名前を呼ぶと笑顔を見せるようになる。一対一での触れ合いを大切にしながら、一人一人の要求に丁寧に応えていくことで、関係を築いていく。

言葉

一人一人の表情や喃語などに丁寧に応えて、言葉にならない思いを受け止め、保育者が代弁しながらスキンシップを図っていくことで、表現しようという気持ちを育んでいく。…

0歳ちゅーりっぷ組2021年度3月のまとめ

食事

高月齢児は「おいしね」と友達同士で話し、食材を指差し「これなに?」と保育者に聞きながら食事を楽しむ。形状が大きくなったり舌触りに違和感を感じたりする物や見た目で判断してお皿を遠ざけることもある。低月齢児は、手掴み食べや時々スプーンを使って食べる。一人一人のペースに合わせて援助をしながら、満腹感が得られるように関わっていく。

睡眠

自分の好きな玩具や絵本を持ってきて、布団に入る。日中、体を動かして遊ぶと一定時間、身体を休める。寝ぐずりする子には、傍について体をさすったり、抱っこをしたりして心地よく眠れるようにする。

排泄

友達が便器に座っているのを見て、真似をして座る子が増える。おむつやズボンを広げると足を上げて履こうとする姿が見られる。おむつを触り、濡れたことを知らせる子もいるので、子どもからのサインを見逃さずに援助していく。

健康

下痢や嘔吐、胃腸炎で休む子が多い。体調の変化について保護者と連絡を取り合っていく。一人一人の体調に応じた遊びの提供をし、暖かい日は戸外で遊んだり散歩に行ったりして身体を動かす。室内換気や湿度を調整して感染予防に努める。

身体発達

高月齢児は長い距離をよく歩く。低月齢児は進級に向けて、立ち乗りバギーにバランスを取って乗る。1歳児が平均台をしているのを真似して、保育者と手を繋いで平均台を渡ったり、手の届く鉄棒にぶら下がる。一人一人の発達に合わせて、運動遊びを多く取り入れていく。

情緒面

友達との関わりが増え、同じ遊びをしたり、友達が持っている玩具が気になり、取り合いになることがある。同じ玩具を用意し、遊びを共有して楽しめるようにする。玩具の取り合いの時には、お互いの気持ちを代弁し、思いを受けとめながら関わり方を知らせていく。

言葉

高月齢児は、2語文や簡単な言葉で保育者に思いを伝える。低月齢児は、喃語で自分の気持ちを伝える。言葉のやりとりが楽しめるようにゆったりと関わる。子どもの欲求や気持ちを受けとめ、真似て発語ができるような言葉かけをしていく。…

0歳ちゅーりっぷ組2021年度2月のまとめ

食事

高月齢児は嗜好品も多くなり、好みも出てきている。好きな食事から食べるなど、食べる順番を選びスプーンや手掴みで食べる。低月齢児は、食材の感触を確かめながら手掴みを中心に意欲的に食べる。一人一人のペースを大切にして、一緒に楽しい雰囲気で食べられるよう声を掛けていく。

睡眠

布団を敷いて欲しいと仕草で伝え、嬉しそうに横になる子もいる。周りの様子を見たり、友達の声が聞こえたりすると気になり、入眠に時間がかかる事があるがぐっすり休む子が多くなる。遊びたい子と眠りたい子の場所を分け、一人一人の睡眠時間を確保し安心感と充実感が満たされるよう心地良い環境をつくる。

排泄

おむつがぬれたことを言葉や動作で知らせ、トイレに行き便座に座る子もいる。保育者がズボンを下げる手伝いをすると自分で脱ごうとする姿が見られる。排尿のサインを見逃さず、おむつを交換し、排尿間隔や興味に合わせ便器に座っていく。低月齢児は「気持ち悪いね。」という気持ちの伴った言葉と共におむつを交換し、濡れていた時とは異なる感覚を「さっぱりしたね」と言葉をかけ心地良さを繰り返し経験できるようにしていく。

健康

食前の手洗いが身についてきている。食後、手や口を自分で拭く姿も見られる。暖かい日は戸外で遊んだり散歩に行ったりして身体を動かす。感染症の予防や流行防止のため、玩具の消毒や室内環境への配慮(室温、湿度の管理、換気など)を引き続きこまめに行う。

身体発達

手遊びやダンス、歌遊びを真似することや、絵本の中の顔の表現を動作で表してやりとりを楽しむ。繰り返し表現遊びを楽しんでいく。指先も器用になり、玩具を重ねる、つなげる、崩す、転がすなどの動きを楽しむ。夢中になっている時は、静かに見守る。高月齢児は動きが活発になり、段差に上ったり、鉄棒にぶら下がろうとしたりして、体を動かすことを喜ぶ。低月齢児は、不安定ながらも歩行を楽しみ短い距離を保育者と手を繋いで歩行する。のびのびと遊びながら、さまざまな体験ができるように保育者が手を添え、一緒に遊ぶ。

情緒面

思いを簡単な言葉や表情を変えて伝える。その気持ちを共感し、思いが受け止められたことで、言葉や仕草で自分の思いが伝わった喜びを感じられるようにする。友達の頭を撫でたり微笑あったりする姿が見られる。また、友達の遊びに興味を持ち近寄り同じように遊ぼうとする。必要に応じて仲立ちをしていき、関わりを楽しめるよう環境を整える。

言葉

高月齢児は「せんせい」「○○ちゃん」「いらない」など、はっきりと聞き取れる言葉を発し、簡単な言葉で思いを伝える。低月齢児は指差しや喃語、しぐさで保育者とのやり取りを楽しむ。指差しや呼びかけに答えるなど、動作と言葉を結び付けて語りかけ伝わる心地よさを繰り返し経験する。…

0歳ちゅーりっぷ組2021年度1月のまとめ

食事

椅子に座るとエプロンをつけようとする仕草をする子や食事が並ぶと早く食べたいと声を出して思いを表出している。離乳食の段階が上がり、素材の味に、好みが出てくる様子が見られる。白米と一緒にしたり、「おいしいよ」と声を掛けたりして援助していく。低月齢児も手掴みで自分で食べようとする姿が見られるので、食べやすい大きさにする。

睡眠

自分から布団に入り入眠する子や、抱っこや背中をさすって入眠している。他児の泣き声に反応して起きることもあるが、一定時間眠る。空調や室温に留意しながら、静かな環境を作り、快適に休息できるようにしていく。

排泄

高月齢児は便器に座る子もいる。トイレに行こうと誘うと嫌がったり甘えたりする姿が見られる。子どもの気持ちを大切にし、ゆったりと関わり対応していく。発達に合わせて、着脱に興味を持ち手足を動かしているので、自分でやりたい気持ちを尊重し、一人一人に合わせて介助をしていく。

健康

軟便、水様便が出る子が多い。胃腸炎で休んだ子もいたが、元気に過ごす。子どもの一日の様子を職員間や保護者に伝え合い、無理なく過ごせるように配慮していく。また、衛生管理や温度湿度の調整を行い、感染症予防をする。

身体発達

全身を動かして遊ぶことが増え、行動も活発になる。物を入れたり、指先で引っ張ったりなど指先を使った遊びも盛んになる。全身だけでなく微細運動を促す活動を取り入れる。

情緒面

友達の遊びに興味を持ち、一緒に遊ぼうとしたり、同じ玩具を手にしたりする。友達が使っている玩具が欲しくて自分の物にしようとする姿が見られる。保育者が仲立ちして、「かして」や「どうぞ」などの簡単なやり取りの仕方を伝えていく。関わりを大切にしながら、一人一人の遊びが充分にできる環境を整える。

言葉

友達を指差し、名前を呼ぶことが増える。保育者に指差しや喃語で自分の気持ちや思いを伝えようとする。保育者の言ったことを理解して返事をするなど、やりとりを楽しむ。保育者との関わりを大切にゆっくりと優しく話しかけるなど、応答的なやり取りを繰り返し楽しみ発語を促す。…

0歳ちゅーりっぷ組2021年度12月のまとめ

食事

食事の準備をする保育者の声掛けに、水道へ集まり手を洗おうとする。手掴み食べが多いが、食具を使って食べようとする。苦手な物を床に落としたり、空腹が満たされると遊び食べを始めたりする姿が見られるので、一人一人の食事の状態に応じて、さりげなく介助し、声掛けをして、楽しく食べられるようにしていく。

睡眠

活動の内容で日により、一定時間ぐっすり眠る。午睡前に友達との関わりで気持ちが高揚することがあるので、ゆったりとした雰囲気で過ごすよう環境を整える。一人一人の入眠のサインを見逃さずに安心して睡眠がとれるようにする。

排泄

高月齢児は、立位が安定し立った体勢でオムツ替えをする。声を掛けるとオムツやズボンの着脱をしようとする姿も見られる。低月齢児もトイレに興味を持ち、ドアが開くとトイレへ向かう。活動の切り替えや子どもの様子を見て声を掛け、オムツ替えの気持ち良さを感じられるようにする。

健康

鼻水が出る子が多いが、体調不良で長期の欠席はみられなかった。引き続き鼻水をこまめに拭き、室内の温度、湿度、換気に配慮していく。厚着をしている子は、日中の気温の変化に応じて衣服の調整をし、快適に過ごせるようにしていく。

身体発達

高月齢児は、公園まで歩行し、広場や傾斜を歩いたり、走ったり活発に遊ぶ。段差のある所も、バランスを取りながら慎重に体を動かす。低月齢児も、つかまり立ちが安定し這い這いで移動を楽しむ。行動範囲が広がり、動きも速くなっているので、怪我のないように安全な環境作りをする。積み木を1~2個積んだり、クレヨンでのなぐり描きをしたり、手先を使った遊びを喜ぶ。一人一人の成長を一緒に喜び合う。

情緒面

友達との関わりに興味が出てきて、同じ遊びをしたり、手を繋いで歩いたりして、やり取りを楽しむ。登降園する友達に気付くと手を振ったり、タッチをしたりする。関わりたい気持ちを十分に受け止め、声をかけながら見守っていく。生活や遊びの中で、自分でやってみたいという気持ちが大きくなってきているので、その気持ちを大切にしていく。

言葉

片言や喃語を発し、声や言葉でいろいろな思いを表現する。発音は明瞭ではないが、言葉でのやり取りを楽しんでいるので、気持ちを十分に受け止め常に応答的な対応を心掛ける。高月齢児は、保育者が言葉で伝えた事を理解し、行動しようとする姿が見られる。自分の思いや要求を安心して表現できるようゆったり関わる。…

0歳ちゅーりっぷ組2021年度11月のまとめ

食事

高月齢児は、スプーンや手掴みで、自分で食べる。苦手な物は口を閉じるなど、食べ物の好みが出てくる。少量ずつお皿に取り分けるなど、徐々に食べられるようにしていく。口拭きタオルを渡すと手や口の周りを拭く仕草が見られるので、きれいになる心地よさを伝えていく。低月齢児は、椅子に座ると「早く食べたい」気持ちを声に出して表現する。手掴みやスプーンにのせると意欲的に食べる。一人一人の発達に応じて介助していく。

睡眠

布団を敷くと自分から横になり、眠くなると横になる。保育者が体をさすったり、抱っこしたりすることで安心して入眠する。低月齢児は午前寝時間が短くなり、午後ぐっすり眠れるようになる。気温差に応じて室内の温度調整をしたり、加湿器をつけたり、眠りやすい環境を整える。

排泄

「おしっこ出てるかな」と聞くとオムツを触ったり、紙パンツを指差したり、自分からトイレに向かう子もいる。自分でズボンやオムツを着脱しようとする子もいるので、さりげなく手を添えて援助していく。低月齢児は、トイレに行くことを伝え、ドアを開けて名前を呼ぶと自分から行くようになる。一人一人の排泄のタイミングを掴んでいく。

健康

手足口病やヘルパンギーナに罹り、数日休む子がいる。鼻水や咳が出る子が多い。朝の視診をこまめに行い、担任同士で声を掛け合い、体調の変化に気付けるようにする。寒くなってきたので引き続き、換気や室内温度、湿度の調整にして、一人一人の体調を把握しながら心地よく過ごせるようにする。

身体発達

タイヤの山や公園の滑り台、マットの上り下りなど、全身を使って遊ぶことが増える。掴まり立ちが安定して、伝い歩きをも盛んになっているので危険のないように見守る。月齢や運動発達に合わせて、安全に体をうごかせるよう環境を整えていく。

情緒面

友達の遊びを真似したり、玩具を渡して誘い合ったりする姿が見られる。玩具を取り合うことがあるので、傍で見守りながら互いの思いを受け止めていく。音楽が流れると手を叩いたり、体を揺らしたり、声を出して喜ぶ。子ども同士の関わりが少しずつ増えているので、相手を思う気持ちを大事にしながら傍で見守り関わっていく。

言葉

絵本のフレーズや簡単な歌の歌詞など保育者を真似て声に出す。保育者が話していることを理解し、指差しをしたり、真似をする。指差しや喃語が増え、気持ちを表現する。伝えたい気持ちを優しく受け止める。一人一人の言葉に丁寧に応え共感し発語を促していく。…

0歳ちゅーりっぷ組2021年度10月のまとめ

食事

高月齢児は、椅子に座るとエプロンをつけようとする姿が見られ、食事を楽しみにしている。空腹が満たされるとエプロンを自分から外して椅子から降りている。味覚もはっきりしてきて、苦手な物も出てきて遊び食べも見られるが、様子を見守りながら一人一人の状況に合わせて進めていく。低月齢児は、食具に興味がでてきて自分で持つようになり、介助されながらよく食べる。給食で満腹感を得ると、ミルクの量も減っている。楽しい雰囲気の中で食べる嬉しさを感じられるようにする。

睡眠

布団に横になり、保育者が体をさすったり、優しく声を掛けたりすると安心して眠る。音に敏感で途中で目覚めることがある。再眠できない時は保育室以外の場所で保育者と過ごす。気温差に応じて室内の調整をし、ゆったり休息できるようにする。

排泄

「オムツを換えよう」と紙パンツを見せたり、手渡したりするとトイレに向かう。便器に興味を持ち、座ってみる子もいる。自分でズボンやオムツを着脱しようという姿をさりげなく援助していく。低月齢児は、引き続きスキンシップを取りながらオムツを換えて、心地よさを感じられるようにしていく。

健康

寒暖の差により、鼻水が出る症状が続く子が多い。鼻水が出た時は「きれいにしようね」など優しく声をかけ、こまめに拭き取り気持ち良さが感じられるようにしていく。換気や室内温度、湿度の調整にして、一人一人の体調を把握しながら心地よく過ごせるようにする。

身体発達

這い這いや伝え歩き、歩行が活発になり室内外で色々な場所を探索したり歩行が出来る子は保育者と手をつなぎ歩いて散歩へ行ったりして、伸び伸び身体を動かす。それぞれの発達の中で、滑り台や段差の上り下りなど動きが活発になる。子どもの思いに応えるよう、遊びの環境を整え身体発達を促していく。

情緒面

高月齢児は低月齢児が気になり、撫でようとしたり玩具を渡そうとしたりする姿が見られる。友達を意識するようになり、声を出し合い笑顔を見せ、同じ玩具でやり取りする姿が見られる。伝えたい事があると、大きな声や顔の表情など自分の気持ちをさまざまな方法で表現している。甘えや、自己主張も強くなってきているので、一人一人の気持ちや要求をしっかりと受け止め、丁寧に向き合っていく。

言葉

高月齢児は「こっち」「わんわん」「ないない」など、発語が増えてくる。伝わると笑顔を見せたり、うなずいたり保育者とのやり取りを喜ぶ。子どもたちの言葉に耳を傾け、優しい口調で丁寧に応じて発語を促していく。低月齢児は、喃語で気持ちを表す。「わんわんだね」「すごいね」など声を掛けながら、話す楽しさを味わえるようにしていく。…

0歳ちゅーりっぷ組2021年度9月のまとめ

食事

高月齢児は、手掴みやスプーンを使い意欲的に食べている。牛乳を好み喜んで飲む。自分で食べようとする気持ちを見守りながら、器を寄せたりお茶を勧めたりする。低月齢児は味の好みが出てきている子もいるので、色々な食材を味わえるように声を掛けていく。摂取量を見て、ミルクの量を加減していく。

睡眠

月齢が進むと動きが活発になり、自ら布団に入り横になる。保育者が身体をさすると安心して眠っている。寝ぐずりする子もいるのでスキンシップや抱っこで再眠するなど、ゆったりと休息をとるようにする。

排泄

「おしっこかえよう」とトイレに誘うと高月齢児はズボンを触りトイレに向かう。ズボンの着脱時に足をあげたり、自分で履こうとしたりする姿が見られる。低月齢児は排尿、排便があると泣いて知らせる子もいる。オムる交換することで心地よさを感じられるようにする。

健康

鼻水や咳が出る子がいる。日中汗ばむ日もあるが、少しずつ朝夕涼しくなり衣類を調節する。活動後には水分補給や着替えをして快適に過ごすようにする。引き続き、保育室の換気や玩具等の消毒は回数を増やして感染予防をしていく。

身体発達

掴まり立ちから手を離したり、伝い歩きや歩行をしたりしてが探索活動が盛んになる。玩具棚の配置を変えながら、自発的に体を動かせる安全な環境を作る。楽しい雰囲気で声を掛けたり援助をして発達を育む。歩行が確立している子は保育者と手を繋いで、手つなぎ散歩を楽しむ。

情緒面

歌や手遊び、ダンスが好きで、高月齢児は保育者の姿を見て手を叩いたり、体を揺らしたり、喃語や指さしで保育者とのかかわりを持っている。保育者に受け止めてもらう心地良さを感じ情緒の安定を図る。友達との関わりが少しずつ増えてきて、頭を撫でたり抱きついたり、追いかけっこを楽しむ。遊びを共有する様子が見られ玩具の取り合いになる事もある。思いに寄り添い玩具やスペースを十分に用意し欲求を受け止める。

言葉

低月齢児はあやされると「あーうー」と喃語を発し、保育者の語り掛けで嬉しそうな表情を見せたり、名前を呼ぶと手を上げたりする。高月齢児は、絵本を読んだり歌をうたったりすると、語尾を口ずさみ、好きな絵本を探して保育者に持ってくる。保育者の言っていることを理解している様子も見られる。要求がある時には指をさして思いを伝えるようとするので、気持ちを言葉で代弁していく。…

0歳ちゅーりっぷ組2021年度8月のまとめ

食事

食事の準備を始めると、水道へ行き手を洗う。高月齢児は、手掴みや食具で食べる姿が増え、低月齢児は食具を口に近づけると口を開ける。自分で食べたい気持ちを大切にし、個々のペースを見ながらさりげなく援助したり、一回量をスプーンに乗せて食べやすいようにしたりする。一人一人に合わせた優しい言葉掛けをして楽しい雰囲気で、素材の味や食感に慣れるようにする。

睡眠

咳や鼻水で睡眠が浅くなり、短い時間で起きたり何度も寝返りをしたりする姿が見られる。安心して眠れるように傍につき、再眠出来るようにする。睡眠時の呼吸確認を行い、室内の温度や湿度の調整をして心地良く眠れるようにする。

排泄

高月齢児は、声を掛けておむつを見せると保育者と一緒に嬉しそうにおむつ替えに行く。低月齢児は、濡れたおむつを脱ぐと気持ち良さそうに足を動かし笑顔を見せる。「きもちいいね」と丁寧に言葉を返しながら、スキンシップを取り心地良く過ごせるようにしていく。

健康

風邪の症状がみられる子が多い。一人一人の様子を把握して、体調の変化を見逃さないようにし、家庭と連携を取りながら過ごす。体調が回復しても、こまめに健康観察をして子ども一人一人のペースを大切にしていく。

身体発達

水遊びでは、ジョウロの水を掴もうと手を伸ばしたり、水面を叩いてしぶきが飛ぶのを楽しんだり少しずつ水にも慣れ心地良さを味わい、喜んで遊ぶ。保育者が体操や手遊びをすると、動きを真似したり、リズムを取ったりする。這い這いや歩行で友達と関わり楽しむ姿が見られるので、足元や周囲を整え安全なスペースを確保し、十分に体を動かして遊び、それぞれの楽しさを共感しながら見守っていく。

情緒面

自分の気持ちや欲求を超え、仕草、表情で示す。その気持ちを受け止め、思いを代弁する。周囲の物や人の存在に気付き、相手のしていることに興味を示し真似したり、友達が持っている物に手を伸ばそうとしたりするようになる。子ども同士の関わりや人との関わりの中で「かしてくれたね」など体験した事を言葉で伝え、他者との関わりを楽しめるようにする。低月齢児は、ラックやバンボに座ったり、抱っこされたりすると喃語を発しながら微笑んでいる。保護者との安心した信頼関係の中で、遊びが出来るようゆったりと過ごせる場を作る。

言葉

低月齢児は、喃語を盛んに発するようになり、高月齢児は「わんわん」「ブウブウ」や名前を呼ぶと「はい」と返事をする。子どもたちの発語に耳を傾けて応答的な対応をしていく。指差しには、言葉を添えて共感していくと共に思いが伝わる喜びが感じられるようにし、発語を促していく。…