5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2018年度11月のまとめ

健康

11月から午睡がなくなったことで夕方にウトウトする子がいたり、家庭より帰りの最中に寝てしまうという声がよく聞かれた。給食後に「眠い」「寝たい」という子は午睡の時間をとり、夕方も無理なく過ごせるようにしてきた。おたのしみ会に向けた活動が多かったことで今月は体を動かす時間は少なかったものの、徐々に午睡が無くても夕方に影響が見られなくなってきた。

人間関係

おたのしみ会で行う楽器や劇の役を自分たちで選び決めた。その中で、友だち同士で何をやりたいか話ながら決める姿があった。楽器や役が決まってからは、やりかたの分からない子に分かる子が教えてあげたり、内容の部分で自分たちがどうしたらやりやすくなるのかなど話し合いをしていた。

環境

おたのしみ会練習で部屋を広げることが多くなり、室内の環境がなかなか固定できず、玩具の場所もあやふやになってしまった。子どもたちも自由あそびになると落ち着かなくなっていた。コーナーをしっかりと作り、じっくりと遊びに集中できるようにしていきたい。生活面では、物の使い方、自分の身の回りの整理をし、きれいにできるようにしたい。

言葉

友だち同士でなぞなぞを出しあったり、しりとりをして楽しんでいる。語彙が増えてきた中で、相手の気持ちを考えずに思ったことを口にしてしまうことある。言葉でのやりとりの中で、相手の気持ちについても意識できるようにしたい。

表現

楽器や劇あそびを楽しんできて、台詞や動きを覚えていくにつれて自信が見られるようになった。自分たちだけで練習をするよりも、他クラスや他の保育士にみられたり、本番のような緊張感のある場のほうが、だらけることなく、子どもたちも誰かに見られることを楽しみながら取り組む姿があった。…

5歳ぞう組2018年度10月のまとめ

健康

運動会が終わり、疲れがでたのか咳込みや発熱、嘔吐が見られた。朝夕の気温差はそれほど大きくはないが、一日を通して気温が下がってきているので体調の変化に留意している。午睡では、数名は起床時間までしっかりと寝ている子がいる。11月より午睡がなくなるので、怪我などに注意するとともに、子どもが寝たいというときには応じながら無理なく過ごせるようにしていく。

人間関係

友だちとの関係が深まり同じ遊びを楽しんでいるが、同じ遊びの中でもやりたいことが違った際に意見がぶつかりあうことがよく見られている。友だちの気持ちと自分の気持ちの違いに気づきながら折り合いをつけることや、時に我慢しなくてはいけないこともあることを伝えていっている。

環境

玩具の棚や机に乗る、布団庫に入るといった危険を伴う行動は、どんな危険があるのかを子どもたちとその都度話し合っていくことで見られなくなった。サッカーやドッジボールなどに興味を持ち始め、少しずつルールも覚えてきている。他クラスも遊んでいる状況のなかでは、周りの事も気にして、遊びを一旦止めたり、場所を変えたりする姿も見られた。

言葉

お楽しみ会で行う、楽器や劇のことをみんなで話し合う機会を作ることで、自分のしたいことを言葉で伝えていた。劇の台詞については、ある程度の台詞は保育士が案を考えたが子どもたちが自分たちで考え、それぞれ言いやすい言葉に変えていくことではっきりと言えるようになってきた。

表現

運動会やバス遠足など楽しかったことや印象に残ったことを絵にした。自分が見たものを描写することはできても体験した事を表現するということはまだ難しい子が見られ、他児の描いた絵を真似するということが数名見られた。…

5歳ぞう組2018年度9月のまとめ

健康

後半にかけて、気温が低くなったり、台風の影響もあり、体調を崩す子が増えてきた。気管支の弱い子の咳も目立った。体調が悪くなりそうな時や怪我をしたときに自分で伝えに来たり、友だちが怪我をした際も伝えにきたりする姿がよく見られた。

人間関係

好きな遊びを好きな友だちとよく楽しんでいる。運動会をきっかけに縄跳びや組体操などを通して、友だちのできた姿を見て、自分もやってみようとする姿があった。また、友だちの応援や、他クラスの子が走ったりするときに声援を送る姿もよく見られた。その反面でトラブルもあり、男児は手が出ることが多く、女児は意見のぶつけ合いが長い。

環境

玩具の棚や机に乗る、布団庫に入るといった行動が目立つ。危険だということや何が危険なのかということをその都度伝えていたが、全体の約束としてしっかりと伝えていくようにしている。

言葉

全体的に平仮名の読み書きができる子が増えた。書きの方は書き順までは正しくはないので書く意欲がある子には個別に教えていきたい。発語に関しては、何をどうしたいのか、など自分の気持ちや相手にしてほしいことを詳しく話そうとする姿が見られる。一方で、「デブ」という言葉がクラスで目立ってきた。ふざけて言っていても傷つく子がいるということを考えていけるようにしたい。

表現

組体操やバンブー、縄跳びなどできるようになると子どもたちの動きにも自信が出ていた。運動会本番は保護者との距離が近かったが緊張で固くなることなく、声援を力に堂々と表現していた。終わった後は子どもたちにも手ごたえが見られ、達成感を感じていた。…

5歳ぞう組2018年度8月のまとめ

健康

他のクラスで感染症が出ていたが、体調を崩すことなく過ごすことが出来ていた。服が汚れたり、濡れたりした際に自分で着替えているが、汗をかいたときに自ら着替える子は少ない。暑さに負けずによく遊んでいて、水分補給もしっかりと摂ることができていた。

人間関係

友だち同士の関わりがよく見られ、トラブル時においても手が出ることもあるが保育士に見守られながら言葉でのやりとりをしようとしている。食事や午睡など、好きな友だちの傍で楽しげに活動しているが、楽しさから周りが見えなくなり、保育士の話が入らなかったり話し声が大きくなったりすることがある。

環境

物の片付けについては促される回数が減ってきた。片付けたら椅子に座るという流れができてきて、片付けたら部屋を走り回るなどは見られなくなった。部屋の使い方について、棚に飾っている作った玩具をとるのに椅子に乗ることは容認しているが、玩具棚や机に平気で乗る子が増えている。その都度注意されても次の日には平気で乗っているので引き続き注意していく。

言葉

帰りの集まりで話す翌日の活動や保育士と約束したことなどよく覚えている。会話もしっかりとしているが言い方が強くなりがちだが少しずつ落ち着いてきている。会話の中で、何かをしてもらった時に「ありがとう」と自然に言える子が増えてきたように感じる。

表現

ディズニー体操が好きな子が多い。自分たちで体操したい子を集めたり、CDを操作して曲をかけては歌を歌ったり、体を動かして楽しんでいる。組体操では、動きによって掛け声をつけた。子どもたちも自分たちで意見を出し、表現する楽しさを感じている。…

5歳ぞう組2018年度7月のまとめ

健康

気温が急激に上がり、発熱をする子が増えた。溶連菌や肺炎を発症する子もいた。後半にかけて体調は安定していたが水分補給、空調管理には引き続き気を付けていく。酷暑のため外遊びを控えていたこともあり、室内での運動あそびを多く取り入れ身体を動かせるようにしてきた。動きの中で、自分の体重を腕、脚で支える動きが難しい子が多いので無理のない範囲で行なっていきたい。

人間関係

友だちのできないことや間違いなどを必要以上に指摘することがある。自分が言われるのは嫌だという気持ちはあるが友だちには口調が強くなる子が多い。逆の立場のことを考えたり、相手の気持ちを考えられるようにその都度仲介している。

環境

時計を見て「長い針が○になったら□□をするよ」と声を掛けられると、それまでに今していることを済ませたり、その時間になったことに気づき、次の行動がとれるようになってきた。その時の状況や子どものペースに気をつけながら、引き続き見通しを持って活動できるようにしたい。

言葉

休日の出来事やテレビの内容を一生懸命に友だちや保育士に伝えようとしている。自分の思いやしたいことも頭の中でしっかりとできていて、言葉にしようとする姿がある。伝えたい気持ちから力が入り、声が大きくなったり、人の話しを遮ってしまうということもある。伝えることだけでなく、聞くということの大切さも知っていけるようにしたい。

表現

室内では運動遊び、組体操を取り組む中で身体を使った表現遊びを意欲的に楽しむ姿が見られる。友だちと協力して行う動きも、積極的に組む友だちを見つけ、できないことにもすぐには諦めず取り組んでいた。できたことで楽しさを覚え、その後は自分たちで身体を動かしている。外では色水やボディーペインティングをして絵の具に触れ、表現することに加え、色の変化にも驚きや楽しさの表情を見せていた。…

5歳ぞう組2018年度6月のまとめ

健康

全体的には体調を崩すことなく過ごすことができている。雨で室内での活動もあったが大きな怪我になることもなかった。梅雨明けが早く暑い日が続いた中で後半にかけて疲れが見られるようになってきたので休息・水分補給をしっかりと摂りながら過ごせるように翌月も気を付けていきたい。

人間関係

時にケンカをしながらも友だちとの関わりを楽しんでいる。「~された」と嫌だったことをされると保育士に訴えに来る子が多いが、訴えに来た子が原因を作っていることも多いので必要に応じて仲立ちをしている。子ども同士でやりとりをし、解決できるようなら見守っている。

環境

自分の物の管理が少しずつ出来るようになってきた。自分が出したもの、使ったものも片付けようとするが、それ以外はやろうとしない。他のクラスも保育室を利用するので小さい子が片付けきれなかったときなど手伝ってあげられるようにしていきたい。

言葉

特に男児同士で名前の呼び捨てや少し強い口調になったりすることが多いが、他クラスの子や地域の方が来園したときには正しい言葉遣いができている。平仮名に興味を持つ子が増えてきた様子で、献立表のメニューや絵本を声に出して読んだり、制作の中で自分の名前を書いてみようとする子がいる。書けない子も平仮名シートを見ながら書くことに挑戦している。

表現

ラキューやブロック、粘土で好きなものをよく作っている。説明書のある玩具は説明書をみながら再現しようとしている。立体的な作品を作っては、それを使って遊んだり、飾ったり、他の人に見せたりとそれぞれ楽しんでいる。…

5歳ぞう組2018年度5月のまとめ

健康

5月前半は連休があり、多少生活リズムが乱れることがあったが健康面での崩れはなかった。後半にかけては発熱、嘔吐があったが、長引くことはなかった。暑い時などに衣服調節や水分補給を自分でしているが、全体として水分補給はこまめに促していきたい。

人間関係

にこにこまんの活動が始まる前から一緒に散歩に行ったりして関わりがあったため、にこにこまんで集まった際も大きな抵抗はなく、年下の子たちをリードする姿が見られた。クラス内においては、遊び方で友だちと言い合いになりながらも遊びを共有している。保育士を仲立ちに、互いの意見を聞き、どうしたらいいかを少しずつ決められるようにしている。

 環境

・にこにこまんの際、子どもたちと赤・紫・白・黄・緑の5つのグループに分け、クラスのグループも同じにした。にこにこまんの活動において年長がスムーズに集まることができたことで、他クラスの子を迎えに行ってあげることができていた。

・身の回りの物、玩具の使い方について、だしっぱなし、やりっぱなしが多い。使ったらしまう、いらないのであれば捨てることを覚えていけるようにしたい。

言葉

言い方が強くなることや言葉が乱暴になることがあるので、その都度注意をしている。

悪気がなくても言われた人は嫌な思いをしていることもあるので、相手の気持ちという部分も考えていけるようにしていく。

表現

連休のことや移動動物園の思い出を絵にした。楽しかった出来事が頭の中にはイメージができていても、それ絵にするのが難しいという気持ちからなかなか手が動かない子がいた。上手か下手かではないことを伝えていくとともに、絵を描く機会を増やし、自分のイメージを表現できる楽しさを味わえるようにしていきたい。

 

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5歳ぞう組2018年度4月のまとめ

健康

日中の気温が高くなる日が多く、汗をかいて遊ぶ姿があった。暑さを感じると自分で衣服調節や水分補給をして暑さに対応していた。衣服調節する際に、衣服が脱ぎっぱなしになることもあるので、その都度声かけしてきた。

人間関係

それぞれ気の合う友だちと遊びや生活を共にして楽しんでいるが、遊びによっては一緒に集団となって遊ぶ姿も見られている。他クラス児と散歩に行く機会もあった。手を繋ぐ相手を自ら迎えにいったり、相手の子が転んだり、靴が脱げたときには履かせてあげたりとリードすることができていた。

環境

4歳クラスのときには無かった玩具に夢中になって遊ぶ姿があるが、新しい玩具に次々と目移りし、片付けが疎かになってしまう子もいる。当番活動や砂場のシートかけ、カメの餌やりなど5歳クラスならではの仕事は、まだまだ浸透していないので、少しずつ「自分たちの仕事」だと自信を持って取り組めるようにしたい。

言葉

友だちとのトラブルの状況や自分の気持ち、したかったことなどしっかりと説明できるものの感情が先走ることも多く泣いたり、手が出るということがまだまだ多い。相手が間違ってしてしまったことに対しても、許すことができないことがある。言葉でのやりとりの中から、相手の気持ちにも気づいて行けるようにしていきたい。

表現

「ぞう組になってがんばりたいこと」の絵を描いたり、こいのぼり制作を行なった。自分でイメージができなかったときは、保育士の手本や友だちの作品を見せてもらいながら自分で最後までやろうとする姿があった。…

5歳ぞう組2017年度3月のまとめ

健康

生活習慣の見直しをしたことで、手洗い場に貼ってある手洗い方法の貼り紙を真似し、手洗い、うがいを丁寧に行っていた。早く終わらせようとするのではなく一つ一つをしっかり行うことを意識し行なっていたことで、体調を崩すことがなかった。

人間関係

卒園が近づいていることもあり、友だちとの関わりを大切にしている姿が見られ、集団遊びに積極的に参加していた。その一方、喧嘩の際にはお互いの気持ちが納得できるまで話し合い、言い合っていることも多くあった。本気でお互いぶつかり合うことで、解決した時には、更に仲良く、絆が深まっていた。

環境

次のぞう組に部屋を引き渡す為に掃除を行った。自分たちで掃除をしたことで、その後、部屋の使い方が丁寧になった。給食後は、気付いた子が掃除機をかけ、身の回りを綺麗に保とうという気持ちが強くなっていった。

言葉

友だちが喧嘩や怪我をしたときに細かく言葉で説明してくれた。以前は、先生の代わりに仲立ちに入って、友だちを指摘をすることがあったが、友だちの良い所を言葉にして伝えることが多くなった。「ありがとう」と感謝の気持ちも素直に言葉にできるようになってきた。

表現

卒園式の言葉の練習では、感謝の気持ちを大きな声で発表することに恥ずかしさを感じていたが、練習を重ね自信も付いてきたことから大きな声で堂々と発表することができるようになった。前に立って発表することが恥ずかしさではなく、嬉しさに変わってきた。…

5歳ぞう組2017年度2月のまとめ

健康

集団遊びを好む子が多くなってきたことから、寒い日でも戸外で体を動かし、遊んでいた。子どもたち自ら衣服の調節もでき、活発に行動している姿が見られた。また、就学に向けて、生活習慣を見直し、手洗いうがい、歯磨きと一つ一つを丁寧に行っていた。

人間関係

ドッチボール大会があったことにより、集団遊びで協力して勝つことの喜びを感じていた。集団遊びに積極的に参加しなかった子も友だちの輪に入って、参加しようとしていた。また、遊びの中で喧嘩になったとしてもお互いが納得できるまで意見を言い合い、お互いが気持ち良く解決できる方法を見つけようとしている。

環境

卒園式の言葉や歌の歌詞を壁にグループごとに貼り出すと、時間があるときは自ら見て練習していた。また、リズムや歌詞が覚えられるように、朝や夕方の室内遊びをしている際に、デッキで歌を流すと自然と鼻歌をうたうほど、子どもたちも卒園式の歌を好きになっていった。

言葉

友だちと喧嘩になった際の「ごめんね」の言葉の意味を丁寧に伝えていくと、大切に表現するようになった。また、話し合いをし、「~嫌だったよ」だけではなく、次に「こうしよう」と先を見る提案をできるようになってきたと感じる。

表現

卒園制作を行なった際、紙を切る係、のりを貼る係、紙を貼る係とそれぞれ役割を決めながら協力する姿が見られた。「ここは、この色がいいよ」と子どもたちからの提案も多くあり、皆で作ることの意欲が強く見られた。できた時には、「すごい!」と友だちとできたことを喜びあっていた。…