5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2018年度8月のまとめ

健康

他のクラスで感染症が出ていたが、体調を崩すことなく過ごすことが出来ていた。服が汚れたり、濡れたりした際に自分で着替えているが、汗をかいたときに自ら着替える子は少ない。暑さに負けずによく遊んでいて、水分補給もしっかりと摂ることができていた。

人間関係

友だち同士の関わりがよく見られ、トラブル時においても手が出ることもあるが保育士に見守られながら言葉でのやりとりをしようとしている。食事や午睡など、好きな友だちの傍で楽しげに活動しているが、楽しさから周りが見えなくなり、保育士の話が入らなかったり話し声が大きくなったりすることがある。

環境

物の片付けについては促される回数が減ってきた。片付けたら椅子に座るという流れができてきて、片付けたら部屋を走り回るなどは見られなくなった。部屋の使い方について、棚に飾っている作った玩具をとるのに椅子に乗ることは容認しているが、玩具棚や机に平気で乗る子が増えている。その都度注意されても次の日には平気で乗っているので引き続き注意していく。

言葉

帰りの集まりで話す翌日の活動や保育士と約束したことなどよく覚えている。会話もしっかりとしているが言い方が強くなりがちだが少しずつ落ち着いてきている。会話の中で、何かをしてもらった時に「ありがとう」と自然に言える子が増えてきたように感じる。

表現

ディズニー体操が好きな子が多い。自分たちで体操したい子を集めたり、CDを操作して曲をかけては歌を歌ったり、体を動かして楽しんでいる。組体操では、動きによって掛け声をつけた。子どもたちも自分たちで意見を出し、表現する楽しさを感じている。…

5歳ぞう組2018年度7月のまとめ

健康

気温が急激に上がり、発熱をする子が増えた。溶連菌や肺炎を発症する子もいた。後半にかけて体調は安定していたが水分補給、空調管理には引き続き気を付けていく。酷暑のため外遊びを控えていたこともあり、室内での運動あそびを多く取り入れ身体を動かせるようにしてきた。動きの中で、自分の体重を腕、脚で支える動きが難しい子が多いので無理のない範囲で行なっていきたい。

人間関係

友だちのできないことや間違いなどを必要以上に指摘することがある。自分が言われるのは嫌だという気持ちはあるが友だちには口調が強くなる子が多い。逆の立場のことを考えたり、相手の気持ちを考えられるようにその都度仲介している。

環境

時計を見て「長い針が○になったら□□をするよ」と声を掛けられると、それまでに今していることを済ませたり、その時間になったことに気づき、次の行動がとれるようになってきた。その時の状況や子どものペースに気をつけながら、引き続き見通しを持って活動できるようにしたい。

言葉

休日の出来事やテレビの内容を一生懸命に友だちや保育士に伝えようとしている。自分の思いやしたいことも頭の中でしっかりとできていて、言葉にしようとする姿がある。伝えたい気持ちから力が入り、声が大きくなったり、人の話しを遮ってしまうということもある。伝えることだけでなく、聞くということの大切さも知っていけるようにしたい。

表現

室内では運動遊び、組体操を取り組む中で身体を使った表現遊びを意欲的に楽しむ姿が見られる。友だちと協力して行う動きも、積極的に組む友だちを見つけ、できないことにもすぐには諦めず取り組んでいた。できたことで楽しさを覚え、その後は自分たちで身体を動かしている。外では色水やボディーペインティングをして絵の具に触れ、表現することに加え、色の変化にも驚きや楽しさの表情を見せていた。…

5歳ぞう組2018年度6月のまとめ

健康

全体的には体調を崩すことなく過ごすことができている。雨で室内での活動もあったが大きな怪我になることもなかった。梅雨明けが早く暑い日が続いた中で後半にかけて疲れが見られるようになってきたので休息・水分補給をしっかりと摂りながら過ごせるように翌月も気を付けていきたい。

人間関係

時にケンカをしながらも友だちとの関わりを楽しんでいる。「~された」と嫌だったことをされると保育士に訴えに来る子が多いが、訴えに来た子が原因を作っていることも多いので必要に応じて仲立ちをしている。子ども同士でやりとりをし、解決できるようなら見守っている。

環境

自分の物の管理が少しずつ出来るようになってきた。自分が出したもの、使ったものも片付けようとするが、それ以外はやろうとしない。他のクラスも保育室を利用するので小さい子が片付けきれなかったときなど手伝ってあげられるようにしていきたい。

言葉

特に男児同士で名前の呼び捨てや少し強い口調になったりすることが多いが、他クラスの子や地域の方が来園したときには正しい言葉遣いができている。平仮名に興味を持つ子が増えてきた様子で、献立表のメニューや絵本を声に出して読んだり、制作の中で自分の名前を書いてみようとする子がいる。書けない子も平仮名シートを見ながら書くことに挑戦している。

表現

ラキューやブロック、粘土で好きなものをよく作っている。説明書のある玩具は説明書をみながら再現しようとしている。立体的な作品を作っては、それを使って遊んだり、飾ったり、他の人に見せたりとそれぞれ楽しんでいる。…

5歳ぞう組2018年度5月のまとめ

健康

5月前半は連休があり、多少生活リズムが乱れることがあったが健康面での崩れはなかった。後半にかけては発熱、嘔吐があったが、長引くことはなかった。暑い時などに衣服調節や水分補給を自分でしているが、全体として水分補給はこまめに促していきたい。

人間関係

にこにこまんの活動が始まる前から一緒に散歩に行ったりして関わりがあったため、にこにこまんで集まった際も大きな抵抗はなく、年下の子たちをリードする姿が見られた。クラス内においては、遊び方で友だちと言い合いになりながらも遊びを共有している。保育士を仲立ちに、互いの意見を聞き、どうしたらいいかを少しずつ決められるようにしている。

 環境

・にこにこまんの際、子どもたちと赤・紫・白・黄・緑の5つのグループに分け、クラスのグループも同じにした。にこにこまんの活動において年長がスムーズに集まることができたことで、他クラスの子を迎えに行ってあげることができていた。

・身の回りの物、玩具の使い方について、だしっぱなし、やりっぱなしが多い。使ったらしまう、いらないのであれば捨てることを覚えていけるようにしたい。

言葉

言い方が強くなることや言葉が乱暴になることがあるので、その都度注意をしている。

悪気がなくても言われた人は嫌な思いをしていることもあるので、相手の気持ちという部分も考えていけるようにしていく。

表現

連休のことや移動動物園の思い出を絵にした。楽しかった出来事が頭の中にはイメージができていても、それ絵にするのが難しいという気持ちからなかなか手が動かない子がいた。上手か下手かではないことを伝えていくとともに、絵を描く機会を増やし、自分のイメージを表現できる楽しさを味わえるようにしていきたい。

 

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5歳ぞう組2018年度4月のまとめ

健康

日中の気温が高くなる日が多く、汗をかいて遊ぶ姿があった。暑さを感じると自分で衣服調節や水分補給をして暑さに対応していた。衣服調節する際に、衣服が脱ぎっぱなしになることもあるので、その都度声かけしてきた。

人間関係

それぞれ気の合う友だちと遊びや生活を共にして楽しんでいるが、遊びによっては一緒に集団となって遊ぶ姿も見られている。他クラス児と散歩に行く機会もあった。手を繋ぐ相手を自ら迎えにいったり、相手の子が転んだり、靴が脱げたときには履かせてあげたりとリードすることができていた。

環境

4歳クラスのときには無かった玩具に夢中になって遊ぶ姿があるが、新しい玩具に次々と目移りし、片付けが疎かになってしまう子もいる。当番活動や砂場のシートかけ、カメの餌やりなど5歳クラスならではの仕事は、まだまだ浸透していないので、少しずつ「自分たちの仕事」だと自信を持って取り組めるようにしたい。

言葉

友だちとのトラブルの状況や自分の気持ち、したかったことなどしっかりと説明できるものの感情が先走ることも多く泣いたり、手が出るということがまだまだ多い。相手が間違ってしてしまったことに対しても、許すことができないことがある。言葉でのやりとりの中から、相手の気持ちにも気づいて行けるようにしていきたい。

表現

「ぞう組になってがんばりたいこと」の絵を描いたり、こいのぼり制作を行なった。自分でイメージができなかったときは、保育士の手本や友だちの作品を見せてもらいながら自分で最後までやろうとする姿があった。…

5歳ぞう組2017年度3月のまとめ

健康

生活習慣の見直しをしたことで、手洗い場に貼ってある手洗い方法の貼り紙を真似し、手洗い、うがいを丁寧に行っていた。早く終わらせようとするのではなく一つ一つをしっかり行うことを意識し行なっていたことで、体調を崩すことがなかった。

人間関係

卒園が近づいていることもあり、友だちとの関わりを大切にしている姿が見られ、集団遊びに積極的に参加していた。その一方、喧嘩の際にはお互いの気持ちが納得できるまで話し合い、言い合っていることも多くあった。本気でお互いぶつかり合うことで、解決した時には、更に仲良く、絆が深まっていた。

環境

次のぞう組に部屋を引き渡す為に掃除を行った。自分たちで掃除をしたことで、その後、部屋の使い方が丁寧になった。給食後は、気付いた子が掃除機をかけ、身の回りを綺麗に保とうという気持ちが強くなっていった。

言葉

友だちが喧嘩や怪我をしたときに細かく言葉で説明してくれた。以前は、先生の代わりに仲立ちに入って、友だちを指摘をすることがあったが、友だちの良い所を言葉にして伝えることが多くなった。「ありがとう」と感謝の気持ちも素直に言葉にできるようになってきた。

表現

卒園式の言葉の練習では、感謝の気持ちを大きな声で発表することに恥ずかしさを感じていたが、練習を重ね自信も付いてきたことから大きな声で堂々と発表することができるようになった。前に立って発表することが恥ずかしさではなく、嬉しさに変わってきた。…

5歳ぞう組2017年度2月のまとめ

健康

集団遊びを好む子が多くなってきたことから、寒い日でも戸外で体を動かし、遊んでいた。子どもたち自ら衣服の調節もでき、活発に行動している姿が見られた。また、就学に向けて、生活習慣を見直し、手洗いうがい、歯磨きと一つ一つを丁寧に行っていた。

人間関係

ドッチボール大会があったことにより、集団遊びで協力して勝つことの喜びを感じていた。集団遊びに積極的に参加しなかった子も友だちの輪に入って、参加しようとしていた。また、遊びの中で喧嘩になったとしてもお互いが納得できるまで意見を言い合い、お互いが気持ち良く解決できる方法を見つけようとしている。

環境

卒園式の言葉や歌の歌詞を壁にグループごとに貼り出すと、時間があるときは自ら見て練習していた。また、リズムや歌詞が覚えられるように、朝や夕方の室内遊びをしている際に、デッキで歌を流すと自然と鼻歌をうたうほど、子どもたちも卒園式の歌を好きになっていった。

言葉

友だちと喧嘩になった際の「ごめんね」の言葉の意味を丁寧に伝えていくと、大切に表現するようになった。また、話し合いをし、「~嫌だったよ」だけではなく、次に「こうしよう」と先を見る提案をできるようになってきたと感じる。

表現

卒園制作を行なった際、紙を切る係、のりを貼る係、紙を貼る係とそれぞれ役割を決めながら協力する姿が見られた。「ここは、この色がいいよ」と子どもたちからの提案も多くあり、皆で作ることの意欲が強く見られた。できた時には、「すごい!」と友だちとできたことを喜びあっていた。…

5歳ぞう組2017年度1月のまとめ

健康

感染症が流行り、出席数が少ない日も多く、全員が揃わなかった。感染が広がらないよう手洗いうがいは丁寧に行うよう呼びかけていった。感染症で休む子が多かったことで手洗いうがいの大切さを子どもたち自身が感じているようであった。また、病み上がり子には、無理をさせず、少しずつ体力が戻っていくよう体調の見守りに気を付けていった。

人間関係

集団遊びが増えているが、子ども同士のトラブルは少なくなってきた。遊びの中で、友だちと意見が合わない際に、自分の意見を通すのではなく、どうしたら楽しくなるのか全体のことを考えられるようになってきた。言い合いになっても保育者にすぐに助けを求めるのではなく、子ども同士話し合ってどうしても解決できない場合に保育者に助けを求めるようになるなど、解決力が付いてきた。

環境

紙、画用紙、ティッシュ箱等を集め、利用できるように用意した。すると、子どもたち自ら、バックやカチューシャ等工夫して作る姿が見られた。自由に作っていくとどんどんアイディアが浮かんでいき、作る楽しさを感じているようだった。

言葉

思いやりの言葉が増え、誰かの為にという気持ちも強くなってきた。友だちに嫌なことをされた時、「やめて」と口にするだけでなく、理由まで細かく説明をしている。話し合いも根気よくしており、お互いが納得できるようにと考えも変わってきた。

表現

節分に必要な鬼の制作を行う。色々な材料を使って自由に子どもたちが思う鬼を楽しんで表現していた。いつも使っていたティッシュ箱を利用したことで、それ以降空き箱や紙の切れ端を大事に使って制作以外にも作ることを楽しむようになった。…

5歳ぞう組2017年度12月のまとめ

健康

暖房をつけていることで空気がこもっていることもあり、換気に気をつけていた。本格的な冬になってきたことから長時間の外遊びが難しく、外遊びが長くならないように室内遊びとのバランスに気を配った。

人間関係

12月になり、ドッジボール遊びを楽しむ姿が見られるようになる。保育者がルールの確認をしなくても子どもたちの中で審判を作り、正しいルールでドッジボールをしている。間違えた友だちがいた場合はお互い指摘し合い、助け合っている。顔に当たった場合等は「ドッチボールだからしょうがない」と子どもたちで割り切って行っていた。

環境

クリスマスなどイベントがあった為、子どもたちが休みの際どんなできごとがあったか発表する機会を設けた。一人一人が発言することで、皆の前で発表する経験を増やし自信へと繋げていった。

言葉

自分の気持ちを伝えるだけでなく相手の気持ちを聞き入れる姿が見られてきた。「どうする?」「こうしたらいいと思うよ」と相手を思った言葉を使う機会が増えてきたように思う。また、自分が楽しければという考えではなく、皆が楽しいと思えるようにと意識が変わってきたと感じる。

表現

サンタクロースの体を描く。普段顔を描くことがあっても体を描く機会が中々ない為、保育者と一つ一つ確認していった。確認しながら行っていったが、自由に描くところと分けたことにより、子どもたちの個性が出た作品となった。興味も深かったことにより、「プレゼントも描こう!」「雪だるまも描いたらいいね」とたくさんのアイディアが浮かんでいる様子であった。…

5歳ぞう組2017年度11月のまとめ

健康

熱や咳を出す子どもが多く、子ども一人一人の体調の変化に気をつけていった。外で活発的に運動する分、怪我も多かった。怪我をした時には、すぐに適切な処置を行い、安全に遊べる環境に配慮した。

人間関係

集団での遊びが多くなった分、鬼ごっこを正しいルールで行ないたい子、発展させて行いたい子と遊びの意見の違いでトラブルになることがあった。また、遊びを行っている最中に人の入れ替わりがあり、「仲間に入れない」「仲間を抜ける」等の言い合いになることもあった。しかし、トラブルになってもその都度、子どもたち自ら話し合いをし、見ていた友だちまで間に入り解決しようとする力が育ってきた。

環境

子ども同士のトラブルの際には、個人的に話しをするのではなく全体でどうしたら良いのか皆で友だちのことを考える時間を作っていった。相手の気持ちにも気づく機会も多くなってきたと感じる。

言葉

遊びの中で、汚い言葉を使う姿が多く見られた。友だちと面白半分で汚い言葉を使っているが、相手にどう伝わってしまうのかその都度伝えていった。落ち着いて考えると子どもたちは正しい使い方を理解している。自分では傷つかない言葉でも相手にとっては傷つく言葉もあることを丁寧に伝えた。

表現

お楽しみ会で手話をしたことで歌に対し興味が深まった。相手に伝えようと顔の表情や手の動かし方、歌を丁寧に歌うようになった。向上心も日を重ねるごとに出てきて、子どもたち自ら歌う楽しさを感じ始めた。…