5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2018年度2月のまとめ

健康

インフルエンザA、7名発症。中旬には終息し、出席率は安定してきた。卒園に向けた制作が増えてきて外で遊ぶ時間が短くなるが、その分外に出たときは大いに体を動かして遊んでいた。サッカー、ドッヂボールの中でボールの捕りかたが中途半端になり、突き指等の怪我が多くなった。生活の中でも、自分で棚を動かそうとして足をぶつける、擦りむくといった怪我が見られた。遠足や卒園を控えている為、子どもたちに注意を促していった。

人間関係

ドッヂボール交流を通して他園の年長児と関わることができた。クラスの中でチーム分けをしている普段と違い、クラスが一団となって試合をしたため勝った時にはみんなで喜びを分かち合っていた。試合が終わった後は、「○○小学校行く人―?」「よろしくね」と子ども同士でやりとりをする姿も見ることができた。

環境

活動に対しての切り替えはスムーズにできている。使った玩具は片づけるようになったが自分が使っていないものは触ろうとしない。年長であるみんなの部屋であることや、小さい子たちができない分はみんながやってあげることを伝えてきたことで、落ちている玩具に気づき、片付ける子が数名出てきた。

言葉

数字への理解ができるようになってきて簡単な足し算を友だち同士出し合う姿が見られる。子ども同士での言葉のやりとりが多く、トラブルにおいてもまずは自分たちで話し合っている。自分で伝えても聞いてもらえない場合に保育士に伝えに来ることもできている。何も伝えられずにただ泣く、何もできないということがなくなってきた。

表現

制作にて似顔絵や絵を描くことが多く、楽しんで参加していた。仲の良い友だちと一緒に描く中で友だちの絵を真似する子が目立った。色使いや描き方などもほぼ一緒ということも何名か見られ、「自分の作品」であるということを伝えてきた。席の配置や時間をずらして自分で考えながら描けるようにすることで、自分のイメージを表現することができていた。…

5歳ぞう組2018年度1月のまとめ

健康

インフルエンザAを数名発症している。気温が下がり寒い日も多かったがドッヂボールやサッカー、大縄等体を動かす事を楽しんでいる。寒さが苦手な子は日なたや保育室への出入り口付近といった暖かい場所を選んで遊びを楽しんでいた。水道水の冷たさの中でも手洗い、うがいを怠ることなく、しっかりと洗うこともできていた。

人間関係

にこにこまん活動の他に小学校との交流や職業体験の中学生、実習生など年上の人との関わりを持つことができた。挨拶や言葉遣い、関わり方について気を付けられるように声を掛けてきた。思いきり遊んでもらい、大いに甘えを見せながら関わりを楽しんでいた。反面、にこにこまんでは「自分たちが」という気持ちで活動、遊びをリードしていた。

環境

時計を見て、次の活動の始まりを伝えた。片付けはいつまでにするのかを自分で考えられるように促してきた。区切りが悪いときには待ってもらうことで気持ちをスムーズに切り替えられるようになってきた。また、玩具の出し方に応じて「いっぱい出てるからしまっちゃおう」と早めに片付け始める姿も見られ、見通しを持った行動ができるようになってきた。

言葉

数字や文字に触れる機会が増え、特に自分の名前は書ける子が増えてきた。描き順はばらばらだが自分の名前の文字も形は分かってきた。字がわからないときは自分で平仮名シートを持って来て書こうとしている。「あいうえお、かきくけこ…」と五十音を言うことができる子もでてきた。

表現

制作で自分の顔や全身像を表現する機会が多かった。絵の具やクレヨンでは書きづらい箇所は鉛筆で下書きをして取り組んでいた。鉛筆での筆圧や消しゴムで消す時の力の入れ方等わからず紙が黒ずんでしまうこともあったが、子どもたちなりに丁寧に作ろうとする姿がある。…

5歳ぞう組2018年度12月のまとめ

健康

園庭遊びや散歩の機会が増え、活動量も増えた。体調に応じて午睡をとる子はいたが、全体的には午睡がなくなったことでの夕方の眠気は見られなくなった。また、帰り道で寝てしまうという保護者からの声も聞かれなくなった。部屋の掃除を初め、身の回りを清潔にできるように活動の中で取り組んできた。自分たちで掃除や片付けをすることで玩具のしまい方や遊び方が丁寧にできるようになってきた。清潔にすることの気持ち良さを感じることができた。

人間関係

にこにこまんでの活動や散歩を通して異年齢との関わりが多かった。バイキングで3歳児の配膳を手伝うことや散歩で自分たちが道路側を歩くことが身に付き、自分たちで気付き行動できていた。クラス内では、互いの意見・主張がぶつかりトラブルになることがあるが、子ども同士で解決に向かおうとする姿が見られた。

環境

おたのしみ会が終わり、コーナー設定を変え、子どもたちとどこに何があるのかを確認していった。玩具のしまう場所をしっかりと覚えたことで玩具が混在することがなくなり、遊びに集中できるようになった。コマに興味を示す子が増え、その都度コーナーを作った。繰り返しの中で紐の巻き方、投げ方を覚え楽しめるようになった。

言葉

友だちとの間で嫌なことがあると「先生に言うよ」と言う子がいるが、自分で何が嫌だったのか、どうしたかったのか等伝えるように促すと、自分で伝えることができている。生活、遊びの中で「○○していい?」など自分のやりたいことを確認しに来る子が多くなり、要求、したいことを口にできるようになった。

表現

楽器やダンスをしておたのしみ会の余韻を味わう。おたのしみ会でやった楽器とは違う楽器に触れて音を鳴らすこと楽しんでいた。自分の体験を絵にすることが苦手な子が数名いたが「楽しかったこと」等のイメージはできているので、絵を描く機会を増やしていきたい。…

5歳ぞう組2018年度11月のまとめ

健康

11月から午睡がなくなったことで夕方にウトウトする子がいたり、家庭より帰りの最中に寝てしまうという声がよく聞かれた。給食後に「眠い」「寝たい」という子は午睡の時間をとり、夕方も無理なく過ごせるようにしてきた。おたのしみ会に向けた活動が多かったことで今月は体を動かす時間は少なかったものの、徐々に午睡が無くても夕方に影響が見られなくなってきた。

人間関係

おたのしみ会で行う楽器や劇の役を自分たちで選び決めた。その中で、友だち同士で何をやりたいか話ながら決める姿があった。楽器や役が決まってからは、やりかたの分からない子に分かる子が教えてあげたり、内容の部分で自分たちがどうしたらやりやすくなるのかなど話し合いをしていた。

環境

おたのしみ会練習で部屋を広げることが多くなり、室内の環境がなかなか固定できず、玩具の場所もあやふやになってしまった。子どもたちも自由あそびになると落ち着かなくなっていた。コーナーをしっかりと作り、じっくりと遊びに集中できるようにしていきたい。生活面では、物の使い方、自分の身の回りの整理をし、きれいにできるようにしたい。

言葉

友だち同士でなぞなぞを出しあったり、しりとりをして楽しんでいる。語彙が増えてきた中で、相手の気持ちを考えずに思ったことを口にしてしまうことある。言葉でのやりとりの中で、相手の気持ちについても意識できるようにしたい。

表現

楽器や劇あそびを楽しんできて、台詞や動きを覚えていくにつれて自信が見られるようになった。自分たちだけで練習をするよりも、他クラスや他の保育士にみられたり、本番のような緊張感のある場のほうが、だらけることなく、子どもたちも誰かに見られることを楽しみながら取り組む姿があった。…

5歳ぞう組2018年度10月のまとめ

健康

運動会が終わり、疲れがでたのか咳込みや発熱、嘔吐が見られた。朝夕の気温差はそれほど大きくはないが、一日を通して気温が下がってきているので体調の変化に留意している。午睡では、数名は起床時間までしっかりと寝ている子がいる。11月より午睡がなくなるので、怪我などに注意するとともに、子どもが寝たいというときには応じながら無理なく過ごせるようにしていく。

人間関係

友だちとの関係が深まり同じ遊びを楽しんでいるが、同じ遊びの中でもやりたいことが違った際に意見がぶつかりあうことがよく見られている。友だちの気持ちと自分の気持ちの違いに気づきながら折り合いをつけることや、時に我慢しなくてはいけないこともあることを伝えていっている。

環境

玩具の棚や机に乗る、布団庫に入るといった危険を伴う行動は、どんな危険があるのかを子どもたちとその都度話し合っていくことで見られなくなった。サッカーやドッジボールなどに興味を持ち始め、少しずつルールも覚えてきている。他クラスも遊んでいる状況のなかでは、周りの事も気にして、遊びを一旦止めたり、場所を変えたりする姿も見られた。

言葉

お楽しみ会で行う、楽器や劇のことをみんなで話し合う機会を作ることで、自分のしたいことを言葉で伝えていた。劇の台詞については、ある程度の台詞は保育士が案を考えたが子どもたちが自分たちで考え、それぞれ言いやすい言葉に変えていくことではっきりと言えるようになってきた。

表現

運動会やバス遠足など楽しかったことや印象に残ったことを絵にした。自分が見たものを描写することはできても体験した事を表現するということはまだ難しい子が見られ、他児の描いた絵を真似するということが数名見られた。…

5歳ぞう組2018年度9月のまとめ

健康

後半にかけて、気温が低くなったり、台風の影響もあり、体調を崩す子が増えてきた。気管支の弱い子の咳も目立った。体調が悪くなりそうな時や怪我をしたときに自分で伝えに来たり、友だちが怪我をした際も伝えにきたりする姿がよく見られた。

人間関係

好きな遊びを好きな友だちとよく楽しんでいる。運動会をきっかけに縄跳びや組体操などを通して、友だちのできた姿を見て、自分もやってみようとする姿があった。また、友だちの応援や、他クラスの子が走ったりするときに声援を送る姿もよく見られた。その反面でトラブルもあり、男児は手が出ることが多く、女児は意見のぶつけ合いが長い。

環境

玩具の棚や机に乗る、布団庫に入るといった行動が目立つ。危険だということや何が危険なのかということをその都度伝えていたが、全体の約束としてしっかりと伝えていくようにしている。

言葉

全体的に平仮名の読み書きができる子が増えた。書きの方は書き順までは正しくはないので書く意欲がある子には個別に教えていきたい。発語に関しては、何をどうしたいのか、など自分の気持ちや相手にしてほしいことを詳しく話そうとする姿が見られる。一方で、「デブ」という言葉がクラスで目立ってきた。ふざけて言っていても傷つく子がいるということを考えていけるようにしたい。

表現

組体操やバンブー、縄跳びなどできるようになると子どもたちの動きにも自信が出ていた。運動会本番は保護者との距離が近かったが緊張で固くなることなく、声援を力に堂々と表現していた。終わった後は子どもたちにも手ごたえが見られ、達成感を感じていた。…

5歳ぞう組2018年度8月のまとめ

健康

他のクラスで感染症が出ていたが、体調を崩すことなく過ごすことが出来ていた。服が汚れたり、濡れたりした際に自分で着替えているが、汗をかいたときに自ら着替える子は少ない。暑さに負けずによく遊んでいて、水分補給もしっかりと摂ることができていた。

人間関係

友だち同士の関わりがよく見られ、トラブル時においても手が出ることもあるが保育士に見守られながら言葉でのやりとりをしようとしている。食事や午睡など、好きな友だちの傍で楽しげに活動しているが、楽しさから周りが見えなくなり、保育士の話が入らなかったり話し声が大きくなったりすることがある。

環境

物の片付けについては促される回数が減ってきた。片付けたら椅子に座るという流れができてきて、片付けたら部屋を走り回るなどは見られなくなった。部屋の使い方について、棚に飾っている作った玩具をとるのに椅子に乗ることは容認しているが、玩具棚や机に平気で乗る子が増えている。その都度注意されても次の日には平気で乗っているので引き続き注意していく。

言葉

帰りの集まりで話す翌日の活動や保育士と約束したことなどよく覚えている。会話もしっかりとしているが言い方が強くなりがちだが少しずつ落ち着いてきている。会話の中で、何かをしてもらった時に「ありがとう」と自然に言える子が増えてきたように感じる。

表現

ディズニー体操が好きな子が多い。自分たちで体操したい子を集めたり、CDを操作して曲をかけては歌を歌ったり、体を動かして楽しんでいる。組体操では、動きによって掛け声をつけた。子どもたちも自分たちで意見を出し、表現する楽しさを感じている。…

5歳ぞう組2018年度7月のまとめ

健康

気温が急激に上がり、発熱をする子が増えた。溶連菌や肺炎を発症する子もいた。後半にかけて体調は安定していたが水分補給、空調管理には引き続き気を付けていく。酷暑のため外遊びを控えていたこともあり、室内での運動あそびを多く取り入れ身体を動かせるようにしてきた。動きの中で、自分の体重を腕、脚で支える動きが難しい子が多いので無理のない範囲で行なっていきたい。

人間関係

友だちのできないことや間違いなどを必要以上に指摘することがある。自分が言われるのは嫌だという気持ちはあるが友だちには口調が強くなる子が多い。逆の立場のことを考えたり、相手の気持ちを考えられるようにその都度仲介している。

環境

時計を見て「長い針が○になったら□□をするよ」と声を掛けられると、それまでに今していることを済ませたり、その時間になったことに気づき、次の行動がとれるようになってきた。その時の状況や子どものペースに気をつけながら、引き続き見通しを持って活動できるようにしたい。

言葉

休日の出来事やテレビの内容を一生懸命に友だちや保育士に伝えようとしている。自分の思いやしたいことも頭の中でしっかりとできていて、言葉にしようとする姿がある。伝えたい気持ちから力が入り、声が大きくなったり、人の話しを遮ってしまうということもある。伝えることだけでなく、聞くということの大切さも知っていけるようにしたい。

表現

室内では運動遊び、組体操を取り組む中で身体を使った表現遊びを意欲的に楽しむ姿が見られる。友だちと協力して行う動きも、積極的に組む友だちを見つけ、できないことにもすぐには諦めず取り組んでいた。できたことで楽しさを覚え、その後は自分たちで身体を動かしている。外では色水やボディーペインティングをして絵の具に触れ、表現することに加え、色の変化にも驚きや楽しさの表情を見せていた。…

5歳ぞう組2018年度6月のまとめ

健康

全体的には体調を崩すことなく過ごすことができている。雨で室内での活動もあったが大きな怪我になることもなかった。梅雨明けが早く暑い日が続いた中で後半にかけて疲れが見られるようになってきたので休息・水分補給をしっかりと摂りながら過ごせるように翌月も気を付けていきたい。

人間関係

時にケンカをしながらも友だちとの関わりを楽しんでいる。「~された」と嫌だったことをされると保育士に訴えに来る子が多いが、訴えに来た子が原因を作っていることも多いので必要に応じて仲立ちをしている。子ども同士でやりとりをし、解決できるようなら見守っている。

環境

自分の物の管理が少しずつ出来るようになってきた。自分が出したもの、使ったものも片付けようとするが、それ以外はやろうとしない。他のクラスも保育室を利用するので小さい子が片付けきれなかったときなど手伝ってあげられるようにしていきたい。

言葉

特に男児同士で名前の呼び捨てや少し強い口調になったりすることが多いが、他クラスの子や地域の方が来園したときには正しい言葉遣いができている。平仮名に興味を持つ子が増えてきた様子で、献立表のメニューや絵本を声に出して読んだり、制作の中で自分の名前を書いてみようとする子がいる。書けない子も平仮名シートを見ながら書くことに挑戦している。

表現

ラキューやブロック、粘土で好きなものをよく作っている。説明書のある玩具は説明書をみながら再現しようとしている。立体的な作品を作っては、それを使って遊んだり、飾ったり、他の人に見せたりとそれぞれ楽しんでいる。…

5歳ぞう組2018年度5月のまとめ

健康

5月前半は連休があり、多少生活リズムが乱れることがあったが健康面での崩れはなかった。後半にかけては発熱、嘔吐があったが、長引くことはなかった。暑い時などに衣服調節や水分補給を自分でしているが、全体として水分補給はこまめに促していきたい。

人間関係

にこにこまんの活動が始まる前から一緒に散歩に行ったりして関わりがあったため、にこにこまんで集まった際も大きな抵抗はなく、年下の子たちをリードする姿が見られた。クラス内においては、遊び方で友だちと言い合いになりながらも遊びを共有している。保育士を仲立ちに、互いの意見を聞き、どうしたらいいかを少しずつ決められるようにしている。

 環境

・にこにこまんの際、子どもたちと赤・紫・白・黄・緑の5つのグループに分け、クラスのグループも同じにした。にこにこまんの活動において年長がスムーズに集まることができたことで、他クラスの子を迎えに行ってあげることができていた。

・身の回りの物、玩具の使い方について、だしっぱなし、やりっぱなしが多い。使ったらしまう、いらないのであれば捨てることを覚えていけるようにしたい。

言葉

言い方が強くなることや言葉が乱暴になることがあるので、その都度注意をしている。

悪気がなくても言われた人は嫌な思いをしていることもあるので、相手の気持ちという部分も考えていけるようにしていく。

表現

連休のことや移動動物園の思い出を絵にした。楽しかった出来事が頭の中にはイメージができていても、それ絵にするのが難しいという気持ちからなかなか手が動かない子がいた。上手か下手かではないことを伝えていくとともに、絵を描く機会を増やし、自分のイメージを表現できる楽しさを味わえるようにしていきたい。

 

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