5歳ぞう組月のまとめバックナンバー

5歳ぞう組2019年度9月のまとめ

言葉

やっていいことと、やってはいけないことの区別が子どもたちの中で少しずつ気付いてきている。そのため、いけないことをしてしまった友だちに対して「いけないよ!」「せんせいにいうから!」と注意する口調が強くなってしまう姿が多く見られた。今後は、注意するだけでなく、なにがいけなかったのかを相手に伝えられるように促していきたい。

環境

運動会が終わり、部屋の大掃除と整理整頓を行った。子どもたちも自分の身の回りが綺麗になったことが嬉しいようだった。行事が一つ終わったため、部屋の模様替えや席替えを行っていきたい。

表現

運動会の絵を描いた。「〇〇やったよね~」「きばせんがたのしかったからきばせんのえかこうかな」「たくさんかきたいのがあるからせんひいてかくね!」と自分なりに運動会の思い出を絵で表現することができた。

健康

今月は、喉が痛いと言う子が多く、喉の風邪が流行っていた。鼻水が出ている子も数名いた。運動会後ということもあり、週明けからはゆったりと過ごした。

人間関係

男女関係なく遊ぶ姿が多く見られる。友だちの遊んでいる遊びに興味を持つと、「いれて」と言い一緒に遊んだり、園庭や散歩先でクラス全体でドロケイやルールのある遊びを楽しんだりしている。友だちを誘ってリレーを楽しむ姿もあった。…

5歳ぞう組2019年度8月のまとめ

言葉

運動会の練習が始ると、「せんせい〇〇やろう」と子どもたちから声があがり、毎日楽しく練習に取り組んでいる。

相手の気持ちに気付かず自分の意見を通そうとして相手の子が「せんせい〇〇くんが…」と何でも伝えにくることが多い。今後は、相手の気持ちに気付けるよう配慮していく。

環境

運動会の競技で使う二人三脚のバンドや大縄を子どもたちがいつでも使えたり、練習出来たりするように、室内や園庭に出しておくようにした。自由な席で給食を食べることが増えているが、「きょうはここにする!」と日々自分たちなりに席を変えて楽しんでいる。

表現

リズムで初めて行った『兄弟すずめ』『いもむし』では、初めはわからないことから苦戦する子もいたが、練習していくことで少しずつ出来るようになっていった。

健康

夏風邪で休む子が数名いた。休み明けも体調が優れず、咳や鼻水が出る子が多くいた。そのためプールも水遊びで対応をしたり、外遊びや園庭での運動会練習を控えたりしていった。咳が出る子は、午睡時に頭を高くし、寝やすいようにしていった。鼻水が出る子には、こまめに鼻が拭けるようティッシュをより多く用意していった。

人間関係

運動会の練習を通してクラスの団結力がさらに高まってきている。「これを〇〇するといいんじゃない!」と友だち同士や保育者と話したり、意見交換をしたりしながら本番に向けて取り組む姿がある。…

5歳ぞう組2019年度7月のまとめ

言葉

友だちに対して「だいじょうぶ?」「ありがとう」「ごめんね」が言えるようになってきた。困っている友だちや異年齢児に対しても優しく声を掛ける姿が増えてきている。

環境

プールが始まり子どもたちも日々楽しみに登園している。プールでは暑さが厳しいこともあり、なかなか戸外では遊べず、室内で過ごすことが多いが、室内ではカプラやラキューをして楽しんでいた。

表現

7月の製作として、“スイカの絵”を自由に描いた。赤、緑、黒の三色の絵の具を用意し、子どもたちが思い思いにスイカを表現していった。そのため、個性豊かな美味しそうなスイカが多数出来上がった。

健康

大きく体調を崩す子は無く、元気に登園することができた。よく食べることから体力もつき、午睡も数名の子はしなくなってきている。暑さも続くので、子どもたちの体調には引き続き気を付けていく。

人間関係

トラブルの際に、「せんせいにいう!」と言って終わらせてしまう子が多い。“何がどういやだったのか”“どうしてそんなことをしたのか”を自分の口から言えるように促していきたい。…

5歳ぞう組2019年度6月のまとめ

言葉

友だちの名前を呼び捨てにしたり、「おまえ」と言ったりすることが増えてきている。仲が良くなることは良いことだが、名前を呼び捨てにしたり、「おまえ」と呼ぶことは友だちに失礼ということを伝えている。

環境

部屋の机の配置を変えてご飯やおやつを食べたりしている。子どもたちも好きな友だちと近くで食べられたり、会話が弾むため、楽しんでいた。現在の環境に慣れて来た為、様子を見ながら今後棚や机の配置を変えて、コーナーの位置も新しくしたい。

表現

あじさい時計と七夕飾りの制作を行った。あじさい時計は、部屋の時計を見て文字盤を真似して描く子が多かった。描けない子も自分なりの時計に仕上げていた。七夕飾りでは、折り紙を使った。保育者が前で説明をするとすぐに理解し、折り進めることができていた。

健康

気温が急激に上がって来た為、水分補給をするようにより声を掛けていった。園庭で遊んでいる際には、お茶飲み休憩の時間を設けていった。

人間関係

数名の子がごっこ遊びを始めると、興味を示した子どもたちが「いれて」といって遊びの輪が広がり、全体でごっこ遊びを楽しむ姿があった。仲良く遊べている反面、トラブルもあるが、子どもたち同士で解決しようとする姿がある為、見守っていく。…

5歳ぞう組2019年度5月のまとめ

言葉

言葉遣いが悪い子の姿があり、それを周りの子も真似をして言うようになってきている。その都度注意はしているが、中々直っていない。集まりの際に、悪い言葉遣いを優しい言葉遣いにどうしたら変えられるかを子どもたちと話すようにしている。

環境

玩具の棚にビニールテープを貼り、玩具ごとに色分けをした。以前は、「これどこ~?」と聞いていた子どもたちも、色や写真、文字を見て片付けられるようになってきた。また、異年齢の子にしまう場所を教える姿も見られた。

表現

GW明けに、連休中の思い出の絵を描いた。色々な場所に行った子は、紙を区切って描いたり、一番の思い出を真ん中に大きく描いたりと、行った場所や遊んだことを思い出しながら思い思いに作品を仕上げていた。

健康

気温差により、咳や鼻水が多く出ていた。鼻が出ると自分ですぐに鼻を拭き、咳が出そうな時には、口を手で覆っていた。また、今月は怪我をする子が多かった。体を動かすのは良いことだが、安全に遊べるように遊び方を伝えていく。

人間関係

トラブルになると、「せんせい」とすぐに保育者に助けを求める姿がある。子どもたち同士で話し合いができるように、「自分たちでお話しできそう?」と聞くようにしていった。5月の後半から、少しづつ話し合いを子どもたちからするようになってきているので見守っている。…

5歳ぞう組2019年度4月のまとめ

言葉

自分の意思や気持ちを友だち同士で伝えるのがまだ難しく、トラブルになると、保育者に助けを求めに来ることが多い。子どもたち同士で「なんで?」「どうして○○するの?」と聞けるように声を掛けながら促していく。

環境

ぞう組になったという意識が高く、何事にも全力で取り組んでいる。ぞう組の新しい玩具に興味を示し、楽しんで遊んでいるが、片付けの場所が把握しきれていないため、時間が掛かってしまう。当番活動では、ゴミ当番や肥料作り等があるが、中々出来ずにいるため、今後は行っていきたい。

表現

こいのぼりの制作を行った。保育者の見本を見て、自分で進められる子もいれば、「わからない」「どうやってやるの?」と少し苦戦する子もいた。リズムでは、年長になったこともあり、歌も歌いながら、動きも大きく、見本となるような動きを見せていた。

健康

体調を大きく崩す子はいなかったが、咳、鼻水が多く出ていた。特に午睡時に鼻水や咳がたくさん出るため、寝付けずにいる子が数名いた。風邪予防の為に、入室後は手洗いうがいを行うようにしている。正しい手の洗い方のポスターを見ながら手を洗う子の姿もあった。

人間関係

「○○したらあそんであげる」と駆け引きのようなやり取りをしている子がとても多かった。そのやり取りをなくすために声を掛けていくと、言う子の姿は、減ってきた。また、特定のグループが出来始め、そこでのトラブルも見られるようになってきた。トラブルの際には、様子を見ながら必要があれば声を掛けていく。…

5歳ぞう組2018年度3月のまとめ

健康

園庭でドッヂボールを意欲的に楽しんでいた。ボールを手のひらで取ろうとして突き指をしそうになる子が数名いたが個別で取り方を教えていくことで取り方を覚えてきて痛がる姿が減った。全体的には卒園を控えた中で怪我のないよう子どもたちに伝えてきた。遊びの楽しさで周りが見えなくなることもあったが、大きく体調を崩したり、怪我をしたりすることなく過ごすことができた。

人間関係

好きな遊びを好きな友だちと楽しむことができている。移行期間など他クラスに入ることも多く、手伝いなどもよくしていた。自分たちが一番上という意識も持っていて、ボール遊びや追いかけっこではぶつからないように遊びを中断したり、転がってきたボールをむやみに蹴り返したりしないで手渡しをするようになった。

環境

冬から春の移り変わりを感じ、春の動植物への興味も見られ、チューリップの成長や虫探しに励んでいた。室内環境については次の年長のことを考えながら衣類かごやロッカーの整理をし、忘れ物のないように準備をしていた。卒園を祝う会までは卒園を寂しがる子が見られたが、卒園を祝う会が終わってからは就学を楽しみにするようになり、未来のことに期待を持って園生活を楽しむことができた。

言葉

言葉遣いで注意を受けるということが全体的に少なくなった。友だちとのやりとりの中で言い方が強くなってしまうことはあったが、乱暴な言葉は聞かれなかった。また、自分の思いを伝えた上で、「こう言われたらどうしよう」「どうしたらいいの?」と保育士に確認する姿が見られた。子どもなりに相手の反応を考えて自分がどう返答したらいいのかを悩む姿というもの見ることができた。

表現

卒園を祝う会に向けて、感謝の言葉や歌に取り組んできた。初めは、台詞のように言葉や歌詞を発していたが、言われた相手のことを考えられるように伝えることで言葉の強弱が出てきて、相手を思って表現できるようになった。練習では恥ずかしさや自信の無さから言葉が出なかった子も当日は、堂々と言葉にすることができた。…

5歳ぞう組2018年度2月のまとめ

健康

インフルエンザA、7名発症。中旬には終息し、出席率は安定してきた。卒園に向けた制作が増えてきて外で遊ぶ時間が短くなるが、その分外に出たときは大いに体を動かして遊んでいた。サッカー、ドッヂボールの中でボールの捕りかたが中途半端になり、突き指等の怪我が多くなった。生活の中でも、自分で棚を動かそうとして足をぶつける、擦りむくといった怪我が見られた。遠足や卒園を控えている為、子どもたちに注意を促していった。

人間関係

ドッヂボール交流を通して他園の年長児と関わることができた。クラスの中でチーム分けをしている普段と違い、クラスが一団となって試合をしたため勝った時にはみんなで喜びを分かち合っていた。試合が終わった後は、「○○小学校行く人―?」「よろしくね」と子ども同士でやりとりをする姿も見ることができた。

環境

活動に対しての切り替えはスムーズにできている。使った玩具は片づけるようになったが自分が使っていないものは触ろうとしない。年長であるみんなの部屋であることや、小さい子たちができない分はみんながやってあげることを伝えてきたことで、落ちている玩具に気づき、片付ける子が数名出てきた。

言葉

数字への理解ができるようになってきて簡単な足し算を友だち同士出し合う姿が見られる。子ども同士での言葉のやりとりが多く、トラブルにおいてもまずは自分たちで話し合っている。自分で伝えても聞いてもらえない場合に保育士に伝えに来ることもできている。何も伝えられずにただ泣く、何もできないということがなくなってきた。

表現

制作にて似顔絵や絵を描くことが多く、楽しんで参加していた。仲の良い友だちと一緒に描く中で友だちの絵を真似する子が目立った。色使いや描き方などもほぼ一緒ということも何名か見られ、「自分の作品」であるということを伝えてきた。席の配置や時間をずらして自分で考えながら描けるようにすることで、自分のイメージを表現することができていた。…

5歳ぞう組2018年度1月のまとめ

健康

インフルエンザAを数名発症している。気温が下がり寒い日も多かったがドッヂボールやサッカー、大縄等体を動かす事を楽しんでいる。寒さが苦手な子は日なたや保育室への出入り口付近といった暖かい場所を選んで遊びを楽しんでいた。水道水の冷たさの中でも手洗い、うがいを怠ることなく、しっかりと洗うこともできていた。

人間関係

にこにこまん活動の他に小学校との交流や職業体験の中学生、実習生など年上の人との関わりを持つことができた。挨拶や言葉遣い、関わり方について気を付けられるように声を掛けてきた。思いきり遊んでもらい、大いに甘えを見せながら関わりを楽しんでいた。反面、にこにこまんでは「自分たちが」という気持ちで活動、遊びをリードしていた。

環境

時計を見て、次の活動の始まりを伝えた。片付けはいつまでにするのかを自分で考えられるように促してきた。区切りが悪いときには待ってもらうことで気持ちをスムーズに切り替えられるようになってきた。また、玩具の出し方に応じて「いっぱい出てるからしまっちゃおう」と早めに片付け始める姿も見られ、見通しを持った行動ができるようになってきた。

言葉

数字や文字に触れる機会が増え、特に自分の名前は書ける子が増えてきた。描き順はばらばらだが自分の名前の文字も形は分かってきた。字がわからないときは自分で平仮名シートを持って来て書こうとしている。「あいうえお、かきくけこ…」と五十音を言うことができる子もでてきた。

表現

制作で自分の顔や全身像を表現する機会が多かった。絵の具やクレヨンでは書きづらい箇所は鉛筆で下書きをして取り組んでいた。鉛筆での筆圧や消しゴムで消す時の力の入れ方等わからず紙が黒ずんでしまうこともあったが、子どもたちなりに丁寧に作ろうとする姿がある。…

5歳ぞう組2018年度12月のまとめ

健康

園庭遊びや散歩の機会が増え、活動量も増えた。体調に応じて午睡をとる子はいたが、全体的には午睡がなくなったことでの夕方の眠気は見られなくなった。また、帰り道で寝てしまうという保護者からの声も聞かれなくなった。部屋の掃除を初め、身の回りを清潔にできるように活動の中で取り組んできた。自分たちで掃除や片付けをすることで玩具のしまい方や遊び方が丁寧にできるようになってきた。清潔にすることの気持ち良さを感じることができた。

人間関係

にこにこまんでの活動や散歩を通して異年齢との関わりが多かった。バイキングで3歳児の配膳を手伝うことや散歩で自分たちが道路側を歩くことが身に付き、自分たちで気付き行動できていた。クラス内では、互いの意見・主張がぶつかりトラブルになることがあるが、子ども同士で解決に向かおうとする姿が見られた。

環境

おたのしみ会が終わり、コーナー設定を変え、子どもたちとどこに何があるのかを確認していった。玩具のしまう場所をしっかりと覚えたことで玩具が混在することがなくなり、遊びに集中できるようになった。コマに興味を示す子が増え、その都度コーナーを作った。繰り返しの中で紐の巻き方、投げ方を覚え楽しめるようになった。

言葉

友だちとの間で嫌なことがあると「先生に言うよ」と言う子がいるが、自分で何が嫌だったのか、どうしたかったのか等伝えるように促すと、自分で伝えることができている。生活、遊びの中で「○○していい?」など自分のやりたいことを確認しに来る子が多くなり、要求、したいことを口にできるようになった。

表現

楽器やダンスをしておたのしみ会の余韻を味わう。おたのしみ会でやった楽器とは違う楽器に触れて音を鳴らすこと楽しんでいた。自分の体験を絵にすることが苦手な子が数名いたが「楽しかったこと」等のイメージはできているので、絵を描く機会を増やしていきたい。…