言葉
・友だちと会話を楽しみながら遊ぶ子どもが増えてきた。家であったことや好きなことの話を友だちと共有する喜びを感じながら、会話を楽しんでいる。
・テレビやYouTubeで覚えた言葉を意味がはっきりと分からないまま使ってしまう姿も多くなってきた。聞いていて悲しい言葉を使っている時には、意味を伝えたりどんな言葉にしたらよいかを一緒に考えるようにしている。
環境
・ロッカーの中や引き出しの中など自分の物を丁寧に片付けられるように日々声を掛けたり、一緒に整理したりした。保育者の声がけがなくても自分で気が付いて整理し、『綺麗にできたよ』と伝えてくる子もいた。遊びに夢中になり、整理整頓を忘れてしまう子どももいるので、自分で気が付けるようにさりげなく声を掛けている。
表現
・雛人形の制作で、立体の作品に挑戦する。画用紙をハサミで切り、手で押さえながらのり付けするなど初めての挑戦だったので、苦戦しながらも楽しんでいた。『少し難しいけど楽しいね』と話す子や、保育者の説明を聞かずにどんどん進めてしまう子など様々で、個々への声掛けが必要だった。工程が多く時間が掛かったが、少人数で行い無理なく進めるようにするとじっくりと楽しんでいる子が多かった。
健康
・鼻水が出ていても自分から鼻水をかまない子が多くいた。鏡を見て気付けるように話したり、清潔に過ごせるように声を掛けていった。
・戸外に出ると『寒くて動けない』と話す子が数名いたので、『たくさん走ると身体が温まるのよ』と伝え、ゆっくりマラソンを一緒に行ったり、身体を動かす遊びに誘うようにした。
人間関係
・自分の思いだけではうまく遊びを続けられないことが分かってきて、友だちと一緒にいる中で少し自分の気持ちを抑えたり、『じゃあ○○はどう?』など相手の気持ちにも寄り添うようなやり取りが見られるようになってきた。
・相手の気持ちに気が付かず、やめてと伝えられても同じことを繰り返してしまう子がまだいる。友だち関係も変化してきて、以前よりも特定の子と遊ぶ姿が減って友だち関係が広がってきている。